エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第18話『心に翼を、翼に力を』◇

「つまり僕が言いたいのは……どんなに凄い兵器でも、戦い方次第で倒せるっていうこと」 ――如月昴
 

シーン1/シーン2/シーン3/シーン4/シーン5/シーン6/シーン7
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「思わぬ再会」
 シーンPC:シオン。

GM:武装の展開できないパワードアーマーなど、ただの重たい鎧でしかない。
GM:評価役として敵に回ったハインリヒやローズマリーに翻弄されるだけならまだしも、ヤシマ海軍の艦にすら致命傷になりかねない命中弾を受けることになろうとは……。
GM/トゥアレタ:「…………」(黙ったまま、コクピットから降りる)
シオン:「終わった終わった」
GM/トゥアレタ:「ああもぅ悔しいッ!! OSさえ完璧なら、ぜったいこんなコトになんか……あ」
GM:ぷりぷりと怒っていたトゥアレタの表情が驚きに固まり、そして――信じられないほど柔らかいものに変わった。
シオン:「ん?」
GM:彼女の視線の先には――。
GM:青年将校「やぁ、お久しぶり。トゥアレタ」
GM:青年将校「まさかとは思ったけど、本当にシュネルギアのパイロットだったんだね……」
GM:一人の、ヤシマ海軍大尉が立っていた。
まどか:青年将校に随伴する形で登場をー。
亮:まどかと一緒に登場
ハインリヒ:ヘルメットを被ったまま、見ている
シオン:「トゥアレタ、知り合いか?」
GM/トゥアレタ:「え、嘘……。もしかして、昴にいさん?」
GM:不意に、シオンを置いて駆け出すトゥアレタ。
GM:そのまま、青年将校の広げた腕の中にぼすッ、と飛び込んだ。
まどか:「ウソ、このヒト委員長の知り合い……?」ぼーぜん
シオン:「珍しい…」
GM:青年将校「……っとと、随分重たくなったね、トゥアレタ」
GM/トゥアレタ:「どッ、どういう意味よ! 昴にいさん!」
GM:きーッ、と怒る彼女だが、いつもの様子からは信じられないほどカドが無い。
GM:随分と安心しているのか、ころころと表情を変えて、笑う。
まどか:「紹介しなさい。こんなイケメンのお兄さんとどこで知り合ったの」(ぼそぼそ)>トゥアレタ
亮:「あのトゥアレタが、ね」(楽しそうに笑う)
GM/凍:「…………変」(ぼそり)
ハインリヒ:「撃墜されたのに落ち込んでないのは、いいことだな」
シオン:「さっきまでどん底でしたよ」>ハインリヒ
ハインリヒ:「どん底なら、あとは上がるだけだから楽なもんだ」
GM:しばらくして、やっと思い出したかのように彼女はこっちを振り返った。
GM/トゥアレタ:「……あッ、ごめんなさいシオンくん。この人は」
GM:そこで、はぅ! と全員に気付いて、かあああッ、と赤くなるトゥアレタ。どうも、普段見せない姿を晒してしまったことに、今さら気付いたらしい。
GM:で、青年将校があは、と笑う。
GM:青年将校「ヤシマ海軍美田島基地教導艦隊所属、イージス艦「穂久斗(ホクト)」艦長、如月昴(きさらぎすばる)大尉です。よろしく」>ALL
GM:敬礼する昴。
GM:確かデータには22歳と書いてあったが、下手をすれば高校生でも通用しそうな童顔の青年だった。
GM:だが、確かにその眼光は、この若さで最新鋭のイージス艦を任されるだけの才能と実績を秘めているようにも思える。


ハインリヒ:「お噂はかねがね、大尉」敬礼>昴
まどか:「……軍人にしとくには惜しい逸材だわ」別の意味で感心(笑)<童顔
亮:「G3少尉、霧島亮です。こちらこそよろしくお願いします」敬礼>昴
GM/凍:「…………ん」(亮に倣って敬礼)
まどか:「あ、G3准尉、瀬名まどかです。よろしくお願いします、大尉」敬礼
シオン:「G3少尉、シオン・ミドウです。今のところトゥアレタのパートナーってことになってます」
GM/昴:「そうか、君がトゥアレタの……」(頷く)>シオン
GM/トゥアレタ:「あのねシオン、昴にいさんは、わたしの兄さんじゃないけど兄さんなの。ちっちゃい頃はよく一緒に遊んでもらったり勉強見てもらったりしてて、その……」
GM/昴:「つまり、生命の泉(レーベンスボルン)教会での先輩後輩ってことだね」
シオン:「最後に相対した船。あなたのですね?」
GM/昴:「……へえ、やっぱり分かるのかな?」>シオン
シオン:「なんとなく、ですがね」
GM:好青年の印象から、ふと鋭い視線で射抜かれるのを感じる。
GM:が、それも一瞬のことだった。
GM/昴:「今日の結果は残念だったね。でも、トゥアレタと君なら、あの装備も使いこなせるんじゃないかな?」
GM/トゥアレタ:「はい! もちろんよ、昴にいさん」
GM:即答するトゥアレタ。
シオン:「使いこなせなければ生き残れない。それだけですね」
まどか:「生き残るだけだったらいいんだけど……護れないよ。いざって時に誰も」シオンの昴への返答に、ぽつりと呟く
GM/昴:「っと。すみません。挨拶が遅れました。――皆さんも、トゥアレタにいつもよくしてくれるようで。感謝します」(にこり)>ハインリヒ、亮、まどか
ハインリヒ:「しかし………クレーリオン少尉、ミドウ少尉」
ハインリヒ:「装備の調子でもおかしかったのか?」
ハインリヒ:ヘルメットを脱ぎ、二人をじっと見て
亮:「パワードアーマーの動作反応がまったくなかったですね」>ハインリヒにささやく
まどか:(パワードアーマーからの動作反応が無かった? あっやしいなあ……)
GM/トゥアレタ:「それは、その……」
シオン:「他の要因を理由にしたくありません」>ハインリヒ
ハインリヒ:「そうか、実戦ではなく幸運だったな」
シオン:「本当にそう思います」>ハインリヒ
GM/昴:「僕も、そう思いますね」>ハインリヒ
ハインリヒ:かつっと踵を返す
ハインリヒ:「動かぬ装備で実戦を生き抜く。それができないのだな、最近の兵は」
ハインリヒ:少し冷たく
GM/トゥアレタ:「……う」(俯く)
GM/ローズマリー:「少尉! それはちょっと言い過ぎです」(居た(笑))>ハインリヒ
ハインリヒ:「いいか、実戦では装備が動かない、などと言い訳は言えない」
ハインリヒ:ローズマリーを一瞥し
ハインリヒ:「恵まれた装備で、恵まれた整備で、出撃できるばかりだと思うな」
ハインリヒ:シオンとトゥアレタ、霧島と見る
亮:(ハインリヒ少尉の言いたいことはわかるけど、しかし…)
GM/凍:「…………」
シオン:「僕の腕が拙かった。それだけです」
GM/昴:「まぁでも、インメルマン少尉とイリッチ少尉が2番機を抑えてくれたおかげで、こちらもどうにかなったわけですし」
GM/昴:「……ぜひ、武勇伝をお伺いしたいですね。どうです、あちらでお茶でも?」>ハインリヒ
ハインリヒ:「残念ですが、武勇伝など持ち合わせておりませんので。よかったら、子供たちを頼みます」>昴
ハインリヒ:「クレーリオン少尉も、その方がよいでしょう」
ハインリヒ:「ローズマリー、君も行ってきなさい。私は後で行こう」
ハインリヒ:自分の愛機を見上げつつ
GM/ローズマリー:「あ、はい。それでは、少尉」>ハインリヒ
シオン:「トゥアレタ、向こうがよければ同席させてもらったらどうだ? 知り合いなら積もる話もあるだろう」
GM/トゥアレタ:「え、いいの、シオンくん?」
GM:ちょっと意外そうなトゥアレタ。
シオン:「構わないよ」
GM/昴:「――そうですね」
GM:では、ちょっとシオンを見てから、昴の方に駆け寄るトゥアレタ。
GM:去っていく彼女の背中に、君は――。
シオン:「(知り合いがいるってのはいいね)」
GM:では、シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン2 「新型装備の評価」
 シーンPC:ハインリヒ。
シオンのみ登場可。

