エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第47話『滅びの歌』◇

「……こんな日が続いたら、きっとみんなみんな幸せなのですよ」
――ほのか

 

シーン1/シーン2/エンディング://
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「見敵」
 シーンPC:真希。

GM:ホルテンから送られるデータと、イェーガーからの実測データ。その二つを練り合わせ、索敵を進める。
GM:――程なくして。眼下に広がる海原の中、それは居た。
レオンハルト:「みぃつけた」
真希:「さて、ここからが本番ね!」イェーガーに随行するBvp504
服部:「……あまり突出しないように………」
レオンハルト:「はーい」
レオンハルト:「真希さん、直衛お願いしますね」
真希:「了解。任せて!」
GM:さて、少しカメラを引き絞って。ホルテンの指令所へと移してみよう。

GM/獅堂中将:「服部、貴様もだが…やってくれたな、あの小僧ども」
GM:苦虫を噛み潰したような顔。
服部:「…………やってくれた、とは?」
GM/獅堂中将:「こちらが立てていたプランを根底から無かったことにしおった。弾頭が無ければ、ミサイルなどただの筒だ」
服部:「……実績のあるエースと、テストもしていない新兵器。どちらを主軸に作戦を組むかとなりますと、失敗は許されませんゆえ。どうしてもこの様になってしまいますね……」
GM/獅堂中将:「詭弁が上手いな、服部。まあ構わんさ――どちらも、子供を利用していることに変わりは無い」
GM/獅堂中将:「人道などと言ってくれるなよ? 所詮、我々は人殺しだ」
服部:「「…………利用できるものは、利用する………いえ、実に結構だと思いますよ………」
GM:フン、と鼻を鳴らして踵を返す中将。
GM/獅堂中将:「上手く切り抜けろ、服部。結果次第では、水に流してやらんこともない」
服部:「……勿論ですよ……その為の作戦です……」
GM:モニターに映る、三つの天使反応。雑魚の反応こそ薄いものの、厳しい戦いになるのかもしれない。
GM:イェーガーに反応した力天使が、声無き咆哮を上げ――。
レオンハルト:『さぁ、来い…』
GM:指令所からの一言をどうぞー。そこから戦闘開始とします。状況説目はその時に。
服部:「………目標捕捉……各員は速やかにこれを殲滅してください…………」
真希:『こちらシュワルベ1、天使兵殲滅を開始します!』
レオンハルト:『了解!』


■クライマックスフェイズ/シーン2
 第1ラウンド。

GM:では、戦闘前の説明に。
GM:こちらの戦力はそれぞれ別エンゲージで力天使×1、能天使(アサルト)×2、他に雑魚が沢山居ますがそっちはフレーバーで。
GM:距離はイェーガーからそれぞれ1km、イェーガーを中心とした円周上に位置してる感じで。
真希:ふむふむ。エンゲージは了解です
GM:真希と服部は、各々任意の場所に位置しててOKです。
真希:能天使を射撃できる距離に。それとGM。
GM:はいな?>真希たん
真希:経験点消費で、《高性能武器:呪法誘導対天使ミサイル》の取得を申請しますー。
GM:俺は止めません、どうぞ。(笑)
真希:あと、エンゲージを力天使狙いに変更したく。
GM:それもOKです。<変更 では、戦闘へ。
GM:各自、修正込みの感覚を。こちらは力天使が16、能天使×2が12です。
真希:感覚は11
レオンハルト:感覚は8
服部:3ですね


