エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第35話『革新の波濤』◇

「2時間。それが私たちと君たちG3の差か」
――十七夜高彬

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1///
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
「誰が乗ってるんだ?」
「出動許可は出てないだろ!」
「構わん、この基地での窃盗がどれだけ高い代償か思い知らせてやれ」

 そんな騒動を他所に、水面下で新たな陰謀が渦巻いていた。
 黒いサングラスの女性は、にこやかに微笑んだ。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第35話
 『革新の波濤』

「なに……。ただ“天使派”の貴方達に助力したい。それだけですよ」


シナリオハンドアウト
▼PC1 橘 響  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:草薙伊音
 ダーザイン:【天野ツバサからの興味】
 君たちの前に現れた一人の少女。
 彼女こそ天才ギアドライバー、天野ツバサその人であった。
 性格はともかく、腕は一級品なのであろう………きっと。

▼PC2 十七夜 高彬  情報将校
 ダーザイン:【黒いサングラスの女からの興味】
 最近、“天使派”テロリストに対して、武器、資金などを援助している謎の女性がいるという。
 君はヴィヴリオから特命を受け、その女の存在を探っているのだが……。

▼PC3 瀬名 まどか  管制官
 ダーザイン:【謎の機体からの敵対心】
 東北地方の主要都市、政宗に出没する謎の機体。
 それは明らかにただの破壊活動ではなく、人為的作為を持って破壊を行っているようであった。


自己紹介
響:「オレは橘響。響(ヒビキ)でいいぜ」
響:「いちおう少…中尉になったんだっけか。シュネルギア3番機“マサムネ”のドライバーだ」
響:「気がつきゃ、オレもけっこう古株になっちまってるんだよなぁ……」
響:「っと、忘れるところだった。ナビゲーターは草薙家の伊音ちゃんな。冗談は通じない方だから、気をつけろよ……っとと、悪ィ悪ィ(苦笑)」<睨まれた(笑)
響:「ま、よろしくな。とりあえず、お互い頑張ろうぜ」
響:ダーザインは【草薙伊音からの幸福感/2】【自己からの執着/2】【天野ツバサからの興味/2】【十七夜高彬からの未熟者/2】。
響:以上(オーバー)!

十七夜:物静かな、落ち着きある老紳士。
十七夜:10年まえに軍を辞し、瑞穂中学で非常勤の講師を務めている……ことになっているが、実際にはヤシマ軍非公式の密偵のようなものである。
十七夜:G3シュネルギア部隊と、その周辺を監視することが主な任務だった。
十七夜:結界が開かれる、その日までは。
十七夜:初期ダーザイン【ヤシマからの期待】【ヤシマ軍からの期待】
十七夜:シナリオ用ダーザイン【黒いサングラスの女からの興味】
十七夜:PC間用ダーザイン【まどかからの親しみ】
十七夜:簡単ですが以上で。


まどか:「あたしは瀬名まどかG3准尉。シュネルギア部隊の管制官よ」
まどか:「何か困った事があったらおねーさんに相談してみなさいな」
まどか:「相談料はアクシア隊長の生写真って事で……あー、冗談よ冗談!」
まどか:横ポニーテールがトレードマークの管制官。
まどか:ダーザインは【小隊からの信頼/2】【アクシアからの慈愛 /2】【ヴィントからのまごころ/2】。
まどか:シナリオダーザインは【謎の機体からの敵対心】、PC間ダーザインは【橘響からの腐れ縁】。
まどか:以上(オーヴァー)!

■オープニングフェイズ/シーン1 「取引」
 マスターシーン。

GM/男:「なんで、ただでこんなものをくれるんだ?」
GM/女:「なに…ただ、“天使派”の貴方達に助力したい、それだけですよ」
GM:サングラスをかけた女が、にこやかに微笑む
GM/男:「気味が悪いぜ………条件かなにか、あるんだろ」
GM/女:「察しがよい人は好きよ」
GM/女:「危険になったら、機体は破棄して構わないわ。だけど、コックピットのコアAI、それを必ず持って帰る事。簡単でしょ」
GM:そう、うっすらと哄った。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「黒いサングラスの女」
 シーンPC:十七夜。

