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Last Update/2012.02.05


◇ 第44話『老兵のバラード』◇

「今、私の情報回路にはノイズが溢れています」
――レア9−14

 

クライマックス:シーン1/エンディング:シーン1/シーン2/シーン3
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1
 第1ラウンド。

GM:天より一筋の光。
GM:紅い熱を帯びた天使が、歌声とともに降り立つ。
GM:その姿は……巨大。
GM:今までの天使とは比べ物にならないほどの。
GM:その名は、座天使。
GM:天使の要塞……天使を統べる上級天使。
GM:ァァァァァァー。
GM:天使は、謳う。滅びの歌を。
ハンス:「座天使ですね……。天城少尉、司鏡少尉、相手には絶対結界があります。生半な攻撃では焼け石に水ですよ」
レア:「多少の攻撃は無視してください。エーテル感応により、修復が可能ですので」
総一:「大丈夫ですよ、こっちにゃ切り札がありますから」

GM:まず、位置関係を。
GM:トラバント→(1km)→座天使→(地上)→レア、ハンス
GM:といった感じ。
GM:では、各自、感覚の宣言を。座天使は20。
総一:ヴィークル、ナビゲーター込みで11。
レア:3であります
ハンス:2でごんす
GM:セットアップは何かありますか?
ハンス:セットアップは無いのさ…
総一:ありませんですー。
レア:…んー。今回は見送りますか。ないです。

GM:では、座天使から。
GM:ぁぁぁぁぁーぁぁぁ。
GM:聖光が、トラバントと……村をの半分を襲う。
ハンス:インタラプト
総一:射撃扱いですか? ってΣ
GM:お、どうぞ。
ハンス:感応します、対象はレア
ハンス:まず判定するー。
ハンス:#13c3
●ダイス:Hans_:13c3=5(5,3,6,1,4,2,6,5,6,1,6,5,3)= 5
レア:っと、失礼しました(汗
ハンス:成功、ロゴス消費っと
GM:ういうい。レア、行動どうぞ。

レア:では、追加で貰ったメジャーアクション行きます。《盾の乙女》を宣言! 対象は総一さん
レア:ロゴス3点を消費して、エーテル技能Lvを4→5に上昇
レア:68点のロゴスを消費して、ダイスを68個増やします
レア:#75c5
●ダイス:Lea:75c5=56(1,3,4,6,5,6,1,2,6,3,4,3,3,2,2,1,6,1,5,5,
6,6,4,2,1,4,6,5,5,6,1,1,3,4,1,1,3,5,1,1,4,1,6,3,6,4,6,5,6,4,6,
2,5,2,6,2,3,3,5,5,5,6,4,3,6,3,4,5,6,5,2,6,3,4,6)= 56
レア:56個成功です
GM:はいな。総一の次の行動に成功数+56です。
レア:で、《盾の乙女》のロゴス消費は3、と。

GM:じゃあ、座天使の行動でいいかな?
総一:ですねー
GM:では、改めて攻撃!
ハンス:「天城少尉、座天使の聖光を防ぐんだ!」
GM:#15c4 ダメージ+10(軽)
●ダイス:GMS:15c4=11(1,3,4,1,3,2,6,1,3,1,5,1,5,6,4)= 11
GM:お、目はいい。11個成功。
総一:「了解……これが俺の《切り札(ジョーカー)》だ!!」
レア:「エーテル接続完了…。 周辺総てのエーテルを総一さんへ!」
GM/紀央:「総一さま、来ますっ!」
総一:「ターゲット、ロックオン……一発勝負!」ダイスブースト60、<砲術戦闘>Lv2→5
総一:《反射防御》と《反応射撃》も投入。
総一:#67c5+56 「大尉から託されたこの特製砲弾……! 貫け―――ッ!!」
●ダイス:Souichi:67c5+56=58(6,3,1,1,1,2,3,3,1,5,2,4,1,6,4,2,4,
6,1,4,6,5,1,4,2,4,3,5,5,4,3,3,5,1,6,5,2,3,1,2,1,5,4,1,6,1,2,2,3,
3,2,1,6,1,5,6,4,3,1,4,6,1,5,4,3,3,4)+56= 114

GM:りんごーん。
GM:遠くから、鐘の音が鳴り響く。
総一:威力は+24なんで……128、さらに特殊砲弾宣言で+10で138?
GM:死亡ゲージで受けよう。
GM:確実に核を捉えた砲弾が……座天使を、貫く。
GM:けれども、座天使はいまだ動く。
レア:「警戒続行! まだ座天使は動きます!」
GM:天使を望む、人々の声にこたえるごとく―――。
総一:「―――確かに、使わせて頂きました!」
GM/紀央:「総一さま、すごいです!」
総一:「さあ、仕上げにかかるとすっか!」

