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◇ 第43話『舞う雪の中で』◇

「急いで帰るとするよ。両手が塞がってちゃ、煙草も吸えない」
――ハインリヒ・インメルマン

 

シーン1/シーン2/シーン3/エンディング://
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「シュネーヴァイス」
 シーンPC:ハインリヒ。

GM/シルヴィア:「ハインリヒさん、見ててくださいっ!」
GM:天使兵が目視できるところまで近づいたところで、シュネーヴァイスが急加速、天使兵の群れに突っ込んでいく。
ハインリヒ:「無茶はするなよ!」
GM:周囲全てを天使兵に囲まれながら、思考制御とコンソールによる手入力を併用し、次々に天使兵をロック、撃破していく。
GM/シルヴィア:「はいっ! 私もがんばらないと……このくらいは、できるんだから」
GM:ほのかさんは公私にわたり何かと面倒を見てくれるし、同僚になる響君は見ていて可愛いし微笑ましい。
GM:それにハインリヒさんの役に立てる……命を救ってもらった恩返しができるんだと思うと、もう少しがんばれる……そう、思える。
ハインリヒ:「突っ込みすぎだ。戦いの基本は2人一組だ」
GM:かなりの天使を落としたはずだが、なにぶん襲い掛かる天使は数が多い。
GM:下級ばかりとはいえ、まだ100を超える天使が飛び交っている。
響:「いつもいつも、数ばっかり出てきやがって!」(画面のフレーム外でがしがし戦闘中(笑))
GM/シルヴィア:「突っ込みすぎ? え、はいっ……あれ?」
ハインリヒ:「俺が直衛だ。その間にロックオンを頼むぞ」
ハインリヒ:彼女の機体を守るように、天使兵に立ちはだかる
GM:散発的に襲ってきていた天使たちが、シュネーヴァイスとBvP504を、やや離れて取り囲んでいる。
GM:そして声を揃えて歌いだす――

"Sanctus, sanctus, sanctus.
 Dominus Deus Sabaoth, pleni sunt coeli et terra gloria tua.
 Hosanna in excelsis !"

ハインリヒ:「………この歌は…」
ハインリヒ:「まずい、離れろ!」
GM:天使の歌声がエーテルの位相を揃え、ひとつの波形に纏め上げる。
GM:それは遥か彼方からの門となり、莫大なエーテルをシュネーヴァイスに注ぎ込んできた。
GM:急激に上昇するエーテル濃度。それはシュネルギアであることを許容する限界を軽く超えていた。
GM/シルヴィア:「―――ッ!?」
GM:果たして声が出たのか、それすらもわからないうちにシルヴィーの視界は白に塗りつぶされ……。

"Benedictus, qui venit in nomine Domini.
 Hosanna in excelsis !"

GM:歌声が響くなか、シュネルギア・シュネーヴァイスは、“天使化”した――――。
GM:と。お待たせ。ここからシーンを始めます(ぉぃ
GM:ちなみに、これが天使化前のシュネーヴァイスキルシュブリューテのデータ。

響:「――――ナンだ、何が起こっ、たんだよ?」(←どうにか凌いだらしい)
GM:ふわり、ふわり……
GM:小さく白い塊が、あたりを漂っている
ハインリヒ:「俺に…俺にあの子の命を奪えって言うのか!」
響:『コントロール! 今の攻撃は何だ? “シュネーヴァイス”はどうなってんだよ?!』>ほのか
ハインリヒ:『お嬢ちゃんは天使化した…』
響:『あの、歌で――か?!』>ハインリヒ

GM:それは小さな小さな、雪のような羽根
GM:それがシュネーヴァイスの……いや、かつてシュネーヴァイスだったものの翼から撒き散らされている
ほのか:『…………二人とも』
ほのか:『ごめん、みんな―――シュネーヴァイスを最優先で破壊して』
響:思わず、左腕で伊音を抱きしめる。――もしかして、護ってくれたのか……という安堵と。
響:伊音まで、天使化していたら――という、恐怖から。
ハインリヒ:『……3年前と同じだ』
ハインリヒ:『俺はあの子の命を…奪うために守ったって言うのか!』
ほのか:『悪いのは私ですよ……! 私が彼女を真っ先にいかせたせいで……こんなことに!』
響:『ハインリヒさん!』
響:『オレは、貴方を尊敬してる――大戦を生き抜いた、エースパイロットとしての貴方を』>ハインリヒ
響:『その貴方なら、分かるだろ? 今がどういう状況で――オレたちが為すべきことは、何なのかって!』>ハインリヒ
ハインリヒ:『ふざけろよ、橘』
ハインリヒ:『誰に向かって口をきいてる』

