■ミドルフェイズ/シーン3 「反撃の狼煙」
シーンPC:ジークベルト。許可後、プラント組も通信越しに登場可。 GM:瑞穂基地内、電算室。
GM:リッターと所属不明機の戦闘記録から敵機の性能を検証し始めて、もう何時間になるだろうか。
ジークベルト:「……うーむ」モニターとにらめっこ。周りにはカップラーメンとユン●ルの山が(笑)
GM/アクシア:「シュネルギアでもなけりゃフーファイターでもない。一体何なのよ、コイツはっ!!」
GM:徹夜でアクシアも目の下に隈を作って、その美貌を台無しにしている(笑)
穂:(こんこん)「アクシア大尉、ノイマン大尉。御用と聞いたけど?」
ジークベルト:「ああ、入ってくれ」>穂
ジークベルト:「アーキテクチャに違いが多いな。第3の技術が混じっているのだろうか……」
穂:「違いというか、シュネルギアにしてもフーファイターにしても、理論として何か欠けてるような気がするわ」
穂:「なーんか、別のものを作ろうとして、その成果を転用してるだけのように見えるけど……これもそうなのかしら」
GM:それじゃお二人さん、<情報処理>で謎の機体に関しての情報判定を。
穂:情報処理は御身の得意ということで、先にどーぞ(笑)>ジーク
ジークベルト:難易度はいくつ?
GM:秘密(笑)。《超推理》があれば一発で判った事にしてもよいよー。
ジークベルト:ぬう(笑) ではロゴス3で3LV→4LVに。さらに《忠誠》しよう。
穂:忠誠使えば大丈夫だな
ジークベルト:「別のものの成果を応用……か」
ジークベルト:#5c4+4
●ダイス:Siegbert:5c4+4=3(4,3,6,2,5)+4= 7
ジークベルト:成功度7で
ジークベルト:モニターを睨みつつ考え込む
GM:成功度7か。じゃあ、G3のライブラリ、その中でも「お蔵入りになった兵器運用計画」を探ってみると該当する情報があった。
GM:『Neue Gearプラン4 X−04月霊 開発計画』
ジークベルト:「ほう、これは……」モニターに見入る
ジークベルト:開発者の氏名も入ってますね?
GM:X-01“月光”、X-02“月輪”、X-03“月華”に続き、八幡重工が開発を計画していた機体の一つ。
ジークベルト:「また八幡重工、か。連中もあきらめないな」(苦笑)
GM:無人機のテストベッドであるX-01、遠隔操作系の発展型X-02、有人機のX-03とはまた異なり、この機体は完全な砲撃戦仕様。
GM:天使核同士の共鳴を利用して天使兵の感覚器官を狂わせる、人間戦車相手にはECMとしても機能する特殊装備“ヴォイドスフィアAC−X”なる装置を装備。
GM:内蔵式の陽霊子砲により、ノイエ・ギアの中では最大の火力を誇る……とある。
GM:最も、先のノイエ・ギア事件のせいで開発計画自体は中止になっているハズなのだが。
ジークベルト:「ビンゴ、だな。班長の勘が当たっていたようだ」
穂:「へー。ずいぶんな出力があるのね」
ジークベルト:「惜しいな。世に出ていたら、正式採用も夢じゃなかったのにな……」
穂:「うん、いい設計ね。稼動ラインがちゃんと隠れてる」
GM:メイ『管制室のメイ・マクラクラン准尉です。ノイマン大尉、いらっしゃいますか?』(通信)
ジークベルト:「どうした?」>メイ
GM:メイ『8番回線に緊急通信です。何でも、“海幸彦”に関わる話だそうなので……』
ジークベルト:「こちらに回してくれ」
GM:という訳で紫音、沙羅。登場可能ですよー
ジークベルト:「こちらはノイマン大尉だ。現状を報告せよ」
沙羅:「こちら時祭です。現在卯月特務少尉と合流しました。応答願います」
穂:「沙羅? 良かった、無事だったんだ? えっと、シノンもいるって?」
