エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第51話『戦場は、僕たちの学校』◇

「海の向こうの国から来たテロリストよ」
――ジュライ

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 帝都にもほど近い瑞穂市。瑞穂基地があるゆえか、市立瑞穂中学校には特別クラス“A”組が存在する。
 天使核を持つギアドライバーやナビゲーターに管制官……。そんな生徒たちが集まるクラスである。
 つまりは、明日を担う兵士が集まっている学校なのだ。
 ……敵もそれに気がついていた。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第51話
 『戦場は、僕たちの学校』

「……嫌な予感が、するんだよ」


シナリオハンドアウト
▼PC1 矢神 翔一  ギアドライバー/スナイパー
 ナビゲーター:セラピア・パルマコン
 ダーザイン:【セラピアからの信頼】
 君はいつも通り学校に通っていた。そう、いつも通りの日常だ。
 ひとときの間、戦争を忘れて相棒やみんなと笑い合える時間。
 けれども……爆発音とともに、それは終わってしまった。
 ここも戦場だ。相棒を守れるのは、君だけだ。

▼PC2 カタリナ・フィアレイン  管制官
 ダーザイン:【ジュライからの憐憫】
 君が通っている瑞穂中学校が、突如占拠されてしまった。
 軍の関係者に守られているにも関わらず、美しいほどに鮮やかな手腕だった。
 そして今、金髪のエージェントは銃をつきつけ、君にこういった。
「Nice to meet you? ……貴方が人質よ」

▼PC3 内海 衛至  情報将校
 ダーザイン:【アクシアからの期待】
「瑞穂中学校が占拠された」
 ……この情報が基地に届いたのは、発生より1時間後だった。
 その解決は、アクシアを中心に編制された陸戦部隊の任務となり、そこには君の名もあった。
 ギアドライバーたちや一般の生徒を守るという、今回の任務はとても困難なものだろう。
 だが、やらねばならない。戦友も一緒なのだから。
「じゃぁ、いきましょうか。期待してるわよー?」


自己紹介
翔一:「G3所属ギアドライバー、矢神翔一少尉であります」
翔一:「――え? ええ。よく冷めてるとか、達観してるとかは言われますね」
翔一:「どう足掻いても人間、いつかは死ぬわけですし、そんなものかと」
翔一:「ですが……絶対に諦められないものもある。それも人間なんでしょう」
翔一:「まあ、こんな風に考えられるようになったのも、とある奴の影響なんですけどね……って」
翔一:「セラピア! 客人の前で踊るんじゃない! ええいこのたわけ、待て、逃げるな!」どたばたとフェードアウト
翔一:ギアドライバー/スナイパー ナビゲーターはセラピア
翔一:所持ダーザイン【セラピアからの興味/2】【自己からの侮蔑/2】【香夜からの信頼/2】
翔一:シナリオダーザイン【セラピアからの信頼/2】.PC間ダーザイン【カタリナからの連帯感/2】
翔一:以上、よろしく

カタリナ:「瑞穂中学高等部1年、カタリナ・フィアレインです。カタリナって言いにくかったら、フィアで良いですよ」
カタリナ:「つい最近まで普通の高校生だったはずなんですけれど……」
カタリナ:「教室に3発の銃声が響き、私たちの学校で戦闘が始まった……あら? これって何かゲームのオープニングみたいですね(くすくす)」
カタリナ:「そんなわけで私も“戦争”に参加することになりました。どうぞよろしくお願いします」
カタリナ:わずかにとがった耳と魔法の力を遠い先祖から受け継いだ少女。
カタリナ:外見はいまだ未定(待てよ)
カタリナ:シナリオダーザイン【ジュライからの憐憫】
カタリナ:PC間ダーザイン【内海からの有為】
カタリナ:以上、よろしくお願いします。


内海:「俺はヤシマ陸軍大尉。内海衛至だ」
内海:「ん? メーヴェ時代の話? そんな昔のことは忘れたなぁ」(へらっ)
内海:「今はいちおう、シュネルギア第2小隊の指揮を預かっている。小さい部隊だが、実力は兼ね備えてるつもりだよ」
内海:「ま、何より生き残ることが肝心さ。そのために、君にも協力してもらいたいところだね。……やってくれると期待してるよ?」
内海:初期ダーザインは【ヤシマからの信頼/2】【アクシアからの友情/2】【維馬篭からの有為/2】
内海:シナリオダーザインは【アクシアからの期待/2】
内海:PC間ダーザインは【翔一からの半信半疑/2】
内海:以上(オーバー)!

