■ミドルフェイズ/シーン3 「新型機、到着」
シーンPC:アレクセイ。 GM:夜――。国鉄古都駅。
GM:軍事用の特別ホームに、政宗から北陸経由で搬送されてきたシュネルギア:カゲミツが搬入されてくる。
GM:責任者の陸軍少佐曰く、輸送機の手配がつかず、やむをえず列車で運んできたとのこと。
GM:また、途中で“天使派”の襲撃を受けるも、撃退したと言う。
GM/陸軍少佐:「さぁ、あとはこいつをトレーラーに載せて弐条城まで運ぶだけですな」>アレク
佑人:「ここまで来れば一安心、か。早く運んでしまおう」>アレク
アレクセイ:「予定通りなら、ね。でも世の中、”予定は未定”ともいうから……」
GM/陸軍少佐:「なぁに、この“カゲミツ”はヤシマ期待の星。維馬篭中将もさぞお喜びでしょう」>アレク
アレクセイ:「……あの人も大概、何考えてるか解らないからねえ。ウチの司令といい勝負さ」
アレクセイ:陸軍少佐にぼやきつつ
GM/陸軍少佐:「しかし。明日の式典、楽しみですなぁ。江藤次官は美人ということですし」(うんうん、とうなづく)
GM:まぁ、そんなこんなで積み替え作業は滞りなく進んでいく。
沙羅:「このまま何もないといいんですけどね……。凍大丈夫?」(あくび交じり)
GM/凍:「…………くー」(ねてる(笑))>沙羅
佑人:「アレク、今のところ襲撃の気配はない、な?」小声で
アレクセイ:「大々的な式典に出る、新型機。その輸送で何も無い方がおかしいよ」
アレクセイ:「現にイェーガーやトラバントも、輸送中に奪取されたことがあるし」
佑人:「それを何事もなく運ぶのが君の仕事だろう? もう少し自信持てよ」>アレク
GM/陸軍少佐:「――初瀬中尉どのは、運搬途中の襲撃がある、とお考えで?」
佑人:「あって欲しくはないね」
佑人:「沙羅くんも大丈夫かい? ただ輸送するだけだから、休んでいてもよかったのに」
沙羅:「私よりもこの子が見たいっていってましたから」
GM/凍:「………………すー」(すやすや(笑))
GM:まぁ、けっこう待ったので凍はおねむモードになっている(笑)。
GM:トレーラーの後部座席で、こう、丸まって寝てる。
沙羅:なでなで
GM/凍:「……ふにゅ、沙羅…………」(すーすー)
アレクセイ:「時祭少尉たちに柄にも無い大風呂敷広げちゃったからね。 頑張らないと……」
GM/陸軍少佐:「――はぁ。なにやら実験部隊も大変ですなぁ」
GM:ふむ。ではアレク。
GM:<軍略>振ってみてください。難易度はとてもたいへん、というかまぁ普通気づかないので13(←酷い(笑))>アレク
アレクセイ:ではロゴスを6点消費してダイスブーストしておきますか。
アレクセイ:いや、訂正。ロゴス30点消費!!(笑)
アレクセイ:#39c4 <軍略>4 30個以上振って出なかったら泣くよ!?(笑)
●ダイス:Arec:39c4=18(3,3,2,4,3,1,3,5,3,2,5,5,5,5,5,5,6,2,6,5,6,1,5,2,3,
5,6,5,3,6,5,5,1,5,1,5,3,6,4)= 18
アレクセイ:あ、あぶなーい!?(笑) 18で成功
GM:アクシア『……アレク、いちおうこの件も調べといて。何も無いとは思うけど』
GM:という、たいちょーの言葉が。
GM:心臓に打ち込まれた釘のようにひっかかる。
GM:違和感。何もおかしくないはずなのに、逆にそれがおかしい。
GM/まどか:『報告によると、“天使派”の散発的な攻撃があったとかで……』
GM:そして自分で言ったではないか。……そのことに、なぜ自分は思い至らない?
