エンゼルギア研究所
†Testify Your Own / Angel Gear†

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Last Update/2012.02.05


◇ 第58話『女神、再臨』◇

「ああくそ、畜生! もうこんなのは沢山なのに!」
――榊刀真

 

ミドルフェイズ:シーン1/////
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「笑うミカエル」
 シーンPC:レオンハルト。

GM:関東平野。その地は帝都を抱え、ヤシマ=統一帝国でもっとも人口の多い広大な地域だった。あの日、ミサイルが落ちるまでは。
GM:――結界破損地域北東限、筑波山。そこが……天使が来る決戦の場所なのだ。
GM:AギアとLギア。レオンとトゥアレタ、ただ静かに出撃の命を待ち続けている。
GM/トゥアレタ:「レオン、準備はいい?発進後、すぐにインフォースクロスに入るわよ」
レオンハルト:「んー………」
レオンハルト:目を瞑っている
GM/トゥアレタ:「……ごめん、レオン。私、何か気に障ることした?」
GM:今回の任務が決まってからのレオンに、どこか不安を覚えているらしい。
レオンハルト:「やっぱりトゥアレタの匂いがしないとだめだなぁ」
レオンハルト:「やる気出ないよーーー」通信回線開いたまま
GM/トゥアレタ:「もう、すぐ一緒になれるわよっ! ……心も、ね」
レオンハルト:「ねぇトゥアレタ………」
GM/トゥアレタ:「ん、なぁに?」
レオンハルト:「イエーガー…寂しくしてないかな」
レオンハルト:ぽつりと
レオンハルト:「あいつ、トゥアレタみたいに寂しがり屋だし、へそ曲がりだし」
GM/トゥアレタ:「そこで見ててくれるんだから、頑張らなきゃ駄目よ。イェーガーに笑われちゃうわ」
レオンハルト:そうだね、と笑う
レオンハルト:「僕じゃないと使いこなせないじゃじゃ馬だし」
GM/トゥアレタ:「悪かったわねっ!」
レオンハルト:「いよーっし、いっちょかっこいいところ見せますか!」
ジークベルト:「準備は良いか、二人とも?」>レオン・トゥアレタ
ジークベルト:「今回の戦闘データは、他のギアにもフィードバックされる」
ジークベルト:「シュネルギアをいい子にするも悪い子にするも、君たちしだいだ。頑張ってくれ」
レオンハルト:「はーい、ジークさんいいですよー」
ジークベルト:「よし、予定通り行動を開始する。各自準備せよ」
GM/あやか:「CICより入電。ハッチ解放、よし。発進、いつでもどうぞ」
刀真:『視界内に敵影なし。こっちはちょっと先行しとくよ。レオン、委員長、早目に来てくれると嬉しいな』ノイズ交じりing
レオンハルト:「おっけい、刀真。今日は撃墜されるなよー」
刀真:『…善処します、はい』どんより。(笑)
GM/三穂:「現出予定時間、近づいてます」
レオンハルト:「はーい、んじゃ行ってきまーす」
GM/メイリィ:「いよいよアルね……」
レオンハルト:「メイリィ、しっかり尻を叩いてあげてよ」
レオンハルト:「刀真はメイリィが焚き付けないと、真面目に働かないんだから」
レオンハルト:自分の事は、どっかの棚に上げて
刀真:『む、そんなこと…』無い、とは言えないこの悲哀。
GM/メイリィ:「傍から見れば、レオンも似たようなものアル」にひひ、と笑う。
刀真:うんうん、と頷く。(笑)
レオンハルト:「そりゃあ僕とトゥアレタは相思相愛ですからー。ねぇ、ジークさん?」
GM/トゥアレタ:「はいはい、私語はそれまで。みんな、いくわよ」
レオンハルト:がしゃんがしゃんと発進
GM:Aギア、Lギア発進。空へと、落ちていく。
ジークベルト:「さて、しっかり頼んだぞ」Aギア、Lギアをモニター越しに見送りつつつぶやく
刀真:『了解、委員長。………あ、ジークさん』後半、Aギア&Lギアへの回線は切って。
ジークベルト:「どうした?」>刀真
刀真:『その…レオンたちの機体のエーテル濃度、なんですけど。…大丈夫なんですよね、理論上は』
刀真:確認するように、恐る恐る尋ねる。
ジークベルト:「大丈夫だ、計測地は前回データから変わっていない。あの機体は少々特殊だからな。

