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◇ 第51話『戦場は、僕たちの学校』◇

「ようこそ“戦場”へ」
――内海衛至

 

ミドルフェイズ:シーン1/シーン2/シーン3/シーン4/シーン5
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「そこの君、立ちなさい」
 シーンPC:翔一。
カタリナ登場済。

GM:突然の事態に教室は騒然となっていた。
カタリナ:あぅ……
GM:ガンッ!
GM:……が、それを静かにしたのはドアを蹴破る音だった。
カタリナ:そこで、開いたドアから入ってくる。後ろを気にしながら
GM:そこから入って来たのは、金髪の女性と一般クラスの女生徒。
翔一:「お出ましか。――先輩?」>カタリナ、金髪
カタリナ:「翔一くん……ごめんなさい」
GM/セラピア:「あれ、知り合いなのかな〜?」
翔一:「委員会繋がりの先輩だよ。この学校、高等部も中等部も一緒くたの状態だしな……それはともかく」
GM/ジュライ:「ハロー、エブリバディ!」
GM/ジュライ:「この学校は我々に占拠されたわ。大人しくしててね、小さな天使さんたち」
GM:がちゃり。金属音とともに、油断なくピンポイントする銃口。
GM/ジュライ:「そこの君、立ちなさい」翔一に向けて。
カタリナ:「あの、あんまり手荒な真似は止めてください」>ジュライ
GM/ジュライ:「大人しくしてれば、何もしないわ」視線は変えずに、返答。<カタリナ
翔一:「大人しくしなければ……言わずもがなってとこか」
GM:先に立ち上がったのはセラピアだった。
GM/セラピア:「こんなこと、いけないんだよ〜」
GM:小さな手をひろげて、かばうように立つセラピア。
翔一:「……はあ。こういう時の役割は逆だろ」
翔一:頭を掻いて、セラピアの前に立つ
GM/セラピア:「うう、翔一ちゃんはそういう風にたまにいいカッコしい……なんだよ」大人しく従う。
翔一:「とりあえず……俺が人質になるから、先輩は解放してあげてくれないか? そちらの目的は、こっちなんだろうし」>ジュライ
カタリナ:「翔一くん、そんなのダメよ!」<代わり
翔一:平静を装いつつも、じっとりと首筋に汗の球が流れる
GM/ジュライ:「それはできない相談ね」
翔一:「人質が多い方が動きにくいんじゃないかな、そちらとしても」>ジュライ
翔一:カタリナにはウインクを返す。そういう軽薄な仕草で、自分の緊張を和らげるかのように。
カタリナ:「くすっ……(変わらないのね、翔一くんはこんなときでも)」ちょっと安心<ウインク
GM/セラピア:「ぷっぷくぷー……」小声(笑)
GM/ジュライ:「……そういうベタなラブロマンスは、嫌いなのよ」フフ、と冷笑。
翔一:「あー、参った。そういう風に趣向を優先されちゃ、手も足も出ないな」両手を挙げる<嫌い
GM:どん、とカタリナを翔一のほうへと押しだす。
翔一:「おっと」受け止めて。
翔一:カタリナを受け止めた手のひらが、緊張の汗にじっとりと濡れていたり。
GM/ジュライ:「それに、このクラス全員が……人質なのよね」
GM/ジュライ:「すでにここにも爆弾はしかけてあるわ。……大人しくしていること、ね」
カタリナ:「ありがとう。ごめんなさい、巻き込んじゃって」翔一にしなだれかかりながら(笑)
翔一:「こちらの台詞……かもしれないな、それは。とにかく、ここは大人しくしてるしかなさそうだ」>カタリナ
GM/セラピア:「先輩、大丈夫なんだよ〜。きっと翔一ちゃんがなんとかしてくれるんだよ〜」とカタリナに抱きついて。
カタリナ:「そうね(にこり) いまはおとなしくしていましょう?」<しょーいっちゃんが>セラピア
翔一:「それで、おれ達はいつまで大人しくしていればいいんだ?」>ジュライ
GM/ジュライ:「迎えがくるまで、よ。貴方たちは私たちの国にいってもらうわ」
