エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第43話『舞う雪の中で』◇

「お前抜きで――、あんな化け物と、まともにやりあえるかっ!」
――橘響

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 強大な「合衆国」の天使兵に対し、ヤシマ=統一帝国が開発した最新鋭兵器シュネルギア。
 それは期待された……あるいはそれ以上の成果を上げているが、戦闘機やフライングユニットにはない致命的な弱点を持っていた。ギアドライバーとナビゲーター。いずれかが欠けても戦力として計上できない……それが常識だった。
 しかし、それは過去のものとなるのかもしれない……。

「はい、あれに乗るのは私1人……それとあなた1人、です」

 3年前ずぶ濡れになって震えていた小さな少女は今、空を舞う。
 その背には、どこまでも白い翼が羽ばたいていた。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第43話
 『舞う雪の中で』

「おひさしぶりです。えへへ……来ちゃいました」


シナリオハンドアウト
▼PC1 橘 響  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:草薙伊音
 ダーザイン:【自身からの喪失感】
 君のパートナーは、前回の戦闘によるダメージが抜け切らず、ずっと病院の中にいる。
 その間、君は“ギアドライバー”たる資格を喪失していた。

▼PC2 ハインリヒ・インメルマン  機械化兵
 ダーザイン:【シルヴィーからの信頼】
 新しく配属になったギアドライバーだと紹介されたその少女は君の知った顔だった。
 かつて君が助けた女の子が、3年分だけ成長した姿でそこにいた。

▼PC3 灰原 ほのか  管制官
 ダーザイン:【ヴィヴリオからの信頼】
 新しいギアドライバーが着任するということだ。
 ヴィヴリオはあなたに新人の監督……といっても世話焼き程度だが……を命じた。


自己紹介
響:「オレは橘響。響(ヒビキ)でいいぜ」
響:「いちおう少…中尉になったんだっけか。シュネルギア3番機“マサムネ”のドライバーだ」
響:「気がつきゃ、オレもけっこう古株になっちまってるんだよなぁ……」
響:「っと、忘れるところだった。ナビゲーターは草薙家の伊音ちゃんな。冗談は通じない方だから、気をつけろよ……っとと、悪ィ悪ィ(苦笑)」<睨まれた(笑)
響:「ま、よろしくな。とりあえず、お互い頑張ろうぜ」
響:#ダーザインは【草薙伊音からの幸福感/2】【自己からの執着/2】【自身からの喪失感/2】【灰原ほのかからの友情/2】。
響:以上(オーバー)!

ハインリヒ:「俺の名はハインリヒ・インメルマン」
ハインリヒ:「ま、いまや瑞穂の機械化兵の代表格ってわけだ。一番古株だな」
ハインリヒ:「なにかあったら、相談に乗るから一人で抱え込むんじゃないぞ」
ハインリヒ:天使の血を引く大戦を生き抜いた叩き上げの兵士です。
ハインリヒ:ダーザインは橘響からの畏怖:2LV、シルヴィーからの信頼:2LV
ハインリヒ:以上


ほのか:「どもどもー、灰原ほのかでーっす」
ほのか:「年齢は16歳。階級は中尉だけど、そんな中尉さんとか、階級で呼ばなくていいからね」
ほのか:「3番機マサムネ、発進、どうぞ! なーんてね。管制官やってまーす」
ほのか:「色々よろしくお願いねー。でわでわー」
ほのか:初期ダーザインは【小隊からの信頼】【軍上層部からの期待】
ほのか:シナリオダーザインは【ヴィヴリオからの信頼】、PC間ダーザインは【響からの友情】
ほのか:以上です。よろしくね!