GM:ヴィヴリオが椅子に腰掛け、君を見ている。
GM:君は、ヴィヴリオから先ほど渡された資料に目を通している。
十七夜:「ふむ……さすがだね。この短時間でよくここまで集めたものだ」
GM:資料には、超望遠で写したピンとボケ寸前の写真
GM:サングラスをかけた金髪の女性。合衆国のエージェントと思われる……などなど、動向が書かれている。
GM:最近、ある“天使派”のテロリストに接触した形跡があると言う。
十七夜:「これは……やはりそうだったのか。彼女の行動は、この他にはわからなかったかね?」>ヴィヴリオ
GM/ヴィヴリオ:「残念ながら。その写真と資料を送ってきた諜報員は、その2時間後に連絡途絶だ」
十七夜:「私たちも彼女を追っていたのだが、いつも後手に回るばかりだった……そうか、やはり合衆国の。そして天使派にも接触していたのか」
十七夜:「2時間。それが私たちと君たちG3の差か。私たちもまだまだ精進が足りないということか」と苦笑する
GM/ヴィヴリオ:「彼女の足取りを最後に確認したのは政宗だ。近いうちに任務を宛がう、行ってくれるか」
GM:君の動きを誤魔化すため、一つ部隊も合わせて動かすと言う。
十七夜:「もちろんだ。彼らが何をしようとしているのかはわからないが……政宗を帝都の二の舞にはさせんよ。今度こそ、な」
十七夜:ステッキを片手に立ち上がる。
GM:ヴィヴリオは写真に写った女性を見て…わかりにくく、僅かに眉をひそめた。
GM:なにかあればどうぞ
十七夜:「昔は君たちに手を貸すこともできたが、今では借りっぱなしだな。この件が片付いたら、祝杯がてらおごらせてくれるかね?」
十七夜:冗談含みで礼を言い、コートを持って退場しますー
GM/ヴィヴリオ:「期待して待つとしよう、ご老体」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「書類の山脈」
 シーンPC:まどか。

GM:唐突だが、瀬名まどかは多忙である。
GM:瑞穂基地でも、屈指の多忙の人である。
GM:現在、シュネルギア部隊のアクシア大尉は随伴を伴い、出張中である。
GM:よって、君にいろいろと仕事が回ってきている。
まどか:「ふぅ、忙しい忙しい……」
GM/あやか:「おねーちゃん、はい追加」
GM:どさっと書類が積まれる。
まどか:「あやかちゃん……今日、幾つめの書類だか判って言ってる?」じとー
まどか:「今ので六つめ。ここ五日間合わせると五十も書類仕事やってるんですケド……?」
GM/あやか:「ヴィヴリオ司令からのじきじきの書類ですよ。はやく仕上げないと、お給料下がっちゃいますよ?」
GM:にこにこと、情け容赦の無い台詞を吐く妹。ちなみに君の上官でもある……なむなむ。
まどか:「お姉ちゃんは悲しいわ、あやかちゃんっ」泣きながらも書類仕事に入る(笑)
GM/あやか:「おねえちゃん、赤いクリップの書類とデータディスク、すぐに見てね」
GM:ぼそっと妹はそれだけ言うと、らららーんと立ち去っていく
まどか:「……軍に入ってから性格変わってないか、あの娘?」
まどか:ぶつくさ言いながら、件の書類に目を通す。
GM:見慣れぬ機体のデータが書かれている。
まどか:「シュネルギア? でもちょっと違うよーな……」
まどか:マウスをくりくりっ。詳しく目を通してみよう。
GM:書類には、『フーファイター改良計画Ver,003』とある。
GM:ディスクには、画像データと動画データ。
まどか:ぶ―――ッ!! とお茶を吹く。お茶で汚れるモニター(笑)
まどか:「な、な、な、な……なんでこんなものがココに……!?」
GM:フーファイターらしいスマートなフォルムは消え、重装甲、重武装の巨体。
まどか:「テストベッド機や量産機とも違う。新手のカスタムタイプ……?」
GM:書類にはこう続いている。
GM:「合衆国軍が秘密裏に開発している機体が、ヤシマ国内に運び込まれた形跡あり。対戦を想定し、至急にデータを洗うこと」
まどか:落ち着こうと思って飲んだお茶を、もう一度ぶ―――ッ!!(笑)
GM:動画データでは、巨体のロボが、フーファイターの首を容易く捻じ切っているシーンが映されている。
GM:めぎめぎめぎ、ぶぢん!
GM:なにかあればどうぞ
まどか:「た、確かにコレは洒落になってないわね……。いっちょ、本腰入れて調べますか!」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン4 「ツバサ Strike Back!!」
 シーンPC:響。
登場自由。