カタリナ:「……合衆国に!」青ざめた顔で
内海:では、ここで登場。――翔一の携帯電話を鳴らします。

内海:出ても出なくてもOKだぞ(笑)>翔一
GM:マナーモードですか? 音なりますか?(笑)
内海:それは知らん(笑)。んで、GM。俺は登場したので、ここで<陳情>を行いたいのですが。
GM:いや、翔一への質問っす。
翔一:ここは鳴るのがお約束でしょう
GM:<陳情>はどうぞー。
内海:#7c3 ロゴス1点投入。ちなみに、取得物は『盗聴器』で。目標値は3。
●ダイス:Eiji:7c3=5(3,2,3,1,4,5,1)= 5
内海:うけけ。セット場所は、翔一とセラピアの制服な(←わるもの)。
内海:(まぁ、この教室でもいいんだけど)
GM/ジュライ:「……いい度胸ね。誰から、かしら?」
翔一:「それは向こうに言ってくれ。取ってもいいのか?」>ジュライ
翔一:体を揺さぶって、ポケットからごとりと携帯を机の上に落とす
GM/ジュライ:「いいわよ」銃口は向いたまま。
翔一:「(ピ)もしもし」
内海:「もしもし、翔一くんかい?」(とっぽい声)
GM:セラピアも全く自然に耳をくっつけている。
内海:「今日の午後の訓練なんだけど……出られそうかな?」(←状況を把握してない間抜け、に聞こえる声)
翔一:「(……どこまで把握してるんだか)。すいません、訓練は休ませて下さい。委員長に頼まれ事があったのを思い出したもんで。忘れたら、帰ってきた時撃たれますから」
内海:「いや、それがさー。アクシア大尉が急用とかで出かけちゃって、中止になっちゃったんだよね、訓練」
翔一:「……了解。それじゃ、大尉によろしくお伝え下さい」
内海:「俺は大人しく留守番してろってさ。――まぁ、用事じゃ仕方ないねぇ。……“あんまり羽目を外さないように”するんだぞ?」(ぴっ、と電話切り)
内海:以上で。
GM:では、シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン2 「わるもの参上」
 シーンPC:カタリナ。

GM:緊迫する教室の中、ジュライのインカムで喋る声だけが凛と響いている。
カタリナ:ちら、と様子を伺うようにジュライを見る(あからさま)。
内海:(とりあえず、場所が移動して無いようなら耳だけ登場しております(笑))
GM/ジュライ:「エイプリル、そっちはどう? ……そう、あと2つね……もう少しだわ……ええ」
GM:少しうつむき、顔をあげて。
GM/ジュライ:「カタリナ、こっちにきなさい。他の人は動かないこと」
カタリナ:「あ……えっと、はい」おずおずと立ち上がる
GM/ジュライ:「貴方たちは、大人しくしてなさいね?」
翔一:「分かってますよ」
翔一:「――先輩、気をつけて」
GM:カタリナを教室の外におしやり、投げキッスを残して教室を出て行く。
カタリナ:「……うん」押し出される前に翔一のほうを向いて、小さくうなずく

GM/ジュライ:「……さ、こっちよ」かつかつかつ、と靴音を響かせて誰もいない廊下を先行する。
カタリナ:その後をおとなしくついていく
カタリナ:「あの……ジュライ、さん?」
GM/ジュライ:「貴方は、どうしてここにいたの?」いきなりな質問
GM/ジュライ:「世間話よ。好きに答えていいわ」
カタリナ:「あ、私は先生に言われて、教材を取りに行くところだったんですけど」
GM/ジュライ:「ああ、そっちじゃないわ。なんで、学校にいるのかってこと」
カタリナ:「え? それは、まだ学生だからですけど……?」意味をつかんでいない
GM/ジュライ:「学校って、楽しい?」振り返らない。
カタリナ:「はい。友達もいますし……ジュライさんは、何でこんなことを?」
GM/ジュライ:「そういう生まれ。答えは以上。……どんな友達がいるの? 部活、とかだっけ?」
カタリナ:「あ、部活はライフルの射撃を。私のほかには唐木くんとか、美貴ちゃんとか……あ、名前だけ言ってもわかりませんね」
