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Last Update/2012.02.05


◇ 第43話『舞う雪の中で』◇

「あれに乗るのは私1人……それとあなた1人、です」
――シルヴィア・エリュドリン

 

ミドルフェイズ:シーン1/シーン2/シーン3/シーン4/シーン5
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「出会い、または再会」
 シーンPC:ほのか。

GM:瑞穂基地に輸送機が降り立ち、大小さまざまなコンテナを運んでいく
GM:それはともかく、一緒に載っているはずのギアドライバーを迎えに行かなきゃならない。
ほのか:「……えーと、キルシュブリューテ、キルシュブリューテはー……じゃなくて」きょろきょろ
GM:と、あわてて居住区の部屋から出てきたところ、通路をふらふらと見慣れぬ少女が歩いている。
GM/少女:「ここも違うし、こっちも違う……」
ほのか:「……どしたの?」
ほのか:ひょこりと、人なつっこそうな笑顔を浮かべて。
GM/少女:「あ、瑞穂基地の方ですか? えっと、迷ってしまったみたいで……」てへへ、と照れ隠しの笑いを浮かべる
ほのか:「……えーと、ここに来るの初めて? ということはー……しるびーちゃん?」
GM/シルヴィア:「そうですけど……どうして私のことを?」
ほのか:「ああ、よかった。私は灰原ほのか」
GM/シルヴィア:「あっ、ご挨拶がまだでしたね。シルヴィア・エリュドリンです。よろしく、灰原さん」と頭を下げる
ほのか:「よろしくね、しるびーちゃん……私はー、そうね、あなたのおねいさん、とでも言っておこうかな?」
ほのか:「色々教えてあげるから、分からないことがあったら聞いてね?」
GM/シルヴィア:「おねいさん……?」
ハインリヒ:咥えタバコで、ぶらぶらーっと通りかかろう
響:ひょい、と登場(笑)。
響:「いきなりそりゃー無いんじゃねえ、ほっきゅん?」>ほのか
ほのか:「……って、ほっきゅん言わないッ!」
GM/シルヴィア:「それで、私着任の挨拶に、ヴィヴリオ大佐って人のところに行かなきゃならないんですけど……この辺で良いんですよね?」
ハインリヒ:「お、灰原。誰だ、その子」
響:「って、その娘、誰さ?」>ほのか
響:「…………」(じー、とハインリヒを見る(笑))
GM/シルヴィア:「……あっ!?」>ハインリヒ
ほのか:「……どしたの? もしかして知り合い? それともらぶー?」
GM/シルヴィア:「ハインリヒさん! お久しぶりです!」
ハインリヒ:「うん?」
響:「マジで知り合いかよっ?!」(びっくり)
ほのか:「…………へー。スミに置けないねー、ハインさんも」にやにや
ハインリヒ:「………えーっと、誰だっけか?」タバコをぽろり
ハインリヒ:「いや歳を取ると忘れっぽくなってな」
響:「…………」(じー、とハインリヒを見る(笑))
ハインリヒ:「なんだ橘、その目は」
響:「いや、別に……」(視線逸らし)
GM/シルヴィア:「シルヴィアです。この国に来たとき、助けていただいた……(悲しそうな顔で)えっと、覚えてらっしゃらないでしょうか?」>ハインリヒ
ハインリヒ:「………」考え込んでいる
ほのか:「…………と、り、あ、え、ず」
ハインリヒ:「…あぁ、あの時の子か」
ハインリヒ:「なんだ、3年で随分大きくなったな」
ハインリヒ:頭を撫でてやろう
ハインリヒ:じろーっとほのかと響には視線を向けておく
GM/シルヴィア:「はい! 瑞穂基地に配置になるって聞いて……会えるのを楽しみにしていました」嬉しそうに撫でられ

ほのか:「…………う、タイミング外しちゃった」いつの間にか手元に持ってるハリセンで彼をどつこうとしたところで思い出された
ハインリヒ:「配置って…戦うのか? お嬢ちゃんが」
