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†Testify Your Own / Angel Gear†
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Last Update/2012.02.05
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◇ 第50話『Love Destiny』◇
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「僕の結婚相手は10年前から決まってるんだからね」
――レオンハルト・トゥルナイサー |
■クライマックスフェイズ/シーン1
第1ラウンド。GM:戦闘に入ります
響:ういっす。
レオンハルト:いえっさー
GM:敵の構成は、ドミニオンにパワーとホイシュレッケ。
響:デカブツは1体ずつ?
レオンハルト:パワーは、フォワードとアサルト、どっち?
レオンハルト:スナイプもいたな
GM:ドミニオン1=500m=パワー・アサ2=500=ホイ3つ=500=レオン・響
GM:こんな感じで。
レオンハルト:(>Д<)ゝ”イエッサ!!
響:では、【感覚】はギアナビ込み11で。
レオンハルト:感覚は8
まどか:感覚は2。
レオンハルト:セットアップフェイズに、リーダーシップ宣言
響:おお、レオンは持っていたね。そういえば。
レオンハルト:指揮官級ギアドライバーですから(笑)
GM:こっちは20、12、7だけど……まぁ、そうだよねw どうぞー
レオンハルト:「響、まずイエーガーで掃討をかける」
響:「ああ!」
レオンハルト:『まどかさんは、響の支援をお願い』
レオンハルト:順番は、レオン→まどか→響→敵で
GM:ういさー
レオンハルト:「トゥアレタ、ロックオン開始!」
GM/トゥアレタ:「了解………ロック………完了! いつどもどうぞ」
レオンハルト:誘導兵器4→5にロゴス3
レオンハルト:接合、予測射撃、ダイスブースト115個
レオンハルト:#130c5
●ダイス:Leon_T:130c5=100(3,4,2,1,5,1,3,2,3,6,2,6,6,3,6,5,3,4,
4,5,5,1,4,3,2,1,6,6,3,6,5,1,6,6,2,1,1,5,2,6,4,3,6,2,6,2,1,5,1,
3,2,2,6,3,5,2,4,1,1,5,3,6,6,3,4,6,5,5,1,3,3,4,4,5,6,3,6,6,6,1,
1,6,1,5,4,5,4,4,4,3,2,5,4,6,2,5,2,6,2,6,1,4,3,5,5,6,3,4,6,6,4,
6,4,3,6,5,1,2,3,4,2,2,4,4,6,3,3,3,1,5)= 100
レオンハルト:ぴったしかんかん
まどか:ぴったり100個(笑)
響:凄い(笑)。
レオンハルト:「全ロックオン、響、動くなよー」
レオンハルト:「ファイエル!」
レオンハルト:空に描かれる軌跡
響:「――悪いな、シュネルギアで静止なんてやってられっかっての!」
響:レオンのミサイルの軌跡に合わせてギアを走らせる。
レオンハルト:回避するやつはいない?
GM:#7c3 ホイ 回避
●ダイス:GM-sey:7c3=3(3,5,5,3,2,6,5)= 3
GM:#7c3 ホイ 回避
●ダイス:GM-sey:7c3=2(5,4,6,6,2,1,6)= 2
GM:#7c3 ホイ 回避
●ダイス:GM-sey:7c3=5(5,2,1,3,6,1,2)= 5
GM:#12c4 パワー 回避
●ダイス:GM-sey:12c4=6(1,6,3,4,5,6,3,6,6,2,6,2)= 6
GM:#12c4 パワー 回避
●ダイス:GM-sey:12c4=10(3,6,2,2,6,2,2,3,2,1,3,2)= 10
レオンハルト:126ダメージ−そちらの回避の成功値、で>GM
GM:むはー、ドミ以外が灰に
レオンハルト:「結界が厚い…」
響:「仮にも主天使級だ。そう簡単には堕ちてくれねえって!」
レオンハルト:『まどかさん、響へのサポートお願いしますね。前衛のフォローを』
まどか:『4番機の火砲支援、全弾命中を確認! ……ホイシュレッケの反応、消失(ロスト)しました!!』 |
GM:次、どうぞー
まどか:『じゃ、響クンにはひと働きしてもらうって事で。……エーテルブースター、3番機にS.Q.U.I.Dに接合(コネクト!!)』
まどか:《感応》を響に使用するですよ、GM
響:「伊音、まどかさんからのサポートが来る! S.Q.U.I.Dの調整頼むぜ!」
GM/伊音:「了解した」
まどか:念の為にロゴス使用、7つダイスをブーストしておこう。
まどか:#15c4 <エーテル4>+《感応》 難易度:0 修正:−2 代償:ロゴス10
●ダイス:Madoka_s:15c4=12(3,5,5,2,4,2,1,3,1,4,4,3,5,2,2)= 12
まどか:ほい、成功。
まどか:『V機関のリミッター、解除確認。 ぶっ飛ばしちゃって!!』
響:「応!」響:そんでは行くぜー。
響:ロゴス2、マイナーアクションで《移動攻撃》 ダメージ+8
響:ロゴス6使って<白兵4→5>と《接合》。基本値18+6−5=19スタート。
響:ロゴス101投入、【まどかからの連帯感5】昇華して、判定値120でGo!
