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Last Update/2012.02.05


◇ 第22話『夢の、向こう側』◇

「私は、あなたに嘘をついてしまいましたから」
――“アベル”

 

シーン1/シーン2/シーン3/エンディング://
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「月下の夜襲」
 マスターシーン。

GM:満月の夜。瑞穂基地管制塔では、担当管による寝ずの警戒が続く。
GM:管制官A「…お?」
GM:管制官B「ん、どうした?」
GM:管制官A「いや、レーダーに何か映ったんだが…すぐ消えちまった」
GM:自分の目前の画面を見る管制官B…やはり、何も移っていない。
GM:管制官B「気のせいじゃねえの? 最近多いしなあ、無許可の夜間飛行」
GM:管制官A「ホントホント。全く、俺らにしちゃいい迷惑だってのになあ」
GM:二人揃って軽く冗談なぞ叩きつつ、それぞれ手元のマグカップを手に取る。
GM:――直後。
GM:一つの爆音と共に、瑞穂基地管制塔は消滅した。


■クライマックスフェイズ/シーン2 「夢と、現実」
 シーンPC:桜花8−5。

GM:所々が炎上し、多々の悲鳴も聞こえる中。わき目も振らず、司令室へと駆け込む一同。
GM:中はまさしく戦場のようで。混乱、ここに極まれり。
内海:「ここまで予想通りだと、流石に自分でも嫌になります……」>ヴィヴリオ
GM/ヴィヴリオ:「だが、これが現実だ。…状況の報告を!」
内海:「プシナプシナ、状況の報告を!」>ぷしな(笑)
内海:「あ〜〜〜〜」(ハモったので、ちょっとだけ気まずい(笑))
GM/プシナプシナ:「ええと…管制塔、完全に沈黙! 対空砲火も反応なし…敵機、未確認ですー!」
内海:「仕方ない。……これだけはやりたく無かったんだけどねぇ」(プシナの隣に行き)
俊文:「…ヴィヴリオ大佐、内海大尉。指示をお願いします」
GM:そして、モニターの片隅。生き残った個人用ネットワーク越しに、格納庫からの通信。
桜花:「……もしもし?」通信オン
GM/中島:『格納庫だ。こっちも被弾した! シュネルギアが大方中破、応急処置も間に合わねえぞ!』
GM:ノイズ交じりの通信の向こう、炎上する格納庫が見える。
俊文:「おやっさん、俺の一番機は大丈夫なのかっ」>中島
内海:「親父っさん、セラピアは既に搭乗済で?」>中島
GM/中島:『ああ、運良くな。セラピアの嬢ちゃんが居たから無事、なのかもしれんが』>俊文、内海
桜花:「班長、飛影の発進準備をお願いします。……恐らく、私にも出撃命令が下ると思いますので」
GM:『おう。お嬢ちゃんの機体は運良く無事だ。エンジン暖めて待っててやらぁ』>桜花
内海:「というわけだ。俊文、桜花は至急格納庫に向かってくれ」>2人
GM/中島:『こっちもあまり耐えられん。こんな状況で悪いが、なるべく急…い…』ノイズに阻まれ、通信も途切れる。
俊文:「ヤー」内海大尉に敬礼をし、格納庫に向かう
桜花:「桜花八−伍式、これより格納庫へ向かいます」敬礼し、ダッシュ
内海:「さーって、まずは基地機能の回復が先ってね!」(だーッ、とコンソールに指を走らせる)
内海:「……こんなこともあろうかと、個人設置のネットワークは通常のシステムのバックアップ回線にもなるんだよね〜っと」
俊文:てことで、退場になりますかね?
桜花:同じく、退場扱いですかね。
内海:いや、今、基地の指揮系統は回復させたから……。
GM:任意のタイミングで各自の愛機から通信に応えてOKですので。(笑)>桜花、俊文
俊文:りょうかいっす
桜花:了解。
内海:「さすがに物理的に寸断されてるトコはダメか。プシナ、代替回線の捜索は続けてくれ」
俊文:その頃、格納庫へ向けて必死に走っている俺。桜花に抜かれつつ(さむずあっぷ
GM/プシナプシナ:「ネットワーク機能、6割回復! オペレート業務、これで稼動可能に…ぇ?」
GM:とまあ、各自が奮闘しているトコロで。通信も回復しましたのでっ。(笑)
GM/プシナプシナ:「あ、通信……これ、って」
内海:「ん? どうした」(ひょい、とプシナの手元を覗き込み)
GM/プシナプシナ:「格納庫内の八番機から通信ですー! …だめ、強制的に館内放送に…っ」
GM:ぷつっ、ザ―――――。

