エンゼルギア研究所
†Testify Your Own / Angel Gear†

■サイト内検索

- Powered By Google -


■はじめに

■メインコンテンツ
研究所掲示板
エンゼルギア考察
▼天使大戦用語集
▼巫女ナビ推進委員会
TRPG用データ集

■オンラインセッション

■その他

Written by Japanese ONLY
(C)2003-2012 Souma-Seien.
All Rights Reserved.
back to Main

(C)2003 Inoue Jun'ichi
/ FarEast Amusement Research Co., ltd
(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE

Last Update/2012.02.05


◇ 第37話『月下の戦塵』◇

「でも、わたしは雨は嫌いです」
――司鏡紀央

 

クライマックス:シーン1/シーン2/エンディング://
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「暇潰し」
 シーンPC:黎司。

GM:久しぶりに晴れたこともあり、深風は夕暮れの中偵察へと出た
GM:時間を忘れているうちに、いつしか空は暗く染まっている
黎司:「……ん」
黎司:夜空を眺めながら、体に掛かるGを楽しむ。
GM:Pi、と通信が入る
黎司:「こちら凰呀」
GM/ヴィヴリオ:『月は見えているか?』
黎司:「?」
GM/ヴィヴリオ:『月は見えているかと聞いている!』
黎司:「綺麗な、月夜ですが」
GM:そう深風が口にした瞬間
GM:レーダーが一瞬真っ白になる
黎司:「なっ…に!?」
黎司:周囲を見回す。何が、起きた…!?
GM:視点を基地に移そう。
GM:ディアの身体が、光を放っている
GM/紀央:「そ、総一さま!」
ネィ:「お、オイ、どうした?」
GM/紀央:「基地周辺のエーテル係数が限りなく0になっています!」
総一:「あァ、分かってる! 目の前で起きた事が現実だ!」
ネィ:「だぁから貴様ら! 判るように説明しろォっ!」
GM:少しでもエーテルを見る力があるならわかるだろう
GM:周囲全てのエーテルを、彼女――ディアは取り込んでいる
総一:「ああ……! ディア、あいつ……片っ端からエーテル集めて、何しよーとしてんだか……!」
GM/ディア:「……さぁ、戦争しようよ」
GM:エーテルが空間に固定される
GM:その姿は、巨大な兵士――ゴレーム
黎司:「っ、この反応…“ゴーレム”が出たのか…!」
黎司:『こちら凰呀、基地にエーテルが集中している…警戒されたし!』ざざーっ。基地の回線に強制侵入、警告を直で行う
総一:「……それもお前の『暇つぶし』か?」
GM/ディア:『戦争は、最高の暇つぶし』
総一:「了解……」
GM:ネィ、周囲を見渡せば…他の機械化兵たちが蹲っている
GM:君自身も、体内のV機関の出力が極端に低下している
ネィ:「お、おい、メルヴィン、イザク? 一体……う、ぐ、え、エーテルが」
GM:動ける機械化兵は君くらいか? いや、上空に偵察に出た深風がいるはずだ
総一:「……ほざくな、ディア」
GM/紀央:「総一さま、急いでください! 早く起動しないと、シュネルギアも動かなくなってしまいます」
総一:「……ちぃッ、この状況じゃヤバい。行くぞ!」
GM/ディア:『エーテルが無ければ、ただの玩具だものね』
黎司:「……任務中断する」 機のコンソールを軽快に叩き、レドームを収納。
黎司:『瑞穂基地、東海龍基地の援護に回る』
GM:ゴレームは無造作に基地を蹂躙していく
黎司:「飛べ、凰呀」
黎司:アフターバーナーフルスロットル
ネィ:「くそっ、これくらいで……ジルベルドラクロア、出る。動ける小隊員は……這ってでも着いて来い!」
GM/ディア:『さぁ、出てこないと、潰しちゃうよ』
総一:「ほざくなっつってんだよ……!」そして、準備を整え「天城総一、トラバント……出るッ!」
総一:「戦争なんざ、馬鹿のすることだ……命を奪い合うことなんざ、あっちゃならねェんだよ!!」
GM:シーンエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン2
 第1ラウンド。

