エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第24話『這い寄るもの』◇

「やっぱ、ほら、俺ら人間が天使の力なんか借りなくたって空、飛べるんですよ?」 ――加賀修平

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1///
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告

「敵機撃墜確認。基地に帰投する」

 いつもと代わらない、簡単な迎撃任務。そのはずだった。
 だが恐るべき敵は、その時すでに瑞穂基地へと忍び込んでいたのだ。

「この基地にスパイぃ? ま、アタシの心当たりだけでもひぃふぅみぃの……」
 いつものようにアクシアは笑い、

「おらぁそこ! いつまでも油売ってんじゃねえぞ?!」
 いつものように中島三郎は怒鳴り、

「……………………犬」
 いつものように凍は無口な、瑞穂基地。

 誰も知らないのだ。
 この基地が今まさに内部から蝕まれ、崩壊しようとしていることを。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第24話
 『這い寄るもの』

「た……助けてくれよ、俺、こんなんで死にたくねえよぉッ!!」
「あきらめなさい。これが、あなたの結末」


シナリオハンドアウト
▼PC1 シオン・ミドウ  ギアドライバー/ストライカー
 ナビゲーター:トゥアレタ・クレーリオン
 ダーザイン:【仔猫からの甘え】
 ある日、君の相棒が連れてきた1匹の仔猫。
 可愛らしい仔猫を飼いたいという彼女の言葉に、君は笑顔かはたまたため息か。……その仔猫が、瑞穂基地を恐怖に陥れることなど、まだ君たちは知らないままに。

▼PC2 レイモンド・サダルメリク  機械化兵
 ダーザイン:【加賀修平からの尊敬】
 新入りの整備兵が、最近何かと君に話しかけてくる。加賀修平という名の彼は、瑞穂基地に配属され、シュネルギアや君の機体のような最新鋭機を整備できることに喜びを感じているらしい。
 若者特有の邪気の無さや明るさ。君はそれらを身近に感じ、悪い気はしなかった。

▼PC3 ジークベルト・ノイマン  情報将校
 ダーザイン:【カノンからの警戒】
 瑞穂基地に、スパイが紛れ込んでいるとヴィヴリオは言った。
 調査を頼まれた君が真っ先に思い浮かべるのはカノン――合衆国天使十字軍から、ノーマン・ベイカー中将と共に亡命してきた彼女だ。
 基地内でも独特のポジションを確保している彼女に――それだという確証は無いのだが。

▼PC4 八坂凜・シュヴァインオーグ  ギアドライバー/シューター
 ナビゲーター:八坂凍
 ダーザイン:【侵入者からの偽装】
 迎撃任務に出撃した君は、凍と共に首尾よく敵を撃破することに成功した。
 だが、君は油断していた。
 敵はまだ死んではおらず、それどころか今、瑞穂基地の中枢部へと食い込もうとしている……!


自己紹介
シオン:「僕はシオン、シオン=ミドウ。一応G3の少尉ってことになっている」
シオン:「見てのとおり、純粋なヤシマ人じゃない。 母親はヤシマ人なんだけどね」
シオン:「こんな外見だから合衆国のスパイ扱いされるのは日常茶飯事さ」
シオン:「裏切ったと思ったらいつでも後ろから撃って構わない。 どうせ一度死んだはずの命だ」
シオン:クラスはギアドライバー/ストライカー。瑞穂中学三年。
シオン:所持ダーザインは【トゥアレタからの戸惑い/2】【合衆国からの憎悪/2】
シオン:仔猫からの甘え/2】【八坂 凜 シュヴァインオーグ からの闘争心/2】。以上(オーバー)!

レイモンド:「第七飛行小隊長、レイモンド=サダルメリクだ(敬礼)」
レイモンド:「出撃しちゃあ俺以外の部下が全滅するんで、死神呼ばわりされるところもあるがね……」
レイモンド:「ま、宜しく頼まぁ」
レイモンド:#ダーザインは【ハルトマンからの信頼/2】【ヴィヴリオからの執着/2】【ひまわりからの純愛/2】に、
レイモンド:#アクト分【加賀修平からの尊敬/2】とPC分【シオンからの興味/2】。以上(オーバー)!