内海:「…………」(拝聴しようか、アベル君)
GM:『―――こちら、シュネルギア八番機オペレートAI“アベル”。瑞穂基地の皆様に、これより通告します』
内海:「聞こう。……要求は何かな、アベル君?」
GM/アベル:『現在、基地上空に合衆国第7艦隊所属のフーファイター、および下級天使兵が待機しています。基地所属の非戦闘員は退避、戦闘員には幸福を勧告します』
GM:降伏、降伏。(死)
内海:「やはりか。――だけど、そんな要求は呑めないなぁ」(しゃあしゃあと)>アベル
内海:「何故なら、俺たちはまだ負けたわけじゃないし、負けるつもりもない」
内海:「そうだろう、俊文、桜花?」>2人
GM/アベル:『――でしょうね。例えヤシマが滅びようと、あなたがたは最後まで抵抗する。そういう方々でしょうから』
俊文:『それに、"まだ勝っていないだけ"ですしね』
桜花:『(ザザッ)……アベル。私はあなたを止めに行きます(ザザザ)』
桜花:『ヤシマの人々の役に立つ。それがあなたの意志でしょう、アベル?』
桜花:『それとも……私を、大尉たちを、謀っていましたか?』
GM/アベル:『――私は、ヤシマの人々が好きです。それに――桜花殿たちならば、合衆国には最後まで屈することは無いでしょう。実に、実に心強い』
桜花:『なら、どうして基地の皆様に弓引く真似をするんです?』
GM/アベル:『ですが――あなたがたが必死に戦えば戦うほど、この戦争は長引く。この戦争は、事実瑞穂基地だけが戦力として機能している』
GM/アベル:『ならば、この基地が機能を失えば、ヤシマに抵抗力は残らない。戦争は終わり、戦争で傷付く人は居なくなる』
GM/アベル:『――備品として使い潰され、人として扱われることもない。桜花殿は、それが合理的だと仰るのですか?』
桜花:『非合理的です、アベル』
桜花:『戦争が終わっても、負った傷は簡単に癒えない』
桜花:『私たちはマシーネン。部品を取り替えれば傷は癒えます。記憶を消せば心の傷も』
桜花:『ですが、人間は脆い。体の傷も、心の傷も、私たちの様に簡単に癒える事は無い』
桜花:『戦いが終わっても、癒えない傷が未来永劫残り続ける……私は、そう思いますよ?』
俊文:『俺達はただ戦いを終わらせるために戦っているわけじゃない。自由を勝ち取る為に、支配の無い世界を得るために、抗っているんだ。戦争っていう、でっかい化け物にな』
内海:「――言うねえ、2人とも。何とも頼もしい限りで」(頷く)
GM:数秒の、沈黙。
桜花:『そこにあなたの求めていた”しあわせ”はありません。数値では測れないかも知れないけど、判ります』
GM/アベル:『理解不能です。実に非現実的な意見と受け取ります…が』
GM/アベル:『これが最後です。――降伏する意思は無いと判断して、よろしいですね?』>桜花、俊文、内海
俊文:『愚問』>アベル
内海:「100%予測されている回答をする必要は認めないなぁ」(苦笑)
桜花:『アベル。……人間の親は、子供が間違った時にどうするか知っていますか?』
GM/アベル:『…実力行使に出る、ということですか?』>桜花
桜花:『止めるんです、何が何でも。……あいにく、私たちは親子ではありませんが……』
桜花:『間違った事をしている者を放って置いて良い、とは学んでいませんからね』
桜花:『思い切り引っぱたいて目を覚まさせてあげます……待っていてください』
GM/アベル:『――了解しました。では、基地上空で皆様をお待ちしています』
GM:そして切れる通信。一部が生き返ったレーダーに映るのは…フーファイターとホイシュレッケ、そして一機の大型輸送機。
内海:ふふ、と笑みを浮かべつつ。
内海:「さて大佐、ここはお任せしますよ」
内海:「戦力が足りません。――俺も、アペルギアで出撃(で)ます」>ヴィヴリオ
GM/ヴィヴリオ:「別棟で整備中だったのが幸いした、か。――そうだな」
内海:「プシナプシナ! アクシア大尉に連絡。ギアドライバー及びナビゲーターの保護を最優先にしつつ……今回は、高みの見物で構わないと伝えてくれ」>プシナ
内海:ぎゅ、と手袋を嵌め直して、司令室から退場〜。
GM/プシナプシナ:「はいっ! 大尉も、お気をつけてっ!」
GM/ヴィヴリオ:「あの酒と飯は旨かった。全員、無事で帰って来い。必ず、な」>内海
内海:「了解です、ヴィヴリオ大佐」(カッ、と真面目に敬礼)
GM:鳴り響く警報、止まぬ爆音。
GM:その中、見上げる瞳に何を想うのか―――。
GM:シーンエンド。

