エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第64話『Night of Storm』◇

「ちゃんとできたら、ご褒美にチューしてあげちゃう♪」
――アクシア・リヒトヴィッツ

 

ミドルフェイズ:シーン1/シーン2/シーン3
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「漆黒の堕天使」
 シーンPC:操久朗。

GM:窓から差し込む、太陽の光が嫌になるくらい眩しい。
GM:君は今、取り敢えずと言う事で医療棟のベッドの中にいる。
GM:その隣には、メイリィもいるが……彼女の方が元気が有り余っているらしい。
操久朗:「ふむ……大事ないか、メイリィ」
GM/メイリィ:「何時になったら出て行って良いアルか! いい加減寝疲れたアルッ」(きっ)
操久朗:「まあ、落ち着け。時には休むことも肝要だぞ?」
GM:どうやら、成す術無く叩き伏せられたのが癪に触ったらしい
GM/メイリィ:「休んでる暇があったら、あいつを倒す方法を考えるネ、操久朗」
操久朗:「やれやれ……しかし、やられっぱなしが癪に障るのは俺も同じだがな。さて、如何にしてヤツを討つか」
GM/メイリィ:「まずはアレあるヨ」
操久朗:「む?」
GM/メイリィ:「と言うか、ワタシたちが遭遇した唯一の手掛り」
GM/メイリィ:「銃みたいな……あ〜」
GM/メイリィ:「宙に浮ぶ銃アル」
GM:取り敢えず見たまんまだ。
操久朗:「アレか……トラバントの類だろうな。恐らくは」
GM/メイリィ:「式神あるか」
まどか:「その話、おねーさんにも詳しく聞かせてくれるかな?」ひょこっと病室に登場
GM/メイリィ:「まどかアル。デバガメある。ノックくらいするアル」
操久朗:「似たようなものだろう……と、瀬名女史。御機嫌よう」ぺこりと一礼
まどか:「あのね、操久朗クン? 軍隊だからってそーやってプライベートでも線引きをするのは良くないよ?」<女史
操久朗:「む、これは失礼。大先生との生活が長い故に。許されよ」
まどか:「……まーいいわ。それより、二人が遭遇した“空飛ぶ銃”の話ね。詳しく聞かせて欲しいんだけど」
GM/メイリィ:「そうアルねぇ……リボルバーっぽかったある」
GM:まず、カゲミツが実機と交戦した形跡がある。
GM:が、それ以外は殆ど視認すら出来ていない。
操久朗:「カゲミツ……天野か。天野を相手し、そしてこちらをもトラバントで……しかも双方を圧倒か」ふぅむ、と嘆息
操久朗:「アレのことですか。いきなり遭遇して落とされたので詳しいことは判りませんが……私見ながら、トラバントの類かと」
操久朗:「そちらでは、何か分かったことは?」
まどか:「トラバントジステムの? ――赤石山脈に出現した天使兵と同系統の能力かしら。確か6番機との戦闘データがここに……」
まどか:かたかた、かたかた、と。プロフェッショナルな手際で過去の戦闘データを検索、今聞いた話と照合してみる。
GM:そうですね、情報処理辺りで判定を。
GM:目標値は2ですよん
まどか:ふむ。じゃあ普通に振ってみよう。ダメならチットで成功数を買えばいいや(笑)
まどか:#7c4 <情報処理>4
●ダイス:Madoka-s:7c4=6(3,3,4,5,3,3,3)= 6
GM:うはぁ(笑)
操久朗:おおw
まどか:情報処理と管制のプロフェッショナルの面目躍如です。えっへん(笑)
GM:ではですね、非常にトラバントジステムとの相似性が見受けられます。
GM:どこかで情報が漏れたのか、とすら思える出来だ。
まどか:「類似タイプは―――奇襲攻撃を主眼に置いているとしたら、IIIの方か……でも、IVやVIの性能も複合している可能性が……」ぶつぶつ
GM/メイリィ:「あーゆーのは苦手アル」
GM/メイリィ:「アレには如何対処すれば良いあるか、マドカ?」
GM/メイリィ:「ほら、そーくろーもお願いするアル」
操久朗:「ふむ……まどか女史、何か対抗策は見つかりましたか」
まどか:「そうは言っても、トラバントジステム自体、“攻略された”事が無いのよねぇ……」
GM/メイリィ:「がーん!アル」

