エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第40話『ギガプラントの罠』◇

「奇麗事もいえない人間に嫌われたって痛くも痒くもない。ただ哀れなだけ!!」
――時祭沙羅

 

シーン1/シーン2/エンディング:///
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「何度でも」
 シーンPC:沙羅。

GM:貨物搬入用のエレベーターが競り上がり、“月霊”が姿を現す。
GM/桐子:『またも……またしても立ち塞がるのね、貴方たちはっ!!』
GM:通信機から聴こえる桐子の声は怒りと憎しみ、殺意に満ち満ちていた。
ジークベルト:「何度でも立ち塞がるさ。子供たちの未来をふさごうとする限りな」こちらはあくまで冷静に>桐子
沙羅:「何度でも立ちふさがりますよ、私達は常に勝利とともにあるんですから」
穂:「難儀なものね……哀れだとは思うけど、ここで終わらせてあげる。リュンマ……行くわよ」
紫音:「……理屈は、わかり、ません……けど、私たち、なら……やれ、ます」
GM/桐子:『大した自信ね。でも、貴女にこの“月霊”を破壊させないわ』
GM/桐子:『天使核プラントでもある“海幸彦”が陸地に座礁、自壊すれば……マスケンヴァル現象が発生する』
GM/桐子:『それがどういう事かは判るでしょう?』
ジークベルト:「説明ありがとう……。そういうことなら、対策のしようもある」皮肉っぽく
GM/桐子:『――戦犯となった桐子・ランドルトには帰る場所は無いのよ』
GM/桐子:『本物の私はここまで自分を穢して戦いを終わらせる為に尽力したのに。貴方たち軍人が私の夢を、帰る場所を全て潰してしまった』
沙羅:「そうですね。でも、そういう企みがひとつでもうまくいったのなら、私達はここにはいないんですよ」
紫音:「………………過去なんて、どうでも、いい、こと……です、おばさん」
GM/桐子:『貴女たちのように奇麗事ばかり言う人間は大嫌いなのよ!!』
GM:一歩前へ出る“月霊”。
GM/桐子:『天使(エンゼル)と亡霊(ゲシュペンスト)。どちらが秀でた力を持つのか……ここで決着をつけましょう?』
沙羅:「奇麗事もいえない人間に嫌われたって痛くも痒くもない。ただ哀れなだけ!」
GM/桐子:『う、うルさい!! 私の愛シいこの子の力ヲ見せれバ……貴方たチも絶対にその間違イに気付、キヅ…』>沙羅
GM:その後は聴き取れない。人間の可聴域を越える音声。天使語だ
穂:「沙羅、もう手遅れよ。あの人は人間であることをやめてしまってるわ」
紫音:「…………幽霊は、還って、冥界に……私は、まだ、生きたい」
ジークベルト:「その程度で自棄になる人間など、所詮それまでの存在だ。もっと苦しいことを体験している人間はいくらでもいる……」やや哀れんだ表情で>桐子
沙羅:「さっさと終わらせてあげる。凍、さあ、踊ろう!」
ジークベルト:「天使化が始まっている。放っておくと厄介だ。早めにけりをつけるぞ!」>ALL
沙羅:「Ja!」
紫音:「ja! ……ストラ、ディ、バリウス……奏でるは、鎮魂」
穂:「了解。これだけエーテル濃度が濃いとギアにも悪影響が出るからね」<早めに
GM:メイ『各機に通達。敵機のエーテル係数、急激に増加中。危険域です!!』
GM:CICからその警告が飛んだ次の瞬間。
GM:虹色の光の柱が、天を突く。
GM:天使兵『serra……serra……serra』
GM:光の中で受肉した人間戦車を護るように、ホイシュレッケ・シュトルムが顕現する。
ジークベルト:「呼んだ、か……」
GM:メイ『ホイシュレッケ・シュトルム、出現を確認。数は3グループ。三十秒で迎撃可能距離に到達します!!』
沙羅:「亡霊というならとっとと冥府へ消えなさい。ここは現世なのだから」
紫音:「…………隊長、先輩、見て、て、ください……行くよ、ラディ」
ジークベルト:「さあ、ここからが本番だ。さっさと片付けて基地に帰るぞ!」それは、いつもの戦いの前にかける言葉だ。
穂:じゃきん、と両手剣を構える。いじょ。
GM:では、戦闘に移ります。
GM:シーンエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン2
 第1ラウンド。

