■ミドルフェイズ/シーン3 「隠行」
シーンPC:桜花8−5。玲那のみ、通信で登場可。 GM:翌日。
GM:いつもどおり、基地内の清掃任務に従事する桜花8−5。
GM:相変わらず瑞穂基地は慌しいが、こうして移動していれば、人の居ない空間など幾らでもあるものだ。
GM:しかし――。
桜花:「今日も一日、労働に励むであり―――異常、確認」
桜花:視線を即座に転じる。
GM:ゴギン。
GM:鈍い音と共に、仲間(リメッツェ9−2)の生首が廊下の角向こうから転がってくるという状況には、なかなか出くわせないとは――思う。
GM:さて、どうする?
桜花:「敵、伏兵の存在を想定。これより暫定的戦闘モードへ移行………」
桜花:弐弐六式拳銃を構え、周囲を油断無く見渡す。
GM:何かが近づいてくる気配は無い。――否、遠ざかっているのか。
玲那:『どうしたの、桜花ちゃん? …なにか、あった?』
玲那:ザザ…
桜花:「リメッツェ9−2、外部よりの物理的妨害で動作不能を確認しました。至急、応援要請を……」
桜花:玲那に応答するけど、聴こえてないんだろうな。
GM:聞こえてていいです>玲那
GM:通信は、特に妨害されていない。
玲那:『リメッツェが? 了解…』
GM:ただ、あちこちの監視システムが次々に死につつあるのが分かる。
桜花:「監視システムの沈黙、徐々に進行中。これは“アベル”……いや、違うでありますね」
GM:どちらかというと、行き掛けの駄賃に監視カメラやらセンサーやらを銃撃して壊していっている感じ。
GM:なので、それを逆算すれば玲那も追跡に協力できます(笑)。その場合、<情報処理>でどうぞ。
玲那:『電子的な攻撃じゃないわね… 桜花ちゃん、これ以上好きかってさせちゃ駄目よ』
GM:普通に追跡したいなら、<探知>ロールするべし。いずれも難易度は2で。
桜花:ロゴスを9点消費、技能を4レベルまで上げて、さらにロゴスを消費してダイス+6で判定を。
桜花:#14C4 <探知4>
●ダイス:Ouka8-5:14c4=11(4,3,1,3,3,4,1,4,1,5,6,5,4,1)= 11
桜花:11成功。さあ、どーだ。
玲那:ロゴス3つかって、レベルを3→4
玲那:#9c4
●ダイス:RENA_H2:9c4=7(2,5,2,3,1,3,3,5,2)= 7
玲那:7成功
GM:目標値2でええねんのに(笑)。まぁ、玲那のサポートもあったことにしようか。
GM:(さらなる追跡の判定、とりあえず白紙化(笑))
GM:さて、玲那たん。
玲那:はいな
GM:申し訳ないが、最後の追跡には参加できない(笑)。何故なら、既に相手は基地を出ているからだ。
GM:追うかね?>桜花
桜花:追いましょう。
玲那:『…これ以上は、私では無理…貴女だけが頼りよ… 頑張って、桜花ちゃん!』
GM:では<探知>で難易度8来い(笑)>桜花
桜花:ぎゃふーん(笑)。ええい、さらにロゴス消費、ダイス+6で探知だー
GM:ちゃんと難易度読んで判定しような、桜花たん(笑)。
桜花:訂正。ロゴス12点消費、技能レベルを3まで上げてダイス+6でロールを、
GM:では、どうぞー。
桜花:#14C3 <探知3>
●ダイス:Ouka8-5:14c3=6(2,3,4,2,6,5,6,5,4,3,3,3,6,5)= 6
桜花:足りないっ(笑)ロゴス使って成功度を二点増やす!
