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Last Update/2012.02.05


◇ 第44話『老兵のバラード』◇

「赤い糸でしたら、ここに」(ぽっ)
――司鏡紀央

 

ミドルフェイズ:シーン1/シーン2/シーン3/シーン4/シーン5
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「現着」
 シーンPC:ハンス。

GM:辿り着いたのは、山奥にある舞草村。
GM:ここに天使が落ちてくる。
ハンス:「やれやれ、またここに来ることになりましたか」
ハンス:こほこほ、と咳き込みつつ
レア:では、登場させていただきます(ぺこり)
レア:「…閣下は、こちらに来られた事があるのですか?」
ハンス:「えぇ、数年ほど前でしたか」
GM:ぴっ。
GM:ヴィヴリオからの通信がはいる。
GM/ヴィヴリオ:『准将殿、お手を煩わせて申し訳ない』
ハンス:「いえ。司令官の方が、序列は上ですよ。そう気を使われないでください」
ハンス:レアや他の士官に、目で指揮所の設営などを指示だしつつ
GM/ヴィヴリオ:『そう言っていただけると助かる。様々な点で、貴方が適任だと判断したゆえの措置――と、考えていただきたい』
レア:「(敬礼して通信機他の設営を開始する」
ハンス:「ところで、まだギアドライバーとシュネルギアが搬送されてきませんが…なにかトラブルでもありましたかね」
ハンス:村の様子を眺めている
総一:そこに―――噂をすれば影、というか。トラックが向かってくる。
レア:「エーテル濃度……。確認。通信確立。接続状況は良好……」
GM/ヴィヴリオ:『さて、准将。ここより先は、少し奇妙な問答になるかも知れないが』
ハンス:「と、今到着したようですね。………どうぞ?」
GM/ヴィヴリオ:『天使はなぜ、そんな辺鄙な村に落ちてくるのだろうね?』
総一:そのトラックが止まった後……約一名、人影が外に駆け出し、ばたり。
総一:「…………酔った」
レア:「では、これよりギアドライバーとナビゲーター、シュネルギアの確認に赴きます」>ハンス そして小走りにトラックの方へ
ハンス:よろしくお願いします、と手でジェスチャー>レア
ハンス:「………数年前、この村で不思議な現象が観測されています」
ハンス:「調査自体は、村民の協力が得られず中止となっていたのですが……ね」
GM/ヴィヴリオ:『ええ、そのとおりだ。……准将殿の手腕、期待させていただこう』
GM/ヴィヴリオ:『今度こそ、暴いてくださると』ふっといたずらっぽく笑って……通信が切れる。
ハンス:「私の肺を気遣い、空気のよいここに派遣していただいたと思っていますよ」切れた通信機に向かい
レア:「お疲れ様です。ギアドライバーとナビゲーターはこちらへ」>総一さん
総一:うつぶせからよろよろと立ち上がりー……「その前に。酔い止め、持ってねー……か?」
レア:「…………」
レア:「衛生兵! ギアドライバーの手当てを!」
総一:「……ハァ?」
総一:ぽかーん。
レア:「私ではなく衛生兵ならば酔い止めも持っているでしょう」
総一:「あ、そーゆーこと。手当てって無いだろ手当てってヲイ」
レア:「貴方がたの健康管理は充分気をつけなければならないですから」>総一さん
総一:「ええいッ、何でもかんでもなあ!?」
ハンス:「レア、君もそこでマンザイはせずに」
ハンス:「さぁ、天城少尉立ちなさい」
ハンス:ぱんぱんと、手を叩く
GM/紀央:「遅れて申し訳ありません。シュネルギア:トラバント、ドライバー、ナビゲーターともに到着いたしまた」
ハンス:「司鏡少尉、シュネルギアのセットアップを。時間はありませんよ」

GM/紀央:「はい、准将閣下。きっと総一さまにお任せです」
ハンス:「あー、いや、待ってください。天城少尉の看病を頼みます。貴方の方が彼もすぐ元気になるでしょう」>司鏡
