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◇ 第17話『幸せで、あるように』◇

「わたし、もう泣かないもん……優太君と、優太と約束っ」
――三芝早苗

 

シーン1/シーン2/シーン3/エンディング:///
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「裁きの光」
 シーンPC:亮。

GM:天使に対抗するかのような轟音と共に、ホルテンXXBがキミたちの傍に不時着する。識が駆けつけた!
GM:アインが、天使の翼を大きく広げ、羽ばたきをする。風圧で、魅亞・翔一・亮の3人と早苗は後ずさっていく。
GM/セラピア:『翔一ちゃん、早く! きんきゅーじたいなんだよ!』
GM/凍:『……亮。急いで』
識:「皆、居るな! キミたちの機体の準備は終わっている。すぐに搭乗して迎撃態勢を取れ! 天使の大群がこっちに向かっている!」ホルテンの外部スピーカーから
亮:「すみません、少佐」走る
GM:アイン『この時のために、私はここに来た。この時のために、私は生き延びた』
識:「それがキミの“予知”だったのか、アイン……?」
GM:アイン『私が隙を作る! 後はキミたちの仕事だ、任せたぞ!』
GM:アイン『ありがとう、魅亞、そして早苗! 私は、最後まで幸せだった!』
魅亞:「うん…」小さく頷き。
魅亞:「持っていて。お守り」自分のリボンを早苗に押し付けるように渡して機体へと走り出す。
翔一:「―――くっ。早苗ちゃん、悪いっ!」早苗を抱え上げてホルテンへ
識:「総員、対衝撃防御! 来るぞ、大きなのが!」
識:「──マスケンヴァル現象が!」叫んで、シートにしがみ付き
GM:大きく羽ばたいたアインは、一直線に天空への階段を駆け上る。
GM:そして――空が光に満ちる。
GM:壮絶な閃光。そして、鳴り響くオルガンの様な荘厳な音色。
GM/早苗:「やだ! やだやだやだやだ、優太! 優太、死んじゃダメ――っ!!」
翔一:早苗をホルテンに引っ張り込んで避難させ、自分は機体へ。
識:「天の門が開いた──天使どもの群れの進路が“予め判っていた”のなら……」
GM:空間がねじれ、溢れ出した光に天使兵が飲み込まれていき……
翔一:「どいつもこいつも……なんでこうも、優しい奴ばかり死にたがる――!」
GM:空を埋め尽くす大軍は、その半数を一瞬にして消滅させ。
識:「……感謝する、戦友(カメラード)」衝撃を堪えながら光に向けて敬礼
魅亞:「ボクがボクでいられるのはキミと出会えたから。だからキミの姿がこの世界からなくなっても。キミはボクの中にいる。だから、ボクはバイバイなんていわないからねっ、アイン!」
GM:……だが、依然としてかつてない程の軍勢が、瑞穂に迫る。
識:「さあ、アインが命を賭して造ってくれた勝機だ。無駄にするんじゃないぞ」
亮:「待たせてごめん、凍」機体に乗り込む
GM:では、シーンエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン2 「守るべきもの」
 第1ラウンド。

GM:全長1km近い空中要塞。
GM:そんな形容詞が似合う天使兵、座天使。その周囲には数百体の天使兵が舞っている。
GM:まず間違いなく、これまでで最大級の軍団(レギオン)だ……
GM:さて、キミたちはまず1エンゲージに固まっている。ホルテンは不時着したので、移動不可だ。
GM:能天使はフォワード級が200体。裏山から1kmの位置にいる。全部同一エンゲージとみなしてくれぃ。
識:……マテ。何だその能天使の群れは(吐血)
亮:これまたきついですね。
GM:座天使級は、1体。能天使の背後、裏山から2kmの位置にいるとする。
識:「本職はこのまま現在地にて指揮を執る! 全機、緊急発進せよ!」
魅亞:「レヒテより管制へ。今日のボクの役割は?」剣を取って盾となるか、銃を手に鏃となるか。
翔一:「さて……困ったな。どうする?」>亮、魅亞
識:ええと……範囲攻撃特技持ってる人ー
亮:制圧射撃があります
魅亞:制圧射撃あります
翔一:《予測射撃》アリ
魅亞:掃射二連発+狙撃かな?
GM:能天使の死亡ゲージは、アインのマスケンヴァル現象で埋まってるので安心しる。
識:おお、死亡ゲージ埋まってるのか
識:では行動順は?>おーる
亮:【感覚】こみこみで16
翔一:感覚は16、肉体は7だから亮の次
魅亞:全込みで【感覚】12
識:亮>翔一>魅亞>識、か


