エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第40話『ギガプラントの罠』◇

「私は忘れないわ。私を殺した貴女たちの事を」
――キリカ

 

シーン1/シーン2/シーン3/シーン4/シーン5
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「“楯無”――見参」
 シーンPC:穂。

GM:以降、シーン登場PCを穂&ジークと沙羅&紫音の2組に分けます。
GM:それぞれ、他の組のシーンではGMの許可が無い限り登場不可という事で。

GM:場面は変わって瑞穂基地。そのシュネルギア整備用ハンガーの中。
GM/中島:「やれやれ。何ともこいつァ厄介な故障ぶりだよ。……電装系の回路が6割焼き付いてやがる」
GM:オーバーホール中のリッターを見やり、中島三郎はそう言いやった。
穂:「ごめんなさい……直りそう?」
GM/中島:「ま、部品交換くらいなら何とかなる。それより問題は、だ」
GM/中島:「お嬢、機体が動かなくなった時の事をもう1回話してくんな」
穂:「えっと……(かくかくしかじか)」
GM/中島:「なるほどな。でもよ、ちぃっとおかしかねェか、そりゃ?」
穂:「うん……そう思う。あたしも最初はただの故障かと思ったもの」
GM:いや、そうじゃねェよ……と中島は言う。
穂:「?」
GM/中島:「俺ァ、門外漢だからよく知らねェがよ。天使核ってのはそれぞれ、別の天使のモノなんだろ?」
GM/中島:「同じ設計図引いて、工場で作ったエンジンとは違う。そうじゃねェか?」
穂:「そうね、それはそうだわ」
GM/中島:「ようは天使核にも個体差っつーか、癖みたいなのもある……。これは合ってるよな?」
穂:「ええ、だから完全機械化兵みたいな専用のチューニングが必要になってくるわ」
穂:「でも、今回のことってそれと関係してくるの?」
GM/中島:「大アリよ。個々の天使核の癖を知ってなきゃコッチ側の機体制御に介入してセンサーをぶっ壊すなんて、出来やしねえ」
GM:ここまで言やぁ解んだろ? という視線を向ける中島。
ジークベルト:「敵がこちらの機体制御の情報を持っている、と言いたいんですね」
ジークベルト:登場
穂:「え? じゃあホワイトアウトしたわけじゃなくって、ハッキングされてたってこと?」
GM/中島:「んー……まあ、そういうこった。“いーしーえむ”っつーのか?」
GM/中島:「ま、何にせよ技術屋の戯言だ。調べんのはアンタら軍人の仕事よな」>ジーク
ジークベルト:「確か、以前シュネルギアにウィルス放り込んでハッキングを図ったことがあったな……」
穂:「じゃあ一度スキャンプログラム走らせないと駄目ですね……以前と同じやつで対応できるのかな」<ウイルス
ジークベルト:「まあ、あの時とは状況が異なるが、データは残っているはずだ」
ジークベルト:「綾瀬少尉。今回の戦闘記録のデータの提出は完了したか?」
穂:「あ、まだです。これから出すところですよー(汗汗)」>ジーク
GM/中島:「餅は餅屋の仕事をやるってな。……お誂え向きの試作品も届いた事だしよ」
GM:にやり、と太い笑みを穂に浮かべる中島。
穂:「え、それってこの前言ってたやつ?」<試作品>中島
穂:目を輝かせて。
GM/中島:「おう。今コンテナから出してるアレだ」
GM:と言い、コンテナから取り出されていく艶消し黒に輝く物体を親指で示す。どうやら装甲のようだが……。
GM/中島:「白兵戦用パワードアーマー、“楯無”。言ってみりゃ、4番機の追加装甲の簡易型だ」
GM/中島:「本来なら、4番機みてェに武装をごてッと施す予定らしいがな。生憎、そっちの開発までは手が回ってねェらしい」