GM:ほのかたん、もう一度エーテルで判定を。
ほのか:えー、と……ロゴス50をダイスにつぎ込む。あと、エーテルのレベルを4から5に
ほのか:#58c5
●ダイス:Honoka_H:58c5=50(3,5,3,2,4,4,2,2,3,5,4,2,6,3,2,3,3,2,2,2,3,4,3,5,
6,6,1,1,2,3,4,6,2,3,2,3,5,4,6,6,3,3,4,3,6,2,1,1,4,5,5,5,5,1,6,2,3,1)= 50
GM:十分すぎます(苦笑<50
GM:エーテルの流れを分析すると、次のことが推測できる
GM:まずシュネーヴァイスのV機関は、完全に暴走している。マスケンヴァル現象を起こすのも時間の問題。
GM:それが踏みとどまっているのは、皮肉にも融合した天使が過剰なエーテルを過不足なく放出しているからである。
GM:また、暴走しているのはギアだけなので、中のドライバーの天使化はそれほど進んでいないだろう。
GM:以上のことから、シルヴィーを助けようとするには次の2点が必要。
GM:1、暴走しているギアのV機関を止めること(ギアの死亡ゲージを埋める)
GM:2、現状でV機関を制御している融合天使は、その後に倒すこと。
GM:あ、もう1つ。
GM:シルヴィーの死亡ゲージが埋まってないこと(酷)

ほのか:『―――橘少尉、インメルマン少尉! 喧嘩はあとにして、急げばまだ間に合うッ!!』
ハインリヒ:『………』ぐっ
ハインリヒ:『あの子を守るのは、俺だ!』
ハインリヒ:『橘、手を貸せ。あの面の皮を引っぺがすぞ!』
響:『いいんだぜ? お年寄りは引っ込んでてくれてもさ!』(ちょっと悪ぶりつつ、機体制動をインメルマン機に合わせる)
ほのか:『―――なんて、私がいなくても、もうどうすればいいのか分かってるよね』
ハインリヒ:『灰原、サポートを頼む。お前の分析力が必要だ』
響:『オレたちだけじゃ、どこ狙えばいいのかちょっと難しいかんな』(苦笑)>ほのか
ハインリヒ:響、たのむじぇ(笑)<死亡ゲージ埋めない
響:あいさー(笑)。
ほのか:『……全機、シュネーヴァイスに攻撃を集中させて。そのあとに周りの天使を撃滅してくれれば、彼女を助けられる可能性が……!』
ほのか:『まだ彼女自体の天使化は、あまり進んでいないの! 速攻で叩き潰して!!』
ほのか:『お願い―――あの子を助けられるのは、あなた達だけ! だから!!』
響:「例によってコクピットだけ外せってか。――無茶ばっかり言われるよな、いっつもさ!」
響:なぁ、と伊音に同意を求めてみる(笑)。
GM/伊音:「やれるんだろう? ……私も、信じてる」赤くなった目で(笑)>響
響:「ああ!」(決意の表情で、“シュネーヴァイス”を睨み)
ハインリヒ:「さぁて、お嬢ちゃん…。悪いがその趣味の悪い洋服、脱がさせてもらうぜ」
GM:シーンエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン2
 第1ラウンド。

GM:各自、修正込みの感覚の値を。
響:おお、感覚の修正は……ああ、伊音が役に立ってない!(笑)
GM:ああ、ナビ修正はつきません。一度愛に変えてからにしてください(笑)
響:うむ、いつもより2低いですよ(笑)←マサムネも感覚+6なのでここは変わってない
響:ので、修正入れて【感覚】9です。
ほのか:3。他に修正などないっ
ハインリヒ:感覚はっと、14。
響:負けてるー(笑)
GM:融合人間戦車は36あります←外道
GM:では融合人間戦車……以下、エンゼルギアより。
ハインリヒ:щ(゜Д゜щ)カモォォォン
響:うひー(笑)

"benedictus, qui venit in nomine Domini.
 Hosanna in excelsis !"