GM:各自、感覚を申請するように(合計値)
ネィ:13ですね
総一:11ですわ
黎司:愛機に乗ってるので9であります。
GM:こっちは40だから
黎司:ぶば?!
総一:了解……。

GM:セットアップフェイズ、しそうな人はいないね
黎司:あい
ネィ:あい
GM:深風(・∀・)キュンキュンは、距離は自由でいいよ。(笑)
黎司:はぁーい(笑)
GM:各自、半移動でエンゲージできる距離と認識してください
黎司:じゃぁ、一端、超高高度にいます(笑)
黎司:見える位置ね(笑)

GM/ディア:『いくよ…総一』
GM:巨大な兵士が、シュネルギアに突進してくる
総一:「……来いよ」
GM:#40c4 リミッター解除 格闘
●ダイス:bak_yan:40c4=17(4,6,2,6,5,6,5,5,3,4,4,6,2,5,6,5,3,5,6,5,3,3,4,5,6,
3,3,1,5,2,5,5,3,1,4,6,5,6,6,6)= 17
GM:#23c4
●ダイス:bak_yan:23c4=15(6,3,2,2,3,6,1,4,2,2,5,6,6,2,1,6,1,3,5,1,1,4,6)= 15
GM:32成功
GM:巨体が信じられないスピードで動く
GM/ディア:『この間…覚えたよ!』
総一:一回深呼吸をして、心を落ち着かせる。
GM:回避するか、殴り返しておくれ
総一:……やるだけやってみますか
総一:うい。じゃあ判定値を40増やして技能Lv1UP。ロゴス43消費
総一:#44c5
●ダイス:Souichi:44c5=33(4,5,6,2,1,2,1,4,1,6,4,5,2,6,5,1,3,3,6,6,5,4,6,5,2,
3,6,2,2,1,6,5,4,2,4,6,5,2,1,6,6,3,2,1)= 33
総一:成功?
黎司:おお、勝った。
GM:ぎりぎりだね(笑)
GM:トラバントジステムIIは武器ダメージ+17なので、+1して、18ダメージとなります。
GM:ちこちことダメージを受けよう
総一:「『斬られる前に斬れ』! 行けェェェッ!」
GM/紀央:「だめです総一さま、装甲で弾かれています!」
GM/ディア:『ふふ、大して…効かないね』
総一:「……まァ、予想はついてた」

GM:ネィ、どうぞー
ネィ:≪リミッター解除≫、打ち込みます
ネィ:誘導兵器レベル1→4でロゴス9点使用。さらにダイスブースト50個で57個振り、の残りロゴス63。
ネィ:んでもってダーザイン、黒眼鏡女とディア分昇華で成功数20確保
ネィ:#57c4
●ダイス:Neh:57c4=38(1,1,2,3,5,3,5,6,3,3,6,3,3,6,6,4,3,5,2,5,1,1,3,5,1,3,1,
3,5,2,5,4,5,2,5,2,1,4,1,4,5,1,1,4,2,4,4,5,5,6,4,3,5,5,2,3,4)= 38
ネィ:#19c4
●ダイス:Neh:19c4=13(1,1,3,6,6,2,3,2,6,1,1,2,3,6,1,4,5,1,5)= 13
ネィ:51足すことの20で71っすー
GM:#40c4 リミッター解除
●ダイス:bak_yan:40c4=30(4,2,5,6,6,1,1,6,4,4,5,3,1,3,2,3,6,4,6,6,3,1,5,1,2,
3,1,2,4,2,3,1,2,4,4,4,3,1,5,2)= 30
GM:#10c4
●ダイス:bak_yan:10c4=9(4,1,1,2,3,1,1,3,5,4)= 9
GM:39成功だ、すごいぜ、おれ!(笑)
GM:差分値32だね。ダメージおくれ。
ネィ:なんてこったー、常にリミッター外しっぱですかよー(笑)んっと、32+26は58ダメージ
GM:代償は食らってる、安心しろ(笑)
GM:む、結構効いたな。こつこつと受けた。
ネィ:あ、こっちも代償。HP9に
GM/ディア:『!?』
GM:ミサイルを受け、ぐらりと巨体が傾いでいる。
ネィ:「気軽に戦争を口にするかっ? 暇潰しだと! 見せてやる。これが、覚悟と言うものだァ!」
ネィ:そうそう、アガペー書いとかないと。412→469ですや。