響:#120c5+10
●ダイス:Hibiki:120c5+10=101(1,2,3,2,1,4,2,4,2,6,1,1,1,3,6,3,2,2,3,5,5,2,2,
2,5,5,6,4,3,3,4,1,3,4,6,2,6,1,6,6,2,2,1,5,6,6,2,6,5,1,2,2,1,5,2,2,2,6,2,5,2,
6,5,4,2,4,4,6,1,3,5,5,2,5,5,4,2,6,2,5,4,1,1,1,1,4,5,3,4,1,4,3,2,4,6,5,4,6,3,
4,1,5,4,2,6,2,1,2,2,3,2,6,1,5,6,3,2,5,3,4)+10= 111
GM:回避なんてないので
響:がらんごろんと福音を鳴らしつつ。
響:+23して、134(重)ダメージっ!
響:「行けええええええええええッ!!」(ざばしゅッ!)
GM:ぎゃー。死亡ゲージで受けます
響:よーし、これで決める! 《連撃》宣言っ!
GM:……どうぞ
響:えーっと、これで残りロゴス57だから……。
響:《連撃》で5、ロゴス6使って<白兵4→5>と《接合》。基本値18+6−5=19スタート。
響:残り46ロゴス……。判定値ブーストは10個に留めて、ダーザインをぶち込もう。
響:5レベル5つ、4レベル1つを惜しみなく突っ込む!
響:#29c5+58 でやッ!
●ダイス:Hibiki:29c5+58=21(4,4,4,6,6,6,1,2,3,4,4,4,1,6,4,3,6,1,5,2,6,2,6,2,1,4,6,3,3)+58= 79
響:うい、79で命中。これに草薙の剣で+23するから。
響:102(重)! 《移動攻撃》も入るから110(重)!(笑)
GM:ぶふー もう無理。ドミニオンは十字にバッサリだ。
まどか:『ドミニオンの天使反応、消失。 3番機による撃破を確認!』
レオンハルト:「御見事…」
響:「――二之太刀、烈閃」
響:ぱちん、と剣を鞘に収める。
響:「よーっし、やったか。いつもありがとな伊音!」(いつものように振り返り)
響:「――――ッ?!」
GM/伊音:「振り向くなー!」げしと顔面に足袋がめり込む
響:3番機、ドライバーが気絶。コントロールは以降ナビゲーターに委譲します(笑)。
響:「……振り向かないで、お前の、瞳に、輝く星は……」(がくっ)
レオンハルト:「………ばか」
GM/トゥアレタ:「と、とりあえず……戻りましょうか」
レオンハルト:「はいはい。もう、ずっとしかめっ面なんだから、トゥアレタ」
レオンハルト:後ろを振り向き
GM/トゥアレタ:「誰のせいだと思ってるのよ!」
レオンハルト:「やきもち?」
レオンハルト:にやにや
まどか:『CICよりシュネルギア各機へ。……痴話喧嘩はいいからさっさと帰頭しなさいっ!!』
GM/トゥアレタ:「……もういいわ。なんかドッと疲れた……」
レオンハルト:『まどかさん、帰還します。あと、救急箱を用意しておいてください。3番機パイロットが顔面裂傷の可能性があります』
レオンハルト:きらくーに
響:もう、コクピットが鼻血でだくだくになってるような(笑)。
まどか:『ハイハイ。羽村センセに連絡回しておくわね……それじゃ、誘導するから』
GM:伊音『む。れ、裂傷などなっておらんぞ。たぶん……』
響:伊音のせいなのは間違いない。蹴ったせいかどうかは知らない(笑)。
レオンハルト:『ところでさ、伊音』
レオンハルト:帰還しつつ3番機に繋ぐ
GM:伊音『どうした?』
レオンハルト:『お見合いはお断りするから。気を悪くしないでね。ごめんよ、僕はトゥアレタとの愛に生きる男なんだ』