■クライマックスフェイズ/シーン3
 第1ラウンド。

内海:敵戦力と位置関係はどうかな?
GM:えーと…ちとお待ちを。
GM:まず、一番奥にホルテン相当の大型輸送艦。そこから200m前方に、フーファイター@対天使ライフル相当品装備。
GM:さらに200m前方に、ホイシュレッケ:ヤークトのトループが30体×3グループ。
内海:8番機はどこだ?
GM:…嗚呼、奴ァ現状、格納庫から動いておりませぬ。(笑) 戦闘には輸送機を通じて参加します故。
内海:そうなのか?(笑) まっさきに格納庫を潰……せないなぁ、この状況だと(笑)
内海:フーファイターは単機扱いかな?>GM
GM:単機、ですやね。トループじゃあ御座いやせん。<フーファイター
俊文:大型輸送機までの総合距離はどれくらいになるでしょう?
内海:400〜500mくらい?
GM:そうなりますねぃ。400mですわ。<距離
GM:こちらの感覚は。輸送機が11、ホイシュレッケが6、フーファイターが18で。
俊文:うぃ、了解です
内海:まぁ、良し。こちらの感覚はギア込みで9ということで。
桜花:こちらの【感覚】はヴィーグルこみで13です。
俊文:15。・・・やられるまえにやれないっ(さむずあっぷ
内海:で、GM〜。前衛のホイシュレッケは1エンゲージかな?
GM:うい、そうなります。<3グループが1エンゲージ
桜花:ということは、1エンゲージに射撃を叩き込めばジ・エンド、と。
内海:どっちを支援するか悩むなー(笑)

GM:では、では、セットアップ。こちらはアベルが《援護射撃》をフーファイターに。
俊文:よ、容赦無し・・・(^^;)
内海:ううーむ、ここは確実に勝つために、桜花を支援するか。PC1だし。
俊文:ですなー<桜花を
内海:俺は、桜花に《援護射撃》をセットアップで。
桜花:まずはトループ潰しを考えてたんですが……それでも構いません?<支援
内海:《予測射撃》で、とりあえず全部黙らせれ(笑)>桜花
桜花:了解しました、大尉(笑)
GM:はいな。まずは内海から、どうぞ。
内海:ロゴス6で《忠誠5》<軍略3→4>
内海:判定値6−4=2なので、ここにロゴス28と、ダーザイン昇華を入れます。5レベル4つで、+40をば。
内海:#30c4+5+40 てやッ!
●ダイス:Eiji:30c4+5+40=21(6,2,6,4,4,1,2,2,6,5,6,6,6,4,1,3,1,4,4,4,1,4,1,4,
4,3,5,1,5,4)+5+40= 66
内海:うむ、成功数+66で攻撃できるので、頑張れ桜花。
内海:残りロゴス128→94、と。
GM:では、こちら。
GM:#19C3+5 【階級20】<軍略3>《援護射撃+神の舌+忠誠:ヤシマ5》>フーファイター
●ダイス:shingoro:19c3+5=8(6,6,6,5,4,4,1,1,3,1,5,6,2,6,5,2,1,6,3)+5= 13
GM:攻撃の成功数+13を付与、と。
内海:「桜花、敵は数が多いが、君の能力とその機体なら捉えるのは容易いはずだ……行けッ!!」
内海:バララララッ、と飛影の機上で20mmをバラ撒きながら(笑)
桜花:「了解しました、大尉」
GM/アベル:『――あなたがたの“揺らぎ”は既に学習しました。それを侮ってはいけない、ということも』