GM:高らかに歌声が響き渡る。
GM:その歌声に合わせ、舞い散る羽が光の塊となり―――――
GM:#45c4 《SA:接合》《天使化》《予測射撃》 多弾頭ミサイル
●ダイス:GM_neko:45c4=31(6,6,1,6,5,6,3,2,5,5,2,1,3,1,1,3,3,1,1,1,6,3,2,2,
6,5,1,2,2,4,1,2,2,5,1,4,6,5,3,1,4,2,3,3,5)= 31
GM:これがハインリヒと響に。
響:うおわぁ!(笑)
響:「――っ、の!」
ハインリヒ:『橘、落ち着けよ!』
響:『分かってる!』
ハインリヒ:ロゴスを6で技能を3→5、ダイスブースト30個
ハインリヒ:#42c5
●ダイス:Heinrich_:42c5=32(6,5,2,1,6,5,1,1,6,4,2,5,1,4,1,3,1,5,4,6,3,2,1,4,
2,6,6,4,6,2,6,2,3,4,3,3,5,6,4,5,6,2)= 32
ハインリヒ:リミッター解除せずともかわせたー
響:ロゴス9投入して、<回避3→5>《接合》を起動。これで基本値が27だから……もう13投入して、40個振る。
響:#40c5 避けるッ!
●ダイス:Hibiki:40c5=33(3,2,4,6,6,3,1,2,6,1,5,1,5,3,5,4,3,1,3,6,3,4,6,4,4,5,
1,1,4,6,6,1,3,3,5,1,1,4,5,4)= 33
響:うし、33成功で華麗に回避〜。残りロゴス242→220
GM:ちぃ、わずかに足りぬッ
GM:数秒間あたりを漂い、そして消えていく
響:「――ッ、何だよこの機体っ! 反応速度キツ過ぎねえかっ?!」
ほのか:『私はそうだって言ったよ!?』
響:残像を残しながら光の羽を回避し、あるいは剣と盾で叩き落す!
響:『それにしたって無茶苦茶だ! もうちょいパイロットのこと考えた設計にしろよッ! これじゃまるで――』(その先の言葉を、あえて飲み込む)

GM:ではハインリヒさん。
ハインリヒ:「さぁて…」
ハインリヒ:GM、まず聞くけど
GM:ほい
ハインリヒ:シルヴィーの死亡ゲージは、機体の死亡ゲージが埋まってる時じゃないと、埋めないよね?
GM:まぁ、いきなり埋めたりはしませんよ(苦笑)<シルヴィーの死亡ゲージ
ハインリヒ:んじゃ、全力投球しようか。
ハインリヒ:『橘、王子様の役は任せるぞ!』
響:『――了解(ヤー!)』
ハインリヒ:ダーザイン全昇華、ロゴス3で射撃4→5、リミッター解除、ダイスブースト134
ハインリヒ:天空から、漆黒の矢となって
ハインリヒ:#147c5
●ダイス:Heinrich_:147c5=124(1,5,4,6,3,2,2,5,5,3,1,2,2,4,4,1,4,4,4,6,4,2,5,
1,1,1,6,1,5,4,1,5,4,1,4,4,4,3,1,2,5,6,5,3,3,2,5,6,6,3,4,3,1,3,2,3,3,6,3,6,1,
3,3,1,1,4,4,3,6,5,4,3,3,4,6,4,6,6,5,6,3,2,3,3,2,4,3,2,3,4,1,4,1,4,6,6,1,1,2,
3,4,3,3,6,5,5,1,3,5,2,2,3,3,3,6,5,4,2,6,6,5,4,1,5,5,3,5,6,2,3,2,4,1,1,5,1,4,
4,1,5,6,1,2,5,6,5,6)= 124
ハインリヒ:#23c5+194
●ダイス:Heinrich_:23c5+194=20(6,4,3,4,1,3,1,6,6,3,5,2,3,3,2,4,2,3,4,5,4,3,1)+194= 214
ハインリヒ:214成功
GM:#54c3《SA:接合》《天使化》 無理、絶対(苦笑)
●ダイス:GM_neko:54c3=26(5,1,2,6,1,2,2,3,3,2,3,1,4,1,5,2,6,6,6,5,2,1,5,2,5,
6,4,1,4,6,2,3,2,5,3,4,2,2,1,5,6,6,4,1,4,3,5,4,5,5,3,5,6,5)= 26
ハインリヒ:188+13で201ダメージ
ハインリヒ:『俺の尻を舐めろ、この糞天使!』
GM:どすどすどす、と銃弾が貫いていく……
GM:それは確実に致命傷を負わせた、と確信できる