■オープニングフェイズ/シーン1 「過去」
 シーンPC:ハインリヒ。

GM:1996年のある冬の日。ハインリヒたちは呪装船団の護衛のため出撃していた。
GM:いつもいつも護衛が必要だとは限らないが、今回は当たりだったらしい。
GM:船団を取り囲むように十数体の下級天使の群れがあり、やや離れた位置には主天使級と見られる天使が見える。
ハインリヒ:「は、今日はいやに多いじゃないか」
GM:僚機「だが、いつものことさ。でかいやつが来る前にとっとと引き上げよう」
ハインリヒ:「こちらブレード1。ブレード2、3、4、付いて来いよ」
GM:ぱっと散開し、下級天使たちの群れに突っ込んでいく。
GM:僚機「了解!」
ハインリヒ:愛機を、一気に加速させ正面から突っ込む
GM:ここにいるのは歴戦の強者たち、下級天使たちを難なく駆逐していく
ハインリヒ:「こちらブレード1。主天使の射程には入るなよ。蒸発するぞ」
ハインリヒ:長年の経験で、射程を推し量る
GM:僚機「わかってます、やつらの相手するよりも、早くベラの顔を見たいですから……っと、危ない、危ない」
GM:今回はどうやら犠牲も出さずに帰還できる、そう思えた。
GM:しかし主天使の歌声が響いたとき、状況は一変した。
ハインリヒ:「………っ! 全機、回避!!」
GM:僚機「うわぁぁああああ!」
ハインリヒ:V機関に氷柱が突っ込まれる感触
GM:振り返れば、それまで傍らを飛んでいた僚機から腕が生え、羽が生え、……次々と天使化していった。
ハインリヒ:「………っ! やりやがったな…」
ハインリヒ:「やってくれたな!」
GM:そしてかつての同僚に銃口を向ける。
ハインリヒ:一機残らず撃ち落していく
ハインリヒ:「あの世で会うまで、借りにしといてくれよ!」
GM/ラスティエッヂ1:「ブレード1! どうもあの主天使の仕業のようだ……船団がやられる前に、ヤツを叩く!」
GM:同行していたもう1つの飛行隊長より通信が入る。
ハインリヒ:「了解。俺が初撃を叩く。ラスティエッヂ小隊は、遠目から支援を頼む」
ハインリヒ:「奴に近づくのは、俺以外危険だ」
GM/ラスティエッヂ1:「わかった……頼むぞ!」
ハインリヒ:ドッグファイトに持ち込む
GM:突っ込んでくるハインリヒを認めたのか、主天使の周りに8つの光弾が浮かぶ。
GM:十分近づいてきたところで、8つの光弾が次々に放たれる
ハインリヒ:「っ…っな…くそっ!」
GM:1つ1つが少しずつ異なる軌道を描き襲ってくる
ハインリヒ:自分の中の天使の血のおかげで、いつも生き残る
ハインリヒ:おかげで、いつも味方殺しだ
ハインリヒ:「どんどん撃ってこい! 同族殺しの御通りだ!」
GM:速度を落とさずに、しかし当たることもないように、ギリギリの進路をとって……最後の1つをすり抜けた
ハインリヒ:「食らいやがれ、尻の穴野郎!」
ハインリヒ:主天使の至近で、機関砲、ミサイルを一斉発射
GM:トリガーを引いた直後、背後でいっそう大きな爆音と、水柱の上がる音がする
ハインリヒ:「なっ!?」レーダーを確認する
GM:水面上にはレーダーに反応するものは何もない……
GM/ラスティエッヂ1:「ブレード1、すまん! 船を落とされた!」
ハインリヒ:「…くそっ!」
GM/ラスティエッヂ1:「これ以上の戦闘は無意味だ、引き返してくれ!」
ハインリヒ:「了解…ブレード1、撤退する」
GM:最も突出していたハインリヒが、引き上げるときには最後尾になる
ハインリヒ:「はっ、こいよ天使共。俺の尻を舐めろ、だ」
GM:そのとき、水面上に小さな人影が見えた。
GM:おそらく、船団の乗組員か……溺れまいと、必死にもがいているようだ
ハインリヒ:「……ちっ…」
ハインリヒ:「ラスティエッヂ1、こちらブレード1。生存者を発見、救助する」
ハインリヒ:「殿もちゃんとしてやる、安心して引きこもれ」
GM/ラスティエッヂ1:「……あと210秒で結界が閉じる。間に合うか?」
ハインリヒ:「間に合わせる。いざとなれば泳いで帰るさ」
ハインリヒ:ごうっと急降下
GM/ラスティエッヂ1:「……了解した。こっちの撤退はやや遅れ気味だ。ブレード1も遅れるなよ」
ハインリヒ:「了解。尻の穴、しっかり閉めろよ」
GM:水面に見えたのは小さな女の子。他には、見当たらない……
GM:たった一人の生存者を抱え、ハインリヒは帰還した……
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「V機関、沈黙」
 シーンPC:響。