GM:その、ほぼ直後。ハインリヒはホルテンのCICに呼び出される。
GM:呼び出したのはもちろん、この部隊の指揮を執るアクシア・リヒトヴィッツであった。
ハインリヒ:「ハインリヒ・インメルマン入ります」
ハインリヒ:かつっと敬礼
シオン:「ミドウ少尉入ります」
GM:当然、彼女が話題にするのはパワードアーマー装備のイェーガー、その性能についてである。
GM/アクシア:「で、どうだった? あの新型装備と対戦してみたご感想〜は?」
ハインリヒ:すぐに姿勢を崩す
ハインリヒ:「なんとも言えないな」
ハインリヒ:懐から煙草を取り出し咥える
ハインリヒ:「だろう、ミドウ少尉?」
GM/アクシア:「シオンもご苦労さま。……ちょっち、大変だったわね」(あはは、と誤魔化し笑い)
シオン:「本当に強ければ装備は関係無い。でしょう?」>ハインリヒ
ハインリヒ:頷く>シオン
GM/アクシア:「ん。ちょっと聞き方が悪かったか。……ノーマルのイェーガーと比べて、機動性とか、そこら辺の感想が聞きたいのよ」
GM/アクシア:「装備がどうしようも無いってのは、見てのとおりだったしね」
シオン:「トゥアレタが言うにはハードウェアに問題はないそうです。OSが無残なだけで」
ハインリヒ:「BvPに付いて来られないようでは、機動性は問題にならないな」
GM/アクシア:「そう? 動き自体にそんな遜色は無かったとアタシは思うけど……。いや、そっか、そういうコトか」(考え込み)
GM/アクシア:「OSかぁ。……アタシはそこら辺駄目駄目だから、こりゃあトゥアレタと、まどかちゃんに一頑張りしてもらう必要アリアリね」
ハインリヒ:「アクシアは考えるのが苦手だからな」
ハインリヒ:くっくっくと笑う
GM/アクシア:「って失礼な! アタシはこんぴゅーたとか、ぷろぐらむとか、そーゆー細かいことがちょっち苦手なだけ!」(ぷん)
シオン:「技術的な方面は僕も分からないですし」
シオン:「隊長がその方面まで手を出さなければならなくなったら人員不足も極まれりですよ」
GM/アクシア:「……でもねシオン」
GM/アクシア:「確かに制御OSがまるっきり未完成なのも問題だけど、もっと問題なのはパワードアーマーに全ての火器を委ねちゃってるトコよ。分かる?」
シオン:「手持ちだけでも別系統の制御にできませんかね。錘つけられて丸腰ですから」
GM/アクシア:「それだと、結局ノーマルと変わんなくなっちゃうわよ?」<手持ちだけでも別系統
シオン:「撃てない武器はただの棍棒です」
GM/アクシア:「シュネルギアの攻撃力と耐久力を同時に向上させる、いいアイデアだと思ったんだけどな〜」
GM:あーあ、と背伸びするアクシア。
シオン:「だったらまともなOSできるの待ちます? それまで天使が来なければですけど」
ハインリヒ:「ふむ………」
ハインリヒ:「出力は通常の2割から3割増か」
ハインリヒ:ハンドコンピュータを弄くっている。
GM:きっと5割増しくらいは行ってます(笑)>ハインリヒ
ハインリヒ:ベラボーなΣ(゜Д゜)<5割
GM:その代わり、装備もべらぼー重いんですよきっと(笑)。
ハインリヒ:「だいたい、設計は誰だ?」
GM/アクシア:「あ、構想はアタシー」(へらっ、と手を上げる)>ハインリヒ
ハインリヒ:机の上の本を手に取り、くるくると丸める。
ハインリヒ:すぱぁーん
ハインリヒ:手を上げた人の頭をはたく
GM/アクシア:「設計は、メーヴェ時代の友人にちょーっとそうゆうの得意な奴が居たから……あたッ?!」
ハインリヒ:「大体アクシア、君は練習生の頃から丼勘定すぎると何度言った」
GM/アクシア:「ちょっとインメルマン少尉! どーゆーコト、この扱いはー?!」
シオン:「別に叩かなくても…」(苦笑)
ハインリヒ:「いいんだ、ミドウ少尉。彼女は甘やかすと調子に乗るからな」
ハインリヒ:「君も、女性相手には一度びしっと言った方がいいぞ。クレーリオン少尉とかにはな」
シオン:「……言わないで尻にしかれていたんですね」>ハインリヒ
シオン:「(僕は別にいいんですけどね、一度死んだようなもんだし)」
シオン:「(トゥアレタまで付き合わせたら可愛そうだからな)」
シオン:「設計は問題無いですよ。制御が問題なだけで。OS組んだのだれですか?」
GM/アクシア:「それは分かんない。出雲基地から持ち出せたのはハードウェアの設計だけだったから」
GM/アクシア:「OSは、こっちで誰かが適当に組んだのかも」(うんうん、と頷く)
シオン:「適当に組んだOSで試験なんかしないでください!」
GM/アクシア:「そんなの、ここの責任者に言ってよー」(ぷぅ)>シオン
GM/アクシア:「ま、とりあえずパワードアーマーのOSについてはトゥアレタとまどかちゃんに何とかしてもらうとして……」
GM/アクシア:「インメルマン少尉と。あとイリッチ少尉の両名には、引率の先生でもしてもらいましょーか」
GM:不意に、にまーと笑うアクシア。
ハインリヒ:「………」
ハインリヒ:いやな予感が背を伝う
GM/アクシア:「実はこの基地、すっごい良いビーチがあるのよねー」>2人
GM/アクシア:「で。パワードアーマーの試験もアレだったし、ちょっと息抜きに申請出してみたんだけどね」(にこにこ)
シオン:「遊んでる間に来襲ってパターンですよね」
GM/アクシア:「んーもう、遊び心が無いゾ、シオン。言っとくけど。そんな奴から戦場じゃ先に死んじゃうんだからね?」(真剣)>シオン
ハインリヒ:「ミドウ少尉、水着は持ってきているか?」
シオン:「男の水着なんて何とでもなるでしょう?」
ハインリヒ:「ヤシマには、フンドシという古来から伝わる水着があってな」>シオン
シオン:「使いません(にっこり)」
ハインリヒ:「そうか…」
ハインリヒ:「アクシア、ところで君は2キロ太ったとか言っていなかったか?」
ハインリヒ:煙草に火を点けて
GM/アクシア:「……ぅう、でもね。シオンの言うことも正しいのよ」(不意に涙ぐむ)
GM:次の瞬間、ぐだー、とコンソールに突っ伏す。
GM/アクシア:「どーせアタシは留守番ですよーだ。……しくしくしくしく」(滂沱)
GM:#どうやら「責任者がちゃんと残って責任取るんなら、と言われたらしい(笑)」
ハインリヒ:「残念だ…」
シオン:「(かーみにうもれてよ♪)」
GM:では、シーンエンドです。


