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Last Update/2012.02.05


◇ 第22話『夢の、向こう側』◇

「――全てが予測どおりに動くと思ってるうちは、AIじゃ人間には勝てない」 ――内海衛至

 

シーン1/シーン2/シーン3/シーン4
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「電子の妖精」
 シーンPC:桜花8−5。

GM:翌日。場所はやはりG3用格納庫…が見渡せる、整備員用の休憩室。
GM:仕事中故か整備員は皆外に出ており、光の灯らぬモニターと冷めた茶と菓子だけがある。
桜花:では、そこへつかつかといつもの様にやって来る、と。
GM:一部の整備員は完全機械化兵を同僚として扱うものの。大多数は、備品に気を遣う必要などない、と考えているらしく…。
GM:出迎える者は、誰も居ない。
桜花:「皆さん、ご休憩中でもお忙しいのですね……。ご苦労様です」
桜花:本気でそう考えている(笑)
内海:GM。[隠密状態]での登場を申請したいのですが(笑)。
内海:具体的には、こう、ロッカーの中とかそんな感じで。
GM:…何やる気か読めませぬが、間違っても悪い方には向かわぬでしょう(笑)。 オーケィ。>内海
桜花:なんだかなあ……(笑) 取り合えず、気付かないまま休憩室へ入室、と。
内海:ふふふ、桜花の行動を観測するのだ(笑)。
GM:では、桜花が休憩室に入ると。机の上に、少しノイズのようなものがちらちらと、走る。
桜花:「……ッ? ―――この、ノイズは……」
桜花:偏頭痛に襲われた人間の様に、こめかみを抑えて周囲を見やる。
GM/アベル:「ご心配なく、桜花殿。少々お待ちいただけますか?」
GM:何処からともなく響く、声。
桜花:「アベル……ですか?」
内海:(――シュネルギアのAIからの干渉を受けているのか?)<桜花の様子に
GM/アベル:「はい、桜花殿。…3、2、1…転送、完了。結像します」
GM:少しずつ収まるノイズ。ぽむ、などとなんとなく気の抜ける音の後。
GM:机の上に、ミニサイズのシュネルギア。ただ…その、なんと言うか。妙に頭身が低い。いわゆる二頭身、というやつで。
桜花:「アベル。私のスケジューリングに狂いがなければ、学習時間はまだ先の予定ですが……」
GM/アベル:「はい、その通りです。ですが、ただ待つというのも、なかなか暇な物ですので」
内海:(――誰だ、あんなプログラムを仕込んだのは?)
桜花:「アベル。それは……新手の”ぼけ”とか”芸”いうモノでしょうか?」
桜花:二頭身のシュネルギアを見て、首を小さく傾げ。
GM/アベル:「無骨な機体では、心理的重圧を与える可能性が高い…と、天野少尉が仰っておられましたので」
GM:二頭身のまま、おたおたと敬礼。
内海:(――桜花も桜花で“ボケ”だの“芸”だのと……詳しく調査する必要あり、か)メモメモ
桜花:「なるほど。パイロットへの心理的負担を押さえた、自己表現方法ですね」納得
桜花:「モニター越しの会話とは……なんというか、違った感じがします。不思議です」<SD映像
桜花:微笑ましげな笑みを浮かべたり
GM/アベル:「幸い、この基地には正規ネットワーク意外に個人が設置したカメラやマイク等がありましたので。それを利用し、3D画像として投影しております」
内海:(――ちッ、そういうことか。今度プロテクトのコードパターンを変更しておく必要があるな)
内海:(――羽村医師と俺が組んだネットワークに介入するとは……やってくれるじゃないか)
GM/アベル:「“不思議”を感じるのは良いことです。疑問は解決へ、解決はより良い明日へ繋がります」
桜花:「……非論理的回答でした。なぜ”不思議”などという言葉を口にしたのか……」
桜花:アベルに言われて、はたと気付いて。
GM:…ほむ。<整備>で判定していただけますかの。目標値5、失敗したらアベルに見つかります。(さむずあっぷ)>内海

