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Last Update/2012.02.05


◇ 第20話『哀しみの空に、花束を』◇

「罪から逃れるために戦うのは、馬鹿のすることアルっ!」
――タン・メイリィ

 

シーン1/シーン2/シーン3/シーン4/シーン5/シーン6
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「再会」
 シーンPC:刀真。
響のみ登場可。

GM:てことで、待ち合わせ場所にやってきました。時刻は昼過ぎ。
刀真:「っと…ちょっと急ぎすぎちゃった、かな」下はジーンズ、上はTシャツに薄手のジャケット@長袖。
GM/冬弥:「刀真!」とかかる声。
GM:久々に視る彼は、どこにでもいる普通の少年に見える。
刀真:「…冬弥? ホントに冬弥だ!」振り向き、自然と弾む声。
響:「よぉ刀真」(と、冬弥の背後から手を上げて登場)
刀真:「…と、響? なんで此処に…」
響:ちなみに、野菜類入りトートバックを所持しているオレ^^;
GM/冬弥:「街で偶然会ったんだ」
響:「いや、買出しの途中で偶然な?」^^;
刀真:「…あー、伊音ちゃんに引きずりまわされてた、と」妙に納得。(笑)
GM/伊音:「響、冬弥。お茶が入ったぞ」と奥から出てくる
響:「おう。ありがとな伊音」
GM/伊音:「炎天下を連れまわした後、茶の一杯でも出さないようではそれこそ鬼ではないか」と奥へ>響
響:「せっかく会ったんだ。お茶のひとつくらい飲まなくてどーするっての」
GM/伊音:「む、刀真も来ていたのか。奥へ来るといい」
響:じゃあ、来い来い、と2人を手招き>刀真&冬弥
響:「あッ、羊羹切っとくぞ。いいよな伊音?」(とか言いつつ、奥に移動ー)
刀真:「…あー、何だろう。相変わらずのこの妙な順応っぷり」響と伊音見て、ちょっとげっそり。(笑)
響:「うるせえぞ、そこー!」(笑)>刀真
刀真:「…それはともかく。元気そうで良かった、冬弥」奥へ向かう途中、ふ、と微笑みつつ。>冬弥
GM/冬弥:「ああ。久しぶりだな。……そういえば、メイリィは?」>刀真
刀真:「うん、元気だよ。…ホントは今頃、一緒に自首訓練の約束してたんだけどね。書置きしてきたから大丈夫だと、思うけど」てへ、とばつが悪そうに。<メイリィ
GM:などと言いつつ、四人は「いつもの場所」縁側へと自然に集まる。
GM/冬弥:「大して時間は経ってないはずなのにな。ずいぶんと久しぶりな気がするよ」
響:「ん。……そうだよなぁ」(少し頷き)
刀真:「そう、だね。…まだ始まったばかりなのに、随分長い夏だったように思うよ」
刀真:訓練、戦闘、また訓練の日々を脳裏に思い描きつつ。
GM:伊音が淹れた水出し緑茶を飲み、つつ、歓談にふける四人。
響:「あの頃は、ここも賑やかだったよなぁ。爺さんが居て、オレと伊音、刀真とメイリィ、冬弥と、それから……」
響:(あ、やべ。という顔で冬弥を見る(笑))
刀真:「………雪奈ちゃん、か」ボソり、と。思わず呟き。
GM/冬弥:「……ああ、そうだな。そっちは、どうしてたんだ? あまり変わりはないかい?」>響、刀真
響:「ああ、まぁ何とか生き残ってるぜ?」
刀真:「僕らは…僕、は。…うん、色々と考えさせられて、また立ち止まって。それでも変化を続けて、生きてる」
刀真:「…メイリィも、少し。ほんの少しだけ、笑うようになったよ」そこはかとなく、遠くを見るような目で。
GM/冬弥:「そっか。そっちは(じーと伊音と交互に見て)あまり変わらないみたいだな」(笑)>響
GM/伊音:「?」小首傾げ
響:「…………ぅぐ」(汗)<あまり変わらない