レオンハルト:目を瞑って意識を集中
GM/トゥアレタ:「レオン、しっかり合わせてね。インフォース・クロス!」
レオンハルト:「インフォース・クロス!」
ジークベルト:「それに、いざというときには君がいる。しっかり彼らを支えてやってくれ」>刀真
GM:どこまでも広い青い世界に光が溢れ、鐘の音が鳴る。本物の翼を持った女神が舞い降りる。
GM:その名は、『ANGEL GEAR』
ジークベルト:(あいつの「愛し子」を仇花にしないためにも……な)
刀真:『うん…じゃない。了解です。……それに、乗ってるのはレオンたちなんだ。大丈夫。きっと、何もかも上手くいく』
GM/あやか:「Aギア、Lギアの合体を確認。現状、問題ありません」
GM/トゥアレタ:「……くるわ」
GM:天界により近い世界で、エーテルの流れをしっかりとレオンとトゥアレタは感じている。
レオンハルト:「エーテルの流れがわかる」
GM/あやか:「エーテル係数、序々にあがっています。現出予測時間まで残り10秒」
レオンハルト:「………」
GM/あやか:「3、2、1……0! 時間ですっ!」
レオンハルト:目を開く
GM:天使の軍団が押し寄せる。

GM:――はずなのだが、世界は沈黙していた。
レオンハルト:「………」
GM/あやか:「あれ……?」
レオンハルト:エーテルの気流を感じ取る
GM:その瞬間、ANGELギアにエラーの嵐が奔った。
ジークベルト:「……エーテルレーダーに反応は?」
刀真:「………え?」握った拳は解けないまま。
レオンハルト:「! トゥアレタ、チェック!」
GM:レオンが感じたその中心点は……自分たちの機体。
GM/トゥアレタ:「う、うん! エーテル係数増大……場所は、え、嘘!?」
ジークベルト:「クッ、Aギア、Lギアのモニターチェック!」>あやか・三穂
GM:断絶。切り離されるレオンとトゥアレタの意識。
レオンハルト:「刀真、ジークさん、離脱を!」
レオンハルト:その言葉を最後に
GM/三穂:「確認しましたっ。天界の門、開いてます! 座標は……ANGELギアと同位置!!」
GM/三穂:「まさか。――憑依するつもり!?」
刀真:「レオン、委員長!」急加速。言葉に反し、機体を寄せようとする。無駄なこととわかっては、いるけども。
GM:ANGELギアはゆっくりとその翼を広げ……。
GM:ニタリ、と笑った。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン2 「天使の御心」
 シーンPC:刀真。
レオンハルト登場不可。

