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Last Update/2012.02.05


◇ 第39話『ワンエア・フェザー』◇

『きる・ゆー』
――ふわら

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
「戦争は、とおい出来事だった。あの時までは―――」

 空から落ちゆくもの。それは天使という名の光。
 それは、終わり。人々にとっての……そして、君にとっての。

 瑞穂基地の霊子レーダーが捉えた天使反応は、落ちていったのだ。
 盤醍山へと。その、山へと。
 そこには……会津第十三中学校があった。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第39話
 『ワンエア・フェザー』

「……きて」


シナリオハンドアウト
▼PC1 水原 九郎  ギアドライバー/ファランクス
 ナビゲーター:リュンマ・サカモト?
 ダーザイン:【ふわらからの興味】
 変化のない日常の中、学校帰り。昨日見た流れ星が落ちてそうな場所で、君は彼女と出会った。
 しゃべらない彼女の、ころころ変わる表情にいつしか魅入っている自分がいた……。

▼PC2 ネィ・ジルベルドラクロア  機械化兵
 ダーザイン:【リュンマからの尊敬】
 瑞穂基地のレーダーが捉えた2つの天使反応は、東北の山地で突如消失した。
 なにかが起きようとしている。それを確信した君に、派遣命令が下される。
 大切な仲間とともに。

▼PC3 玲那・H・ヘッセリンク  管制官
 ダーザイン:【ヴィヴリオからの信頼】
 先の天使反応消失の件に関し、君への調査が彼女より下される。
 そこで何が待っているのか……彼女は、ただこういった。
「天使は、天使核に惹かれてやってくる」
 と。


自己紹介
九郎:「水原九郎。中一。僕はここに来る以前の記憶が曖昧だ」
九郎:「つい先年まで、南の天津島に住んでいた筈なのだけれど……あの島は今、どうなっているのだろう?」
九郎:「それに、僕の家族は……? 叔父さんの家族は優しいけれど、何処か違和感がある」
九郎:「僕にはそう……姉さんが居た、筈なんだ……」
九郎:第十三中学に通う平凡な一般生徒。13歳、男性。
九郎:ダーザインは【日常からの支配/2】【自己からの好奇心/2】【姉(頼子)からの純愛/2】【ふわらからの興味/2】
九郎:初期アガペーは655(思いっきりテンパってます)
九郎:以上。宜しゅうにm(_ _)m )

ネィ:「ネィ・ジルベルドラクロア、特務中尉だ」
ネィ:「フンッ、訓練にもまともについて行けないようなガキに頼らねばならないとはな」
ネィ:「まあいい、オレ達が全部お膳立てしてやるよ。安心して見ていろ」
ネィ:「行くぞ。我ら小隊の力、存分に見せてやれ!」
ネィ:生粋の統一帝国軍人。16歳、男性。
ネィ:最近までメーヴェで活躍していた小隊のリーダー格。常に小隊の取り巻きを引き連れていばっている
ネィ:ダーザインは【上官からの信頼/2】【軍上層部からの期待/2】【ギュンター・ハルトマンからの父性愛/2】【水原九郎からの恐怖/2】【リュンマ・サカモトからの尊敬/2】
ネィ:以上、よろしくー


玲那:「私は…玲那・H・ヘッセリンク軍曹です」
玲那:「管制官をやらせていただいてます、どうぞよろしく」
玲那:「……がんばろう…」
玲那:初期取得ダーザイン【小隊からの信頼/2】【家族からの期待/2】
玲那:シナリオダーザイン【ヴィヴリオからの信頼/2】
玲那:PC間ダーザイン【ネィからの憐憫】
玲那:初期アガペー569
玲那:以上です

■オープニングフェイズ/シーン1 「流れ星、きらり」
 シーンPC:ネィ。

GM:日課である訓練を終えて。なにげなく見上げた夜空は、とても静かだった。
GM:戦争をしてるとは思えないくらいに、とても静かだった。
GM/リュンマ:「ネィさん、いい夜ですねっ!」
ネィ:「ん、ああ。まぁ、先日の迎撃で打撃を与えたからな、こういう夜襲のない日もあるということだ」
GM/リュンマ:「あの時のネィさんはすごかったです! 私も頑張らないと」
ネィ:「貴様は甘ちゃん揃いのギアドライバーの中ではなかなか見込みがある。訓練次第だな」
GM/リュンマ:「あう、えへへ。あ、あのっ、ネィさんはどーしてそんなにすごいんでしょうか?」
ネィ:「フン、そうだな。訓練を重ねたせいと言うのもあるが、それだけでは一般兵と変わらん」
GM/リュンマ:「と申しますとっ!」続きに興味津津。
ネィ:「誇りと、覚悟だ。これがないようなやつは、たとえ適正とやらがあったとしても、無理だな」
ネィ:何かを思うように
GM/リュンマ:「なるほどっ! かたじけないですっ!」
GM:そういって夢見るように空を見上げるリュンマが、ふと。
GM/リュンマ:「あれ、なんでしょうか……あれ」
GM:指差した先に、奇妙な光。青白いほうき星が……落ちている。
ネィ:「ん? ただの、流星ではないのか?」
GM:流星にしては、大きすぎる。そもそも、光が強すぎる。
GM/リュンマ:「あれって、まさか……」
GM:それは、ネィが戦場で何度もみた天使の光と酷似していた。
ネィ:「まさか、敵襲!?」
GM/リュンマ:「ネネネネネネィさんっ! どうしましょうっ!?」おたおた(笑)
ネィ:「慌てるな!オレは小隊に向かう。貴様は待機だろう、すぐに戻れ!」
GM/リュンマ:「は、はいでござれりそうろう!」慌てて転進。
GM:が、その光は夜の……黒き地平線に消えていった。
GM:ただ、奇妙な心のざわめきだけをネィの心に残して。
ネィ:「ここ狙い、ではなかったのか……だが、情報部は一体何をしていたっ!」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「調査任務」
 シーンPC:玲那。

