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Last Update/2012.02.05


◇ 第48話『もう、戻れない場所』◇

「自分に無理をし続けて……居なくなる子は、もう見たくないものね」
――江藤純香

 

ミドルフェイズ:シーン1/シーン2/シーン3/シーン4
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「編制会議と言う名の同窓会」
 シーンPC:レオンハルト。

GM:瑞穂基地を訪れた、大本営統合幕僚本部次官、江藤純香。
GM:到着直後、いきなりポカをやらかしたアクシア・リヒトヴィッツ。
GM:ペナルティ、というわけではあるまいが、2人は早速作戦会議室でシュネルギア隊の編制について議論を交えていた。
GM/純香:「今回、正式に“タイフーン”、“カゲミツ”、“スオウ”の3機を納入したでしょう? この時期にどれだけ苦労したと思ってるの、アクシア?」
GM/アクシア:「そ、それは分かりますケド……」
GM/純香:「ケドもデモもありません。どうしてパイロットの再配分案ができてないのよ……けっこう楽しみだったのに」
レオンハルト:「………」ぼーーーっと聞いている
GM:ふぅ、と息を吐いてコーヒーを手にする江藤次官。
レオンハルト:ように見えて、幸せそうな顔
GM:ちらちらと上目遣いで、アクシアもコーヒーを啜る。
GM/トゥアレタ:「…………」(#マークがおでこに張り付いたまま(笑))>レオン
レオンハルト:トゥアレタ、アクシア、純香を見てにこーにこーとしている
レオンハルト:「どうしたの、トゥアレタ?」上目遣い
GM/トゥアレタ:「何でもないわよっ」(ぷんっ)
GM/トゥアレタ:「それより、せっかくの機会なんだから……しっかり話、聞きなさいよ」
レオンハルト:「別に僕が聞かなくても、アクシア隊長が聞いてればいいんじゃないの」気楽そうな顔
刀真:「…ねえ、レオン。考えてること顔に出すぎ」自分は棚に上げing、ぼへーっとやり取りを見てる感じで。
レオンハルト:「刀真こそ、人のこといえないぞ」肘でつんつん
刀真:「あー…うん、最近ほんっとにそう思う」がくー。<人の事言えない
玲那:「…鼻の下伸びっぱなし…男の子だよね」
玲那:「はい、紅茶… ミルクティー入れたからね」>ギアドラナビ連中
桜花:「…………」整備班より出向中の桜花、同席中。ただし茶には手をつけず
GM/純香:「まったく。金喰い虫のシュネルギア隊に優先して物資や機材を回すのに私がどれだけ……って、貴女ばかりいじめてても仕方ないわね」
GM/アクシア:「すみません、スミカ先輩〜」
GM/メイリィ:「コレ、ほんとにアクシア隊長アルか……?」(目が丸く)
刀真:「っと、ありがと玲那さん。…でもホント、珍しいなあ。アクシア隊長が頭上がらないなんて」ずず。
玲那:「人間にはね、3つくらいは弱点があるのよ?」
レオンハルト:玲那に会釈をしてから、紅茶を飲む
レオンハルト:「純香さん、アクシアさんをあまり責めないでください」
GM/純香:「あら、そんなつもりはないわよ?」(笑)<責める
レオンハルト:「タイフーンは、僕が搭乗を拒否したのでパイロットが埋まらないんですし」
GM:ふと、江藤次官が優しそうな顔で、視線をレオンたちに向ける。
GM/純香:「こういうのは、現場の意見も大切ね。貴方たちはどう? いまのシュネルギアで、合衆国十字軍と戦い抜く自信はある?」>レオン&刀真
GM/アクシア:「…………」(ちょっと一息つきつつ、拝聴モード)
桜花:「新型の導入は、確かに急務でありますね」>アクシア
刀真:ちらりと、レオンがどう応えるのかを待つ。
玲那:つつつ、と近付きつつ…「何か、飲む物いる?」>桜花
桜花:「お気遣い無く。でも、お気持ちはありがたいのであります」>玲那
レオンハルト:「少なくとも僕とトゥアレタには必要ありません」
GM/アクシア:「そりゃ、そうなんだけどね……」(じとー)>レオン&刀真(笑)
レオンハルト:「新型への機種転換が急務なのは、どちらかと言うと前衛のメンバーですし」
レオンハルト:指折り数えつつ
GM/アクシア:「片ッぽは我が侭だし、もう片ッぽは(被)撃墜王だし……」(ぶちぶち)
刀真:「…はいゴメンナサイ、修理費かさんでゴメンナサイゴメンナサイ」ガクガク(笑)

レオンハルト:「僕とトゥアレタに必要なのは、火器管制OSのバグ取りと効率化の時間ですね」
レオンハルト:「イエーガーの電子計算頭脳は、まだまだ現役ですよ」にっこり
レオンハルト:ねぇ、とトゥアレタにも微笑む
GM/トゥアレタ:「そりゃあ……私がレオンと一緒に育ててるんだもの」(ちょっと顔が赤い)>レオン
玲那:「……トゥアレタちゃんとレオン君の演算能力に追いつかなくなってきてるのよね…OSの方が」(ぽそ
GM/純香:「その辺りの最適化には、こちらとしても全力を挙げているつもりですけど」(とんとん、と書類をまとめつつ)
レオンハルト:「タイフーンは…どちらかと言うと、前衛向きな機体の気がします。あの時の感覚だけですけどね」
GM/純香:「……そうね。一理あるわ。そのための“パワードアーマー”対応だもの」(流石ね、とお褒めの微笑)>レオン
レオンハルト:ちょっと、この男には珍しく照れる<お褒めの微笑
刀真:「…はー。凄いなあ、レオンたち。自信持ってるんだ」ぼそ、と小声。
レオンハルト:「自信持たないと、自分が揺らいじゃうでしょ」>刀真

