■クライマックスフェイズ/シーン2
第1ラウンド。GM:蒼空の中、灰色の天使が生まれ出る。
GM:その姿は主天使よりも禍々しくあり……弱々しくもあり。
GM:あれが、人の思いの形なのだろう。
GM:天使「――――ッ!」
GM:声なき歌を謳う。
GM:では、位置関係を。
GM:敵との距離は500m。エイジと翔一はどこらへんにいます?
内海:同じエンゲージで良いのではないかと。
翔一:ですな、500m距離で
内海:む。しかし敵は1体だけ?
GM:はい、1体だけです。
内海:了解。なら500m距離で同じエンゲージで良いです。俺は翔一の装甲版なんで(笑)。
GM:では、各自【感覚】を。こちらは20。
翔一:16です
内海:9ですね。
カタリナ:8ですー
GM:では、セットアップ。なにかある人は?
翔一:ありません
カタリナ:なしです
内海:おっと、ありますよ。
内海:《援護射撃》れっつごー。対象はもちろん翔一で。
内海:まず、ロゴス9使って《忠誠》<軍略3→5>
内海:基本値が2なので(笑)。これにロゴスを28ほどと、4レベルダーザインを全部突っ込みます。
内海:#30c5+48+4
●ダイス:Eiji:30c5+48+4=26(5,2,3,3,6,2,1,1,4,5,4,1,4,3,6,4,6,2,5,4,5,2,
4,2,6,3,3,1,4,1)+48+4= 78
内海:うむ、成功数78なので、次の攻撃の成功数+78だわさ>翔一
翔一:うおう(笑)
内海:「牽制をかける! ヤツは――手ごわいぞ」
内海:ダララララッ、と20mmアサルトライフルを敵天使兵に撃ち込んでいく演出。
GM:パキン。パキン。乾いた音を立てて銃弾は落ちていく。
翔一:「了解。射撃データを回して下さい」
翔一:「こちらは敵中心核を貫通させる事に専念します」>内海
内海:「カタリナ、頼む!」(笑)
カタリナ:『は、はいッ……』
内海:「こっちはナビ無しなんだ。余計なデータ扱ってる暇はない!」(しおしお)
GM:では、こっちかな。
GM:ポツ、ポツ、ポツ―――。蛍火のように天使から光が生まれ。
GM:トラバントジステムと同じ軌跡を描いて……エイジに襲い掛かる。
内海:「――くッ、この攻撃は!」
GM:#60c5 トラバントジステム1 ダメージ+19
●ダイス:GMS:60c5=50(5,2,6,2,4,5,5,6,4,4,6,3,6,1,6,1,4,2,1,2,2,6,5,2,2,
3,5,4,6,4,3,6,3,5,5,2,1,5,3,1,3,5,2,3,6,4,5,4,3,5,1,4,6,3,2,2,3,3,2,3)= 50
内海:ご、50?!(笑)
カタリナ:ぴったり期待値ではあるが(苦笑)
カタリナ:『高濃度エーテル……? 翔一くん、回避してっ』
翔一:「――違う、本命は内海さんか。先輩、アペルギアに回避補正を!」
GM:〜〜〜戦争なんて嫌だ〜〜〜
GM:その人の想いは、主天使すらも遙かに凌駕する。
内海:えーと、素通しだと69ダメージ……あ、アペルギアでも持たないっ!(笑)
内海:ロゴス12使って、<回避1→4>《忠誠》 さらに30点投入して……これでもダメージ軽減にしかならないが。
内海:#38c4+4
●ダイス:Eiji:38c4+4=24(5,1,5,1,5,4,4,3,1,4,6,2,4,2,4,5,5,5,1,4,1,3,4,
4,4,2,2,6,1,5,6,3,1,2,6,5,5,6)+4= 28
内海:えーと、差分値が22だから、+19して41ダメージか。
内海:よし、何とか浮いている(笑)。
内海:アペルギアのHPに25、軽傷に5、重傷に5、致命に1入れておきます。
内海:って、あと5点は、自分の軽傷で受け。
GM:すごい……耐えるか。
内海:アペルギアでなければ墜とされてますよ(笑)。
GM:エイジの人の部分が、体が、共鳴している。
内海:「これが、人の思念ってか――確かに、こりゃあキツイねえっ!」
翔一:「――――」動かない。内海を信じて。
カタリナ:『内海さんっ? ……え? あ、致命的な損傷はなし? ふぅ……』
GM:マイナーなしで、翔一どうぞ。
翔一:「セラピア、先輩からのデータと同期して敵の核部分の見極めに専念。攻撃は内海さんが防いでくれる。ぎりぎりまで、射軸をずらすな」
翔一:ということで、待機します
GM/セラピア:「うん、分かったんだよ!」
GM:では、エイジどうぞ。
内海:「駆動系がだいぶやられたな……」
内海:俺も待機で。《アナライズ》の結果が見たい。
GM:では、カティどうぞ。
カタリナ:#6c3-5 《アナライズ》ロゴス2+ダイス5つブースト+技能+1でロゴス10消費
●ダイス:Vier_:6c3-5=2(6,4,2,6,4,3)-5= -3
カタリナ:なにぃ? ロゴス9突っ込んで5成功(涙)
GM:難易度さえクリアすればいいんだよね? 成功か。
内海:5成功になってれば起動します。
GM:えーと、必要なデータだけ。
GM:肉体28で回避は4レベル。
GM:聖霊63でエーテル5、武器はトラバントジステム相当。
内海:負傷ゲージと、その他特殊技能も求む(笑)。
GM:そして、元が人間なためHPや負傷ゲージは翔一と同じ程度しかありません。
GM:翔一本人のほうね(笑)。軽傷から10、5、3、1。
内海:つまりアレですか。死亡ゲージあるけどあたれば落ちると?(笑)
GM:かなりの確率で(笑)
GM:けれど、次のラウンドには翔一に対して《マインドクラッシュ》をしかけるつもりでござます。
内海:――元が人間。ってのは、翔一からはじき出されてできたエーテル体とか考えていいのかな?