GM/冬弥:「ヴィヴリオ大佐とか、アクシア大尉はいつもどおりなんだろうな。遥香さんとかも、元気か?」>刀真
刀真:「あー、うん。二人とも相変わらず厳しいよ。遥香ちゃんは…もうすぐ帰ってくる。またご飯作ってもらえると思うと、ちょっと楽しみかな」>冬弥
響:「いやッ、でもなぁ! 最近は特に酷いんだぜ? この前なんか琉球くんだりまで出撃させられるわ。刀真なんかなー、宇宙行ったんだぞ、宇宙!」
響:「そうでなくてもパル子はぷっぷくぷーだわ、翔一のヤツは煮え切らないわ、新メンバーが来たと思えばいきなり“天使派”のテロに巻き込まれてるわ……」
GM/冬弥:「色々あったんだな。早々リタイヤしたし、なんだかすまないような気がするよ」>響
響:「ああ、気にするなって」(苦笑)>冬弥
GM/伊音:「……」伊音は黙って、皆にお茶を注いでくれる。昔を懐かしむように。
刀真:「………冬弥は、どうなの? あれから…怪我してから、どうしてたの?」少し、瞳が翳る。>冬弥
GM/冬弥:「俺は……普通にやってたよ。うん。それでさ……一つ、頼みがあるんだ」>ALL
響:「ん? ああ、別にいいぜ?」<頼み>冬弥
刀真:「…? うん、僕らに出来ることなら、何でも」にこ、と。屈託の無い笑顔を。
GM/冬弥:「しばらく、瑞穂から離れられないか?」
響:「は?」
刀真:「…え?」
GM/冬弥:「……最近、戦闘が激化してるんだろ? 君達がそれに巻き込まれるのを……やっぱり、黙ってみてられないんだ」
響:「あのな冬弥。……それはできねえ相談だぜ?」(急に真剣な目になる)
GM/伊音:「佐波木。お前が何を考えているかは知らないが。私は軍人だ。それに、響も刀真も。お前と別れた後で、捨てられないものが増えてしまった」
響:「そりゃ、命令があればどこにでも出かけるけどな。……そういう意味じゃ、ねえんだろ?」>冬弥
刀真:「…駄目だよ。僕らがここを離れたら、別の誰かが戦わなきゃいけない。この手に力があるなら、逃げ出すわけにはいかない」
刀真:「それに…やっぱり、さ。メイリィを放って自分だけ逃げようなんて、僕は嫌だ」
刀真:冬弥と視線を合わせて。戦いの意味を見つけられなかった頃とは違う、真っ直ぐな瞳。
GM/冬弥:「分かった。皆にもそれぞれ大事なものがあるって」>刀真
響:「……いや、そうか」
響:「逆に聞くぜ。何でお前、瑞穂に戻って来たんだ?」>冬弥
響:「お前だってギアドライバー候補だったんだ。……そりゃ、考えたかねーけどさ、もしオレらが斃れたら、次はお前の番かも知れないんだぜ?」>冬弥
GM/冬弥:「…………。少し、昔を思い出したからかな」>響
響:「…………」
刀真:「…ねえ、冬弥」冷たくなった湯のみを手に。
刀真:「僕にとっては…冬弥も、冬弥が過ごした“普通”も、大事なものなんだ」
GM/冬弥:「ありがとう」>刀真
GM:お茶を飲み干し、立ち上がる冬弥。
刀真:「うん…。…冬弥も、ありがとう」文字通りの意味ではない“ありがとう”の言葉を。
GM/冬弥:「男子三日会わざれば、か。……戦士になったんだな。刀真も、響も」
響:「……冬弥」(剣呑な目)
響:「悪いコトは言わねえ。……お前は、早くここを離れた方が、いい」
GM/冬弥:「ああ、少し長居し過ぎた。……それじゃあ、これで」
GM:冬弥は道場を出て行く
響:「……またな、冬弥」>去っていく背中に
刀真:遠い光景を見るように、冬弥の背に視線を固定して。
GM/伊音:「変わらないものと、変わってしまったものか。……この道場だけは、変わらないのにな」
響:「……何が、変わっちまったんだろうな」(少し寂しそうに)>伊音
響:「オレたちと、あいつと……」
刀真:「…最後まで話さなかったね、冬弥は」>響
響:「何を?」(あえて)>刀真
刀真:「雪奈ちゃんの、コト」泣き顔にも見える笑顔、で。
響:「…………」
GM:そこで刀真の携帯に通信です。
GM:急いで基地に戻るよーにと。
刀真:では、それを手早く響たちにも伝えて。
響:黙って道場を出る。
GM:では、シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン2 「作戦会議」
 シーンPC:遥香1−13。