GM/シルヴィア:「えっと、まだテストパイロットですけど。多分、このままここでご厄介になると思います。シュネルギアも一緒に来ているんで」>ハインリヒ
ハインリヒ:「そうか…。まぁ、しっかりやれよ、お嬢ちゃん」左手でなでなで
GM/シルヴィア:「はい」にこにこと撫でられ
響:「なぁ、ほっきゅん。結局あの娘、ハインリヒさんの知り合い、でいいのか?」(ぼそぼそ)>ほのか
ほのか:「……えーと、これ?」小指立てて>響
響:「ロリコン……っつーか、孫コン?」
ハインリヒ:右手でほのかと響にげんこつを見舞っておく
ほのか:「若々しいからねー……ありえるありえ」
ほのか:「へぶッ」
響:「がふぇっ?」
ハインリヒ:「そこの間抜け面してる橘って言うのは、お嬢ちゃんの同僚だ」
ハインリヒ:響を指差す
GM/シルヴィア:「それじゃ、あなたがキルシュに乗るんですね。よろしくお願いします」悪意のない笑顔で>響
響:「……は?」<キルシュに乗る
響:「ちょ、ちょっとタンマ。持ってきたシュネルギアって……その」
ほのか:「……あ、そうだ。桃色のと白の機体だよね、確か、持ってきたの」
GM/シルヴィア:「私はシュニー……白いほうを担当します。あれ? 聞いていません?」>響
ハインリヒ:ふむ? と言う顔
響:「オレと、あんたが乗るとかじゃねえの?」>シルヴィア
ほのか:「……のんのん」
GM/シルヴィア:「はい、あれに乗るのは私1人……それとあなた1人、です」わかってるんじゃないか、というような顔>響
響:「はへ?」(←間抜けなかおをしている(笑))>ほのか&シルヴィー
響:「――って、まさか単座式?」
GM/シルヴィア:「ええ、シュニーもキルシュもドライバー1人で動かします。ナビゲーターがいなくても、ほんとにスムーズに動いてくれますよ」>響
ハインリヒ:「ふぅん………」
ほのか:「……ひー、びー、きー?」
ほのか:「……まさか、伊音ちゃんのいない間に何かやろうとか思ってたわけじゃない、わ、よ、ねー?」
響:「やッ、べ、別にオレはそんな!」>ほのか
ほのか:「問答無用っ!」ハリセンを彼の顔面にぶちこんどく
響:「ぐはあぁッ?!」(ハリセンにすっ飛ばされる(笑))
ハインリヒ:「それより灰原。お嬢ちゃんを足止めしていいのか? 大佐の所に行くんじゃないのか」
ハインリヒ:話を変える人
GM/シルヴィア:「あっ……」<大佐のところに
ほのか:「……あー、いっけなーい、うみゅー。案内するよ、しるびーちゃん」
響:しゅうしゅうぷすぷす、と画面スミで煙上げてよう。
GM:ぴんぽーん♪『灰原中尉、ならびにエリュドリン准尉。至急私のところに来るように』
GM:不機嫌なヴィヴリオの声が流れる……どうやら、すでに手遅れのようだ……。
ほのか:「はわ、急がなきゃ!? えーと、響、とりあえず一言だけ。えっちなのはいけないと思いますっ!」
ハインリヒ:「うおーい橘、生きてるかー?」
響:あ、オレ画面スミで死んでまーす(笑)。
ほのか:「じゃ、行くよ……多分怒鳴られに」はぁ、と溜息をついて
GM:シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン2 「おみまい」
 シーンPC:響。

GM:場所は瑞穂基地内の病棟の1室。何したいかはこれでわかるかと(^^;
響:うぎゃー(笑)。
響:えー。しばらく病室の前でうろうろした挙句に、意を決して中に入る。
響:「…………」
響:「…………伊音」(呟く)
GM:部屋の中にはベッドが1つ。
GM:伊音はそこで眠っているようだ……
響:じー、と伊音の顔を見つめる。
響:「何で、だよ……」
響:「何で、お前だけ。……伊音」
GM:マサムネから脱出したときに比べればずいぶんマシになったが……それでもまだ顔色は良くない。
響:指先で、伊音の角にそっと触れてみる。……どういうわけか、彼女はやたらとこれを嫌がったものだけれど。
響:(あ、もちろん理由は知りませんよ?)