GM/三穂:「駄目です! パイロットと通信取れません!」
GM:ふぁさりと羽根が降り注ぐ。マサムネ2と対峙するその機体は……もう、味方ではない。
GM:絶対なる絶望の使者、『融合天使(エンジェル)・ギア』なのだ。
GM/メイリィ:「と、刀真、どうするアルか?」あまりの事態にメイリィですら困惑は隠せない。
ジークベルト:「警戒しろ、榊少尉!」
刀真:「わかってます、けどまだ2人が乗ったままですよ!?」
刀真:周囲を旋回。舞い散る羽の中を掻い潜るように。
ジークベルト:「今はあの機体を止めることだけを考えるんだ!」
刀真:「止める、ったって……ああくそ、畜生! もうこんなのは沢山なのに!」
GM:ゆっくりとエンジェルギアはマサムネ2を見据えて。
ジークベルト:「いいか、あの機体を止められなければ、我々もあの二人も助からない」
GM:―――見据えた瞬間には、肩を射抜かれていた。
刀真:「―――ぁ」
GM/メイリィ:「左肩部損傷! けど、まだいけるアル!! 刀真、とまっちゃダメっ!」
刀真:射抜かれ、砕けた肩。ジークとメイリィの声に突き動かされるかのように意識を現実へ。
刀真:「くそ…2人が、レオンと委員長が何処に居るかわかんないのか!? それさえ分かれば、この機体でだって…!」
刀真:紙一重でかわす、かわす。飛来する羽に時たま掠り、機体と身体に傷が増えてゆく。
ジークベルト:「コクピット内のモニターはできるか?」>あやか・三穂
GM/あやか:「いえ、大出力のケルンの前にこちらかの電波は全て遮断されています……」
GM/三穂:「今、瑞穂基地に救援を打電します!」
ジークベルト:「早速助けが要るとは……ね」
ジークベルト:「コードA−6を参照しろ、榊少尉。機体データを送信する」
刀真:「は、はい! …メイリィ、計算を。エンジェルギアのケルンに真正面からぶつかった場合、こっちの機体は?」
GM/メイリィ:「……計算でたアル。片手だけは、通せるネ。あとは……」目を伏せる。
刀真:「片手、か――」操縦桿から手を放し、握っては開き。握っては開き。
GM:連続する爆発。マルチタスク。確実にマサムネ2の逃げ場をなくしてゆく。
ジークベルト:「しっかりと戦闘データだけはコピーしているな」モニターを検証しつつ
刀真:「片手、片手。この手だけじゃ天界には届かないけど」
GM/メイリィ:「刀真、やりたいようにしていいよ。ワタシは……一緒」ヤシマ語で、メイリィは想いを届ける。
刀真:「そうだね。今は――」目を伏せ、深呼吸。回線越しに、ジークに一瞬だけ視線を送り。
刀真:「この手があれば、十分だ……!」急旋回。羽の嵐を掻い潜り、一矢はエンジェルギアへ。
ジークベルト:「寝ぼすけ達の目を覚ましてやってくれ」>刀真
GM:その意思を汲み取ってか、エンジェルギアは弾幕を展開。
刀真:ジークに頷いて見せ。視線はそのまま背後のメイリィへ。
GM/あやか:「!? 4番ケージのハッチにて爆発を確認。ええええ!?」
ジークベルト:「どうした!」
GM/あやか:「無人のイェーガーが動きました!」
GM:ドゥン!
GM:その弾幕を貫く道を創りし一撃は、イェーガーが放ったもの。
GM:マサムネ2の前に、道は開かれた!
ジークベルト:「イェーガーのS.Q.U.I.Dに反応は?」>あやか
GM/あやか:「――ありまえせん! 確実に無人です!」
ジークベルト:「分かった。継続してイェーガーのS.Q.U.I.Dをモニターしてくれ」
刀真:「――行ける!」
刀真:ミサイルの噴煙に紛れるように、マサムネ2がエンジェルギアに迫る。
GM/メイリィ:「刀真、今っ!」
刀真:「……届けぇッ!」
刀真:ケルンにぶつかる。機体が止まる。伸ばした拳は抵抗を受け、ヒビが入る。
GM:ケルンが迫る。マサムネ2の装甲を蝕んでいく。
GM:天使の悪意が、刀真の意思を蝕んでいく。
GM/メイリィ:「ぶちぬけぇぇ、アル!!」
刀真:痛い。痛いイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ―――
刀真:「――構うもんか。この程度…この程度で!」
刀真:また友達を消してなんてやるものか、と。心は叫び、掌を伸ばす。
ジークベルト:「いけるか……?」ケルンを貫こうとするマサムネ2を眺めつつ
GM:ドン。パリィン。
GM:マサムネ2の片腕がケルンを貫き……2人の乗るコクピットブロックをがっしりと掴む。
刀真:「装甲パージ! 離脱するよ、メイリィ!」
GM/メイリィ:「了解ッ! 緊急パージ、揺れるアルよ!」
GM:マサムネ2はしっかりとそれをつかんだ。
刀真:掴んだそれを放さぬよう、胸元にそっと――でも、しっかりと抱き締める。
ジークベルト:「回収準備しろ!」
GM:その瞬間に、エンジェルギアはケルンを凝縮。一点に集中させて。
ジークベルト:「来るぞ、対天使装備準備!」
刀真:疾(はや)く、出来るだけ疾く。“その点”から一歩でも遠くへ。
GM:――カッ!
GM:それは遠くへと放たれる光。
GM:地平線へと奔る光。
GM:エンジェルギアはそのまま深い眠りについた。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「再起動」
 シーンPC:ジークベルト。