GM:では、まずはセットアップ。
翔一:なし、以後もありません
亮:なし
魅亞:同じくかな。
識:《援護射撃》使用します。対象は亮。
識:キミの《制圧射撃》に賭けよう。
GM:ではダイス振ってねん
識:代償5支払って《援護射撃》。ダイス増加に30突っ込んで
識:【部下からの不安5】【羽村からの仲間意識5】【亮からの感心5】を昇華(+30)
識:#38c4 〈軍略〉《援護射撃》(《神の舌》)
●ダイス:Siki:38c4=24(1,2,6,3,3,4,2,4,6,2,5,5,4,1,2,6,5,4,4,2,3,2,5,3,5,1,
5,1,4,4,1,5,6,6,4,6,1,5)= 24
GM:成功数+54かな。
識:成功数54。よって、命中判定の成功数+54ね>亮
翔一:ホルテンからの対空砲火か
識:ホルテンの誘導する、瑞穂基地からの対空砲火
GM:では、行動順に。まずは座天使級。
GM:無論支援のついたシューターから……といいたいが。座天使は射程内の任意の対象を纏めて射撃できるんだったな。
GM:ではPC全部に、射撃(笑)
識:「まずはこの一撃を凌いでから、敵を一掃するんだ」>亮
GM:#15c4 聖光 ダメージ+10(軽)
●ダイス:Rai_GM:15c4=11(4,5,6,2,2,5,2,4,6,4,3,4,3,2,4)= 11
GM:全員、11個で命中してるゆえリアクションをば。
亮:「来る!!」
識:「総員、対衝撃防御! 来るぞ!」
識:不時着してるけど、回避は出来るんだろうか?(^^;<ホルテン
GM:……想像はしにくいが、許可する(笑)>識っち
GM:機体、および搭乗者の軽傷ゲージから埋まっていきます。全部埋まったら他の部位に割り振ってOKよ>当たった人
識:ロゴス9使って〈回避〉1→3して、と
識:いや、〈回避〉1→4か
識:#12c4 〈回避〉
●ダイス:Siki:12c4=9(2,2,3,2,4,6,6,1,6,1,1,4)= 9
識:更にロゴス6使用して11成功。被害ナシ。
識:「くっ……木々が遮蔽になってくれたか」
翔一:#7c3〈回避3〉
●ダイス:Syouiti:7c3=2(6,6,1,6,3,4,4)= 2
翔一:「四の五の言っていられるか、致命傷さえ避けられればいい――!!」
翔一:9差命中、ダメージ19か
翔一:機体軽傷6、自分軽傷5、装甲7、自分の致命傷に1点
魅亞:「回避プログラム起動!」回避ー
魅亞:もとい、高速戦闘使用、回避。ロゴス3消費。
魅亞:#12c4
●ダイス:Mia:12c4=5(6,3,5,6,5,3,3,3,6,5,1,6)= 5
魅亞:#5c4
●ダイス:Mia:5c4=3(3,3,6,5,2)= 3
魅亞:8だから差分3+10(軽)か
魅亞:機体軽傷7、自軽傷6で以上。
亮:接合使用 回避
亮:#13c4 <回避4>
●ダイス:Kirishima:13c4=9(6,3,5,4,3,6,2,3,2,1,4,5,3)= 9
亮:ヴィークルの軽傷が全部埋まって、自分の軽傷に4点。
翔一:「(血を吐き出しつつ)ち、内臓いったか……生きてるか!?」>魅亞、亮
魅亞:「まだまだだよっ、ボクにも機体にもかすり傷だよ!」>しょういっちゃん
亮:「大丈夫、かすり傷だよ」
GM/セラピア:「機体カーボネイトフレーム一部破損。ちょっと軸線がぶれるかもしれないけど、補佐するよ〜」>翔一
GM/セラピア:「うにゅにゅにゅにゅ、ぐらぐらぐらぐら……(目玉ぐるるん)」
GM/凍:「……戦闘続行、可能」
GM:次は亮。
識:「霧島少尉、落ち着いて行け。キミたちなら出来る……僕が保証しよう」
翔一:「霧島、要塞級は任せろ。俺たちが本当に撃つべきなのは……あの敵だ!」
亮:「じゃあ全力でいくよ、凍」
GM/凍:「……了解」
亮:<接合><制圧射撃>でフォワードを攻撃
GM/凍:「……今!」>亮
亮:さらに【家族からの期待】【ヴィヴリオからの信頼】を昇華、ロゴス30ブースト
亮:#47c4+70 射撃戦闘
●ダイス:Kirishima:47c4+70=31(5,4,5,6,5,1,6,5,4,5,4,2,3,4,6,3,2,3,3,2,1,6,
2,3,1,4,4,6,2,4,6,4,3,6,3,4,3,4,6,4,5,4,3,5,4,6,1)+70= 101
GM:もう滅ぶの確定(笑) ダイス振りません。
識:鳴ったー♪
亮:鳴りましたね
翔一:りんごーん
GM:荘厳なパイプオルガンの音色にも似た音楽の中。総ての人は、時の流れを緩やかに感じる。
