エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第50話『Love Destiny』◇

「何だったら、あたしがちょこっと探り入れましょうか?」
――瀬名まどか

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 それは突然に舞い降りた。
 瑞穂基地に降って湧いた、大事件の使者。
 ある意味で、この基地にかつてない騒乱が引き起こされる。
 そう、窓を打つ雨より激しい嵐に揺れていた。

 その日、ひとつの事件がおきて――。
 僕達の基地は、戦場になった。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第50話
 『Love Destiny』

「あー……まぁ、そのなんだ……ご、御趣味は?」


シナリオハンドアウト
▼PC1 橘 響  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:草薙伊音
 ダーザイン:【草薙伊音からの戸惑い】
 ヤシマには、昔からそういう風習があるのは勿論分かっていたし、それが意味することも分かっている。
 もちろん、自分が置かれてしまった立場も。
 だが、それでも気になるのは……。

▼PC2 レオンハルト・トゥルナイサー  ギアドライバー/ファランクス
 ナビゲーター:トゥアレタ・クレーリオン
 ダーザイン:【家族からのお節介】
 家族というものはいいものだ。
 自分の事を理解してくれるし、様々な相談相手にもなる。
 だが……時として、いらぬ事を有無を言わさず決めてしまうのも……また、家族なのである。

▼PC3 瀬名 まどか  管制官
 ダーザイン:【仲間からの噂話】
 こんな時勢にもかかわらず、いや、こんな時勢だからこそか、
 とかく、人はこういう他人事のトラブルというものには、驚くほど食いつくものらしい。
 ……まぁ、自分もその一人であることは否定できないのだが。


自己紹介
響:「オレは橘響。響(ヒビキ)でいいぜ」
響:「いちおう中尉なんだっけか。シュネルギア3番機“マサムネ”のドライバーだ」
響:「気がつきゃ、オレもけっこう古株になっちまってるんだよなぁ……」
響:「っと、忘れるところだった。ナビゲーターは草薙家の伊音ちゃんな。冗談は通じない方だから、気をつけろよ……っとと、悪ィ悪ィ(苦笑)」<睨まれた(笑)
響:「ま、よろしくな。とりあえず、お互い頑張ろうぜ」
響:「そんでもって……いつか、きっと!」
響:初期ダーザインは【草薙伊音からの幸福感/2】【自己からの執着/2】
響:シナリオダーザインは【草薙伊音からの戸惑い/2】
響:PC間ダーザインは【レオンハルトからの仲間意識/2】
響:以上(オーバー)!

レオンハルト:「レオンハルト・トゥルナイサーです」
レオンハルト:「階級は中尉、シュネルギアに乗っています」へらへら
レオンハルト:基本的に天才肌なやつです。
レオンハルト:シュネルギアの操縦に天才的な素養を見せ、別の部署から引き上げられた、と言う経緯があります。
レオンハルト:そんなこともあって家族の期待を一身に受けつつ。てきとうにへいこらと猫の世話や、犬の世話や、兎の世話をしています。
レオンハルト:トゥアレタとは婚約者だったようですが、彼女の両親が死んでからは形骸化中
レオンハルト:シナリオダーザインは家族からのお節介、PCダーザインはまどかからの信頼
レオンハルト:以上


まどか:「あたしは瀬名まどかG3准尉。シュネルギア部隊の管制官よ」
まどか:「何か困った事があったらおねーさんに相談してみなさいな」
まどか:「相談料はアクシア隊長の生写真って事で……あー、冗談よ冗談!」
まどか:横ポニーテールがトレードマークの管制官。
まどか:ダーザインは【小隊からの信頼/2】【アクシアからの慈愛 /2】、【ヴィントからのまごころ/2】。
まどか:シナリオダーザインとPCダーザインは【アクシアからの期待?/2】と【響からの仲間意識/2】。
まどか:以上(オーバー)!。

■オープニングフェイズ/シーン1 「中将閣下、来訪」
 シーンPC:レオンハルト。

GM:瑞穂基地に小型の専用機が降り立つ。
GM:やがてタラップに姿を現したのは、数多の輝かしい戦歴を持つ、歴戦の勇士。
GM:トゥルナイサー中将。
GM:レオンの父親その人である。
レオンハルト:「とうさんっ!」
レオンハルト:レオンにしては珍しく、人懐っこい笑顔を浮かべて駆け寄る
GM/レオン父:「久しいな。レオン」
レオンハルト:「はい。とうさんもお変わりないようで」
レオンハルト:自分より大きい父を見上げる
GM/レオン父:「お前もな」僅かに笑みを浮かべる。
レオンハルト:「母さんや姉さんたちはお元気ですか?」
GM/レオン父:「相変わらずだよ。たまには帰って来い」
レオンハルト:まぁ、帰れるもんなら帰りたいですけど、と頭をかいている
レオンハルト:「ところで、とうさんがどうして瑞穂に?」
GM/レオン父:「ふむ。その事なんだが、急な事ですまんのだが、次の休みはいつ取れるかな?」
レオンハルト:「はえ?」
レオンハルト:「まぁ、休みでしたらいつでも」
レオンハルト:「大きい作戦も控えてないですし」
GM/レオン父:「そうか、では大事な用事があるから早めに取って知らせてくれ」
レオンハルト:「わかりました………」ほえ、と疑問符を浮かべたままの顔で
GM/レオン父:「大丈夫だ。何しろその為に私が来たのだからな」笑みを浮かべる。
レオンハルト:「そうそう、トゥアレタも元気ですよ」
レオンハルト:「とうさんが来たの知ったら、喜びますよ」
レオンハルト:無邪気に近況を語る
GM/レオン父:「そうだな、後で挨拶に行っておこう」
レオンハルト:「それでね、おっかしいんですよ。響と伊音っていうコンビがいるんだけどね……」と訥々
GM:二人で話しながら、基地へと向かっていく。
GM:しかし、父の訪問。その事自体が不安要素の一つであると言う事。
GM:まさかこの先、予想だにしない事が待ち構えて居ようとは。