GM:各自、感覚を申告するよーに。
GM:月霊の感覚は18、ホイシュレッケの感覚は7
沙羅:ナビ修正入れて16
紫音:11。
穂:こっちは6
ジークベルト:本人のみで3だ(笑)
ジークベルト:ホイシュレッケは、3グループ別エンゲージ?
GM:3グループ別エンゲージ。距離は月霊の前方。PCとの距離は……1回の普通の移動で届くということで。

GM:と、まずはセットアップから。
GM:月霊は《機会射撃》を宣言。バックパックが競りあがって、肩部・背部ユニットが展開。砲撃準備に。
GM:取り合えず、このターンは[待機状態]に<月霊
GM:へっへっへ。動けばその瞬間にズドンといくぜー(笑)
穂:動けばね(にたり)
沙羅:動けばね
紫音:動けばね
GM:と、とりあえず、セットアップが他に無ければメインの行動。
ジークベルト:さて、1ターン目は月霊には届かんか
沙羅:ホイシュレッケが封鎖してるだろうから届かないでしょう
ジークベルト:1ターン目はホイつぶしやらんとな
沙羅:そゆことですね。
ジークベルト:《リーダーシップ》《ミサイル支援》取得いいですか?(笑)
ジークベルト:これでホイは無力化できる(笑)
GM:し、しまったー!!(笑)。特技取得はOK。
ジークベルト:経験点10点消費。ということで《リーダーシップ》宣言
GM:よござんす。きなさーい。
ジークベルト:ジーク→沙羅→紫音→穂→ホイ→月霊の順で。

ジークベルト:「対天使ミサイル発射準備。雑魚を一掃するぞ!」
GM:メイ『了解。ミサイル発射管1番から8番まで安全装置解除。目標に照準合わせ』
ジークベルト:《ミサイル支援》《忠誠》ロゴス3で4レベルに。さらにダイスブースト10
GM:了解。判定どうぞー。
ジークベルト:#13c4+5 ミサイル支援
●ダイス:Siegbert:13c4+5=10(1,5,1,2,1,3,2,5,5,2,1,4,4)+5= 15
ジークベルト:「ファイエル!!」
GM:………全滅かよ、いきなりっ!!(笑)
GM:メイ『全弾命中を確認。敵天使兵、殲滅完了です』
ジークベルト:「道は開けた。全機突入せよ!」
沙羅:「了解」
紫音:「……了解、ありが、とう、ございます」

沙羅:GM、月霊までの距離、mかKm単位でお願いします。
GM:彼我の距離は……そだね、500mで。
沙羅:りょうかーい。移動の必要なし。全力をもって死亡ゲージ埋めますのであとよろしく。
GM:げ、500mだったらシュトルムの攻撃が届きやがる!?(笑)
GM:来なさい沙羅っ!!
沙羅:《接合》《鷹の目》使用、5レベルダーザイン3つ昇華、ロゴス100点投入、射撃戦闘4→5へ
GM:うっしゃこーい。
沙羅:行きます
沙羅:#120c5+30
●ダイス:Sara:120c5+30=98(6,6,6,1,4,6,3,3,1,5,1,1,2,4,3,2,2,2,6,6,1,6,4,4,
3,5,4,4,5,2,4,6,6,2,4,5,2,2,4,6,2,3,2,1,1,4,2,6,6,4,5,2,2,3,6,4,1,6,2,2,2,
2,3,4,6,2,2,3,1,1,6,5,3,4,5,3,3,2,4,6,5,4,6,5,1,2,6,2,1,1,4,6,4,4,4,3,1,3,
1,5,5,5,5,2,5,1,4,1,4,1,6,5,4,5,5,2,6,1,5,3)+30= 128
GM:#24c3 <回避3> だめもとの回避ー
●ダイス:haga_GM:24c3=12(2,1,1,5,1,6,2,6,4,3,5,2,6,4,2,4,6,1,3,3,4,1,4,5)= 12
GM:半分成功か。それでも1/10かよぅ(笑)
沙羅:はい116成功ですね。(笑)
GM:ダメージください、センセェ(笑)
沙羅:ダメージは138です。116+22ですので
GM:装甲だけは硬いのだ。硬いのだが……ンなダメージには耐えられません。死亡ゲージ受けです(笑)
GM/桐子:『serra……serra……serra』痛みに悶えているらしい。
沙羅:「紫音、穂、後はお願いします」
紫音:なら、とどめ行きましょうか。