レオンハルト:と芝居がかった調子で
GM/伊音:「当たり前だ! 本気にしておったのか、お前は!!」
レオンハルト:『いや、ぜんぜん』
レオンハルト:そっけなく
GM/トゥアレタ:「……ああもう、つっこむ気力も残ってないわ……」
響:『ばかやろー、レオン』
響:と、復帰する(笑)。
響:『お前から断るのはマナー違反だっつーの……』
響:何でか、そんなことだけは知っている(笑)。
レオンハルト:『ほらほら、雷が落ちる前に、帰ろう』
響:「だから、な。伊音、しっかりケリ着けてきてくれよ……」
GM/伊音:「ふん、あんなものただの形式だ。けりをつけるも何もあるか……」
GM:シーンエンド。 |
■エンディングフェイズ/シーン1 「乙女の切なる願いは」
シーンPC:まどか。GM/アクシア:「で? 詳細は?」
まどか:「一応、ひと通り調査して映像にも収めてますけど……ご覧になります?」
GM/アクシア:「映像? 随分用意がいいのね」机の横のゴミ箱は鉄の梅干で一杯。ちょっと不気味w
まどか:山荘で録画した見合い映像の入ったディスクを取り出し(笑)
まどか:レオン『………こんにちわ、草薙さん』
まどか:伊音『む……あ、ああ。こんにちわ。レ…トゥルナイサーさん』
まどか:レオン『御初にお目にかかります。レオンハルト・トゥルナイサーです』
まどか:以下、スクランブルアラームが鳴るまでの顛末が延々と(笑)
まどか:「ラインハルト・トゥルナイサー中将と帝室がどういうつもりで今回の見合いを仕組んだかは判りませんけど……」
GM/アクシア:「………こ、これは………」わなわな
まどか:「レオンくんも面白半分みたいだし、いざ話が進んだら響クンが伊音を泣いて止めるかも知れないし。結局は本人次第って話じゃないですか?」
まどか:「あたしが言う台詞じゃないですけど、噂に踊らされるようじゃダメって事ですね」あははー、と笑い
GM/アクシア:「こ、この話は私が上に掛け合ってなかった事にします……即刻、全ての資料を破棄しなさい……」ぷるぷる
まどか:「了解です。それじゃ、この件はこれで終了という事で……。瀬名准尉、通常任務に復帰します」敬礼して、退出
まどか:「な〜んちゃって。バックアップとってあるのよね(笑)。さて、後でセラピアの部屋で上映会よー♪」
まどか:アクシアの部屋を退出後、にししと笑うまどかであった(笑)
GM/アクシア:「――――!!」そしてアクシアの部屋からは声にならない叫びが聞こえていた。
まどか:「隊長にもいい人が見つかりますように。……あと、あたしにもちょっとだけそのおこぼれを下さい、神様」
GM:その願いは、果たして神様に届くかどうか……。
GM:シーンエンド。 |
■エンディングフェイズ/シーン2 「いつもいつも父親は」
シーンPC:レオンハルト。GM:滑走路には既にスタンバイ状態の輸送機。
GM:そこに向かう親と子。
レオンハルト:父を見送る
GM/レオン父:「で、あの後はどうだった?」
レオンハルト:「伊音さんに断られちゃった」
レオンハルト:「『軍務に支障をきたすので、遠慮したい』だって」
レオンハルト:てぽてぽ
GM/レオン父:「隠さなくてもいいぞ。私があの部屋の会話を聞いていたことぐらい、気づいていただろう?」
レオンハルト:「とうさんにはかなわないなぁ」
レオンハルト:たははっと
レオンハルト:「まぁ、草薙にもこっちにも、恥にならないように上手いことお願い」
レオンハルト:「もう、お節介が過ぎるんだから、とうさんは」
レオンハルト:ぷんぷん
GM/レオン父:「もともと、今回の席は体裁上設けただけの事だ。始めからうまく行くとは思っておらんよ」