GM/純香:「じゃあ、キミはどう。“撃墜王”クン?」(くす)>刀真
GM/メイリィ:「…………」(ごめんなさいアル〜、と低身平頭)
桜花:「榊少尉の被撃墜率には、中島班長も頭を痛めているのであります。ザフキエル戦の時などは……」
玲那:「桜花ちゃん、ストッピ」
玲那:きゅむ、と口を抑える
桜花:「むぐっ!? ひゃにほふるのではりまふか……!」むぐむぐ(笑)
玲那:「そう言う事はね、あんまり言わないほうがいいの」ほっぺふにふに>桜花
玲那:後ろから悪戯(笑)
レオンハルト:桜花と玲那の言葉に、ちょっといろいろな意味で苦笑
玲那:「それに、(被)撃墜王なら一杯いるし」
桜花:「自信を持つであります、榊少尉。被撃墜率は高いですが……任務達成率も同様に高いのでありますよ」>刀真
刀真:「…あはは、ありがと、桜花さん。がんばるよ」ずーん、とちょっと暗めの笑顔。(笑)
玲那:…ついでにお餅を頭に乗せておこう、桜花の頭に二つほど(待て
刀真:「ええと…その、僕は満足してます。むしろ、逆に僕が強くならなきゃ、って」しどろもどろ。>江藤次官
GM/純香:「……少し、違うわ。榊少尉」
刀真:「そりゃ確かに、撃墜は沢山されてますけど…っ!」反論しようとして、口を噤む。
GM/純香:「私たちが用意しているのは、あなたたちがより強くなるための道具よ。それ以上でも、それ以下でもない」
GM/純香:「子供を戦場に出すんですもの……せめてそれくらいは、っていうのは甘やかし過ぎ?」(と、アクシアに水を向ける)
GM/アクシア:「――いずれ必要になれば、ってトコで勘弁してください、先輩〜」(しおしお)
レオンハルト:「でも純香さん」
レオンハルト:「みんな、愛着があるんですよ」
玲那:「シュネルギアは、この子たちの手足…うぅん、3人目のパートナーですからね」
GM/純香:「そう、頼もしいわね……期待してるわ」
GM/純香:「例えば――封印されたままの、第7艦隊が相手でも」(少し、瞳を伏せ)
レオンハルト:「………」カノンの事を思い出し、ちょっと拳を握る
桜花:「武器と、武器への愛着………難しいであります」
GM/メイリィ:「……そうアルね」<難しい
GM/純香:「でも、無理はしないで……。自分に無理をし続けて……居なくなる子は、もう見たくないものね」>ALL
GM/純香:「貴女たちも、よ?」(くす)>玲那&桜花
玲那:「はい、ありがとうございます」
桜花:「了解であります、次官どの」
桜花:無表情で首を傾げたまま、呟き
レオンハルト:「安心してくださいよ。なんたって、僕とトゥアレタがいるんですから。誰も死なせませんよ」へらへらにっこり
GM/トゥアレタ:「ちょっ、レオン! あなたまたそんな大言壮語して……っ」(汗)
レオンハルト:「それに、僕たちだけじゃないですし」
レオンハルト:桜花、玲那、刀真、メイリィ、アクシアを見る
GM/トゥアレタ:「う。そ、そうね。そうよね」<だけじゃない
玲那:「有言実行、だもんね?」にっこり>レオン
レオンハルト:「もちろん、玲那さん」>玲那
GM/アクシア:「そーですよ先輩。何しろ、みーんな可愛いアタシの教え子なんですから!」(えへん)
刀真:「…強いなあ、みんな。ほんと、難しいや」ちょっと遠巻き気味。
レオンハルト:そこで腕を組んで、少し考え込み
レオンハルト:「でも、勝率を100%にする方法が実はあるんですよ」
桜花:「そんな都合のいい話は在り得ません。宜しければ、解答の入力を」>レオン
GM/純香:「……聞かせてもらえるかしら?」>レオン
レオンハルト:「アクシアさんと純香さんとトゥアレタと玲那さんに一晩一緒に…」と言う途中で
GM/トゥアレタ:レオンハルト・トゥルナイサーああああああああっ?!」(どがーん! と拳が)>レオン
レオンハルト:吹っ飛ぶ
レオンハルト:「たいそんっ!」ごろごろがっしゃーん
GM/純香:「きゃああっ?」(巻き込まれる(笑))
刀真:「…僕、君を尊敬していいのかどうか、いまだによくわかんないよ」なんか生暖かい視線でレオンを見る。(笑)
玲那:「……枕投げ?」
GM/トゥアレタ:「――あ」(滝汗)
桜花:「今のはタン少尉の掌底に匹敵する威力でありましたな。感服であります」首肯(笑)
GM/メイリィ:「ワタシもあれだけの拳、そうは出せないアルよ」(黙祷)>レオン
レオンハルト:純香のおっきい谷間に顔を挟んで気絶してる
刀真:南ー無ー。(ちーん)
玲那:「…うーん、ちょっと心配だなぁ…」ぽそと
GM/トゥアレタ:「あ、ああっ、わた、わたしっ、レオン……っ!」(オーバーヒート状態(笑))
GM/純香:「はい、どうぞクレーリオン中尉♪」(そうして、犠牲の羊は祭壇へ……)
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン2 「らうめん」
 シーンPC:刀真。

