■ミドルフェイズ/シーン3 「机上の戦い」
シーンPC:まどか。 GM:基地のどこかで、壮絶な特訓が行われている頃……。
GM:まどかは管制室に篭っている。
GM:ずらーっと並べられたデータ。
GM:その解析が行われている。
GM:幽霊のように、写真に映るのは鴉のような翼の、黒い……シュネルギアのような機体。
GM/アクシア:「どう、まどかちゃん。進んでるー?」
まどか:「ライブラリ展開。類似する機体を照合……と。こんなぼんやりしたシルエットだけじゃ、頼りないですよ」
まどか:前半は独り言、後半はアクシアに。
GM/アクシア:「……んー、やっぱり厳しいか」
GM/アクシア:「まどかちゃんの記憶力が頼りなのになー……」うにうにと髪をなでなで
まどか:「どこかで……。どこかで見た気がするんですよね」
GM/アクシア:「……あるの?!」
GM/アクシア:「はけー、はくのだー」
まどか:ゆんゆんと灰色の脳細胞がフル回転。類似する機体を照合していく。
まどか:という訳で、れっつ<情報処理>(笑)
GM/アクシア:「……はい、ガソリン」傍らにココアを置く。
GM:ごーごごー
GM:難易度は秘密で。
まどか:よし、ロゴスを5点使ってダイスをブーストしておきますか。
まどか:#12c4 <情報処理>4
●ダイス:Madoka-s:12c4=7(2,4,6,5,5,6,3,4,2,2,4,6)= 7
まどか:達成値は7。さあどうだ。
GM:一番似ているのは……シュネルギア・ベーシック
GM:いや、何処かしら……全ての機体に似ている気がする。
GM:全てを兼ね備えている? そんな嫌な直感が在った。
まどか:「この装甲曲面はイェーガーでしょ、こっちの装備はトラバント……。機体のフォルムから推定できる推力は、ベルセルク並み?」
まどか:「……フェイクにしても性質が悪いわ。 冗談でしょ、こんなの?」
GM/アクシア:「この翼の部分だけはオリジナルね……まぁ、かつて我々人類が想像してた天使に近いとも言えるかしら」
まどか:「デッドコピーでもフェイクでもなければ……本当にオリジナルで“コレ”なんだと思います?」
GM/アクシア:「……そーね」
GM/アクシア:「フーファイターでも無いんなら、シュネルギアなんじゃない?」
まどか:「―――ノイエ・ギア?」 ぴーん!!
GM/アクシア:「……ピンポーン! ……かな?」
GM/アクシア:「と、いうか。現状ではそう考えるのが妥当だと思うわね」
GM/アクシア:「最悪の場合は、土竜狩りしなきゃね〜」
まどか:「八幡重工の造り上げた5機目が存在するのか、合衆国がノイエ・ギアのデータを許に作った新造品か……どっちにせよ、ラクな相手じゃないのは判りましたよ」
GM/アクシア:「実際、ツバサの乗ったカゲミツがズンバラリンされてるからね。だからナビかドライバー載せろってゆってんのに」(ぶーぶー)
まどか:「……連中、以前の式典でパワードアーマー装備の“タイフーン”持ってっちゃってるんですよねえ。 そっちのデータも反映されてたらヤだなぁ……」
まどか:冗談みたいな出力、冗談みたいな兵装。冗談みたいな重装甲、高機動。
GM/アクシア:「まぁ…そん時はそん時よ!」
まどか:これが事実ならとんでもない……と、冷や汗。
GM/アクシア:「まどかっち、忘れないでね」
GM/アクシア:「私達の武器を」
まどか:「こころ、ですか?」
GM/アクシア:「さっすがー」むにむに
まどか:「以前、榊班長が言ってたのの受け売りですけどね」苦笑しつつ。
まどか:「『使い手の魂の篭らねェ兵器はただの凶器。そんなのは毒にしかならねェよ』って」
まどか:堅物の整備班長の物真似をして、微笑む、
GM/アクシア:「あんまり似てないわねぇ、日々精進よー?」
まどか:「……ちょっと光明、見えてきましたね。 頑張らないとっ」
まどか:言って、ノイエ・ギアの過去の戦闘データを洗い出し始める。
GM/アクシア:「がんばってね、まどかちゃん」
GM/アクシア:「ちゃんとできたら、ご褒美にチューしてあげちゃう♪」
まどか:「了解で――ぶわっがはっごほ、げへっ」
まどか:去ってゆくアクシアの背中に、ココアを吹き出して咽るまどかの声が聴こえる、ってとこで(笑)
GM:シーンエンド。 |