エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第19話『新しき翼』◇

「そうじゃないわ。あたしたちが、許すの。それだって、選択肢としてはあるのよ、きっと」 ――綾瀬穂

 

シーン1/シーン2/シーン3/エンディング:シーン1
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「出撃=脱走」
 シーンPC:響。

GM:びぃーびぃーびぃー
GM/まどか:『捕虜が脱走しました、至急追跡してください』
GM:という感じの基地内放送が流れる。
響:「何だって? んないきなり脱走って……」
GM:で、陸軍たちがわらわらーっと追跡隊として出撃していく。
響:「警備は何やってたんだよ、くそっ!」(←裏事情は知らないしー(笑))
レイモンド:「なにーほりょがにげたなんてー(超棒読み)」
響:「伊音、オレたちも出るぜ! 陸軍に捕まったら、今度は尋問だけじゃ終わらねえぞきっと!」
レイモンド:「たーいへんだぁ、とっととつかまえるぞぅ。まぁてぇ、るぅぱぁーん(超絶棒読み)」
GM/リュンマ:「たいへんだー、私たちも出撃しなきゃ、せんぱーい(棒読み)」
響:「……は?」(ぴた、と足止め)>レイモンド&リュンマ
GM:穂の側には、軍帽を目深に被った小柄な人がいる。
響:「中尉。それにチビっ子。……アンタら、なーんか隠してねえ?」(じとー)>レイぽ&リュンマ
穂:「シュネルギア・リッター、蘇芳丸。リュンマ・サカモト少尉ならびに綾瀬穂准尉。上空より探索します、出撃許可を!」>まどか
GM/まどか:『シュネルギア部隊も各個に出撃の許可出ています。どうぞ!』
レイモンド:「おぉい何してるんだよひびきぃ。急がないとにげられっちまうぞぅ」(死ヌ程棒読み)>響
響:「そうですねー中尉。できればオレもそーしたいんすけどー」
GM/伊音:「響、なにをしている、行くぞ!」
響:(小声)「何があったか教えてくれねーと、維馬篭中将にやられた傷口に塩塗りますよ?」>レイモンド
レイモンド:「……ばっかおれがおまえにかくしごとなんかするわけないだろぉ。いいからとっととでようぜぇひびきぃ」(呆れた棒読み)
レイモンド:……しつつ、怪しげなナニかをちょいちょいと指差す>響
穂:「リュンマ、乗って! 行くわよ!」
GM/リュンマ:「………」ふるふるふると首を横に振る
GM/リュンマ:「はい!」
GM:リュンマが小柄な人の手を取って、リッターのコックピットに詰め込んでいる。
穂:いつもとはちょっと座る位置がずれていたり。操作盤のところに、何かマントの塊があったり。
GM/リュンマ:「だいじょうぶかなー? 3人入れるかなー?」
穂:「大丈夫、この子はまだ全部蓋占めてないから。ちょっと頑張れば」>リュンマ
GM/リュンマ:「先輩スマートですもんね!」
穂:ハッチが閉まるのももどかしく……なにやら押し込むようにしている
穂:「蘇芳丸、離床!」
GM:ごぉっとそんな響とレイモンドを置いて、リッターが出撃する
響:「………あ」(振り返り、ぽむ)
レイモンド:「……さておやっさん、エンジンぶん回してくれ! 緊急カタパルトも使用! すぐ上がるぞ!!」>整備ーず
GM:茜が旗を振ってカタパルトの発進の合図を送る。
レイモンド:「ベクタードノズルの感度良好。推力は問題なし。照準オーケー。生命維持装置も順調……じゃ、行って来るかね。レイモンド・サダルメリク中尉、離陸する! 滑走路空けろ!!」
響:「わかりました中尉。オレも急いで追撃しますー」(棒読み(笑))
GM/伊音:「出遅れるぞ、響、急げ!」
GM:うがーっと吼えている
響:「っと、すまん伊音! さくっと起動して、ちゃちゃと追いかけようぜ!」
響:「リッターを、さ」(小さく付け加え)>伊音
GM/伊音:「む、わかった。模擬戦の前哨戦と言うことだな。負けておられん!」
GM:と、何か勘違いした風な伊音。
GM:ぎゅううっとV機関の出力が増す
響:「……何だかなぁ(笑)。S.Q.U.I.Dリング接合、ケルン展開準備良しっと」
響:「状況、問題ナシ。……シュネルギア3番機“マサムネ”出るぜ!」
響:ゴゥッ! とケルン展開しつつ、機体を急上昇させよう。
響:びゅーん、と飛行しつつ、エーテル直信。
響:「……で、オレたちはどっちに向かえばいいんだ?」>みのりん
GM/リュンマ:「進路、御神原諸島に取ります」
響:「なるほどね。……了解。3番機、先導する。伊音、航路計算任せた!」
GM:シーンエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン2 「時間稼ぎ」
 シーンPC:穂。