GM/ヴィヴリオ:「君を呼んだのは、先の件だ」
GM:司令室に足を踏み入れた君に対し、G3大佐はまずそういった。
GM:先の件。一昨日に霊子レーダーが捉えた2つの天使反応は、東北の山地で消えたという。
玲那:「はい…」
GM/ヴィヴリオ:「調査せねばならないだろうな。今回の全権は君に任せる」
玲那:「は…はい…?」
玲那:「わ、私が…ですか?」
玲那:思わず、口元を手で押さえ
GM/ヴィヴリオ:「同じことは二度はいわない」底の知れない笑顔でいう。
玲那:「……りょ、了解しました」カッ、と踵をととのえ敬礼
GM/ヴィヴリオ:「そこになにがあって、何が起きようとしてしているのか……“見る”のならば君が適任だろう?」その能力を指して。
玲那:「……」
玲那:「はい」強い瞳で頷く
GM/ヴィヴリオ:「よろしい。調査チームには、ジルベルドラクロア特務中尉を同行させよう」
玲那:「う、ジルベルドラクロア中尉、ですか…」(苦手)
玲那:「(さっきも怒鳴られました…)」しょんぼり
GM/ヴィヴリオ:「何か質問はあるか?」
玲那:「……いえ、ありません」
GM/ヴィヴリオ:「これから先は、独り言だ」
GM/ヴィヴリオ:「天使は、天使核に惹かれてやってくる。きっと……そういうことなのだろうな」
玲那:「……天使核に、惹かれて…」
GM:窓から遠くの空に視線を移して、ただそうつぶやいた。
玲那:つ、と瞳をふせ。
玲那:「ヘッセリンク軍曹、任務につきます」
GM/ヴィヴリオ:「健闘を期待する。以上だ」
玲那:敬礼し、大佐の部屋を辞する。
GM:こうして、距離的には小さな……けれど、とても大きな玲那の旅がはじまることとなった。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「ふわら」
 シーンPC:九郎。

GM:「ふいー、おわっだおわっだ。はやくかえっぺー」
GM:「んだんだ、ゲーセンいこうぜ」
GM:終業の鐘が鳴り、会津第十三中学校は放課後を迎えた。
GM:いつもの放課後。いつもの帰り道。君の日常は、なんの変わりもなかった。
九郎:余所から疎開して来たからか、友達の輪に加わり辛く、一人孤立気味の毎日。
GM:昨日の夜、珍しく流れ星を見た……それくらいしか変化のない毎日。
九郎:「(はぁ……今日もまた、同じような一日、かぁ)」夕焼け空を見上げて溜息
GM:と、その時。
GM:後方より何かの衝撃。ふっとばされた、と気づいた時にはすでに地面に転がっていた(笑)。
九郎:「あっ!?」何とか受身は取ったものの、痛みに蹲る。
GM:そして、気がつけば。
GM:……同じように転んで座り込んだ少女が困ったように笑っていた。
GM:見たこともない薄い桃色の長い髪は波のように地面へと枝垂れて。まるで布一枚といえる純白の服をきて。
GM:ふわりと、彼女は笑っていた。
GM/少女:「?」
九郎:「な、一体何が……え?」少女に見入る。魅入られたように。
GM:にへらと笑っている。こう、転んだことが楽しいかのように。
GM/少女:「!」
九郎:「キミ……キミは、誰?」何故だか酷く懐かしさを感じる
GM:君に気づいて、また突進してくる(笑)
九郎:「え? うわぁ!?」あたふたと焦って周囲を見回し
GM:少女「ー!ー!」そして、ぴたりと急停止。
GM:九郎の手を細い指が取り、その手のひらに指文字を描く。
GM:「ふわら」と。
九郎:「あ……ふ・わ・ら……って、キミの名前?」小首を傾げて問いかけ
GM/ふわら:「♪」大きなマルをつくって肯定する。
九郎:「そ、そうなんだ……」頷いて、はたと気付く
九郎:「……キミ、もしかして喋れないの?」
GM:ふわらはこくこくと、首を縦に動かす。
九郎:「そっか……あ! それなら……」学生鞄を開けてゴソゴソと
GM/ふわら:「?」
九郎:鞄から取り出したのは、リング綴じのスケッチブックとサインペン。
GM:ぱぁぁと咲く花のような笑顔を浮かべ、それを受け取る。
九郎:「あげる。これなら、書き易いでしょ?」微笑返し
GM:ごそごそ。うんうん、と満足げにそれを九郎に見せる。
GM:『きる ゆー』
九郎:「……へっ!?」一瞬、理解に苦しむ(笑)
GM/ふわら:「……!」てへ、と額を叩いて書き直し(笑)
九郎:「……し、心臓に悪いよ」胸を押さえて
GM:『なまえ おしえて』
九郎:「うん。僕は……僕の名前は――」
九郎:「九郎。水原九郎だよ。宜しく、ふらわ」言って、笑顔で手を差し出す
GM:『ふわら!』と怒って訂正する。
九郎:「……ごめんなさい」深々とm(_ _)m
GM:けれども、微笑んで彼女はその手を取った。
GM:それが、九郎とふわらの出会いだった。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