GM/ジュライ:「ま、ね」
カタリナ:「美貴ちゃんは学校に入る前からの友達で……いつも元気な子なんですよ。じっとしてるのが嫌いで、この前なんかそれで大怪我しちゃうんだから」
カタリナ:くすくす思い出し笑いしながら、嬉しそうに話していく
カタリナ:目の前にいるのが敵……自分を人質にとった人だなんて忘れてしまったかのように
GM/ジュライ:「そう、いいわね」全てを聞き終え、柔らかく笑って彼女はそういった。
GM/ジュライ:「やっぱり、貴方はそっちのほうが似合ってるわ。気づかないほうがいい、うん」
カタリナ:「え? あの、気づくって……?」
GM/ジュライ:「……さ、行きなさい。ここをまっすぐいけば、出口よ」
カタリナ:「あ! そういえば、私人質だって……え?」<出口
GM/ジュライ:「貴方は普通の子だから、見逃してあげる。私たちの狙いは天使核を持ってる子たちだから」
GM/ジュライ:「忘れて、帰りなさいな」ぽんと肩に手をおいて。
カタリナ:「……」何か言いたそうな顔でジュライを見る
GM:そのまま振り向き、特別クラスのほうへと歩き出す。
カタリナ:「あの、ジュライさん……止めてくれませんか? まだ、今なら……」
GM/ジュライ:「……ごめん、ヤシマ語は知らないの」
カタリナ:「ジュライさんっ!」叫ぶカティの前で非常ドアが閉まる(笑)
GM:が、その非常ドアも途中で止まってしまう。
GM:ズキューン!
カタリナ:「……ひっ!」
GM/男:「何をしている、ジュライ?」
GM/ジュライ:「メイ!? ……貴方こそ、持ち場を離れて何をしてるの?」
GM:銃撃によって故障したドア。半開きのまま、カタリナの視界がいまだ目の前に。
カタリナ:あ、お互い見えてるのね(^^;<カティとメイ
GM:メイ「そんな良質の素材、見逃す手はないだろう?」
GM/ジュライ:「貴方の、気のせいよ。戻りなさい。……はやくいきなさい、カタリナ!」
カタリナ:「……」じりじりと後ずさりをする
内海:むう……。登場して良いか?>カティ
カタリナ:その言葉に、踵を返して駆け出す>ジュライ
カタリナ:さ、後ろから撃ってくれたまい(笑)>メイ
GM:アイサー(笑)
内海:っと、待った!
内海:メイがカティに狙いをつけた瞬間に……背後から226拳銃で射殺して良いか?(笑)>GM
内海:(もちろんサイレンサー付きでな)
GM:許可しよう(笑)。
内海:あ、そうか。
内海:カティの前にすッ、と出てきての方がいいな(笑)。
カタリナ:「はっはっはっ……」とてとて
GM:かちゃり。赤いスコープがしっかりとカタリナの足をピンポイントする。
GM:メイ「のがさんよ、子羊」
内海:「それは、こっちの台詞だねえ……」(キシュキシュキシュ)>メイ
GM:メイ「――――がはッ?!」 カタリナを撃つ前に倒れるメイ。
GM/ジュライ:「誰だ!?」
内海:「さてさて。悪党に名乗る名は無いって言わない?」
内海:硝煙を上げる銃口。空いた方の手で、カティを止める。
カタリナ:「っ!?」さらに現れた軍人を前に、思わず足を止める
内海:「待った。外に出ちゃ行けない。――この女の仲間に狙撃されて死にたくは、ないだろぅ?」>カティ
カタリナ:「狙撃……? えっ?」屋上を振り返ってみたり(^^;
内海:「いやいや、君も悪辣だよねえ――こんなやり方で人質を減らそうだなんて」(へらっ)>ジュライ
内海:「おかげで、思わず姿を見せてしまったじゃないか――。どう責任、とってくれるのかな?」(にこにこ)>ジュライ
カタリナ:足を止め、どうしたらいいのかわからない風にきょろきょろ
GM/ジュライ:「……おはやい到着ね、G3。もう少し遅いと思ってたわ」
GM:ジュライは表情を消し、エイジへと向き直る。
GM/ジュライ:「分かったでしょう? これが私たちのやり方よ、カタリナ」言葉とは逆に、屋上に影は無い。
内海:そりゃそうだ(笑)。こっちは分かって皮肉ってますんでOK!
