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†Testify Your Own / Angel Gear†
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Last Update/2012.02.05
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◇ 第29話『海底200海里』◇
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「気張ってもいいことない。気楽にいこう。って、誰かが教えてくれた気がするんです」 ――ファーナ |
■ミドルフェイズ/シーン1 「仄暗い海の底から」
シーンPC:オスカー。GM:舞台/伊豆、小笠原海溝内
GM:深海用D型装備を施した複座型アペルギアと、同じくD型装備を施したストライカー。
GM:この二機による海溝内の調査が今回のミッションだ。
GM:ということで、オスカーはアクシアと共にアペルギアで潜っております。
オスカー:ごびーん(笑)
GM:ホルテンで待つかい?(笑)
オスカー:少し考えがあり、ここはまどかに席を譲りたいんだが(笑)。俺は、海上で指揮を。
GM:ほほう。まどかがよければそれで。
まどか:面白そうだし、じゃあその線で(笑)
オスカー:『深度、水圧に気を配れ』
オスカー:『ケルンがあるとは言え、気を付けるんだ』
GM:では、ホルテンの指揮場に居るオスカーへ、順調に深度を上げていく二機の反応が見えます。
GM/アクシア:「…………」
シオン:「了解…。トゥアレタ、目よりも耳に集中して」
GM/トゥアレタ:「分かってる。アクティブソナーは正常に稼働してるわ」
まどか:「各機、順調に潜行中。機体強度にも問題は見られません」>オスカー、シオン
シオン:「それにしても、パワードアーマーの改装がよく間に合ったな…」(小声で)
GM/トゥアレタ:「ヤシマは島国だから。海戦装備も元々の構想にあったみたいね。…シオンも気になる?」>シオン
シオン:「まぁね…」
GM/アクシア:「…………」
オスカー:『………まぁ、ケルンがあるんだ…。もしもも何も起きないだろうがな…』
オスカー:エーテルレーダーにも気を付けつつ
まどか:「……隊長、聞いてますか?」>アクシア
GM/アクシア:「……え、何?」>まどか、オスカー
オスカー:『アクシア、しゃきっとしろ。まだ寝ぼけているのか』
まどか:「何かあったんですか、隊長?」
GM/アクシア:「う、ごめん。こちらアクシア、異常はとくになし」
シオン:「隊長、珍しいですね…」
オスカー:ふぅと溜息をひとつ
GM/アクシア:「……発見された少女の方に、変わった様子はない?」>オスカー
オスカー:『うん? あぁ…羽村からは特に報告は無いな』
まどか:「隊長。あの女の子が気に掛かるんですか?……そういえば、何かびっくりしてた様な……」>アクシア
GM/アクシア:「了解。…ん、なんでもないわ。まどかちゃんも心配しないの」
オスカー:『気がかりがあるのはわかる。だが今は、任務に集中しろ』>all
オスカー:インカムを片手に
まどか:「りょ、了解です。リンケ曹長」
GM/トゥアレタ:「ほら、シオンも集中する。そろそろ深度五千を突破するわ」
シオン:「了解…、ありがと」 |
GM:段々と、海の景色が変わっていく。
GM:闇の中、海底に刻まれた海溝をゆっくりと潜航してゆく二機。
シオン:「ライト、オン。超音波スイープ開始」
GM:情報処理で判定してみて。二人の成功度を足していい。目標値は7>まどか、オスカー
GM:あ、シオンも探知で判定してみてください。
GM:探知の方は成功さえすればいいです。
シオン:ヴィーグル・ナビ修正の加算ok?