■ミドルフェイズ/シーン3 「挑戦、あるいはコミュニケーション」
 シーンPC:亮。
登場不可。

GM:評価試験の結果、パワードアーマーの制御OSに問題が山積であることが発覚し、――それゆえ、亮と凍はしばらく暇をもてあますことになってしまった。
GM:否、暇をもてあましているのは、亮だけかも知れない。
GM:何故なら凍は、いつものようにアサルトライフルを両手に、射撃訓練場に立っているのだから。
GM/凍:「…………目標捕捉、ファイエル」
GM/凍:「…………目標捕捉、ファイエル」
GM/凍:「…………目標捕捉、ファイエル」
亮:「OSのデータあたりも見てみたいきもしますが…」考え事
GM:タン、タタタン、タタタタタン! と規則的な射撃音が、夏の午後の訓練場に響く。
亮:「さて、と、凍。訓練の方はもういいかな」
GM/凍:「…………」(ふと、手を止めて亮を見る)
GM/凍:「…………ん。亮は私のこと、気にするな」
GM/凍:「…………トゥアレタとまどか、手伝いに行くと、良いと思う」(ほんのちょっとだけ、笑って)
GM:また、射撃を再開する凍(笑)。
GM/凍:「…………目標捕捉、ファイエル」
GM/凍:「…………目標捕捉、ファイエル」
GM/凍:「…………目標捕捉、ファイエル」
GM:ちりん、ちりんちりんと凍の周囲に貯まっていく空薬莢。
亮:「凍」呼びかける
GM:と、その時、訓練場に入ってくる人影。
GM:#ちょっと<探知>振ってみて下さい。目標値は1で>亮
亮:「?」そちらのほうを見る
亮:#7c1 探知
●ダイス:Kirishima:7c1=1(2,4,2,6,3,6,1)= 1
亮:ちょうど1(笑)
GM:おお。では、その人影が拳銃をこちらに向けているのが分かる。
GM:ちなみに凍は、訓練に夢中で気付いてない(笑)。
亮:「危ない!」凍を押し倒す
GM/凍:「…………!!」
GM:ぱすん、と凍のライフルが暴発し、亮の頬をかすめる。
GM:その瞬間、凍の表情が凍った。
亮:拳銃をすばやく取り出し銃口をそちらに向ける。
GM:が、しかし。
亮:「――!!」
GM:亮が拳銃を抜いた時にはもう、君の額をレーザーサイトがポイントしている。
GM:凍は、君の下で固まったままだ。
亮:「くっ!!」動けず固まる
GM:と、するりとレーザーサイトが外れる。
GM/昴:「あは。これで一勝一敗かな?」
GM:入り口の日陰から姿を現したのは、如月大尉。
亮:「お人が悪いですよ、大尉」苦笑して銃をしまう。
GM/凍:「…………」(じー)<不機嫌そう
GM/昴:「ごめんごめん。……ちょっと確かめたかったからね。君の相棒を」>亮
GM:人好きのする笑顔のままに、近づいてくる。
GM/凍:「…………」(じー)
亮:「あまり感心しませんね、そういう確かめ方は」
GM/昴:「君が八坂機関の自信作だね。噂には聞いてたけど、これほどとは思わなかった」
GM/凍:「…………」(くッ、と悔しそうに歯噛みする)
亮:凍の方を見やりつつ「ご存知ですか、凍のことを」
GM/昴:「噂に聞いていたほどのスペックじゃあない。……シュネルギアに乗ってる時とは、随分な違いだね」(肩を竦める)>亮
GM/凍:「…………!!」(びくッ)<スペック
亮:「大尉……お言葉が過ぎます」少し剣呑な目をする。
GM/昴:「そうかな。でも、君にそれを言う資格は――いや、これこそ失言だね。失敬」>亮
GM/昴:「つまり僕が言いたいのは……どんなに凄い兵器でも、戦い方次第で倒せるっていうこと」
亮:「それはそうですがね」
GM/凍:「…………!」(はっ、とした表情)
GM/昴:「確かに、第3世代人間戦車は凄い。およそ通常兵器では歯が立たないだろうね。――その意味では、天使兵と同じさ」
GM/昴:「だからこそ、僕はシュネルギアを倒してみせる。通常兵器でもシュネルギアを倒せるなら、天使兵にも通用するはずだからね」
GM:何しろ君たちには、結局5隻も駆逐艦沈められたしなぁ、と笑う如月大尉。
亮:「でも、戦い方しだいというのは、僕たちも同じですよ。決して僕たちはシュネルギアの性能におんぶ抱っこしているつもりはありませんよ」
GM/昴:「分かってるさ。……だからこそ、こういう可能性もあるって覚えておくといいよ、霧島少尉」
GM/昴:「それに、さっきのあれは頂けないなぁ。あやうく、僕が何もしなくても彼女が君を殺しちゃうところだった」
GM/凍:「…………!!」(もう嫌ッ! と言いたそうに首を振る)
亮:「……」うつむく
GM/昴:「ま、それはそれとして――」
GM/昴:「気分転換に、泳ぎに行かないかい? 実はこの基地、良い浜があるんだ」>2人
亮:「そうですね、確かに気分転換したい気分です」
GM:それに――と、亮に耳打ちする如月大尉。
GM/昴:「彼女が反応できなかったのは、たぶんそれだけ、君のこと信頼してるからだろうしね」
亮:「?」
GM:あは、と笑って。準備ができたらおいで、とか言いつつ如月大尉は去っていった。
亮:「!」真っ赤になる
GM/凍:「…………亮」(くい、と袖を引く)
亮:「凍、ごめんね」
GM/凍:「…………私、準備できない」(ちょっと俯いて)
亮:「如月大尉の言うとおり、気分転換が必要だね」
GM/凍:「…………でも、私、持って来てない」
GM:じー、と訴えるように亮の目を見る凍。
亮:「大丈夫、ちゃんと用意してあるから」にっこり笑う
GM/凍:「…………本当?」(少し嬉しそう)
亮:「行こう」にっこり微笑む
GM/凍:「…………うん」(こくんと頷いて)
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「四苦八苦」
 シーンPC:まどか。