GM:ごぉっと雲の中を突っ切り、御神原諸島近海に向かう一同。
GM:雷が時折、機体を掠める。
GM/リュンマ:「方位進路、問題ありません」
響:「……ッと」(ケルンあると言っても、当たると嫌なので小刻みに回避(笑))
穂:「これで、基地からは見えてないはず……だよね、きっと」<雷
響:(エーテル直信)「しかしなー。素直に出かけてって、素直に歓迎してくれればラクなんだけどなぁ」
GM:雲を抜けるっ! が
レイモンド:「いるな……」
GM:眼前に、ヤシマ陸軍のペイントがされたホルテンが浮いている。
GM/リュンマ:「わ、わうっ!?」
穂:「うわ、ばれてる……?」
響:「陸軍のホルテンか……。こりゃまた、厄介な!」
響:あ、事情は道中説明済ってことで^^;>伊音には
レイモンド:「さて、お出ましだぜ。どうする、少年少女諸君?」
GM/伊音:「響…早まるなよ」
響:「分かってるって。ここでケンカなんか、そりゃ仕掛けられねえよ……」>伊音
響:「コトは、さすがにオレたちだけじゃ済まなくなるもんな……ッ」(ぐ、と操縦桿を握る手に力が)
GM:通信が穂のコックピットに入る。
GM/維馬篭:『そこまでですよ』
穂:「中将閣下、ですか?」
GM/維馬篭:『大人しく、基地に戻りなさい』
GM:にこやかな顔が映っている。
響:「…………」
穂:「中将閣下……そのご命令、従いかねます」
GM:維馬篭は一つ溜息をつく
GM/維馬篭:「なら仕方ない。“彼”が現れるまで、時間を稼がせてもらうとしましょう」
GM:そこで通信が切れる。
GM:瞬間、目の前のホルテンが爆発する!
響:「彼? ……って、なッ?!」(ぎゃー)
穂:「中将ッ!?」<爆破
響:「伊音! ハードシールド展開ッ!! 支えきれっ!!」(ぐん!)
GM/伊音:「っあ、これは、天使反応? ――3つ!」
穂:「え……? この反応……」
GM/リュンマ:「シュネルギア……違う、天使化してる!」
GM:聖なるかな聖なるかな聖なるかな
響:「くそっ……、ご丁寧なこった!」<天使化シュネルギア
GM/維馬篭:『言い忘れました。私は基地で結果を待つとしますよ。ごゆっくり』
GM:今度こそ、通信は切れる。
レイモンド:「おわぁッ!? ……彼? ……ははっ、彼ね。彼を呼ぶってか!」
響:「って、何か知ってるんスか、レイモンド中尉?!」<彼>レイモンド
レイモンド:「そりゃあ大佐も何も言えまいよ! いいさ、俺がなんとかしてやらァ!!」
GM:三機のシュネルギア…だったものが君たちに迫ってくる!
GM/伊音:「来るぞ!」
響:「ちいっ、今はこっちが先ってことか!」
GM/リュンマ:「先輩っ!」
穂:「わかってる……負けられない……ううん、負けないわ、あたしたちはっ」>リュンマ
GM:戦闘に移ります。


