エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第26話『新世紀の鼓動』◇

「非常に優秀。そう、優秀だよ君は」
――オリヴィー・ハース

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 第三世代人間戦車シュネルギア。現在のヤシマを守る鋼の天使殺し。
 だが戦線は刻々と変化し、それに伴い新たな兵器も日々開発されている。その中でも急務なのが……“第四世代人間戦車”の開発である。

 そのテストベッドのひとつ、無人仕様機“X−01月光”の天使化という不幸な事故により、開発は頓挫していた。だが、瑞穂基地に新たな実験機が運び込まれてきた事により、その計画は新たな段階を迎えることになる……。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第26話
 『新世紀の鼓動』

「私はね、それを蹂躙した帝国を……絶対に許さないと、心に誓ったんですよ」


シナリオハンドアウト
▼PC1 郷 理々太  ギアドライバー/シューター
 ナビゲーター:??
 ダーザイン:【草薙伊音からの疑惑】
 第四世代人間戦車の実験機“タケミカヅチ”。そのテストパイロットが君だ。
 君は、瑞穂基地に機体とともに赴き、そこでナビゲーターと引き合わされることになる。
 だが、彼女の君を見る眼は、好意的とは呼べない……。

▼PC2 橘 響  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:??
 ダーザイン:【草薙伊音からの寂しさ】
 君と長くコンビを組んできた彼女。
 しかし、彼女は新型実験機のナビゲーターとして抜擢され、君とのコンビが解消される。
 もちろん一時的なもの、と説明されるのだが……。

▼PC3 服部 涼蔵  情報将校
 ダーザイン:【ヴィヴリオからの信頼】
 瑞穂基地に運び込まれてきた新型実験機“タケミカヅチ”。
 彼女は、君にこの機体についての調査を命じてくる。


自己紹介
理々太:「ギアドライバーの郷 理々太。テストパイロットです」
理々太:「……ご安心を。ちゃんと務めます。じゃないと、代わりにもなれない」
理々太:「それだけしか……残ってませんから」
理々太:黒髪、黒瞳の14歳の少年。クラスはギアドライバー/シューター。
理々太:自分の存在を否定し、必死に親友の代わりを務めようとする。
理々太:#ダーザインは【親友からの信頼/2】【草薙伊音からの侮蔑/2】【橘響からの苛立ち】以上。

響:「オレは橘響。響(ヒビキ)でいいぜ」
響:「いちおう少尉だっけか。シュネルギア3番機“マサムネ”のドライバーだ」
響:「気がつきゃ、オレもけっこう古株になっちまってるんだよなぁ……」
響:「っと、忘れるところだった。ナビゲーターは草薙家の伊音ちゃんな。冗談は通じない方だから、気をつけろよ……っとと、悪ィ悪ィ(苦笑)」<睨まれた(笑)
響:「ま、よろしくな。とりあえず、お互い頑張ろうぜ」
響:#ダーザインは【草薙伊音からの幸福感/2】【自己からの執着/2】【草薙伊音からの寂しさ/2】【服部涼蔵からの同情/2】。
響:以上(オーバー)!

服部:「……服部です……宜しく」
服部:「………何か?……ああ、これですか?(ミラーシェードをくいと直して)……気にする程の事ではありませんよ」
服部:「……沈黙は金…無駄な言葉は言わぬことです…」
服部:「何気なくした事でも、きちんと相応の責任を取らなくてはね」
服部:常にミラーシェードをかけ、表情を崩さず淡々と任務をこなす男。
服部:日本軍所属で、階級は少佐。
服部:#ダーザインは【一族からの重圧/2】【ヤシマからの信頼/2】【ヤシマ軍部からの信頼/2】【ヴィヴリオからの信頼/2】【郷理々太からの不信感/2】以上です……。


■オープニングフェイズ/シーン1 「代役」
 シーンPC:理々太。

GM:死んだ友に代わって、ギアに乗る訓練を受けていた理々太。
GM:そんな繰り返しの日々のある日、教官に呼ばれる。
理々太:「失礼します」
GM:教官「郷訓練生、来客だ」
GM:教官室にはすでに先客がいた。
理々太:おぼつかない敬礼で、その言葉に答えます。
GM:金髪の青年。
GM:教官「彼が、郷訓練生です。オリヴィー博士」
GM:オリヴィーと呼ばれた金髪の青年は、ふむと君を見る
GM/オリヴィー:「君の訓練のデータは見せてもらいました。ヘルプストハイムチェックもね」
GM/オリヴィー:「非常に優秀。そう、優秀だよ君は」
理々太:「……いえ。そんなことはありません」
GM:ぽんぽんと、君の肩を叩く。
GM:教官「郷訓練生、オリヴィー博士はお前を試作機のテストパイロットとして採用したいと言われている」
GM:教官「設計思想は、お前が訓練しているマサムネタイプに近いから、問題は無いと思うが、どうだ」
理々太:「本当ですか?」身を乗り出しかけて、とどまる。
理々太:「そう、ご命令いただくことを望みます」
GM/オリヴィー:「よろしい、ではすぐ仕度をしなさい。瑞穂基地で君の新しいパートナーが待っている」
GM:と、オリヴィーは君に「資料です」と、紙束を渡す
GM:資料には、人物のデータと写真がクリップされている
理々太:「はっ! 存分に……代わりを努めさせていただきます」焦るような目で、資料を受け取る。
GM:ヤシマ陸軍中尉 草薙伊音。
GM:二つの『角』を持った、しかめつらの少女がそこに写っていた。
GM:なんかありゃどうぞ
理々太:「あっ……」
理々太:「……一緒、なんだ」エンドOKです。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「配置転換」
 シーンPC:響。