GM:美田島基地の一角に駐機するホルテン。
GM:その周囲には臨時のケージが設置され、シュネルギアとBvPの周囲では瑞穂基地から随行してきた整備班がひっきりなしに行きかっていた。
GM:そんな彼らを見下ろしながら、引き出されたイェーガーのコクピットに座り、ひたすらモニターとにらめっこしているまどかとトゥアレタ。
GM/トゥアレタ:「ねえまどかさん、火器制御の方はどう? こっちはどうしても陽霊子砲と対天使砲のパニングバランスが取れなくって……」
GM:うにゃーッ、と唸るトゥアレタ。
まどか:「全然ダメ。こっちこそ助けてってカンジ……」
まどか:ポニーテールもへにょり、としなびて元気が無い。
GM/トゥアレタ:「あぁもう、何でわたしたちがこんなコト……やらなくちゃいけないのは、分かってるんだけど」
GM:ぶつぶつと言いながらも、トゥアレタがキーボードを叩くスピードは中々に驚異的だ。
まどか:だいたい、あれだけの火器の管制をアーマーに委譲してるのが問題なのよねぇ……」
まどか:端末を叩いてスペックデータを呼び出し。
まどか:「超々ジュラルミン装甲による装甲増加、及び内部兵装による全体的な性能力の向上が目的……」
まどか:「九十八式対天使砲改、陽霊子砲、エーテル誘導対天使ミサイル装備……イェーガー(狩猟者)ってより、ヘッジホッグ(針鼠)だわね」
GM/トゥアレタ:「でも、そうしないと増加装甲が意味を成さないわけだし……」
GM/トゥアレタ:「あぁもう! こんな無茶な兵器考えたのは、どこのどいつなのよーーーッ!!」(きー!)
ハインリヒ:「二人とも、調子はどうだい?」
ハインリヒ:軍服姿
亮:「このOSってのは気になるね」コクピットを覗き込み唐突に登場(笑)
シオン:「差し入れだ。状況は…って見てのとおりか」
ハインリヒ:「基本構想はアクシアらしいがな…」
ハインリヒ:缶コーヒーをちびちび飲みつつ
シオン:「隊長に文句は言ってくれ。構想はあの人だ」
亮:「そもそもシュネルギアに強化パーツをつけるって発想は、以前からあったんだけどね」独り言のようにつぶやく
GM/トゥアレタ:「って、インメルマン少尉に、亮にシオンまで……」
GM/トゥアレタ:「あッ、貴方たちいったいいままでどこで油を売って……ぅうー」(適材適所、という言葉を思い出したらしい)
シオン:「ほら」缶コーヒーをまどかとトゥアレタに
GM/トゥアレタ:「……ありがと」>シオン
ハインリヒ:「二人とも、きりがついたら降りてきなさい」
GM/トゥアレタ:「? 何かあったんですか?」>ハインリヒ
ハインリヒ:「彼らが、君たちをデートに誘いたいんだそうだ」
ハインリヒ:と、ミドウと霧島を指差す
まどか:「さんきゅー。助かった……ほへ?」>シオン<デート
GM/トゥアレタ:「……そうなの?」(ジト目)>シオン&亮
GM:モニターの光が眼鏡に映り込んでいて、中々に不気味な風情ではある。
亮:「気分転換には最適だと思うよ」微笑
シオン:「行き詰まっているんなら、篭ってても仕方ないだろ」
GM/トゥアレタ:「珍しく、正論ね」(ぽつり)>シオン
亮:「ここ、いいビーチもあるそうだし、ここで腐っているよりよほどいいよ」
まどか:「なぬ!? それを先に言って頂戴、亮クン!!」<ビーチ
GM/凍:「…………」(こくこく、と頷く)<ここで腐ってるより〜
亮:「ほら、凍もそういっているし」笑う
まどか:「海……そういえば、海沿いの地方に出かけても戦闘とか任務が主だったもんなあ」
GM/トゥアレタ:「でもシオン。貴方のことだから“遊んでるときに敵襲があるから俺は行かない”って言いそうだと思ったけど……その」>シオン
GM:どういう風の吹き回し、と問いたげなトゥアレタ(笑)>シオン
シオン:「隊長と同じ事言わないでくれ。一緒したいって言えなくなる」
ハインリヒ:「若いうちは遊ぶことも大切だ」
ハインリヒ:「とくにクレーリオン少尉の場合は、局所的に肉がたまりやすそうだからね」
ハインリヒ:我関せず、とコーヒーを飲む
GM/トゥアレタ:「!! ちょっとインメルマン少尉! 今のは一体どういう意味ですかッ? 説明してください!!」(ばしっと指差し)>ハインリヒ
まどか:「ハインリヒ少尉。セクハラで訴えられますよ、そのうち」ぢー、っとジト目>ハインリヒ
亮:「親父ギャグですよ」苦笑しつつ>ハインリヒ
ハインリヒ:「と、ミドウ少尉が言っていた」
ハインリヒ:指差し確認>シオン
GM/トゥアレタ:「……って、え?」(意外そうな顔)>シオン
シオン:「自分の発言を人に押し付けないでくれ」>ハインリヒ
ハインリヒ:「ははははは」
亮:たまらず噴き出す
まどか:「ともあれ。そうと決まったらこんな仕事、とっととうっちゃって出かけるわよっ」
GM/トゥアレタ:「そうね。賛成だわ、まどかさん」(頷く)
ハインリヒ:「まぁ、遊べないアクシアの分も遊んでやってくれ」
ハインリヒ:まどかの背をぽんと叩き
まどか:「……ええー。隊長、来ないんですかあ」肩をがっくり落とし
シオン:「責任者は責任とるのが仕事だって泣いてた」>まどか
GM/トゥアレタ:「うー、それにしても……あッ、つーい!!」
GM:不意に、自分の制服の胸元をがばーッ!! と開けるトゥアレタ。
GM:奔放なアクシアあたりならともかく、真面目一直線の委員長にしては珍しい光景である。
まどか:「委員長、みんな見てるみんな見てる!!」
亮:「……!?」ちょっと呆気にとられている
まどか:トゥアレタの前に立って、野郎どもの視線を塞いでおこう(笑)
シオン:「…くす」
ハインリヒ:ほほえましく思いつつ、コーヒーを飲み干す
GM/トゥアレタ:「は。……え? あ、きゃあああッ?!」(あたふた)
亮:「やっぱり人間、たまると大胆な行動に出るんだね」>トゥアレタ
GM/トゥアレタ:「……ぁう」(真っ赤)
GM/凍:「…………トゥアレタ、たまってる?」>亮
亮:「かなりたまっているね」含み笑いしつつ>凍
GM:と、下の方から声が。
GM/ローズマリー:「あら……気の緩んでるクレーリオン少尉とは、これまた珍しいわね」
GM/ローズマリー:「準備しなさい。気分転換と親睦を兼ねて、泳ぎに行く許可が出ました」
GM/トゥアレタ:「ちょ、ちょっと貴方たち! いつまで見て……じゃなくて、固まってるのよ! 暑いッたらありゃしないわッ!!」(八つ当たり(笑))>ALL
亮:「八つ当たりの全方位射撃、と。そろそろいきますか?」>ALL
シオン:「トゥアレタ、ご一緒させていただけますか?」ちょっと気取って。
GM/トゥアレタ:「……ぅあう」>シオン
まどか:「ささ、機嫌直してよ委員長」
GM/トゥアレタ:「そ、その。……シオンが行くっていうなら、わたしが行かないわけに、いかないじゃない」(←今さら無駄に誤魔化す(笑))
シオン:「はいはい(くす)」
ハインリヒ:「さ、イリッチ少尉。君も準備はできたかい?」
ハインリヒ:軍帽を被りなおしつつ
GM/ローズマリー:「はい。基地の方に幌つきの兵員輸送車を貸していただきました」>ハインリヒ
GM/昴:「…………」(にこにこ)<基地の方
まどか:「さすが手回しが早い……。それじゃ、十分後に集合って事で」
ハインリヒ:「そうじゃなくて、君の水着の準備」
ハインリヒ:と、ローズマリーを見る
GM/ローズマリー:「ご心配なく。……その、アクシア大尉が泣きながらあれこれ選んでくださいましたので」(汗)
ハインリヒ:「それはよかった」
ハインリヒ:と、コートも羽織直し。夏には不似合いな格好
亮:「さ、僕たちも行こう」>凍
GM/凍:「…………うん」(こくん)>亮
まどか:「水着だったら、確か隊長が山のよーにぶち込んでたコンテナがあるハズですよ?」
シオン:「トゥアレタは水着もってきているのか?」
GM/トゥアレタ:「……そこ、見に行きましょう。瀬名准尉」(あえてシオンに答えず(笑))
ハインリヒ:「さぁ、みんな。乗った乗った」
ハインリヒ:子供たちを引率マン
GM/ローズマリー:「ふふ、何だかこういうのも、良いですね」(にこにこ)>ALL
まどか:「あーあ……あたしにもイイ人がいれば、ねえ……」
まどか:シオンとトゥアレタの様子を見つつ、何か物思いに耽ったり。
シオン:耳元で
シオン:「楽しみにしてる」>トゥアレタ
GM/トゥアレタ:「なッ? 何言ってるの貴方ッ? ……ええええッ?!」(かあああっ)
GM:と、シーンエンドです(笑)。


