■ミドルフェイズ/シーン5 「夏の午後、陽射しと海と」
シーンPC:ハインリヒ。全員登場済。GM:美田島基地から少し離れた場所には、軍関係者の隠れスポット的な砂浜がある。
GM:瀬戸内の穏やかな海は、少し傾きかけた太陽と相まって優しい色を見せていた――。
GM:そんな海面を見つめながら、輸送車を運転する如月大尉が呟く。
GM/昴:「いつもならこの時期はもう少し賑やかなんですけど」
GM/昴:「あの娘たちは、もう来ないから。――せめて貴方がたに来てもらえて、良かったかも知れないですね」
ハインリヒ:「あの娘たち?」
ハインリヒ:助手席で窓から煙草をふかしている
GM/昴:「帝都の名門女学校のお嬢さんたちがですね。何故か修学旅行、この基地だったんですよ」>ハインリヒ
ハインリヒ:「ふぅん…」
GM:とか何とか言ってるうちに、到着。
GM:シオン、トゥアレタ、亮、凍そしてまどかを整列させ、陽射しも意に介さない風にすらっと砂浜に立つローズマリーが、注意事項を述べていた。
ハインリヒ:軍服姿のまま、ビーチパラソルを地面に刺し
ハインリヒ:チェアを展開
ハインリヒ:ごろりと横になり、文庫本を開く
ハインリヒ:「彼女がいると、楽ができていいねぇ…」
GM/昴:「少尉は泳がれないんですか?」>ハインリヒ
ハインリヒ:「ああ、人に見せられるような身体じゃないからね、私は」
ハインリヒ:昴にそう笑い、新しい煙草の火を点ける
GM/昴:「そんなの、ここじゃ誰も気にしませんよ?」
ハインリヒ:「私が気にするんだよ」
ハインリヒ:帽子を目深に被りなおす
GM/昴:「ははぁ……なるほど」(ちょっとローズマリーあたりに視線を向ける)
ハインリヒ:「彼女、婚約者がいるからね」
ハインリヒ:子供たちを遠めに見ている
GM/昴:「じゃ、僕もお供しますよ」(ごろーん、と日陰に転がる)>ハインリヒ GM/ローズマリー:「いい? 幾ら波が穏やかだからって、遠くまで一人で泳がないこと」
GM/ローズマリー:「それから、緊急時に備えて各自レシーバーは手放さないこと」
GM/ローズマリー:「シュネルギア組は、クレーリオン少尉に頼みます。分かったかしら?」
GM:何というか引率のお姉さんしている、アウルム系の彼女であった(笑)。
シオン:「了解」
亮:「はい」
GM/凍:「…………了解」
GM/トゥアレタ:「…………」(ぼー)
シオン:「トゥアレタ?」
GM/ローズマリー:「クレーリオン少尉?」
GM/トゥアレタ:「あッ、は、はい! 了解です!」
GM/凍:「…………変、トゥアレタ」
GM/トゥアレタ:「なッ、あ、わたしは別にボーっとしてなんかいないわよ?!」
GM/凍:「…………変。やっぱり」
まどか:「委員長、せっかくなんだし大尉と楽しんできたら?」
GM/トゥアレタ:「え……でも」(シオンと昴を見比べおろおろ)>まどか
まどか:「ふーむ……今の彼氏か、お兄ちゃんか。どっちを取るかは迷うものねえ……」得心した顔で首頷 ハインリヒ:「君も、クレーリオン少尉の所に行ってあげたらどうだい?」>昴
GM/昴:「僕はまぁ……似たようなモノですから」(はは、と笑う)>ハインリヒ
ハインリヒ:「私はもう枯れちゃってるけど、君はそういうわけじゃないだろう? 妹の成長した姿を誉めてあげなよ」
ハインリヒ:「それに、君がこっちにいると、彼女が迷っちゃうだろ?」
ハインリヒ:と、おろおろしてるトゥアレタを指差す
GM/昴:「はぁ……そういうもんですかねえ」(くすくす)>ハインリヒ
GM:何となくだが、分かっててやってるような、人の悪い笑い方だ(笑)>ハインリヒ
ハインリヒ:「君も、存外意地が悪いね。まぁ、私には関係無いが…」 まどか:「しかし、ねえ……幾らサイズが他の人向けのが多かったからって、コレしか無いってのはどうよ?」
まどか:”こいのぼり”ボディにピッタリ「フィットしたスク水をつまみ(笑)
まどか:勿論、胸には「特−A 瀬名」の名札が(笑)<水着
GM/凍:「…………こいのぼり」(ぼそ)>まどか