GM:ではフーファイターの行動、参りやす。
内海:さぁ来いフーファイター。
GM:#15C4+13 【感覚18】<砲術戦闘4>《予測射撃+貫通弾》 てやーっ。
●ダイス:shingoro:15c4+13=8(1,3,6,3,5,3,5,6,3,3,5,4,6,3,6)+13= 21
GM:ぐ。21でシーン全体に。通ったなら、差分値+29の軽優先ダメージ。
内海:素通しで50ダメージかぁ……どうしようかなー。
内海:GM質問、この場合[カバーリング]するとダメージ倍かな?^^;
GM:自身への攻撃はリアクション可、庇った分は素ッくらいになりますね。>内海
内海:なるほど、そういう裁定か。……うし、じゃあ《反応射撃》を取得ー。
内海:反撃しつつ、俊文ちゃんを庇うぜ!(笑)
俊文:うおお、大尉〜!(号泣)
GM:あいさ、オーケィ。生き延びろ、皆。(笑)
内海:えーと、ロゴス6で《忠誠5》<射撃3→4>
内海:基本値がやっぱり2なので(笑)、ロゴス38投入(笑)。
内海:#40c4+5
●ダイス:Eiji:40c4+5=30(2,4,3,4,2,2,4,3,4,5,2,2,5,6,1,6,4,2,6,2,2,5,4,3,2,5,
1,4,6,6,3,3,6,2,2,1,4,2,3,1)+5= 35
GM:やはり21では無理か…ッ。(笑)
内海:うむ、14差で突き返した(笑)。+22して、36ダメージと。
内海:ロゴス94→50に。
GM:む、36か。それは…HPと負傷ゲージで受ける。まだまだ元気。
内海:で、俊文への攻撃は[カバーリング]を成立させる。アペルギアのHPに30、軽傷10と重傷4、致命傷1をそれぞれ埋め。残った5点は自分の軽傷で何とか。
内海:「でえいッ!!」
内海:飛影の機上からジャンプ! 応射しつつ1番機への打撃は自前のケルンで弾き(涙)、そのまま自由落下していくぜ(笑)。
内海:「うわー、やられたー! 後は頼むぞ2人ともー」(棒読み)>俊文&桜花
俊文:「た、大尉!?」
桜花:「大尉――――っ!!」
内海:さぁ、仲間の犠牲を怒りに変えて、行け行け少年少女たち!
GM:リアクションは残るは桜花、かな。
桜花:同じく《反応射撃》。ロゴスを減らして、ダイスを30個増やしておきましょう。念のため
桜花:#43c3 <射撃戦闘> 《反応射撃》 ロゴス3使用
●ダイス:Ouka8-5:43c3=20(3,3,2,2,4,3,6,5,3,5,6,2,2,3,3,5,6,4,4,4,1,6,6,
6,4,2,3,4,1,3,4,1,1,5,3,4,3,6,6,6,6,2,6)= 20
GM:…惜しいな、桜花。(笑)
桜花:《高速戦闘モード》使用ですー。
GM:ういさ、どうぞ。<高速戦闘モード
桜花:#20c3 振りなおし分
●ダイス:Ouka8-5:20c3=12(4,5,3,2,3,1,1,4,2,5,1,3,6,1,6,2,4,2,4,1)= 12
桜花:《高速戦闘モード》ぶんを追加して、32!
GM:差分値11、か。使用武器は何で?>桜花
桜花:えーと……20m機関砲です。
GM:+13で24、か。…オーケィ。まだ、大丈夫。
桜花:「傍で伊達にあなたの動きを見ていた訳ではありませんっ!!」
GM/アベル:『――何処までが本気で何処までが余裕なのか。分からない。本当に、分からない』
内海:俊文ちゃんはフーファイターを狙うが良い。
内海:これに打撃を与えて、死亡ゲージを埋めさせれば良い感じになる。
俊文:うぃっす(笑
俊文:「セラピア、リヒトの放射用意」
俊文:#リヒト=陽霊子砲
GM/セラピア:「了解なんだよ、俊文ちゃん。出力…レッド、イエロー…もうすぐグリーン」
俊文:「霊子ケーブル接合(エーテルカーベルエクセス)、ライフリング展開(レーベンラートエフネン)、出力最大(カパツィテートマクスィマール)…」
GM/セラピア:「うん、おっけー! 照準は、えーっと…」
GM/セラピア:「ここなんか、いい感じだと思うんだよー」ターゲットの中心点から微妙に、ズレた場所。
内海:さァ行け、がつんと振れがつんと!
俊文:「リヒト、シュトラールング!!」
GM/セラピア:「ごーごごーっ!」
俊文:#90c4+60+3 ≪接合≫≪鷹の目≫+ダイスブースト89+ダーザインLv5×6
●ダイス:kaiga:90c4+60+3=60(1,5,3,4,3,2,4,4,1,6,6,1,2,2,1,1,4,6,1,2,4,6,4,
1,6,1,2,6,5,4,5,4,2,3,1,6,5,2,2,6,4,4,1,2,6,6,6,2,5,1,1,6,1,2,2,6,3,2,5,3,
3,4,3,5,3,2,5,4,5,3,5,1,1,6,4,5,3,6,5,1,3,5,4,5,1,3,3,4,2,6)+60+3= 123
GM:りーんごーん。りーんごーん。
内海:ふ、素晴らしい。
GM:#12C4 【肉体12】<回避4>
●ダイス:shingoro:12c4=10(3,2,4,6,6,3,3,4,3,2,4,3)= 10
GM:差分、113で。(さむずあっぷ)
俊文:合計で142ダメです(さむずあっぷ
GM:いえす。死亡ゲージに黒い印が。(ぽちっ)
GM/アベル:『――未来予知でも出来るというのですか、あなたがたは…ッ』
内海:桜花、頼みがある。
桜花:はい?
内海:せっかくミサイル積んだ戦闘機に乗ってるんだ。板野サーカスしてくれッ!!(笑)
GM:糸引きミサイルッ!(笑)
俊文:(笑)<板野サーカス
桜花:了解。予測射撃の折にはミサイルを叩き込みましょう(笑)
内海:では往け、桜花8−5!! 君の番ゆえ(笑)。
GM:かもんかもん。(笑)
桜花:ロゴス63点消費、<砲術戦闘>を3→4にして、ダイスを+60
桜花:続いて、5レベルダーザイン4つをすべて昇華。
桜花:#73c4+104 <誘導兵器> 《予測射撃》 ロゴス3使用 いけー!!
●ダイス:Ouka8-5:73c4+104=56(3,5,2,1,3,1,6,2,2,5,1,4,3,4,1,6,4,1,5,4,2,
4,3,2,4,4,3,4,6,3,3,2,4,3,4,3,4,3,1,1,2,5,2,1,6,6,3,2,5,3,6,3,4,3,2,3,2,
3,3,4,1,6,2,2,1,4,6,2,5,5,6,2,5)+104= 160
俊文:りんごーん
内海:りんごーん
GM:りーんごーん。
桜花:きりもみ、急旋回。……大空を一機の鉄の鷲が翔ける!!
桜花:「ターゲット、すべてロック……ファイエルっ!!」
GM/アベル:『――対空砲火! あの戦闘機、を…!』フーファイターが、ホイシュレッケが、輸送機の機銃が一斉に火を噴く…が。
GM:一瞬、ほんの一瞬だけ。AI、機械であるはずのアベルの反応が、遅れる。
内海:「……フ」(にやり)
桜花:「アベル……!?」
内海:「言っただろう? 予測される全ての軌道に同時に叩き込まれた攻撃には――」
内海:「――どうやったって対処できないのさ」
GM:返答は無く。無数の爆音と紅炎が、各自の機体のモニターを染め――。
GM/アベル:『予想された弾道、締めて1999通り。よもや、全てを同時に放つとは』
GM:基地上空、数百メートル。寒風吹き荒ぶこの空間に。
GM:あちこちから炎を吹き上げ、いまにも墜落せんとする輸送機。

