エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第41話『相克の軌跡』◇

「…………ここはいつからパーティー会場になった」
――ジークベルト・ノイマン

 

ミドルフェイズ:シーン1/シーン2/シーン3/シーン4
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「ルカ」
 シーンPC:響。

GM:伊音にべったりくっついて放れない少女。彼女は今、食堂でもしゃもしゃと食べ物を詰め込んでいた。
GM:だが、その右手は伊音の服を掴んだままだ。
響:「く〜〜〜〜っ、何て羨ま……いやいや」(頭を横に振りつつ)
響:「えーっと、とりあえず名前、聞かせてくれねーか。お兄さんに?」(頑張って笑顔で(笑))>少女
GM/少女:「…わかんない」
GM:にぱっとこれ以上ない笑顔で
響:「……そんなこと言うとミシェルって呼ぶぞ」(ぶつぶつ)
GM/伊音:「わからんではないだろうがっ!!」
GM:と、テーブルを思いっきり叩く
響:「いや、待て伊音。ほら、例によって記憶喪失かもしれ……うわああっ?」
響:ずざざッ、と素早く手を伸ばしてお皿をフォロー。割れたり中身がぶちまけられたりしないようにっ!
GM:あはははははーと、そんな伊音を少女は楽しそうに見ている
GM:伊音はじっと響の方を見る
GM:なんとかしろーなんとかしろーと、電波を送っているようだ。
響:うう、びんびんに受信してます、はい(笑)。
響:えーっと、外見はどんな感じでしょうか。金髪以外に。
GM:金色の瞳、白磁の肌
GM:まぁ、ヤシマ人には見えないよね。
響:(なーんか、ミシェルに似てるなぁ……)
響:「と、とりあえず名前が無いと不便だよな……」(何とか体勢を立て直しつつ)
響:「何か、名前の分かるよーなモノとか、持ってねーか?」>少女
GM/少女:「もってなーい、ひびきはばかだなー」無邪気な笑顔で
響:「よし。とりあえずお前のことはルカと呼ぶことにする」>少女
GM/ルカ:「わかったー」
黎司:「……何をしている…?」
黎司:がしゃり、と食事のトレイをテーブルに置きながら、響の二席横に座る
GM/伊音:「深風少尉、これは、その、あの…」しどろもどろ
響:「あっ、深風少尉……。えーっと、見てのとおりですよ」
響:「何か、どっかからこの子が格納庫に紛れ込んできて」
響:「伊音を“まま”呼ばわりしてるんですよ。困りますよねー」(あははー、と乾いた笑い)>黎司
黎司:「……紛れ込んだ? 基地の外へ連れ出してやれ」
黎司:「…口煩いのが来るまでにな」
響:「そうしたいのはやまやまですけどね。見ての通り伊音から離れてくれないんで」
響:「どうしようか、考えてるトコなんですよ」(腕組み思案)
黎司:「……」
GM/伊音:「申し訳ありません、少尉」
GM:恐縮して小さくなっている伊音
GM:さて黎司
黎司:はいはい?