亮:「いいかい、凍。人間というものは、本音を突かれると傷つくんだよ」凍に諭すように(笑)
GM/凍:「…………そうか」(亮にうなづく)
亮:「ほら、シオン」シオンを促す
シオン:「トゥアレタ。いこう」
GM/トゥアレタ:「あぁもう、いいのよ! 行くわよまどかさん! 泳ぐの! なーんにも考えずに!」
GM:ずかずかと、何かぷんぷんしながら(ついでに、ムネも揺らしながら)、波打ち際に吶喊するトゥアレタ。
まどか:「うわ、ちょっと委員長。引っ張ら……きゃー」ずるずる
亮:「僕たちも行こう」>凍
GM/凍:「…………うん」(こくり)>亮
シオン:「さてと、振られたみたいだし。少し泳いでくるか」
GM/ローズマリー:「ちょっとあなたたち! そんないきなり準備運動もしないで」(あたわた) ハインリヒ:「若いねぇ…」
ハインリヒ:パラソルの日陰で、はーどっこらしょーとクーラーボックスから取り出したビアーを飲む
GM/昴:「あ、一杯頂けますか、少尉?」>ハインリヒ
ハインリヒ:「君、帰りの運転はどうするんだい?」
ハインリヒ:クーラーボックスから取り出そうとしつつ、振り向き
GM/昴:「あぁ……大丈夫ですよ。取り締まりなんて来ませんし」(くっく)>ハインリヒ
ハインリヒ:「そりゃ結構」
ハインリヒ:ひょいっと放り投げる
GM/昴:「もちろん、酩酊するつもりは無いですけどね……あ、どうも」(受け取り)
ハインリヒ:「しかし………あの二人は不器用だねぇ…。霧島と八坂が可愛く見える」
ハインリヒ:別々に泳いでいるシオンとトゥアレタを見て
GM/昴:「そこが可愛いんですよ。少尉だってご存知でしょ?」(くすくす)
ハインリヒ:「そうだなぁ………。誰にでも、可愛かった頃ってのがあるんだよなぁ…」
ハインリヒ:「だけど、それって…唐突に終わっちゃうんだよ…」
GM/昴:「少尉にも、そんな娘が居たんです?」>ハインリヒ
ハインリヒ:「アクシアも、ヴィヴリオも昔は…可愛かったんだけどなぁ…」なにか思い出している>昴
ハインリヒ:なんだかため息をつく GM/トゥアレタ:「く、ああああありゃああああああーーーーーッ!!」(ばしゃばしゃばしゃばしゃ)
まどか:「夏の砂浜で、ひと夏の淡い恋の思い出……なんてのは期待出来ないか。この有様じゃ」
まどか:トゥアレタの泳ぎっぷりを見ながら……ふと、シオンのほうに目が。
亮:「シオン、トゥアレタの相手しなくていいのかい」>シオンに
GM/凍:「…………」(ぱちゃぱちゃと、何か可愛く泳いでいる(笑))
亮:なんか、犬掻きしている凍の手を引きながら泳いでいる感じだ(笑)
GM:それだ!(笑)<いぬかき凍
シオン:「少し頭冷やさないと戻ってきやしないから」>亮
シオン:徐々に入って体を慣らしています。
まどか:「みたい。アレはかなり迷ってるっぽいね」シオンたちのほうに泳いでいき。
亮:「まあそうだね、彼女、ここに来てから少し様子が変わっているし」
亮:「でも、ちゃんと相手してあげないとふらふらいっちゃうよ」>シオン
GM/トゥアレタ:「たああああやああああああーーーーーッ!!」(何かひたすら、泳いでいる(笑))
まどか:「……ところで、シオンくん。委員長の事はどー思ってる訳?」>シオン
シオン:「どう思っているっていうのは。どのレベルの答えを期待してるのかな?」>まどか
まどか:「それはそっちのご随意に。でも、昴お兄さんとの間で、かなり揺れ動いちゃってるみたいよ?」
シオン:「僕は一度死んだようなもんだからな…」
亮:「またそれだね、ねえシオン。君に足は付いているのかい」凍の手を引きつつ(笑)>僕は一度死んだようなもんだからな…
GM:凍(ぱしゃ、と水に顔をつけて)「…………ついてる。足」>亮
亮:「付いていなかったら幽霊だけどね、でも僕の見る限り足は付いているようだね」
亮:「そう、足が付いている。生きているのだったらいつまでも死んだ振りしてないで、生きている人にしかできないことをやるべきだよ」>シオン
亮:「僕がこんな台詞を言うことになるとは、ね。柄じゃないね」苦笑しつつ