GM:では総一、どぞー
総一:了解。
総一:「すげ……やっぱみんなすげーよ、俺なんざまだまだ……だがよ」
GM/紀央:「総一さま、トラバントジステム、展開完了です」
総一:さ、て。【黎司からの苛立ち】Lv4
総一:【ネィからの大嫌い】Lv4、昇華。
総一:あと、黒髪の少女からの憐憫5昇華。家族からの忌避2昇華。
総一:これで成功数+30。
総一:さらにダイス+41、エーテル技能Lv4→5で合計44消費。トラバントジステム
GM:( ´∀` )bどんと来い!!
総一:「行くぞ、紀央」
GM/紀央:「はい!」
総一:精神を集中させて、ジステム操作を。「今度は止められるものかよ……!」
総一:#47c5 「ソード・ブレイカー! ブチ抜けェェェ!!」という叫びとともに、攻撃をかける
●ダイス:Souichi:47c5=37(4,1,3,3,1,6,1,5,1,4,3,4,6,3,2,2,2,5,4,1,3,6,5,4,
6,6,5,6,2,6,1,1,1,4,2,4,2,1,4,4,3,3,6,6,5,6,2)= 37
GM:+30で67か
GM:#40c4 りみった^かいじょおおお
●ダイス:bak_yan:40c4=31(6,2,1,5,4,2,3,2,6,6,1,2,1,2,2,2,1,3,1,1,6,1,4,6,
2,6,2,1,4,5,1,2,1,3,4,1,4,1,1,5)= 31
GM:#9c4
●ダイス:bak_yan:9c4=6(3,2,2,5,4,6,3,5,2)= 6
GM:37成功なので、差分値30
総一:攻撃力19、合わせて49。
GM:むぐ…
GM:死亡ゲージ埋めます(;´Д`)
GM/ディア:『きゃああ!』