GM/伊音:「……」わずかに顔をゆがめる
響:「…………お?」
響:反応があったのが嬉しくて、ついもっと触りたくなるが……何となく嫌な予感がして、止める(笑)。
GM/伊音:「……ぅ……ん」
GM:ぱちり。と目をあける
響:「……伊音?」
GM/伊音:「ひびき……か?」
響:ぱあっ、とあからさまに明るくなる表情(笑)。
響:「良かった……気がついたんだな」
響:感極まって、寝ている伊音の手を、両手でそっと握る。
GM/伊音:「ん……ああ」
響:「ホント、良かった。……正直、もう起きてくれねーのかって、オレっ」
GM/伊音:「……そうか、マサムネは落ちてしまったんだな……」
響:「ン……、ま、それは、その〜」(視線を逸らし)
響:「しっ、仕方ねーだろ、あの場合はっ!」
GM/伊音:「ばかもの。あの程度で……っく」
GM:体を起こそうとして、力尽きる
響:「ッ! おい、無理するなって!」(慌てて、背中を支えつつ)
GM/伊音:「ふぅ……情けない」
響:「まだ、本調子どころか、目が覚めたばっかだろ……ったく」(優しく、寝かせてあげやう)
GM/伊音:「うん……ありがとう」珍しく、素直に従う
響:「気にすんな。今は、身体を治すことだけ考えてろ」(笑う)
GM/伊音:「そうだな……響は」
響:「あっ、そうだ。喉渇いてねーか? お茶くらいなら、確かその辺に……ん?」
GM:目だけを動かして見つめる。
響:見つめられて、ちょっと顔が赤くなる(笑)。
響:「な、何だよ……?」
GM/伊音:「いや、響はなんともないのか、と」ぷい、と顔を背け
響:「はぁ? 目ェ覚めていうコトがそれかぁ?」(ちょっと残念そーな、でも何か楽しそうに)
響:「ま、お陰さまってやつかね。オレはこのとおり、大丈夫だ」(頷く)
響:「っていうか、何で伊音だけ……」
響:倒れちまったんだよ、と少し不満そーに。
GM/伊音:「多分、気に当てられたんだろう……昔、同じようなことになったことがあるからな」
響:「“気”……。あのフーファイターのエーテルに、か?」
GM/伊音:「そうだと思う……響は何も感じなかったのか?」
響:「ああ。やけに高出力だなー、ってくらいは感じたけど。それ以外は何も……って」
響:「それはアレか? オレが鈍いとか云いたいのかよ?」(ちょっと拗ね(笑))
GM/伊音:「響は鈍すぎる。少しはそういうのを感じ取れるようになったほうが良いぞ」
響:「――――ぐはっ?!」(ぐさーーっ、と来てモロに落ち込む(笑))
響:(どよーん、と頭上に暗雲(笑))
GM:ちらりと時計を見て
GM/伊音:「今は訓練の時間じゃないのか? 私が居ないからってさぼってるんじゃないだろうな?」
響:「――ぬああっ?」(さらに追い打ちを喰らったらしい(笑))
GM/伊音:「お前は筋は良いんだから、もっと日ごろの訓練をだな……」
GM:といつものお説教モードに突入する伊音(笑)
響:「ったく! そんな調子なら、放っておいても大丈夫だよな?!」(裾を払いながら、立ち上がる)
響:つい、いつもの調子で反発してしまうオレ(笑)。
響:「…………」(伊音を見つめる)
GM/伊音:「あ……いや、そうじゃなくて。……違う!」
GM/伊音:「そうだ、私はほっておいて良いから、とっととカリキュラムをこなして来い」ぷい
響:「……ほら」(持ってたペットボトルのお茶を、伊音に押し付け)
響:「分かってる。伊音こそ、早く身体、治してくれよ」
響:「オレは――1人乗りのシュネルギアで戦わされるなんざ、ごめんだぜ」
響:それだけ言って、伊音の頭をぽんと叩き、笑顔。
GM/伊音:「……わかってる。ほら、早く行け」やっぱり顔はそむけたまま
響:「ああ。……伊音も、あんまり無理すんなよ?」
響:すっくと立ち上がって、部屋を出る。
GM/伊音:「……」
響:「……ん?」(入り口で振り返り)
GM/伊音:「……とっとと行け、この馬鹿者。と言ったんだ」
響:「ひっでえの」(笑)
響:じゃあ、また後で顔出すから。とか言って、てっててと退場〜。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「昔の話」