GM:おーけい>シオン
まどか:#5c4 <情報処理>4レベル
●ダイス:Madoka:5c4=5(4,1,4,3,3)= 5
オスカー:#4c3 情報処理3LV
●ダイス:Oscar_:4c3=2(2,5,3,5)= 2
オスカー:ぴったし
GM/トゥアレタ:「スキャン開始、感度良好」
シオン:#9c1
●ダイス:Sion_:9c1=0(6,3,3,2,3,5,5,4,5)= 0
シオン:目が腐っている。失敗
オスカー:『瀬名准尉、そちらでなにか反応はあるか?』
まどか:「はい。確認します……」かたかたかたっとコンソールを操作
GM:うむ、一瞬だが、天使反応を感知した>まどか
まどか:「!?……天使反応、確認しま……あ、あれ!?」
オスカー:『どうした!?』
GM:ほんの一瞬。海溝の最深部に反応した気がする。
まどか:「レーダーが一瞬だけ、反応を感知したんです。……場所は海溝最深部」>オスカー
GM/アクシア:「嫌な予感が当たったわね。探査に来て正解だったか」
GM:さて、探知に失敗したシオンくん。
シオン:「こっちは反応なしです。見落とした可能性高いですね」
オスカー:『………瀬名准尉、クレーリオン少尉、現行の装備で最深部まで潜行可能か?』
オスカー:こちらでもデータを検討しつつ…
まどか:「ケルンさえ展開していれば、酸素・機体強度ともに問題は無い……と、思います」
GM:#10c3
●ダイス:show__:10c3=5(2,3,4,5,1,2,3,6,4,6)= 5
GM:えーと、5成功で光が飛んでくるので回避してください(笑)>シオン
GM/トゥアレタ:「!? 6時方向、急速接近!!」
シオン:通常回避です
シオン:#9c3
●ダイス:Sion_:9c3=5(2,2,1,1,6,1,4,5,4)= 5
シオン:同値なのでぎりぎり回避ですね
オスカー:『ミドウ!?』
GM:うむ、では海中を突如走った光をなんとか回避した
シオン:「被害ありません」
まどか:「まさか、さっき反応があった敵?」
シオン:「アクティブピンワン!、光源の方向!」
オスカー:『………交戦は避けろ!』
GM/トゥアレタ:「サーチ! 小型の天使潜水艦級と思われます…くっ、反応ロスト!」
オスカー:海中での交戦は可能かな?>GM
GM:可能だけど、補給の問題上、一旦戻らないと深海まで行けなくなるね>オスカー
シオン:「了解。この深度じゃ魚雷が耐えられないから回避に専念します」
オスカー:『………海上におびき寄せろ! どのみち今のままでは調査は無理だ』
オスカー:対天使レーダーをチェックしながら
GM:さっきの攻撃以来、レーダーの反応は途絶えたままだ。
まどか:「了解。――アクシア隊長、聞いての通りですんで、よろしくお願いしますっ」
GM/アクシア:「…ここは一旦、帰投したほうが良いかもしれないわね」
オスカー:『アクシア、アペルギアはケルンで劣る。君は急速離脱しろ』
GM/アクシア:「了解。こちらは離脱します」
シオン:「トゥアレタ! フォノンメーザースタンバイ! アペルギア撤退を援護する!」
GM/トゥアレタ:「了解! 適当に牽制して、こちらも離脱するわよ、シオン」
シオン:「わかった!」
まどか:「天使潜水艦、依然沈黙。……射撃の機会を伺ってるのかしら……」
GM:攻撃があった方向に数斉射したのち、ストライカーも徐々に浮上を開始する。
シオン:「ライトオフ。浮上を開始する」
GM/アクシア:「…ふう。ともかく帰投して、作戦の練り直しね」
まどか:「こちらアドラー1、続いて浮上。回収の準備をお願いします」>オスカー
オスカー:『………潜らなければ、出てこないか…』
GM:うむ、一定の深度に踏み込むと攻撃される、ような感じがした>オスカー
GM:最後になんかあればどうぞ。