GM:あの事件直後、瑞穂へと呼び戻された遥香。
GM:ブリーフィングルームではヴィヴリオ大佐が待っております
遥香:「失礼いたします」しずしず
GM/ヴィヴリオ:「戻ったか、遥香1−13 」
GM:ばさりと手元の資料を置いて
刀真:「…あ、遥香ちゃん。お帰り」にぱ、と笑顔なんぞ浮かべつつ。既に着席しておりまする。
遥香:「輸送機護衛の任、無事終了いたしました」
遥香:刀真に深々とお辞儀
GM/ヴィヴリオ:「うむ。よく生き残ってくれた。早速だが、お前も例のフーファイターに対する迎撃任務についてもらう」>遥香
GM/ヴィヴリオ:「マイヤー大尉によれば、次の標的はどうやらこの瑞穂らしいからな」
アルビレオ:「ええ、敵のドライバー本人から聞いた話ですから、間違いありません。ヴィヴリオ大佐」何時の間にか着席済み。
刀真:「…天使じゃ、ないんです、ね」
遥香:「わかりました」
遥香:しずしずと進み、給湯器を使いお茶を淹れ始める
遥香:お盆を手に、皆に茶を配りつつ
遥香:「本日のお茶請けは、手製の芋羊羹です」
刀真:「うん…あ、美味し」和み…きれていない感じで。こう、ブリーフィングの緊張感とは別の意味で。
GM/メイリィ:「…………」じー、と後ろから視線>刀真
遥香:「………メイリィ様、お代わりでございますか?」刀真への視線を見て
遥香:お盆を両手で大事そうに抱えている
GM/メイリィ:「いーえ、刀真がワタシを袖にしてくれたので怒ってるだけアル。気にしないアルよ、遥香さん」ニコニコ(笑)」
刀真:「……ぁ。…ゴメン、ちょっと…色々考えてて、さ」なんかこう、ちょっと精神的に疲れてる風味。>メイリィ
刀真:「それはその、なんていうか……。……ゴメンナサイ」一人しょんぼりフェスタ開催しつつ。(笑)<袖に
GM/メイリィ:「ふん、私を置いて一人遊びに行った罰ある」ぷんぷん>刀真」
遥香:「………メイリィ様、これでどうかお気を鎮めになられてください」
遥香:どこから取り出したか、ほくほくと湯気を立てる中華饅頭を置く
GM/メイリィ:「わーいアル。(ぎろっと横目で刀真を睨んで)いまは遥香さんに免じて機嫌を治すアルよ」>遥香
刀真:しゅん、と恐縮しつつ。
遥香:結構マイペースに、お茶を配り終えてから、壁の方に立つ。
GM/ヴィヴリオ:「本件に関しては、情報分析の専門家であるマイヤー大尉に指揮を執って貰う事になった。……改めて挨拶を頼む」>アルビレオ
響:「すんませーん、遅れまし……あ、あれ? もしかして、遥香?」
響:そこで、割とマジメな場の空気に気付くオレ(笑)。
響:「あ。えーっと……」(たはは)
遥香:「お久しぶりでございます、橘様。まずはヴィヴリオ大佐にご挨拶を」
響:「うッ。……橘響、現時刻を持って出頭しました!」(敬礼)>ヴィヴリオ
アルビレオ:無表情で一瞥し、立ち上がって適当な位置に移動>響
響:「その。すんません、ええっと……」
GM/伊音:「すまんな、響。私の荷物のせいだ。早く座ろう」>響
響:「あ、ああ……」(座る)
アルビレオ:「この度、本作戦の指揮を受け持つことになった、アルビレオ・マイヤー大尉である」手を後ろに回し>三人
響:「よろしくお願いします、大尉」>アルビレオ
遥香:「この度はよろしくお願いいたします」深々とお辞儀>アルビレオ
GM/伊音:「マイヤー大尉、改めて宜しくお願いします」>アルビレオ
刀真:「あ、よろしくお願い…します」色々考えながらで身が入ってない風味。
アルビレオ:ヴィヴリオ大佐を見て、了解を得てから着席する。
GM/ヴィヴリオ:「よろしい。答礼が終った所で今後の方針だが」
GM/ヴィヴリオ:「遥香1−13とマイヤー大尉には、敵機の戦力分析と迎撃作戦の立案を担当して貰う」
GM/ヴィヴリオ:「ドライバー、ナビゲーター各員は各機の整備をしつつ待機だ」
響:「了解です。……あッ、でもその」
GM/ヴィヴリオ:「質問か、橘少尉」>響
響:「どんなヤツだったんです? その、赤と白のフーファイターって?」>アルビレオ&遥香
遥香:少し目を瞑り………
遥香:「通常のフーファイターの性能から予測される機動、回避性能など…全て凌駕しております」
響:「…………」<全て凌駕
遥香:「実測ではございませんが、目測による計測では170%から200%を超える性能を記録しております」
アルビレオ:「だがあのフーファイター。機体性能だけでは…ないな、ドライバーもかなりの腕だろう」
響:「そいつぁ……割とシャレになってねえっスね」(フ、と緊張とも不敵とも取れる笑みが口元に)
遥香:「………あの場では、敵機が退却してくれたお陰で輸送機を無事に守る事が出来ましたが…」
遥香:「戦闘が続行していた場合、空我一機では戦力比を挽回する事は9割9分不可能でした」
響:「いや、そうか。……それで、遥香が呼ばれたんだな」(頷いた)
GM/ヴィヴリオ:「コード“クリムゾン・ブレイカー”は白兵戦を、“ホワイト・ウォーリア”は射撃高速戦闘を得意としているようだ。前者はマイヤー大尉と、後者は遥香と遭遇している」
響:「白兵戦に……射撃戦、ですか」>ヴィヴリオ
GM/ヴィヴリオ:「ああ。詳しいデータ分析はこれからマイヤー大尉と遥香に担当してもらう。質問は以上か?」>響
響:「はい。ありがとうございます、大佐」>ヴィヴリオ
アルビレオ:("赤き殺戮者"、か…。なるほど、あの鮮やかな白兵戦は見事だったな)
響:「で、どーする刀真?」>刀真
刀真:「………あ、その…一つ、いいですか?」挙手。
GM/ヴィヴリオ:「なんだ」
刀真:「人が、乗ってるんですよね」場違いとも思える、そんな言葉を。
アルビレオ:「その通りだ、この目で確認した」
響:あちゃー、と天井を仰ぐオレ(笑)。
GM/ヴィヴリオ:「……そうだ。力押しだけの天使兵ではない。考え、意思を持つ戦士が相手だ。諸君らの健闘を期待する。……以上だ」
GM/ヴィヴリオ:「各員、準備を急げ。それと遥香、ここに残ってくれ」
刀真:「…分かり、ました」メイリィの厳しい視線にも上の空っぽく。泳ぐ視線と力の無い言葉で答え。
遥香:「わかりました」
アルビレオ:大佐に敬礼はしておく。
響:「大尉」(小声)>アルビレオ
アルビレオ:響を見る。なんだ、という表情で。
響:「赤いのは、オレらに任せてもらえませんか? ……刀真があんな調子じゃ、たぶんヤツとは戦えない」(小声)>アルビレオ
響:「だったら、遥香を護らせた方が、いい」
GM/伊音:「響。まさか――」怪訝に。>響
響:「仕方ねえだろ。……迷いは隙を生む。隙があるようじゃあ、あんな化け物とは、勝負にならねえ。だったら」>伊音
響:あ、とりあえず退室しつつってことで(笑)。オレは以上ー。
アルビレオ:響の問いには無言の了解をし、以上。
遥香:壁際に立っている。
GM/メイリィ:「ほら、行くアルよ刀真」ちょっと心配そうに引っ張る>刀真
刀真:「…逃げない、って言ったのに。最低だな、僕は」メイリィに力無い笑顔を向けつつ。以上にて。
遥香:「刀真様、今晩は大好きな高野豆腐ですから、期待してください」にっこり、微笑む>元気無い刀真
刀真:退室間際。遥香に一瞬だけ、視線向けたってコトで。
GM/ヴィヴリオ:「……さて。これはまだ私の推測だが」>遥香
遥香:皆が去ってから、ヴィヴリオに向き直る。
GM/ヴィヴリオ:「どうも奴らの襲撃場所の選択には疑問が残る。まともな軍施設は放っておいて、実験場や私でも機密扱いで内容が知れない場所などだ」>遥香
遥香:「………情報が漏れている可能性がある、と言う事ですか」
GM/ヴィヴリオ:「ああ。どうにも引っ掛かる……私のパスコードを一時預ける。その点の調査も頼む」
遥香:「了解いたしました」敬礼
遥香:「それでは、よきご報告をお待ちください」
GM/ヴィヴリオ:「しかし、お前の“巴”を破るような奴か……。小僧どものお守りも、頼んだぞ」
遥香:「わかっております。………二度は、破られはしません」
遥香:茶の後片付けをし、静かに部屋を出る。
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「朝食の味」
 シーンPC:響。