GM/紀央:「はい。さぁレアさま、お退きください。総一さまは叩くと治るお方ですので」
レア:「……(首をかしげながら)わかりました、オマカセします」>紀央さん
総一:「俺ァ古い電化製品かよっ」
レア:「レーマン准将閣下。シュネルギアの起動準備を始めますが、具体的にどのような迎撃作戦を?」
ハンス:んーーと顎に手を当て
ハンス:「まだ、なんとも言えませんねぇ。それを考えているところですよ」
ハンス:「まずは…」と村の方を見る
ハンス:「調査の続きを開始することから始めましょう」
レア:「わかりました。通信設備等の設営は完了しています。次の命令をお願いいたします」>ハンス閣下
総一:「……俺のー、俺の立場ー、俺の俺の俺のー……」今日はツッコんでばっかりだ。
GM:では、シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン2 「頑固ジジイ」
 シーンPC:総一。

GM:ここが戦場になる。それは分かっているならば。
GM:村人たちには、避難してもらわねばならない。
GM:その通達を携えて、村へと踏み込んだ総一と紀央。
総一:「―――と、ゆーことでだ!」拡声器にプラカードにハチマキを何故か準備
GM:なぜか感じる、奇妙な居心地の悪さとともに。
GM/紀央:「と、ゆーことです!」袴姿に力たすき姿で。
総一:「これから村人達に通達に行こうと思う―――がッ!」
GM/紀央:「はい!」
総一:「どーも心にチクチク来る! なんか迷惑そーな感じされてる! なんだかなぁ!?」
GM/紀央:「あ、総一さま。私、それ知ってます!」
GM/紀央:「たしか、被害妄想です!」どーん(笑)
総一:「んなこたぁないッ!!」(爆
GM:老人「やかましい、ガキどもじゃ」
総一:「はっ……本題忘れてた」
GM:ひゅぅぅぅぅぅ。一陣の風が舞うとともに、不意に現れる軍服。
GM:老いた中にも感じるその意思の強さは、瞳に宿りて。
総一:「……はら」
GM:老人「何用じゃ、坊主?」
総一:「えー、空からここに何かが落ちてくるので退避してください、ってことで?」
総一:「さらにそれを撃滅せにゃーならんのです。跡形もなく」
GM:老人「はん、嘆かわしい」
GM:老人「今の若人は坊主と呼ばれて口答えすらできんとはな!」
総一:「本当マジ嘆かわしいっスよねー……ってそっちかい!?」
レア:と、いうあたりで登場させていただきます(ぺこり
レア:「どうされました、総一さん?」
GM/轟蔵:「ふん、人形まで村に入り込んでるとはな」
総一:「……とー、レアちか。この通り」
総一:「人形? 何ですか、俺等のどこに糸がついてるとでも?」
GM/紀央:「赤い糸でしたら、ここに」(ぽっ)
総一:「直球すぎ」即座ツッコミ>赤い糸
レア:「我々は瑞穂基地所属第十三部隊ドライツクロイツ所属シュネルギア部隊です」
GM/轟蔵:「わしは山村田轟蔵。坊主、名は?」
総一:「俺は天城総一。ちなみに旧姓は氷上。だからこれから坊主呼ばわりはやめてください」
GM/轟蔵:「……ほう?」
レア:「山村田さん、この区域は対天使戦闘を行う戦場に認定されました。著しい障害が発生する可能性があります」
総一:「あー……だから皆さん退避してください、とか言おうとしてンですがね」
GM/轟蔵:「案ずるでない」
総一:「案じます」どきっぱり
GM/轟蔵:「元、ヤシマ陸軍特務大尉、山村田轟蔵がこの村にはおる」
GM/轟蔵:「天使なんぞ、わしが撃墜してやるわい!」
レア:「勘違いをされているようですが」
レア:「貴方がたが村に留まるだけで、軍にとっては障害である、と発言しているのですが」
GM/轟蔵:「勘違いしておるのは、お前じゃよ」
レア:「どうしてでしょうか?」>轟蔵
GM/轟蔵:「何があろうと、村人はこの村から離れんよ。何があろうともな」
GM/轟蔵:「……そういう村なんじゃよ」
総一:「じゃあ質問」>轟蔵
GM/轟蔵:「天城、大尉と呼べ!」
