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Last Update/2012.02.05


◇ 第42話『アラフニの、顎(アギト)』◇

「生き延びた人と死んだ人を忘れない為の、自らに課した約束じゃないかな……わたしは、そう思う」 ――トゥアレタ・クレーリオン

 

シーン1/シーン2/エンディング://
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「天津島沖海戦、終盤」
 シーンPC:十七夜。

GM:天津島沖海戦の開始より、4日後。
GM:援軍として大酒空港を飛び立ったホルテンXXBの指揮を執るのは、十七夜高彬その人である。
GM:格納庫には、おそらく切り札となる2機のシュネルギア。“トラバント”そして“タイフーン”が搭載されていた。
GM/オペレーター:「艦隊旗艦――“瑞鷹”より入電。敵天使兵の第7派に、圧されている模様です!」
GM:状況は、悪化の一途を辿っている。
GM:緒戦でシュネルギア隊の半数を失ったヤシマ=統一帝国連合艦隊は、続く3日間の戦闘において艦隊の約4割を撃破され、なお敵艦隊を撃退できない消耗戦に引き込まれていた。
GM:無論、合衆国十字軍第3艦隊とて無傷ではない。
GM:彼らもまた損耗の度合いは酷く――事実上、前線に立つ改エンタープライズ級天使力空母“カールヴィン”と、その上空に遊弋する座天使ヤフキエルとが戦線を支えている状態だった。
十七夜:「……今は天津島のことに集中するべきか……機関最大で努力してくれ。人間戦車を出せる距離になったら命令を待たずに射出を」
GM/オペレーター:「了解。総員、第一種戦闘配置。シュネルギア4番機および6番機のドライバー、ナビゲーターは起動準備に入ってください」
総一:「―――天使、か」
トゥアレタ:「……S.Q.U.I.D.リング接合検査良好。ケルン展開検査良好。総項目、現時点で問題無し」ちぇっくちぇっく
レオンハルト:「………馴染むね」
レオンハルト:『先生、4番機いつでもいけますよ』
十七夜:「座天使1つ、か……がんばってくれたな」
GM/アクシア:『まぁねー』>十七夜
GM/アクシア:『よく来てくれたわ。戦況は見てのとおり、あの座天使さえどーにかすれば、アタシたちの勝ち……っていうか、とりあえず負けは無くなるわね』
GM:どこか疲れた、だが明るさを失わない声で、アクシアからの通信が入る。
レオンハルト:『アクシアたいちょー、御疲れ様です。あとは若い衆に任せちゃってくださいよ』
レオンハルト:けらけらけら
GM/アクシア:『そうして欲しいわよ、ホント。……正直、カノーネとアペルギアじゃ、足止めが精一杯だわ』
十七夜:「ああ、大尉もよく支えてくれた。もう少しだ、こらえてくれ」>アクシア
GM/アクシア:『何とかやりくりしたけど、こっちももう限界よ。――この戦い、貴方たちに預けるわ』>ALL
十七夜:「レオン君……トゥルナイサー中尉。人間戦車の指揮は君に任せよう」
レオンハルト:『了解しました、先生』
トゥアレタ:「4番機、起動シーケンス開始」

GM/オペレーター:「敵空母および座天使まで、距離4000! 敵、迎撃圏内に入ります」
レオンハルト:『任せてください。って聞いてた、総一?』
総一:「丸聞こえだバーロー」
レオンハルト:『起動後、前衛は任せるよ』
総一:『任しとけや』
GM/紀央:「S.Q.U.I.Dリング接合、ケルン展開準備完了です、総一さま」
GM/紀央:「――頑張りましょう、ね?」(にこり)>総一
総一:「おっけおっけー。死ぬ気でやっちゃる、死なねーがな」
トゥアレタ:「……S.Q.U.I.D.リング接合。ケルン展開準備完了。本機はこれより発進ファーゼに移行します」
GM/オペレーター:「了解。シュネルギア4番機および6番機、発進準備完了」
GM/オペレーター:「後部デッキ解放、非戦闘員はデッキから退避してください」
十七夜:「天城少尉、君たちの機体は共に射撃戦向きの機体だ。うまく協力しないと連携が取りにくい……頼むよ」


レオンハルト:GM、経験点の消費を具申
GM:おお?
レオンハルト:いざという時のために、≪伝家の宝刀≫でシュラークファウストを取得申請
GM:いいけど、アレを取ると腕の九八式対天使砲は死に装備になるよん>レオン
GM:それで良ければおっけー。
レオンハルト:どうせ、砲は使いません。ミサイルしか撃たないし。遠目からは。(笑)
GM:なら問題なーし