GM:待機任務を受けた翌朝。
GM:自室のドアがコンコンとノックされる。
GM/伊音:「響、起きているか?」
響:「んあ? ぃ、いい伊音?!」(どたばた)
響:「悪ィ! 5分だけ待ってくれ! すまんッ!」(じたばた)
GM/伊音:「ああ。朝早くすまん。入っても……む、分った」
響:慌ててわさわさとそこら辺を片付けるぞー。いちおう、それなりには整理整頓しているのだ^^;
響:…………。
響:……。
響:「ふー、何とか。ごめんな、待たせちまって」(ドアを開けるー)
GM:さて、ここで一つ質問です。
響:う、な、何でしょう(笑)。
GM:伊音はエプロンと割烹着、どっちがイイですか?>響くん
響:はぅあ!!(転がり)
響:え、えーっと。じゃあ割烹着がイイです。伝統美(笑)。
GM:では、割烹着に三角巾姿の伊音が立ってます
響:「……伊音? どうしたんだ、その格好」(ちょっとびっくり)
GM/伊音:「ああ。久しぶりに朝食を作ってみたのだが……その、なんだ。買い出しに付き合って貰ったお礼も兼ねて、一緒に食べないかと思ってな」
GM:ちょっと照れつつ
響:「あ、ああ。じゃ、じゃあありがたく」(オレも照れつつ^^;)
GM/伊音:「そ、それだけであって他意はないからな。言っておくが」
GM:と、食堂へ移動する二人。
響:移動〜。
遥香:食堂で割烹着姿の私
響:「や、おはよ」>遥香
遥香:「伊音様、橘様はちゃんと起きられましたか?」
遥香:でっかい寸胴で味噌汁を作っている
GM/伊音:「ああ、なんとかな。だが朝がだらしない癖だけはなかなか治らない。それさえなければな」はーと溜息>遥香
響:「うぅ……」(反論できないオレ^^;)<朝がだらしない
遥香:「橘様の平均就寝時間は午前1:00を超えています。難しいでしょうね」<癖
響:「悪かったなぁ。どーせオレは夜更かしさんさッ」(ちょっと拗ねつつ、着席ー)
GM/伊音:「安心しろ、響。多少の欠点もあったほうが人間味がある。……私はそういうお前の方が、いい(後半小声)」煮物を盛り付けつつ>響
響:「……?」(伊音の後半の台詞が半端に聞こえたので、なんかどぎまぎ(笑))
GM/伊音:「それと手伝ってもらってすまない。どうしても今朝は作りたかったのだ」>遥香
遥香:「いえ、伊音様のお手伝いが出来て、遥香は嬉しゅうございます」
GM/伊音:「メイリィや刀真、マイヤー大尉も呼んだのだが……まだのようだな」ご飯をよそいはじめる伊音
響:手伝わなくていいか? と目線で聞いてみる>伊音&遥香
遥香:響の前に、渋くてあつーいお茶を出してあげる
遥香:「目が、覚めますよ」にっこり
響:「ああ、ありがとな」(ずずー)
響:「……渋い〜〜〜〜」(うきゅー)
遥香:「響様は、ゆっくり座ってらしてください。殿方はゆっくり構えているものですよ」
響:「そういうモンかねえ……。ま、その方がラクでいいけどな」(苦笑)>遥香
刀真:ならばこう、メイリィに引っ張られるようにして登場を希望にて。うぃず、目の下に隈。
遥香:「おはようございます、メイリィ様、刀真様」
刀真:「ゴメン、遅くなっちゃった…かな。うん、おはよ」にぱ、と。やっぱりちょっと無理して笑顔。
GM/メイリィ:「今日は伊音の手作りアルか。それじゃあ、明日は私が作るアルね」
響:「お、おう。おはよぅ刀真! メイリィも!」(ちょっと声が上ずっていたり)
響:「朝から中華か……」(うーん、と首をひねり^^;)>メイリィ
GM/メイリィ:「コンロン人の朝食は健康的アル。医食同源がモットーね。刀真も元気にしてみせるアル」>響
刀真:「元気に…って。僕、元気だよ?」たはは、と微苦笑浮かべつつ。
GM/伊音:「マイヤー大尉はまだか。それでは、先に食べているとしようか」お膳並べ。
響:「っとと。……ぅ」(ぐー、と膳を前にしてお腹が鳴る(笑))
遥香:「本日は、鰤の照り焼き、卵焼き、菜のおひたし、お新香、豆腐とワカメの味噌汁でございます」
アルビレオ:「しかし、和食か。随分と久しいな」遥香の言葉の直後、響の横に出現。
響:「ぅあう、お、おはよーございます大尉ッ!」(き、聞かれたかなぁ、今の……とほほ)>アルビレオ
刀真:「…あ、おはよう御座います」と、アルビレオに。
アルビレオ:「おはよう」律儀に返答>響、刀真
GM/伊音:「揃いましたか。では、いただきましょう」席につく。
遥香:「マイヤー様、早くお席に、どうぞ」
遥香:脇で立っている
刀真:「…遥香ちゃん?」
響:「遥香も座れよ。せっかくなんだし」(ほれほれ、と)>遥香
遥香:「私は、あとでいただきますので」
遥香:刀真には特別にご飯を大盛にしていてあげよう…元気出せ
刀真:「あー…ね、遥香ちゃん。ご飯、一緒に食べようよ。皆で食べた方が美味しいよ、きっと」隣の席勧めつつ。>遥香
響:「そーだそーだ。伊音を手伝ってくれた礼だと思って、な?」>遥香
遥香:「………」少しだけ、困ったような顔をするが…
遥香:隣に座る
刀真:それで、ほんの少しだけ。疲れた瞳に生気戻し。
GM/伊音:「では……いただきます」
アルビレオ:「いただきます」合掌
響:「いただきまーっす」(手合わせ)
響:「あ……美味い」<卵焼き頬張って
GM/伊音:「その卵焼きは自信作だからな。遥香の感想も聞かせてもらえぬか?」
遥香:「私は………物を食べるようには出来ておりませんから」
遥香:「食べても、栄養に変わらないので…」
遥香:申し訳なさそうに、割烹着の袖から錠剤、固形食を取り出し、ぽりぽり
響:「でも味は感じるんだろ? 料理できるんだしさー」>遥香
遥香:「美味しいというのは、私にとってはただの電気信号に過ぎないのです…」
遥香:「申し訳ありません…このようなお話をしてしまい…」
遥香:ちょっと…しゅんとしているようにも見える
響:「ばーっか。料理するヤツにとってはなー。『美味しい』って言ってもらえるのが最高の勲章なんだぞ?」>遥香
響:「せっかく、その、なんだ。伊音が自信作だって言ってるんだし、その……」(あぅあう)
GM/伊音:「……ふう。では、ヤシマ陸軍中尉として命じよう。私達と朝食を共に食べるのだ、遥香1−13」>遥香
遥香:「………いただきます」
遥香:困ったような、でもどこか嬉しい顔をして
GM/伊音:「よろしい。……響も、ありがとう」
響:「うー。何か今日は飯が3倍美味い気がする……お代わりー」(ばくぱく)
刀真:「…そういえば、こっそり和食練習してたよね、あの子。皆にはバレバレだったけど」ポツリ、と。
響:「……刀真?」
刀真:「…ん、ごめん。ちょっとね、思い出してた」何を、とは言わず。ゆっくり箸進め。
アルビレオ:無言で礼儀正しく食事開始。おかずを口に入れる度にコクコクと頷く。
GM:で、黙々と朝食が進んでいく中。
GM/伊音:「……響。八島雪菜のことを覚えているな?」
響:「……ああ」(ご飯をよそおいつつ、頷く)>伊音
響:「忘れるわけ、ねえさ。……でも、どうして」
GM/伊音:「昨日冬弥に会って、彼女の事を思い出してな。……あいつは、お前のことが好きだったのか?」>響
響:「たぶんな。……友だちっていうか、相談相手にされてた」(苦笑)
響:「あッ、でも勘違いするなよ? あいつが好きだったのは、冬弥のヤツなんだからな?!」
響:「さ、さっき刀真が言ってただろ? アレだって、オレを実験台にして冬弥のヤツに、その……」(わたわた)
GM/伊音:「え? な、なんだ違ったのか。その、熱心に遥香に料理を習って、お前に手作りの料理を作っていたから、てっきり、その、な」赤面して俯く(笑)
響:「ぅあ〜……」(何か、めっちゃ恥ずかしい衆人環視、オレも赤面^^;)
遥香:「伊音様。あれは冬弥様のために、御作りしていたのですよ」
遥香:食後のお茶を、一同に配りつつ
響:「そうそう、そーゆうこと」(頷く)
GM/伊音:「こほん。……だが、懐かしいな。あの時も、こうして皆で朝食を食べていた。雪菜がいて、冬弥が居て。メイリィはまだ和食になれていなくて、それを刀真が食べ方を教えていたな」
響:「ああ、そうだな……」(しんみりとお茶を飲みつつ)
GM:あ、事故で死亡した八島雪菜と除隊した佐波木冬弥のことは知っています。ふふり>アルビレオ
刀真:「…でも、もう。雪奈ちゃんがご飯作ることも、それを冬弥に食べさせることも無いん、だよね」お茶の水面をじーっと見つつ。
GM/伊音:「雪菜はよく言っていたな。……この穏やかな時間を守りたいと」
響:「…………ほんとうは、この穏やかな時間が好きなのかも知れない」
響:「そう、言ってたのに、な」
響:少し遠い目。
GM:そして、穏やかに時は過ぎていく……
GM:最後になんかあればどうぞ
遥香:無言で…何もいえない
刀真:お茶が冷め切るまで俯いたまま、何かを考えるように。
アルビレオ:特に何も言わない。
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「リサーチ」
 シーンPC:アルビレオ。
遥香、登場済。他PC登場不可。