GM:『イェーガーやトラバントも、搬送途中に奪われたことがある』と。
アレクセイ:「……初瀬中尉。周囲の警戒を怠らない様にしてくれ」
アレクセイ:陸軍少佐の動きにも注意しておくよ。
佑人:GM、G36アサルトライフル調達したい〜
GM:現在は戒厳中なので、判定無しで許可しよう>佑人
佑人:さんきゅ!
沙羅:凍起こします
GM/凍:「………………ん、ふあ。……おはよ、沙羅」(もぞもぞ)
佑人:「沙羅くん、凍くん、こっちにおいで」
GM/陸軍少佐:「――? どうされました、中尉どの?」>アレク
アレクセイ:「カモがネギしょって歩く、って云うんだよね。ヤシマじゃこういう状況のことを」
GM/陸軍少佐:「はぁ。言っていることが良く分かりませんが」
アレクセイ:「……おかしいと思わないかい? こんな状況で誰も仕掛けてこないって」
GM/陸軍少佐:「ですな。……だが、それは古都の警戒態勢を恐れてのことでは?」>アレク
アレクセイ:「例えば、さ。……スパイが既にここにいたりしたら、面白いよね?」
GM/陸軍少佐:「はっは、それは、笑えませんなぁ……」
GM:瞬間、銃声。
GM/陸軍少佐:「――がはっ」
アレクセイ:「やっぱり、そう来たかッ!?」
GM/凍:「………………」(硝煙を立ち昇らせている、ワルサーP99)
GM:射殺された、陸軍少佐の手には拳銃が。
GM:で。いつの間にか前方に見慣れないジープやら民間車両やらがわらわらと。
沙羅:「やはり来ましたね」
沙羅:伝ってコクピットへいくのは無理だよね。
GM:ちょっと難しいかな。<運動> 難易度6で>沙羅
佑人:「アレク! 運転かわれっ!」
アレクセイ:「ああ、安全運転で頼むよ少尉!!」
佑人:「アクシアよりは落ち着いて走らせるさ! 舌、噛むなよ」>アレク
アレクセイ:「ヤシマ陸軍も腐敗してるなぁ……。佐官クラスの人間が裏切る軍隊なんて、ぞっとするね」
GM/凍:「…………佑人。……それ、貸して」<G36>佑人
佑人:「ああ、使い方はわかるね? ……気をつけて」
GM/凍:「………………任せて」(頷き、がしゃこんとセイフティ解除)
アレクセイ:「さっきはありがとう。助かったよ……って、うわわっ!?」
アレクセイ:凍に礼を言ったところで、急発進するトレーラーに揺られ。
GM:そのままトレーラーの荷台に出て、バララララっ、と応射し始める八坂凍。
沙羅:「もう1丁ないの?」
佑人:「沙羅くんはカゲミツへ。あれがやつらの目標だ!」
GM/凍:「…………沙羅。……今のうちに、コクピットに!」(バララララッ)
沙羅:「その方がよさそうだね」
GM:じゃあ、佑人は<回避>振ってもらおうかな(笑)。
GM:難易度はひみつで。
佑人:ひみつかぁ……じゃあ限定解除しないとなぁ
GM:だららららッ! と凍の応射に数倍するSMGやらロケット弾やらの雨。
佑人:普通にキャラの肉体だけでいいんですよな?<回避
GM:うむ。今回はタダのトレーラーなので、キャラとして判定してください>佑人
GM:沙羅も判定頼むぜ。
沙羅:ロゴス9点使用で<運動>を1→4,ダイス11個追加します。
沙羅:#16c4
●ダイス:Sara:16c4=11(3,3,4,6,2,1,6,4,1,3,3,4,6,3,5,5)= 11
沙羅:11成功
GM:ちっ、楽勝だなぁ……(笑)。
佑人:肉体は5なので……回避を+1して、ダイス+9で行ってみようか
佑人:#14c4 ロゴスは12消費
●ダイス:Yu_to:14c4=10(3,6,1,1,4,5,3,2,5,6,1,3,2,4)= 10
佑人:#4c4 限定解除分
●ダイス:Yu_to:4c4=3(4,2,5,2)= 3
佑人:13こ成功で、HP4減らす
GM:うむ。OK。