紫音:登場。「……は、はい、こちらクレーエツヴァイ」
紫音:現状をかくかくしかじか。「………………です」
沙羅:「はい、現在卯月特務少尉、八坂特務少尉と同行、作戦行動に支障ありません。ですが、機体は擱座。起動までの所要時間は不明」
穂:「やっぱり、“月光”絡みみたいですね……」
ジークベルト:「……そうか。それで敵の人数は把握できたか?」
沙羅:「なんともいえません。ただ、黒幕に桐子・ランドルトのクローンらしき人物を確認しました」
ジークベルト:「現状は了解した。救援の用意は進めているから、もう少し頑張ってくれ」
ジークベルト:「何か変化があったら、報告を欠かさずにな」
沙羅:「了解。指示あるまで待機します」
紫音:「…………了、解」
穂:「あ、沙羅。予備の機体、持っていったほうがいい? それとも、そっちで何とかできそう?」
沙羅:「予備機をお願いします。主翼をやられていますから」
GM/中島:『こちら整備班。一応例の装備をつけた状態で予備機はスタンバってるぜ』(別回線から通信)
ジークベルト:「了解。搬入の用意をしてください」>班長
GM/中島:『もう一人飛行機乗りもいるみたいだから、Bvpも用意しておくぜ』
紫音:「…………す、すみま、せん」
ジークベルト:「それでは、お願いします」>班長
GM/中島:『了解だ。10分で仕上げるぜ』(通信カット)
穂:「ん、OKみたい。ご注文、承りました(笑)……もう少し、待ってて」>沙羅、シノン
ジークベルト:「予備機の件は了解した。新品を持っていくから、楽しみに待っていてくれ」
沙羅:「それから、穂、心配かけてごめん」
紫音:「了解…………」
沙羅:「ありがとう…」
紫音:「……そ、そうだ、隊ちょ……あ、な、な、何でもないです」
ジークベルト:「心配するな。病室のベッドで不貞寝してる」<隊長>紫音
紫音:「…………そう、ですか」
紫音:ほっと胸をなで下ろす。もし声が聞けたとしても、聞けない。聞いたら、甘えてしまいそうだから。
ジークベルト:「無事に基地まで帰って来い。そうしたら嫌がるほど見舞いにいってやれ」>紫音
紫音:「はい…………」
紫音:「…………今度、御札で、も、張って……おきましょう、か」
GM:メイ『このままでプラントの進行速度を計算すると……三笠港沖にあと6時間で到達しますね』
GM:管制室で計算を行なっていたメイが言う。
穂:「ギガプラントの質量を考えるとすぐに止まらないと思うけど、それこみで6時間あれば激突は避けられるのね?」>メイ
GM:メイ『敵機の推測データをこちらでも見ましたけど。ハッキングを受けているなら、それを行なっている機体を倒せば問題無いと思います』>穂
穂:「了解。それまでにお仕事終えないと駄目ってことね」
ジークベルト:「そこら辺の対策は、班長が抜かりなくやっているさ。君は自分のなすべきことをすればいいさ」>穂
穂:「はーい」<なすべきこと
ジークベルト:「ホルテンの発信準備の進捗状況は」>メイ
GM:メイ『10分で発進可能です』>ジーク
ジークベルト:「よろしい」
ジークベルト:「さあ、あまり時間がない。皆、自分のやるべきことは分かっているな。すぐに取り掛かってくれ」
ジークベルト:「それでは再会を楽しみにしている。こちらからは以上だ」>沙羅・紫音
紫音:「了、解……いい、土産話、作っ、て……きます」
沙羅:「それにしても、桐子・ランドルトがいるということは今回もノイエ・ギア絡みですか…八幡重工嫌いになれそうです(苦笑)」
ジークベルト:「亡霊というのは、しつこいものさ(苦笑)」>沙羅
GM:捲土重来。
GM:反撃の時は来た――――。
GM:シーンエンド。 |