総一:「まだ最後まで言い切ってないんスけど、大尉」
総一:むすー、と。
総一:「じゃあ質問―――なんですけど、自分の3万倍の標的がここに落ちてきたらどうしますか? どう撃退すンでか」
GM/轟蔵:「よくぞ聞いた」にんまり笑って。
GM/轟蔵:「みよ、我が愛機、タイガー1192の勇姿を!」
GM:ばーん、と後ろにあった旧式の戦車がライトアップする。
レア:統一帝国の戦車です?>タイガー
GM:ヤシマ陸軍の戦車です。
総一:「へー……はー…………あー…………うー……」
総一:しばし言葉を失い、「……武装は?」
総一:とかろうじて一言。
レア:「天使に対して通常兵器は無力です。ましてこのような旧式戦車では」>轟蔵
GM/轟蔵:「男は黙って一発勝負よ!ひょっひょっひょ!」砲門を差し。
総一:「仮に通じたとします。真上の敵をロックオンできますか、それで」
レア:「高速戦闘を行う天使に、戦車砲の直撃という可能性は無に等しいですが」
GM/轟蔵:「ええい、ごちゃごちゃいうでない!これだから若いもんは!」ぷんぷん。
GM/紀央:「困りましたねぇ」
総一:「…………こりゃテコでも電磁力でも動きそーにねー。俺は面白くないなァ」と紀央に内緒話
ハンス:「これはまた、随分と骨董品を…」
ハンス:レアの後ろから現れよう
GM:まぁ、骨董品です(笑)
GM/轟蔵:「なんじゃ?」
レア:「准将閣下(敬礼」
ハンス:「なにをしているのですか?」
ハンス:こほこほ
レア:「申し訳ありません、現地住民の説得に手間取っております」
総一:「と……准将さん、すません。まだまだかかりそうです」
ハンス:「(道理では動かない人もいるんですよ)」と苦笑している
ハンス:「御老人、御久しぶりです」
GM/轟蔵:「なんじゃといっておる!」
ハンス:「御久しぶりです、御老人」もう一度言う
レア:「山村田元大尉殿」
レア:「准将閣下の前でそのような発言は控えたほうが宜しいかと思います。貴方がまだ、軍属であるという意識をお持ちならば」
GM/轟蔵:「……准将?」
レア:(一歩下がってハンスさんに道を譲る
総一:「…………えーと、准将さん? 大尉さん? あーあーあーあー」同じく下がる
ハンス:「覚えておられますか。数年前に調査で伺ったハンス・レーマンです。もっとも、あの頃は大佐でしたが」
GM/轟蔵:「……ハンス・レーマン大佐!?」
総一:「知り合いっスか」
GM/轟蔵:「あの、数々の武勇伝で有名な!? あわ、あわわ」
GM:慌てて敬礼。
総一:「――――困惑ッ!?」
GM/紀央:「総一さま、まだ婚約にははやいですわ……」(ぽっ)
総一:「人それを死にフラグと言うッ!? だーかーらー、少し黙ってろッ」>紀央
総一:二人を交互に見て目をぱちくりぱちくり。「そんな凄い事してたンすか」
ハンス:「軍歴だけは長いからね。私は、ハルトマンの手柄にぶらさがっていただけさ」肩を竦める>総一
ハンス:「よしてください。(敬礼に対して)………できれば村人の皆さんには迎撃に協力的になっていただきたいのですが……」
ハンス:「村から村人が動かない、と言うことについて詳しく聞かせていただけませんか?」
GM/轟蔵:「レーマン准将……我々は、そういう生まれなのです」
GM/轟蔵:「後生ですから、はやくお帰りください」
GM/轟蔵:「死ぬのは、わしらだけで十分ですじゃ……」
GM:そういって寂しそうな顔で、去ろうとする。
ハンス:首を振ろう
ハンス:「なら、私たちは貴方たちを護りましょう」
レア:「山村田元大尉殿」
レア:「貴方方がどのような選択をどろうとも、私達は必要な行動を行うだけです」
レア:「この、ヤシマと、ヤシマに住まう人々を護るために」
GM:レアとハンスの話を聞かないふりをして、轟蔵はさっていく。
GM:逃げるように。
総一:「……死ぬって、言いましたね」
レア:「…困ったものですね」>ハンスさん、総一さん
ハンス:「大丈夫、きっとなんとかなりますよ」>レア