GM:では上空の人、どうぞ
黎司:その爆風に吸い寄せられるように、ミサイルが迫ってくるのですよ?
黎司:《リミッター解除》宣言 凰呀とリンクして視覚を強化
黎司:『見えた』
黎司:《距離外射撃》を使用
黎司:『凰呀、見えるな、お前にも…』ピピピピピ… 揺れる照星
黎司:【ハルトマンからの信頼2】【同僚からの恐怖4】【天使ねーちゃんからの侮蔑4】【ヴィヴリオからの有為5】【ディアからの興味5】昇華
黎司:+38成功として…
黎司:ロゴスでダイス+70、誘導兵器レベル+1 計73
黎司:代償でHPが11になって、アガペーも514まで上昇
黎司:判定値は9−4=5
黎司:#75c5
●ダイス:Reiji_M:75c5=65(3,2,5,2,3,2,2,4,1,5,4,3,1,3,3,6,6,5,2,3,3,1,5,
6,6,4,5,2,2,1,5,5,5,2,4,4,2,3,4,4,1,6,2,1,2,3,3,5,3,6,2,1,3,2,1,4,5,4,6,
6,6,2,2,1,2,1,5,4,3,6,1,1,4,4,2)= 65
黎司:#10c5
●ダイス:Reiji_M:10c5=8(6,2,1,3,6,1,1,5,4,5)= 8
黎司:73+38=111成功
GM:#43c4 ダメージボーナス足すの忘れてたよ りみったーかいじょー
●ダイス:bak_yan:43c4=26(5,1,5,4,4,6,1,3,6,3,1,3,6,3,5,4,5,6,5,6,2,3,3,6,3,4,3,3,5,1,4,4,4,6,4,
4,5,4,4,5,5,6,1)= 26
GM:#17c4
●ダイス:bak_yan:17c4=8(6,2,6,5,5,1,1,2,2,6,5,6,6,3,5,2,2)= 8
GM:ぐふぅ34成功
GM:差分値77
黎司:103ダメージ
GM:むりっぷー!
GM/ディア:『!?』
黎司:爆風が晴れる瞬間、頭上から二発のミサイルが襲い来る
GM:地上での攻撃に集中していたゴレームは、上空からの攻撃に反応が遅れ。
GM:だが、その一瞬の遅れが致命傷となった
GM:戦闘終了ー。
黎司:レドームを展開し、遥か高空を舞う一機の優美な戦闘偵察機
GM/紀央:「撃墜を確認、です、総一さま!」
総一:「…………ふう」深呼吸。
総一:「縁があったら……また会おうぜ」敢えて、さよならは言わない。
ネィ:「偵察屋めぇ、くそっ。まあいい―――任務完了だ」
黎司:「……任務を再会する」
黎司:ブレードレドームがきらりと輝く
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン1 「過去はかさならず」
 シーンPC:総一。

GM:東海龍での戦闘から数日後、無事瑞穂基地に帰還してきた。
GM:雨が降っている
GM:東海龍が晴れたと思ったら、今度は瑞穂が雨だ。
総一:「…………」雨の空を見つめて、考え事をしている
GM/紀央:「総一さま、雨はお嫌いですか?」
GM:隣で傘を差す巫女服の少女
総一:(あいつは、純粋すぎたんだ……その方向が、間違ってなかったら―――いや、If文はやめとこ)
総一:「あァ……雨はすこぶる嫌い、だった」
総一:「今は、少し好きになれそうな気がする……」
GM:そうですか、と紀央は呟く
GM/紀央:「でも、わたしは雨は嫌いです」
GM:彼女はあの時、好き、と言ったはずなのに
総一:「あらら、逆になってんのな」
GM/紀央:「ぎゃく?」
GM:?? と言う顔をしている
GM:君にとっては、時間は経っていく。物事は重ねられていく。
GM:しかし、君のパートナーにとっては、今しか存在しない。
総一:「やー。あのことが起こる前は、俺が嫌いで、お前が好きで。今は真逆だろ」
GM/紀央:「あのことって、なんでしたっけ……あの、総一さま?」
総一:「……や、いい。過ぎたこたァどーでもいいか。大事なのは今だ、今」
GM:? と言う顔をしていたが、紀央はにっこりと微笑む
総一:「ん。お前と一緒にいられる今が、一番大事だ」
総一:(世界は、俺が思ったより醜くはない―――)
総一:(だから、俺は進んでいく。例えそれが間違っていることだとしても。言うならば、それが俺の―――)
総一:そして、もう一度、自身の最高のパートナーに微笑みを返す。
GM:雨が降っている。
GM:月は見えなかった。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン2 「月下飛翔」
 シーンPC:黎司。