GM:情報室。
GM:ここで今までの敵機のデータを纏めて分析をかけ、作戦の検討をしているところである。
遥香:「………」
遥香:アルビレオに刻々と情報を伝えている
GM:<情報処理>で判定をどうぞ。目標値は4です
アルビレオ:#7c4
●ダイス:Albirao:7c4=4(5,6,2,4,1,6,2)= 4
GM:では、今までの戦闘データ及び遭遇戦での画像データなどをスクリーンに写し出して分析してますと、ふと、妙なことに気付く。
GM:シュネルギア実験部隊訓練カリキュラムに存在する戦闘機動パターンが、二機のフーファイターに見えるのだ。
遥香:「そうですね………ヤシマ空戦技奥義の巴を、知っているかのように回避行動を取っていたように思えます…」刻々
アルビレオ:「気にくわんな。これを会得しているということは、こちらの関係者か、それとも…」
GM:続いて、<事情通>を。目標値3で>アルビレオ、遥香
アルビレオ:#7c3
●ダイス:Albirao:7c3=2(4,5,6,5,5,3,2)= 2
遥香:パトスを3個使うんだ。(ボソボソ)
響:ロゴスだ、ロゴス(ボソボソ)
アルビレオ:パ…ロゴスを3個使って良いでしょうかGM(ポソポソ)
GM:どうぞ
アルビレオ:では、最終達成値は3ということでひとつ(^^;)
GM:成功度が増えてOKですね
GM:今までに襲撃を受けた地点についてもデータが纏められているんだが……概ね、天使兵器関連の施設だ。
GM:秘密裏に人体実験をしているという噂がある場所や、八坂機関の研究所があるともされる場所も含んでいる。
GM:これまた、機密性の高い場所だ。
遥香:「………大佐もご存知無いような箇所が攻撃されている…と言う事でしょうか」
アルビレオ:「どうやらそのようだな。しかし、こうも急所を知り尽くされていると鳥肌が立つ」
遥香:「………」
GM:――『おまえ達は弱者の心を知らない』
GM:クリムゾン・ブレイカーの言葉がふと、思い出される。
アルビレオ:「…弱者の心…」
GM/ヴィヴリオ:「首尾はどうだ?」ういーんと扉が開いて。
アルビレオ:視認すると、立ち上がってヴィヴリオ大佐に敬礼。
遥香:敬礼
アルビレオ:「今の所は、この通りです」かくかくしかじか>ヴィヴリオ
遥香:「お茶です…」
遥香:一息ついて、二人にお茶を出す
GM/ヴィヴリオ:「ふむ。……そうか」データに目を通して
GM/ヴィヴリオ:「佐波木冬弥と八島雪菜。二人とも、両名の名前は知っているな?」
遥香:「………事故で亡くなったナビゲーターと、除隊したギアドライバー」
アルビレオ:「名前だけですが、把握はしています」
GM/ヴィヴリオ:「昨日、その佐波木と橘たちが会ったと聞いて調べてみたのだが……」
GM/ヴィヴリオ:「除隊後は地方へ疎開したはずが、どうも詐称されたフシがある」
遥香:「………」目を瞑り計算中
アルビレオ:「…もしや」
遥香:「フーファイターの操縦、設計思想は、シュネルギアに非常に酷似していると開発部からの情報が」
GM/ヴィヴリオ:「……そうだな。開発の源点は同じとはいえ、似通い過ぎている」>遥香
GM/ヴィヴリオ:「その点も考慮し、引き続き調査を続行してくれ。偶然とは思えん」
遥香:「了解いたしました」
アルビレオ:「了解しました。お任せ下さい」
アルビレオ:直立不動。
GM/ヴィヴリオ:「……それとだな」出口で振り向いて。
GM/ヴィヴリオ:「八島雪菜は、八坂機関製の人造天使核の所持者だったという説が浮上した。……あの“事故”はそのせいだったかもしれんな」
GM/ヴィヴリオ:「今となっては、意味のない事だが」
GM/ヴィヴリオ:「確かに私達は、多くの屍を踏みつけて戦っている。……大尉はヤツに問われたそうだな、この戦争の、意義を……」立ち去る。
アルビレオ:「…………」特に何も言わず、敬礼のみ
遥香:ヴィヴリオの背を見送る
遥香:「マイヤー様…」
アルビレオ:遥香の方を見る。
遥香:「刀真様と橘様には…このことは…」
アルビレオ:「……わかった、通せるギリギリまでは黙秘としよう」>遥香
アルビレオ:(この戦争の、意義。あの時、俺はそれに堂々と答えたが…。だが、そんなもの…本当にあるのだろうか?)
GM:では、シーンエンド。