GM:君たちは、だらけていた。
GM:シュネルギア訓練教官のアクシアは出張中。対人戦闘教官のオスカーも随伴のため、留守。
響:「はーっ、久しぶりに羽が伸ばせるなぁ」(んーッ、と背伸び)
GM:自習を言いつかわされたが、時は夏休み。……みんな、だらけていた。
GM/セラピア:「もうーイクラ寝るとー、おやこどんー」
響:「親子丼じゃねーぞパル子。和尚がツーだ」
響:てろーん、と床でとろけながら、だらだらしている(笑)。
GM/セラピア:「そうだっけ?」(ぷよぷよ)
響:「いや、胡椒が通、だったっけ?」(首だけ捻って、だらー)
GM:そうしてボーっとしていると
GM/伊音:「お前たち、なにを怠けているか!」
響:「いやいや、正月っつったらなぁパル子、こう、雑煮がおめーのほっぺのよーにぷにーって……はッ?」
GM:スパーン! と
響:「ぐわああああッ、い、伊音?!」
まどか:「それを言うならお正月よ。響クンの場合は寝正月ってカンジでしょうけど」目の下に隈を作って登場
まどか:漫画的に言うなら、顔タテ線も入ってると思いねえ(笑)
響:「ま、まどかサンまでっ」
響:「いッ、いいじゃねーか! たまにはこーしてだらけてもっ! 夏休みだぞ夏休み!」
GM/伊音:「まったく、長期休暇だからとだらけおって……。見ろ、刀真とメイリィは訓練をしているぞ!」
GM:ずびっと外を指差す伊音
響:「夏休みはダラけるのがヤシマの伝統じゃないのかよー」(ぶーぶー)
GM:ずずーん
GM:ずずーん
響:「アイスに麦茶! そして暑っ苦しー高校野球を見つつゴロ寝……」
GM:と、マサムネ2が歩いている。
響:「ごろ……」(語尾が小さくなる(笑))
GM:しかし待て響。
GM:よく床でだらけてる人物を見て見ろ
響:ん? よく見てみよう。
GM/刀真:「………zzz」
響:「…………?」
GM/メイリィ:「もう…食べられないあるね…zzz」
まどか:「さすが刀真クン。感心よね……え、ええええっ!?」
響:「なぁ伊音」
GM/伊音:「………む?」
響:「刀真とメイリィがここに居るのに、何でマサムネ2が動いてるんだ?」(2人、そして外を指差し)
GM/伊音:「………」
GM:しばしの沈黙
響:「なーまどかサン。確かS.Q.U.I.Dってドライバーとナビゲーターごとに調整してたはずだよな?」
まどか:「………普通、設定されたドライバー以外は操縦できないシステム……の、ハズよ」
GM/伊音:「誰が乗っておるのだああ!!」
GM:ずばっと伊音は駆け出していく
響:「だよな。ってことは……って、おい伊音! ちょっと待てっての!」
響:だだッ、と伊音の後を追おう。
響:「まどかサンはその2人を叩き起こして! ついでにセラピアに翔一も呼ばせとけっ!」>まどか
まどか:「二人とも起きて。起きてよ。っていうか起きんかい二人とも―――ッ!!」背景で聴こえる怒声(笑)

GM:外に出ると、マサムネ2ががっしょがっしょと軽快に歩いている。
GM:整備員たちがなんだなんだ、と見上げている。
響:「何やってるんだよ! 敵のスパイか何かでも乗ってんのか?」>整備兵ズ
GM:整備員「いや、なんか急に動き出してさぁ」
GM:ざわざわ
響:「だったら早いとこ、オレらもシュネルギア起動して……」
十七夜:「ふむ、これが第三世代か……いい動きをしている。マサムネ2号機だと刀真君か」
十七夜:のんびり、ヴィヴリオの部屋から帰る途中にギアを見ていよう。
GM/伊音:「隊長が留守だからと怠けているから、この様だ! 響、行くぞ!」
GM:その時、通信が基地内に響く
響:「――ああ、分かってる! って?」<通信
GM/ヴィヴリオ:『あー、あー。そこのシュネルギアを盗み出した者。ここをG3の基地と知って、窃盗に入るとはいい度胸だ』
響:「……大佐?」(ぽかーん)
GM/ヴィヴリオ:『おとなしく、降りてくれば罪は軽くなるぞ』
GM:それを聞いて、マサムネ2は
十七夜:「盗み出した……?」ふとあたりを見渡す
GM:『ばーか』と言っているかのように、ひらひらと掌を振る
響:「ッ、何だかよく分かんねーけど、腹立ってきたな……(#)」
十七夜:「おお、響君に伊音君か。あれは刀真君が乗っているのではないのかね?」
響:「それが違うんだよ十七夜先生!」
GM/伊音:「十七夜大佐、下がっていてください、危険です!」
十七夜:「いや、私はもう退役した身なのだがね(口ごもる) まぁ、わかった。離れたところで、君たちの活躍を見せてもらうよ」>伊音、響
響:「いくぜ伊音! マサムネ2の被撃墜記録に+1だ!」(←失礼(笑))
GM/ヴィヴリオ:『そうか、いい度胸だ。構わん、この基地での窃盗がどれだけ高い代償か思い知らせてやれ、橘、草薙』
GM/伊音:「お許しも出たぞ、響!」
GM:くわーっと、伊音も頭に血が上っているようだ。
響:「ああ!」
響:ってことで、こっちもマサムネを起動ー(笑)。
まどか:「響クン、翔一クンたちに連絡終わ……って、ありゃりゃりゃ……」額を覆う