内海:「それはだねぇ、桜花」 いや、見つかる前に出るよ(笑)。
GM:あいさ。(笑)
内海:がちゃり、とロッカーを開けて。
内海:「君には――いや、“君たち”かな」
GM/アベル:「おはよう御座います、内海大尉」やはり二頭身で、もたもたと敬礼。
内海:「君たちが知っていることはとても少なく――それでいてもっと知りたいと思うだけの“こころ”あればこそ、だよ?」(アベルを眺めつつ、ぽむ、と桜花の頭に手を置いて)
桜花:唐突に現れた内海にびっくりし、何でロッカーにいたのか尋ねる機を逸した桜花(笑)
桜花:「……こころ。わたしの、こころ……?」胸に手を当て
内海:ふふ、計画通りだ(笑)<何で居たかを誤魔化し
GM/アベル:「こころ、ですか。…私の“こころ”は、全てヤシマのために存在しています」
内海:「しかし、アベル……くん、と言うべきかな?」>SDシュネルギア
GM/アベル:「はい。整備班の皆様は、色々と私に愛称をつけてくださいました。お好きなようにお呼びください、内海大尉」
内海:「ひとつ聞いてもいいかい?」>アベル
GM/アベル:「―――はい。なんなりと」>内海
内海:「まず、正規の監視ネットワークのコードを渡すから、以降はそれを使うように。……でないと、君の行為は不正規扱いとなって処罰の対象になりかねない」
内海:「それから、君にその姿(SDシュネルギア)を取るよう勧めたのは誰かな?」
内海:「いや、ちょっと表現がまずいか。……君の映し身を、その姿(SDシュネルギア)にするよう助言したヤツは居るのか?」
GM/アベル:「ご忠告とご配慮に感謝します、内海大尉。この姿は――天野少尉が発案し、パルマコン少尉が基本デザインを手がけられました」
GM:その言葉に、嘘は無い。少なくとも、そう感じられる。
内海:「なるほど、ツバサがね――可愛いところもあるもんだ」(くっく、と笑う)
桜花:「あのお二人なら、85.89%の確率で考案される可能性が大です」頷き<セラピアとツバサ
GM/アベル:「内海大尉。私からも一つ、お尋ねしてよろしいでしょうか?」
内海:「何かな?」>アベル
GM/アベル:「はい。内海大尉…あなたは何故、戦っているのですか?」
内海:「俺の戦う理由……ね。さてさて、忘れてしまったなぁ」(白々しく)>アベル
桜花:「大尉。不明瞭な回答は指揮系統が混乱する原因となります」淡々と
GM/アベル:「現在の戦局は、お世辞にも有利とは言えません。それでも瑞穂基地の皆さんが手を引かないのは、何故でしょう?」
内海:「そりゃあ、決まってる」
内海:「戦わないと、守れないからな。――自分たちの大切なものってやつを、だ」<手を引かない
桜花:「大切なもの。まもりたいもの……それが、戦う理由……」
桜花:内海の言葉を反芻。何か感じ入ったところがあったらしい。
内海:「それはいろいろあるのさ。今のヤシマ全部ってお馬鹿なことをいうお姫様から、自分の相棒を守りたいっていうごく普通の少年までね」(ウィンク)
GM:しばしの、沈黙。心なしか、何処かからハードディスクが猛烈に回転する音が聞こえる気が、する。
桜花:「アベル。ハードディスクに負荷がかかっています。大丈夫ですか?」
GM/アベル:「了解しました。負荷については通常レベル…問題ありません」
内海:「さて、続きはメンテついでに講釈と行こうか。ネットワークの切り替えも必要だしね」
内海:「桜花も手伝ってくれないか? けっこうこれが手間なんだ、生身だとねぇ」(お手上げ、のポーズで)>桜花
桜花:「命令受領。了解しました」
GM/アベル:「はい、そろそろ時間も迫っています。内海大尉、桜花殿、よろしくお願いします」
GM:最後に、敬礼を一つ。SDギアの姿は、光の粒になって消える。
GM:ってなトコロでエンドに。最後に一言あれば、どぞり。
内海:「……チューリング・テストをするまでもない、か。これは」(ぼそり)
内海:あ、エンドOKで(笑)
桜花:SDギアが消える瞬間、ちょっと名残惜しそうな表情を見せて……エンド。
GM:はいな。では、シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン2 「Do or Die?」
 シーンPC:俊文。