トゥアレタ:「……レオン。時間よ」
レオンハルト:「トゥアレタ、腕の砲をシュラークファウストに換装。近接戦闘も考慮しといて」
トゥアレタ:「了解、装備換装しとくわね」
総一:「……やっぱ天使だって、落としても聞こえンだろーな―――あの音」ぼそ、とひとりごちる
GM/紀央:「――総一さま。大丈夫です。……その、あの、わ、わたしが、ええっと」(もじもじ)>総一
総一:「…………紀央、大丈夫だ。ただ」
GM/紀央:「はい?」>総一
総一:「―――や、何でもない」
GM/紀央:「――ふふ、ヘンな総一さま」(くすくす)
GM/アクシア:『じゃあね、レオン、総一。それにトゥアレタと紀央も。絶対に死んじゃダメよ? ちゃんと瑞穂基地に戻ったら、アタシがアイスクリームおごったげるんだから』>4人
レオンハルト:『どうせなら、至高亭の豪華デザートセットがいいですよー』ぶーぶー
総一:『こらこらこらこら』>レオン
GM/アクシア:『そうねー……ま、考えといてあげるわ』(ウィンク)>レオン
十七夜:「こちらも準備を始めるか……」アクシアたちの通信を聞きながら
GM/オペレーター:「拘束具、1番から13番まで解除。接続アーム、展開」
GM/オペレーター:「シュネルギア4番機、及び6番機、発進どうぞ!」
トゥアレタ:「同期完了。レオン、いつでもどうぞ!」
レオンハルト:『4番機レオンハルト、タイフーン発進!!』
レオンハルト:ごうと空に羽ばたく
レオンハルト:「トゥアレタ、慣熟飛行も済んでないけど、行くよ!」
トゥアレタ:「問題ないわ。任せて!」
GM:ゴウッ! と新たなる翼が、蒼天に解き放たれる。
総一:『……天城総一、6番機トラバント、出るッ!!』
GM:続いて、もう1機。
総一:同じく、空高く舞い上がる―――
十七夜:「(信じているよ……いつか戦争を終わらせる日が来ることを。それまで、死ぬんじゃないぞ……)」ギアの後姿を見送りつつ
GM:いま、ヤシマの命運を賭けた戦闘が、始まろうとしていた――。
GM:シーンエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン2 「駆け抜ける嵐」
 シーンPC:トゥアレタ。

GM:というわけで、戦闘ラウンドに入ります。
トゥアレタ:了解です
レオンハルト:敵は座天使一匹だけなのかな
GM:エンゲージ関係は、ホルテン(1km)シュネルギア(3km)座天使/空母 となっております。
GM:座天使と空母は、同じ距離ですが別エンゲージ。
GM:また、空母には護衛機が44機ほどおります。
総一:ぎゃー。
レオンハルト:空母も倒さなきゃめーなの?
GM:空母の撃破は、勝利条件には含まれません。
GM:座天使を墜とせば、戦局を判断して撤退すると思われます。
レオンハルト:では座天使に集中攻撃としますか
GM:うい。
十七夜:あれ、空母はまだザコを吐いてないんじゃないのかな? 違う?
GM:いちおう展開済み<空母
GM:空母のエンゲージに、護衛機×44が居ます。
GM:では、各自、【感覚】の宣言を。いちおう(笑)。
レオンハルト:感覚は13。
総一:感覚11ー。
トゥアレタ:感覚は5
十七夜:本人の4
GM:こちらは、座天使20、戦闘機15、空母8です。

GM:では、セットアップフェイズ。
トゥアレタ:「レオン、どうせなら空母も落とせれば後顧の憂いを断てるんじゃない?」と提案しつつ
十七夜:いずれにしても、《リーダーシップ》というておきます
レオンハルト:「じゃあ、がんばってみますか」
レオンハルト:『先生、僕は空母を急襲します。ホルテンは総一の援護しつつ、座天使に当たってください』
GM:他に無ければ、設定の順番に関係なく、次は総一のトラバントIIIの不意打ちが起動するはず。
総一:ほむるん。
GM:てことで、十七夜さんは他の面子の順番を決めると良いと思われます。
十七夜:トゥアレタ、十七夜、レオン、残りかな?
GM:了解。