 シーンPC:ハインリヒ。

GM:場所はシュネルギアの格納庫……新型機2台が並んでいるところあたり。
GM:同型機と言う話だが、こう並んでいるところを見ると外観は大きく違う
ハインリヒ:ふーん、とタバコを咥えて見上げている
GM:純白のシュニーは大きな翼と、そこに鈴なりについているミサイルポットが目立つのに対し、
響:「だーッ、ちくしょー分かんね〜!! 何だよこのオートバランス調整項目ってのわ?」(←キルシュのコクピット辺りから悲鳴が上がっている(笑))
GM:桜色のキルシュブリューテは翼も小さめで、巨大な盾を持っている、と言う感じだ
響:「だいたい、盾なんざ要らないってのに、何でこんなに設定項目が複雑なんだ……」(ぶつぶつ)
響:うーッ、と唸っている(笑)。
ハインリヒ:「橘、草薙がいないとなにもできんのかー?」
ハインリヒ:気楽そうにタバコを吸っている
GM/シルヴィア:「橘中尉ー、それは最初に合わせないとすぐに転んじゃいますよー」
<オートバランサー
GM:ハインリヒの隣で大声を上げる
響:「う、うるせえっ!」(がーッ! と吼えてまたOSとにらめっこ)
ほのか:「世に言う俗に言う、『ヘタレ』って奴かしら?」にやにや
ハインリヒ:「灰原、手伝ってやったらどうだ?」
ハインリヒ:自分は手伝う気はナッシング
ほのか:「……わかった。もう、どこで突っかかってるのー、響」

GM/シルヴィア:「うーん……そんなに難しいものかなぁ」<響
ハインリヒ:「お嬢ちゃんの方は終わったのか?」
GM/シルヴィア:「はい、もともと私に合わせて調整してありましたし。ああいうの、得意なんです」>ハインリヒ
ハインリヒ:「そうかそうか」撫でくり撫でくり>シルヴィー
GM/シルヴィア:「母さんが残してくれたものですから……私くらい、しっかり使ってあげないと」2機のギアを見やる
ハインリヒ:「………しかし…単座か…」
GM/シルヴィア:「私は2人乗りの方を知らないんですけど……1人乗りってそんなに不安なんでしょうか?」>ハインリヒ
ハインリヒ:「そうだな…」考え込み
ハインリヒ:「俺も一人でしか載ったことは無いからな。まぁ、昔、歩兵時代の頃だが」
ハインリヒ:「背中を預けることができる戦友。そういうのがいるのは、いいもんだぜ」
GM/シルヴィア:「昔? えっと、第2世代人間戦車……アペルギア、でしたっけ」>ハインリヒ
ハインリヒ:「いいや…もっと昔さ」遠い目
ハインリヒ:「まだ空なんか飛べない頃だな」
GM/シルヴィア:「もっと昔……え、でも……ハインリヒさん、そんなころから軍人さんだったんですか?」目を丸く見開いて
ハインリヒ:「かれこれ、60年ってところか」おどけて
GM/シルヴィア:「ふふ、そんな風にはぜんぜん見えないです(笑)」<60年
ハインリヒ:「若作りが得意でね」にやり

響:「いやもー、実は何が何だかさっぱり……」(しおしお)>ほのか
響:「ってか、何でピンクなんだよ、よりにもよって……」(項垂れ)
ほのか:「……よくそれでギア乗れてるわね。私に適性あったら乗りたかったのになー、これ。あーあ」
響:「あー、ほっきゅんなら似合うかもな、この機体」
ほのか:「こう、響に代わって問答無用で成敗成敗できたらいいのになー」
ほのか:ぶん、ぶん。どこから持ってきたのかわからないハリセンを振り回す
ハインリヒ:「ははは。まぁ灰原には灰原の戦場があるだろ」
ハインリヒ:「橘には橘の戦場があるんだ」
響:「ぐわーやめろほっきゅん! てかそんなモン振り回すなって、あ……」
響:ピー、と何かが初期化されたっぽい電子音(笑)。
響:「なッ、ぬああああああっ!?」(←悲鳴(笑))
ほのか:「……………………な、なんたるちゃー!?」
ほのか:はわたたた、と響に平謝りしている。
ほのか:「え、えーと、これはこうで、ここはこう……あうんっ」
響:「ちょっ、ほっきゅん? ナニ割り込んで、って、おいっ?」
響:(あー、何か妙に柔らかい感触が掌に……(汗))
ハインリヒ:「おーーい、お前らなに遊んでるんだー」