レア:「わかりました。しかし、村人の現在位置は把握しておきましょう」
レア:「勝手に動かれ、天使の行動を混乱させられてはいけませんから」
レア:「閣下、ではこちらはお任せします。私は他の村人に対して勧告と説明を行いますので(再び敬礼」
ハンス:「さて、我々は我々の仕事をしましょう。なに、村人ごと護ればいいだけです。簡単でしょう」>総一
総一:「……そっスね」
GM/紀央:「きっと、分かってくれますわ」
総一:「例え死のうとしても、許さねェ。どこまででも反逆してやる」
総一:「―――生きようとしても、殺された奴だからっていンだからよ」
総一:「……お前だってそーだよな、高瀬一樹」表情を伺われないように、ぽつりと呟いて、
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「襲撃」
 シーンPC:レア。

GM:地形を把握するために出歩いている時のこと。
GM:……見られてる。
レア:「山地が多いですね、レーダーは……?」
GM:君のセンサーが、それを感じる。
GM:視線は、複数。
レア:「どなたですか?」>視線の方向へと振り向く
GM:無言。さわさわと草が揺れるだけ。
レア:「この区域は、対天使戦闘の為の戦場に認定されました。即刻退去を。退去が無い場合、強制的に移動させられる場合もあります」
レア:「また、私に何か御用がおありでしたら、手短にお願いします」>視線の主たちへ
GM:その台詞に答えたのは。
GM:ぶぉんッ!
GM:――銀光だった!
GM:背後から、襲いくる一撃。
レア:「…!?」 回避したいですが、できますか?
GM:演出になりますので、お好きにどうぞ。
GM:喰らってもダメージはないですし、回避してもOKです。
レア:では、咄嗟に身をひねって、地を転がり回避。そのまま、拳銃を抜きます 
GM:ゆらり。ゆらり。
GM:無表情な仮面をつけた、男たちが数人。
GM:鎌を持って、レアを取り囲む。
レア:「何者ですか? 私に対する攻撃はヤシマ、及び統一帝国への攻撃とみなします」
GM:「ササ」
GM:「ササ」
GM:くぐもった声で、そんな音が聞こえてくる。
レア:この間に内臓通信機で救援要請を
レア:「……返答が無い場合、自己防衛のために攻撃を加えます」
レア:ちゃきっと拳銃を構えて
GM:「ゲル」
GM:「ゲル」
GM:「キョエーッ!!」
GM:奇声をあげて、レアへと飛び掛る。
レア:ぱんぱんぱーん
レア:そして全力で逃亡〜
GM:しかし、回り込まれた!
レア:「こちらレア9−14、天使迎撃部隊本営へ緊急電」
レア:「当方、謎の集団により攻撃を加えられたり。至急救援を要請する」
総一:そんなとーきー。「……待ていっ!!」
GM/紀央:「レアさま!」
レア:「紀央さん。ご注意を、武装しています」
総一:「優勢と劣勢には翼があり、常に戦う者の間を飛び交っている……例え、絶望の淵に追われても、勝負は一瞬で状況を変える……」
総一:「人それを……(あ、やべ、忘れた、えー……そうだ、思い出した!)…………回天という!」
GM:鎌、鍬、竹やりを構えた無表情な仮面たちが迫りくる。
総一:カンペちらり。「あ、あってた。OKOK」
レア:「総一さん、紀央さん。対人戦闘に関する訓練は行われましたか?」
総一:「訓練どころか実戦もこなしてるぞ、俺ァ」
レア:「そうですか。それは重畳。見てのとうり、彼等は我々を襲撃してきますので、自己の安全は自身にて確保してください」>総一さん
GM/紀央:「はい、少々私も怖いのですが……!」すっと構え。
総一:「紀央…………」彼女の武装をそっと取り上げるね。
GM:仮面「オマエラ……ササゲル……」
GM/紀央:「総一さま、何を!? こんなことをする場合では……!」
総一:「不慣れなお前が銃持つな。これはあいつらとのお約束だ?」
GM/紀央:「守って、くださると?」
総一:「何回もそーやってたろーに……」