GM:じゃあ、次は総一かな?
ハンス:総一君には待機してもらって、おいどんが動きます。
GM:うし、こい。
ハンス:話術を3→5、ロゴス6消費。ダイスブースト55、ダーザイン昇華4LVが5つ。
ハンス:パトスも4ぶちこむ<ダイスブースト
GM:ういー。
ハンス:#68c5+40
●ダイス:Hans_:68c5+40=53(1,6,5,2,1,3,3,4,2,6,4,3,2,4,3,3,3,1,
2,1,4,3,6,1,1,1,4,3,6,5,6,3,2,2,6,5,4,1,6,5,6,6,3,6,1,6,5,2,4,1,
4,6,6,6,3,2,2,3,4,3,5,5,6,2,1,3,3,2)+40= 93
ハンス:93成功で演説
ハンス:しまった、最初に演説すりゃよかった(笑)。これって、対象が複数なんだった(笑)。
レア:…おおぅ(笑
ハンス:レアたん、君の判定値も+93されていたはず(笑)
総一:……ああッ(爆
GM:おお、たしかに(笑)
ハンス:「天城少尉、司鏡少尉、レア。座天使の結界は既に瓦解しています。今こそ畳み掛けるのです」
GM/紀央:「はい、准将閣下! 私たちのトラバントは、無敵でございます!」

GM:じゃあ、次レアどうぞ。
レア:「エーテル収束を確認。さあ、座天使を射抜いた力をもう一度……!」
レア:メジャーアクションで《盾の乙女を》宣言
レア:ロゴスを3点消費して、エーテル技能を4→5に上昇
レア:いきます
総一:ダーザイン昇華はしないのですか?
GM:ダーザインを昇華すると、そのレベル2倍の成功数がプラスされます。
レア:…豪快なダイスの前に吹き飛んでましたっ(汗)>昇華
GM:同時にいくつでも昇華可能〜。
レア:では、【舞草村からの憎悪】・【轟蔵からの偽り】を昇華
レア:共に、4Lvなので、成功数+16で!
レア:#100c5+16
●ダイス:Lea:100c5+16=80(4,2,5,4,2,3,5,5,4,3,4,6,6,2,5,6,6,1,2,
1,3,4,6,6,6,5,3,2,1,1,1,6,6,1,3,4,1,1,3,3,5,3,6,3,5,3,5,1,5,1,1,
5,6,3,4,6,6,5,6,3,5,6,1,2,5,6,6,5,1,3,1,1,4,1,2,5,4,3,4,2,5,4,3,
2,2,3,3,4,5,6,3,4,5,5,3,3,6,4,6,1)+16= 96
レア:あ、対象は、総一さんへ
GM:なるほど、憎悪を糧に、偽りは真実へと変わっていくわけだ。
GM:総一に成功数+96だね。
ハンス:さて、お膳立ては済んだ。

GM:じゃあ、総一どうぞ。決めろ!
総一:……うおうっ(笑
総一:マイナーで接近。メジャーアクションで攻撃に入ります。
レア:「貴方がたが何を企もうとも、何を隠そうとも……。私達は私たちがしなければならないことを行うだけ……」
GM:座天使は歌う。自分自身へと近づく、滅びの詩を。
GM:るぉぉぉおおぉおおぉぉおおぉおおお。
総一:「そんなお前に叩きつけるはこの一言!」
総一:「たとえどんなに巨大な悪が存在しようとも、この星々の中ではちっぽけな塵にすぎない……」
GM/紀央:「古来より伝わりし、至言!」
総一:「悠久の時の流れと、果てしなき広がりを持つもの……人それを、『宇宙』という!」
総一:さて、エーテルLv4→5。ロゴス23点をダイスブースト。ダーザイン5×5昇華。
GM/紀央:「私どもの光、受け取ってくださいませ!」
総一:#28c5+96+50
●ダイス:Souichi:28c5+96+50=25(3,6,3,5,6,1,3,4,1,5,5,3,2,4,4,1,5,2,6,2,1,3,5,1,3,2,4,2)+96+50= 171
GM:リアクションはしない天使なのです。
GM:ダメージ、どぞ。
総一:「先の先、虚の実を象るは陰陽五行の理なり――! 行けッ、トラバント!!」
総一:171+18=189(笑) で、マインドクラッシュを発動。
総一:合計ダメージは184になります。
GM:HPで受けるしかない。
GM:そして、座天使のHPは150……。
GM:光が、あふれ出す。
GM:座天使の崩壊の光。
総一:「……成敗!」どどん
GM/紀央:「……健やかに」
ハンス:「任務完了」
GM:それは……地へと降り注ぐ。
レア:「座天使の崩壊を確認。周囲に天使反応なし」
レア:「お疲れ様です、皆さん」
GM/紀央:「帰りましょうか……総一さま」はにかんで。
総一:「ああ……終わりだ」
ハンス:「後の始末は、陸軍に任せるとしましょう」
レア:「はい。通信を開始します」>ハンスさん
総一:「……そだ、こんな名言もある」
総一:「滝の流れはすべてを清く洗い流す。たとえ悪に生きた貴様たちでも、流れで身を清めれば、すばらしい未来があるだろう―――」
総一:「さて、この先、分かるか?」
GM/紀央:「忘れた、ということにしておきます。ふふっ」
総一:「待てよ」(笑)「……じゃあ、正解な。『人、それを―――改心という』」
ハンス:「………総一君…君って、実は結構学があるんだね」なにげに酷いことを
総一:「酷いっスよ。俺だってこーゆーのはストックあンですよ」と、軽く笑顔で返す>ハンス
GM/紀央:「ちょっとだけ、信じましょう。……人を」村を、見下ろして遠い顔で、紀央はつぶやく――。
総一:「……そだな、きっと変われるさ、あの村の人たちも。お元気で―――大尉」
レア:「この国にはこのような言葉があります」
レア:「男子、即ち三日あわざればかつ目せよ、と。 総一さんも日々成長されています」
総一:「あァもーみんなしてドチクショウッ!?」
GM:では、エンディングフェイズに行こう。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン1 「報告。――大佐に」
 シーンPC:ハンス。