魅亞:りーんごーん
GM:亮のシュトルムが構えた20mmアサルトライフルの、1発1発の弾丸が緩やかに吐き出され、それがそれぞれに能天使を駆逐する。
GM:200発の弾丸を撃ち終えた、ほんの数秒後。
GM:200体の能天使は、総てが打ち倒された。
亮:「翔一、魅亞。後は任せます」
魅亞:「りょおーかい。まかされたんだよ〜」
翔一:「了解。……やはり、撃つのは敵の方がまだマシだな」
翔一:で、こちらは待機。
魅亞:待機に。
GM:んじゃ識。
識:「矢神少尉、魅亞、皆も聞いてくれ……」《演説》前振り
識:「君たちの識るアインは何故死を選んだのか……それは、皆にこの一瞬を遺す為だ」
識:「恐らくはこうなる事を予知していたのだろう。だから僕はキミたちに命じる」
識:「彼の死を無駄にする事なかれ、と」
識:ダイス増加に30点注ぎ込んで、
識:【義妹からの純愛5】を昇華(+10)
識:#37c4+10 〈話術〉《演説》(《神の舌》)
●ダイス:Siki:37c4+10=23(4,2,5,3,6,3,3,5,3,4,1,3,3,3,6,6,6,5,5,4,1,6,4,3,
1,6,2,5,4,2,2,6,1,4,2,6,6)+10= 33
識:判定値を+33して下さいな
識:「他に言うべき事はない。我らは来た、見た。後は、勝つのみ!」
翔一:「生きてる間は精一杯あがけ、か――命令、受諾」
翔一:では、それを受けて《接合+チャージ》
翔一:マイナーでエンゲージを離しつつ。
翔一:「射線、射角確保。敵要塞型座天使級補足。敵中枢部のデータ解析……セラピア、補佐頼む。次で打ち抜く!」
GM/セラピア:「むーんむーんむーんむーん……たぶん、ここ!」 ずびっとHUDのカーソルが一点を指し示す。>翔一
翔一:#53c4
●ダイス:Syouiti:53c4=37(1,3,1,2,5,2,6,2,3,4,2,4,1,4,3,4,5,1,4,4,4,5,6,4,4,
5,3,1,2,2,2,6,2,1,1,5,1,6,5,1,6,6,5,4,6,6,1,4,6,3,4,4,3)= 37
翔一:次の攻撃に+37成功と。
翔一:「レンジオン。ターゲット・ロックオン……!」
翔一:終了。魅亞どうぞ
魅亞:20mmアサルト、フルオート射撃。高速戦闘使用代償3、残りロゴス84つぎ込みダイスブースト、演説とあわせて判定値+117
魅亞:ターザイン、小隊、G3、早苗の4レベル3つと、アインからの5レベル一つを昇華して成功値+34
魅亞:あ、フルオートは成功+3か。それも足す。では行きます。
魅亞:#129c4
●ダイス:Mia:129c4=86(5,3,5,1,2,2,3,6,3,1,1,2,1,6,6,6,5,5,2,1,4,4,5,1,1,4,
4,1,3,6,1,2,3,5,1,3,4,1,5,5,5,4,5,6,6,2,6,6,4,1,4,6,6,3,3,2,3,6,2,5,6,1,1,
4,5,1,2,3,3,2,4,5,1,4,6,3,6,1,2,4,2,1,3,1,3,1,1,5,3,4,2,4,4,4,6,5,4,3,6,5,
3,3,2,4,5,6,2,6,4,4,6,1,4,4,1,5,4,6,6,2,5,3,4,3,1,6,3,6,1)= 86
魅亞:#86c4+86+34+3
●ダイス:Mia:86c4+86+34+3=61(1,2,4,4,4,3,2,2,1,1,2,4,5,4,1,5,6,2,5,1,6,5,
4,5,2,6,4,4,1,3,3,5,5,4,2,3,3,2,5,2,4,6,5,4,6,6,2,3,5,5,4,3,1,2,5,2,2,6,1,
4,3,2,4,6,4,4,1,3,5,6,5,2,2,5,2,1,3,3,3,4,2,2,4,3,1,6)+86+34+3= 184
魅亞:成功値184でどうだっ
GM:座天使は回避なんて出来ねェンだよ!(笑)
識:りーんごーん、りーんごーん、りーんごーん♪
GM:ダメージは+22かな?
魅亞:修正で−5忘れてた。ダメージ修正は+22だから201かな?
GM:201点……えーと、軽傷重傷致命傷で88埋めて、残り113点をHPに。
GM:負傷ゲージはもう死亡1枡っきゃ残ってねェなァ……。
魅亞:直後にアサルト放棄して抜刀ダメ?
GM:マイナーアクションは行動の直前にのみ1回。次の行動の直前に行えるが、放棄と準備は一緒には無理。
GM:武器の持ち替えはメジャーアクションが必要だね。
魅亞:了解〜
GM:では、全員終了かな?


