エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第28話『イン・フォース』◇

「ああ。まだ、改良の余地はある。だが、やっとここまで形となった」
――羽夜間誠吾

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 迫り来る天使兵の脅威に対抗できる最後の兵器。
 それが第三世代人間戦車「シュネルギア」。
 だが、戦いは終わらない。激化していく戦場に望まれるのはただ一つ。戦況を決定的に変えうる、天使兵に対抗できるのではなく圧倒しうる、第四世代人間戦車の完成である。
 その試作機のテストが瑞穂基地で行われる。
 実用にはまだ乏しいものの、可能性は見られる。そんな時に……天使の軍団はやってきた。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第28話
 『イン・フォース』

 二人の力が重なる時、“奇跡”が起きる――。


シナリオハンドアウト
▼PC1 レオンハルト・トゥルナイサー  ギアドライバー/ファランクス
 ナビゲーター:トゥアレタ・クレーリオン
 ダーザイン:【トゥアレタからの信頼】
 開発されたばかりの、第四世代人間戦車の試作機。君と彼女は、そのテストパイロットをすることになった。
 それは1人用の機体だ。ナビゲーターも、1人で動かせるらしい。
 パイロット不足を解決し、さらなる複数戦術を可能にする云々。
 慣れぬ機体に戸惑いを覚えるものの、新しい息吹を感じるこの機体。
 だが、そんなときに天使はやってきた。
 互いに孤独。だが、彼女だけは守らねば。

▼PC2 橘 響  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:草薙伊音
 ダーザイン:【レオンハルトからの信頼】
 君とレオンハルトは戦友だ。一緒にこの瑞穂を守ってきた仲間である。そんな彼が、慣れぬ機体で悪戦苦闘する様は見てて面白かった。
 だが、不安がよぎる。こんな時に、天使がきたら―――。
 だが、大丈夫。彼らを守るために、君たちはここにいる。

▼PC3 ジークベルト・ノイマン  情報将校
 ダーザイン:【羽夜間誠吾からの親近感】
 羽夜間誠吾。第四世代人間戦車の開発主任。それが彼だった。
 ぶっきらぼうで多くを語らない性格だが、彼の思いを君はよく知っている。
「子供たちが戦う戦争は、はやく終わってほしい」と。
 だからこそ、彼は子供たちの命を守る機体の製作に情熱を傾けていた。そして完成された今回の試作機。まだ実用には乏しい。
 だが、君は噂を知ってしまった。
 この試作機には……あの熾天使をも凌ぐ能力がある、と。


自己紹介
レオンハルト:「………レオンハルト・トゥルナイサーです」
レオンハルト:「階級は少尉、シュネルギアに乗っています…」ぽそぽそ
レオンハルト:基本的に天才肌なやつです。
レオンハルト:シュネルギアの操縦に天才的な素養を見せ、別の部署から引き上げられた、と言う経緯があります。
レオンハルト:そんなこともあって家族の期待を一身に受けつつ。てきとうにへいこらと
レオンハルト:猫の世話や、犬の世話や、兎の世話をしています。
レオンハルト:トゥアレタとは婚約者だったようですが、彼女の両親が死んでからは形骸化中
レオンハルト:シナリオダーザインはトゥアレタからの信頼、PCダーザインは響からの仲間意識
レオンハルト:以上

響:「オレは橘響。響(ヒビキ)でいいぜ」
響:「いちおう少…中尉になったんだっけか。シュネルギア3番機“マサムネ”のドライバーだ」
響:「気がつきゃ、オレもけっこう古株になっちまってるんだよなぁ……」
響:「っと、忘れるところだった。ナビゲーターは草薙家の伊音ちゃんな。冗談は通じない方だから、気をつけろよ……っとと、悪ィ悪ィ(苦笑)」<睨まれた(笑)
響:「ま、よろしくな。とりあえず、お互い頑張ろうぜ」
響:#ダーザインは【草薙伊音からの幸福感/2】【自己からの執着/2】【レオンハルト・トゥルナイサーからの信頼/2】【ジークベルト・ノイマンからの 懐かしさ/2】。
響:以上(オーバー)!