GM:君は、なんだかこの少女を見ていると、嫌な気になってくる。
黎司:「……」
GM:なにか虫の知らせというか、こいつは危険だ、と警鐘が鳴っている。
GM:長く偵察兵をしてきた君の勘だ。
響:「それでな、ルカ。そんな片手塞がってると食事しづらいだろー?」>ルカ
響:「そもそも、ごはん食べるときは片手でスプーン、片手でお皿を持ちましょうって習わなかったかー?」
GM/ルカ:「ならわなかったー」
響:とりあえず伊音とルカを挟む位置に座って、あれやこれやと交渉してみる自分(笑)
黎司:「草薙、橘… 此処は非日常の空間だ、早々にこの娘を基地から出せ」
GM:伊音も無理やり放そうとするが
GM:そうすると今度は両手で伊音にがっしりと抱きついてくるのだ。

響:「……そりゃまあ、つまみ出すのは簡単ですけどね」(肩竦め)>黎司
黎司:「……摘み出せといっている」
GM/伊音:「は、その、今日中には必ず!」
響:「そういうのは、とりあえず最後の手段じゃないんですか?」(文句まるわかりな視線(笑))>黎司
黎司:「……俺はダイヤのエースほど寛容じゃない」
響:「というわけだから」>ルカ
響:「お前もっ、せめて伊音とべたべたくっつくのは止めろっ、この羨ましいっ!」
響:ぶにーっ、とルカの両ほっぺを引っ張る(笑)
GM/ルカ:「いやーーー、いやーーー、ままとはなれたくないのーーー」
GM/ルカ:「れいじなんかきらいだーーーー!」
黎司:「今でも充分大目に見ていることを忘れるな」
黎司:カレーを食し。
GM:君は名乗っていない。
黎司:「……嫌いで結構…だが、何故俺の名を知っている?」かちゃん、とスプーンを皿の中にほうり
響:「そもそも、何で伊音が“まま”なんだよっ! ぜんぜん似てねーじゃねーかっ!」(どたばた)
GM/伊音:「そうだ響、もっと言ってやれ!」
GM:ばたばた、どたどた
ジークベルト:「何を騒いでいる!」登場
GM/伊音:「は、大尉、これは!」
GM:立ち上がり、敬礼
響:「あっ、ジークさん!」(縋るよーな視線(笑))>ジーク
GM:ルカは涙目で黎司を見ている
ジークベルト:「…………ここはいつからパーティー会場になった」見渡し
響:「見てのとおりです。……もぉ何が何だか」(とほほ)>ジーク
ジークベルト:「……説明してもらおうか」>響
響:「えーっと、何かこの子……とりあえずルカって呼んでますけど」
響:「何かいきなり格納庫に居て、伊音を“まま”呼ばわりしてべったりくっついて離れてくんなくって」
響:「挙句に、深風少尉は子供相手に大人げねーコト言うし」(ぶーぶー)
響:「本人は本人で記憶そーしつっぽいし……だーからルカ、その美味しいポジションから離れろっ! くっつくならオレにく……いや、それはまずいっ」(こんらん(笑))
ジークベルト:その子の様子を見る
黎司:「……(お前は、誰だ?)」>ルカ じっと見る、見つめると言うより睨む
GM:ルカと呼ばれた少女は、伊音の腰に抱きついて君たちをにらんでいる。
GM/ルカ:『覗き見をしていたのはあなたね』
GM:全員、一瞬、そんな声が聞こえた気がする
響:「――?!」
ジークベルト:「(…………何者だ?)」
ジークベルト:「(どうもきな臭い……な)」
黎司:「…あぁ、そうだ…」
黎司:頷いてみせる
GM/伊音:「申し訳ありません。なんとか言い聞かせて、明日には親を探しますゆえ」
GM:と、伊音は黎司とジークに頭を下げる
ジークベルト:「…………深風少尉は後で私の執務室まで来てくれ。橘中尉。君は責任をもってその子の面倒を見るように。決して目を離さないようにな」
響:「? は、はい。了解しました」(敬礼)>ジーク
黎司:「了解しました…」
ジークベルト:「さあ、パーティーはそれまでだ。あまり油売ってるとリヒトヴィッツ大尉の雷が落ちるぞ」>響・伊音
響:「分かってますって」(苦笑)<雷
ジークベルト:「男ならちゃんと責任は取れよ」かたぽむ(笑)>響
響:「よーし決まり! じゃ、そういうことでっ……って、えええっ?」(わたわた(笑))<責任>ジーク
響:「しかしなー。困ったなぁ……いや、待てよ?」
響:「そうだ伊音。委員長にこの子を見せたら矛先が変わるんじゃないか?」(←無駄っぽい提案(笑))
GM/伊音:「響!!」
GM/伊音:「それは名案だ!」
GM:と、普段なら怒るであろうに、君に同意してくる。相当てんぱっているのだろう
GM:シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン2 「分析、予測」
 シーンPC:ジークベルト。

GM:ジークは深風黎司が持ち帰ったデータを電算室で分析していた。
ジークベルト:「…………さてと」