GM:了解。
GM:では、申し訳ないがここから先、玲那たんは退場していただく。理由は次のシーンを待て(笑)。
玲那:あ、はいはい
GM:(すまん玲那^^;)
玲那:「……追撃部隊、編成終了!』
玲那:「後は、お願いね…」
GM:てことで、追跡のサポートはまどかが引き継いだ。
GM/まどか:『了解です、先輩。桜花さんも、気をつけてください……』
GM:そうして、桜花は。
GM:いつの間にか、基地の外まで誘い出されていた。
GM:戦災で崩れたビルの谷間の路地裏に――その少女の姿は、あった。
GM/ガブリエラ:「わたしに追いつける……やっぱりあなたは、わたしと同じ?」>桜花
GM:いつものモノトーンのツーピース。汗一つかいていない白い肌。
GM:じ、と見つめてくる――機械の瞳。
桜花:「信じたくは無かったのでありますが……。貴女も私と“同じ”でありましたか、ガブリエラ」
GM/ガブリエラ:「最初から気付かない、あなたが間抜け」(ぼそ)
GM/ガブリエラ:「いいよ、遊ぼう。……でも、時間が無いから。1回だけね」
GM:少女らしいモノトーンのツーピースから拳銃を取り出し、構えるガブリエラ。
GM:ベレッタ8045ミニクーガー。これを選んだ人間の気遣いが分かる、彼女に似合う小さな銃。
GM:だけど、人を殺すには充分な威力の銃。
桜花:「私を基地外まで誘い出した目的は何でありますか? ただの気紛れではないでしょう?」
GM/ガブリエラ:「……オウカと戦いたくなかったから」
GM/ガブリエラ:「……オウカは、わたしを褒めてくれたから」
GM/ガブリエラ:「…………だから、逃げたけど。駄目だった。それだけ」
GM/まどか:『――――!』(息を呑む)
桜花:「瀬名少尉。この一戦、手出しは無用であります」
GM:#16c4 ベレッタ8045ミニクーガー <射撃4>《高速戦闘モード/貫通弾》 ダメージ+8(軽)
●ダイス:SOUMA_GM:16c4=11(4,6,4,1,1,6,6,4,6,3,4,3,2,5,1,3)= 11
GM:#11c4
●ダイス:SOUMA_GM:11c4=7(2,6,5,3,2,2,5,4,3,3,6)= 7
GM:ん、18成功で射撃してきた(笑)>桜花
桜花:げ、そーきたかっ!!(笑)
GM:まぁ、ここでロゴス使うと後がアレですよー、とは言っておく(笑)。
桜花:#8C3 <回避>3
●ダイス:Ouka8-5:8c3=2(6,6,5,5,5,2,6,3)= 2
桜花:高速戦闘モードで振っても、これじゃなぁ……(笑)。ええい、この弾ァ、受けた!!
GM/まどか:『――桜花さんっ? そんな、何、この子……』
GM:ドカドカドカっ! と為す術無く銃弾を撃ち込まれる桜花8−5
GM/まどか:『いくら桜花さんが1世代前の機体だからって……これじゃ、まるで第10世だ』(口をつぐむ)
GM:では、24ダメージ(軽)をプレゼント>桜花
GM:軽傷を優先して埋めてください。後はご自由に。
桜花:「この速度……やはり、T−Xとほぼ同レベルでありましたな」
桜花:軽傷が全部埋まって、後はHPの残りが9点。
GM:で、桜花たん。演出的にキミは今[戦闘不能]になりました(笑)。
GM:(あ、でも喋るのはOKよ。パトスを稼げ!(笑))
GM:がしゃ。とミニクーガーの弾倉を交換するガブリエラ。
GM:コっ、コっ、コっ……と、軽い足音が路地裏に響く。
桜花:「駆動系、応答無し。強化反射神経、7割断裂。皮膚装甲の損傷度、甚大……」
GM:廃ビルの間から覗く空が、やけに蒼い。
桜花:「駆動系、応答無し。強化反射神経、7割断裂。皮膚装甲の損傷度、甚大……」
GM:ふっ、と影が差す。