GM/紀央:「ならば、信じます。傷1つついたら後が怖いですよ?」
総一:「善処する……さあ諸君、俺達が逃げるのを止められるかな……」
レア:「……馴れ合いは程ほどに。彼等は本気ですよ」
GM:仮面「……ヨロコンデクダサル……ハッハァ」
レア:「(しかし…、警備兵はまだか? このままでは……」」
GM:仮面「アーメン!」一斉に、総一には脇目もふらずにレアへと襲い掛かる。
レア:「…私が目的…?」とりあえず射撃射撃ー
総一:「無視すんなッ」そいつらを演出で撃ったりたまに蹴り飛ばす
GM:ぱんっ。ぱんっ。
GM:乾いた音ともに、男たちが倒れていく。
GM:外れた仮面の下は……村でみた顔ばかり。
レア:「……なるほど。明確な敵対行動をとりましたか」
ハンス:「無事ですか、皆さん」
ハンス:こほ、こほ
GM:ざわざわざわ。
レア:「准将閣下(敬礼)はい、幸いにして皆、無事であります…が…」
GM:いまだ近づいてくる気配は多い。
総一:「まあ、こんな感じです?」約一名の首根っこ掴んで
レア:「村人と思しき人物に攻撃を受けました。……ここは危険ですね、本営に戻りましょう」
ハンス:GM、特技:威厳で威圧できんかな。
GM:では、ここで探知判定を>ALL
GM:難易度は、2です。
ハンス:#2c1 そいや
●ダイス:Hans_:2c1=1(1,2)= 1
ハンス:ロゴス3消費、成功度1買います。で2成功
総一:……いや、いいや。
総一:さっきの取り消し、代わりに《鷹の目》
総一:ダイス振らずとも成功確定。(爆
レア:#3c1
●ダイス:Lea:3c1=0(4,2,2)= 0
レア:失敗です…
GM:じゃあ、総一とハンスは気づいた。
GM:相手の動きが、君たち、というよりレアをある場所へと追い詰めるような動きに思える。
ハンス:「ふむ…」
ハンス:レアを庇う様に一歩前に出る
レア:「閣下、危険です」
ハンス:「………」少し考え込んでいる
総一:「…………」(ぴきーん)
GM/紀央:「いかが……なさいますか?」
総一:「選択肢は三つ。このまま逃げるか、シュネルギアで脅しかけるか、このままわざと捕まってみるか。最後はパスな」
ハンス:「天城少尉、司鏡中尉、シュネルギアの起動をお願いします」
ハンス:「私たちは、誘導に乗ってみます。この村にあるなにかが、天使を誘引しているはずなんですよ」
レア:「私を撒餌にしましょう。彼等の狙いは私のようですから」
GM/紀央:「かしこまりました」
総一:「了解っス。トラバントにゃまだジステム3ありますよね?」
ハンス:「装備は自由に。君は難しいことは考えずに、司鏡中尉に任せなさい」ちょっとひどい
総一:「ひで……」ぐさ
GM/紀央:「ふふ、総一さまは考えないでくださいませ」
GM/紀央:「ただ、感じていただければそれでいいのです。私、ともども」
総一:「そうだな、お前ともども…………ってヲイ、誰か一人考えなきゃマズいだろがよッ!?」
ハンス:では、とレアの手を引く
ハンス:「私たちは、彼らに追い詰められるままに、追い詰められるとしましょう」
総一:「……えー、まあ。ぜってー生きて帰ってきてくださいよー」
レア:「閣下は別方向に後退されるべきかと(手を引かれながら」
ハンス:「なぁに、この程度。私にとっては苦難のうちにも入りませんよ」
ハンス:にっこりと
ハンス:「合衆国軍に十重二十重に囲まれた時のこと、御話しましょうか?」緊迫感無い
レア:「ご自身の御体もお考え下さいませ。准将閣下に、万が一があれば今後の軍務に多大な影響がありますので」
総一:「とりあえず、まあ。二人の無事を祈って、行きますか」
GM/紀央:「鈍い方は、苦労いたします」苦笑して准将を見送る。
GM/紀央:「私を感じなさい。そう、分かりやすくいって欲しかったですか?」
総一:「…………悪かったな、鈍くてよ。ただ、ここは今更自分変える気ねーから。俺はまだ、今の俺でいたい」
GM/紀央:「それでこそ、です」満足そうに笑う。