GM:では、まず総一から行ってみよう。
GM/紀央:「――総一さま、総合霊素頭脳(グロース・レヒナー)の同調率98%、トラバントジステムIII及びV、展開完了です」
総一:「おっけおっけー……さーて、突っ込むかッ!」
GM:どぞー。[不意打ち]できる位置では届かないからダメ、なんてコトは言いませんので、がしがし殴れ!
GM/紀央:「先の先、虚の実を象るは陰陽五行の理なり――。トラバント、撃ぇーーっ!!」
総一:《エーテル》をLv4→5、ダイスを95追加。
GM:ぬううっ
総一:#100c5
●ダイス:Souichi:100c5=84(2,2,1,2,2,2,5,6,1,5,1,1,1,5,5,3,1,1,5,4,3,3,6,6,
6,5,2,6,2,3,4,6,3,1,6,3,6,5,3,2,3,5,3,1,4,1,4,4,4,5,6,1,1,1,5,4,4,5,5,3,1,
6,5,3,1,1,6,3,3,5,6,5,5,4,6,4,5,3,4,1,6,3,3,2,2,5,6,4,4,3,4,3,2,4,4,1,1,4,
6,5)= 84
GM:座天使は回避しなーい。
GM:ダメージ来い来い。
総一:「騎兵隊だッ! ……当たると痛ェぞォッ!!」《マインドクラッシュ》
GM:ああん!(笑)
総一:攻撃力+18に、マインドクラッシュの効果で−5。
GM:#84+18-5
●ダイス:SOUMA_GM:84+18-5=84+18-5= 97
GM:HPに97ダメージ……よーし、まだ浮いてるぜ!
総一:そりゃなあ。母艦落としたいそうだし(笑
GM/座天使:「serra,serra,serra……」
総一:「……試し撃ちとしちゃー、文句なしか」

GM:次は、トゥアレタ?
トゥアレタ:ではアナライズかな。
GM:判定どぞー
トゥアレタ:ロゴス3で情報処理4→5、更にロゴス15消費でダイス増加。
トゥアレタ:#20c5 アナライズ難易度5
●ダイス:tovaletta:20c5=18(3,5,4,2,5,3,5,3,2,5,5,6,3,1,4,6,5,2,1,1)= 18
トゥアレタ:見通せました(笑)
GM:うむ。まず空母は“改エンタープライズ級天使力空母”、艦名はカールヴィン。
GM:護衛機は、融合天使(戦闘機)相当×44機
GM:あとは、座天使。
GM:これらは、通常のデータの他に、次の特質を持ちます。

[R.M.A統率システム:レベル1]
 全ての天使兵、天使核兵器の技能+1レベル(最大5)、ダイス+10
 対象は座天使及び空母。戦闘機は除く。

■座天使ヤフキエル
 追加特技あり。
 《圧殺》 <格闘4>、判定値60、ダメージ+10(重)

GM:では、十七夜どうぞ。
十七夜:まぁ、《ミサイル支援》しかないわけで
GM:それが辛いわけで(笑)。
レオンハルト:『先生、護衛機の座標送ります』
十七夜:6c3か……
十七夜:ミサイル支援の5にロゴス6消費で技能を5に。ロゴス50追加でダイスを増やす
十七夜:#56c5 目標値よんじゅーよん!
●ダイス:Kanaki:56c5=48(2,4,6,3,6,2,2,4,2,6,2,4,1,2,5,6,2,2,2,4,3,1,6,2,4,
4,4,3,5,4,1,2,6,3,2,2,4,3,3,4,5,3,2,6,6,1,2,5,5,1,1,5,1,5,3,2)= 48
十七夜:うい、くりあー。
十七夜:「全艦艇にこのデータを転送……ありったけのミサイルを撃ち込んでくれ!」
GM:ぎゃー、一気に全滅か!(笑)
GM/アクシア:『あーもー、ミサイルだって残ってないんだからね!』とか言いつつ、派手に掩護のミサイルが降り注ぐ!
GM:……ほ、ホイシュレッケにしとけばよかった(笑)orz