GM/凍:「…………」(ちょっと首を左右に振って、にこ、と少しだけ笑う)>亮
亮:「ん…。ありがとう」微笑返し>凍
まどか:「ちなみに、お姉さんはフリーだったりしちゃったりするんだけど……」ずずい(笑)>シオン
GM/凍:「…………」(ぱちゃぱちゃと犬掻きしつつ、横目でじー、と見てる(笑))>まどか&シオン
シオン:「そうなんだ? まどかさんもてそうなのに」
まどか:「あっはっはっはっは……4番機のさー、ドライバー候補だった子とさー。イイ感じだったんだよ」>シオン
まどか:「4番機に関わった事件で二度と会えなくなっちゃったから、シオンくんが気に掛かっちゃうんだよ。つい」>シオン
シオン:「僕はその人の代用品じゃないですよ」
シオン:何気なくトゥアレタのほうを見ます。
まどか:「代用じゃないってのは判ってんだけど。キミは自分が思ってる以上に他人に気にされてるんだよ」
まどか:「それを知ってて欲しかったんだな。お姉さんとしては」 ハインリヒ:子供を見るのも飽きたので、ふとローズマリーを眺めたり
GM/ローズマリー:「あぁもうあの子たちは……?」←視線に気付いた(笑)
ハインリヒ:若く、無いんだから、あまり、ハッスル、しすぎるなよ、とジェスチャーで伝える>ローズマリー
GM/ローズマリー:「あ、あのー。少尉? 私に何かついてます?」<大声(分かってない(笑))>ハインリヒ
ハインリヒ:椅子から立ち上がり、波打ち際に近づく
ハインリヒ:「イリッチ少尉、水着、透けてるぞ」
ハインリヒ:指差し確認
GM/ローズマリー:「は。水着が……ええええええッ??」(わたわた)
ハインリヒ:「子供たちの教育上よくないからな、ほら」
ハインリヒ:コートを脱いで、肩にかけてやる
GM/ローズマリー:「そ、そんなぁ。……アクシア大尉のお勧めの一品だったのに」(ムネをおさえつつ、へたっと砂浜に)
GM/ローズマリー:「ぅう、すみませんインメルマン少尉」(しくしく)
ハインリヒ:「しかしまぁ、みんな元気が出てよかったじゃないか。二名ほど、問題がありそうなやつらもいるが」
ハインリヒ:ローズマリーの頭を撫でてやりながら、ひとつ溜息。
GM/ローズマリー:「そ、そうですね……。特にあの子(シオン)は」
GM/ローズマリー:「私たちと同じですから……。早く、部隊に馴染めるといいんですけれど」(母親ぽい微笑)
ハインリヒ:「………」じーっとイリッチを見ている
ハインリヒ:「パイロット姿よりも、君にはやはり、そういう顔が似合っているな」
ハインリヒ:ローズマリーをナデナデしつつ
GM/ローズマリー:「……そんなコト言っても、何も出ませんよ、少尉」(くす)>ハインリヒ
ハインリヒ:「変わりに、エステインに模擬戦で手を抜くよう、言っておいてくれないか」
GM/ローズマリー:「考慮しておきましょう」(ふふふ)
ハインリヒ:はははと笑いながら GM:泳ぎ疲れたのか、トゥアレタは今、おっきなオルカの浮き輪に掴まって、ぼーっとしている(笑)>シオン
シオン:そっちのほうに泳いでいきます。
まどか:「もう少し、パートナーの事は見てやんなよー」泳いでいくシオンに手を振り
亮:「まどかさん、お疲れ様」>まどかの方を見やりつつ
シオン:「落ち着いたか?」>トゥアレタ
GM/トゥアレタ:「……うん、少しはね」>シオン
GM/トゥアレタ:「シオンは泳がないの? 気持ちいいわよ?」(くてらー)
シオン:「トゥアレタみたいにいきなり泳いで足でもつったらかなわないからな」
GM/トゥアレタ:「…………ぅ」←考えてなかったらしい(笑)<足つり
シオン:「でも、よかったよ。試験以来根詰めていたからな。やっと笑った」
GM/トゥアレタ:「そっかな? ……そうかもね」(くす)>シオン
GM/トゥアレタ:「じゃ、シオン。……泳ぎましょ? そのために、海に来たんだし」
シオン:「もちろん付き合うよ。お姫様」冗談めかして
GM/昴:「…………」(にこにこと皆を見ている)
GM:では、シーンエンドでーす。
GM:あぁ、海はいいねえ(笑)。 |