ジークベルト:「G3大尉ジークベルト・ノイマンだ」
ジークベルト:「戦局はいよいよ厳しいものとなってきたが、各々が持てる力を十分発揮し、一層奮起してもらいたい」
ジークベルト:「(苦笑して)とりあえず、難しいことは我等大人に任せて、思いっきり暴れて来い」
ジークベルト:統一帝国人とヤシマ人のハーフ。統一帝国籍であるが、生まれも育ちもヤシマのため、そのメンタリティはヤシマ人のそれに近い。
ジークベルト:しかし幼年兵として、幼い頃から統一帝国のために働いてきたため、その忠誠心に疑問を差し挟むものはいない。
ジークベルト:ダーザインは【統一帝国からの信頼/2】【維馬篭代胤からの期待/2】【G3からの信頼/2】
ジークベルト:加えて【羽夜間誠吾からの親近感/2】【レオンハルトからの有為/2】
ジークベルト:以上。


■オープニングフェイズ/シーン1 「いつもの訓練」
 シーンPC:響。

GM:レオン、トゥアレタとのギアでの模擬訓練が終わり休憩室に戻った瞬間。
GM/伊音:「ええい、お前がしっかりしてないから一発もらったではないか!」
GM:……君のナビゲーターの少女が、珍しく八つ当たりしてきた。
響:珍しくは、ないかも(笑)。
響:「ンなこと言ってもなぁ……」
響:「ケルンあるんだから、肉を斬らせて……ってのもアリだろ?」
GM/伊音:「確かにそうだが……今までは全て躱せていたのだぞ?」
響:「ぐッ、そ、それはっ」
GM/伊音:「……いや、二人が凄いのか」しゅん。
響:「……かもな」(軽く頷く)
GM/伊音:「マルチタスク……ロックオンと同時に、次の場所をロックオン。ふう、見事としか言い様が無いか」
GM:どんどん弱気になっていく伊音。
響:「まぁアレだ。委員長はいっつも容赦無いってことさ」(笑いながら、ぽんぽん、と伊音の肩をたたく)
響:「……それに、イェーガーはロックオン能力どんどん上がってるのに、こっちは機体性能がそれほど上がってるってわけでもないんだ」
GM/伊音:「……よし、響」
GM/伊音:「次は私たちも容赦しないようにしよう」らしくなってくる。
響:「オレたちだって、負けちゃいない」(強く頷く)
GM/伊音:「ああ」やっと笑顔を見せる“パートナー”。
響:うッ、何か急に気恥ずかしくなってそっぽ向く(笑)<伊音の笑顔
GM:そこに瀬名あやかがやってくる。
GM/あやか:「あ、響くん、伊音ちゃん。ちょっと見てもらえる?」
響:「あっ、ああ。何、あやかサン?」<見てもらえる
GM/あやか:「辞令書。私たちに新しい任務だってさ」腰をかがませて、人差し指を出しながら。
響:「辞令? ……うー、まさかまた」(←ちょっとヤなこと思い出した(笑))
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「辞令」
 シーンPC:ジークベルト。