■幕間

響:GM、少し本領発揮していいかな? <調達>したいものがあるんだけど(笑)。
GM:どうぞ>響
響:ロゴス8消費。<調達>開始。【理知】5をロゴスで1ずつブースト済。
響:#6c3+6c3 ウエポンラック×2 目標値2
●ダイス:Hibiki:6c3+6c3=2(4,3,5,1,4,6)+1(5,5,5,6,1,5)= 3
響:おい(笑)。
響:えーっと、ロゴス3使って成功にしとく(笑)
響:#6c3+5 《ブラックマーケット》付きグロースヴァント(笑) 目標値7
●ダイス:Hibiki:6c3+5=1(1,6,4,5,4,6)+5= 6
響:こっちもか!(笑) さらに+3と。うがー。
響:#6c3+5 《ブラックマーケット》付きスコルピオンSMG(笑) 目標値7
●ダイス:Hibiki:6c3+5=1(4,5,6,2,6,6)+5= 6
響:なんでだー!!(笑) おかしいぞこのダイス(笑) さらに+3
GM:ロゴス余ってるんだからキニシナイ(笑)
響:えーっと、合計で17使ったのか。……なんで6c3で1個しか入らんのだ(笑)。
響:では、初期装備を変更します。
響:右手に「草薙の剣(呪法剣/高性能武器)」、左手に「グロースヴァント」
GM:ほいほい
響:ウェポンラック×2には、それぞれ予備弾倉×1ずつと、右にスコルピオンSMG、左にカウンターソードを収納。以上で。


■ミドルフェイズ/シーン5 「刻まれた哀しみ」
 シーンPC:刀真。
全員登場済。

GM:……それは、シュネルギア搭乗訓練中に起こった事故だった。
GM:と、回想シーンです、ここは。
GM:場所は基地の敷地内ですね。
GM:で、アルビレオはこの訓練を視察、監督していたわけです。他の上層部人員が留守だったので。