GM:セラピアと一緒に、楽しいんだか騒がしいんだかよく分からない昼食を取った後のこと。
GM:突然現れたツバサに、有無を言わさず連行され。ついた先は。
GM/ツバサ:「18パターンのうち、まだ半分しか終わってねーからなー。さ、続きやろうぜ?」
GM:市販のアーケードゲームを改造したかのような、ドライバーオンリーの訓練筐体。
俊文:「って待てぇ!」
俊文:立ち上がる(?)
GM/ツバサ:「お、止める? はっはーん。さては負けるのが怖いか、俺様ちゃんに怪我させるのが怖いとか?」
GM:けらけらと笑うツバサ。やけに突っかかるというか、からかってくるというか。
俊文:「食後の一時を見事に破壊しておいて、何事も無かったかのように何で9パターンの戦闘シュミレーションをしてるんだ俺はっ」
桜花:「その表現は不確実です、天野少尉」にゅっと登場
桜花:「海賀少尉が天野少尉を負傷させる確率は……20.79%。可能性はまだあります」
俊文:「つーか、完機の桜花が何故ここに!?」突っ込み連発
桜花:「基地内を散策していましたら、少尉たちの姿をお見受けしましたので、つい……」
桜花:少しだけ、ばつが悪そうな顔。
GM/ツバサ:「おー、桜花ちゃん。まーた、アベルみたいに数字で語らなくてもいいのに」
桜花:「内海大尉から仰せつかった命令を完了いたしましたので。……皆様のいう“暇”という状態です」
桜花:「先日の一番機と八番機の模擬戦の映像を拝見したところなので。お二人の取り合わせには……興味が、沸きました」>俊文&ツバサ
GM/ツバサ:「へー。なら、ギャラリーもできたところで。ラストワンを初めようぜ、俊文」
俊文:「ツバサも当たり前のように挨拶してるしよ…」
内海:「……ま、そういうことだねえ」(ひょい、と出現)
俊文:「う、内海大尉まで・・・」
GM/ツバサ:「ま、いーんじゃねーかな。話してて楽しいしさー…っと」
内海:「アベルについて、ちょっと調整してみたからね。天野少尉に試してもらえるならいい機会ということさ」>俊文
俊文:「・・・く、やってやるさ」
GM/ツバサ:「あー、えー……ども」内海にはこう、なんか慣れてない感じの敬礼。(笑)
内海:「戦闘解析の経験値が貯まってるから、より“馴染む”と思うよ」(にこり)>ツバサ
GM:…ともあれ、そのような感じで。やいやいと騒ぎつつも、電子の世界での模擬戦が、始まる。
GM:モニターには、対峙する一番機と八番機。模擬戦とはいえ、要は取っ組み合いの殴り合いなのだが。
俊文:隙を突こうと牽制しつつ、見様見真似で殴りかかっている。
GM:俊文が駆る一番機。伸ばす腕をことごとくかわす、八番機。
内海:「で。――正直なところ、どうかな?」<模擬戦見つつ>桜花
桜花:「アベルの補佐は正確なものです。対象の次の行動を98.79%の確率で正確に割り出しています」
内海:「なるほどね。……道理でまだまだツバサに頼ってるわけだ」<正確な割り出し
GM:そんな状態のまま、一分弱が経過した頃。
GM/アベル:「―――海賀少尉。あなたの動きには、非合理的な点が多すぎます」
GM:筐体のスピーカーから、声。
俊文:「……何だって?」一瞬、"誰"に"何"を言われたのかわからず、訝しげな顔をする。
桜花:「アベル………!」びっくり
内海:「そりゃそうだろうなぁ……」(苦笑)
GM/アベル:「無駄が多すぎる、と申し上げたのです。記録を見る限り、ナビゲーターであるパルマコン少尉のオペレーションも、不合理かつ不可解な点が目立つ」
GM/アベル:「最小の消費で最大の効果を。それが、物資の乏しいヤシマを守るために必要なことではないのですか?」
GM:問いかけるように。皆に、問いかけるような声。
内海:「なるほど。それは確かに道理じゃ、ある」(頷く)
俊文:「…合理だが不合理だか知らないが。…なめるのも大概にしろ。実際に俺“達”はそのやり方で何度も勝ってきている」
内海:「どうかな俊文、ツバサ、ついでにセラピア。設定を実戦モードに変更しようか?」>3人
内海:「シュネルギアの殴り合いだけじゃ物足りないだろぅ? ……アベルもまだ実戦そのものを経験したわけじゃなし」
内海:「俊文、セラピア。君たちの“やり方”を見せてやれ」(ほれほれー、とけしかけるよーな口調で)
GM/セラピア:「うに。それは構わないけど…俊文ちゃん、熱くなっちゃだめなんだよ?」
俊文:「…わかってるさ。俺は今、もの凄く落ち着いてるぞ、セラピア」
GM:俊文に、何か言いたげに視線を向けるセラピア。…が、結局何も居えず、ナビゲーター席に着く。
GM/ツバサ:「俺様ちゃんも構わないぜー。ナビは…桜花ちゃん、手伝ってくんないかなー?」
桜花:「大尉……!? 第四調整はヴィヴリオ司令の許可が必要です。越権行為になりますよ」
内海:「ああ、大丈夫さ桜花。アベルの調整に関しては大佐の許可を得てある」>桜花
桜花:「や、ヤー。命令受領……天野少尉のナビゲートを行います」>内海、ツバサ
桜花:人間だったら、後ろ髪を引かれる様な、そんな雰囲気で筐体に向かう。
内海:「ん? どうしたツバサ。アベルではまだ射撃戦は無理かい?」>ツバサ
GM/ツバサ:「んー、気分の問題かな。それにさ、桜花ちゃんとアベルが組んで戦うのって、ちょっと見てみたいし」>内海
内海:つまり、桜花とアベルをツバサが共用ナビとして使う、ということですかね?>GM
GM:然り、然り。アベルはあくまで補助AI、ナビゲーターは務まりませんので。
内海:あー。つまりシュネルギア本体を動かすのは問題ないけど、火器管制をできるレベルには至ってない、と?
GM:ええ、それであってます。(笑)
内海:了解。
GM/アベル:「――では、宜しいですね?」
俊文:「ああ、何時でもな」
俊文:(ここで負けるわけには、いかない……!)
桜花:「火器管制、準備完了。いつでもどうぞ」
内海:「ではアベルは機体制御のサポート、桜花は火器管制だ。プロトコルとコードはナイメーヘンの16で同期を取れ」
GM:画面の仕様が切り替わり、互いの機体に得物が握られる。長大な滑空砲と、両手持ちの突撃小銃。
内海:「俊文、セラピア。――“得意分野”を用意したんだ。少しは楽しませてやれよ?」(笑)>2人
俊文:「ヤー」
内海:「――さて」(長椅子に腰掛け、脚を組んで観察開始)
GM:さて、この辺でシーンを切ります。判定アリの簡易戦闘でもイイんですが(笑)
桜花:エンドの方が区切りが良さそうで(笑)
内海:戦闘の結果は知りたいなぁ。次のシーンでやってくれると嬉しいですが(笑)。
内海:エンドはOKよー、
俊文:はいなー<エンド。
GM:では、シーンエンドで。