■クライマックスフェイズ/シーン3
 第1ラウンド。

GM:各自、感覚をしんこっく!
響:ギアナビ込みで11ー。
レイモンド:15
レイモンド:経験点使って成長しちゃおうかしら
穂:ギアナビ込みで6ー。
GM:こちらは全機36
響:にょ?^^;<36
レイモンド:……は?(爆)
響:……ちゅ、ちゅちゅ中尉! 何かこいつら、界王拳かなんかでドーピングされてる?! 2倍くらい!!(笑)
穂:+6くらいはされてるだろうなー<ドーピング
響:いや、能力値30代ってのは、力天使級だみのりん^^;
響:が、がんばろうな!(笑)
GM:ごぉっと猛烈な速度で、3機のシュネルギアだったものが迫ってくる。

GM:セットアップなんかある人?
穂:ないですにゃ
響:特にナシ。
レイモンド:ないな
GM:では敵はそれぞれ、君たちに一機ずつ向かってくる。
GM/リュンマ:「先輩、この子達、シュネルギアのリミッターがカットされてます!」
穂:「うん……悲鳴をあげてるみたい……」>リュンマ
響:「くっそお、何なんだ、この速さはッ?!」
響:「これがシュネルギア? ……“これが”シュネルギア、なのか?!」
GM:まずレイモンドに
GM:#36c4+3 射撃+高速戦闘モード+≪鷹の目≫
GM:#36c4
●ダイス:yan_bak:36c4=26(3,6,4,1,3,6,2,6,2,4,5,3,2,6,5,2,3,6,6,3,2,4,4,4,
3,4,5,2,3,2,2,1,5,1,4,4)= 26
GM:#26c4
●ダイス:yan_bak:26c4=20(4,3,2,3,1,2,5,5,2,5,2,1,1,3,1,2,4,5,2,2,5,1,3,6,4,3)= 20
GM:46+3で49成功>レイモンド
GM:顔に口が現れ、稲妻が迸る!
GM:#36c4 射撃+高速戦闘モード+≪鷹の目≫ 穂に
●ダイス:yan_bak:36c4=25(2,4,4,6,3,2,4,5,5,1,6,4,2,1,2,5,4,1,3,2,6,4,5,1,
5,3,6,6,4,5,4,4,3,4,4,3)= 25
GM:#25c4
●ダイス:yan_bak:25c4=19(2,3,2,2,1,4,1,3,6,5,1,5,4,1,1,6,3,4,6,4,4,6,1,3,2)= 19
GM:47成功で穂に
GM:#36c4 射撃+高速戦闘モード+≪鷹の目≫
●ダイス:yan_bak:36c4=25(3,3,3,3,4,2,1,2,3,5,2,5,1,2,5,4,5,2,2,6,6,4,1,2,
5,3,6,1,1,1,4,5,4,5,2,6)= 25
GM:#25c4
●ダイス:yan_bak:25c4=17(6,6,2,1,4,1,2,2,4,2,4,6,2,5,6,4,1,6,5,3,2,6,3,2,3)= 17
GM:45成功で響に
レイモンド:「ベクタードノズル制御トラックボール展開! ……ぅ踊るぜぃ!」
レイモンド:ちょっと計算するから待ってね。
響:同じく(笑)。
響:あーでも射撃攻撃かー。[突き返し]は無理だな^^;
GM:むりディス
GM/伊音:「響、回避集中だっ!」
響:「……おうッ!」
GM/リュンマ:「先輩、大丈夫、リッターの装甲を信じてください!」
レイモンド:反応射撃でロゴス3消費(残り214)、49個に対抗するには75個振れば期待値。
レイモンド:20mm機関砲で15−2−1は基本12個。ロゴスで63個増やす(残り151)。念のためにリミッターカットも宣言しておく。
レイモンド:#75c4 反応射撃 リミッターカット
●ダイス:Raymond:75c4=51(2,1,2,4,1,2,3,5,5,1,6,5,4,1,4,1,2,2,4,2,6,3,4,1,
2,6,3,6,4,2,4,6,6,2,1,1,2,6,5,5,3,6,2,2,5,3,3,5,5,6,4,4,3,2,4,2,2,4,5,1,4,
6,6,6,2,6,3,3,4,5,3,4,5,1,3)= 51
レイモンド:#24c4
●ダイス:Raymond:24c4=14(6,6,2,2,1,3,4,3,1,6,6,6,2,4,4,5,4,3,1,5,1,6,6,5)= 14
レイモンド:65成功。
GM:うお差分値は16か。+13で29ダメージいただきます。>レイモンドの反応射撃