ジークベルト:「どうりでパワードアーマーのアーキテクチャに似ていると思ったら」(苦笑)
穂:「うん、でもこれだけでも十分よ。正直、あそこまでの兵装使いまわす自信もないし(苦笑)」<パワードアーマー
GM/中島:「ま、武装は余禄さ。さっきの問答を思い出してみな、お嬢」>二人
穂:「えーと、新しい回路を追加してV機関の固有波形を変える……ことになるのかしら?」
GM/中島:「そういうこった。奴さんらもコレについちゃ知らんだろうしな。同じ手は効かねェよ」
穂:「どのくらい変わるのかはわからないけど、巧くいけば30%くらいは軽減できるのかな……」
ジークベルト:「ところで、これの開発はどこで?」>班長
GM/中島:「陸軍開発局さ。……鬼の旦那め、粋な計らいをしてくれるじゃねェか」>ジーク
ジークベルト:「そうですか」(苦笑)
穂:「維馬篭中将が……(やや複雑な顔)」
GM/中島:「もらえるもんはもらっとけ。道具ってのは使い手の気持ちひとつで使い方が変わるんだ」
GM/中島:「さて俺ァ行くぜ。2番機用の装備を組み上げんのに忙しくなんだ」
GM:見ると、もうひとつの“楯無”がセットアップされている。
穂:「あ、おつかれさまー」>中島
GM/中島:「おら、行った行った。ウロウロしてっと海に叩っ込むぞ!!」
穂:「あっちのも持って行くわけか……だいじょうぶ、かな……?」
穂:「あ。そういえば、今度の指揮はノイマン大尉が取るんでしたよね」
ジークベルト:「そうだ、時祭少尉がいない以上、君が頼りだ。がんばってくれ」>穂
穂:「はい。沙羅も助けないといけないし……戻ってこないのが、もう1人いたわね……」
ジークベルト:「さて、私も仕事にかかるか……」
穂:「はい、あたしももう少し蘇芳丸の調整してます」>ジーク
ジークベルト:「まあ、ほどほどにな。無理はしない程度に頑張れ」>穂
穂:パタパタ、と手を振ってエンド。
GM:一筋の光明が見えてきた。
GM:これを活かすか、殺すかは自分次第だ………。
GM:シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン2 「復讐の女」
 シーンPC:沙羅。