■ミドルフェイズ/シーン3 「ぶつかるイシ」
 シーンPC:俊文。
※GM権限により続投。桜花8−5、登場済。

GM:では、互いの修正込みの【感覚】宣言を。
桜花:【感覚】は11。
俊文:15です
GM:っと、桜花側。判定は便宜上、桜花が行ってください。ヴィークル修正はシュネルギア:ベーシックのもの(+3、+3、+3)となりますが。
桜花:技能はこちらのレベルを適用?
GM:はいな、そうなります。装備は20mmアサルトライフル、で。<技能>桜花
GM:それと双方、ダメージを割り振れるのは機体のゲージを推奨しておきます。(笑)
桜花:了解です<技能とか
内海:さて、戦況を解説するためにも(笑)、登場(モニタリング)しておこうか。
GM:助かる。(さむずあっぷ(笑))<戦況解説

GM:一度目を閉じ、再び開く。そこに在るのは、電子で構成された廃墟の街。
俊文:「ツィールベライヒ解放、エンゲージ捕捉・・・」
GM/セラピア:「全部纏めてオールオッケーなんだよ、俊文ちゃん」
俊文:「領域は市街地、セラピア、データ(ダーテン)を起こしておいてくれ、行動を開始する」
GM/セラピア:「了解なんだよ。推奨ポジショニングは…ここかここ、かな」ぴ、ぴ、と。マップに光点が灯る。
内海:「――さてさて、理論で武装し確実な操作で敵を射抜くツバサか、はたまた勘と偶然と幸運を纏ったフリして捕捉力は最強なセラピアと俊文か」
内海:「――ま、考えるまでもないか」(フフ、と)
内海:「――全てが予測どおりに動くと思ってるうちは、AIじゃ人間には勝てない」

GM:では、俊文側から。距離は1km離れ、とします。
俊文:「何処だ…何処にいる…」
俊文:推奨狙撃位置にはデフォルトで居るということで(さむずあっぷ)
GM:イェア。(さむずあっぷ)<デフォ
GM/ツバサ:「来るぜ、あいつら。桜花ちゃん、アベル、準備オーケィ?」
桜花:「状況グリューン。いつでもどうぞ、天野少尉」
GM/アベル:「全て問題ありません。敵行動予測、開始します」
俊文:「(敵側にはあの予知紛いの予測能力を持つAIがいる・・・数としては頼りないが、経験で補うしかない…)…セラピア、補助を頼む」
GM/セラピア:「もう完了なんだよ。それじゃ俊文ちゃん、ごーごごーっ」
GM:ってなワケで、判定待ちing。(笑)
俊文:ここで、カッと目を開いた俊文の瞳が、スナイパースコープを使うかのように、アップされた、僅かな隙間に見える機影を捉える。(さむずあっぷ)
俊文:「第1撃、発射」
内海:「先手はヤークトか。ま、センサーの感度が段違いだしねぇ」
俊文:《接合》と《鷹の目》使用(笑)
GM:はいな。
桜花:簡易戦闘、模擬戦でそこまでしますか少尉ー(笑)
内海:勝つためさ(笑)>桜花
俊文:#19c4+3
●ダイス:kaiga:19c4+3=13(6,5,6,2,4,3,5,5,2,2,4,1,3,5,2,1,3,3,4)+3= 16
桜花:#11c3 <回避> 普通に避けるー。
●ダイス:Ouka8-5:11c3=4(4,3,5,4,4,1,5,2,1,5,5)= 4
内海:「俊文、相手はそっちの射撃パターンは全て予測してくる――なら、話は簡単だ」
俊文:「予測される前に、撃ち落す!」
内海:「いやいや。予測してくるコース全てに、同時に叩き込んでやれ」(笑)<演出《予測射撃》を推奨しつつ>俊文
桜花:「回避シークエンス、間に合いません。予測着弾時間――」
GM:では、それにこちらの特殊処理を。
俊文:と、特殊処理?!
GM:インタラプト扱いでヒトツ。
GM:#22C4 【聖霊25】<エーテル3>《盾の乙女》 アベルから、桜花に
●ダイス:shingoro:22c4=15(6,5,6,4,1,3,2,2,2,6,3,6,5,6,3,4,3,4,2,2,1,4)= 15
内海:って、おお、マジに凄いAIだったのか(笑)<アベル
俊文:25?! なんですかその数値は(笑)
GM:この判定の成功数+15、ぷれぜんつ。やや特殊な処理ゆえ、ツッコミは後ほど受けます。(さむずあっぷ)
内海:16対19だと、回避されてるなぁ(笑)。
GM/アベル:「―予測、完了。高速機動を推奨します」
桜花:「……弾道予測? データ修正」
GM:これ以上無く的確に撃ち込まれた砲弾。それを、紙一重で避ける八番機。
GM/ツバサ:「っとぉ…今のはちょーっとヤバかったぜー?」
俊文:「―――――外した?!」
内海:「――ほら見ろ。一撃で仕留めようなんて思うから、そうなる」>俊文
桜花:「これは……」突然の高速機動に茫然
俊文:「くそ、まさかライフル弾をかわされるなんて・・・」
GM/ツバサ:「ほら、ぼーっとしてないでさ。前の模擬戦なんて、こんなモンじゃなかったんだぜ?」>桜花
桜花:「……こ、攻撃シークエンスを実行します。目標、補足」
GM/アベル:「了解。目標捕捉、完了。トリガーは任意で」
桜花:#9c3 <射撃戦闘> 《ガンフー》 ロゴス3使用
●ダイス:Ouka8-5:9c3=5(6,6,4,2,2,1,3,1,6)= 5
桜花:「……3、2、1……ファイエル!!」
桜花:だららららららっ!!っと弾丸を吐き出すアサルトライフル。
内海:「なるほど、小隊行動用に入力した戦闘データから解析してるのか……とすると」(何やら手元の端末を操作しつつ)
内海:「……参ったね、確かにこれは認識を改める必要アリかなぁ」
俊文:GM、今回の特殊な処理は?(笑)
内海:攻撃には補正がかからないんじゃないか? ←アベルの担当は機体制御だし。
GM:特にありませんゆえ、そのままどうぞ。(笑)
GM/セラピア:「来るんだよ、俊文ちゃんっ」
俊文:「緊急回避っ」
俊文:#11c3 《反射防御》自動発動
●ダイス:kaiga:9c3=3(6,2,6,5,6,4,2,6,4,6,1)= 3
GM:…あー、あー。(笑)
俊文:かわせてないΣ(゜□゜ノ)ノ
内海:成功数3対5、さぁどうする?(笑) ……まぁ、2差で当たり?
内海:ロゴス6入れれば回避できるじゃない(笑)。
俊文:え、入れていいんですか?(笑)
内海:特技使ってる時点で何を今さら(笑)<ロゴス
GM:GMからは止めません。(笑)
俊文:え、じゃあ・・・。ロゴスを6点使用して達成値を5に(笑)
内海:回避したな(笑)。
桜花:当たりなら、22+差分値の2を足して、24ダメージ……なんです少尉、当たって下さい(とほほ)
内海:「――予測を勘が僅かに上回った、ってトコかな」
俊文:「っ、回避成功!?」ぎりぎり
GM/ツバサ:「……嘘だろ! ロスト?」
桜花:「人間の勘、というのは意外と莫迦に出来ないものです」
桜花:「アベル……どうします? 続けますか?」
GM/アベル:「―はい。あと一分、時間を下さいますか? それで決着が付かぬのならば、永遠にそうでしょうから」>桜花、内海、俊文
内海:「――ふむ、ふむ。……へえ、なるほどねぇ」(頷きつつ、端末のモニターを見ている)
内海:カタカタカタカタ、とキーを打ちつつ。
内海:もう1ラウンドだな(笑)。
GM:いえす。(笑)<もう1ラウンド
桜花:「判りました。……意外と負けず嫌いなのですね、あなたは」>アベル
内海:「ああ、俺はその方が好都合かな――」
俊文:「次で決めるっ」