■クライマックスフェイズ/シーン3
 第2ラウンド。

GM:2ラウンド目に行こう。セットアップ。誰かあるや
翔一:なし
亮:なし
識:残ったロゴスで《援護射撃》を行くよ
翔一:「さすがは要塞級……一筋縄ではいかないか」
亮:「大丈夫、次で終わるよ、いや終えてみせる」
識:「そうだな。終わらせてやろう」
識:代償5支払って《援護射撃》。ダイス増加に20突っ込んで
識:#28c4 〈軍略〉《援護射撃》(《神の舌》)
●ダイス:Siki:28c4=18(5,5,2,3,3,2,6,3,4,1,2,6,4,5,6,1,3,6,2,4,6,5,4,2,3,3,4,6)= 18
識:成功数+18を亮に
識:「残弾は気にするな! ありったけの対空砲火で援護しろ!」
GM:では座天使の聖光。
GM: #17c4 聖光 ダメージ+10(軽) 致命枠埋まりのダイス+分込み
●ダイス:Rai_GM:17c4=11(4,3,6,6,2,5,2,4,6,2,4,4,5,6,2,1,3)= 11
GM:うう、また11個で命中( ´Д⊂ヽ
GM:差分+10、軽優先ダメージ。軽傷枠が空いてないなら、ダメージ値+3じゃよ>当たった人
識:最後のロゴス6で〈回避〉1→3。「この状態ではどうせ避けられはしない。被害の軽減を図れ!」
識:#12c3 〈回避〉
●ダイス:Siki:12c3=7(1,4,5,2,2,2,6,4,3,2,3,5)= 7
識:4差で貰います。
識:軽傷枠ありますよん。
識:14点のうち、軽傷枠に1点入れて、残りは装甲へ。修理費は最低限です(笑)
GM:のーのーの。まず軽傷枠を全部埋める必要アルよお客さん
識:そっか。んじゃ、14点全部軽傷枠で。
亮:通常回避
亮:#10c4 <回避4>
●ダイス:Kirishima:10c4=5(6,4,6,4,6,5,5,4,3,4)= 5
亮:16点ダメージ。自身の軽傷に1点、機体の重傷に4点、残り11点を機体のHPへ
魅亞:無茶します。パトス3をロゴス代わりに使用して高速戦闘使用して回避。
魅亞:#12c4
●ダイス:Mia:12c4=8(2,4,6,6,5,1,4,6,2,1,1,4)= 8
魅亞:#8c4+8
●ダイス:Mia:8c4+8=4(6,5,6,1,6,4,4,2)+8= 12
魅亞:何とか回避成功。
翔一:ロゴス13投入、回避+1LV、ダイス+10
翔一:#17c4〈回避4〉
●ダイス:Syouiti:17c4=11(1,2,6,4,5,2,1,1,5,3,3,3,4,6,5,6,2)= 11
翔一:同値で回避っ
魅亞:「もうちょっとだよっ、りょうちゃん、しょういっちゃん!」
翔一:「布石が当たったな。このポジションならこっちは撃てて、そちらは当てられはしない!」
亮:「大丈夫、まだいける」
GM:くぅ、落とせなかった( ´Д⊂ヽ
翔一:「後は任せて、思い切り行け、霧島!」
GM:では、亮。
亮:それでは戦闘移動で1キロ移動。マイナーアクションで予備弾倉を装填。
亮:<接合><射撃戦闘>でフルオート。【凍からの信頼】【翔一からの仲間意識】【識からの慈愛】を昇華。さらにロゴス17点でブースト。
亮:「凍、いくよ。これが最後の全力射撃だ」
亮:#34c4+38 射撃戦闘
●ダイス:Kirishima:34c4+38=27(2,4,2,4,4,5,1,2,1,5,3,2,3,1,1,3,5,5,1,3,6,2,
4,1,5,3,6,3,1,1,1,4,1,4)+38= 65
亮:65+3で68成功ですね。
GM:よけらんねって(笑) ダメージは+22? 90点か……死亡ダメージで受け。
識:「……勝った、な」傷ついたホルテンの中、モニターを観ながら呟く
魅亞:「やっちゃえぇぇぇっ!」
GM:さて、とどめだ。翔一、どぞ
GM/セラピア:「“ローエングリン”フルバレル。炸薬最大充填。狙いは――ここだよ!」
翔一:《接合》、ロゴスダイス+76【優太からの願い5】【早苗からの寂しさ4】【魅亞からの好奇心4】【自己からの侮蔑2】昇華。成功数+30、《チャージ》分+37
翔一:「敵要塞動力部ロック。……これで終わりだ」
翔一:「――“ローエングリン”――ファイエル!!」
翔一:#96c4+67
●ダイス:Syouiti:96c4+67=61(1,4,1,3,3,1,3,6,5,4,4,5,5,4,5,4,4,3,4,2,6,3,1,
6,6,5,1,6,3,1,6,4,2,6,2,6,1,5,2,3,6,5,6,4,6,3,2,3,6,5,3,4,1,1,2,5,2,2,3,3,
3,1,5,2,6,1,4,1,6,3,6,6,4,2,1,6,3,6,5,4,3,4,1,4,5,6,5,4,5,6,4,3,4,5,1,3)
+67= 128
識:「──“王手、詰み(チェックメイト)”」
翔一:どーんと128成功福音。ダメージ155点
GM:白光に包まれた弾丸は、一直線に座天使の核を撃ち抜いた。
GM:その巨体を総て、白い羽毛と化して……座天使は、消える。
GM:クライマックス終了。