ジークベルト:「データの入力は済んだな」
黎司:「……俺は兎も角、凰呀は嘘はつきませんから」そこにいる。
GM:情報処理で判定などどうぞ
GM:難易度は秘密さ。(笑)
ジークベルト:秘密かい(笑)
ジークベルト:「始めてくれ」>いるであろうあやかか三穂に(笑)
GM:代理判定せよ(笑)>ジーク
GM:凰呀修正で、判定値に+5をあげよう
響:根性の入れどころだ(笑)。
黎司:おお、俺よりも偉いのか、わが愛機よー!?(笑)
GM:凰呀と電算室のコンピュータを直結して、データを処理しているのだ
黎司:玲那「了解しました」出る(笑)
黎司:玲那「凰呀とのコンタクト、完了です」
ジークベルト:<情報処理3→4>《忠誠》使用。ダイスブースト5
ジークベルト:#16c4+4
●ダイス:Siegbert:16c4+4=10(4,5,4,1,3,2,6,1,6,6,6,4,4,2,6,4)+4= 14
ジークベルト:これならどうだっ(笑)
GM:すばらしい
黎司:おおー凄いな(笑)
GM:足立海軍基地付近のエーテルの流れがマップに表示される
GM:流れの中心にあるのは、ゴレームを示す光点
ジークベルト:「やはりエーテルを取り込んでるのか……」
GM:これはどうやら、ゴレームが周囲のエーテルを吸収しているようだ
GM:それゆえに、ゴレームの出現した付近では、エーテルが枯渇状態に陥るのである
ジークベルト:「なるほど……とすると……」
GM:その状況下では、V機関が正常な出力を得られないのだ。
黎司:「恐らく…この中では完全機械化兵はまともに動けないでしょう」
GM:かつん
黎司:「無論、俺も例外じゃない、でしょうね」
ジークベルト:「ケルンを展開した機体ならどうかな……」
ジークベルト:「ホルテン特攻直後のエーテル流の様子はどうだ?」
黎司:玲那「解析します…」カタカタカタ
GM/ヴィヴリオ:「情報は分析できたか」
GM:音もなく、司令官が入ってくる
ジークベルト:「現在分析中です」敬礼しつつ>大佐
黎司:「……」無言のまま、直立不動、敬礼。
GM:よい、という風に手を挙げる<敬礼>黎司
黎司:休め。
GM:ホルテンの特攻を受けたゴレームは、流石にケルンを突破されダメージを受けたかに見えたが、破損した部位が即座に再生していく。
GM:膨大なエーテルを内包するためか?
ジークベルト:「確か敵はいきなり反応が消失したのだったな?」>黎司
黎司:「……凰呀が言うとおりです、大尉」
ジークベルト:「その時間帯のエーテル流はどうなっている」
GM:周囲にエーテルが逆流していき…
GM:ゴレームのエーテル係数が0になると共に、その反応自体も消えている。
ジークベルト:「なかなかの手品だな……」
GM/ヴィヴリオ:「ジークベルト」
ジークベルト:「はい」
GM/ヴィヴリオ:「東海龍基地から、先だってゴレーム2号機が出現した際のデータを取り寄せておけ」
ジークベルト:「すでに問い合わせています。1時間以内に届くでしょう……」>データ
GM/ヴィヴリオ:「深風、お前もその際の凰呀のデータを分析しておけ」
黎司:「…了解。今から分析を開始します」少し嬉しそうに
GM:ヴィヴリオは踵を返す
GM/ヴィヴリオ:「悪い予感がする」
GM/ヴィヴリオ:「気を抜くな」
ジークベルト:「遺憾だけど、同感ですね……」<悪い予感
黎司:「はっ」
黎司:電算室を抜け出し、凰呀のコックピットへ。
黎司:其処が一番、落ち着く。
ジークベルト:「敵は単に逃げただけだ……。必ずまた現れる。特にエーテルレーダーの警戒は怠るな」
ジークベルト:「さて、これからが本番だ」モニターに向かいつつ
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「大侵略」
 シーンPC:黎司。

GM:凰呀のコックピット
黎司:「……お前は何を見て、聞いた…? 教えてくれ、凰呀」
黎司:かつん、と凰呀のコンソールを叩き。
響:「だからっ! どーして伊音が“まま”なんだルカっ、説明しろ説明っ!」(ぎゃーぎゃー)
黎司:「…(五月蝿い)…」
GM:凰呀はなにも応えない
響:何か、煩いのが鳳呀の周りをうろちょろしております(笑)。
GM/ルカ:「まま〜、まま〜」
GM/伊音:「離れんか!!」
黎司:「……まだ居たのか」
響:「そもそも、そんなにべったりくっついてたら、いくら伊音でも角生やして怒……いや、角はもうあるか」
響:「とにかくだっ、はーなーれーろーっ!」(ぎゃあぎゃあ)
GM/ルカ:「やだーー、やだーー。伊音はいーにおいなの、ままのにおいなのー」
響:「ままの、におい……?」
響:「い、いいい伊音! 何時の間にお前、こ、ここ子供う」(斬!)