ほのか:背景、何か組んずほぐれつ状態に見える。
GM/シルヴィア:「あ……お手伝いしたほうが良いのかな」
ハインリヒ:「仕方ないな…。頼めるか、お嬢ちゃん」
響:「あ、遊んでるわけじゃなくて、これは!」(釈明(笑))
ほのか:「遊んでてこんな真似だったら私まで伊音ちゃんに問答無用ですよーぅ」(あせあせ
GM/シルヴィア:「はい、それじゃ行ってきますね。橘中尉〜。今そちらへ行きます〜」
GM:たったった、とキルシュの足元へ走っていく
ハインリヒ:「ったく、橘。少しは独り立ちってものをしろよ」
響:「ッ、お、オレだって好きでこんな」
ほのか:「あァもー、響情けなすぎっ!」
GM:では、いったんシーンを切りましょう。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「嫌な予感」
 シーンPC:ほのか。

GM:数日後、キルシュもようやく動くようになり。
GM:今はもっぱらシルヴィーがこの基地に慣れるような訓練をしている、とそんな状況です
GM/シルヴィア:「灰原中尉、こっちでしたっけ?」と、まったく逆のほうへギアを進める
ほのか:「逆、逆、反対反対そっちはだめーっ!?」
ほのか:わたわたわたわた
GM/シルヴィア:「え、こっちじゃないですか? えーっと……」
GM:うろうろ、うろうろ。
ほのか:「だからー、あっちあっちーっ」目的の方向を指さす
GM:シュネルギアが滑走路の真ん中を歩いているのは、何か間抜けな雰囲気が漂っている……。
GM/ヴィヴリオ:「灰原中尉。どうだ、彼女は?」
GM:管制室のドアを開けてヴィヴリオが入ってくる
ほのか:「はい、まあ上々です―――あのぽけぽけなところさえなければ、ですけど」苦笑を漏らす
GM/ヴィヴリオ:「うちにはどうも癖のある連中が集まるようだな」うろうろするギアを見て、思わず苦笑をもらす
GM/ヴィヴリオ:「エリュドリン准尉はそんなところ、だろうな。それで、シュネルギアのほうはどう見ているか、灰原中尉?」
GM:エーテルで判定をお願いします>ほのか
ほのか:「ギア―――ですか」
ほのか:ダイス12追加
ほのか:#20c4
●ダイス:Honoka_H:20c4=13(1,5,2,6,2,5,4,5,6,5,4,1,1,2,1,3,6,2,3,3)= 13
GM:OK(笑)
ほのか:「なんか、一人乗りって時点で嫌な感じなんですけど―――」さあ、結果を(笑)
GM:ドライバーが『動く』と思ってから実際にギアが動くまでのタイムラグがとても短い
GM:反応性が良い、とも言えるけど、その反応性の良すぎるところが欠点になりうるかもしれない、と思う。
GM:思考制御で動いているのは従来機どおりなので、ちょっとした注意の逸れが思わぬ結果を生むような。
ほのか:「反応速度が、ヤシマ一周3時間で宅配できそうなぐらい早いんですよ。滅茶苦茶な例えですけど」
ほのか:「早すぎる、というか、これは……随分と人を選ぶ仕様なんですね」
GM:そして何より、ギアの発するエーテル波形が違うのが、従来機との最大の違いだろう
GM:従来のギアとは逆の波形を描いている
ほのか:「性欲の塊とか霊に憑かれてるのとかの誰かさんズには無理でしょうね。あと、エーテル波形が……シュネルギアとは真逆なんですよ」
ほのか:「……大佐ー、嫌な予感がしますよこれー」
GM/ヴィヴリオ:「黒い天使核を持つものを選ぶと言う意味では変わりはない。それに何より、戦場へ送り込む子供の数が減ることが、上層部の関心を買ったみたいだからな」
ほのか:「……大佐」
GM/ヴィヴリオ:「エーテル波形が逆? そうか、なるほどな……それで、か」
ほのか:「……どうかしました、大佐ー?」
GM/ヴィヴリオ:「いや、いい(苦笑) 思い切ったことをしたものだと思っただけだよ」
GM:そのとき、通信機が呼び出し音を奏でる
ほのか:「……あの、大佐。一つお聞きしても―――れれ」
ほのか:通信を取るね
GM:「……基地、瑞穂基地。応答願う! こちら韮山陸軍基地管制!」
ほのか:「こ、こちら瑞穂基地、どうぞっ」