GM:一連の事件は、終わり。
ハンス:こほ、こほと、埃っぽい瑞穂基地に戻ってきたな、と実感している
GM/ハルトマン:「さて、報告を聞こうか」
GM:くるりと椅子の向きを変え、ハルトマンがそういう。
ハンス:「報告か…なにから話したものか…」
GM/ハルトマン:「あぁ、すまない。報告を聞かせていただけますかな、准将?」
ハンス:苦笑する
ハンス:「よしてくれよ、ハルトマン。ここでは君が上官だ」
ハンス:わざとやっているんだろう、という目で見る。
GM/ハルトマン:「――ふ。体は大事にしろといつも言ってるだろう、ハンス?」苦笑しながら、ハルトマンもそれに答える。
ハンス:「さて報告は……。天使派の村が一つ、陸軍によって壊滅した……それだけだな」
ハンス:「ヤシマの各地に、類似した村が無いとも言えない。調査を進めるべきでしょう」
GM/ハルトマン:「そうか……なぜ、こうも人は天使に憧れるのか」
GM/ハルトマン:「私らの世代では、到底理解できないことだが……まぁ」
ハンス:「憎悪…しているのかもしれないな」
ハンス:深く考え込み
ハンス:「御互いに何も思わなければ争いも起きないだろう」
ハンス:「好意と嫌悪は同じ意味なのさ」
ハンス:「さて、戦争はまだ続く、な。子供たちの好意を利用して」
GM/ハルトマン:「その通りだ。君のいうことは、いつも正しい」
GM/ハルトマン:「そんな正しい君に聞くとしよう」
ハンス:うん? と言う顔
GM/ハルトマン:「……いつ、終わるんだろうな。この戦いは」
ハンス:「恐らく………」
ハンス:深い顔
ハンス:「最後に私が死ぬまでだろう」
GM/ハルトマン:「そうか。なかなか年寄りの仕事も終わらないのだな」
ハンス:「後始末は年寄りの仕事さ。報告書を書くのもな」最後に冗談めかして
GM/ハルトマン:「違いない。まぁ、そちらは任せろ。君はゆっくり休んでくれ」
ハンス:ありがとう、と一言いって部屋を出よう。
GM:では、シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン2 「大佐に、報告」
 シーンPC:レア。

GM/ヴィヴリオ:「おかえり、レア」
レア:「ただ今帰還しました、ヴィヴィリオ大佐」
GM:薄い笑みだけ浮かべて。
GM/ヴィヴリオ:「最悪の事態だけは免れたようだな。君の働きは評価できる」
レア:「私は行うべき任務を果たしただけです」
レア:「今回の作戦の成功には、ギアドライバー及び、ナビゲーターの力によるものが大きかったです」
GM/ヴィヴリオ:「そうか。だが――彼らもまた、キミの力なくしては任務の遂行も困難となっただろうね。よくやってくれた」
レア:「……」
レア:「今、私の情報回路にはノイズが溢れています」
レア:「きっと、これが嬉しいと言うことなのだろう……、そう、私は類推しています」
GM/ヴィヴリオ:「私は、否定も肯定もしない」
GM/ヴィヴリオ:「ただ、大切にするといい。レア9−14」
レア:「はい」
レア:「では、今回の報告書は明日中に提出いたします」
GM/ヴィヴリオ:「あぁ」
GM/ヴィヴリオ:「レアの報告文は、悪くない」
レア:「ありがとうございます。(わずかに顔面の筋肉を緩めて)」
レア:「では、これにて失礼いたします(敬礼)」
GM/ヴィヴリオ:「……しばらく、続けばそれでいい」
GM:そんな小さなつぶやきが、レアに届いたか届いてないのか―――。
GM:では、シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン3 「手紙」
 シーンPC:総一。