GM:では、セットアップフェイズ。
GM:こちら、能天使×2が《狂戦士》を宣言。<セットアップ
レオンハルト:セットアップにリーダーシップ発動
レオンハルト:『服部さん、真希さんへ艦砲支援をお願いします!』
服部:こちらはセットアップに援護射撃します
服部:「………了解した……」
レオンハルト:順番は、服部さん→真希さん→レオン→天使共
レオンハルト:『真希さん、ロックオンを終了するまで、時間を稼いでください』
真希:『了解っ!!』
レオンハルト:「トゥアレタ、360度全方位ミサイル射撃準備!」
GM/トゥアレタ:「もうやってるわよ! あとは機会を待つだけ!」
服部:技能を5LVにしてダイスを+50で援護射撃
服部:忠誠も入れて真希に
服部:#53c5
●ダイス:Ryouzou_H:53c5=44(1,4,3,1,3,3,3,1,5,4,4,6,6,5,4,4,3,1,4,5,4,6,2,5,
5,6,1,1,6,6,4,1,5,3,4,3,6,5,2,2,3,4,3,3,4,3,1,6,4,6,2,4,4)= 44
服部:真希は次の判定に成功数が+49です。自分の行動は[待機]で。

真希:では、ロゴスを3点使って<誘導兵器>を5レベルに。
GM:コイヤー。(;´Д`)
真希:で、ロゴスを5点費やしてダイスを+5D。これでミサイルの修正値はチャラ、と。
GM:判定にロゴスは突っ込まんのか。(笑)
レオンハルト:ロゴスを入れなさい、ロゴスを(笑)
レオンハルト:力天使の死亡ゲージを埋めてくれ。(笑)
服部:もう福音鳴らすぐらいの勢いでw
真希:ノォウ(笑)。残った85点のうち、75個をダイスに(笑)
真希:#86C5
●ダイス:Nishina_M:86c5=71(5,4,4,3,6,3,2,2,4,2,2,1,5,5,3,3,6,5,2,6,2,6,4,2,
1,3,1,4,5,4,3,6,1,4,4,2,5,3,5,2,3,2,6,1,3,5,6,5,5,1,5,3,5,6,1,2,1,1,6,5,4,1,
3,6,3,2,2,2,2,5,6,6,4,4,2,6,5,4,5,6,2,3,2,6,2,6)= 60
真希:成功数+49ぶん合わせると、鳴ってますかの?
GM:りーんごーん。
GM:一応回避を。(もそり)
GM:#16c4 <回避4>
●ダイス:shingoro_:16c4=11(1,2,1,4,5,4,2,5,5,4,1,1,6,5,3,4)= 11
GM:差分98、ダメージ算出をお願いします。
真希:差分値98にミサイルの修正31。《高性能武器》なのだ!
GM:のぉう。(;´Д`)
真希:総計は129!!(笑)
レオンハルト:すげぇ、ぎりぎりだ(笑)
服部:どうだ?
GM:…なんだその超★ギリギリ!(笑)
GM:力天使、死亡ゲージ埋まります。(;´Д`)ノ
真希:「タリホー!! ……中島のおやっさんに無理を言って積んでもらった甲斐があったわ!」