GM:「相模湾に向けて天使兵襲来……至急出動願う!」
ほのか:「りょ、了解しました!」
GM:「こちらも迎撃をしているが、天使兵のスピードが速い……対応し切れん」
GM/ヴィヴリオ:「灰原中尉? どうした?」
ほのか:「―――あ、あう、大佐っ、天使兵が相模湾に出現している模様ですっ!?」
GM/ヴィヴリオ:「わかった。警報鳴らせ」
GM:ほのかが警報ボタンを押す前にさらに通信が入る
ほのか:「了解しました! き、緊急事態緊急事態っ!」警報のボタンを二度三度押す
ほのか:「―――今出られる戦力はっ!?」
GM:「こちら足立海軍通信室! 天使兵の侵攻が早い、迎撃が間に合わない!」
ほのか:「た、大佐っ、足立基地が、迎撃が間に合わないって、あう、あーうーっ」
GM:「推定進路は忍の臨時司令部の模様……頼む、食い止めてくれ!」
ほのか:「推定進路、忍の臨時司令部らしいですっ! どうします、今出られる戦力は……っ!?」
GM/ヴィヴリオ:「大規模かつ速攻で来たか。韮山と足立を見捨てるわけにもいかんが、そうすると忍への迎撃も間に合うかどうか……」
ほのか:「―――大佐」
ほのか:「大佐、今動いてるあの機体なら、もしかしたら……?」
GM/ヴィヴリオ:「今動いている……あの白いやつか」
ほのか:「あれの性能なら、何とか保たせられるかもしれません……本当は嫌なんですけど」
GM/ヴィヴリオ:「仕方あるまい、灰原中尉。エリュドリン准尉に迎撃命令を。彼女にしばらくがんばってもらおう」
ほのか:「了解しました! ―――しるび……エリュドリン准尉!」
GM/シルヴィア:「はい? 何でしょう?」>ほのか
GM/ヴィヴリオ:「その間にハルトマン大佐にも迎撃を“お願い”しよう」
ほのか:「相模湾に天使兵が出現! 進行が早くて、迎撃しきれない状態なの、向かってあげて!」
ほのか:「推定進路、忍の臨時司令部! 初めての出撃だけど……頑張ってね」
ほのか:最後の口調が、優しくなる。
GM/シルヴィア:「え? は、はい……えっと……あっち、ですか?」と指したのは、遠くに見える日本の最高峰
ほのか:「ちッ、が―――うっ!!」
ほのか:かと思ったら思わず怒鳴ってしまう。
GM/シルヴィア:「えっ、あっ、ごめんなさいっ!」
ハインリヒ:『どうした、管制塔?』
ハインリヒ:『こちらガイスト1、出撃準備出来次第発進する。出られる機体から出ろよ!』
ほのか:「了解! ……え、あっと、出します……しるびーちゃんも」
ほのか:「凄く嫌な予感がするんですけど……いざという時には、頼めますか?」
ハインリヒ:『任せておけ』>ほのか
GM/ヴィヴリオ:「待て、少尉! 戦闘機は編隊を組むまで動くな! ギアならともかく、無駄に犠牲を出すだけだ!」<随時出撃>ハインリヒ
ハインリヒ:『待てませんね、大佐。俺はあの子の命を見守る権利があるんだ』』
ほのか:「大佐……あの子、方向音痴なんですよ? 一人だけでも道標がいないと」
ハインリヒ:BvPに火を入れる
GM/ヴィヴリオ:「それはわかっている……だが、くそっ!」
ハインリヒ:『なぁに、若いやつらのけつを叩けばすぐに追いついてくるさ。安心しろよ大佐』
ハインリヒ:『伊達に戦場で60年食っちゃいないぜ』
GM:先行する天使兵が、すでに瑞穂基地のレーダーにも捉えられるようになっている。
ほのか:「……あの、大佐。ギアはいくつ出られますか?」
GM/ヴィヴリオ:「いくつも何も、出せるだけ出す。今の我々には、遊ばせておく余裕はない。橘中尉にも出撃するように伝えてくれ」>ほのか
GM/ヴィヴリオ:「彼も動かせるようにはなったのだろう?」
ほのか:「はい、一応は……ですが」
ほのか:「……ですが、相棒のいない彼で、どこまでできるのでしょうか……?」
GM/ヴィヴリオ:「基地にとどまっている限りは何もできんよ」
ほのか:「……ですよね」
ほのか:「了解……緊急通信です、ギアドライバー、及びナビゲーターは総員第一戦闘配備に!」
ほのか:「―――あァもうっ、肝心の本人が来ませんッ!!」
