エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第41話『相克の軌跡』◇

「わ、私はままなどではない!!」
――草薙伊音

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
「おにーさんたちはなんのおしごとをしてるの?」

 瑞穂基地に迷い込んだ一人の少女。

「まま〜」
「ええい、そのような呼び方をするな!」

 その少女はたちまち瑞穂基地に溶け込んでいく。
 だが……。

「これが東海龍での記録か」
「エーテル濃度の急激な低下――」

 少女は笑っていた。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第41話
 『相克の軌跡』

「随分と粋な兵器を作ってくれる、やつらめ」


シナリオハンドアウト
▼PC1 橘 響  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:草薙伊音
 ダーザイン:【草薙伊音からの何とかしろ!】
 ある日、瑞穂基地に現れた金髪の少女。
 彼女は君のナビゲーターを見て、こう言った。
「まま〜」

▼PC2 ジークベルト・ノイマン  情報将校
 ダーザイン:【合衆国新型からの敵意】
 ヤシマ内に運び込まれた合衆国の新型フーファイター“ゴレーム”
 最後の一機の捜索は、まったく進展を見せていなかった。
 が、突如それは足立海軍基地を襲撃、半壊せしめた!

▼PC3 深風 黎司  機械化兵
 ダーザイン:【ヴィヴリオからの有為】
 どこか、何もかも見透かしているように見える我らが司令官殿。
 だが、その司令官も、今回は焦りを隠せぬようであった。
 合衆国の新型機が、瑞穂近辺に潜伏していると言うのだから。


自己紹介
響:「オレは橘響。響(ヒビキ)でいいぜ」
響:「いちおう少…中尉になったんだっけか。シュネルギア3番機“マサムネ”のドライバーだ」
響:「気がつきゃ、オレもけっこう古株になっちまってるんだよなぁ……」
響:「っと、忘れるところだった。ナビゲーターは草薙家の伊音ちゃんな。冗談は通じない方だから、気をつけろよ……っとと、悪ィ悪ィ(苦笑)」<睨まれた(笑)
響:「ま、よろしくな。とりあえず、お互い頑張ろうぜ」
響:#ダーザインは【草薙伊音からの幸福感/2】【自己からの執着/2】【草薙伊音からの何とかしろ!/2】【ジークベルト・ノイマンからの同情/2】。
響:以上(オーバー)!

ジークベルト:「G3大尉ジークベルト・ノイマンだ」
ジークベルト:「戦局はいよいよ厳しいものとなってきたが、各々が持てる力を十分発揮し、一層奮起してもらいたい」
ジークベルト:「(苦笑して)とりあえず、難しいことは我等大人に任せて、思いっきり暴れて来い」
ジークベルト:統一帝国人とヤシマ人のハーフ。統一帝国籍であるが、生まれも育ちもヤシマのため、そのメンタリティはヤシマ人のそれに近い。
ジークベルト:しかし、幼年兵として幼い頃から統一帝国のために働いてきたため、その忠誠心に疑問を差し挟むものはいない。
ジークベルト:#ダーザインは【統一帝国からの信頼/2】【維馬篭代胤からの期待/2】【G3からの信頼/2】
ジークベルト:加えて、【合衆国新型からの敵意】、【深風黎司からの有為】、以上。

黎司:「俺は統一帝国空軍・特殊戦・第五飛行戦隊所属…深風 黎司特務少尉」
黎司:「俺の任務はお前達を見捨てる事だ、そう思っておいて貰って結構」
黎司:「……俺が信じるのは、凰呀だけだ…」
黎司:初期取得ダーザイン【ハルトマンからの信頼/2】【同僚からの恐怖/2】
黎司:シナリオダーザイン【ヴィヴリオからの有為/2】
黎司:PC間ダーザイン【橘 響からの反抗心/2】
黎司:初期アガペー614
黎司:以上です。