ジークベルト:「G3大尉ジークベルト・ノイマンだ」
ジークベルト:「戦局はいよいよ厳しいものとなってきたが、各々が持てる力を十分発揮し、一層奮起してもらいたい」
ジークベルト:「(苦笑して)とりあえず、難しいことは我等大人に任せて、思いっきり暴れて来い」
ジークベルト:統一帝国人とヤシマ人のハーフ。統一帝国籍であるが、生まれも育ちもヤシマのため、そのメンタリティはヤシマ人のそれに近い。
ジークベルト:しかし幼年兵として、幼い頃から統一帝国のために働いてきたため、その忠誠心に疑問を差し挟むものはいない。
ジークベルト:#ダーザインは【統一帝国からの信頼/2】【維馬篭代胤からの期待/2】【G3からの信頼/2】
ジークベルト:加えて【カノンからの警戒/2】【レイモンドからの敬遠/2】、以上。

凜:「わたしは凜。八坂凜・シュヴァインオーグ。階級は中尉よ」
凜:「凍の事は知ってるわね? 私も、昔あの娘と同じ所で育てられていたの」
凜:「今は、統一帝国の退役軍人に引取られて、家名を貰っているのだけれど」
凜:「まあ、それは兎も角……仲良くしましょ」(ニッコリと、猫の皮をグロス単位で被りつつ)
凜:クラスはギアドライバー/シューター
凜:所持ダーザインは【八坂 凍からの信頼/2】【軍上層部からの期待/2】
凜:【侵入者からの偽装/2】【ジークベルト・ノイマンからの好奇心/2】
凜:以上、送レ。


■オープニングフェイズ/シーン1 「任務完了」
 シーンPC:凜。

GM:夕陽に向かって、凜と凍の駆るシュネルギア2番機――シュトルムは、深い山林の上空を飛んでいた。
GM:小規模な敵集団の攻撃を撃退した後、一体だけ離脱しようとした天使兵を追撃しているのである。
GM:敵はホイシュレッケ級。シュネルギアにとっては雑魚のようなものだが、このまま逃がして無防備な街にでも降りられたら、大惨事を引き起こしかねない。
GM:後部のナビゲーター席で凍が敵天使兵を補足し、凜に告げる。
GM/凍:「…………見つけた。11時の方向、距離8000」
凜:「了解。逃してなるもんですか!」高Gに苦しみつつ
GM/凍:「…………! 来る」
GM:諦めたのか、それともこれは何かの罠か。
GM:キシャア! と咆哮を上げ、ホイシュレッケが反転する。
GM/凍:「…………気をつけて。凜、迎撃体勢を」
凜:「大丈夫! この位置なら……」慎重に狙いを定めて
GM/凍:「…………普通のホイシュレッケとは、どこか、違う」
GM/凍:「……かも」
凜:「凍、カウントスリーで右旋回!」聞いてない(笑)
GM:美しい軌跡を描き、旋回するシュネルギア。
GM:ドドドッ! とシュトルムの20mmアサルトライフルが火を噴く!
GM:だが。
GM:襲い掛かってきたホイシュレッケは、信じがたいことに凍のナビゲート付きの射撃を2度、3度と躱してきた。
GM/凍:「…………凜、モード切り換え。直接射撃で、仕留める」
GM:後席の、凍の声の温度が下がったような気配を、首筋に感じる。
凜:「本気で振り回して良いわよ、凍! わたしの事は気にしない!」
GM/凍:「…………分かった」
GM:ぐん! と急制動がかかり、もの凄いGがコクピットを襲う!
GM:ホイシュレッケに突き込まれる、20mmの銃口。
GM/凍:「…………凜」
凜:「このわたしを……わたし達を相手にして……逃げきろうだなんて……サッカリンより甘いってのよ!」必死でGに耐えながら、トリガーを引き絞る
GM:機体に敵の手が触れる寸前、ホイシュレッケに20mmアサルトライフルの銃弾が食い込んだ。
GM:鳥の鳴き声のような悲鳴。内蔵と体液とがぶち撒けられ、シュトルムの装甲を汚す。
GM:機体を染めるのは装甲を照らす夕陽か、それとも飛び散った鮮血か。
GM/凍:「…………敵機、撃墜を確認」
凜:「うわっ! き、汚ったないわね、この……」眉を顰めて
GM/凍:「…………これより、帰投する」
GM:常に冷静な相棒が基地に報告するのを聞きながら、凜は機体を瑞穂基地へと向け、帰還ルートに入った。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「委員長のおねだり」
 シーンPC:シオン。