シオン:「相手のフィールドじゃ勝ち目は薄いな…。おびき出すことを考えないと」
シオン:「まあ、無事だったから良しとしますか」
オスカー:『頭が痛い問題だ…』
オスカー:以上
GM:では、シーンエンド。 |
■ミドルフェイズ/シーン2 「カレー、カレイ、カテイ?」
シーンPC:シオン。GM:舞台/ホルテン内食堂
GM:帰還したシオンたちは、とりあえず食事を取りに食堂まで来ていた。
GM:というところから始まります。
シオン:「腹減ったな〜、なににしようかなっと」
GM/トゥアレタ:「こら、何脳天気に食事を楽しもうとしてるのよ」
GM:腰に手を当てたトゥアレタがぷりぷり怒っている。
シオン:「食事くらいはきちんと取らないとね、腹が減っては戦はできぬって」
GM/トゥアレタ:「まあ、その言には一理あるけど…。お客さんよ」
シオン:「まじめな話、腹が減ってたらいい考えも出やしないよ…って、え?」
GM:不機嫌そうにこめかみに指を当てるトゥアレタの後ろから、件の少女が姿を見せる。
GM/ファーナ:「あ、あの…」
シオン:「もう大丈夫なのかい?」
GM/ファーナ:「はい。助けてくれて、ありがとうございました。シオンさん」
GM:丁寧に頭を下げる。その後ろでは所在なげにあらぬ方を見つめているトゥアレタ。
まどか:「ほほぅ。流石の委員長も気が気じゃないって感じだねえ」
まどか:後ろからにゅるっと登場(笑)
GM/トゥアレタ:「ば、馬鹿! そんなんじゃないわよ」
GM:思わず大声をあげる(笑)>まどか
まどか:「あははー。まあほら、何はともあれ意識が戻って良かったね、ってね」
シオン:「ファーナ、だったよね?」
GM/ファーナ:「はい。先生(羽村)さんには、溺れた以外には怪我はないから、そろそろみんなと食事してもいいだろうって」>シオン
シオン:「とりあえず、入り口に固まってるのもなんだし、中へ入ろう。ほら、トゥアレタもこっちこいよ」
GM/トゥアレタ:「…。はいはい。分かったわよ」
GM:と、皆が食堂に入っていくと、アクシアが座って食事をしている。
まどか:「相席いいですか、隊長?」
シオン:「あ、隊長。失礼します」
GM/アクシア:「げ。…ええ、もちろん」
GM:一瞬ファーナを見て渋い顔になる
GM:嫌がっている、というよりどう接したらいいのか分からないって感じだね<アクシア
オスカー:アクシアの正面で、カレーを食っている
GM:ファーナもちょこんと座って食事を待つ
オスカー:ファーナには、少しだけ眉をひそめるだけ。
まどか:「う゛……曹長。三食カレーばっかりで飽きませんか?」>オスカー
まどか:何となく、場の雰囲気を和ませようと言ってみる(笑)
オスカー:「海軍食と言えばカレーだ。カレーは万能栄養食だ」
オスカー:もくもくとスプーンを口に運ぶ
まどか:「そ、そうですか……。あれ、どうしたんですか隊長。ぎこちないですよ、何か?」>アクシア
GM/アクシア:「なんでもないわよ」>まどか
オスカー:「ミドウは、ニンジンは食べられるようになったのか?」
シオン:「僕は食べ物の好き嫌いはないですよ」
オスカー:「ならば問題ない」
オスカー:皿を空にして、スプーンを置く
GM/トゥアレタ:「それで、何か思い出した事はあるの?」>ファーナ
オスカー:「………」ファーナ、シオン、トゥアレタを見つつ
まどか:「ふむふむ。それはあたしも興味があるかなっ?」<思い出した事
GM/ファーナ:「いえ、全然。でも…」
シオン:「トゥアレタ、思い出せているなら苦労はしないよ。だろ?」>ファーナ
GM/ファーナ:「何か、とても大事な約束があったような、そんな気がするんです」
まどか:「約束ねえ……。その辺が記憶を取り戻す鍵なのかな」
シオン:「約束か…漠然としているから手がかりにはならないかもしてないな」