GM:江藤次官の到着。さらに近々に控える観兵式典と、瑞穂基地も何かと慌しい夕方。
GM:ざぁざぁと降っていた夕立も明け、白昼の残照が窓から差し込むここは――至高亭。
GM/メイリィ:「刀真! 青椒肉絲と春巻きのセット上がったアルよ!」
GM:至高亭の親父「おう、さすがだなメイリィちゃん。次はエビチリと炒飯の大盛りな!」
GM/メイリィ:「アイよ親父サン、このメイリィに任せるアルね!」
GM:ジャージャー、ジャッカジャッカと楽しそうに中華鍋を振り回すメイリィ。
GM:最近、彼女はここ“至高亭”でバイトを始め、巻き添えを喰った刀真もウェイターとしてこき使われる破目になっていた。
GM:以前、ここで食べた青椒肉絲に感動したメイリィが、親父さんに弟子入りを志願した……らしいのだが、詳細は教えてもらっていない。
刀真:「はーい! そいで5番テーブル、炒飯と天津丼とかに玉ーっ!」運びつつ、注文伝え。…うう、忙しい。(笑)
レオンハルト:「めーしーめーしーめーしー」
レオンハルト:箸で机を叩いている
GM/メイリィ:「ホラ刀真! ぼやっとしてないで注文取ってくる! あっ、いらっしゃいませアル〜」
GM:元気良く新客に声をかけるメイリィ。
GM:ガラガラ、と安っぽい引き戸を開けて入って来たのは、陽気な男と寡黙な妹の奇妙な取り合わせ――アンセルモとガブリエラ。
刀真:「ううっ、トレイが重くて筋肉痛が…。っと、いらっしゃいま…せ…」きょとん。
GM/アンセルモ:「や、また来たよー」
GM/ガブリエラ:「…………ごはん」
GM:うんうん、と頷きながらカウンターに座るアンセルモ。
GM:その隣に、ちょこんと座るガブリエラ。
刀真:「い、いらっしゃいませー!ええと、アンセルモさんもガブリエラちゃんも、いつもので?」…いつものって何だろう。(待(笑))
GM/ガブリエラ:「まーぼどうふ」
GM/アンセルモ:「…………えーっと、ボクは豚骨らうめんネギたっぷりで」
GM:いつもの注文です(笑)。
刀真:あいさ。(笑)
刀真:「…いっつも思うんだけど、他にあのマーボー食べてる人見たことないんだよなあ」ぼそっ。
GM/メイリィ:「ここのレシピ、マーボーだけは殺人的に辛いアルからね……」>刀真
刀真:「っともあれっ! メイリィ、麻婆豆腐と豚骨らうめん、トッピングはいつものでーっ!」
GM/メイリィ:「はーい、了解アルよ!」
GM:再び、中華鍋を華麗に操りだすメイリィ。
桜花:「……榊少尉。冷水を一杯、お願いします」刀真の姿を見かけ、入店
刀真:「はい、お冷を一杯…と、ええと。うーん…杏仁豆腐の作り置きってまだあったっけ、ますたー」ごそごそ。
GM/ガブリエラ:「…………」(じー)>桜花
桜花:「……相席、よろしいでありますか?」>ガブリエラ
GM/ガブリエラ:「…………」(こくん、と頷く)>桜花
レオンハルト:「刀真ー早くー、ニラレバにチャーハン大盛、塩ラーメンに餃子〜」
レオンハルト:箸で机を叩いて催促催促
GM/トゥアレタ:「わたしは、エビチリと生姜焼きでお願いね」>刀真
刀真:「ああもう、君はほんっとによく食べるなあレオンっ! どーしてその細身にそれだけ入るのか!」愚痴零しつつ、いそいそと配膳。待たせてスマン、レオン。(笑)
レオンハルト:「食えども食えども…育たない…」はぐはぐはぐはぐ
刀真:「…逆に委員長は割と小食なんだよなあ。どーしてそれで(以下略)」
GM/トゥアレタ:「――ちょっと榊くん。それってどういう意味かしら?」(のーん)
刀真:「…イエ、ナンデモアリマセンヨ委員長。お、お待ちどーさまっ!」神速の配膳。(笑)
桜花:「クレーリオン少尉の栄養は胸部に収束されているというのが、ドライバー陣の見解だそうですが……」
GM/ガブリエラ:「そんなこと、ありえない」<栄養が集中>桜花
GM/アンセルモ:「しかしなぁ、そうかー。キミたちがパイロットだったんだねえ。道理で見たことあるはずだ」(うんうん、と頷きつつ)
レオンハルト:「アンセルモさんは、カメラマンなんですっけ?」刀真から聞いた
GM/アンセルモ:「ああ、そうだよー。そういうキミは、ご同業かい?」<刀真を親指で示し>レオン
レオンハルト:「一応、そんなことをしてますよ」はぐはぐ>アンセルも
GM/アンセルモ:「なるほど、こりゃいいコネ見つけちゃったなぁ」
レオンハルト:「あと刀真、デザートで杏仁豆腐とマンゴープリン」
刀真:「…ね、言っちゃっていいのかな。一応守秘義務とか…いや、あって無きが如しだけど」お冷注ぎ注ぎ。>レオン
レオンハルト:もうすぐ食い終わりそう
刀真:「速ッ!?」
レオンハルト:「うーん、別にいいんじゃないのぉ>刀真 言っておきますけど、話せることはそんなに無いですよ」>アンセルモ
GM/アンセルモ:「いやいや、分かってるとも。ジャーナリストたるもの、そこを漬け込んで……じゃない、努力と根性で取材してこそジャーナリズム、だよ」>レオン
レオンハルト:「………」じぃいっとアンセルモを見つめる
刀真:「うーん…ま、確かにそうだけどさ。えっと、そいじゃちょっとお待ちをっ」かささっ。
桜花:「ところで。あれから良い写真は撮れたでありますか?」じーっとデジカメ凝視
桜花:ガブリエラの方を、期待に満ちた目で見ていたり。
GM/ガブリエラ:「…………」(てい、と懐からデジカメを取り出し)>桜花
レオンハルト:「ほーへー、デジカメだー。いいなーいいなー」うらやましがりんぐ
GM:相変わらず風景写真ばっかりだ。
GM:何枚か、瑞穂基地の遠景なんかも入ってるが。
桜花:「綺麗であります。ガブリエラには偵察へ……写真家の素質があるでありますな」
桜花:見る人が見れば、感嘆の溜息を漏らしているのが判る。そんな無表情
GM/ガブリエラ:「……アンセルモが、写真。好きなの」>桜花
GM/メイリィ:「刀真ーっ! マーボーとらうめん、上がったアル!」(ジャージャー、ジャッカジャッカ)
刀真:「はいよーっ! とゆーわけで、マーボーとらうめんお待ちっ」アンセルモとガブリエラに配膳、配膳。それと。
GM/ガブリエラ:「…………」(黙々とまーぼどうふを咀嚼している)
桜花:「良い師に恵まれたでありますな、ガブリエラは」
GM/ガブリエラ:「…………」(まーぼどうふを止め、デジカメを両手で持って小さく頷く)>桜花
刀真:「えっと…あと、これどーぞ。マスターとメイリィには内緒で、ね?」桜花とガブリエラの前に、杏仁みつ豆を一皿ずつ。
GM/アンセルモ:「や、すまないねー」(にこにこ)>刀真
GM:注文した料理を受け取り、ずるずるとラーメンを啜り始めるアンセルモ。
GM:粋や野暮のレベルを通り越し、どこか妙だが似合っているのがおかしい。
GM:その隣で、黙々とまーぼどうふを咀嚼しているガブリエラと合わせると、さらに珍妙さが増すのだが……不思議と、この店には馴染んだ風景だった。
桜花:目の前の少女と最初に出会った時の故障映像(?)を脳内メモリに再生―――「やはり、勘違いでありますな」
刀真:「…ってゆーか、なんで中華料理パクつく姿が似合うかなこの似非外人はっ」軽く頭を抱えてみる(笑)。
GM/アンセルモ:「あ、でもこれっくらいは聞いてもいいかい?」>刀真&レオン
レオンハルト:どうぞ、と促す
刀真:「…えっと、何です?答えられることなら、まあ」レオンのテーブルにデザート置き。
GM:ちょっと客の出入りも落ち着き、中華鍋の音も止んでいる一瞬。
GM/アンセルモ:「瑞穂基地に、政府のお偉いさんが来てるでしょ?」
レオンハルト:「…アンセルモさんは、旧法王領の出身ですっけ」
レオンハルト:質問に質問で返す
GM/アンセルモ:「――ほほう、やるね少年。質問返しとは高度なテクを使う」>レオン
GM/アンセルモ:「さては……そのテクで毎晩毎晩」(トゥアレタのムネに視線)
刀真:つられて視線。ぢー。
GM/トゥアレタ:「なっ、そんな、違――」(赤ぁああっ)
レオンハルト:「偉い人なんか来てませんよ。機体が搬入されてきただけですよ。あと、司令官とかに昇進の辞令」
レオンハルト:手をわきわきさせている<テク
桜花:「確かに、毎夜鍛えられているでありますな。クレーリオン少尉の方から率先して、であります」>アンセルモ
GM/トゥアレタ:「ちょっ、桜花さん?!」
桜花:「射撃訓練の話でしたが、何か不都合がありましたか? 解答の入力を」>トゥアレタ
GM/トゥアレタ:「うっ……そ、そりゃあ訓練は規定事項ですけどっ」(しゅー)
GM/アンセルモ:「そうなのか。何かえらい若くて美人なお偉いさんが来たって小耳に挟んだんだけどなぁ」
レオンハルト:「それは初耳ですね。ね、刀真?」
レオンハルト:桜花の言葉を華麗にスルーしつつ
刀真:「ぇ…ぁ、うん。そう、そう…だね」明らかに動揺…というか、ある意味バレバレな反応。>レオン
GM/アンセルモ:「しかも――ちちがでかい」
レオンハルト:「………まぁトゥアレタほどじゃないですけどね。なかなかにいい乳を持たれた方は来てますよ、ええ」頷く
GM/アンセルモ:「レオンくん。キミほどの少年が、あの乳について嘘をつくのかい?」(にこにこ)
GM/アンセルモ:「それとも、基地に来たのはたいそう貧しい乳であったと――報道しようか」(ずるずる、とラーメンを啜りつつ)
レオンハルト:「乳に嘘はつけません…」くっと悔しそうな顔
GM/ガブリエラ:「…………」(自分の胸元と、桜花の胸元と、メイリィの胸元を経由し、トゥアレタのムネを見て、小首を傾げる)
GM/トゥアレタ:「な、あ、ちょ……っ、その目は、止めてよ……」(きゅ、と両腕でムネを隠し)
レオンハルト:「隠さなくてもいいでしょ、トゥアレタ。なにかやましいものでも詰めてるの?」
レオンハルト:「少なくともトゥアレタは100%天然物だと思ってたけど」
GM/トゥアレタ:「そっ、そんなのじゃなくて……っ、に、苦手なのよ。純粋な好奇心って」(しどろもどろ)
桜花:「…………?」何の事を言っているのか判らず、小首を傾げている
GM/メイリィ:「…………」(#マークを浮かべつつ、料理を再開)
刀真:「…いやまあ、小振りなのもそれはそれで…いやいや」首振り振り。
GM/アンセルモ:「よしよし。子供は正直がいちばんだ」(ぽんぽん、と刀真の頭を撫で)
GM:ずずずーっ、と豚骨スープを器から飲んでる外人。
刀真:「む…。なんか小馬鹿にされてる気分なんですけど」むすっとした顔。
GM/アンセルモ:「そんなことないない」(笑)>刀真
レオンハルト:「で、アンセルモさんはどうしてそんなことに興味があるんですか?」話しをそっと戻す<政府高官
GM/アンセルモ:「今度の観兵式典の前に……ちょっと取材しようって申し込んでみたんだよ。そしたら、監視役付きでOKってさ」>レオン&刀真
GM:ふふん、と人の悪い笑みを浮かべる(笑)。
刀真:「…すごいじゃないですか。報道関係の人なんて、基地の中じゃ滅多に見かけないのに」
GM/アンセルモ:「ま、ちょっとしたコネってやつだよ」(ウィンク)>刀真
桜花:「今回の式典は大々的なものでありますが、それだけに警備も厳重。当然の措置であります」
GM/アンセルモ:「そこで、頼める軍人を探してたってとこか?」
レオンハルト:「ははぁ、なるほど」
レオンハルト:「じゃ刀真、頼まれてあげたら」
GM/ガブリエラ:「…………お願い」(ぼそ)>刀真
GM:いつの間にか、少女の手元のお皿は綺麗に真っ白。
刀真:「………ぅ」邪気のない言葉に弱い14歳男の子。
GM/メイリィ:「刀真〜?」
GM:至高亭の親父「はっはっは、いいんじゃねえか、榊の」
GM:至高亭の親父「お得意様の頼みを断るってのは、商売人にあらずってなぁ」
GM:ばんばん、と無責任に刀真の背中を叩く、至高亭の親父(笑)。
刀真:「むぅ。…わっかりました。その、やれるだけやってみますっ」げほげほと咳き込み。(笑)<叩き
GM/アンセルモ:「いや! さすが親父っさん。話が分かるねー」
レオンハルト:「僕の方からアクシア隊長に進言しようか?」一応刀真の上官、えっへん>刀真
刀真:「うん、頼むよレオン…。…えっとその、メイリィ?」おそるおそる。
GM/メイリィ:「ワタシは、刀真がいいなら構わないアルよ」(つん)
GM/ガブリエラ:「トウマ…………」(じー)
レオンハルト:「まぁまぁ、メイリィ。あんまり怒ると、刀真取られちゃうよ」
レオンハルト:と、ガブリエラを指差しつつ
GM/ガブリエラ:「ありが、と」(上目遣いで、ぎこちない笑み)
桜花:「良かったのであります。ガブリエラの撮った写真がまた増える。……次も見せてくれるでありますか?」
桜花:周囲の喧騒も何のその、ガブリエラを見やり
GM/ガブリエラ:「…………うん」(こくん、と頷き)>桜花
レオンハルト:メイリィの後ろに回り、肩を揉む
GM/メイリィ:「あー、そこイイ、んんっ」
GM:けっこう肩凝ってるみたい。中華鍋は重いのだ(笑)。
刀真:「メイリィ、レオン、いやその僕はただ…。………はうっ」いろんな意味でノックアウトされた模様。ぱたん。
GM/アンセルモ:「おやおや、可愛いねえ」(くっく、と笑い)>刀真
GM/アンセルモ:「じゃ、そういうコトで。頼んでおいてくれるかな?」>レオン
レオンハルト:「わかりました。じゃその代わり、ここ奢りってことで」にっこり>アンセルモ
GM/アンセルモ:「いやいや、イイもの揉ませてもらったぶんは割り引かないとな」>レオン
レオンハルト:「メイリィは、あんましおっきく無いのに肩凝ってるんだね」もみもみ
レオンハルト:何が、とは言わない
GM/メイリィ:「やんっ、そこ……気持ちイ…あっ」
刀真:「…って、何やってんのかな君はぁっ!」くらえ、トレイブーメラン。>レオン
レオンハルト:「俺は肩揉んであげてるだけじゃないかっ」かこーん
GM:ごちそーさん、と箸を置き、アンセルモは去っていった。
レオンハルト:いたたたた、と立ち上がり、その背を見送る
GM:てこてこと、その後を着いていくガブリエラ。
GM:入り口で立ち止まり、ぺこ、と礼をして、走っていく。
桜花:「……やはり、あの時のアレはセンサーの故障でありますな。中島班長に整備を進言するであります」
桜花:ガブリエラの背中を見送り、呟き
GM/トゥアレタ:「さ、レオン。わたしたちも帰るわよ。隊長に報告するんでしょ?」(ずるずる)
レオンハルト:「ういー」ずるずる引っ張られていく
レオンハルト:「おじさーん、御代は刀真のバイト代から引いといてー」と退場
GM:至高亭の親父「おう! たーんと引いといてやるぜ!」
GM/メイリィ:「ふーっ」(コキコキ、と首や肩を回し)
GM/メイリィ:「はぁ……なーんか、気持ちよかったアル……」(流し目で、刀真を見る)
刀真:「………うう、なんか今度こそ立ち直れる気がしないヨ…」色々と心に傷を負った模様です。(笑)<流し目
GM/メイリィ:「…………ね、刀真」
刀真:「うう…。(ほろり) ………うん?」軽くむせび泣いていました。(笑) と、なんか雰囲気が違うな、と感じて立ち上がり。
GM/メイリィ:「バイトが終わったら……(肩もみを)……して欲しいアル」(何故か、ちょっと上気した頬に、潤んだ瞳)
GM:至高亭の親父「さーって、注文注文」(スルーして厨房に引っ込む)
刀真:「…そりゃもう、バッチリと」=■●_←こう、ぱたりと倒れつつさむずあっぷ。(笑)
GM/メイリィ:「さーって、あんまりサボってられないアルよ! 桜花ちゃんも何か食べるアルか?」>桜花
桜花:「……人間というのは、難しい生き物でありますな」
桜花:ぽつり、と楽しげに呟いて。
GM/メイリィ:「そういう時は、たーんとご飯を食べるのがいちばんネ! あ、いらっしゃいませアルー」
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「隠行」
 シーンPC:桜花8−5。
玲那のみ、通信で登場可。