内海:「――で、質問していいかな?」>ジュライ (銃口はポイント済で)
GM/ジュライ:「3サイズ以外ならね」(同じくポイント済)
内海:「――どうしてこの娘(カタリナ)が天使核持ち“じゃない”って、分かったんだい?」
内海:ちなみに、この台詞は欺瞞です。
内海:カティが天使核持ちなのは、当然内海は把握してます。
内海:その上で、どうしてジュライが「持っていないと判断できるのさ?」と意地悪く質問(笑)。
内海:「ヘルプストハイムチェックの結果は、確か保健室だったよねえ――?」(にやり)
GM/ジュライ:「分かるのよ。……そういう生まれ、だから」ふぁさりと金の髪をかきあげ、少し丸い耳を見せる。
カタリナ:「え? ジュライさんも……?」
内海:「――なるほど」(銃口を下げ)
GM/ジュライ:「ええ、おしゃべりはここまで」
内海:「どうやら俺たち、仲良くできそうじゃありませんか? ――ジュライ?」
GM/ジュライ:「勘違いしないでほしいわね」
内海:「へえ?」
カタリナ:「じゃあ、どうして私を逃がそうとしたんです!」<勘違い>ジュライ
GM/ジュライ:「私の目的は、変わってないわ。……すでに、もう臨月よ」
カタリナ:「臨月……え?」思わずお腹のあたりを見たり
GM/ジュライ:「しっかりとその子を守りなさい、おしゃべりな軍人さん!」
GM:――――閃光弾。
内海:「臨月――まさか!」(がッ、とカティの肩を引いて廊下の影に!)
カタリナ:そして閃光弾をもろに見てしまう
GM/ジュライ:「私は、学校は嫌いなの……」
GM:閃光の中、何かの流れにのってジュライの言葉がカタリナだけに届いた。
カタリナ:「っく……どうして、こんなことを……」ぽろぽろこぼす涙は強い光にさらされたことによる生理作用なのか。
内海:「――君は確か、カタリナ・フィアレイン、だったね?」>カティ
カタリナ:「は、い……あの、あなたは?」
内海:「俺はヤシマ陸軍大尉、内海衛至。――状況が状況だ。君にも手伝ってもらうよ。……皆を、助けるためにね」
内海:人の良さそうな笑顔を浮かべる。
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「サマークリスマス」
 シーンPC:内海。

GM:光がやみ、荒れ果てた学び舎の姿が戻ってくる。
GM:そこにけたたましく入る通信。
内海:「やれやれ……とりあえず時間稼ぎをって?!」
GM/アクシア:『あー、アタシ。アタシっ。アタシだけど!』
内海:出ましょう。ついでにメイの死体を武装解除して装備を調達。
内海:#9c2 《タイムリー》を使用します。拳銃とSMGくらいは確保したいね。あと予備弾倉(笑)。
●ダイス:Eiji:9c2=3(2,5,3,3,1,3,3,4,2)= 3
内海:MP5KとG17あたりでひとつ(笑)。
内海:ロゴス42と。
GM:了解。
内海:「アタシアタシ詐欺ってのは新手だねえ……」(笑)>アクシア
GM/アクシア:『はぁ? こんな時に変なこといってんじゃないわよ』
GM/アクシア:『というか、大変なのよ、やばいのよ!』
内海:「一体、何があった!」>アクシア
GM/アクシア:『学校の4箇所から、急激にエーテル濃度が高まってるのが確認されたわ』
内海:「何だって?! ――それは、まさか」
GM/アクシア:『特別クラスを中心とした4箇所よ! これは何かあるわ!』
内海:「結界でも張ろうっていうのか。……だがどうする、人手が足りないぞ?」
内海:とか言いつつ、既に駆け出している。
GM/アクシア:『特別クラスに急いで、エイジ! 他の場所はこっちで何とかするから!』
内海:「――了解した」(頷き)
カタリナ:む、流れ的にちょびっと出た方がいいのか?