GM:白衣の女に連行された二人は、会議室のような場所に軟禁された。
GM:窓は無く脱出は不可能、室内に人は居ないが、外に誰かが見張りに立っていると考えるべきだろう。
沙羅:「凍、落ち着いた?」
GM/凍:「………ごめん、沙羅」
沙羅:「凍、謝るのはやめて。あなたが悪いわけじゃない」
GM/凍:「…………(こくん)」
GM:と話をしてていると、不意にドアが開け放たれる。
沙羅:そちらを見ます
GM:見張りに立っていたのだろう男たちとともに部屋に入ってきたのは、あの白衣の女。
沙羅:感情を込めずにただ見ています
GM/キリカ:「遅れてごめんなさいね。私にも色々と準備があったものだから……」
沙羅:「いえ、生かしておいてもらうだけでも感謝していますから」(皮肉)
GM/キリカ:「その口振り。……あの事件を思い出させてくれるわね。腹立たしい!」
GM/キリカ:「私は忘れないわ。私を殺した貴女たちの事を」
沙羅:「あの事件…ですか?」
GM/女性:「ノイエ・ギアX-01“月光”……そして桐子・ランドルト。この名を忘れたとは言わせないわよ?」
沙羅:「忘れた事などありません。戦った事はすべて覚えるようにしていますから」
GM:G3の情報では、桐子・ランドルトは自らのクローン脳を使用した機体、X-01“月光”の天使化に伴い処理されたハズだ。
GM:だが、言われてみると……目の前の女はあの時の彼女に余りにも似過ぎている。
沙羅:「で、どうなさりたいのですか。私たちを殺せば気が晴れるのですか?」
GM:キリカ……いや、桐子・ランドルトは殺意の篭った視線を送る。
GM/桐子:「貴女たちには見届け人になってもらうわ。私の、私の復讐のね」
沙羅:「復讐ですか…、その先には何もありませんよ。桐子・ランドルトのクローン」
GM:桐子が言うのと同時に……沙羅たちの足元で鈍い動力音が聞こえてくる。これは機関部か何かか?
GM:ごぉん、ごぉん、ごぉん………。
GM:同時に、部屋全体が動くようなそんな感覚。
GM/凍:「………プラントが、動いてる」
GM/桐子:「地獄への船出の始まりよ。このギガプラントのね」
沙羅:「できればご遠慮したいところですけど……」
紫音:……登場。実は見張りの一人とすり替わって張っていた。
沙羅:プラントの移動方向推測できますか?
GM:黒潮に乗って、瑞穂基地方面ですねえ。このままいくと
紫音:全部内蔵通信機で伝達完了。「……との、こと、です」ぼそ
GM/桐子:「反抗的な娘ね。……この女を少し痛い目にあわせてやりなさい」>紫音
沙羅:紫音なの?
GM:紫音が見張りと入れ替わってると知らないので、沙羅を痛い目にあわせろ、と^^;
紫音:(……え、そ、そん、な……けど、まだ情報が手に入るかもしれないし、乱入したら台無しだし、どうしたら……)
紫音:心の中だけでわたわた。表情はないっ
沙羅:(桐子さん、体を痛めつけても心が折れなければ意味ありませんよ)
GM/桐子:「どうしたの? 貴方たちにここまで手を貸してやった恩を忘れたというの!?」
GM:見張り兵(紫音)に怒鳴りつける桐子。
紫音:「…………わ、わかり、ました」
紫音:(……す、すみません……許してっ!)
GM:銃の引き金を引こうとした、その瞬間。
GM:ピー、ピー、ピー、ピー。
紫音:「…………?」
GM:艦内(?)通信が入る。
GM:テロリスト『こ、こちら最下層Dブロック、例の機関が停止しました』
紫音:艦内(?)通信でぴたりと手を止める。
紫音:もちろん通信機はONにしっぱなし。
GM:テロリスト『現在、調整作業中ですが……俺らじゃ埒が開きませんよ……。うわ、な、なんだっ!?』
GM:テロリスト『やめろ近づくなうぎゃあああああ………(ブツッ!!)』
沙羅:「行かれたらどうです?」
紫音:(……これは!)無表情。だが、事態の好転を確信。
GM:桐子……どこまでもっ! どこまでも私を愚弄してっ!!」
GM:沙羅と凍に殺意の篭った視線を向けると、桐子はその身を翻す。
沙羅:「愚弄なんてしてませんよ。あなた方が勝手に踊っているだけでしょう」
GM:他の見張り兵たちも、桐子に同行していく。よほど彼女の剣幕が恐ろしいようだ。
紫音:(……いえ、最下層。これは増援に思えない、というよりまだ来る可能性は少ない。ということは……?)
紫音:考えているうちに、部屋には3人……
紫音:「…………そろ、そろ……いい、で、しょう」
紫音:銃の安全装置を入れて、周囲の状況を確認して。「……ご……ごめん、な、さい」
沙羅:「あなた何者?」
沙羅:「テロリストの仲間じゃないですね」
紫音:「……わ、私は……あなた達の、み、味方、です…………“鴉の2”(クレーエツヴァイ)、卯月、シノン……です」
紫音:「……さ、先の、話は……流して、おき、ま、した……瑞穂、基地に」
沙羅:「そう、助かります。それなら、プラントの移動方向は瑞穂基地ってことも連絡しておいてくれますか?」
紫音:「……了、解」
紫音:通信。かくかくしかじか
紫音:プラントの移動先。サラと凍との合流を伝える。
GM:メイ『こちら瑞穂基地管制室、了解しました。プラント奪還作戦指揮官に繋ぎます』
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「反撃の狼煙」
 シーンPC:ジークベルト。
許可後、プラント組も通信越しに登場可。