GM:翌日。
GM:いつもどおり、基地内の清掃任務に従事する桜花8−5。
GM:相変わらず瑞穂基地は慌しいが、こうして移動していれば、人の居ない空間など幾らでもあるものだ。
GM:しかし――。
桜花:「今日も一日、労働に励むであり―――異常、確認」
桜花:視線を即座に転じる。
GM:ゴギン。
GM:鈍い音と共に、仲間(リメッツェ9−2)の生首が廊下の角向こうから転がってくるという状況には、なかなか出くわせないとは――思う。
GM:さて、どうする?
桜花:「敵、伏兵の存在を想定。これより暫定的戦闘モードへ移行………」
桜花:弐弐六式拳銃を構え、周囲を油断無く見渡す。
GM:何かが近づいてくる気配は無い。――否、遠ざかっているのか。
玲那:『どうしたの、桜花ちゃん? …なにか、あった?』
玲那:ザザ…
桜花:「リメッツェ9−2、外部よりの物理的妨害で動作不能を確認しました。至急、応援要請を……」
桜花:玲那に応答するけど、聴こえてないんだろうな。
GM:聞こえてていいです>玲那
GM:通信は、特に妨害されていない。
玲那:『リメッツェが? 了解…』
GM:ただ、あちこちの監視システムが次々に死につつあるのが分かる。
桜花:「監視システムの沈黙、徐々に進行中。これは“アベル”……いや、違うでありますね」
GM:どちらかというと、行き掛けの駄賃に監視カメラやらセンサーやらを銃撃して壊していっている感じ。
GM:なので、それを逆算すれば玲那も追跡に協力できます(笑)。その場合、<情報処理>でどうぞ。
玲那:『電子的な攻撃じゃないわね… 桜花ちゃん、これ以上好きかってさせちゃ駄目よ』
GM:普通に追跡したいなら、<探知>ロールするべし。いずれも難易度は2で。
桜花:ロゴスを9点消費、技能を4レベルまで上げて、さらにロゴスを消費してダイス+6で判定を。
桜花:#14C4 <探知4>
●ダイス:Ouka8-5:14c4=11(4,3,1,3,3,4,1,4,1,5,6,5,4,1)= 11
桜花:11成功。さあ、どーだ。
玲那:ロゴス3つかって、レベルを3→4
玲那:#9c4
●ダイス:RENA_H2:9c4=7(2,5,2,3,1,3,3,5,2)= 7
玲那:7成功
GM:目標値2でええねんのに(笑)。まぁ、玲那のサポートもあったことにしようか。
GM:(さらなる追跡の判定、とりあえず白紙化(笑))
GM:さて、玲那たん。
玲那:はいな
GM:申し訳ないが、最後の追跡には参加できない(笑)。何故なら、既に相手は基地を出ているからだ。
GM:追うかね?>桜花
桜花:追いましょう。
玲那:『…これ以上は、私では無理…貴女だけが頼りよ… 頑張って、桜花ちゃん!』
GM:では<探知>で難易度8来い(笑)>桜花
桜花:ぎゃふーん(笑)。ええい、さらにロゴス消費、ダイス+6で探知だー
GM:ちゃんと難易度読んで判定しような、桜花たん(笑)。
桜花:訂正。ロゴス12点消費、技能レベルを3まで上げてダイス+6でロールを、
GM:では、どうぞー。
桜花:#14C3 <探知3>
●ダイス:Ouka8-5:14c3=6(2,3,4,2,6,5,6,5,4,3,3,3,6,5)= 6
桜花:足りないっ(笑)ロゴス使って成功度を二点増やす!
GM:了解。
GM:では、申し訳ないがここから先、玲那たんは退場していただく。理由は次のシーンを待て(笑)。
玲那:あ、はいはい
GM:(すまん玲那^^;)
玲那:「……追撃部隊、編成終了!』
玲那:「後は、お願いね…」
GM:てことで、追跡のサポートはまどかが引き継いだ。
GM/まどか:『了解です、先輩。桜花さんも、気をつけてください……』