GM/ヴィヴリオ:「ふぅ……わかった、私がたたき起こして来よう。灰原中尉、以後しばらく指揮を執れ」
ほのか:「……は、わ、私が、指揮をですかっ!?」
ほのか:わたわたとまた慌てる
GM/ヴィヴリオ:「第一小隊は足立、韮山方面を手当せねばならんからな」
GM/ヴィヴリオ:「うまく戦闘機を出せれば、とりあえずはそれでいい。いつもの仕事だ」
ほのか:「りょ、了解しました!」
ほのか:「ハインリヒ少尉、エリュドリン准尉の先導をお願いします!」
GM/シルヴィア:「大丈夫です、もう見えてますから……シュネーヴァイス、行きます!」
ハインリヒ:『了解、付いてこいよ!』
ほのか:「……発進、どうぞ!」
ほのか:「あうんっ、『行きます』って言われたらもう『発進、どうぞ!』は遅いですか」
ハインリヒ:『灰原、落ち着けよ』
GM:ふわり、と舞い上がり。シルヴィーは地上でうろうろとしていたのが嘘のように、滑らかな動きで飛翔する
ほのか:「―――お願いだから当たらないで、私の嫌な予感」
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン5 「いつもいっしょに」
 シーンPC:響。

GM:では響くんの行動宣言をしてもらいましょうか。
響:オレかっ?(笑)
GM:いや、さっきのシーンいなかったし(^^;
響:つーか、選択の余地ってあるのかー(笑)。命令なら出撃するよー。
GM:逃避行とかもありっちゃありだと思うけどね(笑)
響:『くそッ。コレ、ほんとーに戦えるんだろうな?!』とかぼやきつつ。
ほのか:『……おっそ―――――いッ!!』>響
響:『仕方ねーだろ? 慣れてねーんだから』>ほのか
GM:そうやって、慣れない機体と格闘していると
GM/伊音:「っ……響ッ!」
響:「――?」
GM:キルシュのコクピットから遥か下、格納庫の入り口に……伊音が、いる
ほのか:『……どしたの? おーい? ひーびきー?』
響:「…………」(おもむろに映像を拡大(笑))
GM:着ているのは病棟の寝巻きのまま、まだ体を支えきれないのか、壁に手を着いて、そこにいた
響:「……仕方のねーヤツ」(溜め息……が、正直ちょっと嬉しい(笑))
GM:ふらつきながら、キャットウォークへ上ろうとしている
ほのか:『だからどーしたのよ、遅れて出てきた馬鹿響……』
響:『この、バカ伊音っ!』(階段を上るのは止めるぞ)
ほのか:『え、えーっ!?』(とりあえず聞いていよう……傍観者傍観者)
響:『心配しなくたって、オレはちゃんと戻ってくる。――だから、とっとと病室に戻りやがれ!』
響:ぎしょん、ぎしょん……と、“キルシュブリューテ”を何とか発進位置につけようと歩かせる。
GM:その言葉を聴いているのかどうか、今にも転げ落ちそうになりながらもギアのハッチのほうへ近づいてくる
響:「? ――っ、おい、伊音……」
GM/伊音:「響ッ……私はッ」
GM/伊音:「私は、お前のナビゲーターだからっ……お前が行くんだったら、私もっ」
響:『……無茶言うなよ』
響:『まだ、体調は本調子じゃねーんだろ? それに、この機体はそもそも1人用だ』>伊音
GM:不意に立ち止まり
響:『ハインリヒさんにも言われたよ。“一人立ちしろ”ってな……。別に、だからってわけじゃねえけど』
GM/伊音:「私は……邪魔、なのか?」
響:『違う。お前が戦えない間くらい……護らせろよ』
響:『そんなに、オレって頼りがい、無いか?』(少しおどけて)>伊音
GM/伊音:「だけど……いやだ、私も乗せろっ。お前一人でなんて、どこにでも出せるかっ」
響:「――――」
響:がしょん、と“キルシュブリューテ”の脚を止めて。
GM/伊音:「……もし、私が足手まといだって言うのなら……それなら、いい」今にも泣きそうな……いや、もう泣いているのか。そんな顔で、じっと見上げる
響:『ああ。足手まといだね』
響:ぎゅいん、と掌を、伊音の方へ。
GM/伊音:「……そうか」がっくりと俯く
響:「だから――これっくらいのハンデくらいないと、もの足りねえ。かな?」
響:ぷしゅー、とハッチを開ける。
GM/伊音:「……ひび、き……?」