内海:出てくれ(笑)>カティ
カタリナ:うす(笑)
内海:「急ぐぞ、カタリナ。――部活でやってたなら、使い方は分かるな?」(ぽい、とG17を放って寄越す)
カタリナ:「あの、内海さん? 特別クラスがって……何かあったんですか?」
内海:「詳しくは話せないが――。あの場所を中心に、校内のエーテル濃度が急速に高まっている」
内海:君なら、感じ取れるんじゃないのか? と視線>カティ
カタリナ:「一応、使い方くらいは習ってますけど……エーテル?」
内海:「あの女……ジュライのいうコトが正しいなら、何かが産まれようとしてるのかも知れない、なっ!」
内海:廊下の角で足を止め、手だけ出してMP5Kで射撃。――小さな悲鳴と、人の倒れる音(笑)。

カタリナ:GM、ここで《超推理》をとります(笑)
GM:おお、どうぞ。
カタリナ:で、ロゴスを1つかってエーテルを感じてみようではないですか。何が起こるんでしょう?
カタリナ:特にこうというのがなければ、それらしい描写だけでもいいですが(^^;
GM:そこではじめて、カタリナは気づいた。
GM:世界の流れ。空気だけじゃない、もう一つ世界を構成する流れ。
GM:その流れに乗って、カタリナへと流れ込んでくる意識。
内海:「向こうもどうやら混乱しているらしい……この隙に皆を助ける。いいな?」>カティ
カタリナ:「……」返事はない。気配もない。背後には誰もいないような……あるいは、全てがあるような感覚>エイジ
GM:……ウマレタイ……ウマレタイ……
内海:「――ちッ、賭けが裏目に出ないことを祈るしかない……ってか!」(ダララララッ、と特別クラス前の見張りを奇襲掃射)
GM:そして、特別クラスの前まで辿り着く。
GM:……ワタシナラ……
GM:……セカイヲスクエルノダカラ!
GM:何者かの意思……いや、人でない何かの意思がカタリナに流れ込んできていた。
カタリナ:ふっと我に返り、「はいっ、皆を助けましょう。皆を……」>エイジ
内海:#9c3+4 ロゴス6使って、《タイムリー》と《忠誠》を使用。目標値は5の[天使核徹甲弾]で。
●ダイス:Eiji:9c3+4=3(6,4,6,5,1,2,3,5,6)+4= 7
内海:がしゃこん、と再装填。
GM/セラピア:「入っちゃダメなんだよ」
カタリナ:「! 待って!」>エイジ
内海:「――どういう意味だ、パルマコン少尉?」
GM:教室の中、開いているドアの前に立ちすくでんいるセラピアの姿。
GM/セラピア:「ここに集まってきてるんだよ。ちょっと、その均衡が崩れると……すぐはじまっちゃうんだよ」
翔一:こちらも登場いいですか?
GM:どうぞー。
内海:教室だしなぁ(笑)>翔一
GM:で、超推理の効果としてカタリナは「サマークリスマス」という言葉を思い出してください。
カタリナ:「今入ると割れてしまいます。……なんなの、これは……」
内海:「――奴らが何を“産まれさせようとしている”か、分かるか?!」>セラピア
GM/セラピア:「ボク、なんのことか分からないんだよ」
内海:「さすがにこれは、俺でも分かるぞ? 何なんだ、このバカげた霊圧は――」
翔一:「や、無事だったか、先輩。ついでに内海さんも」
カタリナ:「翔一くん、大丈夫なの? これは……?」
翔一:「正直、俺にも理解しきれていない。セラピアもこういう状態だしな……ふざけている訳じゃないんだ」>カタリナ、内海
内海:「…………」
内海:GM、室内に“敵”はいますか?
