■オープニングフェイズ/シーン3 「面倒見」
シーンPC:ほのか。GM/ヴィヴリオ:「ここにいたか、灰原中尉。君に頼みたいことがある」
GM:管制室に君がいるのを認めると、彼女はそう言ってきた。
ほのか:「……はい? どうしました、大佐?」
ほのか:きょとん。
GM/ヴィヴリオ:「うん、新しい人間戦車と、そのパイロットが届くことになった。その面倒を見て欲しい」
ほのか:「人間戦車……パイロット…………どんなギア、あとどういうドライバーですか?」
GM/ヴィヴリオ:「まだ実験機ということで、すぐに戦力に組み込むことはない。が、使えるものならできるだけ早く使いたい……任せても良いか?」
ほのか:「わかりました…………あの、大佐?」
GM/ヴィヴリオ:「詳しいことはこれを見ろ。……汎用型、とでも言うのかな」
GM/ヴィヴリオ:「同一の設計で、装備に合わせて動的にパワーバランスを取るコンセプトということらしい」
ほのか:「……汎用型、ですか。と、そうだそうだ」
GM/ヴィヴリオ:「うん?」
ほのか:「そのギアドライバーって―――男ですか?」ずい
GM/ヴィヴリオ:「君より少し年下の少女らしい……残念だったか?」苦笑して
ほのか:「あふンっ」がたっ。地面にがっくりと(笑
ほのか:「……はっ、し、失礼しましたごめんなさいあうあうあうーっ」あせあせ、と立ち上がって姿勢を立て直して
GM/ヴィヴリオ:「天使核を持っている者自体、女性のほうが多いからな」
ほのか:(……でも、ギアドライバーは男が多いんだよね?)
GM/ヴィヴリオ:「ともあれ、到着は3日後らしい。それまでに目を通しておいてくれ」
ほのか:「わかりましたー……」
GM:お菓子鉢からアンパンを1袋つかんで、ヴィヴリオは帰っていきました……。 ほのか:「…………はっ、あんパンがー、あうー」姿が見えなくなったところで。
GM/プシナプシナ:「ほのかさん、どんな人が来るですか〜?」
ほのか:「……女の子だってー。ギアドライバーに関しては男の比率の方が多いのにさー」
GM/プシナプシナ:「わたしは女の人でもいいですよ〜。んしょ……あ、エルフェンの人なんだ」
ほのか:「あぁッ、勝手に取らな……はひ、そうなの?」
GM:ぷしなの見ている写真に写る少女はとがった耳とアーモンド形の瞳を持っている
ほのか:「……へー、この子なんだ」
ほのか:「えーと、名前はなんて……というか、読まなきゃアレなんだ、資料返して?」
GM/プシナプシナ:「わたしも見たいですよ〜」とりあげられた資料を、ぴょんぴょんと飛び跳ねて取り返そうとする
ほのか:「わかったわかった、一緒に見よ? それならいいでしょ、ね?」
GM:名前はシルヴィア・エリュドリン。兵器開発局所属、となっている
ほのか:「……しるびーちゃんだって」
GM:同時に届く新型機は2台、桜色のキルシュブリューテ、そして純白のシュネーヴァイス
GM:どちらも、搭乗員1名……合衆国製人間戦車、フーファイターと同じ単座機だった
ほのか:「……あー、私これ乗りたーいっ」桜色のキルシュブリューテのところを指さして
GM/プシナプシナ:「ずるいです、ぷしなも乗りたいですよ〜」きゃいきゃいとほのかの周りを飛び跳ねている
ほのか:「無理なのはわかってるけど…………って、一人乗り?」
ほのか:「……やっぱやだなー、こういう一人乗り機って不吉だし」
GM:そして3日後。巨大な輸送機が瑞穂基地に降り立った。
GM:シーンエンド。 |