GM:瑞穂基地内、電算室。
GM:リッターと所属不明機の戦闘記録から敵機の性能を検証し始めて、もう何時間になるだろうか。
ジークベルト:「……うーむ」モニターとにらめっこ。周りにはカップラーメンとユン●ルの山が(笑)
GM/アクシア:「シュネルギアでもなけりゃフーファイターでもない。一体何なのよ、コイツはっ!!」
GM:徹夜でアクシアも目の下に隈を作って、その美貌を台無しにしている(笑)
穂:(こんこん)「アクシア大尉、ノイマン大尉。御用と聞いたけど?」
ジークベルト:「ああ、入ってくれ」>穂
ジークベルト:「アーキテクチャに違いが多いな。第3の技術が混じっているのだろうか……」
穂:「違いというか、シュネルギアにしてもフーファイターにしても、理論として何か欠けてるような気がするわ」
穂:「なーんか、別のものを作ろうとして、その成果を転用してるだけのように見えるけど……これもそうなのかしら」
GM:それじゃお二人さん、<情報処理>で謎の機体に関しての情報判定を。
穂:情報処理は御身の得意ということで、先にどーぞ(笑)>ジーク
ジークベルト:難易度はいくつ?
GM:秘密(笑)。《超推理》があれば一発で判った事にしてもよいよー。
ジークベルト:ぬう(笑) ではロゴス3で3LV→4LVに。さらに《忠誠》しよう。
穂:忠誠使えば大丈夫だな
ジークベルト:「別のものの成果を応用……か」
ジークベルト:#5c4+4
●ダイス:Siegbert:5c4+4=3(4,3,6,2,5)+4= 7
ジークベルト:成功度7で
ジークベルト:モニターを睨みつつ考え込む
GM:成功度7か。じゃあ、G3のライブラリ、その中でも「お蔵入りになった兵器運用計画」を探ってみると該当する情報があった。
GM:『Neue Gearプラン4 X−04月霊 開発計画』
ジークベルト:「ほう、これは……」モニターに見入る
ジークベルト:開発者の氏名も入ってますね?
GM:X-01“月光”、X-02“月輪”、X-03“月華”に続き、八幡重工が開発を計画していた機体の一つ。
ジークベルト:「また八幡重工、か。連中もあきらめないな」(苦笑)
GM:無人機のテストベッドであるX-01、遠隔操作系の発展型X-02、有人機のX-03とはまた異なり、この機体は完全な砲撃戦仕様。
GM:天使核同士の共鳴を利用して天使兵の感覚器官を狂わせる、人間戦車相手にはECMとしても機能する特殊装備“ヴォイドスフィアAC−X”なる装置を装備。
GM:内蔵式の陽霊子砲により、ノイエ・ギアの中では最大の火力を誇る……とある。
GM:最も、先のノイエ・ギア事件のせいで開発計画自体は中止になっているハズなのだが。
ジークベルト:「ビンゴ、だな。班長の勘が当たっていたようだ」
穂:「へー。ずいぶんな出力があるのね」
ジークベルト:「惜しいな。世に出ていたら、正式採用も夢じゃなかったのにな……」
穂:「うん、いい設計ね。稼動ラインがちゃんと隠れてる」
GM:メイ『管制室のメイ・マクラクラン准尉です。ノイマン大尉、いらっしゃいますか?』(通信)
ジークベルト:「どうした?」>メイ
GM:メイ『8番回線に緊急通信です。何でも、“海幸彦”に関わる話だそうなので……』
ジークベルト:「こちらに回してくれ」
GM:という訳で紫音、沙羅。登場可能ですよー
ジークベルト:「こちらはノイマン大尉だ。現状を報告せよ」
沙羅:「こちら時祭です。現在卯月特務少尉と合流しました。応答願います」
穂:「沙羅? 良かった、無事だったんだ? えっと、シノンもいるって?」
紫音:登場。「……は、はい、こちらクレーエツヴァイ」
紫音:現状をかくかくしかじか。「………………です」
沙羅:「はい、現在卯月特務少尉、八坂特務少尉と同行、作戦行動に支障ありません。ですが、機体は擱座。起動までの所要時間は不明」
穂:「やっぱり、“月光”絡みみたいですね……」
ジークベルト:「……そうか。それで敵の人数は把握できたか?」
沙羅:「なんともいえません。ただ、黒幕に桐子・ランドルトのクローンらしき人物を確認しました」
ジークベルト:「現状は了解した。救援の用意は進めているから、もう少し頑張ってくれ」
ジークベルト:「何か変化があったら、報告を欠かさずにな」
沙羅:「了解。指示あるまで待機します」
紫音:「…………了、解」
穂:「あ、沙羅。予備の機体、持っていったほうがいい? それとも、そっちで何とかできそう?」
沙羅:「予備機をお願いします。主翼をやられていますから」
GM/中島:『こちら整備班。一応例の装備をつけた状態で予備機はスタンバってるぜ』(別回線から通信)
ジークベルト:「了解。搬入の用意をしてください」>班長
GM/中島:『もう一人飛行機乗りもいるみたいだから、Bvpも用意しておくぜ』
紫音:「…………す、すみま、せん」
ジークベルト:「それでは、お願いします」>班長
GM/中島:『了解だ。10分で仕上げるぜ』(通信カット)
穂:「ん、OKみたい。ご注文、承りました(笑)……もう少し、待ってて」>沙羅、シノン
ジークベルト:「予備機の件は了解した。新品を持っていくから、楽しみに待っていてくれ」
沙羅:「それから、穂、心配かけてごめん」
紫音:「了解…………」
沙羅:「ありがとう…」
紫音:「……そ、そうだ、隊ちょ……あ、な、な、何でもないです」
ジークベルト:「心配するな。病室のベッドで不貞寝してる」<隊長>紫音
紫音:「…………そう、ですか」
紫音:ほっと胸をなで下ろす。もし声が聞けたとしても、聞けない。聞いたら、甘えてしまいそうだから。
ジークベルト:「無事に基地まで帰って来い。そうしたら嫌がるほど見舞いにいってやれ」>紫音
紫音:「はい…………」
紫音:「…………今度、御札で、も、張って……おきましょう、か」
GM:メイ『このままでプラントの進行速度を計算すると……三笠港沖にあと6時間で到達しますね』
GM:管制室で計算を行なっていたメイが言う。
穂:「ギガプラントの質量を考えるとすぐに止まらないと思うけど、それこみで6時間あれば激突は避けられるのね?」>メイ
GM:メイ『敵機の推測データをこちらでも見ましたけど。ハッキングを受けているなら、それを行なっている機体を倒せば問題無いと思います』>穂
穂:「了解。それまでにお仕事終えないと駄目ってことね」
ジークベルト:「そこら辺の対策は、班長が抜かりなくやっているさ。君は自分のなすべきことをすればいいさ」>穂
穂:「はーい」<なすべきこと
ジークベルト:「ホルテンの発信準備の進捗状況は」>メイ
GM:メイ『10分で発進可能です』>ジーク
ジークベルト:「よろしい」
ジークベルト:「さあ、あまり時間がない。皆、自分のやるべきことは分かっているな。すぐに取り掛かってくれ」
ジークベルト:「それでは再会を楽しみにしている。こちらからは以上だ」>沙羅・紫音
紫音:「了、解……いい、土産話、作っ、て……きます」
沙羅:「それにしても、桐子・ランドルトがいるということは今回もノイエ・ギア絡みですか…八幡重工嫌いになれそうです(苦笑)」
ジークベルト:「亡霊というのは、しつこいものさ(苦笑)」>沙羅
GM:捲土重来。
GM:反撃の時は来た――――。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「胎動」
 マスターシーン。