GM:続いて、レオンどぞー。
レオンハルト:接合、予測射撃、誘導兵器を4→5に。ロゴス8消費
GM:かもぉぉぉん。
レオンハルト:ダイスブースト+135個で判定値150、ダーザイン4LVを5つ昇華。+40
レオンハルト:#150c5
●ダイス:Leon_T:150c5=117(5,4,2,4,5,4,6,6,6,3,4,3,1,3,2,6,4,2,6,6,3,6,1,1,
2,2,1,4,3,6,6,1,6,4,2,4,3,5,6,2,1,6,2,2,3,4,3,5,3,4,2,1,1,6,4,4,6,5,5,2,2,
6,1,2,5,1,1,6,6,2,2,6,3,5,3,6,4,2,6,5,5,2,2,1,4,4,5,6,3,1,3,6,6,3,6,6,3,1,
3,5,3,6,3,2,4,2,6,1,2,6,6,1,4,2,6,2,3,5,4,5,1,1,1,5,1,4,4,4,4,3,3,5,2,1,6,
1,6,6,2,1,2,4,1,2,2,3,1,1,3,2)= 117
レオンハルト:157成功
レオンハルト:「360度全包囲!」
GM/トゥアレタ:「大盤振る舞いよ…全部持って行きなさい!」
GM:ちゅどーむ。
GM:#16c4 <回避4>  一応、な?(笑)
●ダイス:shingoro_:16c4=9(5,3,4,4,4,4,3,5,5,1,6,1,6,5,6,3)= 9
GM:差分108…。orz
レオンハルト:違う、148だ(笑)
GM:と、おお。(笑)<差分148
真希:終わった、か?(笑)
レオンハルト:174ダメージ
GM/ほのか:「きれーな花火なのです…」
GM:能天使×2、HP100を一瞬で削られて散華。orz
GM:力天使も…うん、耐えられねえ。(笑)
レオンハルト:『服部さん、敵の反応は?』
服部:「……………レーダーに反応は?」>管制官に
GM/まどか:「…反応、消失しました。下の艦隊も沈黙してます」
服部:「………分かりました…………目標反応の消失および、敵艦隊の沈黙を確認……各員は速やかに帰還してください……」
真希:「ほのかを死なせずに勝てた……。道を切り拓けたんだ、あたし達!!」
レオンハルト:『了解、これより帰還します』
レオンハルト:『だから言ったでしょ。みんな護るって』
真希:『そうだったね。……シュワルベ1、帰還します!』
GM/トゥアレタ:「出来て当然…って顔してるわね、レオン」
レオンハルト:「あったりまえさ」
レオンハルト:「僕とトゥアレタと、イエーガーだよ?」
GM/ほのか:「……みんなみんな、ヒーローなのですよ」
GM:にぱ、と。レオンの膝の上で笑う。
服部:「…………ふう、まずは何とかなりましたか……」
GM:戦闘終了。シーンエンドです。


■エンディングフェイズ/シーン1 「私情」
 シーンPC:服部。

GM/獅堂中将:「し遂げおったな。貴様らを甘く見ていたのはワシの方か」
GM:瑞穂基地正門前に横付けされた高級車の中、服部の横で呟く。
服部:「………まぁ、終わったことにあれこれ言うつもりはありませんよ……」
GM/獅堂中将:「今回はそれで手を打とう、ということか?」
服部:「………悪い話ではないと思いますがね………」
GM/獅堂中将:「――いいだろう。こちらとしても、悪くない結果ではあった」
服部:「………………」くいとミラーシェードを直す
GM/獅堂中将:「しかし――。貴様が危険な橋を渡ってまで庇う価値があるのか? 所詮は合衆国に対する時間稼ぎでしかないあの基地に」
服部:「…………それが、お館様の御心です故………」
GM/獅堂中将:「ワシには、貴様の私情も多分に混じっているように思えたがな」
GM:ぱたん。服部が座る側のドアが開かれる。
GM/獅堂中将:「行け、服部。貴様は貴様の任を果たせ」
服部:「………私情ですか……これ以上手駒を消費するわけには行きませんでしたのでね…………」ドアの所で
服部:「………消費の少ない作戦を取っただけですよ………」そういって基地に戻ります。
GM:不機嫌そうな中将を乗せ、走り去る高級車。
GM:厄介ごとは去った……が、きっとすぐに。次の厄介ごとがやってくる。
GM:その時服部が取る行動は、果たして……。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン2 「写真」
 シーンPC:真希。

GM:事後処理やら事情聴取やら、帰還後色々とゴタゴタしたが。
GM:それらもやっと落ち着き、ようやく考える時間が出来た。
GM:あの時見たデータはいつの間にか消去され、残ったのは渡されたカードキー1枚。
真希:「……話したところで、信じてくれる人の方が少ないわよね」自室にて、手の中でカードキーを弄び
GM:同居人(?)は今日も居ない。メンテナンスか――それとも、戦火の中に消えたのか。
真希:「けど、今回の件。まだまだ裏があるのは確かよね。……獅堂の事といい、父さんの事といい」
真希:果たして自分に機械化手術を施したのも。その後、それが発覚して軍に拘束されたのも、何かの陰謀だったのではないか――などという考えが脳裏を過ぎる。
GM:果たしてその通りなのか、それとも思い過ごしか。
真希:「……なんてね。考え過ぎても仕方が無い、か」
真希:ばふ、とベッドの上に寝転がり……カードキーを照明にかざす。
GM:キラリ。カードに印刷されたベティの写真が光る。
真希:その写真を目にした時、ふと熱いものがこみ上げてきて……寝返りを打ったところで。
真希:泣き顔は人に見せないのです(笑)
GM:では、シーンエンド(笑)。