GM:強大な力を振るったエンジェルギアは、そのまま地上に降り立ち、静止した。
ジークベルト:「エンジェルギアの反応は途絶えたままか」
GM/あやか:「今はエーテルを使い切った状態のようです。殻のような強固なケルンを展開して眠りについています」
GM/三穂:「活動再開時間の予測は、12時間後。パイロットは無事です。今は念のため医務室に運ばせましたが……」
GM/あやか:「マサムネ2の損傷も甚大です。ホルテンの設備では、12時間で直すのは……難しいかと」
ジークベルト:「瑞穂基地からの回答は? 支援なり補給なり欲しいところだが」
GM/三穂:「それが……エンジェルギアの攻撃で、基地機能がマヒしていると連絡が」
ジークベルト:「被害は?」
GM/三穂:「支援要請を受け、スクランブルに入っていた3番機がエンジェルギアの攻撃を受け止めて大破。アオリで破損した格納庫や滑走路、輸送機などの状況から、最低まる1日はアテにできません」
ジークベルト:「そうか。まず後方拠点と叩くとは、頭が回る」
ジークベルト:「――エンジェルギアのデータも再検討する必要があるな」
レオンハルト:ばーんと扉を開けて入って来る
ジークベルト:「体は大丈夫か、トゥルナイサー中尉」
レオンハルト:「はーーい、どうなってますかーん」にょろろーんとお気楽に
刀真:「………むしろこっちの方が重傷だ、って医務室で言われたんですがー」しょんぼりしつつ、レオンにやや遅れて入室。
GM/トゥアレタ:「れ、レオンっ。走って大丈夫なのっ」不安げについてくるトゥアレタ。
レオンハルト:ぴょんぴょん飛びはね
レオンハルト:くるっと一回転
レオンハルト:「まったく」
レオンハルト:「問題なし!」
レオンハルト:ずびぃっとジークを指差す
ジークベルト:「見てのとおりだ、引きこもって居眠りの最中だな」<エンジェルギア
レオンハルト:ポーズ固めたまま
レオンハルト:「突っ込み無しか…」
レオンハルト:「再起動まで半日ってところですか」
GM/トゥアレタ:「あの、いいでしょうか」
GM/トゥアレタ:「イェーガーが動いたって、本当なんですか?」ジークに向けて。
ジークベルト:「……事実だ。無人のままイェーガーは起動した」
レオンハルト:「……そっか。あいつ……頑張りやがって」
レオンハルト:「刀真も、ありがとね」
レオンハルト:ぽんぽんと包帯で巻いてある刀真の腕を叩く
GM/トゥアレタ:「……どうして、でしょうか?」
刀真:「レオンなら分かるんじゃないかな。僕には聞こえないけど、レオンはその……なんていうか」
刀真:「たまに、シュネルギアの声を聞いてる……って言うのかな」礼には頷きを一つ。痛みに顔をしかめながら。
レオンハルト:「イェーガーは、僕とトゥアレタが開発からずっと携わってるからね…」
レオンハルト:少し考え込む
ジークベルト:「イェーガーのOS誤作動の可能性もあるが……」
レオンハルト:「あいつなら、それくらいやったって不思議じゃないさ」
レオンハルト:へらっと笑う
GM/トゥアレタ:「そうね。私たちと一緒に戦ってきてくれた子だから」
ジークベルト:「……あるいはイェーガーV機関が関係しているのかもな」
刀真:「V機関の理論とかOSとかはよくわかんないけど…なんか羨ましいな、そういうの」曖昧に笑う。
レオンハルト:「なに言ってんの。マサムネだって、刀真のこと、すきすきすきーっていつも言ってるよ」
ジークベルト:「V機関とは、言うまでもなく天使核を素に動いている」
ジークベルト:「そして天使核とは、“天使”の魂そのものでもある」
ジークベルト:「今回のANGELギアの暴走も、イェーガーが無人で起動したことも、根っこは同じところにあるのだろうな……」
GM/メイリィ:「けど、どうするアルか? 事態は全く好転してないね」
GM:つん、と唇を尖らせてメイリィが口を挟む。
刀真:「……そーなのかな。むしろアイツは……あ、うん。……その、どうするんです?」
GM/メイリィ:「あれが”天使”になったことには、敵となったことは変わってないアル」
レオンハルト:ばっか、とメイリィの胸をつんと突付く
GM/メイリィ:「ひゃん!?」
レオンハルト:「僕も、トゥアレタも、メイリィも刀真も、ジークさんもあやかさんも、みんなぴんしゃんしてるじゃん!」
レオンハルト:「事態なんて、いくらだって好転させてみせる」
刀真:「……ピンシャンしてるから、その証としてけたぐり回していいかいレオン」えがーお。
レオンハルト:「いやぁ、ほら、怪我に触るよ、刀真」
GM/メイリィ:「なななななにするアルか!?」瞬動。ああ、今まで隠されていた奥義のコンボがレオンにっ(笑)
レオンハルト:「おぶっ!」
レオンハルト:壁にめり込む
GM/メイリィ:「ひどいアル! 刀真にも触られたことないのにっ!」
刀真:「……あーその、メイリィ。僕が言うのもアレだけど、ちょっとは手加減を……っていうかごめんなさいジークさんこれからちゃんと真面目に聞きますから」東洋の神秘・ドゲザー。
ジークベルト:「トゥルナイサー中尉には、イェーガーで戦ってもらう。出来るな?」壁にめり込んだレオンに表情一つ変えずに告げる(笑)
GM/トゥアレタ:「はい、大丈夫です。戦えます。大丈夫よね、レオン?」
レオンハルト:ほいっと立ち上がる
レオンハルト:「もちろん、出来ますよ」
レオンハルト:「僕とトゥアレタと、イェーガーなら」
レオンハルト:「どんな奴にだって、勝ってみせますよ」
レオンハルト:強い意志が篭った瞳
刀真:「……いやホント。前から思うんだけどさ、レオン」のっそりと立ち上がり。
レオンハルト:ん? と、刀真を見る
刀真:「君、動物係より委員長の方がよっぽど向いてるんじゃないかな」楽しそうな、そして羨ましそうな苦笑い。
レオンハルト:「なに言うのさ。疲れるじゃん」けたけたと笑う>刀真
刀真:「……なんだろ。今ちょっとだけ、委員長の苦労が分かったよーな気がする」ちょっとだけ視線を明後日に向け。
GM/トゥアレタ:「……まぁ、レオンはこれが一番だから。昔のあの時に比べれば、ね」少し大人びた笑みで、刀真に微笑む。
レオンハルト:「なんだよー、二人して僕が苦労して無いみたいな言い方するなよー」ぶーぶーと頬を膨らませて抗議>刀真、トゥアレタ
刀真:「(…幼馴染ってこういうモンなのかなー)」とまあ、内心思っておく。(笑)<レオン&委員長
ジークベルト:「さて、後はエンジェルギアのデータだが……。羽夜間博士とは連絡は取れたか?」
GM/あやか:「それが……機密に関わるとの返答でつなげられないんです」
ジークベルト:「……そうか」
GM/あやか:「博士個人への専用回線などであれば可能でしょうが……さすがにコードは非公開ですし」
レオンハルト:「ジークさん、博士に連絡取れないんですか?」
ジークベルト:「機密の名の下に通せんぼ、といったところだな」