GM:続いて、レオンの番。ああ、空母が丸裸にー(笑)。
レオンハルト:「よし、護衛機が落ちた…。トゥアレタ、行くよ!」
レオンハルト:一気に間合いを詰める
トゥアレタ:「ええ、決めて!」
レオンハルト:<格闘>を1→5、ロゴス12、≪峰打ち≫最初から宣言ロゴス5、ダイスブースト332個
レオンハルト:ダーザイン、5LV×7昇華
GM:ぬう、エンタープライズは264ダメージまでなら浮いているのだが……(笑)。
レオンハルト:#334c5+70
●ダイス:Leon_t:334c5+70=171(1,5,2,6,4,1,2,6,4,5,2,2,3,2,3,3,3,4,3,1,3,1,3,
4,5,5,4,5,4,5,1,2,6,2,4,6,1,2,3,1,6,5,6,6,4,6,2,4,5,4,1,5,6,6,6,2,6,4,6,1,5,
2,3,4,5,4,1,5,1,5,6,2,2,4,5,4,1,4,1,2,1,6,3,6,3,4,4,3,1,3,2,1,6,5,1,4,4,3,4,
4,1,3,4,6,2,4,2,4,6,6,4,3,6,3,4,5,4,1,6,3,2,1,2,3,6,5,5,3,1,6,1,5,2,3,6,3,2,
6,3,4,2,6,3,5,6,5,1,3,2,2,1,3,5,3,4,6,2,4,3,4,1,4,2,5,5,1,2,1,1,3,3,4,3,1,5,
1,5,1,4,2,1,2,2,5,5,2,4,3,4,2,1,3,4,3,3,4,2,1,1,3)+70= 241
レオンハルト:うお、賽の目がへなっている
GM:いや、レオン。
レオンハルト:ほにょ
GM:最近気付いたんだが、どうもこのダイス、200個くらいまでしか対応してないみたいなんだ。
レオンハルト:なんと
レオンハルト:じゃあ分けて振るね。
レオンハルト:#100c5
●ダイス:Leon_t:100c5=75(6,2,5,1,3,3,1,5,6,2,3,6,1,2,6,6,1,1,2,1,5,6,4,6,1,
4,6,6,5,1,6,5,1,5,2,3,5,1,6,6,1,1,4,1,6,3,2,4,5,4,5,1,4,3,3,5,6,6,4,5,6,4,1,
2,4,3,1,1,3,5,2,2,6,2,2,3,6,6,1,5,3,6,4,6,5,6,6,1,4,5,2,3,6,3,3,4,4,1,2,6)= 75
レオンハルト:#100c5
●ダイス:Leon_t:100c5=81(5,4,2,1,1,4,4,3,3,3,6,3,2,5,3,2,1,6,1,4,5,3,4,2,3,
3,5,1,4,6,5,4,3,6,3,1,4,1,3,5,6,1,3,5,2,6,2,3,3,2,1,3,4,6,5,5,5,3,6,4,3,6,2,
4,3,6,4,4,5,5,6,1,6,3,5,6,3,1,2,5,4,4,3,3,6,6,6,4,4,2,1,6,6,6,1,4,2,4,5,2)= 81
レオンハルト:#134c5+70
●ダイス:Leon_t:134c5+70=110(6,3,6,5,1,2,6,3,5,6,3,6,4,3,4,4,2,5,6,3,2,3,3,2,
6,4,3,3,2,1,2,3,3,6,3,3,5,1,4,1,4,5,1,2,3,1,4,2,6,6,4,3,4,3,5,6,1,5,3,1,2,1,5,
4,4,5,5,6,4,3,3,4,4,6,5,1,6,1,5,1,6,1,2,4,6,5,6,6,4,6,6,6,2,3,2,1,6,3,3,2,2,4,
5,5,3,5,4,1,1,3,5,4,5,6,1,2,1,5,3,1,1,2,1,1,1,5,5,5,4,4,4,3,3,6)+70= 180
レオンハルト:アガペー665、ロゴス残り36
GM:#75+81+180
●ダイス:SOUMA_GM:75+81+180=75+81+180= 336
レオンハルト:「くぅらぁああええええええ!!」
レオンハルト:空母の甲板に一直線に拳を叩き込む
レオンハルト:まさにタイフーン
GM:……えーっと、沈みました(笑)。
GM:どおおおおおん!! と、純白の天使力の柱が突き立つ!
GM:あたかもマスケンヴァル現象を彷彿とさせるが――そこまで無差別でも、傍若無人でもない。
GM:(まぁ、わらわらと兵士さんたちがボートで脱出してると思って(笑))
レオンハルト:「トゥアレタ、紀央と総一をサポート!」
レオンハルト:沈みかける空母の上に仁王立ちして、座天使とトラバントを見上げる