レイモンド:「瑞穂流空戦秘技・交差法! 板●サーカス、機関砲バージョンっ!」
GM:まぁ痒い痒い
響:これだけ派手に反撃すればなぁ(笑)。
響:《接合》3、《反射防御》、<回避3→4>3。
響:回避基本値18+6+2=26 ダイスブースト+50
響:#76c4
●ダイス:Hibiki:76c4=49(5,4,4,3,3,2,5,6,5,5,6,4,2,3,4,1,3,5,4,2,5,3,6,1,6,
1,2,1,6,6,4,2,1,1,2,3,2,1,1,2,2,2,4,5,4,6,6,4,2,2,5,6,3,1,3,1,1,4,3,4,5,3,
5,3,6,6,6,2,5,1,5,6,2,3,6,5)= 49
響:ようっし、計算どおりに回避!!
響:「ぅらああああああああッ!!」(ざああああ! と滑るように稲妻をスライド回避!)
響:ロゴス193→137に。
穂:接合でロゴス3 7+3+2x2=14 反射防御で+2 ロゴス3消費で技能を4に ダイス60個追加。 合計ロゴス66消費
穂:#76c4
●ダイス:Minoru:76c4=50(5,3,5,4,6,1,1,5,5,2,6,2,5,2,6,2,5,5,6,5,5,4,4,4,5,
2,3,4,2,2,2,4,1,6,1,2,1,2,3,1,2,5,4,3,2,6,4,4,3,5,4,5,5,5,1,4,1,1,4,5,5,2,
5,3,2,4,1,3,1,1,4,6,3,6,2,1)= 50
穂:計算どおり(^^; こちらも回避
響:ぬう、やはり何か腕で負けている気がしてくるぜ(笑)<成功数1個差
GM:ではそちらどうぞー
GM:全員別エンゲージだからにぇ
響:それ行けレイぽ。敵の性能をベンチマークしてくれー(笑)。
レイモンド:俺? しょうがねぇなぁ。じゃあ予測射撃かな(笑) リミッターカットできないけど
GM:ぎゃーーΣ(゜Д゜;≡;゜д゜)<予測射撃
響:しかし、レイモンドにエンゲージしているのには届かないのだな<予測射撃
GM:いんやエンゲージしてませんのだ。300M離れてる〜
響:わぁ(笑)
レイモンド:反応射撃でロゴス2消費(残り149)、残りは全部ダイス増やす。
レイモンド:対天使ミサイルで5−6−3は基本−4個。ロゴスで149個増やす。合計145個かな
レイモンド:ダーザインは全部昇華。達成値+66で……
レイモンド:……まった。増加ダイス3個減らして、誘導兵器3→4へ(笑)
レイモンド:#142c4+66 敵の3機共に、狙う!
レイモンド:#142c4 +66
●ダイス:Raymond:142c4=99(6,4,6,2,2,1,5,6,4,1,4,4,1,4,4,4,5,2,4,5,5,2,5,6,
2,3,4,6,3,3,5,1,1,1,2,5,6,3,3,4,6,5,4,3,3,1,4,4,4,1,1,4,5,6,6,1,2,5,5,2,3,
6,1,6,1,1,5,6,3,5,4,1,2,5,6,4,1,6,6,2,6,3,3,6,3,1,4,1,2,3,5,3,3,6,4,1,5,3,
1,2,6,1,1,6,4,1,3,5,5,3,2,4,6,2,1,5,2,4,6,6,4,1,3,1,3,4,4,2,4,1,1,5,4,1,2,
4,1,2,2,3,1,1)= 99
レイモンド:165個(核)
GM:………( ゜Д゜)ポカーン
GM:#36c4 回避4+高速戦闘モード 回避3人分まとめて
●ダイス:yan_bak:36c4=24(6,5,3,3,5,6,1,2,2,3,1,5,5,1,3,3,1,4,4,6,2,1,4,1,5,3,2,3,6,6,3,2,4,2,5,6)= 24
GM:#24c4
●ダイス:yan_bak:24c4=18(6,1,1,3,4,2,2,1,4,6,3,1,4,3,3,6,1,3,5,4,4,1,5,6)= 18
GM:42成功( ; ゜Д゜)
レイモンド:完全に期待値だな(笑)
レイモンド:差分123にダメージ値+24。147点……どないだ
響:たぶん、それは沈んでいると思う(笑)<死亡ゲージとか無ければ
GM:レイモンドの飛影からミサイルが放たれる!
GM:どごんどごんどごん!!
GM:全機撃滅!
響:困ったな、することがなくなった。ラクでいいけど(笑)。