内海:さーって、GM。ここでちょっくら裏から手を回したいのですが、宜しいですか?(笑)
GM:ほむ。何をしますか、内海大尉。(笑)
内海:この戦闘にアベルの処理能力は概ね割かれてるでしょうから。
内海:さっきのシーンで回線切り替えた時に仕込んだスパイウェアを使って、アベルを逆アセンブリ。
GM:…仕込んでたーッ!?(笑)
内海:ええ、回線を正規なものに切り替えるとか、小隊の戦闘データを入力する時とか、いろいろ機会もありましたし(笑)<仕込み
内海:その結果、アベルの性能はガタ落ちになるでしょうから。
内海:結果として《援護射撃》を使用しようかなー、と(笑)。
GM:…ほむ。演出としちゃあ、電脳世界にジャミングをかける、って感じでしょうか。(笑)
内海:そんな感じで(笑)<ジャミング
GM:ともあれ、オーケィ。まずはラウンド2、セットアップを。

内海:では《援護射撃》開始(笑)。キーボードをカタカタと。
GM:どうぞー。(ガクガク)
内海:ロゴス6使って《忠誠》及び<軍略3→4>
内海:基本の判定値が2(笑)なので、ロゴスをえいやッ、と18点ばかり投入。合計24消費の大盤振る舞い(笑)。
俊文:内海大尉、どこまでもついてゆきます(笑)
GM:なんか俊文の中の人の信頼を得ているっ!?(笑)
内海:#20c4+4 さー、俺に全てを見せてくれ、アベル!(笑)
●ダイス:Eiji:20c4+4=12(4,4,3,5,5,5,3,5,6,4,4,6,2,5,4,6,1,3,1,2)+4= 16
内海:うむ、達成値+16だ。遠慮なくぶち当てろ俊文。
俊文:ありがたや(笑)
俊文:「この一撃で…決めてやるっ」
GM/アベル:「―――? システムへの過負荷を確認。タスクを一部凍結します」
桜花:「処理能力ダウン。機体管制機能60%のフリーズを確認……」
内海:「攻性防壁突破、ICE解凍開始――と。悪く思うなよ、アベル。こういうのも“予測”の範疇外、ってヤツでね」(だらだらだらーッ、と逆アセンブリして展開されるデータを眺めつつ)
GM:…ほむ。ついでだ、このラウンドは《盾の乙女》使用不可としましょうか。さあ来い、俊文。
俊文:「いっけぇ!」
俊文:#19c4+3+16 【感覚19】≪鷹の目≫≪接合≫+≪援護射撃≫
●ダイス:kaiga:19c4+3+16=13(1,4,3,5,1,3,5,5,3,3,3,5,4,5,5,4,4,4,3)+3+16= 32
桜花:#11c3 <回避>
●ダイス:Ouka8-5:11c3=6(3,5,4,1,4,2,1,3,6,5,3)= 6
内海:「さて。俺の“予測”どおりなら、この一撃で決まる――かな?」(カタカタカタ)
桜花:26差で命中、ですね。普通に回避していますから、当然ですが(苦笑)
GM/セラピア:「着弾を確認…大当たりなんだよー」
俊文:えー……ダメージは+50(笑)
内海:30ダメージでベーシックタイプは撃墜できる(笑)<機体の死亡ゲージ以外の合計が29なんで
桜花:「きゃあああああっ!!」
桜花:ちゅどどどどどん!!
桜花:油圧ダンパーが着弾の衝撃を再現して、ツバサや桜花の乗った筐体を揺らす。
GM/アベル:「―――!? 機体限界、突破。擬似リンクカット、プログラムより離脱―――」
GM/ツバサ:「…あっちゃあ。…コレで終わり、か?」
俊文:「っしゃぁ!」柄にも無くガッツポーズ
内海:「――はい、大当たりってね。……さて、潮時かな」(回線カット)
内海:ぱたむ、と端末を閉じて懐にしまいーの(笑)。
GM/セラピア:「お疲れ様なんだよ、俊文ちゃん。…おめでとうは、言わないんだよー」
俊文:「いらないいらない、セラピアこそ、お疲れさん」
内海:(――さすがだねぇパルマコン少尉。ほんと、いい勘してる)
桜花:「アベル……。海賀少尉に何か言うべきことがあるのではないですか?」
桜花:筐体から出て、呟き。
GM/アベル:「―――ええ。申し訳ありません、海賀少尉。少々、人の勘というものを侮っていたようです」>俊文
俊文:「・・・・あ、いや。わかればいいんだが」改めて謝られる? ととまどう。
GM/アベル:「―――申し訳ありませんが、私はこれで失礼します。少し負荷がかかりましたので、デフラグを」
内海:「ああ、お疲れさん、アベル」(頷く)
桜花:「あまり無理はいけませんよ。あなたとやる毎日の”学習”は、私も楽しみですから」
GM:返答を聞いてか、聞かずか。ややあって、筐体は休眠状態に入る。
内海:「じゃあ、俺たちも休憩にしようかねぇ」(んー、と伸び)
内海:「今の一戦のお礼に、お兄さんがお茶とケーキをご馳走しよう」>ALL
俊文:「え、いいんですか?」
桜花:「糖分の摂取は疲労回復に効果があります。良い判断です、大尉」<ケーキ
内海:「もちろん。――イイモノ見させてもらったからねぇ」(にこり)>俊文
GM:では、そろそろエンドに。何かあれば、どぞり。
内海:いや、俺はエンドOKで(笑)。
俊文:OKです
桜花:OKです。


■幕間

GM:さて、内海さんや。(ひそひそ)
内海:はいはい(ひそひそ)
GM:侵入して読み取ったアレコレですが。記述の様式から見て、どう考えてもヤシマ式のプログラムではないことが分かり。
GM:この様式は、おそらく合衆国式の…。
内海:純粋プログラムであることに間違いは無いかな?
内海:例えば、人間の人格を焼き付けてるとか、ゴーストがあるとか(笑)
GM:ヤシマでは再現不可能な技術ではありますが、正真正銘、単にとんでもなく処理能力の高いAIです<純粋
内海:あー、誰が作ったのか想像ついちゃったねえ(笑)。
GM:さて。(視線明後日(笑))
内海:「……参ったなぁ、大佐にどういう風に報告しようか」(困ったそぶり(笑))


■ミドルフェイズ/シーン4 「電霊の王」
 シーンPC:内海。

GM:さて、場所の希望なぞありますかねぃ。まもなくクライマックスとなりますが。(笑)
内海:何だってー(笑)。じゃあ、大佐に報告しておきたいのぅ。
GM:はいな。先ほどの報告ってコトで、桜花と俊文も任意出頭(違)OKですので。
桜花:では、同伴させていただきましょうか。
俊文:ん、では登場しますわ
内海:で、ですね。
内海:できれば基地のどっかのベンチが良いです。見通しが良いゆえ、電子監視ネットワークから外れてるとこの。
内海:(本当は基地の外が良いんですが……あ)
内海:GM! 至高亭に大佐を連れ出して良いですかッ?!(笑)
GM:……あー、そういやそんな中華料理屋もありましたなあ。(笑)
内海:何故か奧には座敷席もあってですねえ。和食も出してくれるんですよ(笑)。
GM:オーケィ。こう、なんとなーくもの珍しそうにしながら大佐も出てきます故。(笑)
内海:では、報告がてら夕食にお誘い致しました(礼)。
GM:はいな。