■エンディングフェイズ/シーン1 「Good-by My Friend」
 シーンPC:魅亞。

GM:(全員登場は可能。希望せよ)
GM:裏山の木々はホルテンが無理矢理着地した所為で、派手に倒れ地面は抉れている。
識:「──状況終了。皆、ご苦労だった」
魅亞:「状況終了、了解。…終わったね」
GM:早苗は、木々が倒れて広くなった空を見上げて、泣いている。
GM/早苗:「優太……優太が、またいなくなっちゃったよぉ……」
GM/早苗:「ずっといっしょにいようねって、やくそくしたのにぃ……」
識:「ああ……っと。基地への帰還までは自由行動を許可する」
魅亞:「了解……ありがとう」乗り捨てるように機体から降りると早苗のところへと走っていき。
翔一:「……了解」血を拭きながら出てくる>識
識:「……“友達”は大事にしなさい。遠岐野少佐より、以上」通信切り
亮:「……」その様子を機体のそばで眺めています。
翔一:「早苗ちゃん。俺が秘密基地に来れたのは……実は、優太が教えてくれたからなんだ。夢の中で」>早苗
GM/早苗:「え? 優太が……?」
翔一:「ああ。早苗ちゃんのことを心配してた。ずっと」
魅亞:「ねえ、早苗ちゃん。大切な人が死んで、いなくなっても、それぞれの心の中に生きている。なんて、使い古されたありきたりの台詞だけど、ボクはその通りだと思うよ」
GM/早苗:「……」
魅亞:「だからこそ優太くんはしょういっちゃんの夢で語りかけてきた。それにボクの親友のアイン…早苗ちゃんが優太って呼んでたコはボクの中にもいるよ」
魅亞:「いまこうやって、ボクがボクでいられるのが…人形のボクが人間みたいに振舞っていられるのが、その証拠だよ」
GM/早苗:「わたしが泣いてたら、優太……ううん、優太君、悲しいかな」
魅亞:「先に逝った者は残ったもの笑顔を何より喜び、泣くのを何よりも悲しむ。今はいない人から教えてもらった言葉だよ。だから、さ」そう言い笑顔。
翔一:「優太がどこに居るかは分からないけど……心配するだろうな、きっと。心配して、きっと安心できない」
GM/早苗:「……」
GM:ぐしぐしっ、と腕で顔をこすり。
GM/早苗:「……もう、泣かないもん」
GM:うるうると溢れそうな涙を必死に堪えながら、そう言う。
GM/早苗:「わたし、もう泣かないもん……優太君と、優太と約束っ」
魅亞:「ん、笑顔でいよ。今はもういない友達たちのために。どんなときも、ね」自分の笑顔も、そんな空元気の笑顔。
翔一:「…………」軽く微笑んで、早苗から離れる
GM:見上げると、天空から大きな一枚の羽が。
翔一:「終ったな。……色々と、すまなかった」>亮
亮:「気にすることはないよ。それに正直君がうらやましいよ」>翔一
翔一:「馬鹿なだけさ。きっと」笑う>霧島