GM:ちぃ、リミッター解除分がなければ(ギリギリ)
GM:“天使兵の”死亡ゲージに割り振り←鬼
響:何ッ!(笑) てことは、まだ機体の死亡ゲージが空いてるのか。
GM:ふふふ、戦闘では遊ばせないぜってことで、響君。
ほのか:……しるび死亡確定とか言わないでね、GM?(苦笑)
響:いや、マジでそれありうるぞ、ほっきゅん。
響:ダメージの割り振りは原則、喰らった方がコントロールできるから……。拙い、機体の死亡ゲージを優先してどうこうできる手段が無い以上、終わったかも知れん。
GM:いや、そんなことはないですよ。ちまちまと削っていけば、いつかは必ず(笑)
響:なぁ、GM。
GM:ほい
響:《アナライズ》か《超推理》あたりで、どーにかならない?(笑)
GM:(しばらく考えて)いいですよ。というか、持ってないの?
響:いやいや、オレも経験点はあるから、取得してもいいんだけど。
ほのか:へふ、ごめんなさいです、基本取ってなくて
響:てことで、経験点5点で《超推理》を取得。ロゴス1点払っておきます(笑)。
響:オレの《超推理》は伊音の技能てことでひとつ(笑)。
GM:特技の取得は口出ししません。キャライメージと相談……って、ひでぇ(笑)<伊音分
GM:では、さっきの1と2はどちらが先でもいいです。ただ、シルヴィーの死亡ゲージが埋まれば死ぬのは変わらないです。
ほのか:げげ。
響:(――計算)いや、それでもオレは1行動あればどうにかできる。
響:ほのかたんは責任を取って《感応》を起動するように。
響:(ついでに《盾の乙女》もしくは《聴覚拡大》もな)
ほのか:了解。《盾の乙女》発動します。