ジークベルト:私は羽夜間個人の回線コードは知らないんだね>GM
GM:いや、知ってますよー。
GM:親友ですから!(笑)
ジークベルト:そうか、後で連絡とろう(笑)

刀真:「ホントのところ、僕らはどうすればいいんでしょう。倒せない、帰れない、それ以前に戦いにすらならない…かもしれない」
レオンハルト:「どうして、ANGELギアが暴走したのか………その理由がわからないと、ちょっと戦いたくないですね」>ジーク
ジークベルト:「そのあたりが攻略の鍵になるだろうな、天使の侵入経路を割り出そう」
レオンハルト:「あやかさん、頑張ってくれたら、あとでクッキーと紅茶差し入れしますよ」
GM/あやか:「了解しました。私たちも、頑張りますね」
ジークベルト:「君達が頼りだ、頑張ってくれ」>あやか・三穂
GM/三穂:「はい! 私たちも戦士ですから!」そういって笑顔で2人は作業へと戻る。
ジークベルト:「さて、あまり根を詰めてばかりいても、いい考えは浮かばない。英気を養うことも必要だ」>ギアドライバー達
レオンハルト:「さて、ジークさんもこう言ってるし…とりあえずなんか食べよっか」
レオンハルト:けろっと
刀真:「……君ってばホントに。ちょっと身体動かそうと思ったけど、チョコクッキーがあるなら同席させてもらおうかなー」
刀真:笑う。今はまだ、笑顔を。
ジークベルト:(さて、こちらはこちらで動くとしようか)
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「離脱」
 マスターシーン。