GM/伊音:「………ふ、風呂に行って来る!!」
GM:伊音は響に蹴りを入れて、走り出す
GM:ルカと一緒に
響:「……わ、分かった。健闘を祈ってる」(へにゃっ)
GM:一瞬、凰呀のコンソールが反応する
黎司:「……凰呀、あれは、やっぱりそうなのか?」
黎司:カタカタと、コンソール横のキーボードを引っ張り出し
GM:格納庫は途端に静かになる。
GM:黎司がキーボードを叩く音だけが響く
黎司:「……橘中尉」
黎司:コックピットから、こっちへ来いと指で示す
響:「くそーっ、伊音のヤツ思いっきり蹴り入れやがって……って、深風少尉?」(見上げ)
響:「…………」(ちょっと考えてから、タラップを上がる)
響:「何ですか、珍しい」(ひょい、と顔を出す)
黎司:「今、反応があった」
響:「……教えてくださいよ」(まさか、という顔)
黎司:「何の反応か、判るか?」
黎司:ピー、ッととあるデータと並べてさっきの反応をコンソールに出力。
黎司:「似た波形だろう…」
GM:黎司の推論は正しい
響:「…………こいつは、ゴレームの?」
黎司:「正解だ…」
GM:凰呀が観測したエーテル波形
GM:ゴレームとルカの波形は鮮やかに一致する
黎司:「アレが、覗き見ていた。と言ったのはお前も聞いたな?」
黎司:「あれは、俺と凰呀のことを言っていた…」
響:「足立基地の件ですか」
響:「でも、アレがゴレームだとして。何で伊音を母親呼ばわりするんです?」
響:「ゴレームを設計した女博士が、純血のヤシマ人ってわけでもないでしょう」
黎司:「其処までは俺にも判らん」
黎司:「…ただ、気をつけておけ」
響:「…………っ!」
黎司:「俺から言えるのはそれだけだ」ぽん、と響の頭を撫でる
響:「分かりました。じゃァ、伊音に斬られそうになったら黎司さんのせいってことで!」(悪戯こぞーの笑み)
黎司:「……覚悟しておこう」
黎司:ふっ、と笑う。
GM:かつん、と足音がする
響:しゅたっ、と鳳呀の機首から飛び降りて……。誰だ?>足音
GM/ヴィヴリオ:「深風」
黎司:「……大佐?」
GM/ヴィヴリオ:「随分と粋な兵器を作ってくれる、やつらめ」
響:「ヴィ、ヴィヴリオ大佐?!」(ちょっと脇に退いて)
GM:伊音とルカが歩いていった方を見つめて、ヴィヴリオの唇は歪む
黎司:「……どう言うことです?」
黎司:「いや…ゴーレムの事ですね?」
GM/ヴィヴリオ:「あれは…ただエーテルを吸い取り、兵器を無力化するだけではない」
GM/ヴィヴリオ:「今度のゴレームは東海龍のときとは違うぞ」
響:(オレ、伊音のとこに行ってもいいですか、の目(笑))>ヴィヴリオ
GM:響を無視しつつ(笑)
響:がーん(笑)<無視
黎司:「……あの時とは、違う」
GM/ヴィヴリオ:「あれは………巨大なエーテル爆弾だ」
響:「!!」
響:脇目も振らずダッシュ開始、伊音のもとへ! ……たぶん女湯だけど(横死)。
黎司:「…望む所だ」
GM:ヴィヴリオは去っていく
黎司:「………」
黎司:ぎゅっと、シートに体を埋め
黎司:一つ、息をつき。まとめたデータを電算室へ送信する。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「手をつないで」
 シーンPC:響。

GM:宿舎をてっくてっく歩く響