GM:レオン自身は、何となく感づいていた……。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「噂は乙女の……」
 シーンPC:まどか。

GM:この瑞穂基地に、突然レオンハルト中将が現れた。
GM:その事だけでも話題になるのだが、今回はどうやらそれだけではないらしい。
GM:やれ、政府直属の新部隊の選別だの。
GM:あるいは、誰かが婚約しただの。
GM:お見合いがあるとか、許婚の付き添いだの。
GM:…………恋愛関係の噂が多いのは気のせいだろうか。
GM:そして………目の前には妙にイライラしているアクシア隊長。
GM/アクシア:「…………あーもう!」カン、と缶コーヒーを一気に空け、机に叩きつ
GM:ける。
まどか:「失礼しまーっす。報告書をお持ち……うわっ!?」
GM/アクシア:「まどかちゃん………今話題の噂は知ってる?」
まどか:「まあ一通りは。ところで、QCC缶コーヒーばっかりそんなに飲んでたら体壊しますよ?」
まどか:ゴミ箱に突っ込まれた空き缶を見やり、思わず呟き(笑)
GM/アクシア:「まったく……何だってこんな緊張感の無い噂で、基地内が持ちきりなワケ?」クシャッと缶を握りつぶす。
まどか:「いつもピリピリしてると眉間にタテ皺が……じゃなくて、噂がどうかしたんですか?」
GM/アクシア:「これ以上、こんな根拠の無い噂が蔓延すると精神的に……いえ、基地の士気に関わるわ」ぐにぐにと手を動かしている。
まどか:「何だったら、あたしがちょこっと探り入れましょうか?」
GM/アクシア:「そう! そう言う事で瀬名准尉。アナタに任務を与えます。早急にこの件の詳細を調査して! いいわね」カツンと音がして、梅干大の鉄の塊が机に転がった。
まどか:「は、はひ。瀬名准尉、ただ今より任務に就きまーっす!!」
まどか:鉄の塊を目にやって、何か恐怖感に刈られたらしい(笑)
GM/アクシア:「お願いね」缶を犠牲にして少し落ち着いたらしい。
まどか:「では、失礼します」そそくさと退出

まどか:去り際に「ま、任務とは別に色々興味のある噂もあるしね。……これぞ一石二鳥、一挙両得って奴?」と呟いてみたり(笑)
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「キャンセルのち連続コンボ」
 シーンPC:響。

GM:ある晩の事、突然響の私室に伊音が訪れた。
GM/伊音:「響、今ちょっといいか?」
響:「んあ? ああ、別にオレは構わねーけど」
GM/伊音:「そうか。実は以前話していた次の休日の予定なんだが、急用が入ったのでダメになりそうだ」
響:「……えーっと」
響:「マジかよ……せ、せっかく楽しみにしてたのにっ」(とほほほ)
響:がくー、と項垂れる。
響:「そりゃあれか。実家の方から何か言ってきた、とかか?」(恐る恐る)
GM/伊音:「うむ、流石に家からの用事では断るわけには行かなくてな」
響:正解かっ!(笑)
響:「そ、そっか。それじゃあ、仕方ねえよな……」(がっくり来つつ、ちらちらと伊音を見る)
GM/伊音:「ま、まぁ……たまには一人でゆっくり過ごすのも……な、何を見ておる!」
響:「その。よく分かんねえけど……用事、頑張れよ。伊音?」
響:あんまり突っ込んで聞くのも拙いかな、な顔。
GM/伊音:「何故そこまで落ち込むのだ。ただ人と会うだけだぞ?」
響:「人と会うだけかぁ……。じゃあ、晩飯くらいは一緒に食えねえ?」(←ちょっと立ち直り(笑))
GM/伊音:「ぐぬぬ……女々しい事を言うでないわ!」
響:「どうせお偉いさんか誰かなんだろ?」
響:「いいじゃん。そんな用事ならさっさと切り上げて……ってのは難しいか?」(はは、と笑い)
GM/伊音:「難しいと言っておろうが!(言ってません) 一日ぐらい我慢出来ぬのか! お前は!!」がーと怒り出す。
響:「っ? な、伊音こそ何でそこまで“用事”に拘るんだよ?!」
響:「偉いさんの話だからって聞かなかったけど……。オレには言えない用事なのか?」
響:がっ、と立ち上がり、ぬー、と伊音を睨む。
GM/伊音:「ば、ばか者。そんな事言えるかっ! ……用件は伝えたからな。これで失礼するぞ」
響:「くそっ、ちょっと待てよ伊音……」(ばむっ! と眼前で閉められるドア(笑))
GM:そのまま遠くなっていく足音。
響:「…………」(ちょっと呆然。足早に遠ざかっていく足音)

響:「何なんだよ、一体……。って、まさか、なぁ……?」(←何か、想像したくない単語が脳裏に閃いたらしい)
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