GM:では、夕食にしてはやや遅い時間帯。
桜花:エビのチリソース和え、激辛麻婆豆腐といった“辛いモノ系”を黙々と食べてます(笑)
俊文:烏龍茶でも啜りつつ、桜花の食べっぷりに唖然
GM:てなワケで、桜花周辺の皿はこう、ひたすらに赤、赤、赤。(さむずあっぷ)
桜花:普通なら絶対に根を上げるメニュー。しかし完全機械化兵の桜花は味覚も人とは違っていた、ということで(笑)
桜花:一応、箸を動かしながら話は訊きますよ。
内海:「すみませんねぇ大佐、俺の我が侭にお付き合い頂いて……ささ、どうぞどうぞ〜」(日本酒注ぎ注ぎ)>ヴィヴリオ
内海:あ、お子様組はノンアルコールな?
GM/ヴィヴリオ:「…内海大尉。アルコールは思考力を鈍らせる。この仕事を少しでも長く続けたいなら、君も控えた方がいい」>内海
内海:「はぁ、相変わらずお堅い……。まぁアレです、ちょっと錆付いた口の潤滑油程度ということで」>大佐
内海:言いつつ、お猪口を1つ空ける。
GM/ヴィヴリオ:「む…まあ、そういうことなら。…しかし凄まじいな。中華とは、こんなにも目が痛くなるのか…?」
GM:くい、と冷酒を一口煽り。ほぅ、と息を吐くヴィヴリオ。
内海:ああ、何かすっごく良いものを見た気分!(笑)<ほぅ、と息を吐く大佐
内海:「まさに極彩。――至高亭の親父も、良い仕事をします」
桜花:「大佐……食べますか?辛いモノは脳を刺激して思考を活性化させると羽村軍医から訊いています」
GM/ヴィヴリオ:「いや、私よりも海賀少尉に分けてやるといい。何やら空腹のようだからな」何故か視線を逸らす、ヴィヴリオ。>桜花
俊文:桜花の食事風景を眺めていて、ふと湧いた涙を拭う(さむずあっぷ
俊文:「…目が(ぼそ」
内海:では(こほん)。
内海:「――で、ですね大佐。件の……アベルの件ですが」
桜花:“アベル”の名に、箸を動かす手が一瞬止まるが……何事も無かった様に食事を再開。
俊文:辛く無い麻婆豆腐をがつがつ食べている<ヴィヴリオ
内海:「彼が基地の監視ネットワークを使っていることはご存知ですね? それゆえ、こんな所に来ていただいたわけです」
内海:「てことで桜花。外部ネットワークは一切遮断だ」>桜花
内海:(桜花の回線はちゃんと切ったのを確認してから話してるってことでね(笑))
GM:…店自体も、恐ろしくアナログだろうからなあ。(笑)
GM/ヴィヴリオ:「…ああ。だからここに呼び出したのだろう? 二重の意味で、君たちには感謝している」
GM:なんとなく上機嫌というか。饒舌ではないし口調が崩れたわけでもないのだが、なんとなく少し雰囲気が柔らかい。
内海:ああ、こんな雰囲気をもう少し楽しみたいなー、と思いつつ。
内海:仕事はしないといかん、ということで(うぅ)。
内海:「さて、大佐。単刀直入に申し上げます。――あの“アベル”は合衆国製のプログラムです」
俊文:「ぶふっ」
桜花:驚いて、いきなり小皿をひっくり返す。
俊文:お絞りで口を拭う。
GM/ヴィヴリオ:「行儀が悪いぞ…とも言ってられないな」俊文と桜花に目をやりつつ。
内海:「それも恐ろしく高度な――恐らく、合衆国でもあれを解析し、あるいは複製できる者は3人と居ないでしょう。俺の知る範囲では、ですが」
内海:くぃ、とお猪口を空ける。
桜花:「大尉、質問があります」軍隊の会議風に挙手>内海
内海:「ああ、まずはそっち片付けてからなら」(苦笑しつつ)<こぼし>桜花
俊文:何となくこちらも軽く片づけ(笑)。
内海:てことで、さぁ来い来い(笑)<質問>桜花
桜花:「アベルが合衆国製の物だとすれば……彼は、どうなりますか?」
内海:「さてね。――それを決めるのは、俺じゃないことだけは確かさ」(感情の無い目)>桜花