GM/ガブリエラ:「…………」(小さく祈り、十字を切って銃口を桜花に)
GM/まどか:『――桜花さん! 立って! お願い、そこから逃げてっ!』(無駄と知りつつ)
桜花:「無駄であります。ステータスは9割がレッドゾーン……あとはV機関に一撃受けるだけでアウトでありますよ」
レオンハルト:登場してもいいかなノシ
GM:いいけど>レオン。
GM/ガブリエラ:「ごめんね、オウカ。……ばいばい」
GM:ダララララッ! と路地裏に銃声が木霊する。
GM:ここからどうぞ(笑)>レオン
GM/まどか:『――――嫌ああああっ?!』(ぎゅ、と目を瞑る。でも通信は切らない)
GM:桜花はHPを0にするべし。
桜花:文字通り、糸の切れた人形のようになって路地に転がっている……でオッケーで?<HP0
GM:うむ。
レオンハルト:「桜花!」
レオンハルト:ワルサーP99を構え、ダッシュしてくる
GM/ガブリエラ:「――――」(レオンを一瞥し、手元を閃かせる)
レオンハルト:「っ!」
GM:ガっ、とナイフに弾き飛ばされるワルサーP99
レオンハルト:遮蔽物に隠れる
レオンハルト:「流石に…無理か」
レオンハルト:冷や汗が背を伝う
GM/ガブリエラ:「――――」(がしゃり、と弾倉を交換したところで、ふと空を見上げる)
GM/ガブリエラ:「――時間切れ、ね」
レオンハルト:「目的はなんだ!」
GM:ひゅっ、という浅い音とともに、その姿が掻き消えた。
レオンハルト:「………いない」
レオンハルト:桜花の元に走る
GM:レオンの目の前には――。
GM:まだ、V機関と脳髄部分は無事な、桜花8−5の無残な姿が。
GM:(喋っていいよ(笑)>桜花)
レオンハルト:「桜花、桜花!」
レオンハルト:身体を揺らす
桜花:「とぅるーないさー中尉……?」ぴぴっ
レオンハルト:「大丈夫だね、桜花」
レオンハルト:「すぐに、医務室に運んであげるから」
レオンハルト:んーーっしょっとお姫様抱っこ
桜花:「何故、ココマで哀シムノデアリマすカ? ……私ハ……道具でありマすよ?」
レオンハルト:「大丈夫、大丈夫だよ、桜花」
レオンハルト:走りながら、ふるふると首を横に振る
レオンハルト:「桜花は、桜花さ。撃たれたら痛いだろ? 君が撃たれると、僕らも痛い」
桜花:「嬉しイでアりマス。道具冥利ニ尽きルデありマす」
レオンハルト:「今はそれでもいいよ、桜花。だけど、君は君の名前のような、素敵な風になれるんだよ」
レオンハルト:はぁはぁと息せきつつ
桜花:「泣カナイで欲しイノでアリまス。涙ヲ吹くノで、アリマすヨ……」
レオンハルト:「僕の両手は君を抱いてて塞がってるよ」
GM/トゥアレタ:「ちょっとレオン! 相手は完全機械化兵なんでしょ? 突出しすぎ――あ」(急ブレーキ音)
GM:軍用ジープにリメッツェを満載した、追撃部隊なトゥアレタが駆けつける。
レオンハルト:「トゥアレタ、ナイス!」
レオンハルト:「敵影は既に無し。基地に戻るんだ」
GM/トゥアレタ:「――ちょっと。桜花は無事なの?!」(はらはら)
レオンハルト:「大丈夫」
GM/トゥアレタ:「う」(息を呑む。でも目は背けない)
桜花:「最後に伝えルでアります。……アンセルモ兄妹に気を許さナイように」
GM/トゥアレタ:「了解。……基地は厳戒態勢に入ったわ。わたしたちも呼ばれてる」>レオン
GM/トゥアレタ:「急ぐわよ。早く乗って!」
レオンハルト:「そっか…」
レオンハルト:ジープに乗り込む
桜花:「ガブリエラの能力はT−Xと同レベるでありまス。油断は大敵……」
レオンハルト:桜花を寝かせ、ふぅと一息
レオンハルト:「桜花、もういいよ。今は少しだけ休んで」
レオンハルト:膝枕をしてあげて、その頭をなでる
GM:シーンエンド。 |