GM:ええい、座天使が最後の意地を見せて行動を宣言するぜー?(笑)
トゥアレタ:感応、いっきまーす
レオンハルト:感応だ、ぜ、GM(笑)
GM:分かってるって(笑)。
トゥアレタ:トゥアレタ「総一くん、直接補助開始します! 気を楽にして!」
GM/座天使:「serra,serra,serra……」
総一:「おっけー……んあ?」
GM/紀央:「――4番機とのエーテルリンク接合を確認。V機関、フルドライブ開始します、総一さま!」
トゥアレタ:【総一からの依存/4】昇華。成功数8を買って、これだけで成功させます(笑) 代償のロゴス10も消費。
GM:おっけえ。
GM/紀央:「今なら……あの天使兵を、撃破できます!」
総一:「―――よっしゃ!」
総一:ではー……
総一:「俺の心は嵐の如く猛っている。いくつもの怒りや悲しみ……その怒りと悲しみを我が力として、俺はお前を討つ!」
GM/座天使:「serra,serra,serra……」
GM/紀央:「参りましょう――!」
総一:ダーザインLv5を5つ、Lv4を2つ昇華。
GM:ぐはーッ(吐血)
総一:エーテルLvを4から5に、ダイス113追加
GM:はわわーっ!!?(笑)
総一:「人それを……『修羅』と言う!」 トラバントジステム3。
総一:#118c5+66
●ダイス:Souichi:118c5+66=98(6,6,6,4,4,4,1,3,2,3,2,2,2,6,4,5,4,6,6,5,4,1,2,
5,6,3,2,3,6,6,5,4,3,2,4,1,3,4,6,6,2,4,5,3,4,2,2,5,1,3,4,2,4,4,2,6,3,1,3,3,3,
6,6,5,3,1,2,5,4,1,4,2,3,2,4,1,4,4,6,5,3,4,3,1,5,3,5,4,1,6,4,4,3,1,5,3,6,1,5,
1,3,1,3,6,3,3,1,4,4,3,1,6,4,3,3,3,6,3)+66= 164
GM:座天使は、だから避けませんっって!
GM:……えっと、《マインドクラッシュ》する?(可愛く)
総一:《マインドクラッシュ》。(爽)
GM:沈みました。演出があればどうぞm(__)m
GM/座天使:「serra,serra,serra……」
総一:「おおおおおおおおおあああああああああああッ!!」渾身の叫び。全ての負の感情を振り払うような。
GM:すばあああッ! とトラバントジステムの砲火が座天使を解体していく。
総一:「…………成敗ッ!!」
GM/オペレーター:「敵空母、及び座天使の撃破を確認!」
GM/オペレーター:「合衆国十字軍第3艦隊――撤退を、開始しました!!」
GM:わああああああッ!! と、通信回線を味方の兵士たちの歓声が駆け巡る。
GM:開戦以来、最大規模の戦いとなったこの海戦は、ヤシマ=統一帝国連合艦隊の辛勝と言う形で――決着がついた。
GM:戦闘終了です。
レオンハルト:「ひと段落、か」
トゥアレタ:「生き延びたわね、なんとか」
GM/アクシア:『あ〜〜〜〜ん、もう、凄すぎよアンタたちっ! んーっ、愛してるっ☆』>ALL
十七夜:「ご苦労様だったね。帰ろうか、瑞穂基地へ」
総一:「―――あ。マジかこれ」
GM/紀央:「? どうかされたのですか、総一さま?」
総一:「……『音』が、聞こえなかった」
総一:「もしかしたら……克服できるような、問題なのかもな。はは」
GM/紀央:「……はい、総一さま」(ふと、微笑して)
GM/紀央:「総一さまが、わたしを護ってくださるなら……。わたしが、総一さまの御心を護ります」
総一:「……じゃ、頑張んなきゃな、俺」
総一:「よーし、戻っか! んでもって、美味いモンでも食おうぜっ!!」
GM/紀央:「はい。美味しいもの、楽しみです」(微笑)
総一:満面の笑みを見せつつ。
GM:そうして――少年たちは帰っていく。
GM:自分たちの、帰るべき場所へ。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン1 「この温もりを忘れない」
 シーンPC:総一。