GM:銃声。銃声。
GM:被弾、太股を撃ちぬかれた男は……倒れるようにトレーラーへと乗り込む。
GM/羽夜間:「くッ、だが、この程度で……」
GM/羽夜間:「間に合ってくれ。……ジーク」
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン5 「接触」
 シーンPC:ジークベルト。

GM:行動を開始したジーク。舞台は、今、ここにある。
ジークベルト:「さて、とにかくにも誠吾に連絡をとらないとな」
ジークベルト:誠吾への接触を試みる
GM:専用のコードに応答がある。
GM/羽夜間:「……ジークか?」
ジークベルト:「つながったか。……どうしたその格好は」少し驚いた風に
GM/羽夜間:「なに、ちょっとお前の真似事をしてみただけさ。……私に繋ぐということは、何かあったのだろう?」
ジークベルト:「君の愛し子が少しグレてしまってな。保護者面談に来たわけだ」少し心配げに
GM/羽夜間:「やはり、お前の傍には私がいないとダメだな」くっくと笑う。
ジークベルト:「その言葉は痛いな」少し傷いたように(笑)
GM/羽夜間:「そうか……やはり、目をつけられたか」
GM/羽夜間:「あの機体は、天界の門が近い。Aギア、Lギアに搭載した天使核が常に共鳴しているからな……。そこを扉として現出すれば、いとも簡単に憑依されてしまう可能性は、あった」
ジークベルト:「……やはりな。天使核共鳴を介して憑依した、か。」
GM/羽夜間:「……あとの祭りだがね。すまないが、迎えに来てもらえないか?」
ジークベルト:「わかった、リムジンで送迎……というわけに行かないが、早急に迎えに行こう」
GM/羽夜間:「ポイントP36あたりまではきて……痛ッ!」
ジークベルト:「だから……あまり無理はするなよ。私には、君が必要だ」
GM/羽夜間:「そう思ってくれるなら、頑張れるさ。なるべく早くな。託したいものがある」
GM:ピ、と通信は切れる。
ジークベルト:「さて、少し荒っぽくなるな」愛用のエンゲルシュヴァルトを片手に部屋を出る