GM:見える範囲には少なくともいませんね。
内海:ふーむ……。
カタリナ:「どこか他の場所に、この流れを作ってるものがあるのかしら……」
内海:「分かった。とりあえず全員、教室から出ろ」
GM/セラピア:「……ダメなんだよ!」はじめて声をあらげる。
内海:「現在、“これ”を起こしてると思われる場所にリヒトヴィッツ大尉の部隊が襲撃を……って、おい」>セラピア
内海:「だったら俺たちにも分かるように説明しろ、パルマコン少尉!」
GM/セラピア:「お願い、お願いだから……まだ、このままで……」
内海:「君と矢神少尉が居ればいいのか?」>セラピア
GM/セラピア:「ボクが今、分からないことを分かろうとしてるから……」
GM:どんどん小さくなっていくセラピアの姿。
カタリナ:「せ、セラピアさん……?」
翔一:「――内海さん、頼む。今はこいつを信じてやってください」>内海
GM/セラピア:「……翔一ちゃん?」
翔一:「訳も分からない、理解しがたい事ばかりだけど」
翔一:「――こいつは嘘だけは言わなかった。それで命を助けられて来た」
翔一:「だから、すこしだけ……待ってやって下さい」
内海:はぁあ……と大きく溜め息。
内海:「理解しがたいね、どうにも」(MP5Kを翔一に放る)
翔一:「ま……相手も“天使”ですからね」
GM/セラピア:「内海さん、ごめんなんだよ〜」
翔一:MP5Kを受け取り、残弾チェック
内海:天使核徹甲弾が満タンだぞ(笑)>翔一
翔一:「……天使核徹甲弾」
内海:「――俺は残った“敵”を掃討する。万が一の時は、お前がそれで“天使”を殺せ」>翔一
翔一:「……俺は響のように白兵戦に優れるわけでも、沙羅のように腕が立つわけでも、レオンみたいな本物の天才でもない。それでも……“やれ”と?」>エイジ
内海:「お前が殺さなきゃいけないのは――誰になると思ってる? なら、撃つのは簡単だ。撃つのはな」>翔一
内海:「引き金を引かなくていいように祈っておけ。それがお前の仕事だ」>翔一
翔一:「祈るのは……香夜の時の止めましたよ」真摯な瞳を返して、拳銃を腰に落とす>エイジ
カタリナ:「内海さん、私はジュライさんを探してみます。あの人、ただの悪い人じゃない……そう思いますから」>エイジ
内海:「なら、カタリナは俺に同行。どうせ連中を片付けていけば、最後にまた出くわすさ」(不敵な笑顔)>カタリナ
カタリナ:「お願いします」(ぺこり)>エイジ
GM/セラピア:「あ、先輩、ちょっとだけ、お願いがあるんだよ」
カタリナ:「どうしたの?」>セラピア
GM/セラピア:「まだ、ちょっとよく分からないんだけど……あとで迎えにきてほしいんだよ」
GM/セラピア:「ちゃんとボクもだよ? 翔一ちゃん、だけだと恨むからね」ふわりと笑う。
カタリナ:「? ……ええ、わかったわ。またあとで、ね」>セラピア
GM/セラピア:「うん、よろしくなんだよ〜」
翔一:「先輩も、気をつけて」
内海:226式拳銃の残弾をチェック。舌打ちしてから、他の銃から抜いた9mmパラを再装填。
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「ボクしかできない」
 シーンPC:翔一。

GM:教室にセラピアの唸り声が駆け抜けていた。
GM/セラピア:「む〜〜〜〜〜〜」
GM:食い入るような視線。何かを掴もうと必死で。
GM:……額から、一筋の汗。
GM:はじめてみる……彼女の焦り。
GM:それは今にも崩れてしまいそうな儚い人形のようで。
翔一:では、ハンカチを取り出して汗を拭いてやってと。
GM/セラピア:「う、うわっ。いきなりびっくりなんだよ」
翔一:「普段のお返しだ。それよりも、分かりそうか?」
GM/セラピア:「分かんないんだよ。けど、やらなきゃダメなんだよ。ボクしかできないんだよ」
GM/セラピア:「ボクしか……ボクしか……」
翔一:溜息を一つついて。
GM:では、翔一。ここで探知で判定を。
GM:難易度は2。
翔一:では、ロゴス3で探知1→2
翔一:#9c2
●ダイス:Yagami_s:9c2=6(6,1,2,3,1,1,1,4,2)= 6
翔一:出目が良いです、6成功。
GM:はい。