GM/プシナプシナ:『佐波木・八島機の天使化進行度47%、止まりません!』
GM:プシナの悲鳴が響く。
GM:羽をゆっくりと纏っていくシュネルギア。
刀真:「…冬弥、雪奈ちゃん!?」ブースト、距離を詰めようと。
響:「くそッ、何だってこんなコトに……」
響:「司令部! 何か手は無いのか?!」>アルビレオ
響:と、言いつつオレも前進しておこう。
アルビレオ:「……これ以上の手だては、持ち合わせていない」>響
遥香:『処理、開始します』
遥香:がきょんがきょんと格納庫から空我が出てくる
響:「ッ! 待てよ遥香!!」
響:「まだ、助かるかも知れねえんだ!」
GM:――聖なるかな 聖なるかな 聖なるかな
遥香:『希望的観測で、基地全ての人員を危険に晒すことは出来ません』
遥香:あくまでも冷静
響:「……ッ!!」(ぎり、と歯噛み)
響:「おい、刀真ッ!! コクピットぶっこ抜いてもいい! 何とかしやがれッ!」>刀真
響:で、自分は刀真がしくじった時のために、あえて待機。
刀真:「……僕が、やります」>アルビレオ、遥香
GM/雪奈:「(ジジッ……ザザザッ……)皆、聞こえますか……?」通信が入る
刀真:「雪奈ちゃん!? …冬弥は…冬弥はっ!?」
響:「?! 雪奈、無事なのか?」
GM/雪奈:「もう、抑えきれません。これから冬弥くんだけでも、何とか射出します。だから……そのあとは、よろしくお願いします」
GM:震えている声。
GM/雪奈:「……遥香さん、ごめんなさい。料理とか、戦術とか。色々教えて貰ったのに、全然活かせなくて」
遥香:『雪菜様………』
響:「ッ、駄目だ、諦めるな、雪奈っち!!」
響:「お前、まだ冬弥に飯、食わせてないんだろ?! いいのかよ、それでッ!!」>雪奈
響:「気をしっかり持て! 天使の力なんかに負けて、冬弥にも会えなくなって、それでいいのかよッ!」
アルビレオ:「――黙れ、騒ぐな、喚くな! …今の状況がわからないのかっ」>響
GM/雪奈:「響くんも、ありがとう、でも。駄目なんだ。もう、機体と私は一つだから……
響:「…………ッ!!」<機体と融合
刀真:「――遥香ちゃん、冬弥の収容、頼んでいいかな?」>遥香
GM:ずるり、と半ば受肉した背中から、人間大のものが零れ落ちてくる。
遥香:『………わかりました』>刀真 
遥香:空我の手で掴み取る<人間大
刀真:「――許可を。僕が処理、します」承認を求める、震える声。>アルビレオ
アルビレオ:「実行を許可する…やれ」>刀真
GM/メイリィ:「っ、刀真! グズグズしているヒマはないあるヨ!」
刀真:「…うん。ケルン出力、最大へ。ブースト…行くよ、メイリィ」
GM/冬弥:「う、ぐ……ま、待ってくれよ! まだあの中には、雪菜がいるんだっ!」空我の手の上、目を覚まして通信>アルビレオ
アルビレオ:冬弥の声を聞き、ほんの一瞬だけ苦い顔をする。
響:「分かってなんか、やらねえ。……オレは、この目で見るまで信じてやらねえッ」(俯き、がッ、と操縦桿を握る)
GM/伊音:「響。だが、ここままではマスケンヴァル現象が起きる。そうなれば――」血を吐くように>響
響:「ちくしょお……オレは、何にもできねえ、のか。守れない、のかよ」
響:マサムネを遊弋させつつ、刀真機を見守る。
刀真:「――雪奈ちゃん」一気に距離を詰め――半ば天使化したシュネルギアに、肉迫。
GM/冬弥:「やめろやめろ、やめてくれ、刀真っ!!」
遥香:『冬弥様、お静かに。急ぎエーテル下より離れます』
遥香:空我を動かし、シュネルギアから離れる
刀真:「―ごめんね、雪奈ちゃん。……ごめんね、冬弥」泣きそうな顔。
GM/メイリィ:「刀真。……それで、いいんアルね?」一言だけ、問う。>刀真
刀真:「……う、ん。…僕は…僕、が…」一瞬だけ振り向き、応える。まるで子供のような、泣き笑い。>メイリィ
GM/メイリィ:「分った。それが刀真の選択なら」後ろから手を握る。>刀真
響:「刀真」(直信)
響:「……しくじるなよ」(血ィ吐きそうな声)
アルビレオ:「…ただ祈れ。せめて、苦しまないように…と」通信には入れない呟き
刀真:「………ゴメン。ゴメン…」ただ、謝ることしか出来ず。
GM/雪奈:「みんな、ありがとう。私、この基地のみんなが好きだった。だから――みんなを守ってあげて、刀真くん」
刀真:そっと、ためらいを押し殺して。シュネルギアの胸を手刀で、貫く。
GM/雪奈:「だから、冬弥くんのこと、皆にお願します――」
GM:ぞぐり、とコクピットおよび心臓部に貫手が突き刺さる。
刀真:指先に、何かを貫き砕く嫌な手応えを、感じて。
GM:聖なるかな 聖なるかな 聖なるか――
刀真:「あ…ぁ、あ…………」
GM:歌が止んだ。
響:「バカ野郎……ッ、何で、何でそんな簡単に諦めちまうんだっ。くそ、くそッ、ちくしょおぉおおお……」
アルビレオ:「・・・・・・・・・」敬礼
刀真:「…ぅあああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」慟哭。
GM/冬弥:「雪菜! 雪菜ーーーーーーーーーーっ!!!」
GM:シュネルギアはかさり、と羽と化し、それも崩れ去り、消えていく。
GM:空へ。空へ。
響:「…………」(見上げる)
GM/冬弥:「マイヤー大尉……俺はアンタを、アンタたちを――っ」
アルビレオ:「…………」ただ、冬弥の瞳を受け、彼を見詰めるのみ。
GM/冬弥:「俺は……あんたたち大人を、怨むよ。大尉」>アルビレオ
GM/冬弥:「ゆき、な……」そして空我の手の上で意識を失う。

遥香:『…状況終了です………。アラート解除』
遥香:空我で、ゆっくりと空を見上げる。
刀真:「…ゴメン…ゴメンね、冬弥。ゴメンね、雪奈ちゃん」
刀真:「―――ゴメンね、メイリィ」通信にも入らぬ小声で、何度も何度も。うわごとのように、繰り返す。
響:「遥香サン、冬弥は、無事か……?」>遥香
遥香:『はい、ご無事です………』>響
響:「そっか」(小さく頷く)>遥香
響:「基地に戻るぜ、伊音、メイリィ」(あえて刀真には声をかけず)
響:「こっちの機体にも影響が出てないわけじゃねえだろ……。急いでエーテル洗浄をしないと、おやっさんに怒鳴られるかんな……」
響:くぃん、と機体を旋回させる。
GM/伊音:「……ああ。帰還しよう」
GM/メイリィ:「刀真。帰ったら思いっきり泣くアルよ。ワタシの胸なら、幾らでも貸すアル、から……」>刀真
刀真:「―ううん。泣いちゃ、駄目だ。泣いちゃったら…何のために、こんな…」後は言葉に、ならず。>メイリィ
響:「分かってたさ。これ以外に方法が無かったってことは……」
響:「だったら、何で自分で……だよ。刀真……?」
GM:――この事件により、八島雪菜は死亡。佐波木冬弥は神経系へ障害を受け、日常生活には支障のないものの、シュネルギアの操縦は不可能と判断され、除隊。
GM:――なお、この天使化事故の原因は謎とされた。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン6 「突きつけられた真実」
 シーンPC:刀真。
全員登場済。