GM:はっはっは、と。
レオンハルト:「ったく…」
レオンハルト:「僕の結婚相手は10年前から決まってるんだからね」
レオンハルト:と、遠くから心配そうにこっちを見ているトゥアレタのほうを見る
GM/レオン父:「ああ、そうだったな。あの子には悪いことをしてしまったか……」そちらを見て「近いうちに一度帰って来い。みんな会いたがっていたぞ」
レオンハルト:「うん、わかった。母さんと姉さんたちによろしく」
レオンハルト:「とうさんもお体に気をつけて。僕が偉くなるまで……見ていてよね」
GM/レオン父:「ああ……楽しみにしている。だが、そう簡単に私の所までこれると思うなよ」
レオンハルト:にっと笑う
レオンハルト:「戦争が終わる頃には、とうさんの傍にいるさ」
レオンハルト:「僕とトゥアレタは、戦争を終わらせるんだからね」
レオンハルト:タラップを上る父を見上げ
GM/レオン父:「そうか……。……期待しているぞ。レオン」そして、機内へと姿を消す。
レオンハルト:飛び立つ飛行機をじっと見上げている
レオンハルト:「さて、トゥアレタへの言い訳を考えるとしますか」
GM:シーンエンド。 |
■エンディングフェイズ/シーン3 「そしてこれからも」
シーンPC:響。GM:伊音と響は並んで、伊音の部屋へと向かっている。
響:(戦闘直後かな?<時間的には)
GM:(そうですね)
響:うむ。では何となく伊音と指だけを絡めるようにして手を繋いでる(笑)。
響:「はーっ、何だかいろいろあってくたびれたなぁ……」
GM/伊音:「全くだ……」
響:「あ、そういえば伊音。あの子はまだ部屋に居るのか?」
GM/伊音:「あの子? 誰の事だ?」
響:「ん? 詩音っつって、お前の妹とか……」
GM/伊音:「何をバカな事を。詩音が瑞穂に来ているわけがないではないか」ははと笑う。
響:「何か可愛かったぜ。くすぐっても頑張るしなぁ。やっぱり伊音に似てて凄い子だった」
響:「――って、来てるわけない、って?」(疑問符)
GM/伊音:「いや、まて。何故お前が詩音の名前を知っている!?」
響:とりあえず、部屋の前まで来て、手を離し。
響:「本人から聞いた」(あっさり)
GM/伊音:「なにー!?」扉を開ける
響:「お前の影武者役、やってたんだよ。ほら、あんな風に――」
GM/詩音:「あ………」寝転がってお菓子を食べながら漫画を読んでいるの図。
響:「わ、すっかり馴染んで。っつーか腑抜けてやがる」(笑)。
GM/詩音:「し、しまったー!! 見つかった!」
響:「正式な手続き、とやらはどこに行ったんだー詩音?」
響:ほれこのとおり、伊音がおかんむりだ。とジェスチャー。
GM/詩音:「あははー……」
GM/伊音:「……まあいい。どうせ、誰か叔母の一人にでも頼まれたのであろう」
響:「叔母さんだったのか、あの女の人」
GM/伊音:「正確には叔母一派の一人、だ」
GM/詩音:「お見合いとか、許婚とか、そういうのが大好きな人達だよー」
響:「なるほどね。よく分かんねーけど」(頷く)
響:「――そりゃあ、強敵だ」(笑)<詩音
響:「ま、いっか。とりあえず着替えて来いよ、伊音」
響:「その後で、メシでも食いに行こうぜ。――詩音も、一緒に来るか?」
響:ちょっと残念そうだけど、いい笑顔で(笑)。
GM/伊音:「あまり甘やかすな。響」
響:「伊音は厳しいなぁ」(たはは)
響:「でも、ここで待たせるのも可哀相じゃねえの。なぁ?」>詩音
GM/伊音:「そして、着替えて来いではなくお前が出て行くべきだろうが」
響:「――っ、し、しまったー!」