GM:そうして、桜花は。
GM:いつの間にか、基地の外まで誘い出されていた。
GM:戦災で崩れたビルの谷間の路地裏に――その少女の姿は、あった。
GM/ガブリエラ:「わたしに追いつける……やっぱりあなたは、わたしと同じ?」>桜花
GM:いつものモノトーンのツーピース。汗一つかいていない白い肌。
GM:じ、と見つめてくる――機械の瞳。
桜花:「信じたくは無かったのでありますが……。貴女も私と“同じ”でありましたか、ガブリエラ」
GM/ガブリエラ:「最初から気付かない、あなたが間抜け」(ぼそ)
GM/ガブリエラ:「いいよ、遊ぼう。……でも、時間が無いから。1回だけね」
GM:少女らしいモノトーンのツーピースから拳銃を取り出し、構えるガブリエラ。
GM:ベレッタ8045ミニクーガー。これを選んだ人間の気遣いが分かる、彼女に似合う小さな銃。
GM:だけど、人を殺すには充分な威力の銃。
桜花:「私を基地外まで誘い出した目的は何でありますか? ただの気紛れではないでしょう?」
GM/ガブリエラ:「……オウカと戦いたくなかったから」
GM/ガブリエラ:「……オウカは、わたしを褒めてくれたから」
GM/ガブリエラ:「…………だから、逃げたけど。駄目だった。それだけ」
GM/まどか:『――――!』(息を呑む)
桜花:「瀬名少尉。この一戦、手出しは無用であります」
GM:#16c4 ベレッタ8045ミニクーガー <射撃4>《高速戦闘モード/貫通弾》 ダメージ+8(軽)
●ダイス:SOUMA_GM:16c4=11(4,6,4,1,1,6,6,4,6,3,4,3,2,5,1,3)= 11
GM:#11c4
●ダイス:SOUMA_GM:11c4=7(2,6,5,3,2,2,5,4,3,3,6)= 7
GM:ん、18成功で射撃してきた(笑)>桜花
桜花:げ、そーきたかっ!!(笑)
GM:まぁ、ここでロゴス使うと後がアレですよー、とは言っておく(笑)。
桜花:#8C3 <回避>3
●ダイス:Ouka8-5:8c3=2(6,6,5,5,5,2,6,3)= 2
桜花:高速戦闘モードで振っても、これじゃなぁ……(笑)。ええい、この弾ァ、受けた!!
GM/まどか:『――桜花さんっ? そんな、何、この子……』
GM:ドカドカドカっ! と為す術無く銃弾を撃ち込まれる桜花8−5
GM/まどか:『いくら桜花さんが1世代前の機体だからって……これじゃ、まるで第10世だ』(口をつぐむ)
GM:では、24ダメージ(軽)をプレゼント>桜花
GM:軽傷を優先して埋めてください。後はご自由に。
桜花:「この速度……やはり、T−Xとほぼ同レベルでありましたな」
桜花:軽傷が全部埋まって、後はHPの残りが9点。
GM:で、桜花たん。演出的にキミは今[戦闘不能]になりました(笑)。
GM:(あ、でも喋るのはOKよ。パトスを稼げ!(笑))
GM:がしゃ。とミニクーガーの弾倉を交換するガブリエラ。
GM:コっ、コっ、コっ……と、軽い足音が路地裏に響く。
桜花:「駆動系、応答無し。強化反射神経、7割断裂。皮膚装甲の損傷度、甚大……」
GM:廃ビルの間から覗く空が、やけに蒼い。
桜花:「駆動系、応答無し。強化反射神経、7割断裂。皮膚装甲の損傷度、甚大……」
GM:ふっ、と影が差す。
GM/ガブリエラ:「…………」(小さく祈り、十字を切って銃口を桜花に)
GM/まどか:『――桜花さん! 立って! お願い、そこから逃げてっ!』(無駄と知りつつ)
桜花:「無駄であります。ステータスは9割がレッドゾーン……あとはV機関に一撃受けるだけでアウトでありますよ」
レオンハルト:登場してもいいかなノシ
GM:いいけど>レオン。
GM/ガブリエラ:「ごめんね、オウカ。……ばいばい」
GM:ダララララッ! と路地裏に銃声が木霊する。
GM:ここからどうぞ(笑)>レオン