GM/伊音:「響、下へ落ちろ!」
GM:距離をとったつもりが、あっという間に間合いを詰めてくる、黒いシュネルギア……いや、フーファイター。
GM:まばゆく光る剣が振り下ろされる。
響:「落ちろっ、ってお前――っ!!」(ケルン解除して自由落下!)
GM:避けきった、そう思った直後に機体が揺さぶられる。
響:「ッが、――あああッ?」(耐える耐える(笑))
GM:剣の周りに湧き上がるエーテルが、予想以上の広範囲に広がっているようだ
響:「オーラブレードとか、言う気かよ? ってね――!」
GM/伊音:「くぅっ……厄介な相手だ。響、まだいけるな?」
響:「誰に言ってる? まだまだ、やれるぜ!」>伊音
GM/伊音:「ものすごい“気”だ……合衆国にも、あんな使い手が……くるぞっ!」
響:地上寸前でケルンを再展開、姿勢制御と着地を同時にこなし、反動でこっちが一気に間合いを詰める!
響:「行けええええええええッ!!」
GM:共に最大加速で接近する2つの人間戦車。音速を軽く超えるスピードですれ違う
響:「――――――!!?」
GM:剣と刀がぶつかり合い、あらぬ方向へはじかれる。ケルンを持たないものであれば、戦艦すら沈みそうな衝撃が生まれているだろう。
GM:海面近くで、先ほどのマサムネのように体勢を立て直すフーファイター。
GM:しかしマサムネは……まだ衝撃を殺しきれていない。
響:「やって――くれんじゃねえか!」
響:「伊音! オートバランサーの再セッティングだ!」
GM/伊音:「……」
響:「同時にケルン全開! 今度こそ――??」
響:「――伊音? おい、伊音!」(振り返る)
GM:ぐったりとしていて響の呼びかけにも応じない
響:「――伊音?! ッ、くそ?!」
GM:そうこうしているうちに、剣を突き出して突っ込んでくるフーファイター
響:一気に血の気が引いて、青ざめる。
響:「――ッ、だからって!」
響:それこそ、こんなところでやられるわけには!
響:全力でケルンを展開して、防御に集中する。
GM:球状に展開したケルンが巧く勢いを逸らしてくれたのか、また弾き飛ばされるだけでダメージは受けていないようだ。
GM/伊音:「うぅっ……ひ、ひび、き……?」
響:「伊音――大丈夫か? 生きてるかッ?!」
GM/伊音:「す、すまないっ、大丈、夫、だ」
GM/伊音:「私はもう良い、響はあいつに集中していろ」
響:「バカ言うなっ、この、バカ伊音!」
響:「お前抜きで――、あんな化け物と、まともにやりあえるかっ!」
GM/伊音:「馬鹿はお前だ! 今、私たちがすることなんて1つしかないだろうっ!」
響:悪態をつきつつも、司令部をコール。
GM/伊音:「だから私は大丈夫ッ……」
響:「いま、俺たちがしなきゃならねえことは、2人で生き残ることだ。違うかよ?」>伊音
GM/アクシア:「ごめんっ、今こっちも手一杯よっ。早く戻ってきてほしいくらいだわっ」>響
響:「……ちッ、ラクさせてくれねーの!」(苦笑)
GM/伊音:「だったら……くぅっ」
響:「悪ィ、伊音。――こうなったら、最後までつきあってくれ」
響:「お前は何もしなくていい。――あいつは、オレが斃す!」