ハインリヒ:『橘ぁ!』
響:「伊音――ヤツのエーテルの流れが“視え”るか?」
GM/伊音:「細かい動きは無理だが、大まかになら何とか読み取れると思う」
響:ぐいんッ、と“シュネーヴァイス”の正面に機体を遊弋させて。
響:「ああ、それで構わねえ。――頼む」
響:『灰原中尉。伊音の見立てたデータをそっちに送るぜ。――どこを狙えばいい?』>ほのか
ほのか:Lv5ダーザイン4つ消費、ダイスブースト74、エーテルのレベル4→5
ほのか:#79c5 『ちょっと待って、今解析する―――』
●ダイス:Honoka_H:79c5=66(1,3,4,1,4,1,5,4,2,4,4,2,2,3,5,4,2,2,4,2,5,2,4,6,
3,6,2,5,5,2,4,3,4,6,5,5,1,2,1,2,1,3,3,4,2,1,6,2,6,6,6,1,4,4,3,2,4,3,3,6,5,
3,6,3,3,3,6,2,2,3,1,4,6,2,6,4,5,2,6)= 66
響:(《感応》起動はできるようにな(笑)>ほのか)
ほのか:そして残りのロゴス10を《感応》に。
ほのか:『―――見えた、弱点! あとはお願い!!』
ほのか:106成功でお願いします。全てを託した(笑
響:おー、オレ、一撃目はダイスブースト要らねーかも(笑)。
ほのか:彼のギアに―――弱点のデータが飛び込んでくる!
響:うっし、では《感応》で増えた行動から行かせて貰うー。
響:「よっし、さすがほっきゅん。イイ仕事してくれるね!」
GM:シュネーヴァイスのV機関は胸部の中央……コクピットの直下。
GM:ほんの少し刃先がぶれれば……全ては水泡に帰す。
響:「――伊音。ひとつだけ、頼んでいいか?」
響:「応援してくれ。それだけで、――オレは、何だってやれる!」
GM/伊音:「お、応援……? う、わ、わかっ、た……」
響:すっ、とシュネルギア特装機“キルシュブリューテ”の機動を、エーテルの流れに乗せる。
響:ロゴス6で<白兵4→5>《接合》 基本値は呪法剣なので27−5=22スタート。
響:これにロゴス78を乗せて(笑)、判定値100+《盾の乙女》106足して206で。
GM/伊音:「こ、これは、その……あ、応援、だからな」
響:#206c5 まず、一撃目ッ!
●ダイス:Hibiki:206c5=164(5,2,4,2,1,5,2,3,1,3,6,2,3,3,5,5,5,4,2,1,6,2,2,3,
1,3,2,1,3,5,3,4,5,5,5,2,1,2,5,5,6,4,6,3,6,4,4,6,2,2,1,5,4,5,5,5,5,5,1,5,1,
4,4,6,2,4,6,3,4,4,6,6,6,4,2,2,3,1,6,2,3,1,5,1,3,1,1,3,4,6,4,2,3,2,2,6,6,5,
5,6,3,2,2,4,6,6,4,3,1,6,5,4,4,4,2,2,5,6,4,6,1,5,4,1,4,3,4,4,3,2,4,2,2,2,2,
2,4,4,5,4,1,3,5,6,1,2,2,5,1,1,5,4,3,4,2,6,4,5,6,6,2,2,3,2,6,3,6,2,6,1,2,6,
6,5,3,2,3,2,3,3,2,2,5,4,1,1,3,6,6,6,3,4,6,1,1,6,3,3,6,2)= 164
GM:ふっと、頬にやわらかい感触
響:あー……。
GM/伊音:「がんばれ、響」
響:「――! ああ。任せろ、伊音!」
響:164成功ですGM(笑)。
GM:#54c3《SA:接合》《天使化》 回避 ダメージ減らすぜー
●ダイス:GM_neko:54c3=24(5,5,1,1,1,6,4,3,3,5,3,5,2,3,5,1,4,6,6,1,4,5,6,4,
1,3,2,5,2,1,5,1,2,1,4,1,4,3,4,6,5,5,5,2,6,3,1,4,5,5,4,1,5,6)= 24
GM:差分、140(苦笑
響:140差か。呪法剣が+20なので160ダメージなわけですが。ここで《峰打ち》を起動! ロゴス5払いまーす。
響:「――せはあッ!」
響:ざッ! と神速の一太刀!
GM:うい、全部受け止めます
響:さて……うまく撃墜できたかな?
GM:まだシルヴィー無傷だねぇ。
GM:もともとギアなので、パイロットの負傷ゲージも共有してますよ。
GM:つまり、まだ動く。
響:あー、単純にダメージが足りなかったか(笑)。
響:では、[待機]解除。本気を出すぜっ!(笑)
GM:はい、響のメインフェイズ
響:えーと、残りロゴスが220−89だから、ざっと130か。
ほのか:まだそんなに(笑
響:ロゴス6で<白兵4→5>《接合》 基本値は呪法剣なので27−5=22スタート。
響:これに、ロゴス100個と、5レベルダーザインぜんぶをつぎ込む!(笑)。
GM:さぁこい。死亡ゲージ、埋められるかな。
響:いや、死亡ゲージを埋めてはいかんのでは(笑)。
GM:ち(笑)。
響:#122c5+70 「これで――決める!」
●ダイス:Hibiki:122c5+70=105(4,5,6,6,6,1,3,4,2,5,1,3,2,4,6,4,5,6,5,1,5,3,
3,2,2,5,4,2,1,6,3,3,2,3,2,3,3,2,5,4,5,6,3,2,2,3,4,3,4,5,2,5,6,2,2,5,5,5,1,
3,4,4,2,5,4,5,5,3,4,1,4,2,4,1,1,1,1,1,3,4,2,1,5,5,2,3,6,1,5,6,4,4,1,2,4,1,
2,2,3,6,3,2,2,4,6,2,6,4,4,4,2,2,5,6,5,2,6,4,6,6,5,5)+70= 175
GM:#54c3《SA:接合》《天使化》 回避
●ダイス:GM_neko:54c3=32(4,5,4,1,1,2,5,1,1,4,5,2,1,3,6,4,6,1,2,6,1,1,1,3,
5,1,2,2,3,5,3,2,2,5,3,4,6,1,4,2,2,3,2,4,6,6,6,1,1,2,4,2,6,2)= 32
GM:差分143
響:てことで、ロゴス5払って再度《峰打ち》と。ダメージ+20なので、163メージですな。くそー、これが草薙の剣なら!(笑)
響:「はああああッ!」
響:返す二の太刀で、X字状に“シュネーヴァイス”を斬る!
GM:今度ので死亡ゲージを除く全ての負傷ゲージが埋まりました。
ほのか:と、いうことは?
GM:“ギアの”死亡ゲージは埋まっていない。
ほのか:ああっ、まだ撃墜できてない――?
GM:キルシュによる連続攻撃を受けて、シュネーヴァイスから天使兵が離れ、消えていく。
響:……おお、ハインリヒさん、出番ですよ(笑)。
ハインリヒ:俺、ロゴスねーぇよー(笑)
響:あと1行動あればよかろー。もはや敵は[墜落]以外に行動できない。
ハインリヒ:結局、ダメージの割り振り問題は解決してない気がするが(;´Д`)
響:や、そこはGMを信じようよ(笑)。
GM:天使兵が消えた以上、向こうは普通のシュネルギアですよ?
ほのか:おおー。
ハインリヒ:「さて、と、残るは御姫様、か…」
GM:では、次のラウンド。


■クライマックスフェイズ/シーン3
 第2ラウンド。

GM/ヴィヴリオ:「インメルマン少尉、橘中尉! 聞こえるか!」
GM:ほのかのヘッドセットをむしりとるように、ヴィヴリオが通信を入れる。
響:「――大佐っ?!」
GM/ヴィヴリオ:「そのシュネルギアのV機関には黒い天使核が使われている! マスケンヴァル現象を引き起こせば“喇叭”クラスの惨事になりかねん……早急にV機関を抉り出せ!」
GM/ヴィヴリオ:「ひとの形を失えば、自然と暴走も収まるはずだ。急げ!」
GM:具体的には、後は機体の死亡ゲージを埋めてください(笑)。