GM/まどか:『――――嫌ああああっ?!』(ぎゅ、と目を瞑る。でも通信は切らない)
GM:桜花はHPを0にするべし。
桜花:文字通り、糸の切れた人形のようになって路地に転がっている……でオッケーで?<HP0
GM:うむ。
レオンハルト:「桜花!」
レオンハルト:ワルサーP99を構え、ダッシュしてくる
GM/ガブリエラ:「――――」(レオンを一瞥し、手元を閃かせる)
レオンハルト:「っ!」
GM:ガっ、とナイフに弾き飛ばされるワルサーP99
レオンハルト:遮蔽物に隠れる
レオンハルト:「流石に…無理か」
レオンハルト:冷や汗が背を伝う
GM/ガブリエラ:「――――」(がしゃり、と弾倉を交換したところで、ふと空を見上げる)
GM/ガブリエラ:「――時間切れ、ね」
レオンハルト:「目的はなんだ!」
GM:ひゅっ、という浅い音とともに、その姿が掻き消えた。
レオンハルト:「………いない」
レオンハルト:桜花の元に走る
GM:レオンの目の前には――。
GM:まだ、V機関と脳髄部分は無事な、桜花8−5の無残な姿が。
GM:(喋っていいよ(笑)>桜花)
レオンハルト:「桜花、桜花!」
レオンハルト:身体を揺らす
桜花:「とぅるーないさー中尉……?」ぴぴっ
レオンハルト:「大丈夫だね、桜花」
レオンハルト:「すぐに、医務室に運んであげるから」
レオンハルト:んーーっしょっとお姫様抱っこ
桜花:「何故、ココマで哀シムノデアリマすカ? ……私ハ……道具でありマすよ?」
レオンハルト:「大丈夫、大丈夫だよ、桜花」
レオンハルト:走りながら、ふるふると首を横に振る
レオンハルト:「桜花は、桜花さ。撃たれたら痛いだろ? 君が撃たれると、僕らも痛い」
桜花:「嬉しイでアりマス。道具冥利ニ尽きルデありマす」
レオンハルト:「今はそれでもいいよ、桜花。だけど、君は君の名前のような、素敵な風になれるんだよ」
レオンハルト:はぁはぁと息せきつつ
桜花:「泣カナイで欲しイノでアリまス。涙ヲ吹くノで、アリマすヨ……」
レオンハルト:「僕の両手は君を抱いてて塞がってるよ」
GM/トゥアレタ:「ちょっとレオン! 相手は完全機械化兵なんでしょ? 突出しすぎ――あ」(急ブレーキ音)
GM:軍用ジープにリメッツェを満載した、追撃部隊なトゥアレタが駆けつける。
レオンハルト:「トゥアレタ、ナイス!」
レオンハルト:「敵影は既に無し。基地に戻るんだ」
GM/トゥアレタ:「――ちょっと。桜花は無事なの?!」(はらはら)
レオンハルト:「大丈夫」
GM/トゥアレタ:「う」(息を呑む。でも目は背けない)
桜花:「最後に伝えルでアります。……アンセルモ兄妹に気を許さナイように」
GM/トゥアレタ:「了解。……基地は厳戒態勢に入ったわ。わたしたちも呼ばれてる」>レオン
GM/トゥアレタ:「急ぐわよ。早く乗って!」
レオンハルト:「そっか…」
レオンハルト:ジープに乗り込む
桜花:「ガブリエラの能力はT−Xと同レベるでありまス。油断は大敵……」
レオンハルト:桜花を寝かせ、ふぅと一息
レオンハルト:「桜花、もういいよ。今は少しだけ休んで」
レオンハルト:膝枕をしてあげて、その頭をなでる
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「取材」
 シーンPC:玲那。
桜花8−5登場不可。