GM:はっきりいいましょう。今のセラピアには、翔一の姿すら目に入ってません。
GM:使命感に囚われてしまっているセラピアは、いつものセラピアではありません。
翔一:「――さっきも内海さんに言った通り、俺の能力は“兵士”としては中途半端過ぎる」
GM/セラピア:「……む〜?」
翔一:「俺に出来るのは、務めて冷静に、冷徹に居ること」
翔一:「あとは」
翔一:「こうしてお前の傍に居ることだけだ」
GM/セラピア:「……え?」
翔一:そっとセラピアの手を握ります。<エーテル>で、自分の意志を伝える
翔一:俺が居て、お前が居る。それが存在証明(ダーザイン)
GM/セラピア:「!? ……だって、ボクが頑張らないと」
GM/セラピア:「翔一ちゃんも、死んじゃうんだよ……」
翔一:「死ぬか生きるかは時の運だ」
翔一:「少しぐらいは肩を借りろ。せめて、俺がお前に助けられた分ぐらいは、恩を返させてくれ」
GM/セラピア:「……翔一ちゃんは、やっぱりずるいんだよ」
GM:そういって表情を見せないように、セラピアは翔一の胸へと倒れこむ。
GM/セラピア:「ボクはこんなに翔一ちゃんのこと心配してるのに」
GM/セラピア:「翔一ちゃんも自分を見失うくらい、ボクのこと心配してほしいんだよ」
GM:ぽた。……上履きに、雫の感触。
翔一:「内海さんも頑張ってる。先輩……は。多分内海さんに巻き込まれたんだろうけど(苦笑)。お前一人が、気負う必要はないんだ」
翔一:「ま、響とかならそれもアリだろうけどな。言ったろ?」
GM/セラピア:「聞いてない。ぷっぷくぷー」
翔一:「俺の役目は、どこまでも冷静で居ること。皆で生き残るために」
翔一:腕を回して、抱き寄せる
GM/セラピア:「分かってるけど、乙女心はそれは別腹なんだよ〜」
GM:そういってセラピアも翔一の体を優しく抱きしめ。
GM/セラピア:「ありがとう、翔一ちゃん……勇気の充電は、もう終わりなんだよ」
翔一:「そうだな」
翔一:「……セラピア。お前がどんなに自分を見失ったとしても、必ず俺が引き戻してやるから」
翔一:「だから、安心しろ」
翔一:「……さて、恥ずかしいシーンはここまで」ぽいっと離れる(笑)
翔一:「ここからは、戦って生き延びる為に」
GM/セラピア:「うん。分かったんだよ……きっとあいつらは、ボクらの中から選ぼうとしてる」
GM:体を離し、強い瞳で翔一を見据え。
GM/セラピア:「天使を統べる存在を」
翔一:肯き返し。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン5 「人を……」
 シーンPC:カタリナ。

GM:DAM! DAM! DAM!
GM:ここは学校。
カタリナ:「……っ!」廊下の陰で首をすくめる
GM:だが、硝煙と火薬の匂いが充満する今の姿はどうだろう?
内海:「――さすがに、楽ばっかりはさせてもらえないねぇ」(応射)
GM:名づけるものはいない。言葉などいらない。捨ててしまえ。
カタリナ:「……」まだ、1発も撃っていない
GM/ジュライ:「……遅かったわね」
GM:壁にたおれかかるように、うずくまっているジュライの姿。
カタリナ:「ジュライさんっ」
内海:「さすがに、拳銃1丁からわらしべ長者するのは辛いものでしてね」>ジュライ
GM:その黒いレザースーツの右の腹部が、赤く染まっている。
カタリナ:駆け寄って、“魔法”を使おうとする>ジュライ
内海:「誰にやられました?」>ジュライ
GM/ジュライ:「……仲間よ。裏切り者だってさ」
内海:「妥当な判断ですね」(割と真面目に、頷く)<裏切り者>ジュライ
GM/ジュライ:「ま、確かにそうね。けど」
カタリナ:「裏切りって……まさか、私のせいで……?」
GM/ジュライ:「私はこれでよかったと思ってるわ、カタリナ」
GM:駆け寄ってきたカタリナの髪をいとおしそうそうに梳き。
内海:「…………」(そこら辺の銃を拾い、周囲警戒モードに移行。邪魔はしないさ(笑))
カタリナ:「だめですっ。そんなの、ぜんぜん良くなんかない」ぶんぶんと首を横に振る
GM:そのジュライの腕越しに、見えてしまったもの。
GM:にたり、と笑う誰かの顔。しっかりとジュライを狙う銃口。
GM:……ジュライの背後、教室の中!