響:「らしくねーぞ。いつもの伊音なら、ここで怒鳴り込んでくるトコだ」
響:ぎゅいん、と伊音を乗せた手を、コクピットに引き寄せて。
GM/伊音:「……お前に迷惑はかけたくない、んだ……だけどっ」
響:「ここまでしといて、今さら言うか、そーゆーこと」(笑)
響:差し伸ばした腕で伊音の腕を掴み、コクピットに引きずり込む(笑)。
響:『こちらシュネルギア特装機“キルシュブリューテ”。――発進準備、完了』>ほのか
ほのか:『了解……ほんっと馬鹿なんだから、あんたって』
ほのか:『今回も十分無茶してくれちゃって―――けどさ、それでこそ私の知ってる橘響だよ』
響:『文句は、草薙家のお姫さまに言って欲しいトコだね、ほっきゅん』(笑)
ほのか:『草薙中尉、またこの馬鹿が暴走したら止めてちょうだい』
GM/伊音:「わかっ……た。うく、ちゃんと、見ている」音声だけ、聞こえる>ほのか
響:「S.Q.U.I.Dリング接合、ケルン展開準備良し、と」(伊音を膝に乗せたまま、見かけ淡々と起動準備中)
GM/伊音:「いまさら、じゃない……いつも、お前にだけはこんなことしたくなかったっ。でも、駄目だった……嫌なんだ、お前だけ、っく、戦闘に行くなんてっ」
GM:すとん、とドライバーシートの脇にしゃがみこむ
響:「あのな、伊音。んなトコ居たら死ぬぜ?」(笑)
響:ぐいっと伊音を抱き寄せて、腕の中に。
響:「お姫さまの位置はココ。――無茶を通したんだ。このくらいガマンしろよ」(耳元で囁く(笑))>伊音
GM/伊音:「――――――ッ」ぐっと響に頭を押し付ける
ほのか:『…………あは、ははっ、全く。よくやるわよ、響のクセして』
響:『状況、すべて問題ナシ(オールグリューネン)。シュネルギア特装機“キルシュブリューテ”、出撃(で)るぜ!』
響:ごうんッ! と一気にケルンを展開し、大空へと飛翔する。
響:『ハインリヒさん、先導頼みます!』
響:『ほっきゅん、敵戦力の規模と位置データ、よろしくな!』
ほのか:『了解、任せといてよ! 私は私で、戦う!』
ほのか:『って―――うなー、指揮任されてるのはわーたーしーっ!!』
響:『だったら、それっぽく指示くれよー』(笑)
ほのか:『わ、わかってるーっ!!』うなー。
響:「さて、と」
ほのか:『響はいつも通り前線張って! しるびーとハインさんは援護に!』
響:「いいかー伊音。とっとと身体直さねーと、今度から毎回毎回、この場所に乗せて出撃するぜ?」(ぽそぽそと囁く)>伊音
GM/伊音:「わかってる。こんな真似は、今回だけだ……」まだまともに響の顔をみれないのか。響からは朱に染まった頬だけが見える
響:『了解。――シルヴィー、オレが前衛に出るから、掩護を頼む!』>シルヴィア
響:『あんまり偉そうなこと言えねーけど、お前は初陣なんだし。……とりあえず、ヤバいとこはオレらに任せとけばいい』>シルヴィア
GM:シルヴィー『大丈夫です、訓練はちゃんと受けてますから……橘中尉も、初陣はあったんでしょう? 今私にその番が来ているってだけです。無茶をするつもりもありませんから、安心してください』>響
ほのか:『あと響、その機体は反応速度が速すぎるから気をつけて! 邪念入ってると落とされるからね!!』
響:「オレは毎回、コレでも悪くないかもって思うんだけどね」(苦笑しつつ、機体の速度を上げる)
響:ちなみに、自分の鼓動も上がりっぱなしです。ドキドキ(笑)。
響:ああもう、伊音の髪の匂いとか、身体の温かさとかがいちいちこう……。大切なものがすぐ傍にあることを自覚させる。
ほのか:『―――響が一番心配なんだからね、その機体ぐらいは壊さないで帰ってきてよ? みんなが先に行って敵の脚止めてるから合流したら即座に前行って!』
ほのか:(……帰って、きてよね。みんな…………響……!)
響:『――ああ。しっかり戦って、しっかり帰ろうぜ!』>ALL
響:伊音を胸に抱いてる今のオレに不可能は、無い!<バカ(笑)。
GM:では、シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