■オープニングフェイズ/シーン1 「足立基地、燃ゆ」
 シーンPC:ジークベルト。

GM:サイレンが鳴り響く瑞穂基地管制塔。
ジークベルト:「状況を報告せよ!」
GM/まどか:「足立海軍基地付近にて、異常なエーテル係数観測!
GM/まどか:「この波形は、ゴレームタイプのフーファイターと思われます!」
ジークベルト:「シュネルギア部隊の出撃準備。準備出来次第そのまま待機!」
GM:既に二度、瑞穂の面々を苦しめてきた敵。
GM:恐らくはその最後の一機
GM/まどか:「足立海軍基地より入電! 通信繋がります!」
ジークベルト:「こちらに回せ」
GM:メインモニターに映し出される足立海軍基地司令の顔
GM:基地司令『…瑞穂基地か?』
ジークベルト:「こちら瑞穂基地。状況はどうです?」敬礼しつつ
GM:通信にはノイズが走り、音は飛び飛びだ
ジークベルト:(姿を隠していると思ったら、やはりこちらに来たか……)
GM:基地司令『…――突然…――、奴――が現れ――た』
GM:基地司令『アペル――ギアも、完――全機械化兵も、機械化兵も、原――因不明の故障で出――撃が出来ん』
GM:苦渋の表情の基地司令
GM:モニターの中が幾度も揺れる
ジークベルト:「敵の新兵器ですか……」
ジークベルト:「こちらの準備ができ次第、援軍は出せると思いますが……」
GM:基地司令『この上は、ホルテンに爆薬を満載し奴にぶつける。後の始末は頼むぞ、G3』
GM:にぃと、無骨に笑う
ジークベルト:「……分かりました。この始末は必ずつけましょう」再度敬礼
ジークベルト:(もはや止められない……か)
GM:基地司令『それでは、貴官らの勝利を願う』
GM:敬礼後、通信は切れる
ジークベルト:「足立基地に偵察隊を向かわせろ。何があっても情報を持ち帰るんだ」>まどか
GM/まどか:「は、はい!」
GM:数分後
GM:ずずん、と、ここからでもわかるほどの爆風と衝撃。
GM:空を貫く炎の煌きが見えた
GM/まどか:「………足立海軍基地付近の敵反応消失…」
ジークベルト:「…………敵討ち、というのは性に合わないが」
ジークベルト:「売られた喧嘩は3倍にして返すのがわれわれの流儀だ。皆、締めてかかれよ」
ジークベルト:「偵察隊の状況は?」
GM/まどか:「出撃した凰呀からは、まだ通信はありません」
ジークベルト:「帰還しだい直ちに分析にかかる。準備しておけ」
GM/まどか:「はい」
ジークベルト:(ま、あいつなら大丈夫だろう)
GM:窓の外に見える炎の影
ジークベルト:「いつものことだ。やるしかないな……」窓の外を見つつ、そうつぶやく。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「ゴレーム、いまだ健在」
 シーンPC:黎司。

GM:襲撃を受けた足立海軍基地に偵察に向かった黎司
GM:すぐにわかるが、足立海軍基地及びその周辺のエーテル係数が限りなく0近くまで低下している
GM:これでは機械化兵や完全機械化兵は、満足に動くことすら出来ないかもしれない
黎司:超高高度を戦闘速度で巡航中
黎司:「……既に逃げたか…?」
GM:レーダーに一際輝く光点
黎司:「…レーダーブレード展開、降下する」
GM:それが、ゴレームだろう
黎司:「……目標を補足した」
GM:その時、足立海軍基地からホルテンが出撃する
黎司:「あれは…ホルテン? 何をする気だ…?」
GM:基地司令『化け物め、追い詰められた我々がなにをするか、目に物見せてくれるわあ!!』
黎司:「…!」
GM:雑音混じりの通信が傍受できる
黎司:「莫迦な、特攻する気か?!」
GM:ずずん!!
GM:衝撃が上空まで響く
黎司:「くっ…!」
GM:劫火が天を焼き尽くす
黎司:機体を衝撃波と垂直に向け、衝撃波をやり過ごす
GM:どうやらホルテンは大量の対天使ミサイル等を内蔵していたようだ。
GM:これを食らえば生きていられる物などいないだろう…
黎司:「っ…ミサイルの固まり、か…」
GM:だが、凰呀の超高性能レーダーにはその光点がはっきりと映っていた
GM:ゴレーム、いまだ健在と
黎司:「……そして、それに、耐える…だと…」
GM:だが次の瞬間
GM:それは消える。まるで陽炎の如く。
黎司:「…何…?」
黎司:「凰呀が追えない…?!」
黎司:「どこに、行った…!」
GM:瑞穂基地管制塔から、帰還命令が出ている
黎司:「…………了解、帰還する」
GM:あれだけの巨大な敵がどこに消えたのか
GM:それを掴めていないと言うのに
黎司:「……どう言う事だ… 何を考えている…?」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「金色の瞳」
 シーンPC:響。