■エンディングフェイズ/シーン3 「幸福」
 シーンPC:レオンハルト。

GM:うしゃぎ「みー」
GM:うしゃぎ「みーみー」
GM:ぴょこぴょこ、ぴょん。
GM:周りで兎が飛び跳ねている。
レオンハルト:「んーーーーー…」
レオンハルト:芝生で寝返りをうつ
レオンハルト:兎にたかられて、白い小山のようになっている
レオンハルト:「うーん…うーん…」
GM:兎に飛びかかかられたトゥアレタが、ごろごろと芝生の上を転がっている。のっと、熊。
GM/ほのか:「レオン、うさぎさんにモテモテなのです」
GM:白に染まった視界の向こうから、声がする。
レオンハルト:「うーっ」
レオンハルト:がばっと身を起こす
レオンハルト:「ええい、散れー」
GM:うしゃぎ「みーっ」
GM:ぱたぱたぱた。

★新しい白い小山が、ちょっと向こうで出来上がりますた★

レオンハルト:「あの二つの小山が出来ているのは…トゥアレタか…」
レオンハルト:「ふぅ…あ、ほのか」
GM/ほのか:「…なんだか目がすけべぇなのです」ぢとー。
レオンハルト:立ち上がって、ぽんぽんと埃を払う
レオンハルト:「男はみんな、すけべぇなんだよ」
レオンハルト:「ほのかも、おいで」
GM/ほのか:「レオンが言うと変に説得力があるのです」ぷうと頬を膨らませながら、レオンの背中にぴょんと飛び乗り。
レオンハルト:ほのかをおんぶして
レオンハルト:わははははっと走り回る
GM/ほのか:「わわわ、揺れてるのですよレオンー」
レオンハルト:「はははははは、いい天気だなー」
GM/ほのか:「……こんな日が続いたら、きっとみんなみんな幸せなのですよ」
レオンハルト:「ずっとずっと続くさ。みんな幸せな日が、ずっと続くさ」
レオンハルト:わははは
GM:根拠なんて無いけれど、自分なら。自分たちならきっとできる。
レオンハルト:「ほのか、ずっと一緒にいような。みんなといっしょにいような」
GM/ほのか:「はい。みんな、ずーっとお友達なのです」
GM:夏の太陽は高く。いつまでも落ちることのないように思えて。
GM:――この夏は、まだまだ終わらない。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 レオンハルト・トゥルナイサー@Bak.ヤン:5点
 仁科真希@葉隠:5点
 服部涼蔵@阿桜聖:5点
 GM@しんごろ:15/3+1=6点

【雑感】
 常軌を逸した新兵器の犠牲者となりかけた少女を救うついでに、命令やらお膳立てやらを全て踏み倒して事件を解決するヒーローのお話。“ホオズキ”の弾頭ことほのかや、計画の首謀者である獅堂中将は前触れ無しの登場だが、どうにもこの2人の背後に、某陰険角眼鏡の存在を感じてしまう……と言っては深読みし過ぎだろうか。
 シナリオのコンセプトとしては単純明快。
 あからさまに微妙で非人道的な新兵器より、ヒーローたる少年少女の乗ったロボットの方が強いのは、この世界でのお約束というものだろう。アクセントとして、前のシナリオで戦死してしまった七支隊の眼鏡副隊長の活動が示唆されているのもポイント。
 ――ただ、シュネルギアもまた“ホオズキ”の如き立場の兵器でない、とは誰にも言い切れないのが、エンゼルギア世界の怖いところである。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