GM:ということで、第2ラウンド。
GM:ハインリヒからですね。
響:ここは任せよう(笑)。
響:「くそッ、こっちはもう限界だ――っていうか、届かねえッ!」
響:「――ハインリヒさんっ」
響:“キルシュブリューテ”のあちこちから、エーテル逆流による火花がばちばちと発生している。
ハインリヒ:ういさー
ハインリヒ:うぅだが俺にはもはやロゴスは無い…orz
GM:や、もうリアクションも何もできんので。
響:当てれば、墜ちるよー(笑)。
ハインリヒ:おぉ
ハインリヒ:まずはリミッター解除
ハインリヒ:「さぁて、いちかばちかだ」
ハインリヒ:#14c4 射撃4
●ダイス:bak_yan:14c4=7(3,5,6,2,1,4,3,4,6,6,6,5,5,2)= 7
ハインリヒ:#7c4
●ダイス:bak_yan:7c4=6(3,1,2,1,3,1,5)= 6
響:凄いな(笑)。
ハインリヒ:「悪いが、返してもらうとする!」
ハインリヒ:20mm機関砲で蜂の巣にする
響:「くそーッ、やっぱオレ、射撃とか覚えようかなァ……」
響:どう思う? と腕の中の伊音に聞いてみる(笑)。
GM/伊音:「知るか、そんなこと」(ぷいっ)
GM:銃弾に貫かれ、貫かれ、貫かれ……シュネーヴァイスはぼろぼろに引きちぎられる
GM:それでも、というべきか。コクピットとV機関を保護する装甲はびくともしない。
ハインリヒ:「橘、草薙!」
響:「っと、いけねっ! ――でも、この状態なら!」
ハインリヒ:『俺のBvP、頼むぞ』
ハインリヒ:キャノピーを開き、パラシュートを背負って身を乗り出す
ハインリヒ:『ぶったたけ、救助は任せろ』
響:「了解――! 頼むぜ“桜花”。あとひとふんばりだ!」
響:「おおおおおおおおッ!!」
響:落下速度の落ちた“シュネーヴァイス”の側面に機体を滑り込ませ――最後の一太刀を浴びせる!
響:えーっと、判定は必要かしら?>GM
GM:いや、もう不要。――戦闘は、終了しています。

GM:耳障りな音を立ててハッチが剥がれ落ちる
響:ういっ。じゃあ演出で“シュネーヴァイス”のV機関を抉り出して……呪法剣で貫く!
響:「これで――止まれええええええッ!」
響:どがッ!
響:『ハインリヒさん!』
ハインリヒ:『ばかやろう! 俺に当たるだろうが!』
響:『この程度で、死にゃしないでしょ。少尉なら?』(笑)
ハインリヒ:すたすたすたっと、呪法剣の上を走ってコックピットに向かう
ハインリヒ:「ふっ!」ジャンプ一発、コックピットに飛びつく
GM:V機関からのエーテル供給が止まり、コクピット内部を満たす受肉組織が解けるように消えていく
GM:ほぼ以前の様相を取りもどしたコクピットに、力なく横たわるシルヴィー。
ハインリヒ:「さぁシルヴィー。迎えに来たぞ」
ハインリヒ:シルヴィーを御姫様だっこして、コクピットから飛び出す
GM:かすかに上下する胸の動きに、まだ生きていることが見て取れる
響:「って言うか、無茶する人だよなぁ……」(苦笑)<人のこと云えないけど(笑)
響:ハインリヒのBvPをフォローする位置取りに。
ハインリヒ:パラシュートをぶわっと広げる
ハインリヒ:『BvPはちゃんと持って帰ってくれよ。誰かさんみたいに借金地獄になるのはかんべんだからな』
GM/ヴィヴリオ:「まったく、無茶をしてくれる……少尉、用事が終わったのなら早く戻ってきてくれ」
ハインリヒ:『あいあい。急いで帰るとするよ。両手が塞がってちゃ、煙草も吸えない』
GM:ゆらゆらと降下するハインリヒの上を、2機の戦闘機が通り過ぎていく
GM:おそらく機体の回収に赴くのだろう
ハインリヒ:「ふぅ………」腕の中の命をしっかり確かめ、ふわふわ
響:『了解。……壊さないよーに掴むのって難しいんだよなぁ、って?』<支援機
響:「任せた方がいいか。いー加減、疲れたし」(だるー)
GM/ヴィヴリオ:「橘中尉も早く戻って来い……。お前には、こちらでしてもらいたいことがあるからね」
響:『っと、りょ、了解です、大佐!』(びしっ)>ヴィヴリオ
GM/ヴィヴリオ:「たいした度胸だよ、草薙中尉を連れて行くとは――。後で医務局にきちんと説明しておけ」
GM:といって通信は切れます
響:「――――!」(ざーっ、と今さら血の気が引くオレ(笑))
響:「ま、いっか」(なぁ、と伊音に)
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン1 「命を使うということを」
 シーンPC:ほのか。