GM:向こうから、湯上りの伊音とルカが歩いてくる
響:(オレは……間に合わなかったのか! いや違う! 間に合ったんだ!!) はぁはぁ(笑)。
GM/伊音:「どうした響」
GM/ルカ:「あ、ひびきだ」
GM:仲良く手を繋いでいる
響:「いやっ、その……。心配だったしな。いろいろ」(笑ってごまかし)
響:「で、何時の間に仲良しになったんだよ」(ちょっと拗ねつつ(笑))>伊音&ルカ
GM/伊音:「いや、その、なんだ。(もにょもにょ)………うるさい!」
GM/伊音:「慕われて…いつまでも邪険にできるほど、私は、その、冷酷では…ない」
GM:そっぽを向きつつ
響:「……そーだよな」(嬉しいような、辛いような、複雑な顔)>伊音
GM/ルカ:「ひびきー、やきもちー」
響:「なぁルカ。ちょっとだけ“まま”を借りてもいいか?」(しゃがんで、目線を合わせて)>ルカ
GM/ルカ:「わかったー、ひびきはぱぱだしねー」
GM/ルカ:「いいよ、ぱぱ」
GM:伊音が耳まで真っ赤になる
GM/伊音:「な、ななな、ば、ば、ばか、馬鹿なことを言うなっ!」
響:「ありがとなー、ルカ」(にんまり笑って、ぽむぽむ撫で撫で)>ルカ
響:「まぁまぁ伊音。お子様の言うコトなんだし、大目に見てやれよ」(笑)
GM:ルカはてとてとと格納庫の方に歩いていく
響:「で…………。悪ィ伊音。時間が無いから手短に言うぜ?」(ふと、真剣な声)>伊音
GM:伊音はごほんと一度セキをすると、響に向き直る
GM/伊音:「どうした、響」
響:「あの子な。……ルカからエンジェルハイロゥが検出されたんだ。さっき、格納庫で」
GM:は? という顔をする
響:「ゴレーム、覚えてるだろ。エーテルを吸収する妙なフーファイター」
GM:あぁ、と頷く
響:「政宗でオレらと戦って……東海竜で暴れて、昨日は足立基地が壊滅した」
響:「あの子は、そうして集められたエーテルの結晶体で、いつ爆発してもおかしくねー爆弾ってこと、らしい」
GM/伊音:「なにを証拠に、そんな!」
響:「黎司さんと、ヴィヴリオ大佐いわく……だけどな」
GM:言葉を失う伊音
響:「あの2人の意見が一致してるんだ。たぶん、間違いじゃないと思う」
GM/伊音:「だが、だからって、あいつをどうするんだ。ルカを」
GM/伊音:「爆弾だとしたら、この基地に来た時に爆発していれば済む話であろう?」
GM/伊音:「ルカは、記憶を失っているんだ」
響:「…………記憶を、失ってるから。かも」
響:自分で言っておいて、思わず伊音と顔を見合わせる(笑)。
GM/伊音:「なら、ならいいだろう、響! あの子を死なせる必要なんか、無いだろう?」
GM:響に縋るように、見つめてくる
響:「お、オレだってあの子を死なせたくないさ!」
響:「でも、だからってオレは……」(ちょっと頭を左右に振って)
GM:その時、警報が鳴り響く
響:「! ――と、とにかくだ。あの子を放っておけないことに変わりは無いんだ!」
響:「行くぜ伊音! ルカを、離したらダメだ。何か、そんな気がする!」
GM/伊音:「わ、わかった!」
響:特に根拠は無い。それでも頷いて、伊音の手を取って走り出す。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