■オープニングフェイズ/シーン1 「天を貫く光」
シーンPC:刀真。GM:まずは刀真から。二部構成となっております(笑)
刀真:ぬ。(笑) GM:アクシア大尉率いる、シュネルギア第一小隊の不在を突いた襲撃。
GM:大気圏上層部からの主天使による直接砲撃。
GM:同時に殺到する、無数のホイシュレッケによる地上進行部隊。
GM:今、瑞穂基地は未曾有の危機に陥っていた。
GM/メイリィ:「はぁ、はぁ。刀真、ホイシュレッケは大体片付いたアルね」
GM:連戦に疲労しながらも、ナビシートからメイリィが状況を確認する。
刀真:「うん…でも、さ。…下を幾ら潰したって…ッ! メイリィ、上ッ!」砲撃をとっさに回避、ってトコで。
GM/メイリィ:「くうううっ、緊急回避アルっ!!」
刀真:ざっ、と右方向に飛びのく。やや反応が遅れたせいか、左下腕を熱線が掠め。
GM:上空からのビーム砲撃をかろうじてかわす
刀真:「…これじゃまるで、オモチャにされてるみたいなモンじゃないか」ギリ…と。奥歯を噛み締める。
GM/メイリィ:「左腕部中破! ……でも、なんだか少しずつ、威力が弱まっている気がするアルね」
GM:事実、最初の頃の一撃は地上にクレーターを空けるほどだったが、今ではかすっても、腕一本で済んでいる。
GM:<探知>振ってみて>刀真
刀真:#3C1
●ダイス:Toma:3c1=1(6,1,4)= 1
刀真:一個。(さむずだうん)
GM:1でも成功してるならいいな。
GM:君の脳裏に笑い声が響き渡る。それは確かに、空からのものだ。
GM:嘲り、蔑み、見下す。そんな感情。
刀真:何かがプチン、と切れる音が聞こえた気が、する。
GM/メイリィ:「くううっ、刀真、高エネルギー反応! こっちを狙ってくるアル!」
刀真:「…こいつッ!」手元のコンソールで主翼を操作、展開。高速機動の体勢で、空に飛び立とうと。
GM:……した瞬間。一条の光が翼をかすめていく。
刀真:「…ぇ?」その言葉で冷静になったか、虚を突かれたか。唖然と、翼を焼く光条を見上げる。
GM:直撃させず、嘲笑うように。至近距離への着弾で、追いまわされていく。
GM/メイリィ:「刀真! 悔しいのはわたしも同じアル! けど、焦ったら――!」
刀真:避ける、避ける、避ける。その都度、純白だった機体は焼け焦げ、黒く変色してゆく。
GM:そして気付くと。基地の上空にまで追い込まれていた。
刀真:「焦ったら負ける…分かってる、分かってるよ! でも、このままじゃ…!」
刀真:ふと、全周囲モニター越しの地上に目を落とし。
GM:そして、最後の一撃が放たれる。かわせば……無論、基地に落ちる一撃。
刀真:「…ここで避けたら基地を落とす。そう言いたいのか、あいつ…!」
刀真:基地の盾になるかのように。避けることを棄てた、相打ち覚悟の構え。無論、それは相手が同じ高さなら成立する話ではあれど。
GM/メイリィ:「刀真、ダメアルーーーーーーッ!!」
刀真:「けど、メイリィ! 下には皆が…ここで引いたら、僕は…ッ!」
GM:君を庇うメイリィの感触を最後に、刀真の意識は途切れた―― GM:戦闘後。瑞穂基地集中治療室前。
GM:あ、ここから内海は登場可能です(笑)
内海:おう(笑)
GM:メイリィが運び込まれてから、かなりの時間が経過していた。
GM/羽村:「ふう……」がちゃり、と扉を開けて出てくる。
内海:「…………」(無言で医務室の前に佇んでいた)
内海:「どうだった?」>羽村
刀真:治療室前の長椅子。何処か虚ろな瞳で床を見つめ…音に反応して、がばと身を起こす。
刀真:「…先生、メイリィは…メイリィは!」噛み付かんばかりの勢いで、詰め寄る。
GM/羽村:「峠は越したよ。さすが黒い天使核の所持者ってことかな」
内海:「……そうか。相変わらず腕が良いなぁ、助かるよ」(へらっ)
GM/羽村:「とはいえ、同じ機体に乗っていて軽傷で済んだ刀真くんにはもっと驚きだけど。……"血"かな、これも」
GM/羽村:「意識は戻ってるけど、面会するなら短時間でね」
内海:「だそうだよ、刀真くん」(頷く)
内海:「あんまりひっついてメイリィを困らせないよーにするなら、面会を許可しようじゃないか」
刀真:「…あ、うん。…それじゃ内海さん、羽村先生。ちょっと行ってきます」
刀真:内海の言葉にちょっと虚を突かれたように。でも、すぐに力ない笑みを浮かべて。
刀真:「内海さんのそういうトコ、正直普段は気に障るんですけど。…今だけは、ちょっと感謝してます」軽く頭下げて、急ぎ足で室内へ。
GM/羽村:「いやはや、若いのにマメでいいねぇ、彼は」<刀真>内海
内海:「まぁ、メイリィには何よりの薬ってとこだろ」(に、と笑う)>羽村
内海:「それに……状況が状況だからね。何なら意識不明でも“座れれば御の字”だったんだ」
GM/羽村:「第一小隊は琉球に釘付け、か。キツイね」>内海
内海:「ああ。……手持ちの戦力でどうやって対抗するか。しょーじき、頭が痛い」(笑)>羽村
内海:「ま、後は若い子同士ってことで……。疲れたろ? コーヒーでも奢るよ、羽村せんせ」(へらっ)>羽村
GM:では、内海と羽村退場(笑)<コーヒー GM/メイリィ:「……刀真アルか?」
刀真:「…うん。その……ごめん、メイリィ。僕のせいで、その…」微妙に視線を合わせ辛い、でも目を逸らしたくない。
GM/メイリィ:「……できれば出てって欲しいアル。わたし、悔しくて、絶対泣いてるアルから」
刀真:「その頼みは、聞けない。…今出ていったら、多分。きっと僕、二度とメイリィに会えない。…そんな気が、する」カーテン越しに、揺れる声。
GM/メイリィ:「もう、頑固アルね。……そこにいてくれるだけなら、許してあげるアル」
刀真:「頑固はお互い様、じゃないかな。…僕は頑固なだけで、誰も守れやしないけども」
刀真:「一番近くに居た人さえ、僕は…」沈みゆく声。
GM:シーンエンド。 |