内海:俺は邪魔しない、よ?(笑)>カティ
カタリナ:あ、あう〜(汗)<邪魔しない
カタリナ:「! ジュライさん、伏せてっ!」
カタリナ:と、覆いかぶさるように押し倒す
GM/ジュライ:「うっ!」
GM:ズキューン!
カタリナ:ズキューン!
GM:撃つ、でいいんですね?
カタリナ:うん、撃ちますよー。反射的に、的の真ん中を狙って。
GM:はい。
カタリナ:振り合います(^^;?
GM:判定は不要です。
GM:カタリナの肩を掠め、弾丸は軌跡を描く。
GM:同時に砕ける廊下の窓ガラスと、人が倒れる音。
内海:「…………」
GM:……後ろのにたり顔は、そのまま崩れ落ちた。
カタリナ:銃口から硝煙が立ち上る。次第に振幅を大きくしながら。
カタリナ:「あ……」
GM/ジュライ:「カタリナ……?」
GM/ジュライ:「……だい、じょうぶ?」どんどん早まっていく鼓動を感じ取りながら。
カタリナ:「わ、私……ひ、人を……」
内海:振り向いて。
内海:「ようこそ“戦場”へ。カタリナ・フィアレイン」(恭しく礼)
内海:「君はそういう“道”を選んだ――。ならば、掴んだものは最後まで離さないことだね」>カティ
カタリナ:がくがくと体全体が震える
内海:あまり時間は無いぞ。と呟いて、周囲警戒モードに戻る。
GM/ジュライ:「Soryy……」
カタリナ:「……ちがう……ジュライさんが謝ることじゃないです。私が、決めた、ことなんです……」
カタリナ:「だから、気にしなくて、いいです。いいんです……」
GM/ジュライ:「……じゃあ、Thanks. おかげで私は救われたわ」
GM/ジュライ:「おしゃべりな軍人さん」>エイジ
GM/ジュライ:「時間がないわ。何か動かせる機体はある?」
内海:「…………シュネルギアが1機。それにアペルギアがもう1機」
カタリナ:「私も……私も、何かできることがあるなら。お願いします、何か手伝わせてください」>エイジ
内海:「……この中学校の放送室は、瑞穂基地の管制室と同じ仕様になっている」>カティ
内海:「万が一の場合、シュネルギアのサポートができるように、ね」
カタリナ:「わかりました。……ジュライさんを、お願いします」一礼して放送室へ
GM/ジュライ:「急いで! この学校にある思念が集まって、門が開かれようとしている!」
内海:「――ある思念?」(携帯電話を取り出しつつ)
GM/ジュライ:「天使に命令できる存在……それはきっとあの男の子になってしまうわ!」>エイジ
内海:「ああ、いや。そうか」(頷く)
内海:「皆まで言わない方がいい、“ジュライ”――」
GM/ジュライ:「ええ、あとは任せるわ……」そういって、静かに気を失う。
内海:「その言霊は、きっと“彼”を引き寄せる」(囁きつつ、ジュライの傍に膝まづいて服を脱がせ、応急手当を開始)
内海:さらに、アクシアに通信。
内海:「――リヒトヴィッツ大尉」
GM/アクシア:『ええ、分かってるわ』
GM/アクシア:『……けど、聞かせてもらえる?』
内海:「よろしく頼む。機体の投下地点は校庭に。――何かな?」>アクシア
GM/アクシア:『貴方のために、私は何ができるかしら?』
内海:「そうだなぁ……。これが終わったら、夕食でもどう?」(軽い口調で)>アクシア
GM/アクシア:『エイジのおごりよ。楽しみにしてるわ』
内海:「ま、ついでに頼めるなら」
内海:「香夜と一緒に、0番機で待機しておいてくれ。――最後の頼みの綱は、アクシア。君だけだ」
内海:で、電話を切って、すっくと立ち上がる。
内海:「さてと。――今回も厄介なことになってきたねぇ」
GM:では、シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