GM:いつもの訓練が終わり。
GM:シャワーで汗を流した後、食堂で牛乳でもキューっといくかー! と思っているとき
響:「ふー、やれやれ」(てくてく)
響:「……コーヒー牛乳、ちゃんと残ってるだろうなー」
GM/まどか:「第13実験部隊の橘少尉、草薙中尉。両名は至急司令官室に来てください」
響:「……は?」(スピーカー見上げ)
GM/まどか:「繰り返します、橘少尉、草薙中尉。両名は……」
GM:と、館内放送が流れる
響:「っ、何なんだ、一体?」
GM/伊音:「ふむ。急ぐぞ、響」
GM:シャワーあがりのほほが赤い伊音が隣を歩いている
響:「あ、ああ。そうだな」(ちょっと照れつつ)<シャワー上がり伊音
響:疑問に思いつつ、司令官室に向かおう。

GM:そしてあっという間に司令官室
響:「…………」
GM/ヴィヴリオ:「楽にしろ」
GM:ぎしっと、高そうな椅子に腰掛けているヴィヴリオ
響:「はっ」(敬礼してから、へらっと肩の力を抜く)
GM/ヴィヴリオ:「橘響少尉、草薙伊音中尉」
GM/ヴィヴリオ:「両名は、明日付けをもってシュネルギア3番機、マサムネの搭乗資格を一時凍結する」
GM/伊音:「!?」
響:「…………は?」(かちーん、と凍る)
響:「ちょッ、ヴィヴリオ司令! そりゃ一体どういう……?!」
響:ぐわーッ! と食って掛かりたいのを抑えつつ。
GM/ヴィヴリオ:「草薙伊音中尉は、同日付をもって試作機“タケミカヅチ”のナビゲーターに任命」
GM:響をスルーしつつ、ヴィヴリオは続ける
GM:伊音はぽかーんとしている
響:「試作機のナビゲーター? 伊音が?」
響:ヴィヴリオと伊音を交互に見つつ。
響:「ちょっと待ってくれ、しれ……」(俺は? と言いかけて止める)
GM/ヴィヴリオ:「橘響少尉は、同日付けを持って中尉に昇進。当面、ナビゲーターの補充を待つこととなる」
GM/ヴィヴリオ:「以上だ」
GM:ぎしっと、椅子をきしませるヴィヴリオ
GM/伊音:「…なにか…なにか問題があるのですか!」
GM/伊音:「我々のコンビになにか!」
響:「……伊音」(嬉しいんだけど、でも止めるべきだ、と考え)
響:実行し切れなくて、肩に軽く指が触れるだけ(笑)。
GM/ヴィヴリオ:「被撃墜率の高さ」
響:「……ぐッ」(言い返せない(笑))<被撃墜率
GM/ヴィヴリオ:「白兵専用の人間戦車への上層部の疑問符。以上」
GM:もう言うことは無い、とばかりに手を振る
響:「……じゃあ、マサムネは待機扱い、ですか?」>ヴィヴリオ
GM/ヴィヴリオ:「詳しいことは、リヒトヴィッツ大尉から聞け」
GM:伊音が君の服の裾を引く
響:「……ッ!」(ぎり、と拳を握りつつ)
GM/伊音:「行くぞ…響…」
響:「………………ああ」(納得できないので、僅かに頷くのみ)
GM:司令官室を出て、なにかあればどうぞ
響:「…………くそッ!」(ガン! と壁に裏拳を叩き付ける)
響:以上で(笑)。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「いつもの仕事」
 シーンPC:涼蔵。

GM:響たちが出て行った後の司令官室
GM/ヴィヴリオ:「もういいぞ、服部少佐」
GM:と、部屋の隅に声をかける
服部:「……………………宜しかったのですか?」
GM/ヴィヴリオ:「政府からの命令だ、無視するわけにもいかん」
服部:「…………なるほど…………正論ですね……」
服部:「………誰であろうと有能ならば生かされ、無能であれば切られる……当然の事だと思いますよ……」
GM/ヴィヴリオ:「それだけならば、な」
服部:くいとミラーシェードをなおして
GM:机の上には、試作機の資料
GM/ヴィヴリオ:「開発者は、合衆国からの亡命者だそうだ」
GM:と、紙束を君のほうに投げて渡す
GM:第四世代人間戦車、試作2号機“タケミカヅチ”。
GM:試作1号機“月光”を開発した八幡重工とは別の会社、倉島重工業の名がある。
GM/ヴィヴリオ:「“タケミカヅチ”には、資料では怪しいところは無い。もちろん、開発者のオリヴィー博士にもな」
GM/ヴィヴリオ:「明日、倉島重工業から“タケミカヅチ”とオリヴィー博士、そのテストパイロットが来る」
GM:わかっているな? という視線を向ける
服部:「………………つまり、いつも通り………と言う事ですね………」
GM/ヴィヴリオ:「そう、いつも通りだ」
GM:君の、いつもの仕事
GM:なんかありゃどぞ
服部:「………………では」すと一礼後、資料を持って音も無く退室
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