桜花:「人間でいえば、彼は“ともだち”です。大尉は、”ともだち”に手をかけられますか?」
桜花:表情は変わらない、が……微かに声音に怒りが滲んでいる様子
内海:「それが仕事ならね。――俺たちは、残念ながらそういう世界で生きているんだよ、桜花」(優しい目)>桜花
俊文:「・・・・・内海大尉」
内海:「ん?」(おつまみを取りつつ)>俊文
俊文:「3人と居ない。てことは、2人は居るんですよね。合衆国に属していた、優秀な人物が・・・」
俊文:「それって、もしかして…」
内海:「ああ。1人はみんなも知ってると思う。V機関の開発者たるゾフィー・V・シャウベルガー博士」
内海:「俺の見立てだけど、シュネルギアに搭載しても稼動するAIだ。V機関の制御ができなきゃ始まらない。彼女の理論が基礎になってるのは間違いないと思う」
GM:ゾフィーの名を聞いて、ヴィヴリオが眉を少し上げる。…すぐに、目の前の和食に箸をつけるわけだが。
内海:「もう1人は――あぁ、そうだな、海賀少尉も良く知っている人だよ」(ご飯をかっこみつつ)
俊文:「・・・・・・」進みが停滞していた箸が、今度はぴたりと止まる。
桜花:「海賀少尉。どうかしましたか? お顔の色が優れない様ですが……」
内海:「桐子・ランドルト――。ノイエ・ギアの開発者。あえて言えば、現状でのフーファイターの主任技師といったとこか?」
俊文:「っ。やっぱり、姉さんが……」
内海:「フーファイターは、パイロットが1人でも動かせる。これは香夜・H・ガイストの事件で回収された機体を見ても明らかだけど……」
GM/ヴィヴリオ:「――内海大尉。その情報は裏が取れていない。闇雲に漏らすものでは、ないだろう?」
GM:箸を止めるヴィヴリオ。
内海:「未確認なのは認めますよ。ですから、あくまで私の見立てです」>大佐
桜花:「確かに。理論から言えば、彼ひとりでシュネルギア一機を稼動させられる可能性は……ゼロ、ではないと思われますが」
俊文:「でも、可能性は低くは無いんですよね」
内海:「外部操作の余地を残していたとはいえ、無人機のレベルまで敵さんは持ってきてるんだ」
内海:「何があったって不思議じゃないさ」
桜花:「しかし、何か問題があるのですか? それだけ彼、アベルの力が優れているという証明です」
内海:「――――」(言って構いませんか? の目)>ヴィヴリオ
GM/ヴィヴリオ:「…構わん。“誰も”聞いてはいないのだからな」>内海
内海:「――言っただろう? アベルを完全に解析できるのは合衆国でもごく少ないはずだ、って」>桜花
内海:「その証拠に、彼にかけた逆アセンブリでも解析できないブラックボックスは幾つもあった」
内海:「この中に、どんなプログラムが仕込まれているかは――創った本人に聞いてみないと分からない。違うかな?」>桜花
桜花:「開けてはいけないパンドラの箱……」呟き<ブラックボックス
桜花:「ですが……パンドラの箱の中には災いと共に、希望が残っていた、と訊きました」
桜花:「私はその希望にかけたい」
内海:「……アベルは純粋プログラムでした。ゆえに小官は、あのプログラムは機体から外し、外部への物理的な回線を遮断した厳重な管理下に移すべきだと考えます、大佐」>ヴィヴリオ
桜花:「アベルは、自分が役に立つ事が人のしあわせに繋がる、と言っていました。隔離だなんて……」
GM/ヴィヴリオ:「桜花八-五の主張は理解できる。だがな」
GM/ヴィヴリオ:「我々は軍人だ。その意味が分からぬ君たちでは、ないだろう」
内海:「……無論、そのつもりです」(頷く)
桜花:「……申し訳ありません。命令に違反するなど、備品にあってはならない事でした」
俊文:「・・・・・・」
GM:しばしの、無言。