■ミドルフェイズ/シーン5 「夏の午後、陽射しと海と」
 シーンPC:ハインリヒ。
全員登場済。

GM:美田島基地から少し離れた場所には、軍関係者の隠れスポット的な砂浜がある。
GM:瀬戸内の穏やかな海は、少し傾きかけた太陽と相まって優しい色を見せていた――。
GM:そんな海面を見つめながら、輸送車を運転する如月大尉が呟く。
GM/昴:「いつもならこの時期はもう少し賑やかなんですけど」
GM/昴:「あの娘たちは、もう来ないから。――せめて貴方がたに来てもらえて、良かったかも知れないですね」
ハインリヒ:「あの娘たち?」
ハインリヒ:助手席で窓から煙草をふかしている
GM/昴:「帝都の名門女学校のお嬢さんたちがですね。何故か修学旅行、この基地だったんですよ」>ハインリヒ
ハインリヒ:「ふぅん…」
GM:とか何とか言ってるうちに、到着。
GM:シオン、トゥアレタ、亮、凍そしてまどかを整列させ、陽射しも意に介さない風にすらっと砂浜に立つローズマリーが、注意事項を述べていた。
ハインリヒ:軍服姿のまま、ビーチパラソルを地面に刺し
ハインリヒ:チェアを展開
ハインリヒ:ごろりと横になり、文庫本を開く
ハインリヒ:「彼女がいると、楽ができていいねぇ…」
GM/昴:「少尉は泳がれないんですか?」>ハインリヒ
ハインリヒ:「ああ、人に見せられるような身体じゃないからね、私は」
ハインリヒ:昴にそう笑い、新しい煙草の火を点ける
GM/昴:「そんなの、ここじゃ誰も気にしませんよ?」
ハインリヒ:「私が気にするんだよ」
ハインリヒ:帽子を目深に被りなおす
GM/昴:「ははぁ……なるほど」(ちょっとローズマリーあたりに視線を向ける)
ハインリヒ:「彼女、婚約者がいるからね」
ハインリヒ:子供たちを遠めに見ている
GM/昴:「じゃ、僕もお供しますよ」(ごろーん、と日陰に転がる)>ハインリヒ

GM/ローズマリー:「いい? 幾ら波が穏やかだからって、遠くまで一人で泳がないこと」
GM/ローズマリー:「それから、緊急時に備えて各自レシーバーは手放さないこと」
GM/ローズマリー:「シュネルギア組は、クレーリオン少尉に頼みます。分かったかしら?」
GM:何というか引率のお姉さんしている、アウルム系の彼女であった(笑)。
シオン:「了解」
亮:「はい」
GM/凍:「…………了解」
GM/トゥアレタ:「…………」(ぼー)
シオン:「トゥアレタ?」
GM/ローズマリー:「クレーリオン少尉?」
GM/トゥアレタ:「あッ、は、はい! 了解です!」
GM/凍:「…………変、トゥアレタ」
GM/トゥアレタ:「なッ、あ、わたしは別にボーっとしてなんかいないわよ?!」
GM/凍:「…………変。やっぱり」
まどか:「委員長、せっかくなんだし大尉と楽しんできたら?」
GM/トゥアレタ:「え……でも」(シオンと昴を見比べおろおろ)>まどか
まどか:「ふーむ……今の彼氏か、お兄ちゃんか。どっちを取るかは迷うものねえ……」得心した顔で首頷