■エンディングフェイズ/シーン1 「熾天使」

GM:その時…。
響:お?
GM:ごぉ!
GM:爆風を中心に…空間に亀裂が走る
レイモンド:「どうでぃ! ……って、まだ来るかよ!」
響:「だああああああッ、何だ、このエーテル濃度ッ?」
穂:「今度は何ッ?」
GM/リュンマ:「せ、先輩、エーテルレーダーが振り切れてます!?」
穂:「それって、門が開いてるってこと!?」>リュンマ
GM/リュンマ:「マスケンヴァル現象での霊圧に匹敵してます!」
GM/更紗:「………father」
穂:「さら、さ……?」
GM:せいなるかなせいなるかなせいなるかな
GM:空に手をかけ、ゆっくりとそれは姿をあらわす。
響:「上級天使級……どんなに安く見ても主天使は来て不思議じゃねえな、これ」
レイモンド:「やべぇ、高機動のツケが……機体をうまく制御できねェ!」
GM:レイモンドもまったく見た事が無い、初めて見るタイプの天使だ。
響:「中尉は、無茶し過ぎですって!」(苦笑)>レイモンド
GM/伊音:「まさか………」
響:「? 知ってるのか、伊音?」
穂:「と、とにかく。光学でも電磁波でもいい、取れるだけデータを……駄目ッ、ほとんど焼きついてるっ」
レイモンド:「……肉眼で観測……も危険だな。俺も塩の柱になりたかァねェぞ」
穂:「天界位階基準、第一位……?」
GM/伊音:「熾天使………」
GM:がくがくと伊音の肩が震えている。
響:「あれが……熾天使……?」
響:「ッ、伊音! しっかりしろ! 呑まれるな!」
響:「霊圧に負けたら、それだけで『もっていかれる』ぞ!! 気を抜くな……」
GM/伊音:「わ、わかっている! ケルン維持に集中…」
響:「頼むから。……オレだけ置いて先に逝ったりしたら、絶対にゆるさねえから……なッ」
レイモンド:「……やべェ。こっちは打つ手がなさそうだな……」
響:「中尉は上空監視と情報収集を」>レイモンド
レイモンド:「ンな事言ってもシュネルギアの装備で得られねェ情報なんざ、こっちの機体で制御できるかよ! さっきから計器類はありえねェ数値吐き出してるぜ」
GM:さて穂
GM:君は、サラサにダーザインを結んでいたね?
穂:うい。好意が2レベルになってたような。
GM:サラサがコクピットの中で立ち上がる。
GM/更紗:「………thanks…ばい、ばい…」
GM:穂に微笑む
穂:「サラサ、何をするの? こんな所で立つと危なッ……」
GM:ばんっ! と荒れ狂う霊圧の中、リッターのコックピットが開く。
響:「やれるだけ、やってみるさ……って、おい?!」<リッターのコクピット
GM/更紗:「また、ね…」
穂:「ッ!」凄まじいエーテル圧に、思わず顔を覆う
GM:サラサが飛び出す
穂:「サラサッ?」
GM/リュンマ:「は、はね!?」
GM:穂とリュンマだけが見た。
GM:サラサの背に真っ白な羽根が生えているのを
穂:「天使……?」
GM:めきめきめき
GM:熾天使が、ゆっくりと空間の亀裂の中に戻っていく。
レイモンド:「? おい、どうした穂!? 状況が見えねェぞ……うわ、白光が強すぎてゴーグル越しでも世界が白い!」
穂:「サラサが……行っちゃう……」>レイモンド
響:「あれは……」(呆然)
GM:マサムネのモニターには、しっかりと映っていた。
GM:サラサが真っ白な羽根で空を飛び、熾天使の掌に降りたつのを。
GM:びきびきびき………
GM:そして、まるでビデオを巻き戻すように、空間が閉じといった。
響:「何だ。ちくしょお、何なんだ……ッ、何で、こんな」(気付かぬうちに、意図せず涙が流れている)