GM:凜が逃走した敵の追撃を完了し、帰途に付いている頃――瑞穂基地。
GM:一足先に帰還したシオンが部屋で身体を休めているところに、ノック。
GM/トゥアレタ:「ね、ねえシオン。……ちょっと、大切な話があるんだけど、いいかしら?」
GM:突然の、トゥアレタの来訪。
シオン:「なんだよ? 珍しい」
GM:何事かと思って開けて見れば、どうにもこうにも妙な違和感を覚えずには居られなかった。
GM:瑞穂中学校特務クラスの制服姿でありながら、この年頃の少女に比べれば遥かに豊かなムネと、同じく膨らんだ、お腹。
GM:膨らんだ……お腹。
シオン:「・・・・猫? 犬?」
GM/トゥアレタ:「……貴方の子供」(真顔で冗談を返す)
GM/トゥアレタ:「…………」
シオン:「・・・キスで妊娠しないよ人間は(苦笑)」
GM/トゥアレタ:「……ふん、だ!」(つーん、とそっぽを向く。でも顔は赤い(笑))
GM:おあつらえ向きに、にゃあ、とトゥアレタのお腹が鳴く。
GM/トゥアレタ:「こんなこと、シオンに相談しようと思ったわたしが馬鹿だったのよ。えーよく分かりましたとも」
GM:ぷんぷん、と怒りながら踵を返すトゥアレタ(笑)。
シオン:「・・・隠れ家にできそうなとこ確保しないとね。餌はどうするかな・・・」
GM:ずかずか、と言った勢いで歩き去ろうとして……ぴたッ、と止まる。
GM/トゥアレタ:「〜〜〜〜ッ!!」
GM:観念したように、ブレザーの裾を捲り上げるトゥアレタ。そこに収まっていた小さな仔猫は、器用に床に着地して、また「にゃあ」と鳴いた。
シオン:「とりあえず個室だし。ここにするか? 立場上トゥアレタの部屋じゃまずいだろうしね」
GM/トゥアレタ:「……い、いいのシオン?」(今さら遠慮する(笑))
シオン:「いいのもなにも、ここまで首突っ込ませてから遠慮しないの。それに僕の部屋なら僕の単独行動でごまかし効くだろ」
GM:ひょい、と仔猫を拾い上げ、胸に抱くトゥアレタ。
GM/トゥアレタ:「そ、そうね。ありがと……」(ちょっと俯いて。やっぱり真っ赤)
GM/トゥアレタ:「ほ、ほらシオンも触ってみなさいよ……。ね、ふわふわでしょう?」
GM:と、いきなりずいッ、と仔猫を差し出してくる。
GM:仔猫「にゃあ〜」(ごろごろ)
シオン:「それで、この仔なんていうの?」
シオン:受け取りながらたずねます
GM/トゥアレタ:「ん。まだ決めてないわ。……シオンが決めて?」
GM:嬉しそうに微笑むトゥアレタ。
GM:そんな彼女は、ちょっと反則なくらいに――綺麗だった。
シオン:ちょっとドキッとしながら(赤くなってます)
GM:シオンの腕に移った仔猫を撫でる彼女の手つきは、どこまでも、優しい。
GM:そんなトゥアレタの姿こそ、シオンにとっては天使と呼べる存在かも知れなかった――。
シオン:「そうだな・・・女の子みたいだし、アリスってところでどうかな?」
GM/トゥアレタ:「アリス? ――ふふ、そうね、この子にぴったりかも」
GM/トゥアレタ:「ね、迷子の仔猫さん?」(つんっ、と額をつっつく)
GM:仔猫「にゃあ」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「潜入者」
 シーンPC:ジークベルト。