内海:倒したら誰かが死んじゃうとか、そういうのもある?
GM:いえ、そういうのはないので安心を。
GM:想いを全て翔一にぶつけて、覚醒させるつもりのようで。
GM:天使「ッ―――――!」
GM:咆哮。
内海:……カティ。このラウンド、翔一を再行動させるべし(笑)。
カタリナ:うい、では引き続き《感応》を。対象は翔一に。
カタリナ:#6c3-3 《感応》
●ダイス:Vier_:6c3-3=4(1,5,2,2,5,3)-3= 1
カタリナ:うい、成功〜。しょういっちゃんは追加の行動権を得ました。どうぞ。
GM:では、どうぞー。
翔一:《接合+鷹の目》+ロゴス3で砲術4→5、加えてダイス+20ブースト。88mmライフルでいきます。
GM/セラピア:「見えたんだよ」
GM/セラピア:「伝わった、翔一ちゃん?」
翔一:「ああ」
翔一:「なら、打ち抜くのみ」
翔一:#38c5+81
●ダイス:Yagami_s:38c5+81=29(6,6,4,2,4,1,4,4,3,6,6,3,2,3,2,4,1,6,6,2,4,
3,2,6,1,3,3,1,1,1,6,4,2,5,6,1,1,5)+81= 110
翔一:りんごーん、命中110個成功です
GM:#28c4 回避
●ダイス:GMS:28c4=15(6,4,5,3,2,5,5,6,5,6,5,5,3,6,4,1,6,1,6,1,4,1,1,1,1,1,1,6)= 15
GM:命中です。というか、死亡ゲージで受けます(笑)
GM:放たれた一撃は、確実に核を打ち抜いた。
内海:「――弓道の作法は、己と向き合うこと、だったよなぁ」
内海:「ある意味、君にぴったりの敵かも知れないな、アレ」>翔一
内海:アペルギアの出力調整などかましつつ。
カタリナ:『命中! ……だめ、まだ落ちないのっ?』
GM:そう、その言葉どおり、光は崩壊はするものの……消えていかない。
GM:天使の顔に浮かぶのは、恐怖。
GM:自分と同じだけど違うもの、に襲われる恐怖。
翔一:「なら、今度こそ――自分の弱さを、打ち抜いて見せます」>エイジ、カタリナ
内海:「俺の出番は無くしてくれよ。――楽ができていい」(笑)>翔一
内海:さぁ行け翔一! いまこそ止めを差すとき!
翔一:続けて二撃目。≪接合+鷹の目≫、砲術4→5、ダイス+30
GM:はい。
翔一:#48c5+81
●ダイス:Yagami_s:48c5+81=38(2,6,2,2,3,2,4,4,1,2,5,3,6,6,5,5,4,3,2,6,
2,5,3,1,3,3,6,6,5,6,2,6,1,4,6,5,2,1,4,3,1,6,3,3,5,3,3,3)+81= 119
GM:鐘が鳴り響く。
翔一:「畏れは逃れるものじゃなく――大切な誰かと一緒に乗り越えるものなんだよ、『俺』」
翔一:『彼女』と共にトリガーを引く。
GM/セラピア:「そこには、きっと待ってるものがあるんだよ」
内海:「よし、これなら――」
GM:……2つの想い、2度の鐘。
GM:寂しさを残して。
GM:天使は、空に薄れていった。
GM/セラピア:「……翔一ちゃん、ボク、泣いてないよ」
翔一:「そうか」
GM/セラピア:「きっと嬉しいことだから、ボク泣いてないんだよ」
翔一:「ああ、そうだな。その方が多分、俺も嬉しい」
内海:(――やれやれ、これはまた)
内海:(前途多難だな、カタリナ・フィアレイン――)
GM:……戦争は終わる。
GM:学校を戦場とした戦争を、今、終わらせたのだ。
内海:「状況終了。3人とも、よくやった――お疲れさん」
内海:ボロボロのアペルギアを、新品同様の挙動で再び瑞穂中学校の校庭に着地させる――。
GM/アクシア:「お疲れ様」その校庭には、笑顔が待っていた。
カタリナ:『あ、おつかれさまでした。翔一くんも、セラピアさんも』
翔一:蒼穹にシュネルギアを舞わせ。
翔一:「先輩。ふと思ったんですけど」
カタリナ:『なぁに? 翔一くん』
翔一:「日常とか、戦場とか、そんなのは本当は関係なくて」
翔一:「そこが自分で選んだ場所だということが大事なのかもしれない」
カタリナ:『翔一くんらしいのね。こんなときにも、そんなこと考えてるなんて』
GM/セラピア:「……ぷっぷくぷー」小声。
カタリナ:『でも、本当にただそれだけのことなのかもしれないわね……』
GM:では、シーンエンド。 |