響:ぎゅおん、と機体を安定させて、フーファイターに向き直る。
響:「さぁ来いよ。――決着、つけようぜ?」>フーファイター
響:きゅいん、と草薙の剣を青眼に構え。
GM/伊音:「……だから馬鹿だというんだ。お前一人でマサムネを扱えるかっ!」
響:「何だ、伊音。ちゃんと回復してるんじゃねーの」(笑)>伊音
GM/伊音:「次で決めろ、響……それ以上はマサムネが持たない」
響:「分かってる。……頼むぜ」(あえて後ろは気にせず、云う)
GM/伊音:「ばか、まじめにやれっ」
GM:フーファイターもまた、青眼に構え……突っ込んでくる
響:「――肉を斬らせて、ってな!」(突ッ込んでくる斬撃に、あえて剣を合わせ)
響:マサムネの右腕が吹っ飛ぶのも構わず、左腕の手裏剣ポッドをフーファイターの頭部に突きつける!!
響:「おああああああああッッ!!」(連射連射連射ッ!)
GM:フーファイターの剣がマサムネの右肩に突き刺さり、一瞬ではあるが動きが止まる
GM:ガスガスガスッっと、至近距離から数十発の手裏剣が突き刺さり、そのうち幾つかは致命傷を与えていた。
響:「ついでに、おまけもつけとくぜッ!」
響:ごがぁん! と単純に左腕でフーファイターをぶん殴り!(笑)
響:技も何も無いんで、これで左腕もおシャカさ……。
GM:マサムネの方につきたてた剣を離し、ゆっくりと落ちていく……
響:「――く、はあああ……っ」(全身で息を吐き出す)
GM/伊音:「やったな……さすが……」
GM:ふっと、マサムネのケルンが消失する
響:「ああ……何とか、勝て……って、おい?!」(ケルン消失に慌て)
GM/アクシア:「ちょっと、3番機? 何してるの!?」
響:「?? V機関が沈黙してやがる? 伊音ッ、緊急再起動をか……」
響:ちら、とだけナビ席に視線。
GM:ヘルメット越しの表情は見えない。だが、シートにもたれるようにして動かない<伊音
響:あ、ヘルメット越しよりは俯いて髪がかかって見えない方がいいなー(笑)<表情
GM/アクシア:「そっちが終わったなら早く戻ってきなさい……あら?」
GM/アクシア:「橘中尉! ケルン消失してるわよ? どうしたのっ?」
響:「…………」
響:「こちらシュネルギア3番機。敵フーファイターとの交戦で、ちっとやられ過ぎたみたいです」>アクシア
響:「不時着……は、難しいかも」
GM/アクシア:「ちっ……了解、帰って良いわ」
GM/アクシア:「誰か管制官に帰還プログラムを走らせる。それに乗って頂戴」
響:ん? GM、ちと確認。
GM:はい?
響:ケルンが消えても、飛行能力は消えてない?
GM:いや、自由落下しますよ。
響:だよなぁ。おっけい。
響:「いや、だから隊長。ケルンが消えてるんで、落ちてるんですケド」>アクシア
GM/アクシア:「……えーと」
響:とか云いつつ、緊急脱出装置を起動。
響:「――機体を放棄して脱出します。許可、くんねえ?」>アクシア
響:いちおう、AMBACで機体を海に落とすくらいの配慮はしておきますが(笑)。
GM/アクシア:「まぁ、慣れてるわよね、あなたたちは(ため息) 後で迎えに行くから、それまで待ってて。……くぉら、トラバント! 早くかたずけなさい!」