GM:数時間後。
GM:森林の中、ちゃちな偽装がされたトレーラーが止めてある。
GM:そのトレーラーに肩で息をしながら、羽夜間 誠吾はもたれかかって友を待っていた。
GM/羽夜間:「ジーク……よぅ」ぶっきらぼうに強がって挨拶。
ジークベルト:「昔からかくれんぼが下手だな」傷の手当てをしつつ
GM/羽夜間:「お前が見つけるのが上手すぎるんだよ」
ジークベルト:「少し出迎えが派手になってしまった」周りの惨状を横目に
GM/黒服:「―――そこまでにしてもらいましょうか」
GM/黒服:「部下たちをこれ以上、失うわけにもいきません」
ジークベルト:「無粋な男だな。友との感動の再会を邪魔しないで貰おう」
GM/羽夜間:「……悪いな。いつも迷惑かける」羽夜間は謝罪の言葉をつぶやく。
GM/黒服:「ジークベルト大尉、よく考えていだたきたい」
GM/黒服:「羽夜間博士は、私たちの機関の機密を独断で持ち出した……反逆者ですよ?」
GM/黒服:「貴方まで――あのお方に逆らうというのですか?」
GM/羽夜間:「子供たちを救いたいんだ。……そのためには機密など」
ジークベルト:「機密が何かは良く知らないが、貴様などにファーストネームで呼ばれる筋合いはない」
GM/黒服:「それは失礼しました、ノイマン大尉。けれども……今、それを出すには早すぎるのですよ」
GM/黒服:「分かっていただけますね?」銃口をジークの心臓へと、ターゲッティング。
ジークベルト:「貴様こそ分かっていないな。今この国がつぶれれば、将来の計画どころではなかろう?」
ジークベルト:「出し惜しみをして、このまま滅ぶのはバカのやることだ」
ジークベルト:自然体で立ち塞がる
GM/黒服:「………残念です、貴方は有能だった」引き金を引く指に、男は力を込めた。
ジークベルト:ふと、何気ない動作で右手が動く
ジークベルト:そして元の位置に戻る
GM/黒服:「ふ、何を……なっ!?」
ジークベルト:一瞬の後、男が銃ごと真っ二つに
ジークベルト:「大を生かすために小をあえて殺す。“あの方”がいつも言っていたことではないか」2枚卸しの男につぶやく
GM/羽夜間:「すまない……また罪を背負わせた」
ジークベルト:「なに、気にするな。君に貸しを作るのは、悪い気はしない」>誠吾
GM/羽夜間:「今、すぐ返すさ。ジーク、私は分かったことがある」
GM/羽夜間:「第四世代人間戦車など、本当は必要ないんだよ」
ジークベルト:「存在自体が、カムフラージュと?」
GM/羽夜間:「いいや、違う。それを教えてくれたのが……あのレオンという少年、トゥアレタという少女、そして……」
GM/羽夜間:「お前の口癖の、“シュネルギアを育てる”という言葉さ」
ジークベルト:「そうだな、シュネルギア自体、まだまだ発展途上だ」子供達の顔が脳裏に浮かぶ
GM/羽夜間:「そのための、『卵』だ。レオンとトゥアレタに、渡してやってくれ」
GM:コンコン、とトレーラーの積荷であるそのシェルを叩く。
GM:まるで鋼鉄の弾丸のような……丸いそれ
ジークベルト:「これが“卵”か」それを横目に眺めつつ
GM/羽夜間:「頼んだ、親友」昔、夢を語った時の顔で、にっと笑う友。
ジークベルト:「任せてもらおう。君の“子供”は必ず一人前にしてやる」
ジークベルト:「だから、傷を治してゆっくり待っていろ。すぐに済ませる」
GM/羽夜間:「ああ、分かった。鍵は、『インフォースクロス』。お前の考えた言葉さ……」
GM:静かに目と閉じて、浅い眠りにつく。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン6 「今が、その時」
 シーンPC:レオンハルト。