GM:灰色天使『serra……serra……serra』
GM:“海幸彦”最下層Dブロック。
GM:胎動を続ける天使核の周りには、かつてテロリストだった者たちが灰色天使となってそこに居た。
GM/桐子:「秘密裏に取り付けた天使核が暴走を起こしたのは意外だったけど……。まあ、これはこれで陸に到着した時に面白い事になるわね」
GM/桐子:「それにしても、こんなに早く天使化を起こすなんて……。理想はあっても、所詮は素養の無い人間だったと言うことね」
GM:同じ最下層にある重機整備ハンガーの中、モニターでその映像を見ていた桐子は、冷たく言い放つ。
GM/桐子:「あの子たちなら、さぞ美しい天使になるのでしょうね……」
GM:外へ向かって逃げる沙羅たちの姿の映るモニターに目をやる。
GM:時を同じくして、レーダーが接近する航空機の存在を警告した。
GM/桐子:「軍からのお迎えが来たか……。でも、邪魔はさせないわよ」
GM:言いながら、悠然とハンガーの“月霊”に歩み寄り、そのコクピットへと乗り込む。
GM:桐子が歩く度に、白い羽が宙に舞う……。
GM/桐子:「私の可愛い坊や。一緒に、あの邪魔な奴らを消し去ってしまいましょう?」
GM:桐子のその声に応えるように、“月霊”の紅い双眸に光が灯った………。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン5 「合流、転じて発進」
 シーンPC:穂。
全員登場済。