GM:あの戦闘の後、ミサイルの直撃を受け爆散する直前
GM:君の機体は、またしてもそれを捉えていた。
GM:――ゴレームの中心部に存在するはずの、エーテルの塊
GM:爆散したのは、その外郭のみ
GM:中心部に位置するなにかは、あの瞬間いずこかへと消えている
黎司:「…どうするかな、これは…」そのデータを眺め。
GM:もちろん、ヴィヴリオ司令が報告を待っている。
黎司:「…凰呀より瑞穂基地へ」
GM/ヴィヴリオ:『私だ』
黎司:「これより、データを転送します。…大佐、今から送るデータを検討してください」
GM:しばし時間経過
GM/ヴィヴリオ:『なるほど、な………』
GM/ヴィヴリオ:『4度目がある、と思うべきということか』
黎司:「……彼らに…伝えますか?」
GM/ヴィヴリオ:『伝える必要は無い。時が来ればわかることだ』
GM/ヴィヴリオ:『では引き続き、任務を続行せよ、以上』
GM:通信は切れる
黎司:「了解…」
GM:空にはただ月があるだけ
黎司:すぅ、と息を大きく吸い、吐く。
黎司:「……月、か… お前は、何を呼ぶ気だ…」
黎司:アフターバーナーを展開し、夜の星海を翔ける。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン3 「擦れ違う翼」

GM:東海龍での任務を終えたのそこそこに、瑞穂基地へととんぼ返り
GM:やれやれどっこいしょ、と一休みできるぜと言う感じだ
ネィ:「二体目のゴレームも落とせたのだ。意気揚々と凱旋と行くぞ」とか取り巻きに伝えつつ
GM:隊員「もちろん隊長のおごりっしょ?」
ネィ:「バカをいうな! 貴様たちは寝ていただけだったろう。休む間などない。一から鍛え直してくれるっ」
GM:空を見れば、月が出ている。
GM:夕方まで降り続いた雨は止み、漆黒の空に満月を映している
ネィ:「月は見えているか、か。見えているさ。生きていれば、飽きるほど見ることになる。生きてさえいればな……」
GM:その時、ネィの視界の端になにかが映った。
GM:金髪にサングラス
ネィ:「ん? 今のは……見間違い、か?」
GM:傍らには、黒髪の少女
GM:ゆっくりと、ネィの一行と擦れ違っていく
ネィ:「フン、相も変わらず、訳の判らん連中ばかりだ。くそっ……いいだろう」
GM:すれ違う瞬間、彼女たちは微笑んだ…
GM:ように見えた
GM:隊員「あれ、隊長、どうかしたんすか?」
ネィ:「(これは戦争だ。オレは、貴様たちが死に絶えるまで、戦うのをやめない……)」
ネィ:「それが、オレの覚悟だ」ぼそ
ネィ:「なんでもないっ。おい、小隊は10分後に格納庫に集合。新フォーメーションの訓練をするぞ」
GM:隊員「うええええ、飲み会じゃないんすかぁ!?」
GM:と悲鳴が上がる
ネィ:「エリートチームの名が重いならば、どこへでも行って休んでいろ! 他人の命運を背負える者だけついて来い」
ネィ:それでも全員着いてくるのでした、ってところでお願いします(笑)
GM:隊員一同「ヤー・ヴォール!」
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 天城総一@高菜葉:5点
 深風黎司@Cyphiss:6点
 ネィ・ジルベルドラクロア@Braveone:6点
 GM@Bak.ヤン:17/3+1=6点

【雑感】
 月の見えない夜だから。
 政宗から舞台を東海龍に移し、再び暴れまわるゴレーム。前回からは格段に性能が上がったこの機体を操る黒髪の少女ディア。彼女、そしてサングラスの女が秘めている謎は未だ明かされずとも、ひとまずの撃退は成したのであった……。
 このセッションで面白いのは、黎司とネィという機械化兵2人の役割分担がちゃんとできていること。これはネィがギアドライバーと(通常の)機械化兵との中間点に立ち位置を置くキャラクターであることが大きいと見る。……何だか三段ロケットみたいでもあるが。
 あと、個人的なポイントとして紀央と雨の演出が――物悲しくて好き。
 彼女の心情だけは何故か読み取れてないであろう、総一の不器用さがまた微笑ましい。
 ゴレーム編とも言えるエピソード群の第2章。――次回、遂に黒い天使がその姿をあらわす、らしい!


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