GM:急な呼び出しを受けたジークベルトが、いつものようにヴィヴリオの執務室を訪ねる。
GM:当のヴィヴリオは、いつにもまして不機嫌そうな様子でジークベルトを見た。彼女の表情は、透過光を映しこむ眼鏡の向こうにあって見えない。
GM:「ああ、ノイマン大尉。いつもご苦労」
GM:ジークベルトをそう労わってから、ヴィヴリオはつまらなそうに言った。
GM/ヴィヴリオ:「あまり気分のいい話ではないのだが……」
ジークベルト:「何かよからぬことでもおきましたか?」
GM:直裁には答えず、ブラインドの下りた窓越しに、ヴィヴリオは滑走路へと視線を転じる。
GM/ヴィヴリオ:「そもそもシュネルギアとその周辺技術は、ヤシマに逃れて来た統一帝国の技術者たちが磨き上げた結晶だ」
GM/ヴィヴリオ:「他方、合衆国のフーファイターについては、V機関の産みの親たるシャウベルガー博士が研究していた人間戦車の直系、と言って良いかも知れない」
GM:どこか少し、懐かしそうな声を出すヴィヴリオ。
ジークベルト:「どちらも、基本は似たようなものかもしれませんがね」誰とはなくつぶやく
GM:だが、すぐにそれは厳しいものに戻る。
GM/ヴィヴリオ:「つまり、だ。この基地には人類が生み出した人間戦車、その最先端技術が両方とも揃っている。――ある種の連中に取っては、喉から手が出るほど欲しいのも分からなくは、ない」
GM/ヴィヴリオ:「で、だ。どうやらそう言った連中が、この基地にネズミを一匹忍ばせたらしいと報告があったのだよ」
GM:向き直り。ぱさり、とレポートの束を机上に置くヴィヴリオ。
ジークベルト:「この基地では、珍しくもないことですが……(苦笑)」<ネズミ
GM:ざっと目を通す限り、正規のものでない暗号通信が瑞穂基地周辺で行なわれている形跡が報告されていた。
GM:通信が傍受されている時点で素人の行動だが、使っている装置が優秀なのか、スクランブラーを解除できず、発信源や内容を突き止めるまでには至っていない。
ジークベルト:「(レポートを読み)……ほう、これは……」
GM/ヴィヴリオ:「そこでだ、ノイマン大尉。君の本業とも言える諜報活動及び警備について、より重点的に取り組んでもらいたい」
GM/ヴィヴリオ:「この基地に蓄積されている、人間戦車の技術を外部に漏洩している輩を見つけ出し、貴官の責任で処断したまえ」
ジークベルト:「(頷いて)了解しました。直ちにネズミ捕りにかかります」
GM:ふう、と息を吐くヴィヴリオ。
GM:瑞穂基地にスパイが居る。何人かの顔が脳裏に浮かび――おそらく、真っ先に浮かんだ人物については、2人とも同じだったのではないか。
GM/ヴィヴリオ:「毎度のことだが面倒をかける。済まないな」
GM:いつも通り、済まなさそうな顔などせずに、ヴィヴリオはそう告げた。
ジークベルト:「いつものことです、気にしないでください」気軽な顔を装い、敬礼
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン4 「新人整備兵」
 シーンPC:レイモンド。