内海:おそらくフーファイターとホイシュレッケは潰せたと思うが、問題は輸送機か。どうかなGM?
GM:死亡ゲージで受け…るんですが。こやつ、戦闘能力はありませぬ故。
内海:あぁ、だったら俺、撃ってもいい?(笑)
内海:本当は[カバーリング]したんで行動済なんだけど(笑)
GM:このまま戦闘終了。同時に墜落す…ああ、構いませぬぜー。(笑)
内海:んじゃ、ありがたく。
GM/アベル:『――ですが、お忘れのようです。ここが何処であるか、を』だんだんと高度を下げてゆく輸送機。その、先には。
GM:――炎上を続ける、瑞穂基地。
内海:ロゴス6で《忠誠5》<射撃3→4>
内海:基本判定値は4、これにロゴス残り44を投入〜。
内海:あと、フルオートにして、と。
内海:#48c4+4+3 でやああッ!
●ダイス:Eiji:48c4+4+3=33(1,2,2,4,3,5,5,1,1,1,5,2,1,1,1,5,2,3,4,6,4,4,
3,6,6,5,5,5,5,3,3,1,6,1,2,1,3,1,6,6,1,1,3,1,6,3,3,3)+4+3= 40
内海:あ、ダーザイン忘れてた(笑)。
GM:…今からでも、どうぞ。(笑)<ダーザイン
内海:えーと【アベルからの驚愕4】と、5レベル2つが残ってるから。
内海:+28して、68成功と。
内海:で、+22して、90ダメージッ!!
内海:「――そっちこそ、俺の存在を忘れてるだろ?」(フ、と)
GM:#9C2+5 【肉体9】<回避3>《忠誠:ヤシマ5》 本来のホルテンより性能は低い、この輸送機。_/⌒|○
●ダイス:shingoro:9c2+5=0(4,4,4,5,4,4,5,4,6)+5= 5
GM:……イェア。(さむずあっぷ)
内海:空中で反転したアペルギアが、バラバラと降ってくるホイシュレッケの残骸を、ガンガン踏みつけて再上昇ッ!!
内海:堕ちて来る輸送機の正面に立って……20mmを連射ッ!!
内海:「これで――終わりだ」
GM/アベル:『――人の力、見せていただきました』20mmの弾丸で削られ、四散してゆく輸送機。
桜花:「――アベル? 諦めては駄目です。アベル……アベル!!」
GM/アベル:『成る程、予想は無意味――とは思いたくありませんが。あなたがたなら、“しあわせ”を見つけられるかも、しれない』
内海:「…………」撃ち尽くした20mmアサルトライフルの銃口を下げ、ゆっくりと浮遊しながら落下していく。
桜花:「あなたの”しあわせ”はどうなるんです。私は……私はっ!!」
GM/アベル:『“しあわせ”、ですか。――それ、は―――』
GM:言葉を発する、その直前。
GM:太陽よりも明るい光が、瑞穂基地を、照らした。
桜花:「アベル……アベル――――――――!!」
GM/セラピア:「反応の消失を確認。…これで終わりなんだよ、桜花ちゃん」
GM:てなところで、シーンエンド。一言あればどぞり。
内海:「作戦終了だ。――全機、基地に帰投。着地でヘマ打つんじゃないぞ?」
内海:言いつつ、がしゃこん、と滑走路に着地ー。
内海:(俺はエンドOKで)
俊文:「・・・ヤー」徐々に下降していき、こちらもOK。
桜花:「り、了解。シャドウ2、帰投します」
桜花:翼をめぐらせ、瑞穂基地の滑走路へと降り立っていく……
桜花:エンドOKで。
GM:燃えて堕ちてゆく破片。それはさながら、命の灯火のようで。
GM:では、これにて戦闘終了。シーンエンドです。