紫音:「了解……さよなら、おばさん」《リミッター解除》! Lv4ダーザイン三つ、Lv5ダーザイン一つ昇華、
紫音:さらに誘導兵器Lv4→Lv5
紫音:で、ロゴス100突っ込む。
紫音:ダイスに。
紫音:さて、行かれますか。武器選択「呪法誘導対天使ミサイル」、攻撃しますわ
GM:了解。判定をどーぞ。
紫音:#105c5+34
●ダイス:shinon:105c5+34=93(2,3,3,1,1,1,2,2,1,1,3,3,4,4,1,2,3,5,5,2,3,1,
3,4,6,2,6,4,2,1,5,2,5,6,4,2,5,6,3,3,4,6,6,3,1,2,6,3,1,4,2,6,5,6,3,4,1,3,
4,2,2,4,4,2,2,6,4,5,4,5,4,5,3,3,5,5,3,1,1,2,3,3,3,2,3,4,6,4,5,2,1,4,2,4,
3,1,2,2,4,5,5,6,1,5,5)+34= 127
GM:ミサイルが弧を描くように、月霊に命中する。
GM: 桐子『serra……serra……serra』
紫音:#12c5 そして振り直し分。
●ダイス:shinon:12c5=11(1,4,4,2,5,3,4,5,6,3,4,3)= 11
GM: 桐子『…タシ…復シュ…serraaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!』
紫音:167ダメ。
GM:直撃弾を受け、月霊の機体が爆発。
紫音:「……こちら、クレーエ、ツヴァイ……敵機撃墜、確認…………どうか、安らかに、おばさん」
GM:メイ『敵機、消滅。皆さん、お疲れさ……』
ジークベルト:「まだ、終わってないぞ。海幸彦の動力部を止めるんだ。天使化が始まっているぞ」>穂
GM:メイ『!? プラント内の天使核反応、未だ健在です!! 早くプラントから取り出さないと大変な事に!!』
穂:「わかってる……リュンマ、天使力反応、探れる?」
GM/リュンマ:「プラントを壊すのはマズイですよねえ。そうすると……」(カタカタ)
穂:「明日からのご飯が食べられなくなるのは困るわね(苦笑) 見つけた?」
GM/リュンマ:「ビンゴです。この機関部、整備が簡単に済むようにブロック化されてるんです。ここ、切り離しちゃいましょう」
ジークベルト:「取り出すような器用な真似ができるのは、君の機体だけだ。頼むぞ」>穂
沙羅:「穂、リュンマ、頼みます」
GM:という訳で、攻撃判定を要求する。手持ちの武器で機関部のブロックを切り離すのだ。
GM:無論無機物なので回避はしないけど、HP(爆)は割と高めに設定してます。ご注意を(笑)<機関部
GM:こちらのHPは100です(ニヤリ)

穂:「…ふーん、このへん、か…」
穂:軽く目を閉じ、天使力の源に意識を集中させる
穂:接合つかって8スタートか……
穂:《操気術》とか呟いてみるテスト。
穂:#8c4
●ダイス:Minoru:8c4=4(6,4,4,5,2,6,1,5)= 4
穂:ロゴス3消費で4成功
GM:こちらは無論回避しなーい。……で、《操気術》でロゴスに100点?(笑)
穂:武器修正が19だから23ダメ。《操気術》で77追加してちょうど100.
穂:このGMのことだから、過剰ダメージはギガプラントに被害とか言い出しそうだし(笑
GM:ちぃ、バレてたのか(笑)。余剰ダメージは確かにプラント本体に回す気でした。
GM:では―――ツヴァイハンダーが一閃し、ブロックを見事に切り離す!!
穂:「これで一安心、ね。終わったわ」
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン1 「お疲れ様」
 シーンPC:紫音。

GM:という訳で紫音。エンディングの場所と会話したいNPCを指定せよ。
紫音:ふむ。会話したい人はアクシアさん。場所はお任せで。
GM:場所は瑞穂基地の……そうだ、士官食堂にしよう。