■オープニングフェイズ/シーン1 「平和な時間は終わった」
 シーンPC:翔一。

GM/まどか:「きりーつ! ……礼! 着席!」
GM:なぜかトゥアレタ不在の期間中、代理を任された瀬名まどかの号令とともに、特別クラスの授業が終わる。
GM:喧々轟々。授業という鬱憤を晴らすかのように騒がしくなる教室。
GM:ありふれた日常が……ここにある。今は、だけれど。
GM:いつの間にか、翔一の隣にあらわれるツインテールの女の子。
GM/セラピア:「翔一ちゃ〜ん。……すきっ」
翔一:「ふう。やれやれ、それじゃ部活に――は?」
GM/セラピア:「……だから、次の現社の宿題見せてほしいんだよ〜」
GM:ぴょこんと跳ねるように飛びついてくる。
翔一:「また忘れたのか……って、ええいっ、分かったから抱きつくなっ!! お前は衆人環視の視線というものが気にならんのかっ!?」
GM:ひゅーひゅー! と声があがる。
GM/セラピア:「抱きついてなんかないんだよ〜。くっついただけなんだよ」
翔一:「それを! 世間的には! 抱きつくと見るんだっ! そもそも何で宿題忘れたんだ……また何かやってたのか」
GM/セラピア:「ぷっぷくぷー」
GM:唇をとんがらせるセラピア。
翔一:流れるように体勢を入れ替えて、ヘッドロックをきめにかかる
GM/セラピア:「翔一ちゃんはもっと、できない人の気持ちを知ったほうがいいんだよ」
GM:逆に抱きつかれているような格好で……セラピアはいつもの眠そうな笑顔で言う。
翔一:「――そういう風に、たまにまともな事を言うから、お前は」溜息をついて離れる
GM/セラピア:「まぁ、別のことに興味もっちゃたボクも悪いんだけどね〜」
翔一:「あ ん だ っ て?」
翔一:宿題のノートを取りだしつつ
GM/セラピア:「……ボク、なにもいって」
GM:ブォン! バァン!
GM:大きな爆発音、そして振動。学校が揺れる。
翔一:「ったく。ほら、早めに――」
GM:セラピアの言葉も遮られた。
GM:波を打つように広がる悲鳴。
翔一:「――っ!?」突然の衝撃にたたらを踏みつつ、咄嗟に横のツインテールを庇う
GM/セラピア:「……なんだろうね〜」
翔一:「実験の不手際……とかだといいんだけどな」
GM:ブォン! バァン! 爆発音は、続く。
GM:揺れが激しくなっていき、立っていられないほどに。
翔一:「(よりにもよってトゥアレタも伊音も居ない時にか……こりゃ、パニックだな)」
GM/セラピア:「なんか」
GM/セラピア:「……嫌な予感が、するんだよ」
翔一:「ああ。これ以上ないほどに、な」
GM:平和な時間は終わった。ここは、もう多分―――。
翔一:背筋を伝う汗。自分でも気付かぬ内に、セラピアを抱き留めている腕に力が入っていた。
GM:では、シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「貴女が人質よ」
 シーンPC:カタリナ。

GM:教師「あー、それでは、今日はこのへんで」
GM:初老の教師の声とともに普通クラスの授業が終わる。
GM:半分以上空いた席。教室は、とても静かだ。
GM:教師「あー、フィアレイン君。次の授業で使う実験機器を準備室からもってきてくれんかね?」
カタリナ:「あ、はい。わかりしました」
カタリナ:人の少ない教室にちょっとした寂しさを感じながら、それを振り払うように
GM:旧校舎に近い準備室への廊下は広く誰もいない。ここも、とても静かだ。
GM:ブォン! バァン!
GM:大きな爆発音、そして振動。学校が揺れる。
カタリナ:「きゃあっ!」
GM:目の前が煙で白く染まっていく。遠くの方でも、爆発音は響いているようだ。
カタリナ:思わずへたりこみ「な、何? 天使警報、出て無かったわよね……?」
GM:かつ、かつ、かつ。煙から影が現れる。
GM/女:「……見つかったのは不幸だけれど、これも運命ね」
GM:かちゃり。
GM:金髪のボブカットに黒いレザースーツ。その瞳はミラーシェードで隠され、光は読めない。
カタリナ:「え? あの、……?」
GM/女:「Nice to meet you? ……貴女が人質よ」
GM:その手に構えた『M1911A1ガバメントモデル』をつきつけ、金髪のエージェントはそういった。
カタリナ:「……え?」
GM/女:「こちら、ジュライ。これより作戦を開始するわ。マーチ、そっちもよろしくね」
GM:インカムで何かを話ながらも、銃口はしっかりと。
カタリナ:突きつけられた銃口があまりにも日常とかけ離れていて……今、目の前で何が起こったのか、把握できない
GM/ジュライ:「大人しくしてれば何もしないわ、お嬢さん? 私のいうことを聞いてくれるわね?」
カタリナ:「……うそ、そんな……」
GM:ズキューン。
GM:床が、はじける。
カタリナ:「えっと……あの、は……い」>ジュライ
GM/ジュライ:「こういう、ことよ。アンダスタン?」笑った。
カタリナ:「……っ!」ようやく、今“戦争”が起きているのだと実感する
GM/ジュライ:「じゃ、仲良くしましょうか。名前、聞いてもいいかしら?」
カタリナ:「あ、私はカタリナ……カタリナ・フィアレインです。クラスは高等部1−2……」
カタリナ:「あの、あなたは……?」
GM/ジュライ:「海の向こうの国から来たテロリストよ」
GM/ジュライ:「私はジュライ。まぁ、コードネームだけどね。よろしく、カタリナ」
カタリナ:「は、はい……よろしくおねがいしま、す?」
GM/ジュライ:「よろしく。さぁ、いきましょうか」
カタリナ:「え、えっと……どこに行けばいいんでしょう?」
GM/ジュライ:「特別クラス。……サマークリスマスの、はじまりよ」
GM:テロリスト……否、エージェントは笑った。
GM:では、シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「期待してるわよ?」
 シーンPC:内海。