GM/ファーナ:「きっと、そのうち思い出しますよ」
GM:あっけらかん、としている。
シオン:「そうだね」
まどか:「……い、意外と落ち込んでないのね」ちょっとびっくり(笑)>ファーナ
GM/ファーナ:「気張ってもいいことない。気楽にいこう。って、誰かが教えてくれた気がするんです」>まどか
まどか:「……ん? それって、あたしもどこかで聞いた様な気がするんだけど」<気張っていても〜
まどか:ちらっとアクシアの方に目をやり
シオン:「隊長のモットーじゃなかったっけ?」
まどか:「そう、それそれ。シオンくん冴えてる!」
シオン:「まどかさんのほうが先に気づきそうなものだけどね(笑)」
まどか:「ちょっと。それどーいう意味よ」ジト目(笑)>シオン
シオン:「瑞穂一の隊長の追っかけに勝つなんて珍しいなって(笑)」>まどか
まどか:「キミが一体あたしをどーいう目で見てるか、よく判ったわ……」(こめかみひくひく(笑))
オスカー:「ファーナ君、と言ったか」そちらを見て
GM/ファーナ:「?」>オスカー
オスカー:じっとファーナを見る
シオン:いいつつファーナの目を見ます。
オスカー:「なにも…覚えていないのか?」
GM/アクシア:「オスカー!」
GM:がたん、と立ち上がる
オスカー:アクシアの方は見ずに
GM/アクシア:「……」座り直す。
GM/ファーナ:「はい。あ、でも」ぽん、と手を叩く>オスカー
オスカー:「でも?」>ファーナ
オスカー:じっと彼女を見ている
GM/ファーナ:「こうして、誰かと一緒に家族みたいに過ごせたらいいねっ、て。そんな約束だった…気がします」
オスカー:一瞬だけ目を瞑る
オスカー:「そうか。それはとても大切な約束なんだろう、きっと」>ファーナ
GM/トゥアレタ:「家族。そう、家族よね。うんうん」
GM:不機嫌そうだったトゥアレタが突如元気になる(笑)
シオン:「家族か……」
シオン:(姉さん…いきているよね)
まどか:「隊長。顔色悪いですよ? ……ホントに大丈夫ですか?」>アクシア
オスカー:「先に上に上がっている。食事が済んだら、全員集まれよ。作戦を練り直すんだ」
オスカー:立ち上がってから、すれ違い様アクシアの肩をぽんと叩いて、食堂から退出します
GM:おけい>オスカー
GM/トゥアレタ:「家族なら歓迎だわ。私もね、昴って兄さんがいてね」
GM:時折シオンを横目でみつつ、ファーナに家族の話を始めるトゥアレタ。
まどか:「家族、家族かぁ……。あたしにとっちゃ、瑞穂基地の皆が家族みたいなもんよね」
シオン:「昴さん、強者だからなぁ…トゥアレタ分捕るのは大変だよホント(笑)」
GM/トゥアレタ:「ば、馬鹿! わたしがいつどこでシオンに分捕られたってのよ!?」真っ赤
まどか:「アクシア隊長はお母さん、シオンくんやトゥアレタは弟とお姉さん。リンケ曹長は怖いお父さん――」指折り数え
GM/ファーナ:「トゥアレタさんとシオンさんは、とっても仲のいい家族なんですね」
GM:その様子を、嬉しそうに見つめているファーナ。
シオン:「ようやく笑ったな。心から」>ファーナ
GM/トゥアレタ:「あ、本当ね。もしかして…わたしをダシに使ったのかな? シオン君は?」微笑み(笑)>シオン
シオン:(家族ってのはちょっとだけ悲しいけどいまはいいや)
シオン:「結果オーライってことで許してくれる?(笑)」>トゥアレタ
GM/トゥアレタ:「(ため息)しょーがないわね。ただし、昴兄さんのところに行くときはシオンが荷物持ちをすること」
シオン:「了解、わが姫君(笑)」 <荷物もち
GM/トゥアレタ:「姫君って言うなー!」がーっ
まどか:「女の子は笑顔がいちばん、ってね。……それじゃ、そろそろブリーフィングに行く?」
GM/トゥアレタ:「まったく……。じゃあ、戻りましょうか」>まどか
シオン:「トゥアレタと家族かぁ…。喜ぶべきなのかな?」