ハインリヒ:「君も、クレーリオン少尉の所に行ってあげたらどうだい?」>昴
GM/昴:「僕はまぁ……似たようなモノですから」(はは、と笑う)>ハインリヒ
ハインリヒ:「私はもう枯れちゃってるけど、君はそういうわけじゃないだろう? 妹の成長した姿を誉めてあげなよ」
ハインリヒ:「それに、君がこっちにいると、彼女が迷っちゃうだろ?」
ハインリヒ:と、おろおろしてるトゥアレタを指差す
GM/昴:「はぁ……そういうもんですかねえ」(くすくす)>ハインリヒ
GM:何となくだが、分かっててやってるような、人の悪い笑い方だ(笑)>ハインリヒ
ハインリヒ:「君も、存外意地が悪いね。まぁ、私には関係無いが…」

まどか:「しかし、ねえ……幾らサイズが他の人向けのが多かったからって、コレしか無いってのはどうよ?」
まどか:”こいのぼり”ボディにピッタリ「フィットしたスク水をつまみ(笑)
まどか:勿論、胸には「特−A 瀬名」の名札が(笑)<水着
GM/凍:「…………こいのぼり」(ぼそ)>まどか
亮:「いいかい、凍。人間というものは、本音を突かれると傷つくんだよ」凍に諭すように(笑)
GM/凍:「…………そうか」(亮にうなづく)
亮:「ほら、シオン」シオンを促す
シオン:「トゥアレタ。いこう」
GM/トゥアレタ:「あぁもう、いいのよ! 行くわよまどかさん! 泳ぐの! なーんにも考えずに!」
GM:ずかずかと、何かぷんぷんしながら(ついでに、ムネも揺らしながら)、波打ち際に吶喊するトゥアレタ。
まどか:「うわ、ちょっと委員長。引っ張ら……きゃー」ずるずる
亮:「僕たちも行こう」>凍
GM/凍:「…………うん」(こくり)>亮
シオン:「さてと、振られたみたいだし。少し泳いでくるか」
GM/ローズマリー:「ちょっとあなたたち! そんないきなり準備運動もしないで」(あたわた)

ハインリヒ:「若いねぇ…」
ハインリヒ:パラソルの日陰で、はーどっこらしょーとクーラーボックスから取り出したビアーを飲む
GM/昴:「あ、一杯頂けますか、少尉?」>ハインリヒ
ハインリヒ:「君、帰りの運転はどうするんだい?」
ハインリヒ:クーラーボックスから取り出そうとしつつ、振り向き
GM/昴:「あぁ……大丈夫ですよ。取り締まりなんて来ませんし」(くっく)>ハインリヒ
ハインリヒ:「そりゃ結構」
ハインリヒ:ひょいっと放り投げる
GM/昴:「もちろん、酩酊するつもりは無いですけどね……あ、どうも」(受け取り)
ハインリヒ:「しかし………あの二人は不器用だねぇ…。霧島と八坂が可愛く見える」
ハインリヒ:別々に泳いでいるシオンとトゥアレタを見て
GM/昴:「そこが可愛いんですよ。少尉だってご存知でしょ?」(くすくす)
ハインリヒ:「そうだなぁ………。誰にでも、可愛かった頃ってのがあるんだよなぁ…」
ハインリヒ:「だけど、それって…唐突に終わっちゃうんだよ…」
GM/昴:「少尉にも、そんな娘が居たんです?」>ハインリヒ
ハインリヒ:「アクシアも、ヴィヴリオも昔は…可愛かったんだけどなぁ…」なにか思い出している>昴
ハインリヒ:なんだかため息をつく

GM/トゥアレタ:「く、ああああありゃああああああーーーーーッ!!」(ばしゃばしゃばしゃばしゃ)
まどか:「夏の砂浜で、ひと夏の淡い恋の思い出……なんてのは期待出来ないか。この有様じゃ」
まどか:トゥアレタの泳ぎっぷりを見ながら……ふと、シオンのほうに目が。
亮:「シオン、トゥアレタの相手しなくていいのかい」>シオンに
GM/凍:「…………」(ぱちゃぱちゃと、何か可愛く泳いでいる(笑))
亮:なんか、犬掻きしている凍の手を引きながら泳いでいる感じだ(笑)
GM:それだ!(笑)<いぬかき凍
シオン:「少し頭冷やさないと戻ってきやしないから」>亮
シオン:徐々に入って体を慣らしています。
まどか:「みたい。アレはかなり迷ってるっぽいね」シオンたちのほうに泳いでいき。
亮:「まあそうだね、彼女、ここに来てから少し様子が変わっているし」
亮:「でも、ちゃんと相手してあげないとふらふらいっちゃうよ」>シオン
GM/トゥアレタ:「たああああやああああああーーーーーッ!!」(何かひたすら、泳いでいる(笑))
まどか:「……ところで、シオンくん。委員長の事はどー思ってる訳?」>シオン
シオン:「どう思っているっていうのは。どのレベルの答えを期待してるのかな?」>まどか
まどか:「それはそっちのご随意に。でも、昴お兄さんとの間で、かなり揺れ動いちゃってるみたいよ?」
シオン:「僕は一度死んだようなもんだからな…」
亮:「またそれだね、ねえシオン。君に足は付いているのかい」凍の手を引きつつ(笑)>僕は一度死んだようなもんだからな…
GM:凍(ぱしゃ、と水に顔をつけて)「…………ついてる。足」>亮
亮:「付いていなかったら幽霊だけどね、でも僕の見る限り足は付いているようだね」
亮:「そう、足が付いている。生きているのだったらいつまでも死んだ振りしてないで、生きている人にしかできないことをやるべきだよ」>シオン
亮:「僕がこんな台詞を言うことになるとは、ね。柄じゃないね」苦笑しつつ
GM/凍:「…………」(ちょっと首を左右に振って、にこ、と少しだけ笑う)>亮
亮:「ん…。ありがとう」微笑返し>凍
まどか:「ちなみに、お姉さんはフリーだったりしちゃったりするんだけど……」ずずい(笑)>シオン
GM/凍:「…………」(ぱちゃぱちゃと犬掻きしつつ、横目でじー、と見てる(笑))>まどか&シオン
シオン:「そうなんだ? まどかさんもてそうなのに」
まどか:「あっはっはっはっは……4番機のさー、ドライバー候補だった子とさー。イイ感じだったんだよ」>シオン
まどか:「4番機に関わった事件で二度と会えなくなっちゃったから、シオンくんが気に掛かっちゃうんだよ。つい」>シオン
シオン:「僕はその人の代用品じゃないですよ」
シオン:何気なくトゥアレタのほうを見ます。
まどか:「代用じゃないってのは判ってんだけど。キミは自分が思ってる以上に他人に気にされてるんだよ」
まどか:「それを知ってて欲しかったんだな。お姉さんとしては」