GM/アクシア:「それじゃあ、作戦概要を説明するわ」
GM:ガタガタと揺れるトラックの中、G3大尉アクシア・リヒトヴィッツが口を開く。
GM/アクシア:「テロの発生は1時間前。瑞穂中学が占拠されたわ」
GM/アクシア:「恐らく敵は合衆国。数はそれほどでもなさそうだけど、見事なまでの手際ね」
内海:「……っていうか、アクシア」
内海:「あの学校のセキュリティには万全を期していたはずだろう? それが何でこんなことに?」
GM/アクシア:「そんなの知らないわよー。私だってまだ全てを把握してないの」
内海:「やれやれ」(肩竦め)
GM/アクシア:「今、伊音ちゃんたちシュネルギア隊が迎撃してる――隼雄方面の大規模な天使部隊も。これの布石だったと見るべきね」
GM/アクシア:「しくったわー。まぁ、大佐が直卒であっちに行ってるから、私と……」
GM/アクシア:「エイジがこっちに残ってたのが、不幸中の幸いね」くすりと笑う。
内海:「まぁ、その意見には同感だ」(頷く)<不幸中の幸い
内海:「で、どうする? おそらく人質が取られているとは思うが……」>アクシア
GM/アクシア:「貴方ならどうする、エイジ?」
内海:「うわ、いきなりそー来るか?!」(とっほほ)
内海:「まぁ、そうだねえ……」(思案顔)
内海:「とりあえずネゴシエーションしつつ、敵の規模を把握。しかる後に陸戦隊を一気呵成に投入してこれを制圧、ってのが常道だが」
内海:「でなきゃ、アペルギアでも持ってきて……いやいや、これは最後の手段、っと」(ひょい、と手荷物を脇にどける動作)
GM/アクシア:「常道ね。ただ、問題なのは……」
GM/アクシア:「こっちに残してた唯一のギアドライバー組、翔一くん&セラピアちゃんも学校の中」
内海:「それなんだ、問題わ……」(がっくり)<ギアドライバーの
GM/アクシア:「一般クラスの子も残ってるしねえ。はぁー。なんで私らってこんなんばっかり」
内海:「いや、待て。アクシア……君は授業じゃなかったのか?」
アクシア:「今日はキャンセル。大佐が居ないのに、アタシが基地空けるわけにいかないでしょ?」
内海:「……まさに不幸中の幸い、か」(遠い目)
GM/アクシア:「でも、ま」
内海:「ん?」(ちょっと不敵な顔でアクシアを見る)
GM/アクシア:「私たちには、いつも通りよね」顔をあげ、エイジを見据え。
内海:「――ま、そうだな。いつものことさ」(肩を竦めつつ、フ、と笑う)
GM/アクシア:「OK、私が正面から時間を稼ぐわ。エイジ、貴方はその間に」
内海:「潜入・破壊工作はお任せあれ」
内海:ズパっ、と気取った風に一礼。
内海:「君も、なるべくだらだらと時間稼ぎをしてくれよ。アクシア?」
GM/アクシア:「2人の確保を最優先。一般の子に、少々の被害はやむなし」
GM/アクシア:「けど、貴方ならそれも出さない。期待してるわよ?」そっちは任せて、というアイコンタクト。
内海:「――了解。メーヴェのヒロインの期待にはお応えするさ」
内海:ピッ、とかっこつけて敬礼し――学校が見える前にトラックから身を躍らせて離脱。
GM:そう、もう学校は……戦場なのだ。
内海:そのまま、別ルートで瑞穂中学校に単独侵入作戦を開始する。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