GM:ファーナは、微笑んだまま君たちを見送る…。
GM:では、シーンエンド。 |
■ミドルフェイズ/シーン3 「3年前、あのとき」
シーンPC:まどか。 GM:舞台/深夜、ホルテン内電算室
GM:ブリーフィングを終えたまどかは、新たに得られた情報の分析を勧めるべく、電算室にこもっていた。
まどか:「ん、むぅ―――」椅子に座ったまま、腕を伸ばしてぎゅーっと伸び
GM/羽村:「やあ、差し入れ持ってきたよ」
GM:と、羽村が来たところから始まります。
GM:手にはバスケット籠。似合わないことこの上ない。(笑)
まどか:「それの中身って、センセの手作りじゃないですよね?」恐る恐る(笑)
GM/羽村:「ははは、もしそうだとしたら?」
まどか:「一服盛られると嫌なんで、ちょっと毒見をお願いしたいです。ハイ」淡々と
GM/羽村:「信用ないなあ。悲しいよ、僕は」泣きまねしつつサンドイッチを食べる(笑)
GM/羽村:「ま、ファーナくんの手作りだから安心してくれ。分析の経過はどうだい?」
まどか:実際のトコ、どうなんでしょうか。GM?(笑)<分析結果
GM:情報処理判定をするがよい。難易度は5だ
まどか:うーむ……。ここはロゴスを5点ほど使ってダイスを増やしておきます。
まどか:#10c4 <情報処理>4レベル
●ダイス:Madoka:10c4=6(4,3,2,6,5,6,1,1,1,5)= 6
まどか:成功数は6。増やしておいて大正解ー。
まどか:「だいたい、こんなトコかな……っと」サンドイッチを頬張りつつ、かたかたかたっとコンソールをいじくり
GM:うむ。では分析の資料集めをしていると、ふと気になる記述を見つけた。
GM:この海域で沈んだとされる船に関して。
・表向きは援助物資及び避難民船。天使兵の襲撃により僅かな生き残りを遺して全滅
・実は黒い天使核候補者を輸送していたらしい
・その候補者は「処理済み」と記載がある。
・候補者のデータは、ファーナのものと酷似。ただし日付は3年前。
GM:以上だね。
まどか:候補者の年齢に+3年すると、ファーナと同年齢になりそう?
GM:いえ、候補者の年齢=現在のファーナと同年齢だね
まどか:「……とまあ、こんなトコなんですけど。胡散臭いと思いません?」
GM/羽村:「実際、第7艦隊の目を潜ってまで探査しろ、との命令だったわけだしねえ」
まどか:「彼女――ファーナちゃんに、ヘルプストハイム・チェックは受けてもらったんですか?」
GM/羽村:「検査の結果は…天使核はなかった。ただし、エーテル濃度だけは黒い天使核保持者並だ」
まどか:「“核”が無いのにエーテルだけ適合者並みなんて、そんな事が……」
GM/羽村:「そうそう、こいつは彼女の服に紛れ込んでいたものなんだけど」ごそごそと硬い欠片を取り出す
まどか:「っと。何ですか、これ?」<欠片
GM/羽村:「ただの石ころさ。ただし、おそらく深海の、ね」
まどか:「……ファーナちゃんが深海生物、なんてのはもう冗談にしかなんないわねえ。だとすると、どうして……」
GM/羽村:「まあ、アクシア大尉やオスカー曹長は何か知ってるたいだけどね。聞いてみないのかい?」
オスカー:「どうして、3年前の姿のままなのか、と言うことか」
オスカー:壁際に立っている
まどか:「り、りりりリンケ曹長っ!?」
まどか:立ち上がり、反射的に敬礼っ(笑)
GM/羽村:「やあ、立ち聞きはよくないな」
オスカー:「………そちらが気づかなかっただけだろう。私は普通にドアを開けて入ってきたぞ」
まどか:「気配を殺して入ってくるのは普通じゃないと思います、ヤー」
オスカー:「で、何が聞きたいのかな?」>まどか
オスカー:まどかの表情を見ている
まどか:「ファーナちゃんの正体は何者なんですか? このデータを見る限り、シオンくんたち普通の“黒い天使核”保持者とは何か違う気がするわ」