GM/アクシア:「今回はお疲れ様でした、卯月少尉」
GM:作戦終了後、今回迷惑をかけたお詫びと言う事で、紫音は士官食堂に呼ばれている。
紫音:「……あ、ありがとう、ござい、ます」
紫音:まだ少しガチガチ。
GM/アクシア:「やーねぇ。軍だって言っても個人の付き合いはフランクにいきましょ、ネっ!」
紫音:「…………は、はい」
GM:料理の載った皿を置いたアクシアから、ばーん、と背中を叩かれる
紫音:見知らぬ他人にやられたら、脱兎の如く逃げ出すだろう。
GM/アクシア:「今回は、天使派の連中が桐子・ランドルトに利用される形になった訳だけど。それでも、人間を相手にするのは気が重いものね」
紫音:「はい……あの、おばさんも、とても……悲しい、人でした」
GM/アクシア:「少尉。今回の事件で色々と思うところがあったかも知れないけど……」
紫音:「…………だ、大丈、夫、です」
GM/アクシア:「あの未熟な雛鳥たちを護ってやって頂戴ね。世の中にはまだ、あんな真っ直ぐな人間もいるんだって事を、忘れないで」
紫音:「………………はい」
GM/アクシア:「ん、それが聞きたかったの。それじゃ、戴いちゃいましょうか!」
紫音:「……いた、だき、ます」
GM:戦いは人の歩む道を、ココロを狂わせる事もある。
GM:だからこそ自分は護っていこう。あの未熟な雛鳥たちが羽ばたけるようになるまで……。
GM:そんな事を聞いたら、あの隊長は何と言うだろうか……?
紫音:(……土産話とか、けっこうできたかな)
紫音:「……くす」
紫音:隊長や先輩以外に、初めて笑みを見せる。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン2 「過去の亡霊」
 シーンPC:ジークベルト。

GM:さて、エンディングの場所と会話したいNPCとを指定せよー
ジークベルト:ヴィヴリオで。場所はいうに及ばず(笑)
GM:では、ヴィヴリオの執務室ということで。

ジークベルト:「……以上で、海幸彦の件は一応の解決を見ました。無論後始末はこれからですが」
GM/ヴィヴリオ:「今回もご苦労だったな、ノイマン大尉」
ジークベルト:「……いえ、いつものことですから」>ヴィヴリオ
ジークベルト:「天使派の件に関しては、瀬名少尉と居蔵少尉に既に調査を支持しています。おそらく近日中には、報告書を提出できるかと」
GM/ヴィヴリオ:「ああ、了解した。それにしても……」
ジークベルト:黙って、次の言葉を待つ。
GM:締め切ったままのブラインドに手をやり、サッシを弄りながらヴィヴリオは呟く。
GM/ヴィヴリオ:「(かしゃ)……そうか……桐子・ランドルトが死んだか……」
ジークベルト:「クローンは1体限りではないようですね」
GM:そう呟く彼女の目は、どこか遠くを見つめている。
GM/ヴィヴリオ:「――彼女は、用意周到さ」
GM/ヴィヴリオ:「だが、それが狂い出せばまた我々か、どこかの誰かが出張って“始末”するのか。やり切れんな」
ジークベルト:「立ち塞がる限りは、何度でも“除霊”するしかありませんね」
ジークベルト:「未来に希望をつなげるためには」
GM/ヴィヴリオ:「そういう意味では、ボクも過去の亡霊かも知れないね……?」
ジークベルト:「亡霊は未来を見ませんよ。未来を見るのは、生きている人間の特権です」
GM/ヴィヴリオ:「違いない。済まなかった」
GM/ヴィヴリオ:「とにかく、ゆっくり休んで英気を養ってくれ」
GM:退出しろ、と視線で語る。
ジークベルト:「それでは、失礼します」そう言いつつ報告を結ぶ
GM/ヴィヴリオ:「まるで過去の自分を見るような思いだな。……まったく、やり切れんよ」
GM:退出する時、ジークの背中にそんな声が投げかけられた気がした……。
ジークベルト:「(亡霊に天使……。この国の未来を塞ぐものはまだまだ多いな……)」
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン3 「もしも私が」
 シーンPC:沙羅。

GM:さて、エンディングの場所と会話したいNPCとを指定してください。
沙羅:格納庫で凍相手かな。穂とのからみでもいいんだけど。
GM:では凍と格納庫で

GM/中島:「何やってやがる!! モタモタしてっと海に叩っ込むぞ!!」
GM:今日も中島班長の叱責が響く、シュネルギア整備用ハンガー。
GM:現在、2番機は整備班の手によって大規模なオーバーホール中であった。
GM/凍:「……………」(じーっと2番機を見上げている)
沙羅:「ここのところ無理させたからね…」一緒に見ている。
GM/凍:「………沙羅」
沙羅:「ん?」
GM/凍:「……沙羅は、辛くない?」
沙羅:「どうして?」
GM/凍:「桐子・ランドルト……二度も、殺した事」
沙羅:「辛くないって言ったら嘘だよね。でも、辛いからって逃げたら、もっと後悔するよ。だから私は……忘れない」
GM/凍:「沙羅。………もしも」
沙羅:「ん?」
GM:2番機から視線を沙羅に転じ、凍は呟く。
GM/凍:「もしも、私が死んだら……誰か、後悔…………してくれる?」
沙羅:「少なくとも私は悲しいし、基地のみんなも悲しむよ。だけど、いつも言ってるでしょ。絶対負けないって。負けない限り死ぬ事はない。でしょ?」(ニコッ)
GM/凍:「……ん(こくり)。……沙羅と居れば、何にでも立ち向かっていける」
GM/凍:「……そんな気がする」
沙羅:「さ、いこ。今日はオフなんだから、ゆっくりしようか」
GM/凍:「……うん」
GM:ほんのり淡く、最高の相棒は微笑った。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン4 「魂込めて」
 シーンPC:穂。