ハインリヒ:子供を見るのも飽きたので、ふとローズマリーを眺めたり
GM/ローズマリー:「あぁもうあの子たちは……?」←視線に気付いた(笑)
ハインリヒ:若く、無いんだから、あまり、ハッスル、しすぎるなよ、とジェスチャーで伝える>ローズマリー
GM/ローズマリー:「あ、あのー。少尉? 私に何かついてます?」<大声(分かってない(笑))>ハインリヒ
ハインリヒ:椅子から立ち上がり、波打ち際に近づく
ハインリヒ:「イリッチ少尉、水着、透けてるぞ」
ハインリヒ:指差し確認
GM/ローズマリー:「は。水着が……ええええええッ??」(わたわた)
ハインリヒ:「子供たちの教育上よくないからな、ほら」
ハインリヒ:コートを脱いで、肩にかけてやる
GM/ローズマリー:「そ、そんなぁ。……アクシア大尉のお勧めの一品だったのに」(ムネをおさえつつ、へたっと砂浜に)
GM/ローズマリー:「ぅう、すみませんインメルマン少尉」(しくしく)
ハインリヒ:「しかしまぁ、みんな元気が出てよかったじゃないか。二名ほど、問題がありそうなやつらもいるが」
ハインリヒ:ローズマリーの頭を撫でてやりながら、ひとつ溜息。
GM/ローズマリー:「そ、そうですね……。特にあの子(シオン)は」
GM/ローズマリー:「私たちと同じですから……。早く、部隊に馴染めるといいんですけれど」(母親ぽい微笑)
ハインリヒ:「………」じーっとイリッチを見ている
ハインリヒ:「パイロット姿よりも、君にはやはり、そういう顔が似合っているな」
ハインリヒ:ローズマリーをナデナデしつつ
GM/ローズマリー:「……そんなコト言っても、何も出ませんよ、少尉」(くす)>ハインリヒ
ハインリヒ:「変わりに、エステインに模擬戦で手を抜くよう、言っておいてくれないか」
GM/ローズマリー:「考慮しておきましょう」(ふふふ)
ハインリヒ:はははと笑いながら

GM:泳ぎ疲れたのか、トゥアレタは今、おっきなオルカの浮き輪に掴まって、ぼーっとしている(笑)>シオン
シオン:そっちのほうに泳いでいきます。
まどか:「もう少し、パートナーの事は見てやんなよー」泳いでいくシオンに手を振り
亮:「まどかさん、お疲れ様」>まどかの方を見やりつつ
シオン:「落ち着いたか?」>トゥアレタ
GM/トゥアレタ:「……うん、少しはね」>シオン
GM/トゥアレタ:「シオンは泳がないの? 気持ちいいわよ?」(くてらー)
シオン:「トゥアレタみたいにいきなり泳いで足でもつったらかなわないからな」
GM/トゥアレタ:「…………ぅ」←考えてなかったらしい(笑)<足つり
シオン:「でも、よかったよ。試験以来根詰めていたからな。やっと笑った」
GM/トゥアレタ:「そっかな? ……そうかもね」(くす)>シオン
GM/トゥアレタ:「じゃ、シオン。……泳ぎましょ? そのために、海に来たんだし」
シオン:「もちろん付き合うよ。お姫様」冗談めかして
GM/昴:「…………」(にこにこと皆を見ている)
GM:では、シーンエンドでーす。
GM:あぁ、海はいいねえ(笑)。


■ミドルフェイズ/シーン6 「夏の夕べ。兄と妹。あるいは青年と少女」
 シーンPC:シオン。

GM:すっかり日が傾き、そろそろ基地に戻ろうか、という頃。
GM:ふと気付くと、トゥアレタと如月大尉の姿が無い。
GM/ローズマリー:「そういえば見かけないわ。……悪いけどミドウ少尉、2人を探してきてくれるかしら?」
シオン:「…了解」
GM/ローズマリー:「10分して見つからなかったら戻って来なさいね」
GM:姉、あるいは母のように優しい表情で、イリッチ少尉は自分を送り出してくれた。
GM:気を遣ってくれた、ということだろうか。
シオン:ぷらぷら探します。
GM:そして、砂浜を離れた岩場で、言い合いをしているトゥアレタと如月大尉を発見する。
GM/トゥアレタ:「昴にいさんの、ばかッ!!」
GM:叫んで、駆け去ってしまうトゥアレタ。黙って見送る如月大尉。
GM/昴:「…………」(気付いているのかいないのか、視線だけ)>シオン
GM:選択肢。