GM:あの事件から、数日。
GM:日常へと戻った総一の部屋に、こんこんと夜遅くにノックがする。
総一:「……んあ?」
GM/紀央:「総一さま」
総一:「おお、どしたよ?」
GM/紀央:「あの、ずっといいたかったことがあって……私」
GM:うつむきながら、ぽつぽつと語る。
総一:「…………」敢えて、何も言わない。彼女の次の言葉を待つ。
GM/紀央:「あの、総一さまっ」
GM/紀央:「……大山田大尉から、手紙が届いてましたっ」
総一:「……マジでか。って山村田大尉だろーがっ?」
GM/紀央:「すみません、私、すっかり忘れていまして」てへ、と舌を出す。
総一:「だああっ」ついよろめく(笑)
GM/紀央:「あれ、どうなさいました? お加減でも?」
総一:「……いや、何でも。その手紙、どこだ?」
GM/紀央:「はい、ここに」そういって胸元の裾から手紙を取り出す。
総一:「やっぱり持ってきたか……と。なになに?」読んでみよう
GM:その手紙には。
GM:村で畑を耕す楽しみをしったこと、なんとか分かってくれる人が増えてきたこと……。
GM:そして、軍人時代の同僚の女性と今度結婚することになったこと、結婚式に招待したい旨が書かれている。
総一:「…………お、うおおいっ!?」
GM/紀央:「素敵ですねえ(うっとり)」
総一:「……しかしすげーなぁ、あの歳で。愛に年齢なんて、って感じか。歳の差レベルじゃなさそうだし」
GM/紀央:「愛はいつの時代も、尊きものです」
GM/紀央:「して、総一さま」
総一:「……どしたよ?」
GM/紀央:「わたしたちは、いつでしょうか?」小首かしげ。
総一:「……まだ未成年だろがよ」苦笑を漏らしながら
GM/紀央:「それは残念です」にっこり。
GM:冗談か、本気か……彼女はいつも、いつだってとても不思議だ。
総一:「……ま、早くてあと3〜4年ってとこか?」
GM/紀央:「もうちょっと気のきいたプロポーズがよろしいのですけれど」くすくす。
GM/紀央:「じゃないと、忘れてしまいますよ?」
総一:「『そのとき』になるまでに、考えとく」
GM/紀央:「はい。『覚えて』おきます」
総一:「絶対忘れねェようなの、考えついてみせっからよ……今はまだ、このままで?」
GM:紀央は笑顔で、それに応える。
総一:「……目、閉じてろ」
GM/紀央:「……」いわれるままに。
総一:なら―――軽くキスしよう。うん(笑)
GM:じゃあ、2人の唇が重なるシーンで……幕を閉じよう。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 天城総一@高菜葉:5点
 レア9−14@MZ:5点
 ハンス・レーマン@Bak.ヤン:5点
 GM@シンヤ:15/3+1=6点

【雑感】
 ……ばかっぷるめ。
 北関東に天使が降り臨む。これを迎撃するために派遣されるシュネルギア部隊。だが、その村には謎が秘められていた――というシリアスな出足を、ほどよく円やかにしてくれる頑固ジジイ。しかして村に天使が降るのには必然性があった……!
 こうした土壌あればこそ、鎖国を経たヤシマでも“天使派”が根付いているという観点で見るに、凄く目のつけどころの良いシナリオ。確かにヤシマにも昔から天使信仰はあったはずで、それが“鎖国”と40年戦役を経るとなるほど、確かにこうした事象もありえておかしくない。いつもながらお美事。
 ちょっとだけ引っ掛かかるのは、その隠れ信仰の村出身の大山田元大尉が、その陰惨たる伝統に少しも染まってはおらぬのだ――的なところ。だが古来より頑固ジジイは何者にも染まらぬそういう種族なので、これでいいのかも知れない。
 特殊な村の状況に、PCたちがそれぞれの立場であれこれ最善を尽くそうと努力する姿はなかなかステキ。紀央のぽけぽけっぷりも何だか磨きが掛かってて可愛い……(笑)。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