GM/ヴィヴリオ:「ご苦労だったな、灰原中尉」
GM:あれから5日ほど経った。事後処理も終わり、ほのかたちはつかの間の休息をとっている。
ほのか:「はい……」
ほのか:少し元気なさそうに。
ほのか:確かに彼女は救えた。そして危機も脱した。だが、それをやったのは―――。
ほのか:「……あの、大佐」
GM/ヴィヴリオ:「できないことを数えても仕方がない。今成し遂げたこと、そしてこれから成せること。それを考えていたほうが、いい顔をできる」
ほのか:「私……」
GM/ヴィヴリオ:「うん?」
ほのか:「わ、私……申し訳、ありませんでした…………私が、あの時彼女を行かせたから、こんな……」
GM/ヴィヴリオ:「あの時エリュドリン少尉に行ってもらわなければ、ここで食い止めることはできなかっただろうよ。そうすれば対天使兵器の乏しい本部では太刀打ちできなかっただろう」
GM/ヴィヴリオ:「灰原中尉、君の判断は正しい」
ほのか:「…………そう、ですか」
GM/ヴィヴリオ:「灰原中尉。階級が上がるということは、それだけ多くの部下を指揮するということ。この戦時下では、多くの部下を死地に送り込むことと同義だ」
GM/ヴィヴリオ:「もし君にそれが耐えられないのなら、この話はなかったことにしてもらうが」と一枚の辞令を取り出す
ほのか:「はい…………え? これ、は?」
ほのか:目をぱちくりさせて驚く。
GM/ヴィヴリオ:「君への辞令だ。……どうする?」
ほのか:「…………私……」
ほのか:少し考えて、「……受けます、私。今度は絶対、みんなの役に立ちます。立ってみせます」
GM/ヴィヴリオ:「わかった。がんばるといい」彼女にして珍しく、やわらかい笑みを浮かべる
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン2 「俺より先には」
 シーンPC:ハインリヒ。

GM/シルヴィア:「また、助けてもらっちゃいましたね……おかしいな、ハインリヒさんの役に立てると思って来たのに」
GM:シュネーヴァイスの天使化を受け、同型機のキルシュブリューテも正式の実戦投入は先送りされることになった。
ハインリヒ:ぽんぽんと撫でてやる
GM:滑走路では完全に火を落とされたキルシュブリューテが輸送機に積み込まれているころだろう。
ハインリヒ:「焦るな焦るな」
GM:シルヴィーもそれに随伴する形で出雲基地へと戻っていくことになっている。
ハインリヒ:「俺はまだまだ長生きするつもりだからな」
GM/シルヴィア:「でも……せっかく、ここまで、ッく……」
ハインリヒ:「お嬢ちゃんが役に立ってくれる日まで、生きてるから安心しろ」
ハインリヒ:それになぁ、と
ハインリヒ:「シルヴィー、お前が生きてくれているなら、それは俺の心の支えになっているのさ」
GM:シルヴィーはハインリヒにしがみついて、びーびー泣いている。それを見ていると、まだまだ子供なのだろう、と思える
ハインリヒ:「ははは、仕方ない奴だな」
ハインリヒ:ぽんぽんと背中をたたいてやる
GM/シルヴィア:「ハインリヒさん……じゃあ、私も、ひっく、まだまだ、っく、長生き……します。だから……」
GM:それ以上は言葉にならないのか、後は嗚咽が聞こえるだけ。
ハインリヒ:「安心しろって。俺は不死身のインメルマンだぜ」
ハインリヒ:「だから、俺より先に死んでくれるなよ」
GM/シルヴィア:「はい……はいっ」
GM:シルヴィーの気が済むまで、ハインリヒは彼女を撫でていた。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン3 「ずっと一緒に」
 シーンPC:響。