GM/紀央:「〜〜〜〜♪」
GM:瑞穂基地、夜の格納庫。
総一:「ふー……」
GM:どういう心境か定かではないが、今日も今日とて、彼女は格納庫のおそうじに励んでいる。……ほうきで。
GM/紀央:「あっ、総一さま!」
総一:「おー、紀央っちー」
GM:手を休め、ぱたたた……と駆け寄ってくる巫女服の少女。
GM/紀央:「どうかされたのですか? こんな時間に……」
総一:「……こんな時間だから、だよ」
GM/紀央:「? ??」(小首傾げ)
総一:「…………色々あったな、この数日間」
GM/紀央:「…………そう、ですね」(頷く)
GM/紀央:「あの……一樹さんは、その」(あぅあう)
総一:「……ゆーな、馬鹿」
GM/紀央:「…………」(俯く)
GM/紀央:「…………総一、さま」
総一:「……どしたよ?」
GM/紀央:「総一さまは、忘れないでくださいね。あの方のこと」(ぽつり、と苦しそうに呟く)
GM/紀央:「わたしは……きっといつか、忘れてしまいます」
総一:「……二度と忘れねェよ。魂に刻んだ」
GM/紀央:「……なら、安心です」
GM:顔を上げ、僅かに滲んだ涙を細い指で拭って――少女は、健気に微笑んだ。
総一:「俺等が受け継ぐのは、死んだ人たちの志だ。無駄な死なんざ、ねェんだよ」
GM/紀央:「ええ……。そうですね、総一さま」
GM/紀央:「きっと、総一さまならわたしのことも……」
総一:「何だよ、紀央?」
GM:じぃっ、と見つめてくる。
GM/紀央:「……ふふっ。何でもありません、総一さま」(くす)
総一:「…………紀央」
GM/紀央:「はい?」
総一:「今回ばっかしは、ちーと俺の我が儘聞いてもらおっか」
GM:てくてく、と彼女はまたほうきを持って歩き出していて……足を止め、振り返る。
GM/紀央:「ふぅ。……総一さまは、いつもわがままさんでいらっしゃいます」
GM:と言いつつも、素直に立ち止まって総一を待つ、紀央。
総一:「言うない……」彼女の方に歩いていって…………ぎゅ、と抱きしめる
GM/紀央:「…………あ」(赤ぁああ)
GM/紀央:「そっ、総一さま? あ、あのあの、その、あぁぅ……」(しゅわしゅわと真っ赤に)
総一:「…………あんがとな、色々」
GM/紀央:「……そんなこと、ないですよ」
総一:「俺も生きてみる―――今度は『人』として、な」
GM/紀央:「言いましたでしょう。総一さまの御心は、わたしが……」(きゅ、と小さく抱きしめ返す)
総一:「……ん。あんがとな、マジで」彼女がそこにいることを漢字ながら、安らかな笑顔を浮かべる
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン2 「事後報告」
 シーンPC:十七夜。

GM/ヴィヴリオ:「――ご苦労だったな、十七夜」
GM:報告を受け、ヴィヴリオは深く息を吐いて、頷いた。
十七夜:「天津島にも何とか間に合ったよ。成功した、といっても構わないだろうね」
GM/ヴィヴリオ:「だが……結局、情報漏れの原因は分からずじまいか。……それとも、分からなくて幸いだったのかな?」
GM:少し、悪戯っぽい笑みを浮かべる。
十七夜:「……ああ、正直、予想が当たるのが怖い」疲れ果てた様子で
GM/ヴィヴリオ:「高瀬一樹か。……彼には、悪いコトをしたね」
GM:つぅ、と報告書に貼られた青年の写真に、指を滑らせる。
GM/ヴィヴリオ:「だが、こんなことは」
GM/ヴィヴリオ:「あの“天使たちの家”(アンゲルスハイム)から此の方、何度と無く繰り返されてきたことだ。……今さら、一人や二人と思うたび」
GM/ヴィヴリオ:「ボクたちは、どこまで業深いのかと、思い知らされてしまうね」
GM:特に口調や表情を変えることなく、ヴィヴリオの指は一樹の写真をなぞり続けている……。
十七夜:「いかに罪深くとも、戦争を終わらせるまでは懺悔もできんよ。それが戦争を始めた私たちの世代の責任だろうさ」
GM/ヴィヴリオ:「それは違うさ、十七夜」
GM/ヴィヴリオ:「戦争を始めたのはボクたちじゃない。――ボクたちは、戦争を続けているのさ」
GM/ヴィヴリオ:「幾ら信念を掲げようとも。……否、それゆえにボクたちは」
GM:僅かに、彼女は頭を振る。
GM/ヴィヴリオ:「――すまない。私も少し、疲れてしまったようだ」
十七夜:「……お互い歳をとったということだね。いや、私も長居してすまなかった」
GM/ヴィヴリオ:「後の報告は、ハルトマン大佐とリヒトヴィッツ大尉にお願いしよう」
十七夜:「ああ、そうさせてもらおう……いつかゆっくりと昔話をできるようになりたいものだな」
GM/ヴィヴリオ:「次は、出張先のおみやげくらいは期待しても、構わないかい?」
十七夜:「ああ、もっとゆっくりできるような出張だったら古都のパン屋を回る余裕もあったのだろうが(苦笑)」
GM/ヴィヴリオ:「…………」(ちょっと恨みがましい目で、十七夜を見る(笑)<パン屋)
GM/ヴィヴリオ:「そうだね、考えておくよ。……“自由を我が手に”(フリーデン・イン・デア・ハント)!」(敬礼)
十七夜:杖を取り退室しましょう。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン3 「手塩にかけた」
 シーンPC:レオン&トゥアレタ。