魅亞:「アイン。見ててよ。いつボクが最後を迎えるかは分からないけど。そのときまで、いつも、笑顔でいるからさ。だから、安心して、見ていて」そう言い空に向かって、笑顔を、向けた…。
GM:夏の空はどこまでも高く、遠く、澄んでいた……。


■エンディングフェイズ/シーン2 「騎士の物語」
 シーンPC:識。

GM:キミは瑞穂基地のオフィスで残務処理。
識:「ええと……修理費用の見積もりがコレで、と……」
GM:出撃があろうが不時着をしようが……いや、だからこそ仕事は増える。
GM:切りのいいところまであがり、一息入れようかと思ったところで……
GM/羽村:「お疲れ。ほい、コーヒー」
識:「……出たか」一目睨みつけてから、カップを受け取る
GM/羽村:「いろいろ大変だったみたいだねぇ。あ、奢りだから心配しなくていいよ。おくすりも男に盛るほど困ってないし(しれっ)」
識:「ふん。いい加減策を弄し過ぎだぞ、羽村医官」
識:特に迷い無くコーヒーを飲む
GM/羽村:「……例の機動要塞級の天使。要するに要塞ごとステルスかけて突っ込んできたんだってさ。こっちで交戦するまでどこの基地も気付いてなかったそうだよ」
識:「……ヤシマの護りも形なしだな。陸海軍でどこまで首が飛ぶかな」
GM/羽村:「間抜けな話だよね……ね、俺はさ」
GM/羽村:「ヤダね、こういう話は」
GM/羽村:「自分を閉じ込めて、勝手に改造した連中のために、脱走までして自爆して、そんな美談なんて冗談じゃない」
識:「ああ。特に子供の涙なんてのは最悪だ」飲み干した紙コップを握り潰し
GM/羽村:「だからさ……誰か、会いたい奴がいて、そいつのために、そいつに会うために、自分が好きな相手のために戦った……俺はそう、思いたいね」
識:「……そうだな。それで良い。その点は、俺達も変わりないさ」潰した紙屑を屑籠へシュート
GM/羽村:「……ところで識っちぃ。今晩お暇かな? いい店見つけたんだけどさぁ……奢って?」
GM:そう言って、羽村は笑う。
識:「……普通はそっちが奢るものじゃないのか?」
識:「で、どっちの系統だ? 紅葉を連れて行けるような店か? それとも……秘密にしといた方が良い店か?」
GM/羽村:「なに、お店の紹介料だよ。可愛い娘もいっぱいだよ? むちむちもつるぺたも思いのままだよ?」
識:キョロキョロと周囲を確認して(笑)
識:「今回の危険手当や何かで、予算は出せると……」
GM/羽村:「……じゃ、行きますか。うっしっし……」
GM:肩を叩いて先に行く羽村。
識:「……紅葉にはナイショだからなー」と小声で(笑)
GM:さて、この男の真意は……やはり、よくわからない……
識:「ま、誰が何を考えていようが、遣る事は変らないさ。きっと、ね」
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン3 「託されたもの」
 シーンPC:亮。