内海:「大佐、1つ質問が」
GM/ヴィヴリオ:「何だ、大尉」
内海:「アベルが8番機に搭載された経緯はご存知ですか?」
内海:「つまり、誰があのプログラムをヤシマに持ち込んだのか――。それによって、彼の処遇も多少は変える余地があるかと」
GM/ヴィヴリオ:「――シュネルギア試作一号機が払い下げられた先は、当時から兵器開発の第一線に立とうとしていた企業。……こう言えば、分かるか?」
内海:「――八の字のつくとこですか。明らかに合衆国が2、3枚は噛んでますね、こりゃ」(お手上げのポーズ)
GM/ヴィヴリオ:「……ともあれ。内海大尉からの報告書の提出を以って、アベルに対する処置を決定する。各自、異存はあるか?」
GM:ぱちん、と箸を置いて。
桜花:「異存……ありません」
俊文:「・・・・・・」沈黙による了解。
内海:「桜花」(妙に優しい声で)
桜花:「なんでしょう、内海大尉」
内海:「君は……アベルを信じているのかい?」
桜花:「信じるというのは……恐らく、この様な気持ちの事を言うのでしょう」
内海:「なら、神でない何かに祈るといい。――彼がその気なら、今頃基地の監視システムが全て停止していてもおかしくないから……ね」>桜花
桜花:「………ヤー」
GM:―――まるで、その言葉に呼応するかのように。
GM:遠くからの爆音に、至高亭の前時代的な建物が、揺れた。
GM:てなトコロで。何かあればどぞり。
内海:「やれやれ、どうやらもう一仕事要りそうだねぇ」(帽子を取りつつ立ち上がり)
俊文:「………桜花。お前だけでも、最後の最後まで、信じてやれよな」立ち上がりつつ。
桜花:「………」
GM:
シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