GM:フリーのフォトジャーナリスト、アンセルモ・ロッソ。
GM:彼の取材申請に対し、江藤純香は15分という制限時間ながら、快く応じた。
GM:応接室に続く、控え室。
GM:彼に直接接触するチャンスではあるが――。
GM:(と、いうわけで玲那はこちらに移動してきました)

玲那:「え〜と…(どうしたものかしら…)」
GM/アンセルモ:「おやおや、この基地は可愛い子ちゃんが多いな」>玲那
GM/アンセルモ:「軍事ジャーナリストなんざ辞めて、アイドル雑誌でも作りたくなって困るね、これじゃ」(笑)
刀真:「アンセルモさん、それすっごく絵になってて嫌です」がっくり。(笑)<雑誌云々
GM/アンセルモ:「そうかそうか。じゃあ真剣に考えてみるかねえ」(笑)>刀真
玲那:「これはどうも、ロッソさん」
玲那:へにゃりと微笑む
GM/アンセルモ:「ん? どうしてボクのファミリーネーム……って、コレか」(笑)<IDカードを掲げ
玲那:「はい。それに、彼から聞きましたもの」刀真くんなでなで
刀真:「…むぅ」唸っていても嫌がりはしない。<なでなで
GM:どこか、妙に懐かしそうな目でその光景をアンセルモは見ている。
玲那:「そう言えば、ロッソさんはご家族がいるとか…いいですねぇ…え〜と、弟さんだったっけ?」
GM/アンセルモ:「あれ? ボクのことは刀真くんから聞いてるんじゃ?」(素トボケ)>玲那
GM:なぁ、と同意を求める>刀真
刀真:「…ぁ、ぇぇと…そ、そういえばガブリエラちゃんは? やっぱり連れてくるのは拙かった、とか…」頷きつつ…ちょっと残念そうな声色。
GM/アンセルモ:「いやいや、入り口で追い返されちゃったねえ」(笑)>刀真
刀真:「…あ、そうか…。残念だなあ、桜花さんと一緒に案内してあげたかったんだけど」
玲那:「……あら、じゃぁ、データベースの資料が間違ってたのかしら…? 済みません、失礼しました…」深く頭を下げる
GM/アンセルモ:「ああ……そういうコトか」(頷き)>玲那
GM/アンセルモ:「いいだろう。可愛い子ちゃんのキミに免じて、ちょっとお話しようか?」>玲那
玲那:「え、良いのですか?」
GM/アンセルモ:「その前に……ボクのことは、どこまで調べたんだい」
玲那:ばっと、顔をあげる。
玲那:いきおいよく。そりゃぁ、ねぇ。
刀真:“それ”から視線を逸らします、ええ。…マトモに見るとまた墓穴掘りそうなんで。(笑)<そりゃあ、ねえ
GM:たゆんたゆーん。
GM:アンセルモは、まーったく動じてないオトナ(笑)。
GM:て、ことで。
GM:<情報処理>もしくは<事情通>を振りたまえ(笑)>玲那たん
GM:高ければ高いほど、いろいろ情報をゲットしていたことに。
玲那:れべる+1〜
玲那:さいころ+10(笑)
玲那:#19c4 情報処理
●ダイス:RENA_H2:19c4=9(2,6,5,6,6,4,1,1,1,2,5,6,1,6,6,5,1,1,6)= 9
玲那:出目悪ー(笑)
GM:9ですか。
GM:では、桜花の支援を切り上げて急いで調べた結果――。

 (0)旧法王領出身。34歳。
 (4)本国に、両親と14歳になる弟が居る。存命。
 (6)開戦後、“妹”ガブリエラとともにフォトジャーナリストとして亡命。それ以前から、ヤシマ軍情報部では“海外の写真屋の1人”として重宝されていたため、マスコミ関係の許可はすんなりと出た。
 (9)元・赤狼隊の情報収集班に所属しており、エステイン・アイギスとは既知の仲。だが40年戦役末期、部隊壊滅の少し前に除隊。その後の足取りは不明。