GM:ジークの帰りを待つ、ホルテンの中にあやかの悲鳴じみた報告が木霊する。
レオンハルト:「あやかさん?」
GM/あやか:「エンジェルギア、活動再開!? 予定時間より2時間も早いです!」
GM/三穂:「ジークベルト大尉もまだ戻られてないのに……」
レオンハルト:「…あやかさん、イェーガー出します。管制お願いします」
GM:見れば。
GM:ぴしぴしぴしと戦乙女の身を守っていたケルンが割れ、輝く翼を展開しはじめている。
レオンハルト:ぱんぱんと埃を払って立ち上がる。さっきまで胡座をかいて、おやつを食べていた。
刀真:『ちょっと待った。ここはちょっと先に行かせてもらうよ、レオン』
刀真:修理途中の機体、そのコクピットから通信で。
レオンハルト:実はレオンがこの場だと一番上官なんだぜ?(笑)
レオンハルト:「刀真、待って。僕がこの場じゃ最先任だよ」
GM/あやか:「!? レオン君……けど、現状じゃ到底勝ち目は……」
レオンハルト:「大丈夫、僕が勝てなかったときがありますか?」あやかに微笑む
GM/あやか:「ヤー・ヴォール。ちゃんと帰ってこないと、お姉さん怒るからね?」
レオンハルト:「メイリィ、刀真を抑えといて」
レオンハルト:「修理途中のマサムネ2を出すなら、イェーガーの方がまだましさ」
刀真:『…またそーやって。君ってば、いつの間にか僕より先に大怪我してるくせに』どこか辛そうに、笑う。
レオンハルト:「刀真はジークさんが帰ってくるまでここをしっかり守って」
レオンハルト:「あの人は必ず切札を持って帰ってきてくれるはずだから」
刀真:『了解しました、中尉殿』おどけた敬礼。
刀真:「……ごめんね、メイリィ。無理言って引っ張り出したけど、やっぱ口じゃ勝てないや」
GM/メイリィ:「仕方ないアルよ。本気になったレオンに勝てるのは、そうそう居ないアルね」
GM/トゥアレタ:「レオン、いつでもいけるわ。イェーガーもそういってる」
GM:すでにイェーガーへと乗り込んでいるトゥアレタが、通信で笑顔を見せる。
レオンハルト:「いよーし、トゥアレタ。じゃあ行こう」
レオンハルト:「あやかさん、ジークさんが戻るまで指揮はイェーガーから取ります。データリンクお願いしますね」
レオンハルト:きゅっと軍服の胸元を緩めて走る
GM/あやか:「了解。イェーガー、発進どうぞ」
GM/三穂:「マサムネ2は、左肩部の応急修理完了まで、発進準備のまま現状維持ねがいます」
レオンハルト:「シュネルギア・イェーガー、レオンハルト・トゥルナイサーいっきまっすよー」
レオンハルト:向かう途中で誰にも聞こえないところで呟いている
レオンハルト:「僕はヒーロー、僕はヒーロー、僕はヒーロー、僕はヒーロー」
レオンハルト:「僕はヒーロー…」
GM:そんなレオンハルトを、イェーガーの足元で出迎えるトゥアレタ。
GM/トゥアレタ:「レオン……ごめん」
GM/トゥアレタ:「私、ちょっとだけ怖い……このまま死んじゃってレオンと会えなくなるんじゃないかって」
レオンハルト:「大丈夫さ、トゥアレタ。ほら…」指差す
GM/トゥアレタ:「え?」
ジークベルト:では、機体に乗り込もうとするレオンの目の前に、軍用車でドリフトかまして飛び込んでくる(笑)
ジークベルト:「遅れてすまない。お土産はちゃんと持ってきたぞ」真面目な顔で(笑)
レオンハルト:「遅いですよ、ジークさん」
GM/三穂:「ジークベルト大尉!」
刀真:『遅いですよ、ジークさん。危うく今後一生レオンに頭上がらなくなるトコだったんですけど』
ジークベルト:「そう言うな。すぐにコレの準備にかかってくれ」荷台の“卵”を示しつつ
レオンハルト:「………卵?」
GM/トゥアレタ:「ジークさん……。そうね、やれることはきちんとやり遂げないと。レオン、もう泣き言はいわないわ! ――私も、頑張る!」
レオンハルト:「トゥアレタはそうじゃなくっちゃ!」
トゥアレタ:「レオンがヒーローなら、私はいっしょに戦うヒロインだもの!」
ジークベルト:「やる気に満ちた顔だな。その分なら大丈夫か」>レオン・トゥアレタ
レオンハルト:「で、それはなんですか? 僕的には朝食で見かけるゆで卵に見えるんですけど」

ジークベルト:この“卵”はどういったものでしょう?(笑)>GM
GM:発進後に発射してくれれば分かります(笑)

ジークベルト:「鍵は、『インフォースクロス』。アイツ……羽夜間博士からの伝言だ」>レオン
レオンハルト:黙って、ジークを見上げる
レオンハルト:「わかりました。ジークさん、指揮お願いしますね」
ジークベルト:「さて、ここが踏ん張りどころだ。各自締めてかかれよ」
GM/トゥアレタ:「さぁ、みんな、規則正しくいくわよ! 一秒でもずれたら承知しないからね!」
レオンハルト:「それじゃ刀真、行こうか」
レオンハルト:「勝って、二人で好きな子にいいところ見せようよ」
刀真:「おっけ。メイリィ、ちょっと無茶するけど……よろしく」ボロボロの機体を無理矢理、前へ。
GM/メイリィ:「仕方ないアルねぇ。刀真の無茶に付き合えるのはワタシくらいアルよ?」
GM:パンパン、と拳を鳴らして笑顔で刀真と一緒にマサムネ2へと乗り込むメイリィ。
刀真:「……あはは。メイリィとじゃなかったら、僕だって無茶なんかしてないと思うけど」互いに拳を打ち鳴らして。いざ、戦場へ。
ジークベルト:「頼んだぞ、この小さな希望をつぶさないためにも」発進するシュネルギアを見送りつつ
レオンハルト:「さぁて、トゥアレタの機嫌もやっと直ったことだし……。勝って来ますか!」
レオンハルト:ぐんと反動をつけて発進!
GM:では、シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