■ミドルフェイズ/シーン2 「げそー」
シーンPC:九郎。GM:ふわらは強引に君をつれまわした。
GM:色んなものに驚き、表情がコロコロと変わっていく。
GM/ふわら:『くろー』
GM/ふわら:『あれ なに』
九郎:「(ああ、何か良いなぁ……)え、ああ。アレはね、ふわら……」
GM:そういって、遠くに止まってる軍用トラックを指す。
GM:それは君でも見慣れないものだった。
九郎:「……!?」言葉に詰まり、顔色が真っ青に。嫌な汗が浮かぶ。
GM/ふわら:「?」心配そうな顔で、九郎の顔を覗き込む。
九郎:「アレ……アレは、ね……」恐怖。思い出す事への畏れ。自覚しないそれが、呼吸を荒くする。
GM:あのトラックは瑞穂基地から、出向してきたネィ達の機体を積んだものだとあとで知ることになる。
ネィ:あ、じゃあ出てしまおう
九郎:「……あれ? どうして僕は……アレは……ああ……寒い。寒いよ……姉さん」頬を伝う、一滴の涙
九郎:我知らず、ふわらの手をギュッと握り締める。縋り付くように。
GM/ふわら:「☆>P%?&P!」その様子に大混乱なふわら。
ネィ:軍服に身を包んだ男が、カツカツと靴音を立て、威圧感丸出し状態で近づいてくる。
GM/ふわら:「!」ぎゅぅぅと力強く九郎の手を両手で握り締める。
ネィ:「水原九郎、だな。数日前、付近で流星を見かけなかったか?」
九郎:「黒と……銀……銀十字の徽章……」うわ言のように呟く。ネィのG3の軍服を目にして
GM/ふわら:「っ」庇うように九郎の前に立つ薄桃色の髪の少女。
ネィ:「フン、軍人が怖いか。同い年で前線に立つ者もいると言うのに……まあいい、返答は?」
九郎:「……はっ!?」ふわらに庇われ、失われた筈の記憶がオーバーラップする
GM/ふわら:『あほー』と書かれたスケッチブックをネィに見せる。
ネィ:「貴様は?こちらの情報にはないな……登録票と就学証を見せてもらおうか」 >ふわら
GM/ふわら:『おたんこきゅうりー』
九郎:「ダメだよ! ねぇ……ふわら!」ふわらの手を引っ掴んで、逃げようと
ネィ:「リュンマ、対象が逃げるぞ! 回り込め!」
GM/リュンマ:「ネィさんはきゅうりなんかじゃありませんっ!」怒りの余り、持ち場を離れて抗議しにきてしまったリュンマ。
GM:九郎に手を引かれ、ふわらもとてとてと逃げ出しにかかる。
九郎:「胡瓜じゃなくて茄子! って、違ーぅ!」ワケの判らんノリで、ふわらを引っ張って遁走(笑)
ネィ:「な、なにをっ! ええい、バカ逃げられっ! へ、ヘッセリンクー! 軍曹ー!は、走れっ!」
玲那:「は、はいー?!」
GM/ふわら:「♪」……こんな時でも彼女は楽しそうだ。
ネィ:「貴様、自分のしていることが判っているのだろうな! 水原九郎!」
玲那:「あ、あの、ええと…」
九郎:「そんなの知ったことじゃない! 軍人なんてキライだーーー!」と如何にもなガキっぽい捨て台詞を(笑)
玲那:「……嫌われてしまいました…」
玲那:ぢとー
GM:あ、ここでネィと玲奈はエーテルで判定を。
GM:難易度は1。成功さえすればいいってやつ。
玲那:#9c3
●ダイス:ReNa_H2:9c3=5(4,3,1,3,4,6,2,6,2)=5
玲那:5個成功
ネィ:#7c1
●ダイス:Neh:7c1=2(6,4,1,3,6,1,5)=2
ネィ:成功したっ!
GM:ならば2人は心にざわめきを感じる。これは、そう。……天使と相対した時と同じような。
玲那:「(しかし、今のは…)」
GM:それが、2人のどちらから感じるのかは分からないけれど。
GM:『おまえのかあちゃん げそー』きゃっきゃと、逃げていく。
ネィ:「フン、本職を相手に、逃げられると思うなよっ! 平和ボケしたガキどもがぁっ!」加速そーち
ネィ:「くそっ、こんな路地、地図には……逃げられた、だと!」ぜーはー
玲那:「ま、待ってください! これ以上刺激しちゃ駄目ですよ!」むにゅ>ネィ
GM:こう、なにかが邪魔してネィは追いつけなかった(笑)。
ネィ:「し、しかし、さっきの……はぁ、はぁ」
玲那:「だからこそ、調査が必要なんじゃないですか…」
GM:で、逃げ切った。ネィと玲那は退場で。 九郎:「……そうだ。軍人なんて……キライ、だ」涙を零しながら。脳裏に朧に蘇るは、失われた姉への想い
GM/ふわら:「……」無言のまま、もう一度九郎の手を取り。
GM:『ぽじてぃぶ』とその手のひらに描いて、笑顔を向ける。
GM/ふわら:「☆」
九郎:「ふわら……あ、ありがと……うぅ」その手に縋り付いて
GM/ふわら:『だれ すき?』軍人なんか嫌いだ、という言葉を聞いてのものだろう。そんなことを聞いてくる。
九郎:「……好きだよ、ふわら。姉さんみたい」ナチュラルに
九郎:涙を拭って笑顔を見せる。
GM/ふわら:『にゅふふ』と書く(笑)
GM/ふわら:『けど 戦える人 すごい。それ 忘れないで』
GM:急に大人びた顔で、真摯な瞳を向けてくる。
九郎:「……戦う奴らが来たから、僕らの島は……天津島は……」
GM/ふわら:『ごめんなさい』辛そうな顔を、見ていられずに。
九郎:「……どう、なっちゃったんだ?」失われた記憶の深淵を覗き込む。顔色は失われ、厭な汗が滲む
九郎:「僕は……そうだ。あの時……姉さんが……」宙に向かい、ブツブツと
GM:……そんな思考に囚われていたからだろうか。
GM:ふわらが、いなくなっていることに、やっと気づいた。
九郎:「ふわら? ふわら!? 何処に居るの、ふわら!?」
GM:返事はない。夕闇も応えることはない。
GM:シーンエンド。 |