GM:敵襲後の哨戒任務を終えたレイモンドの“飛影”が滑走路に着陸する。
GM:ハンガーに機体を収納し、コクピットから降りたところで、1人の整備兵が駆け寄って来た。
GM/加賀:「レイモンドさん、お疲れさまです!」
GM:男――いや、まだ青年といった顔つきの整備兵は、加賀修平。先日、瑞穂基地に配属となった若きメカニックであった。
レイモンド:「ぐわー、あちあちあちあぢー。おい誰か、冷え冷えのコーラちょんまげー」ぐったり。
GM/加賀:「あー、こりゃ駄目だ。いつもの3割増しっすねーレイモンドさん」(笑)
GM:苦笑しつつ、小脇のクーラーボックスからコーラ缶を取り出す加賀。
レイモンド:「うるせー。こちとら脳が茹だってたまんねーんだー……おう、さんきゅー」額に当てる。
GM/加賀:「そう思って、カチカチに凍らせときました。けっこー行けると思いますよ?」
GM:じゅわー、といい感じに湯気が立つコーラ缶。
GM:キーン! と脳髄に直撃する、冷気。
レイモンド:「……破裂しねぇだろうな(苦笑)」
GM/加賀:「さぁ……?」(苦笑)
GM/加賀:「で、機体の具合とか、どうでした? 出力ゲージをちょっと調整して、レイモンドさんのクセに合わせてみたつもりなんすけど」
レイモンド:「あー? んー……吹き上がりは十分だが伸びが足りねぇな。戦闘機動に移る間にやられそうな気がするぞ、このままじゃ」
GM/加賀:「あちゃー」(と、天を仰ぐ)
GM/加賀:「飛影はもともとパワーバランスの良いタイプの迎撃機っすから、レイモンドさんのような腕利きだと、返って扱いづらいってコトもあると思ったんすけど……」
GM:まだまだっすねえ俺、と頬を掻いて苦笑い。
レイモンド:「ま、もう心持ち加速重視に合わせてくれよ。頼むなー」
GM:あいっす、と敬礼する若き整備兵。
GM:まぁ、歩きながらあれこれ話しこむわけで……。
GM/加賀:「でも、やっぱ飛行機はいいっすねえ。人間戦車やフライングユニットも嫌いじゃないんすけど、やっぱ、ほら、俺ら人間が天使の力なんか借りなくたって空、飛べるんですよ?」
GM:とか
GM/加賀:「俺、ここに来る前はバイクいじりが趣味だったんですけど。バイクも飛行機も同んなじっすよ。手をかければかけただけ、応えてくれる」
GM:とか
GM/加賀:「ま、飛行機はバイクなんかより難しさもやりがいもダンチっすけどねえ、やっぱ……」
GM:など。
レイモンド:「ふーん……俺は飛行機以外乗らないからなー」
GM:ついつい、熱を入れて話し始めた加賀の背中を見咎めたのか、罵声が一つ。
GM/中島:「おらぁ修平! 何ァに油売ってやがる!」
GM:びくん! と何か、犬っぽい尻尾がぴん! と立つように加賀の背筋が硬直(笑)。
レイモンド:「おー、おやっさーん。そう怒んなよー」宥めつつ
レイモンド:「ま、見つかっちゃあしょうがねぇよな。さっさと仕事戻っとけ」肩ぽん。>加賀
GM/中島:「うるせえ! 無駄口叩いてる暇があったらなぁ……」
GM/加賀:「やべッ。すんませんレイモンドさん、俺、戻ります!」
GM:ぺこっ、と礼をして駆け出す加賀。
GM:慌てて走って行き、ボグッ、と中島整備班長に殴られる。
GM:そんな彼らが居ればこそ、自分と愛機は戦い続けることが出来るのだろう……。
レイモンド:「……さて、そろそろ溶けてるといいんだが……アイツ、気はいいがどっか抜けてるよなー」
レイモンド:ぷしゅ。
レイモンド:ずびーっ!!
レイモンド:「……やっぱな」顔面びっしょり。
GM:出力全壊で、コーラが格納庫の宙に舞った……。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