GM:戦闘終了後、響たちは無事救出された。
響:「はー、死ぬかと思った……」(ぐったり)
GM:いや、ナビゲーターは意識が戻らなかったというので、戦力としての回収は無理だった、というべきか。
響:「…………」(軽口を叩いても反応しない伊音を、寂しそうに見る)
GM:草薙伊音は療養のため戦線離脱。橘響は、パートナーとなるべきナビゲーターの不在で戦力に含められず。
響:「――くそッ!」(ガン! と輸送ヘリの壁を横殴り)
GM:今回の戦闘で、最大の被害だった……
響:「オレは……お前を、護れなかった、の、かよ……ッ?!」(俯き、嗚咽)
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「面倒見」
 シーンPC:ほのか。

GM/ヴィヴリオ:「ここにいたか、灰原中尉。君に頼みたいことがある」
GM:管制室に君がいるのを認めると、彼女はそう言ってきた。
ほのか:「……はい? どうしました、大佐?」
ほのか:きょとん。
GM/ヴィヴリオ:「うん、新しい人間戦車と、そのパイロットが届くことになった。その面倒を見て欲しい」
ほのか:「人間戦車……パイロット…………どんなギア、あとどういうドライバーですか?」
GM/ヴィヴリオ:「まだ実験機ということで、すぐに戦力に組み込むことはない。が、使えるものならできるだけ早く使いたい……任せても良いか?」
ほのか:「わかりました…………あの、大佐?」
GM/ヴィヴリオ:「詳しいことはこれを見ろ。……汎用型、とでも言うのかな」
GM/ヴィヴリオ:「同一の設計で、装備に合わせて動的にパワーバランスを取るコンセプトということらしい」
ほのか:「……汎用型、ですか。と、そうだそうだ」
GM/ヴィヴリオ:「うん?」
ほのか:「そのギアドライバーって―――男ですか?」ずい
GM/ヴィヴリオ:「君より少し年下の少女らしい……残念だったか?」苦笑して
ほのか:「あふンっ」がたっ。地面にがっくりと(笑
ほのか:「……はっ、し、失礼しましたごめんなさいあうあうあうーっ」あせあせ、と立ち上がって姿勢を立て直して
GM/ヴィヴリオ:「天使核を持っている者自体、女性のほうが多いからな」
ほのか:(……でも、ギアドライバーは男が多いんだよね?)
GM/ヴィヴリオ:「ともあれ、到着は3日後らしい。それまでに目を通しておいてくれ」
ほのか:「わかりましたー……」
GM:お菓子鉢からアンパンを1袋つかんで、ヴィヴリオは帰っていきました……。

ほのか:「…………はっ、あんパンがー、あうー」姿が見えなくなったところで。
GM/プシナプシナ:「ほのかさん、どんな人が来るですか〜?」
ほのか:「……女の子だってー。ギアドライバーに関しては男の比率の方が多いのにさー」
GM/プシナプシナ:「わたしは女の人でもいいですよ〜。んしょ……あ、エルフェンの人なんだ」
ほのか:「あぁッ、勝手に取らな……はひ、そうなの?」
GM:ぷしなの見ている写真に写る少女はとがった耳とアーモンド形の瞳を持っている
ほのか:「……へー、この子なんだ」
ほのか:「えーと、名前はなんて……というか、読まなきゃアレなんだ、資料返して?」
GM/プシナプシナ:「わたしも見たいですよ〜」とりあげられた資料を、ぴょんぴょんと飛び跳ねて取り返そうとする
ほのか:「わかったわかった、一緒に見よ? それならいいでしょ、ね?」
GM:名前はシルヴィア・エリュドリン。兵器開発局所属、となっている
ほのか:「……しるびーちゃんだって」
GM:同時に届く新型機は2台、桜色のキルシュブリューテ、そして純白のシュネーヴァイス
GM:どちらも、搭乗員1名……合衆国製人間戦車、フーファイターと同じ単座機だった
ほのか:「……あー、私これ乗りたーいっ」桜色のキルシュブリューテのところを指さして
GM/プシナプシナ:「ずるいです、ぷしなも乗りたいですよ〜」きゃいきゃいとほのかの周りを飛び跳ねている
ほのか:「無理なのはわかってるけど…………って、一人乗り?」
ほのか:「……やっぱやだなー、こういう一人乗り機って不吉だし」
GM:そして3日後。巨大な輸送機が瑞穂基地に降り立った。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