GM:『明日一三○○より、三日間に渡って野外演習場で行われる、第四世代人間戦車の試作機テストの総合責任者として任命する』
GM:『追伸 試作機に熾天使を凌ぐ能力の噂アリ。貴官の働きに期待する』
GM:『G3大佐ヴィヴリオ』
GM:この辞令書を携えての友との再会。
GM:技術士官の制服に身を包んだ黒髪の男。維馬篭の八坂機関によって開発された試作機の開発主任。
GM/羽夜間:「ジーク、久しぶりだな」
ジークベルト:「ああ、何年ぶりかな」
GM/羽夜間:「覚えておくには、激しすぎる時代に生まれたものだな」
ジークベルト:「まあな、だがそれだけに決して忘れられない思い出もあるものさ」
GM/羽夜間:「違いない」くっくと笑う。
ジークベルト:「ところで、ついに完成したのだな……」第四世代戦車を見上げ
GM/羽夜間:「ああ。まだ、改良の余地はある。だが、やっとここまで形となった」
GM/羽夜間:「より多くの子供達を救える機体……」
ジークベルト:「ずいぶんこれに入れ込んでいたからね、君は」少し思い出した風に微笑する
GM/羽夜間:「今回のテスト、よろしく頼むぞ? 総合責任者、ジークベルト大尉」あのときのままの友の顔で。
ジークベルト:「少々不釣合いな名称だな、その言い方(総合責任者)は」少し苦笑して
ジークベルト:「まあ、宜しく頼む。子供たちの未来のためにも。ね」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「第四世代」
 シーンPC:レオンハルト。

GM/トゥアレタ:「レオン、発進準備はいい?」
GM:ここは瑞穂基地より数10Km離れた場所にある、野外演習場。
GM:レオンとトゥアレタの新たな任務は、新しく開発された第四世代人間戦車の試作機のテスト。
GM:アベルギアよりも鈍重な白いフォルム。一回り小さいサイズからも、どこか頼りなさを感じてしまう。
GM:レオンが乗る……「Aギア」。そして、トゥアレタが乗る……「Lギア」。
レオンハルト:「はぁああああ………」
レオンハルト:でっかい溜息
GM:青い機体には君のナビゲーターであった少女がパイロットとして乗っている。
GM/トゥアレタ:「基本は一緒だから大丈夫だとは思うけど……私がいないからってヘマしないでよ?」
レオンハルト:「やる気出ないよぉ…」
レオンハルト:「へまするかも…」
レオンハルト:がっくりとうな垂れている
GM/トゥアレタ:「ちょ、ちょっと! どうしたのよ!?」
レオンハルト:「だってコックピットでトゥアレタのいい匂いがしないなんて…」
レオンハルト:「やる気90%減だ…」
レオンハルト:この男の場合、冗談で言ってるわけじゃないところがたちが悪いかも
GM/トゥアレタ:「っ!?」ぼん、という音が通信から聞こえてきそう。
GM/トゥアレタ:「〜〜〜〜っ! 貴方って人は! 人がせっかく心配してあげてるのに!」
レオンハルト:「もしもーし、トゥアレター?」
レオンハルト:「トゥアレタこそ、僕がいないからってそっちで変なことしないでよー」
GM/トゥアレタ:「誰がっ!?」
レオンハルト:「トゥアレタが」
GM/トゥアレタ:「しませんっ」ぷん、とそっぽ向いた音まで聞こえてきそう。
GM/トゥアレタ:「規則は規則よ! 軍人はちゃんと任務をする! わかった!?」
レオンハルト:「は〜〜い」
レオンハルト:けらけらと笑い声を上げる
レオンハルト:「ありがとう、トゥアレタ」
レオンハルト:「やる気、少し出たから。安心してよ」口調が真面目になる
GM/トゥアレタ:「……あとで、お礼してもらうからいいわ」
GM:計器に次々に灯がともってゆく。
レオンハルト:「美味しいコーヒーとお茶菓子をご用意させてもらいますよ、お姫様」
レオンハルト:計器に意識を向ける
GM/トゥアレタ:「よろしい。いくわよ」
レオンハルト:「………」
レオンハルト:計器を理解するのではなく、認識する。レオンの特異な才能の一つ。
GM/トゥアレタ:「試作2号機、Lギア。発進します」
レオンハルト:「試作1号機、Aギア。続いて発進します」
GM:コクピットが離れていても変わりはない。レオンは、この少女とずっと戦ってきたのだから――――。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