GM:足立海軍基地が襲撃を受けてから翌日
GM:第二種警戒態勢の瑞穂基地で、響はマサムネの傍にいた。
響:状況がぜんぜん掴めないので、ちょっと落ち着かない(笑)。
響:「くそっ、結局なにがどうなってるんだ?」
GM/伊音:「馬鹿者、なにをうろたえている」
GM/伊音:「ヤシマ男児ならば、どっしりと構えておらぬか!」
響:「ンなこと言ったってなぁ……」(じー)>伊音
GM:軍刀を携え、君のナビゲーターである彼女は毅然として南の空を見つめていた。
響:「…………」
GM:そうしていると、どこからか視線を感じる
響:「ま、それもそうか。俺たちがここで慌ててもどうなるってことも……?」<視線
GM:じーーーーーーーーー
響:そっちに首を巡らしてみる。
GM:コンテナの陰から、金色の瞳が君たちを見つめている
響:「何だ、あれ? ……まさか、また猫とか犬じゃねーだろーな」
GM:伊音はそれには気づいていないようだ
GM/伊音:「どうした?」
響:「いや。伊音、あれ……」<金眼
響:ちょっと警戒? しつつ近寄ってみよう。
GM:金髪の幼い少女が、近づいてくる響をじーっと見ている
響:「えーっ、と?」
GM:年の頃7、8歳か?
響:何でこんなところにこんな子がっ? と固まる(笑)。
GM/少女:「おにーさんたちはなんのおしごとをしてるの?」
GM:突然口を開く
響:「うわああっ? あっ、その、えーっと……。お、オレたちか?」>少女
響:「オレたちは……。そーだな、天使をやっつける仕事をしてる」(ちょっと立ち直り(笑))>少女
GM/伊音:「なんだ貴様、こんなところでなにをしている」
響:「……君は? どうしてこんなトコに、って伊音?!」(わあっ)
GM:ずんずんと伊音がその少女と戯れている? 君に近づいて来る
GM:少女は、近づいてくる伊音を見て、こう言った。
GM/少女:「まま〜」
響:「ちょ、ちょっと待て伊音! んないきなり近づいたらこの子、怯えて……っ」
GM/伊音:「………っ?」
響:「…………おび、えて?」(はた、と停まり、少女を見る)
GM:ぎゅうと、伊音の腰に少女は抱きつく
響:「いお、ん? まま、って……」(うろたえ(笑))>伊音
GM/伊音:「な、なんだ貴様、こら、放せ!」
GM:伊音は慌ててその子を引き剥がそうとするが、まるですっぽんのように放れない
GM/少女:「まま〜、まま〜」
GM/伊音:「わ、私はままなどではない!!」
響:「……伊音、とりあえず、暴れるな」(肩ぽむ)>伊音
響:「あんまり暴れて泣かれたりしたら、余計に厄介だぜ……?」
響:と云いつつ、視線の行き場が定まらないオレ(笑)。
GM:肩を叩く君を、伊音はじっと見つめる
GM:少し、涙目だ
GM/伊音:「………響」
GM/伊音:「…なんとかしろおおおおおおお!!」
GM:絶叫が瑞穂基地に響き渡る
響:「わあああああっ?!」
響:「わ、分かった。努力してみるから……その、いきなり刀抜いたりだけは、するなよ?」
響:しかし、どうすればいいんだー、と頭を抱えつつ(笑)。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