GM:では、オスカーの知識として情報を出そう。
オスカー:ペラペラ(笑)
GM:オスカーが知っているのは…
・彼女が黒い天使核保持者だったということ。
・そして、襲撃時に天使化しかけた彼女を…アクシアが射殺、処理したということ。
である。
オスカー:「3年前だ…」
オスカー:「俺とアクシアは、メーヴェとして彼女を護送していた…」
まどか:「射殺された天使化寸前の人間が、生きている。それってつまり………?」>オスカー
オスカー:「真に天使と化したのか」
まどか:「そ、そんな……!?」
オスカー:「………だがな、どちらにせよ…それが原因で、俺たちの部隊は俺とアクシアを残して、全滅した
オスカー:「彼女を護るためにな」
オスカー:暗闇で表情は隠しつつ
まどか:「隊長がファーナちゃんを避けているのは、その時の事を思い出して……か」
まどか:ぽふっ、と椅子に身を沈ませて溜息。
オスカー:「羽村、ここの設備で確認はできるか?」
オスカー:そこで管巻いてタバコ吸ってそうな医者を見る
GM/羽村:「彼女が天使かどうか、かい?」
オスカー:頷く
GM/羽村:「やってみよう」
オスカー:「まどか、シオンとトゥアレタ………アクシアには、伏せていてくれるか」
まどか:「……了解です」
GM:かたり。
GM:入り口の方で物音。
まどか:「――誰!?」
GM:そして誰かが走り去る足音。
オスカー:ばっとドアを開け放つ
オスカー:足音の方を見る
GM:ファーナの背中がまかり角の向こうに消えた。
オスカー:「ファーナ!」
まどか:「ファーナちゃん、待って!」
オスカー:「まどか、後を追うぞ」
オスカー:ダッシュダッシュ
まどか:「はいっ!」
まどか:続いてダッシュ。
GM:では、ここで一旦シーンを切ろう。
GM/羽村:「真実はいつも残酷なもの、か」呟く
GM:シーンエンド。 |
■ミドルフェイズ/シーン4 「ファーナ」
シーンPC:シオン。GM:舞台/ホルテン着陸地点付近、夜の海岸
GM:ふと、窓の外を見たシオンは、ファーナが外の浜辺の方に走っていくのが見える。
GM:どこか様子がおかしい…というところから始まります。
シオン:「こんな時間に、どうしたんだ?」
シオン:追いますよ
GM:では、浜辺で追いつけるね。
シオン:「ファーナ? こんな時間にどうしたんだ」
GM/ファーナ:「シオンさん…」
GM:浜辺で立ちつくしている。
シオン:「何か思い出したのか?」
GM/ファーナ:「わたし、一度死んだ人間…らしいです」
シオン:「そうなのか?」
シオン:近づきます
GM/ファーナ:「…分からない、でも、とても嫌なことを思い出しそうで…怖いんです」
GM:震える体を、自分で抱きながら
シオン:胸元に引っ張り込みます。
GM/ファーナ:「……ッ!」
GM:抵抗はしない
GM/ファーナ:「シオンさん?」上目遣い
シオン:「人間、死ぬのは1回だけだよ。少なくとも今君は生きている。だろ」
GM/ファーナ:「……」
GM/ファーナ:「いいんですか、シオンさん?」
GM/ファーナ:「トゥアレタさんに見つかったら…また怒られちゃいますよ?」
GM:涙を拭って微笑む。
シオン:「ああ、それは怖いな。でも、助けたときに伸ばした手を。その手をつかんだ自分の心を僕は信じるよ」
シオン:笑ってますね
GM/ファーナ:「ありがとう」
GM:と、彼女は本当に嬉しそうに、笑った。
オスカー:「話は終わったかい」
シオン:「いいタイミングですね」
まどか:「曹ちょ……足、速過ぎ……」
まどか:肩で息をしつつ、随伴。
GM/ファーナ:「あ…」
オスカー:「ファーナ、シオンの言葉を信じなさい」
GM/ファーナ:「……。はい」
オスカー:「ミドウ、君はファーナを信じることができるか?