GM:では、佑人の運転と凍の活躍で、連中を振り切って友軍のもとへとたどり着くことができた。
佑人:「アレク、凍くん、沙羅くん……生きてるかい?」ぎゃりぎゃりっと急ブレーキをかけつつ
GM:――だが。沙羅は何もしていない。否、できなかった。
GM:そう、それは……。
GM:有り体に言えば、この機体がそもそもシュネルギアでは無いからであり。
GM:沙羅1人の力では、「この」第三世代人間戦車を起動することができないからでもある。
GM/凍:「………………ん、大丈夫」>佑人
沙羅:「大丈夫ですけど……、一人じゃ手に負えないですよこれ」
アレクセイ:「……おっかしいなぁ。先輩の話じゃ、式典だと単座起動させるって事だったんだけど」
GM/凍:「………………」(無言で、頬や太股のかすり傷を自分手当て開始)
沙羅:ぶっこむの辛そうなので素で判定しよう
沙羅:#4c1
●ダイス:Sara:4c1=1(4,3,1,3)= 1
GM:ロゴス3点、いっとく?(笑)>沙羅
沙羅:いきますw
GM:うい。では沙羅はこの感触に覚えがある。――この機体は、シュネルギアではない第三世代人間戦車。
GM:すなわち、フーファイターだ。
GM:外装は“カゲミツ”そのものではあるが。
アレクセイ:PDAを立ち上げて”カゲミツ”のスペックを確認しよう。
GM:それはだらららっと出てくる<スペック
アレクセイ:GM。最近になって再建された例の機体と似通ってません?(笑)<スペック
GM:ああ、この機体のスペックを調べるのか。
GM:まず、中身はフーファイター。
GM:装甲はカゲミツとほぼ同じ形だけど、鋳鉄かなんかの模造です<スペック調査>アレク
GM:ちなみに、沙羅。このコクピットはシュネルギアのそれを模しただけの仮設のものだ。
沙羅:「これ、何の冗談です?」
アレクセイ:「X−1と同じ――いや、混ぜものの部品が無いぶん、こちらの方が純正品か」
佑人:「アレク? どうしたんだ?」
アレクセイ:「やられたよ。こいつは羊の皮を被った狼だった」
アレクセイ:PDA端末の画面を見せよう
GM:ただね、アレク。
GM:さっきの<軍略>の余禄で言うと、政宗基地を出た時は、この機体は確かに真正の“カゲミツ”であったことも間違いは無い。
GM:政宗基地がまるごと“天使派”であれば話は違うが、さすがにそれも無い。
アレクセイ:「恐らくどこかで……政宗基地を出てから、摩り替えられたんだ。ご丁寧に仕様書や機体のデータごと、ね」
GM:物言わぬ骸のはずの陸軍少佐が――笑っているようにも、見える。
佑人:「つまり……カゲミツは、やつらの手に……ってことか」
アレクセイ:「まるで、『気付いて下さい』と言わんばかりに手懸りを遺してる。……どういう事だ?」
アレクセイ:「事件の黒幕は、何を考えている―――?」
GM:それは違うぞアレク。
アレクセイ:おお。どこか認識違いが。
GM:本来なら、この陸軍少佐が明日の式典の駐機位置に重機でこの機体を運ぶ予定だった。
GM:だから、ここでアレクが陸軍少佐を疑わなければ、誰にも疑われずに、この機体は式典会場に搬入されていたはずだ。
GM:そして――プログラム的には、早朝に機体の再チェックなど行うことにもなっていない。
アレクセイ:つまり、張子を被ったフーファイターを知らずに動かす事になっていた、か……。
GM:いえす、ざっつらい。
アレクセイ:「アクシア先輩。 ほんと、今回は雑用だけじゃ済みそうにないですよ……」
アレクセイ:陸軍少佐の死体を見やり、エンドで。
GM:蛇足だけど、沙羅も本気で起動させようとしたので、気づいたと<コクピットの仕様
沙羅:「で、どうするんです? このガラクタ」
GM:それについてはシーンを用意します。つかフラグ立ったぜ(笑)>沙羅
GM:では、シーンエンド。 |