GM:瑞穂基地、統合司令部室。
GM:ヴィヴリオの前には、凍と亮がいる。
亮:「……以上が今回の報告書です」
GM/ヴィヴリオ:「ご苦労だった、亮」
GM/ヴィヴリオ:「説明が、聞きたいか?」
亮:うなずく
GM/ヴィヴリオ:「……アインは、天使兵の大進攻を予知していた。上層部……主にヤシマ軍令部や、統帥本部だな……は、それ程の大軍はありえないと黙殺した」
GM/ヴィヴリオ:「アインの脱走を手伝ったのは私だ。しかし、彼の予知が間違っている……あるいは、そこまで耐え切れずに天使化する可能性もあった」
GM/ヴィヴリオ:「だから、キミに託したのさ」
亮:「それで納得しました」
亮:「ヒトの意思とは何でしょうね。今回の任務ではそう考えさせられました」
GM/ヴィヴリオ:「もう一度言う。ご苦労だったな、亮」
GM/ヴィヴリオ:「退出を許可する。ゆっくり休め」
亮:「それでは失礼します」
GM:ヴィヴリオの声を背に、キミは司令室を出る。
GM:窓の外には、夏の光。
GM:――凍が、ふと呟いた。
GM/凍:「……犬」
亮:ふと眺める
GM/凍:「………………死んじゃった」
GM:亮の袖を引く凍。
亮:「……そうだね、でも生きているさ。魅亞の心の中にね」微笑んで
GM/凍:「…………………………死なない?」
亮:「大丈夫。君がいる限り、どんな敵にだって勝てるさ。そうだろ、マインパートナー」
GM/凍:「…………………………先に死んだり、しない?」
亮:そっと髪をなでで微笑みます。「きみといっしょだよ、ずっとね」
GM:安心したように頷き、
GM/凍:「………………一緒」
GM:窓の外には、夏の光。
GM:その光の満ちた廊下の中を、キミたちは歩いていった。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン4 「継がれる思い」
 シーンPC:翔一。