 ◇1 トゥアレタを追う。
 ◇2 如月大尉と話す。
 ◇3 このまま黙って戻る。

シオン:漢なら1でしょうが(笑)
GM:そうか。当然といえば当然の選択だな(笑)。
GM:では、ちょーっと<運動>など振ってもらいましょうか。目標値は6−【トゥアレタのダーザインレベル】で(笑)>シオン
シオン:ロゴス9点使って運動を4Lvに上げて、更に5点使ってダイス5個追加します
GM:おお、本気だなシオン!
シオン:#10c4
●ダイス:Sion_TL:10c4=5(1,6,4,4,5,5,1,5,1,5)= 5
GM:では、走り去るトゥアレタが怪我をしたり海に落っこちたりする前に追いつけました(笑)。
GM:さ、どうやって掴まえるかね?(笑)。あ、彼女は今、水着+パーカーって感じで。
シオン:まずはまっとうに腕つかみましょう(笑)
GM:掴まれました(笑)。
GM/トゥアレタ:「きゃッ? 昴に……え、し、シオン?」(びっくり)
シオン:「トゥアレタ。なんかあった?」
GM/トゥアレタ:「あ……えーっと。そのね。何でもないわよ、何でも」(誤魔化し笑いをしようとして……失敗している)
GM:彼女の目には、明らかに涙が溜まっていたから。
シオン:「トゥアレタ。相変わらず嘘が付けないな」苦笑しながら軽く腕を引っ張ります。
GM/トゥアレタ:「きゃあッ、えっ?」(ぼふ、とシオンの腕の中に)
GM/トゥアレタ:「ちょ、ちょちょちょちょっと、シオン?」(涙顔で、見上げ)
シオン:「何があったかは言わなくていい、泣きたいなら今のうちに泣いておいた方がいいな」
GM/トゥアレタ:「…………いじわる」(ぐすッ)
GM/トゥアレタ:「そんなコト言われたら、わたし、わたし……」(ぐすぐす)
シオン:「僕は元々意地悪でね。特に大事な人相手だとな」
GM/トゥアレタ:「…………シオン。え。それって」(まじまじと)
GM:驚きに、トゥアレタの瞳が大きく見開かれてる。何というかこう、泣くのも忘れてしまったようだ。
GM:風が吹く――。夕日に赤く染まった彼女の金髪が、はさり、と頬を撫でる。
GM:とくん、とくん、とくん……。
GM:押しつけられた胸から伝わる鼓動が、その速さを増したように思えた。
シオン:「トゥアレタ」
GM/トゥアレタ:「シオン、あ……」(赤くなって黙る)
GM:ぎゅ、とすがりつく手に力を込めて、シオンの服を握るトゥアレタ。
シオン:少し強めに抱きしめてあげます。
GM:見上げている彼女の唇が、微かに何か呟いたような気がした――。
GM/トゥアレタ:「きゃっ……?」(ぎゅ、と抱きしめられて)
シオン:キス行きます。
GM:なんだってー!!(笑)。ん、抵抗しない(笑)。
GM/トゥアレタ:「ん。んん、……んっ」(目を閉じて)
GM:何かにすがりつくように、求めてくるトゥアレタ。
シオン:トゥアレタの好きにさせます。
GM:えー(笑)。
GM:じゃあ、しばらくして彼女は唇を離して……大きく息を吸い込む。
GM:そして、八倍角フォントの構えを見せて。
GM/トゥアレタ:「……ばか」(ぽつり)
GM:と、呟いた。
シオン:「そ、僕は馬鹿だから」
GM/トゥアレタ:「…………」
GM/トゥアレタ:「何で、何も聞かないの?」
シオン:「聞いて欲しい?」
GM/トゥアレタ:「そッ、それくらい察しなさいよ! か、かか仮にもぱ、ぱぱパートナーなんだから、わたしたちは!」
GM:がーゥ、と顔を真っ赤にして怒るトゥアレタ。
シオン:「雰囲気が聞いて欲しくないっていっていた。だから聞かなかった。それじゃあだめ?」
GM/トゥアレタ:「……もぅ、シオンなんか知らないッ!! 話してなんかあげないわよ!」(きーっ!)
GM:がッ、と踵を返し。ずかずかずか、と歩き出すトゥアレタ(笑)。
シオン:「それで構わない。そろそろ帰るよ」
GM:ぴた、と足を止めるトゥアレタ。
GM/トゥアレタ:「……シオンくん」
シオン:「ん?」
GM/トゥアレタ:「いい、いまのは秘密ですからね! もし誰かに喋ったりしたら、そ、そそその」
GM/トゥアレタ:「しょ、承知しないんだから! ……分かった?!」
GM:シオンの返事を待たず、またずかずかと歩き出すトゥアレタ(笑)。
シオン:「(くす)…了解」
シオン:「(我が姫君)」
GM:シーンエンドッ!(笑)。


■ミドルフェイズ/シーン7 「新たなる力」
 シーンPC:亮。
まどかのみ登場可。

GM:翌日、トゥアレタとまどかは驚異的な速さでパワードアーマーのOSを組み上げ、再テストを申請した。
GM:再度、シュネルギア2機対、戦闘機+教導艦隊の対戦となる。
GM/トゥアレタ:「S.Q.U.I.Dリング接合、ケルン展開準備完了……」
GM/トゥアレタ:「状況問題無し(グリューン)、本機はこれより、発進ファーゼに移行します」
まどか:「CICより4番機へ。……頑張ってね、二人とも」>亮
GM/凍:「…………」(じー)
GM:既に発進準備を終えた凍は、新たなる力を得た僚機をじっと見つめている。
亮:「さて、新たなる力、みせてもらおうかな」
亮:「凍、4番機のモニターの準備はいい?」
GM/凍:「…………亮」
亮:「ん?」
GM/凍:「…………私は、もう要らなくなる?」
GM/凍:「…………あれができたら、私は、要らなくなっちゃう?」
GM:いつもどおりの、淡々と。だが僅かに不安の混じった声。
亮:首を振って
亮:「いくら4番機が強くなっても、1機だけではどうにもならない」
GM/凍:「…………」
亮:「敵に勝つためには、仲間の力が必要だ」
亮:「そして――僕には君が必要なんだ」普段恥ずかしくて言えないことをさらっと言う
GM/凍:「…………ん。分かった」(こくん、と頷く)
GM:果たして彼女は、ほんとうに“分かって”くれたのだろうか。
まどか:「こちらCIC、瀬名准尉。教導艦隊との彼我の距離が二○○を割りました。戦闘準備をお願いします」>亮
GM/凍:「…………了解。行こう、亮」
亮:「了解。さあ、行こう。彼らに僕たちの力を見せるんだ」
GM:――そして。
GM:この模擬戦は、圧倒的な火力の4番機と、的確な機動性を備えた2番機の連携により。
GM:ドライクロイツの圧勝で、終わった――。

GM/凍:「…………亮。通信が、来てる」
亮:「何だろう」
GM:プン、とモニターに映し出されるのは、如月大尉の姿だ。
GM/昴:「おめでとう、霧島少尉。……悔しいけど、僕たちの完敗だね」
GM/昴:「……やっぱり認めないわけにはいかないかな。第3世代人間戦車の実力ってやつを」
亮:「大尉の発破のおかげですよ」
GM/昴:「でも、これだけは覚えておいてくれ。シュネルギアだけじゃ戦争には勝てない。僕たちヤシマが強大な合衆国に勝とうとするなら、全ての面において敵を圧倒する必要があるからね」
亮:「結局兵器を動かしているのは、人間だということです」
GM/昴:「そういうことだね」(爽やかに微笑む)
亮:「そのためにも、大尉にもよろしくお願いします。
GM/昴:「ああ。それに僕はまだ、シュネルギアに勝つことも諦めない。……楽しみにしてて欲しいな」
GM/凍:「…………亮。この人は、きっと手ごわい」
亮:「そのときには全力で挑ませていただきます。僕も負けるつもりはないですから」
GM/凍:「…………がんばろう。これからも」(ふわ、と羽根のような微かな笑み)
亮:「そうだね。でも僕たちは負けない。君がいてくれるなら」微笑んで
亮:「これからもよろしく、相棒」
まどか:亮と如月大尉の会話を、微笑ましい様子で聴いていようっと。
GM:じゃ管制官、仕事して(笑)。
まどか:は、はい?(笑)
GM:帰投のナビゲート(笑)。
まどか:「さてっと。……状況終了確認。2番、及び4番機はホルテンに帰投して下さい」
GM:では、シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