GM:基地に戻った後、響と伊音は医務局員からこってり絞られることになる。
GM:伊音は病室に戻され、響は病棟への立ち入りを禁止され……
響:「…………」(げんなり)
GM:そんなこんなで1週間経ったある日、ようやく修理を受けたマサムネが瑞穂基地に戻ってきた。
GM:で、今は格納庫の中、マサムネの前あたりだと思ってください。灯りもついてなくて、窓から差し込む月明かりにぼんやりマサムネが照らされてる感じで。
響:「…………」(ぼーっ、と愛機を見上げている)
GM/伊音:「……響」
響:「…………! い、伊音?」
響:思わず、ばっ、と声の方を振り向く。
GM/伊音:「な、なんだ? そんなに慌てて」
響:「い、いいのかよお前っ、絶対安静とかじゃなかったのか?」(わたわた)
GM/伊音:「ああ、本当は明日が退院なのだが……マサムネが戻ってきたと聞いて見にきたんだ」
GM/伊音:「……そしたらお前が居ただけだ」
響:「そっか。それならまぁ、安心だよな」(微笑)
GM:あたりは薄暗く、表情はよく見えない。
響:「なぁ、伊音……。オレ、思ったんだけどさ」
GM/伊音:「?」続く言葉を待っている
響:彼女の方を見るような見ないような、曖昧な視線で。
響:その辺の機材にもたれて、マサムネを見上げて、続ける。
響:「やっぱりオレ、お前が居ないとダメだ」
響:「あの時……もし、“キルシュブリューテ”に伊音が一緒に居てくれなかったら」
響:「たぶん、オレは今ここには居なかった……気がするんだ」
響:な、何となくだけどなっ? と慌てて付け加える(笑)。
GM/伊音:「……響。私も、そう思う」
響:「――へっ?」
響:意外な反応に、ちょっとびっくりしてまじまじと彼女を見つめ。
GM/伊音:「お前が居ないと……いや。そうじゃなくて……」何を言いたいのか、言葉を選んでいる様子で
響:「――――」(伊音の言葉を待つが、なーんか落ち着かない(笑))
GM/伊音:「……私も、願わくば」
GM/伊音:「願わくばこのままともに戦い、勝利したい」
GM/伊音:「……迷惑、か?」少し気弱げな声音で、そう問いかける
響:「?! そッ、そんなワケねーだろ?」(思わず、伊音の手を掴み)
GM/伊音:「……ッ」
響:「迷惑なんかじゃないっ。……オレも、伊音と一緒に、勝ちたい」
GM:伊音を引き寄せたとき、彼女の顔が真っ赤に染まっているのが、ようやくわかる
響:「だから、その……っ、これからも、ずっと、一緒に……」(←気付いた(笑))
響:ぐっ、と伊音を抱き寄せて……じっと深緑の瞳を見つめる。
GM/伊音:「……」無言で、しかし、こくり、とうなずく<一緒に
響:「伊音……」
響:ゆっくりと顔を近づけて……唇を、軽く合わせる。
GM/伊音:「ひびき……」目を閉じて力を抜く
響:ちゅっ……と唇を吸って、一端離れて。
GM:それははじめての口づけ。薄明かりに照らされた2人を、
GM:月とマサムネが見ていた。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 橘響@相馬斉遠:6点
 ハインリヒ・インメルマン@Bak.ヤン:6点
 灰原ほのか@高菜葉:5点
 GM@銀目猫:17/3+1=6点

【雑感】
 ……ばかっぷるめ。
 見事に撃墜されたマサムネの代わり――と称して、単座型の新型シュネルギア2機が持ち込まれるお話。白雪姫と桜花姫のどちらが悪いというわけではなく、ひとりよりふたりの方が強いのだというエンゼルギアのテーマが存分に発揮されたセッション。背中を預けられる戦友が恋人ならば、これほど心強いことも無いとは誰の言葉だったやら。
 今回初参戦のほのかや、何気に名台詞の多いハインリヒの活躍もいい感じ。
 個人的には、弱気になったり治療中だったり無理して格納庫に来たり膝の上に乗せて出撃したりと伊音分が存分に補給されたので言うコト無し――。だけだと、あまりにもアレなのでそれを差っ引いて俯瞰するに、もう少しシルヴィア(シュネーヴァイス)を響(キルシュブリューテ)に絡ませると、より“新鋭機”らしさが出たかも。
 2人で1機を動かすのではなく、2人で2機を動かすことにより、従来に数倍する性能を――とするとAギアLギアにも被るが、前者は合体前のカムフラージュ、こちらは純粋に連携すると強い設定。であれば、フーファイターに隠されているであろうR.M.Aの思想もいい隠し味。
 ……いや、もしかするとこの2機、ほんとうに「ヤシマ=統一帝国製のフーファイター」だったんじゃあ。そもそも香夜からしてホンモノのフーファイターを持ち込んだりしているわけで、充分にありえる話。辻褄が合いまくるのが恐ろしい。
(という理由で、追加データの方はああいう設定になっていたりする)

 なお、新鋭の2機はセッション時点でそれぞれ「シュニーヴァイス」「キルシェブルーム」だったが、より統一帝国語っぽい表記に改めていることを付け加えておく。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