GM:沙羅たちから連絡を受け、ジークの指揮する部隊は“海幸彦”へと急行。
GM:そして現在、捕らわれの身であった沙羅たちとの合流を果たしていた。

GM:という訳で、場所は“海幸彦”上空を舞うホルテン内の整備ハンガー。
GM/中島:「ここが敵地だってんのを忘れンな。モタモタしてんじゃねェ!!」
GM/中島:「本体が回収できたのは幸運だったってなァ……メインフレームとコクピットの換装始め! 焦らず急ぎやがれ!」
GM:甲冑を思わせる装備を身に纏ったリッターの横では、中島が若い整備士たちに激を飛ばしている。
穂:「おっかえりー」>沙羅、シノン
沙羅:「ただいま」手をちょっと上げる
紫音:「…………た、只今、戻り、まし、た」
GM/凍:「………………ん。ただいま」
ジークベルト:「八坂少尉、時祭少尉、卯月少尉。よく無事で戻ってきたな」
沙羅:「ご心配をおかけしました。申し訳ありません」
穂:「シュトルムのセットアップお願いね。調整だけで大丈夫だと思うから」>沙羅
沙羅:「了解。凍、いくよ。借りは返さないとね」
GM/アクシア:「無理なお願いを聞いてもらった上、ウチの子たちまで助けてくれて。……アタシからもお礼を言うわ」>紫音
紫音:「……い、いえ、運が……よかっ、た、だけ……です」
穂:「うん、上出来、上出来。お帰り、シノン」
紫音:「もし……あの時、警報、が……なかった、ら……わた、し、沙羅、さん、を……」
GM/アクシア:「済んでしまった事はいいの。今は敵を倒すのが先決。そうでしょ?」人差し指を立てて紫音の口元に
紫音:「…………っ、は、はいっ」脱兎の勢いで自機に。
穂:「そんなに考えなくてもいいのよ。そのとき警報が鳴って、今ここに戻ってきてるんだから……しゃきっとしなさい、まだ仕事は残ってるのよ?」>シノン
紫音:「……りょ、了解、しました……」
ジークベルト:「さて、敵も黙っちゃいないだろうな。さあ、戦いはこれからだ!」>ALL
GM:メイ『待機中の各員へ通達。人間戦車規模の天使核反応を確認。最下層より地表へ向かっています』
紫音:機体のチェック。
GM:メイ『シュネルギア、及び迎撃機は発進願います。繰り返します―――』
沙羅:「紫音、悪く思うのなら働いて返してね」(笑)
紫音:「……は、はいっ」
紫音:「チェック完了…………」
紫音:(そうだ……この子……新型……名前は…………えと……ストラディバリウス……?)
GM:メイ『コントロールよりクレーエツヴァイ。発進願います』
紫音:「……了解、クレーエ、ツヴァイ……行き、ます」
沙羅:すみません、予備弾装の入手いいですか>GM
GM:OKよー。予備機ですから<予備弾装
沙羅:サンクス
ジークベルト:「さて、私たちも行こうか」>アクシア
穂:「さて……リュンマ、あたしたちも出るわよっ」
GM/リュンマ:「はいっ! 絶対に勝ちましょう!!」>穂
沙羅:「凍、こっちのチェックリストはOKです。そっちはどう?」
GM/凍:「オールグリューン。……大丈夫」
GM:メイ『ケージオープン。2番機及び8番機、発進どうぞ!!』
沙羅:「それじゃあ行きましょうか。コントロール、2番機オールグリューン。シュネルギア:シュトルム、アップファールト!」
GM/凍:「……了解」
GM/リュンマ:「先輩、こっちもいつでもOKですよ」>穂
穂:「ええ、シュネルギア8番機“蘇芳丸”、いくわよっ」
ジークベルト:「みな、敵は強力だ。だが、今度はこちらも十分の準備を行った。後は各自が持てる力を全力で出せば、必ず勝てる。皆の健闘を祈る!」
ジークベルト:ホルテンのCICに戻り無線で檄を飛ばす
穂:「Ja!」>じーく
GM:鋼の天使たちが空を舞う。
GM:向かう先にそそり立つのは………鋼の、亡霊。
沙羅:「絶対に負けない!」
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