GM/紀央:「さぁ、参りましょう!」
総一:「……行くぜ、ボヤボヤしてると後ろからバッサリだ!」
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「真相」
 シーンPC:ハンス。
総一登場不可。

GM:誘導にのって辿り着いた先に。
GM:社。
ハンス:「ヤシロ………?」
GM:その前で、見覚えのある人物が待っていた。
GM:村長「やれやれ」
ハンス:「………御久しぶりです、村長殿」
レア:「……ここは」
GM:村長「忠告はしたはずですぞ?」
ハンス:「忠告はお聞きしましたが…考えに考えた結果です」
GM:村長「まぁ、それはそれでよい」
ハンス:「この村に何故天使が来るか…その原因を聞かせていただけませんか?」
GM:村長「なぁに、答えは簡単なこと」
GM:村長「我らが、呼んだだけのこと」
GM:村長「こうして、贄を持ってきてくれたのだから、村にとっては重畳よ」
ハンス:「………生贄…」
ハンス:じぃっと
レア:「贄…、それは私の事でしょうか?」
GM:村長「その通り」
レア:「どうして、そのような事を?」
ハンス:「貴方たちが、天使を…呼んだ…と?」
ハンス:「理由を聞いても、よいですか?」
ハンス:あくまでも冷静に
GM:村長「……この地は、昔、荒廃した地であった」
GM:村長「作物は育たず、疫病は止まらない。とても住める地ではなかった」
GM:村長「だが、そんな時に天使さまが降り立った」
GM:村長「その身を犠牲にし、我らに恵みをくださった」
ハンス:「………」目を細めている
GM:村長「分かるかね、村の本当の名前を?」まるで人間ではない顔で、ハンスへと。
GM:村長「“埋葬”村……それが真名じゃ! カッカッカ!」
ハンス:「なるほど」得心いったようにうなづく
GM:村長「天使を埋葬せし、この地。我らはキリシタン(天使崇拝主義者)ぞ!」
レア:「そうですか」
ハンス:「こんな辺境に天使派がいたとは……。ある意味盲点でしたね」
ハンス:「なら、遠慮は要りませんね」
ハンス:通信機を手に取る
レア:「しかし自らそれを語ってどうします?」
レア:「既に友軍が近辺に展開しています。貴方がたの破滅は間違いが無いこと」
GM:村長「なあに、最期の言葉じゃ。少しは語っておくのも一興」
GM:村長「天使さまは、天使に惹かれてやってくる」
GM:村長「お前たちがこの村に来た時点で、天使さまはより速くいらっしゃるのだよ!」
レア:「そうですか」
レア:「ですが、その程度、誤差修正内です」
GM:村長「そして、我らは天使さまの礎となるのだ!」
GM:ァァァァァァー。
GM:歌声が、聞こえる。
レア:「破滅を望むならばヤシマ海にでも行けば宜しいでしょうに」
ハンス:「天使を討つが我らが任務」
ハンス:軍帽を被りなおす
レア:「そして打ち滅ぼしてきたのが我等也」と、ハンスさんに続いて
ハンス:「その天使が向こうから来てくれるなら、手間が省けると言うもの」
GM:村長「負け惜しみを。そんな力など持ち合わせておらぬだろうに」
GM:村長「そして、すでに死ぬのだよ」
ハンス:「さて、レア。天城少尉、司鏡中尉に通信を」
レア:「既に行なっています。この会話も、瑞穂基地に送っていますので、陸上部隊の包囲も近いかと」
レア:「シュネルギアがもつ力を甘く見ないことです」
GM:村長が、ゆっくりとした動作で銃を抜き、ハンスへと狙いを定め………。
ハンス:申し訳なさそうな顔を浮かべる
ハンス:「残念ですが、私はまだ死ねません」
ハンス:「天使を全て殺すまではね」
レア:ちゃかっと拳銃を構えて撃ちます! 狙いは脚でー。
ハンス:「必要ありません」
ハンス:レアを遮る
レア:「准将閣下!?」 射線をさえぎられました
GM:村長「愚かな!」
ハンス:《威厳》で、村人を威圧
ハンス:「愚かは君たちだ!」
GM:引き金に力が入る。
GM:が。