GM:お待たせしました。場所と会話したいNPCを申告してください。
穂:中島のおやっさんくらいかなぁ。
GM:では、中島のおやっさんと整備ハンガーですな

GM:整備の為、ハンガーへと向かう穂。
GM:途中、沙羅と凍とすれ違ったりなんかするのだが……
穂:軽く手を上げてすれ違う<沙羅
沙羅:そこに軽くハイタッチ
GM:ともあれ、やって来た整備ハンガーはいつもの喧騒に包まれていた。
GM:技術畑の穂としては、この空気はやっぱり懐かしいものがある。
穂:とっとことっとこ。蘇芳丸のほうに歩いていく
GM/中島:「おぅ、お嬢か。お前さんの機体ならホレ。今調整が終わったトコだぜ」
GM:言って、“楯無”の取り外されたリッターを指差す。
GM/中島:「今回の活躍を聞いたら、鬼の旦那の手下が持って行っっちまいやがった。……やっぱ喰えねェ人だな、オイ」
穂:「まぁ、ねぇ」なんともいえない笑み<食えねぇ人
GM/中島:「ま、お嬢はこっちの方が好みだろうからいいんだろうけどな」(苦笑)
穂:「……やっぱり、こっちのほうが良いなぁ」<楯無はずし
GM/中島:「それにしても……今回は大変だったな。あのプラント、修理に時間がかかって暫くは食糧生産ペースが落ちるらしい」
穂:「あー、思いっきり壊しちゃったから……一応、もろいところは避けてたつもりだったんだけど」
GM/中島:「ま、それだけで済んだのはお嬢の活躍って事か」
穂:「そうだけど、敵さんの機体持って帰れなかったのが残念ね。あたしの持って帰った映像だけじゃ、あんまりわかんないでしょ?」
GM/中島:「いーんだよ。使い手の魂の篭らねェ兵器はただの凶器。お前さんらみたく、“心”をもって戦いに望もうって奴らにゃ、毒にしかならん」
GM:そう言って、穂の頭にぽふ、と手を置いて撫でる。
穂:「中島さんらしくないよ、それー。あたしたちが心を篭めて、使ってやればいいんじゃない(笑)」
GM/中島:「くっ――はっはっはっは! こいつァ一本取られたなオイ!」
穂:「えへへ……うん、これからもよろしくお願いします(ぺこり)」
GM/中島:「おう、よろしく頼むぜ」
GM:そう言って、中島は手を差し出す。
穂:それを握り返して。
GM:生きていれば、道を間違える事もある。だが……自分たちにはこんな暖かい仲間がいる。
GM:彼らと居る限り、どんな困難の中でも真っ直ぐにやっていけそうだ。
GM:愛機を見上げ、穂はそう思った。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 綾瀬穂@銀目猫:6点
 時祭沙羅@Torl:6点
 ジークベルト・ノイマン@越後屋:6点
 卯月紫音@高菜葉:6点
 GM@葉隠:24/3+1=9点

【雑感】
 ギガプラント1号棟が占領されたらヤシマ終わっちゃうんじゃ……。
 そんな危機的状況から始まるセッションは、“天使派”の乾坤一擲を隠れ蓑にした、とある女性の復讐劇。しかし、あれが最後の彼女とは思えない。きっとまだ別人なり本人なりスペアなり居そうな気がするが、それは気のせいというコトで。
 “天使派”の連中には「ヤシマの食料源を断てばあっさり要求は通る」とフカしておいて、実は足立海軍基地にぶつけるつもりなあたり、実に腹黒い御方。
 なお、本編で1号棟は“海幸彦”と呼ばれているが、ホイシュレッケに喰われた2号棟は何て名前だったのだろう……(笑)。400平方キロメートルもある巨大構造物が果たしてヤシマ近海には何棟あるのか、考察してみるのも面白いかも。何となく4〜5棟くらいあったりして。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