■エンディングフェイズ/シーン1 「ヒトの心、ヒトの想い」
 シーンPC:俊文。

GM:翌日。
GM:攻撃は瑞穂基地にピンポイントで行われたらしく、周囲にはそんなに被害は無い、のだが。
GM/セラピア:「うにゅ。後始末はちゃんとしなきゃダメダメ、なんだよー?」
GM:何故か、セラピアに引っ張り出されている俊文である。
俊文:「いや、言いたいことはわかるが。意図がわからん」小さな瓦礫の処理を手伝わされている。
GM/セラピア:「む。細かいコト考えちゃめー、なんだよ」
俊文:「へいへい。……にしてもまあ。派手にやられたな、今回は…」ぼろっとした瑞穂基地全体を見渡す。
GM/セラピア:「っていうか、ボクが身体動かしたい気分なんだよー。で、折角だから俊文ちゃんもー、って」
GM:少しばかり、言訳じみているような気がしないでもない。
俊文:「お前が身体を動かしたいなら、俺の分まで頑張れば良いだろうが…」
GM/セラピア:「む。俊文ちゃん、ちょっと冷たいんだよ」ぷぅ、と軽く頬を膨らませて。
GM/セラピア:「…ね、俊文ちゃん」くいくい、と袖を引っ張り。
俊文:「ん、何だ?」振り向き
GM/セラピア:「俊文ちゃんの“しあわせ”って、何かな?」
GM:揺れるツインテール。…瞳も揺れているように見えるのは、俊文の気のせいだろうか。
俊文:「俺の幸せ…か。……そーだな…」
俊文:―――――ぐ〜。
俊文:「たった今、素敵な俺の幸せは食料摂取に早変わりした」←朝飯食ってない
GM/セラピア:「…えいっ」脛にきーっく。
俊文:「ぬおっ」
俊文:「うああ、脛が、響いた、今のは…?!」じたじた
GM/セラピア:「なんか俊文ちゃん、色々先延ばしにしてるみたいなんだよー」ちょっと拗ねた様な、子供っぽい口調。
GM:…いや、元々子供っぽくはあるのだが。
俊文:「(ピタ、と止まって)…色々、ねぇ」
俊文:「ま、とりあえず」ぽむ、とセラピアの頭の上に手を置く
GM/セラピア:「うにゅ?」
俊文:「…俺の今の"しあわせ"は、こんな毎日なんだと思うがな」笑う
GM/セラピア:「…誤魔化された気もするけど、それはそれで俊文ちゃんらしいと思うよ」にま、っと。効果音付きの笑顔を浮かべる。
俊文:「んじゃまあ、とりあえず飯を食ってから、もう1回手伝いに来ような」そう言って逃げるように画面から退場。
GM/セラピア:「あ、ツバサちゃんから格ゲーガチンコ10番勝負の申し込みが…って、俊文ちゃーんっ」
GM:どたばたと、マンガのような音を立てて。小さな身体が、走ってくる。
GM:――べちゃっ。
俊文:振り向いて、倒れたセラピアを確認する。
GM:………幸せって、何だろう?
俊文:「……ったく、しょうがないな」苦笑して、後頭部を掻く
GM:コケても笑っているこのツインテール娘なら、その答えを知っている気が、しないでも、ない。
GM:ってなところで。