GM/リュンマ:「………霊圧…通常域まで低下…」
穂:「……きえ、ちゃった」ギアのハッチから身を乗り出すように
穂:「サラサッ、また……」なんと言えばいいものやら。
レイモンド:「敵対行動の模様はないのか? くそっ、まったく見えねェ……失速させないので精一杯だ!」
響:「ああ。……アレは、熾天使級は帰っていっちまった」>レイモンド
響:「娘を連れて、さ……」
レイモンド:「ああそうかぃ……そいつは結構だ。また死なずに済んだぜ……」
響:「あの娘に……サラサに感謝しなくちゃな。あんなに酷いことをしたのに、オレたちを、助けてくれた」
穂:「うん……ありがとう」空間の裂け目があったと思われる方向に
穂:「そうだよ……敵だからって、お互いを滅ぼす以外にも、きっと方法はあるんだ」
穂:「犠牲はまったくないわけじゃないけど。それでも、どこかで止められる……」
響:「主よ、許したまえ。って奴か、みのりん?」>穂
響:「――それ、帰ったら言わない方がいいぞー。ヴィヴリオ大佐がいちばん嫌いそうな言葉だもんな」(笑)
穂:「そうじゃないわ。あたしたちが、許すの。それだって、選択肢としてはあるのよ、きっと」>響
響:「…………」(それには、答えない)<オレたちが許す
レイモンド:「……帰るか? メガネが首長くして待ってるだろうよ」>ALL
穂:「リュンマ、帰りましょ。あれだけのエーテル圧……戻ったら、完全に洗浄しないと」
響:「……状況、終了。シュネルギア3番機、瑞穂基地に帰投します」>通信
GM/伊音:「………響…」
響:「ん?」>伊音
GM:崩れ落ちるように、彼女は君の背に縋り付いている。
GM:そうしていないと、崩れ落ちるかのように。
響:ぽんぽん、と優しく伊音の頭を撫でてあげるー。後ろ手で。
響:「……何か、ああ」
響:何か言いたいんだけど、何だか何も言わないのがいちばんいいかな、と思い直して。
響:2人でしばらく、熾天使の消えた空を見ていよう。
響:何かこう、基地に帰るまでずっと伊音と手を繋いでいたい気分。
響:なので、そうして空を駆ける、と。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 橘響@相馬斉遠:5点
 綾瀬穂@銀目猫:5点
 レイモンド・サダルメリク@礼智仁:5点
 GM@Bak.ヤン:15/3+1=6点

【雑感】
 光子似のヤシマ人クローン(?)の名前がサラサなのはいろいろまずいよーな気もするが(笑)。それだけに維馬篭パワーの滲み出た佳編。リッターにも何か仕掛けがあるのかと思いつつ、そちらは何事もなかったので安心したような残念だったような……。
 さらに、ついに熾天使登場! もっとも今回はまだ顔見せ。これが撃破される時が、ある意味で「エンゼルギア」の一区切りになりそうな予感のある敵。こういう見せ方はなかなか有効かも。
 そして、問題の《予測射撃》。これ以降のセッションでも次第に猛威を振るい始めることになる極悪特技の一端が既に垣間見える。この時は天使化したシュネルギアが死亡ゲージで受ければ良かったと思うのだが……そっか、この敵には無いよね死亡ゲージ(笑)。
 それにしても、リュンマは良い後輩キャラ……。端々に滲み出る元気の良さと、悪気の無いちょびっと黒い一面(レイモンドマジックとか)は実に良いものです。この娘を相棒に選んだみのりんの選定眼も何気に光っておりました。目指せ明日のエースパイロット!


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