GM:瑞穂基地の格納庫、昼間。
GM:当面、修復されたイェーガーを使いたいというレオンの希望で、“タイフーン”は再び古都の実験施設に戻されることになった。
レオンハルト:脳みそをイェーガーの方に移し変えてる作業とかしてるのよ、きっと
GM/維馬篭:「――どうでしたか、この機体の感想は?」
レオンハルト:「凄い、の一言ですね」
トゥアレタ:「扱いやすい、素直でいい子でした」
GM/維馬篭:「それは良かった。……でも、なぜそのまま使わないのです? どこか問題でもあれば、改善させますが……」
GM:少し不思議そうに、維馬篭は尋ねてくる。
レオンハルト:「………僕とトゥアレタが育てたイェーガー」
トゥアレタ:「……わたしとレオンを護ってくれる……いえ、一緒に戦ってくれるわたしたちの子は、イェーガーなんです」
レオンハルト:「タイフーンには、きっとタイフーンに相応しい操者が現れますよ」
レオンハルト:「僕には、イェーガーを犠牲にしてタイフーンを選ぶことは出来ません」
トゥアレタ:「我が子より出来がいいからと、血の繋がった子を施設に入れて、その施設からもっと出来のいい子を譲って貰う親はいないです。わたしが感じているのは、多分そういう事だと思います」
レオンハルト:なにを示して言っているのか…維馬篭を見据える
トゥアレタ:きゅ、とレオンの手を握る。
GM/維馬篭:「温い感傷ですね。――まぁ、それも良いでしょう」
GM/維馬篭:「君たちの、そういうところは嫌いではありませんよ?」(くっく、と笑う)
GM/維馬篭:「選択の余地がある……それは、素晴らしいことなのですから」
レオンハルト:中尉の階級章の下に、一個勲章がぶら下がっている
GM/維馬篭:「では、今回はこの辺で引き上げましょうか。……ああ、そうそう」
GM:踵を返そうとして、ふと、何かを思い出したように維馬篭は言う。
トゥアレタ:「失礼しま――まだ、何か?」敬礼を返そうとして
GM/維馬篭:「君たちを墜とした、あの白いフーファイター。現在は行方不明、だそうですよ」
GM/維馬篭:「ですが、いずれまた、君たちの前に現れるかも知れません」
GM/維馬篭:「“タイフーン”に限りませんが。――必要な時には、素直に助けを求めなさい」
トゥアレタ:「はい。有難う御座います」一礼
レオンハルト:「…あれは、僕の標的です。必ず次は…仕留めて見せます」
レオンハルト:じっと目を逸らさない
GM/維馬篭:「期待しましょう。まぁ、もう少し大人を頼ってくれてもいいのですがね」
GM:それでは。と、今度こそ維馬篭は去っていく。
GM:途中で凍を捕まえて、ちょっと質問攻めにしていたりもするが――それも、そう長い時間ではない。
レオンハルト:維馬篭の姿が消えてから、胸の勲章を引き千切って地面に叩きつける
レオンハルト:「こんなもの一個で…誤魔化されるもんか…」
トゥアレタ:その勲章を拾い上げて。
トゥアレタ:「――レオン。これは、維馬篭中将からの慰労じゃないの」
トゥアレタ:ぱたぱたと埃を払う。
GM:それは、敵空母を撃破し、艦隊を救ったとして、維馬篭がレオンに直々に渡したものだ。
レオンハルト:「………そんなのいらない」
GM:中尉の辞令が出たばかりなので、今回は昇進は見送られたのだが――。
レオンハルト:「そんなのもらうために…闘ってるんじゃないよ、僕や…みんなは」
トゥアレタ:「……今度の件で、生き延びた人と死んだ人を忘れない為の、自らに課した約束じゃないかな……わたしは、そう思う」
レオンハルト:トゥアレタの手に、自分の手を重ねて俯く
GM:高瀬一樹はじめ、“天使派”テロリストたちの遺体は、どう処理されたかも分からない。
GM:自分たちは、彼らの犠牲の上に生かされているのだろうか。
GM:だとしたら――。
トゥアレタ:「これを下げている限り、わたしは忘れられない――テロリストの人たちや、高瀬さんや、傷付いた表情の総一くんや、いろんな総てを」
レオンハルト:「うん………そうだね、ありがとう…トゥアレタ」
レオンハルト:ぽたぽたと、顔を見せずに涙をこぼす
トゥアレタ:「だからレオン。これを捨てるなら、彼らの事も一緒に捨て去って。あの時のわたしもいっしょに」
トゥアレタ:レオンの胸に勲章のピンを留める。
レオンハルト:「捨てないよ、捨てない」
レオンハルト:「僕は誰も、捨てるもんか」
トゥアレタ:「――ありがとう」
レオンハルト:「みんなみんな、拾って、背負ってやる」
トゥアレタ:ぎゅ、とレオンの頭を抱き寄せて
レオンハルト:トゥアレタの胸に顔を埋める
トゥアレタ:「――約束したよね。一緒に、泣こう?」
レオンハルト:声を押し殺して、泣く
GM/茜:「おーい、そこー。いつまでいちゃついてんのさー?」(遠くから、声)
GM/茜:「こっちだって忙しいんだよ? やっとイェーガーの再セットアップまでこぎつけてんだからさー」(遠くから、声)
トゥアレタ:茜の方へレオンの手を取り、二人で人目も憚らず涙を流しながら。
GM/茜:「――? ちょ、ちょっとどーしたのさ2人とも?!」
レオンハルト:「なんでもないよ、なんでもー!」
トゥアレタ:「うん、ごめんね茜さん……ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ――待ってもらって、いいかな」
GM/茜:「――いいよ。とりあえず他の子見とくからさ」(ぷいっ、と顔を背け)
GM/茜:「気が済んだら、呼べよなっ!」(ぱたたた……と駆け去る)