ハンス:「天使は人にあらず! 人と相容れぬ存在!」
GM:村長「……な、なぜ撃てぬ!?」
ハンス:「君たちは天使に刃は向けることは出来ない」
ハンス:「人は、天使に刃を向けることは出来ない」
ハンス:「天使に刃を向けることができるのは、天使自身だけなのだ」
ハンス:空を見上げると、そこにはシュネルギアが飛んでいる
レア:「そう、それは私達のように作られた天使。 ……そして、彼等のような、生まれながらの天使の仕事」
レア:と、言う所で、総一さんの方を向いて。
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン5 「老兵のバラード」
 シーンPC:総一。
登場不可。

GM:その数刻前。
GM:紀央とともに、シュネルギアの下へと辿り着いた総一。
GM:それを、轟蔵が待っていた。
GM/轟蔵:「遂に、天使がきおるか……」
総一:「よし、こっちゃ無事―――んあ、も……大尉?」
GM/紀央:「山村田さま……」
総一:「どーしましたよ。とうとう天使のお出ましですよ?」
GM/轟蔵:「すまんのう、坊主。こんな、どうしようもないことに巻き込んでしまってのぅ」
GM/轟蔵:「この村は、天使とともに滅ぶための村でしかないんじゃ」
GM/轟蔵:「軍で学んだことで、なんとか村を変えようとはしたが……わしには無理じゃった」
総一:「……そっスか」
GM/轟蔵:「子供を巻き込む、哀れな老兵を恨んでくれてかまわん」
総一:「ずっと頑張ってたんスね。一人で、村の皆を……」
GM/轟蔵:「……何の役にも、たたなかったがのぅ」
総一:「や、やっぱすげーっスよ。殺さないとか言っておきながら、結局目の前で大虐殺された……俺なんかと比べたら」
GM/紀央:「総一さま……」
GM:紀央がその手を握ろうと。
総一:「怖ェのは、天使より人間、敵より味方。正義という言葉全てが狂っているなら……俺は自分を信じて戦う」
総一:「護れなかった人たちがいる。だからこそ、今俺が護れる全てを―――護りたい」と言って、紀央の手を握る
GM/轟蔵:「それでよい」
GM/轟蔵:「それが、お前の正義じゃ。この山村田轟蔵が! 全てをかけて保証するわい!」
GM/紀央:「はい、護りましょう……今度こそ」
総一:「……ありがとうございます、大尉」軽く敬礼を
GM/轟蔵:「天城よ……託して、よいか?」
GM/轟蔵:「この地の、平和を」
総一:「…………よっしゃ、任されて!」
GM/轟蔵:「よし、ならばわしの砲弾を持ってゆけい!」
総一:「……いいんスか?」
GM/轟蔵:「対天使用砲弾に長年の研究の末にさらに改良を施した特別製じゃ!」
GM/轟蔵:「わしの全てを預けるに値する男じゃよ、総一は」老兵は、笑う。
総一:「ぶッ、んな切り札だったんスかい!?」(爆
GM/紀央:「わたしは最初から識ってました」ふふふ、と笑う紀央。
総一:「すみません、正直そこまで凄いとは思ってもみませんでした―――てことで、有り難く!」
GM/紀央:「ゆきましょう、総一さま。すでに……あの子も、待っております」
GM:トラックに横たわる鋼。
GM:その目には、闘志の光が輝く。ように感じられる!
総一:「ああ……紀央、戦闘準備ッ!」
GM/紀央:「はい!」
GM:そういってコクピットへと滑り込む。
GM/紀央:「エーテルパターン検出。接続、第1から第16へ」
GM/紀央:「パワーディクチャージャー、オンライン。アクセス」
総一:「……88mm対天使ライフル。あの砲弾、使えっかな?」
GM/紀央:「無論です。ダメでも、根性で使いましょう」
総一:「そりゃな。使わねェ訳にも、な」
GM/紀央:「それでこそ、総一さまです。さぁ、準備は万端ですよ!」
総一:「応…………シュネルギア・トラバント、出るッ!」
GM:轟ッ!
GM:鋼鉄の天使が、蒼空へと舞上がる!
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