GM:昼時の至高亭。
GM:翔一とセラピアは、親父に言われて早苗を至高亭に連れて来ていた。
GM:満席だった客は、一人残らず親父が叩き出した。
GM:……親父は何故か、熊でも睨み殺しそうな顔で、早苗の方を見つめている。
親父:「……お前が、早苗か」
GM:びくぅっ
GM:……早苗は、かなり怯えきっている。
翔一:「(くすりと笑って)怖がることないさ。ほら、よく見てみればさ。照れてそっぽ向いてる優太と同じ顔だから」>早苗
GM/親父:「……飯がな」
GM:無精髭を掻き毟りつつ、睨みつける親父。
GM/親父:「飯が余って……しょうがねェンだ。……食い扶持が、ひとり減ったからよ」
GM:早苗は、意味がわからずに怯えている。
GM/早苗:「な、なかないもん……なかないって、やくそくだもん……」 ぷるぷるぷる
翔一:「……なるほど。素直じゃないのは、遺伝みたいですね」>親父
翔一:「ここの家の子供にならないか、って言ってるんだな。親父さんは」>早苗
GM/早苗:「……………………え?」
GM:熊のような至高亭の親父の顔が、見る見るうちに真っ赤に染まった。
GM/親父:「ま、まぁ! その! なんだ! ……お前が、嫌じゃなかったら……よ」
GM/早苗:「…………」
GM:早苗は無言で、翔一の顔を見上げる。
GM:セラピアはのんきにどんぶり鉢を割り箸で叩いて遊んでいる。
翔一:「優太も“優太”も、きっと喜ぶさ」>早苗
GM/早苗:「…………ふえ」
GM/早苗:「ぴ――――――――――!」
GM/親父:「うどぁ! な、泣く程嫌か! 嫌なのか! そうかそれなら……」
翔一:「……いや、嬉し泣きだと思いますが」
GM/親父:「あ?」
GM:そのまま、親父の太い腕にすがり付いて泣きじゃくる早苗。
GM:セラピアが、翔一の裾を引っ張る。
GM/セラピア:「翔一ちゃん……いこ?」
翔一:「ラーメンはまた今度にするか」
翔一:立ち上がって出て行く
翔一:「あの二人が、幸せであるように」
GM:早苗の泣き声を聞きながら、キミたちは外に出る。
GM:店の外では、もらい泣きしながらラーメンを啜る、常連客たち。
GM:真っ青な夏の空に、白い雲がゆったりと浮いていて……
GM/??:「翔一にいちゃん、ありがとな」
GM:不意に懐かしい声がして。
翔一:「……いいや。きっとこれは、俺の願いでもあるんだよ」
GM:でも、振り返ってもそこには誰もいない。
GM/セラピア:「? どしたの、翔一ちゃん?」
翔一:「いや。どんなに辛くとも生きていれば、いいことはあるんだな、ってね」
GM:ただ、夏の光が優しく、街に降り注いでいた――
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■エンディングフェイズ/シーン5 「Secret Base」

 瑞穂の街の裏山の、大きな大きな木の上に。小さな、小さな秘密の小屋がある。
 そこは“裏山の秘密基地”。夏休みの冒険の舞台となるべき、子どもたちの大切な場所。
 そうなる――はずだった場所。

 その入り口で、野球帽を被った男の子が、小さな犬を抱いている。
 ふたりは眼下に広がる街を、見つめている。
 どこか祈るような、優しい眼差しで、見つめている。
 ――どうかキミの悲しみが、少しでも減りますように。
 ――どうか、ああどうかキミが少しでも。
 ――幸せで、あるように。


■アフタープレイ

【経験点計算】
 魅亞8−8甲@風騎士:4点
 矢神翔一@SHOW:5点
 遠岐野識@Ray:6点
 霧島亮@越後屋:5点
 GM@礼智仁:20/3+1=7点

【雑感】
 元はJGC2003で実施されたセッションがGF誌にも掲載されたもの。
 夏休みらしい諸々のギミックと犬、そして天使兵と天使核兵器(エンゼルギア)とが奇妙なコンストラトを描き出す、そんなシナリオ――の、はずなのに。
 それをすべて台無しにするセラピアと凍の裏山探検ルック! セラピアは元シナリオよりさらに強化済! さらには実験施設の奇妙な面々! とまぁパワーアップぶりがステキな味付けになっているのが実にお見事。……参加したかったなぁ(笑)。
 完全機械化兵をメインで扱ったシナリオもなかなか無い状況なので、そういう意味でも貴重なセッションかも知れない。冒頭の奇妙な面々だけでなく、優太と翔一の会話とか、エンディングでの“至高亭”から叩き出されてもラーメン啜ってた連中など、気の利いた演出もポイント高し。
 惜しむらくは、魅亞の感情表現が豊かであるがゆえに、アインとの関係性がややぼやけてしまったことかも知れないが、止むを得ないというか、これはこれで。

 なお、この後に早苗ちゃんは“至高亭”の看板娘(ほんとに看板にしかならない)として活躍しているであろうことは、想像に難くない(笑)。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