■エンディングフェイズ/シーン2 「鋼鉄の心」
 シーンPC:衛至。

GM:被害を受けた施設の復興も、粗方終わり。うやむやで責任者に仕立て上げられた内海の最後の仕事は。
GM:ここ瑞穂基地司令室で、ヴィヴリオ大佐への報告を済ませること、だ。
内海:「はー、あんだけ戦った後にこれってのは、こたえるねぇ」<復旧作業
内海:コキコキ、と首を鳴らしてから、司令室の扉をノック、と。
内海:「失礼しますヴィヴリオ大佐。――内海衛至、報告に上がりました」
GM/ヴィヴリオ:「――ロックは開いている。入れ」
内海:んでは、おざなりに敬礼して、入室〜。
内海:そんで、とりあえず状況についてひととおり報告する。
内海:「――概要は以上です。シュネルギアの方も、思ったよりは被害が軽くて済みましたし」
内海:「あと2日あれば、どうにか以前どおりの体制には戻せるかと」
GM/ヴィヴリオ:「…そうか。流石、というべきか…ご苦労だったな、内海大尉」
内海:「いえいえ、基地の構造はだいたい把握してますから。どこをどう直せばいいか、というのは概ね分かるものです」(うんうん、と頷く)
GM/ヴィヴリオ:「何故把握しているのか、というのは追々聞くとして、だ」なんとなく、視線が冷たかったり。
GM/ヴィヴリオ:「―――君の報告書を元に、アベルの件で上層部にかけあってみたのだがな」
内海:「ええ」
GM/ヴィヴリオ:「やはり、ネットワークから切り離した後物理的に隔離―念を入れて爆破処理することになったそうだ」
内海:「そうですか。――それが正解でしょうね」
内海:「爆破処理は惜しいですが……危険性を考えれば、止むを得ない措置です」
GM/ヴィヴリオ:「ああ。…内海大尉、今回私はこう思うんだ」
GM/ヴィヴリオ:「人と機械の境界線は、一体何なんだろう…とな」
内海:「……難しい質問ですねえ」(ぽりぽりと頬を書く)
内海:「どこかの作家は、知性とは「私」という概念があるかどうか、ということを言っていたようですが」
内海:「その意味で行けば、完機ちゃんたちはもはやヒトでしょう」
内海:「まして彼は――アベルは、純粋プログラムでありながら、明らかに“自我”を有していました」
内海:「であれば、物理的な身体を得れば、それもまたヒトと言っても良かったのかも知れません。――ただ」
GM/ヴィヴリオ:「…ただ、何だ?」
内海:「己の計算能力だけに頼っているうちは、機械も天使も、ヒトを超えることはできない。……そうでしょう、大佐?」
内海:「アベルは確かに、いいところまで行っていたと思いますけどね」
GM/ヴィヴリオ:「…技術部の連中に聞かせてやりたいな、君の話を」ふわり、と。滅多に見せることの無い、笑顔。
GM/ヴィヴリオ:「我々も心に留めておこう。ただ生きるだけのヒトには、なりたくないものだ」
内海:「了解です、大佐」(ぴ、と敬礼)
内海:「では、最後に――ちょっとしたお土産ですが」
内海:す、と懐からデータディスクを取り出し、ヴィヴリオのデスクに置く
GM/ヴィヴリオ:「…ん?」下がれ、と言いかけたところで。
内海:「これには、アベルをハッキングして逆コンパイルしたデータが入っています。……無論、ブラックボックスは入手どころか接触すらできなかったので、このままでは何の役にも立ちませんが」
内海:「大佐にとっては、懐かしいものかも知れないと思いましたので……どうぞ、ご自由に」
内海:「では、任務に戻ります」(一歩下がって、敬礼)
GM/ヴィヴリオ:「………ああ、内海大尉。……ぁ、いや…すまない、何でもない」
内海:「また夕ご飯でも食べに行きましょう、大佐」(笑)
内海:「それでは、失礼します」(退室〜)
GM/ヴィヴリオ:「―――――」
GM:ありがとう、の一言は届かず。ただただ、閉じた扉を見つめ―――。
GM:ってなところで、エンド。