GM:作戦会議室。再度ヴィヴリオ大佐が皆を招集する。
響:今度は遅刻しないぞっ!(笑)
遥香:壁際に立っている
GM/ヴィヴリオ:「瑞穂基地近辺で、赤いフーファイターの目撃報告があった」
響:「…………」(ぐ、と拳を握り締め)<目撃報告
GM/ヴィヴリオ:「これまでのデータから考えると、一両日中には仕掛けてくるだろう。……マイヤー大尉、敵機の分析結果を報告してくれ」
アルビレオ:「はっ」
アルビレオ:てことで、出来るだけ簡潔に、わかりやすく説明。
響:「こいつは……」(息を呑む)
刀真:「…白と、赤」ここ二日ほど眠れてません、とでもいった感じの憔悴っぷりを。
GM:あと、君が遭遇したパイロットの声紋分析の結果は……若い少年のものと判明。>アルビレオ
アルビレオ:「それから。どうやら赤の方は、お前達と同年代の少年のようだ」
響:「同年代の、少年……?」(アルビレオの含みある言い回しに違和感を感じる)
響:んで。まさかなぁ、と同意を求めて伊音を見る。
GM/伊音:「……赤の敵機。この剣筋のデータを見てみろ」>響
響:「ああ……」(見る。と、いうよりは確認する、というのが正しいか)
アルビレオ:(まさかとは思いたい。だが……あの目を。俺は1度見た事がある)
アルビレオ:(バイザー越しに具間見えた、深い憎しみを…)
遥香:無言…
響:「参ったな、こりゃあ……」(うー、と唸る)
刀真:「…とう、や」ここには居ない誰かに呼びかけるが如く。
響:「当たりだ、刀真。……この太刀筋は、オレらがいちばんよく知ってるヤツのだぜ」
GM/ヴィヴリオ:「これより、第三種警戒体制へと移行する。各員、警戒を怠りのないよう。……以上だ」(退室)
刀真:「…マイヤー、大尉?」尋常じゃなさそうな気配に、恐怖交じりの声を。
アルビレオ:「なんだ、榊少尉」平然とした様子で>刀真
刀真:「…なんで、さ」
響:「知るかよ、ンなの。……本人に聞いてみるしか、ねーだろ?」(意訳:ホントは良くわかってるだろ? 目ェそむけんな)>刀真
GM/メイリィ:「刀真」ずい、と顔を近づけ>刀真>
刀真:「なんで皆…もう受け入れたような顔して…ッ!」泣きそうな顔を、メイリィに向け。
GM/メイリィ:「いいから……来るアル」ミゾオチに一撃。そして引きずって連れ出す。
刀真:「っが…!」がは、と息を搾り出して。限界に近い体は、容易く意識を手放す。
響:「ったく、今さらクダクダ言うくらいなら、何で雪奈を自分でやったんだか……バカ野郎」(呟き)
GM/メイリィ:「それじゃあ、ちょっと失礼するアル。この根性なしのチョット根性を入れなおしてくるアルよ」>ALL
響:「メイリィ、頼むぜ。……刀真まで死なせたくないだろ?」(苦笑)

GM:場所はどこがいいでそ?>刀真
刀真:んー…基地の屋上を所望にて。空がよく見える場所を。>GM
GM:では、屋上へ。
GM/メイリィ:「刀真。目覚めてるアルよね?」
刀真:「…うん。こういうのは慣れてるから、ね」ぐったりとフェンスにもたれかかって。
GM/メイリィ:「戦いたくないアルね。アイツと」誰とは言わず。
刀真:「戦えない、とは言えないよ。…そうしなきゃ、僕は……」
刀真:「…僕は、何のために、此処に居て。何のために、この手で、あの子、を」途切れ途切れの言葉。
GM/メイリィ:「――馬鹿刀真っ!!」
刀真:「…ッ!?」ビク、と大音声に振るえ。
GM/メイリィ:「そんなこと関係ない! じゃあ、雪菜が守りたかったもの、そして刀真が守りたいものは、一体何アルかっ!?」
GM/メイリィ:「罪から逃れるために戦うのは、馬鹿のすることアルっ!」
刀真:「…僕は…僕が、守りたいのは。…僕が、守れる、のは…」
GM/メイリィ:「復讐の為に戦うのは、哀しいことだって。そうワタシに教えてくれたのは……刀真アルよ」
GM:そっと、刀真の胸に寄り添う。
刀真:「…メイ、リィ…」震える手で、メイリィの肩に触れよう…として、途中で止まる。
GM:震える、小さい肩。
GM:そこで思い出す。冬弥とした、約束。
GM:――「彼女達を、幸せにしてやろうな」
刀真:「…分からない。僕が何を守れるのか。何を守って、これたのか。…でも」
刀真:「確かに、此処には。忘れちゃいけない約束が、ある」抱き寄せるほど強くはなく、押し返すほど強くもなく。
刀真:触れ合うための手を、メイリィの肩に添える。
GM/メイリィ:「やっと分ったアルね。……このバカチン刀真」
刀真:「…駄目だな、僕は。誰かを助けるつもりで、助けられてばっかりだ」
GM:そっと、手と手が触れ合った時。
GM:――基地内に、爆発音が響いた。
GM:なんかあればどうぞ。
刀真:空を見上げる。弱弱しくもしっかりと遺志を宿した光を、その目に。
刀真:以上にて。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