響:慌てて、ばたばたと部屋の外に出ようと(笑)。
GM/詩音:「うーん、心遣いは嬉しいですけど大丈夫ですよー」一緒に部屋から出ながら
響:「そうなのか?」>詩音
GM/詩音:「私もそこまで野暮じゃないです」扉が閉まったところで響にウインク
響:「そっか。……出来た妹だな、詩音は」(うんうん、と頷いて)
響:ふむ。ともう一度ドアをちょっとだけ開けて(中は見えない程度に)
響:「伊音ー」(呑気っぽい声)
GM/伊音:「どうした? 何かあったのか?」
響:「愛してるぜ」(小さく囁いて)
響:ぱたむ。とドアを閉じる(笑)。
GM:ガンっ! と扉に何かがぶつかる音。
GM/詩音:「あはは、姉さまは幸せものですねー。響さん、これからもよろしくなのですよ」
響:「ああ、もちろんだ。よろしくな、詩音?」
響:笑いをこらえきれず、扉に寄りかかってる。
GM:シーンエンド。 |
■アフタープレイ 【経験点計算】
橘響@相馬斉遠:6点
レオンハルト・トゥルナイサー@Bak.ヤン:6点
瀬名まどか@葉隠:6点
GM@阿桜聖:18/3=6+1=7点
【雑感】
草薙家のお姫様、伊音に縁談話が持ち上がるお話。このシナリオの主眼はまさにそこにあるのであって、天使兵たちは煮えきった状況を突き崩すためのデウス・エクス・マキナでしかない――のだが、今回に限ればそれは正しい有り様だろう。
レオンと伊音。それそれのパートナーであるトゥアレタと響。さらにまどかが野次馬+あるふぁと関わることによるドタバタコメディ。こういう話ができるのも、長々と続いているゆえ「キャラが立っている」からだろう。ここに着眼した阿桜さんのGMぶりが光るセッションであった。
もちろん、やり過ぎればただの内輪ネタなので……たまーにやるから面白いのですよ? と、恐る恐る付け加えておく(笑)。
恐る恐ると云えば……。
今回、ルールブックで存在が仄めかされるのみであった「伊音の妹」として、草薙詩音という少女が登場している。今も本家で修行中であり、ヤシマ防衛のための重大任務に着いている……とは思えぬマイペースっ娘。つーかお菓子食べながらごろごろが夢だったのかと思うと不憫でならない(涙)。
問題は、この娘さんの名前である。私の記憶が確かならば、GMから打診があった時の考えは、概ね次のような変遷を辿った。
伊音の妹だから「音」は外せない。
ギリシャ語もしくは天使絡みでそれっぽい――と考えると、やはり「シオン」という語感が似合う気がする。……某メルブラの錬金術師と同じなのは、漢字読みにすれば気にならないだろう。
字を当てるなら、草薙家という存在から考えても、「音」に合わせる意味でも、「詩(うた)」が綺麗でいいんじゃないか。
こうして「草薙詩音」というネーミングが誕生したのだが……。
モロに某ひぐらしのヒロインと丸被り。言い訳じみているが、当時は知らなかったのです。某ひぐらしもまだまだ有名じゃなかったし。
知っていれば違う名前を考えたか、もしくは「じゃあ紫音で」とか言っていたかも知れない。紫はヤシマでもノーブル色だろうから、ありえる話。そして。
草薙紫音、だったら今ごろもっと大惨事になっていただろう――!(遠い目)
なので、この子は詩音で正解。これでいいのだ。
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エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠
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