GM:格納庫前で、がきょんとにらみ合う2機のマサムネ
響:「S.Q.U.I.D接合、ケルン展開……さーって、ぶちのめしてやる!」
GM/刀真:「ひ、響ーーー!! 壊すなよ、壊すなよー!!」
GM:足元では、ぎゃいのぎゃいの
響:「んー。まぁ、やってみるけど……」>刀真
十七夜:「刀真君、下がっていなさい。それでは響君たちが戦えないだろう?」
GM/刀真:「は、はい………」ずるずると
響:「仕方ねー、伊音、格闘戦で取り押さえるぞ!」
GM/伊音:「刀を抜くまでも無い!」
GM:目の前のマサムネ2は、器用にも肩を竦める
響:うりゃあああッ! と一直線に押さえ込もうと突っ込みます(笑)。
響:ちなみに<格闘>は1レベルのままで(笑)。
GM:まぁ、なんだ、振って見ろ(笑)
響:ふふふ、オレらの基礎能力を舐めるなよー(笑)。
響:#18c1 <格闘1>(笑)
●ダイス:Hibiki:18c1=5(1,2,1,3,4,6,4,3,6,1,1,3,6,3,1,5,4,6)= 5
響:おお、それでも5成功だ。さすが伊音+マサムネ(えっへん)
響:「――獲った!」
GM:#30c5
●ダイス:yan_bak:30c5=25(4,4,4,2,1,1,4,4,1,5,4,6,3,3,6,4,2,6,2,3,4,2,4,4,6,3,2,3,1,6)= 25
響:がッ、とマサムネ2の肩に両手をかけて、一気に抑えようとパワー全開で(笑)。
まどか:「――獲られた、かな?」状況を眺めつつ
GM:ぎゅる
GM:ぎゅる
響:「――えあッ?」
GM:ぐるんと、響の天地がひっくり返る
響:「のわああああああッッ??」
GM:ずぅううううううん
響:「痛ッてええええ? な、何だ今の? シュネルギア当て身投げ??」
十七夜:「ほう、合気か……」
GM:まどかと高彬は、端で見ていてよくわかる。
GM:マサムネが突っかかった勢いを利用して、マサムネ2がその足を払い、かるがると投げ飛ばしたのである
GM/伊音:「何だ、何が起きた!?」
GM/??:『あっはっはっはっは!』
GM/??:『何だい何だい、ちょっと見ない間に瑞穂基地のレベルも落ちたもんだね』
GM:女性の声が聞こえてくる
響:「げげ。しばらく見ないって思ってたのに――」
まどか:「こ、この声―――まさか!?」
GM:うぃーんとコックピットが開く
GM:長い髪をたなびかせ、一人の少女が現れる
響:「そのガングロ不良っ子モード……間違いねえ」
GM/ツバサ:「よう、へっぽこども。訓練しに来てやったぞ」
GM:そう、彼女は下品に笑った。
響:「あっ、天野ツバサーーーっ?!」
まどか:「外だけじゃなく身内でも……。頭、痛い」こめかみを抑えて
まどか:頭痛の種に騒動の予感を覚えるのだった、ということで。
十七夜:(こっそりと)「彼女は天野家の……? ここの配属になったのか。なるほど、だからヴィヴリオは戦力の提供もできるといったのか」
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