■エンディングフェイズ/シーン3 「そして、夢の向こうへ」
 シーンPC:桜花8−5。

GM:―――風が吹く。若草が揺れ、空には雲が流れ―。
GM:目の前には広い広い草原。すぐ近くには、大樹が地面に陰を落として。
GM:その陰の、下。小さなテーブルと簡素なティーセットと共に、人影が、一つ。
GM:???『お待ちしていました、桜花殿』
GM:聞き覚えの無い声。が、その主は誰なのか。なんとなく、分かる気がする。
桜花:「あなたは……アベル?」
GM/アベル:『はい。そして、此処は…そうですね。桜花殿の夢の中、と言うのが最も適切でしょうか』
GM:姿形は、シュネルギアノーマルタイプに似て。ただ、その顔だけは、大人びた女性のものになっている。
桜花:「夢。マシーネンである私が夢を見る……? でも、そうなのかも知れませんね」
桜花:あなたがいるということは、と続けて呟き
GM/アベル:『――現実の桜花殿は、定期整備中です。私の廃棄処分が決定されたことは…ご存知ですね?』
桜花:「内海大尉から、概要は」
GM/アベル:『この私は、廃棄が決定された後の最初の整備時に桜花殿にアクセスするよう設定した…いわば、ネットワークに潜むワームのようなものです』
GM/アベル:『こうして活動している以上、数分も経たぬ間に自動排除されるでしょうが』
桜花:「さしずめ、遺言……最後のお別れ、という事ですか」
GM:にこりと微笑むアベル。その瞳には、後悔の色は、無い。
桜花:「どこまでも人間臭いですね、あなたは……」くすくす、と笑い
GM/アベル:『桜花殿も。初めてお会いした頃と比べて、よく笑うようになられた』
桜花:「ありがとう、アベル。すべてあなたのおかげです」
GM/アベル:『――桜花殿。一つ、お願いしたいことがあります』
桜花:「私に出来ることならば……」
GM:指先から、少しずつ少しずつ。綻ぶように、姿が薄れてゆく。
桜花:「あ……っ!!」綻び、消え逝く姿を留めようと抱きしめる。
GM/アベル:『私は、あなたの“幸せ”にはなれなかった。可能性はあったのでしょうが、その資格は無かった』
GM/アベル:『私は、あなたに嘘をついてしまいましたから』
GM:ふわり、と微笑む。夢の中でだけ、触れられるその身体。
桜花:「そんな事はありません。あなたは、私に”しあわせ”とは何か、考えさせてくれた」
桜花:「笑うこと、哀しむこと、怒ること、楽しむこと。人間らしさを教えてくれた」
GM/アベル:『――そう言っていただけるなら。私は今間違いなく、“しあわせ”です』
桜花:「最期にひとつ、贈り物ができました。……良かった」
桜花:無理をして笑みを形作る。
GM/アベル:『―――ありがとう。あなたは私の姉であり、母であり、友達だった』
GM:もう身体は無く。最後に残った顔と唇で、言葉を紡ぐ。
GM/アベル:『桜花。いつかあなたにも、あなた自身の“しあわせ”を―――」
桜花:「アベル、あなたの行く先にも願わくば平穏と幸福を――――」
GM:微笑み一つを、虚構の世界に残して。
GM:最期に“しあわせ”を得て、一つの人格は、消滅した。
桜花:「さようなら。私の“ともだち”……」
GM:それと共に、この世界も崩れゆく。戻る先は、辛いことばかりの現実の世界。
GM:まあ、そんな世界も悪くないだろう。きっと何処かに、“しあわせ”はあるのだから。
GM:いつか、夢を現実に。
GM:そして、不器用で優しい嘘を、真実に―――。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 桜花8−5@葉隠:6点
 海賀俊文@AYU:6点
 内海衛至@相馬斉遠:6点
 GM@しんごろ:18/3+1=7点

【雑感】
 特殊なAI“アベル”と、機械仕掛けの少女の物語。
 ――が、しかし。そのAIは合衆国製。しかもフーファイターやノイエ・ギアの流れをくむモノとなれば、この結末は必然とも言える。だが、“彼女”はほんとうにこうなることを望んでいたのだろうか? “彼女”にこの結末を強いた何者かが居るのではないか?
 本来、火器管制を行えるレベルまで成長していなかったはずの“アベル”が、天使兵を統率し、フーファイターまで自動制御していた事実を思うにつけ、ヴィヴリオ大佐の心には暗い影が落ちるのだった――。
 と、いわんばかりにヴィヴリオ大佐が輝いているシナリオ(をい)。
 むろん、アベルと桜花、巻き込まれてる俊文たちのやりとりあってのことながら、ヴィヴリオの魅力の一端を改めて発見したように思う。
 惜しむらくは、せっかく出てきたツバサの活躍が前半だけに終わってしまったことだろうか。この展開だと後半は登場する機会が無いのも確かなのだが――。例えば桜花機が戦闘機であることを利用して“ナビゲーター”をしたりするとさらに燃えたかも。
 個人的には、わるもの情報将校+アペルギア乗りができたので大満足だったシナリオ。いろんな仕込みにつきあってくれたGMに感謝なのです。GMの許可なしにこういうことするとただの困ったちゃんなので、自戒も込めつつ^^;


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