GM:てなことが分かっている>玲那
玲那:「…それくらい、ですね…。ご存知でしたか、ここにはアイギス中尉がおられる事を」
GM/アンセルモ:「彼女に、頼まれた?」>玲那
玲那:「……」沈黙で答え
刀真:「………?」2人の見えない心理的やり取りに、きょとんと小首傾げ。
GM/アンセルモ:「じゃあ聞こうか。お嬢ちゃんは、ボクを“何”だと思う?」
GM:ソファーから身を乗り出し、膝の上に肘を置き、腕を組んだ姿勢で>玲那
玲那:「ただのジャーナリストには思えない、とは言わせて貰います」
GM/アンセルモ:「そりゃあ、ボクは優秀だからね」(自嘲的な笑み)
玲那:「…それに、貴方の連れているという少女は…」
玲那:「……誰なのです?」
GM:すっく、と立ち上がるアンセルモ。
GM/アンセルモ:「ガブリエラは……妹さ。ボクの大切な、ね」(ウィンク)>刀真
刀真:「…ですよね。ガブリエラちゃんは、アンセルモさんの…」そう思いたい、思っていたい。きっとそうに違いない。
GM/アンセルモ:「さてと、時間かな」
GM:応接室に移動するアンセルモ。
GM:その背中は――無防備だ。
玲那:「……中尉には、何も言わないのですか?」
GM/アンセルモ:「昔の話さ。……キミみたいな可愛い子ちゃんには分からないだろうけど、ね」>玲那
GM:そうして、何事も無かったかのように取材が始まった。
GM:監視システムの故障? のせいか、制限が行き届かなかったのか……。

GM/アンセルモ:「それで、どうしてこの時期に観兵式典を? 天津島沖の戦いはずいぶんと酷かったと聞きますが」
GM/純香:「確かに。我が方の損害も少なくありませんでした。……だからこそ、戦死された方々に想いを馳せ、生き残った者たちがその遺志を継ぐ必要があるのです」
GM:とか。

GM/アンセルモ:「合衆国十字軍第7艦隊ではなく、第3艦隊と交戦したという噂もありますが、だとすれば……」
GM/純香:「それは、軍機ですのでお答えできません。ですが……ヤシマ臨時政府は決して屈しません。そのことは、国民の皆さんにもよくお伝えくださればと願いますわ」
GM:とか。

GM:漏れ聞こえてくる会話は、しごく真剣なものだ。
玲那:「私、何やってるのかな…」
GM/メイリィ:「……玲那サン? どうしたアル?」
GM/メイリィ:「顔、真っ青アルよ……」(心配そうに、覗き込み)
玲那:「……信頼してくれた人の期待に応えられないって…きっついなー…って、思ってね」
GM/メイリィ:「…………」(無言で、同意)<きつい
玲那:「……それにね」
GM/メイリィ:「?」
刀真:「……?」
玲那:「あの無防備な背中に……圧倒された…」
玲那:「腰抜けるかと思っちゃった…」てへ、と笑い
玲那:コツン、と壁にもたれる
GM/メイリィ:「……あの背中に、銃は撃てないアルね。ワタシたちが、正しい力の使い方をしようって思うなら」
GM/メイリィ:「……あの背中は、撃てないヨ」(きゅ、と唇を噛み、俯く)
玲那:「まるで、地面に…」
玲那:「うぅん…地球にそそり立つ壁…」
刀真:「拳を向ける相手を、間違えちゃいけない…か。…向けなきゃならなくても、向けたくないなあ…」

GM/アンセルモ:「――そうですか。よく分かりました」(頷き)
GM:どうやら、規定の時間が過ぎたようだ。
GM/アンセルモ:「では、最後に次官。一緒にお写真を頂けませんか? ――ああ、もちろん支給して頂いたデジカメで」(笑)
GM:そうして、ひょこっと顔を出したアンセルモが、3人を手招きする。
刀真:「…はへ?」
GM/メイリィ:「?? ?」
玲那:「…?」
GM:そうしてアンセルモは、試しに自分の顔を1枚撮ってから、三脚をセット。
玲那:「……あぁ、もしかして、プライベートフォトですか?」
刀真:「…あ、そっか。…うん。行こう、メイリィ、玲那さん」にぱ、と笑顔作って2人の手ェ引っ張り。
GM/アンセルモ:「いやいや。雑誌に出す写真だからね。華やかな方が売れるでしょ」>玲那
GM/アンセルモ:「キミたちも手伝ってくれない? きっといい写真になるよ?」>ALL
玲那:「……30分下さい…化粧しなおします」
GM/純香:「それは却下」>玲那
玲那:「何故にホワイ!?」
玲那:(敵性言語ー(笑))
GM/純香:「私も忙しいから……。どうしても、って言うならカメラマンなさいな」(くす、と柔らかく微笑う)>玲那
刀真:「…ひょっとして、今のが玲那さんの地…?」なんかショック受けますた。(笑)<なぜにほわい
GM/アンセルモ:「化粧なんか直さなくっても、玲那ちゃんはじゅうぶん可愛いヨー?」
玲那:(…確かにメイクは薄いけど… でもしかし、ここで写真に出れば、めじゃーでびぅの可能性も……それにそれに…きゃー!)
GM:では、アンセルモはオートでデジカメをセットする。
玲那:「……じゃ、じゃぁ…お言葉に、甘えて…」
GM:真ん中に純香。両脇に玲那、メイリィと並べて。
刀真:「…おお、三者三様」何がだ。
GM:刀真とアンセルモは端っこだ(笑)。
刀真:うむ、華は女性だ。(笑)
GM:そうして、カシャ! とシャッターが下りて、滞りなく撮影は終わる。
GM/アンセルモ:「どうもありがとうございました、江藤次官」
GM/純香:「いえ。せひ、良い記事にしてくださいね?」(握手)
GM:――純香が微笑んだ、その瞬間。
GM:アンセルモが、もう1枚デジカメのシャッターを切った。
GM:まさに、職人芸。
GM/純香:「――っ?!」
GM/アンセルモ:「ええ。おかげでいい表情も撮らせて頂きましたし、期待しててください、次官」(笑)
GM:そうして、緊張感と和やかさとが入り混じった取材は終わる。
GM:――リメッツェ9−2の破壊、桜花8−5の行動不能が判明するのは、この直後のことであった。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