トゥアレタ:「……いこう、レオン?」
レオンハルト:「うん」
レオンハルト:「全部背負って、行こう」
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 レオンハルト・トゥルナイサー@Bak.ヤン:6点
 十七夜高彬@銀目猫:6点
 天城総一@高菜葉:6点
 トゥアレタ・クレーリオン@礼智仁:6点
 GM@相馬斉遠:24/3+1=9点

【雑感】
 始めに言っておくと、このセッションは良いGMなら真似をしてはいけない類のセッション。まだ軽めな方ではあるが……。
 オープニングでPCにストレスを与えた敵とは直接の関係なく進むミドルフェイズ。しかもそこで登場したNPCを救うこともできず、命令されて赴いた戦場に自分を撃墜した敵は居ない……。そりゃあ腹いせに空母の1つも沈めたくなるはず。
 だが、これが戦争だ――という一点においてのみ、物凄く成功したセッション。
 高瀬一樹の主張は、その手段さえ眼を瞑ればむしろ少年少女の心情に沿うものであり、それ故に理不尽なまでに彼を踏み躙る十七夜や維馬篭といった“たのもしい味方”に信頼と疑問を抱くやるせなさ……。
 繰り返すが、これは良いGMは真似をしてはいけないセッション。
 プレイヤーの協力と、カタルシスを後に得られる(であろう)キャンペーンスタイルだから許されている……と考えれば、PL各位には感謝するばかり。ほんとありがとうm(__)m
 ――まあ、もっと酷い展開のセッションもあるのだが、これはまたいずれ。

 なお、タイトルの割にアラフニのアの字も出てこないセッションだが、その意図は十七夜のエンディングにおけるヴィヴリオの台詞から読み取って欲しい。上で述べているやるせなさも含めた、天使と人間の戦争を定義した女のあざとから、この世界は逃れえていないのだ。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