シオン:「信じますよ。ファーナを疑うことは彼女を信じた自分を否定することですから。トゥアレタに怒られるのはちょっと怖いけど」
オスカー:「ならばいい」
まどか:「そこまで言い切ったんなら、守ってあげなさいよね。……あたしも出来る限り、手助けするから」>シオン
オスカー:「ファーナ、君が何者であろうとも、我々は今度こそ君を護ることを約束する」
オスカー:「だから君も、信じて欲しい」
GM/ファーナ:「はい。あ、でも、アクシアさんには……気まずそうに」
オスカー:ファーナと目線を合わせる
オスカー:「あの話を聞いて、アクシアのことをどう思った?」
GM/ファーナ:「……。成すべき事を為す人だと」
オスカー:「………憎いか、許せないか」
GM/ファーナ:「……分かりません、でも」
GM/ファーナ:「私が会ったアクシアさんは、暖かい人だと思います」
まどか:「隊長は……誰よりもあなたを守りたかったハズよ。だから今でも悩んでる」
GM:オスカーをまどかをまっすぐ見返して
オスカー:「それでいい」
オスカー:「なるべく早く、船に戻りなさい。ミドウ少尉、彼女に付いていてあげてくれ」
GM/アクシア:「どーでもいいけど、人がいないところで色々言ってくれるわねー」
オスカー:ちょっとぎょっとする
オスカー:「いたのか」
シオン:「了解。って隊長……」
GM/アクシア:「あー、その。なんって言うか……」顔が赤い
GM:照れているようだ
GM/アクシア:「ちょっと、みんな何か言いなさいよ!」>ALL
GM:と、勝手な事を言う(笑)
まどか:「すぐに色々抱え込んじゃうのは隊長の悪い癖ですよ。……もうちょっと、あたし達を頼ってください」
オスカー:「お前の方が言うことがあるだろう」
GM/アクシア:「そうね。ごめん」
GM:やっぱり照れくさそうに
シオン:「隊長、話してもらえますか? まどかさんたちはわかっているみたいだけど」
GM/アクシア:「そうね。それじゃ……」
GM/トゥアレタ:『皆! 海中よりエンジェルハイロゥ! 急速接近!!』
GM:トゥアレタの声が通信機から鳴り響く。
オスカー:「まずい!」
オスカー:懐からインカムを取り出す
シオン:「こんなときに!」
まどか:「一難去ってまた一難、か……」
シオン:ストライカーへ走り出します。「曹長、ファーナをお願いします」
オスカー:「ミドウ少尉、急げよ!」
オスカー:「クレーリオン少尉、数は!」
GM/トゥアレタ:『数は十三を確認! ……え、早い!?』
GM:ざばーん、と海面が爆発したように吹き上がる
オスカー:ファーナを爆風からかばいつつ
GM:浮上した小型の天使潜水艦…いや、それは可変し、アペルギアに酷似した形状となる。
GM:その一機からワイヤーが飛び、ファーナを狙う
オスカー:庇う
まどか:「曹長っ!!」
GM/ファーナ:「……! ダメです、オスカーさん! あいつの狙いは……!」
オスカー:「下がれ!」ファーナを抱き
GM:オスカーがワイヤーを弾くと同時に、別の機体が…アクシアを捕縛する。
GM/アクシア:「ヘ?」
オスカー:「アクシア!」
まどか:「た、隊長――!?」
GM:機体へと引き飛ばされるアクシア。
GM/アクシア:「っ、ちょ、止めっ、はっ離しなさいよーーッ?!」
GM:その機体の上には……髪の黒さだけが違う、ファーナの姿があった。
シオン:今私どうなってます?
GM:ホルテンの格納庫についたところですね。ぶっちゃけこのシーンは間に合わないと思ってください>シオン
シオン:あいよ〜
シオン:スーツに着替えて飛び乗ったところでシーン終了かな(笑)
まどか:「ファーナちゃんが、もう一人………!?」左右のファーナを見、呆然と呟く
GM:ファーナ(黒)「ようやく、会えた。……今度こそ、ずっと一緒だよ」
GM/アクシア:「あ…………」(凍りつく)
GM:天使兵たちは瞬く間に海中へと撤退していく。
GM/トゥアレタ:「シオン! あれ、一体…!」
オスカー:「アクシア、アクシアああ!!」
まどか:「隊長――!?」
GM:てところでシーンを切ろうか(笑)
シオン:「なぜ、隊長が!?」
GM:シーンエンド。 |
エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠
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