まどか:「ま、ひとつアドバイスをするとしたら……。『目に視えるモノに頼るな』って事かしらね」
操久朗:「確かに……これといって欠点がないのが利点ですからな。ならば、俺たちの方の性能を上げるしかないか……」ぶつぶつ
GM/メイリィ:「……スピード一番ある」
GM/メイリィ:「勝負は一瞬ッ!」
まどか:「トラバントジステムは――物凄く間合いの広い武器なのよ。拳にもなれば、飛び道具にもなる」
GM/メイリィ:「特訓ヨ、特訓!」>操久朗
操久朗:「まあ、落ち着け。まどか女史の話を聞いてからでも遅くはあるまい」
GM/メイリィ:「操久朗は老成しすぎアル〜ッ!」
操久朗:「ははは、誉め言葉として受け取っておこう」メイリィの頭なでなで
GM/メイリィ:「……うーっ! うーっ!」ぢたぢた
まどか:「如何に敵――便宜上、“エンゼルカノーネ”とでも言いますか。コレの変幻自在の攻撃を凌ぐかは……」
まどか:「操久朗クンの格闘センスにかかってると思っていいわね」
操久朗:「成る程……。不意打ちとはいえ、反応も出来ずに落とされたのは俺の未熟。鍛錬せねばなりますまい」
GM/メイリィ:「と、とかにくっ! 特訓アル! 羽村ーッ もう行くアルからネ!」
GM:脱兎の如く、彼女は操久朗を振り切った(笑)
まどか:「如何に敵の間合いを制し、一撃を叩き込むか。これは生身でもシュネルギアでも基本は変わらないハズよ。キミたちなら、出来るわ」
操久朗:「―――心得た」力強く頷き、自分もまたベッドを降りて外へと
まどか:「……さて。ハッパをかけた以上、おねーさんとしてはちゃんとフォローはしなくちゃね」
まどか:去っていく二人を見やり、病室を出よう。
GM:では、シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン2 「特訓 それは勝利への証」
 シーンPC:律。

GM/凍:「……」
GM:射撃練習場に、篭る少女が一人。
GM:その少女が的にしているのはダミーの鴉。
GM:かちかちかちと、薬莢が床に落ちていく。
GM:ガチャリッ
GM/凍:「………………ジャムった」
GM/凍:「………………」じーっ
GM:っと、君を見ている凍。
律:「凍……。えーと、何?」視線に気が付き射撃を止める
GM/凍:「…………なんでも、……ない」
GM/凍:「…………もっと、……こう」いきなり近くにきて、彼女は君の銃撃を補正する。
律:「なんでもないって顔してな……えう?」
GM/凍:「こうしないと、上手く私と合わない」
律:「こっ凍っ!?」直ぐ近くまで近づいた顔にどぎまぎする
GM/凍:「………………?」なに? とばかりきょとり
GM:じーっ。
律:「あ、うん……僕もなんでもないよ」顔を真っ赤にして視線を逸らす
GM/凍:「だから、違う。…………こう」ぎゅっ。
律:「うっうん……」どこかカクカクした動きで凍に言われた通りに
GM/凍:「………………しっかり、脚を……開いて」
GM/凍:「……腰を落とさなきゃ、…………駄目」
律:「判ってるよ、それはこの前教わったから……こうだったよね?」しっかりと腰を落として標的に狙いをつける
GM/凍:「………………そう、上手」
律:「あっ。ありがとう」引き金を絞る
GM/凍:「………………これなら、私と、……律は大丈夫。……あの鴉に勝てる」
律:「うん、自信は無いけど僕だけじゃないんだから……負ける気もないよ」
GM/凍:「ん。………………誰か、来る」
GM:つい、と彼女の意識が練習場の外に向く。
律:「えっ……あっ……誰だろう?」つられて
GM/メイリィ:「いるアルか〜、凍〜?」
律:「あ、メイリィさん……」
GM/凍:「………………炒飯……」
GM/メイリィ:「む、ちょうど良いある。律も手伝うアル」
律:「炒飯?」きょとん
GM/凍:「………………」(こくん、と頷き)
律:「ああ、そうなんだ…」>凍
GM/凍:「………………」(こくこく)
律:(何なんだろう、謎だ……。っと)
律:「何ですか、僕に出来る事なら手伝いますけど?」
GM/メイリィ:「これを撃つアルね、律!」
GM:でーんと取り出しますは、リボルバー銃。
律:「リボルバー? なんでまた?」
操久朗:「メイリィ、そこにいたのか……ふむ?」と。現れてみよう
律:「あっ、操久朗……さん」操久朗の顔を見上げる
操久朗:「律に凍か。精が出るな」
律:「えっええ……操久朗さんも、もう体の方は良いんですか?」
GM/メイリィ:「あんなの怪我の内にはいらないアル。ね、操久朗?」
操久朗:「まあ、そんな所だ。メイリィが騒ぐのでな、おちおち寝ても居られん」くくく、と苦笑
操久朗:「まったく、良い迷惑だよ」笑いながら
律:「そうなんですか…」改めて操久朗の顔を見上げる。15になれば自分は此れだけの余裕をもてるんだろうか。
GM/メイリィ:「取り敢えず、ワタシが発射の瞬間を見切るネ、操久郎」
操久朗:「今回の敵の武器が、それに良く似ているのだ」
GM/メイリィ:「操久朗はそこで見てるといいある。さぁさぁ、撃って来るアル」
律:「あっはい、手加減しませんよ?」>メイリィ
GM/メイリィ:「さぁ、来るアルね、律!」
操久朗:「気をつけろよ、メイリィ」
GM/メイリィ:「多少なりと、相棒を心配する素振くらい見せるアル!?」( ´Д⊂ヽ
操久朗:「ははは、それだけ信用しているということだ。誇ってもいいんだぞ?」
律:「じゃあ、行きます!」構えを気にするより相手の動きに合わせて撃つ
GM/メイリィ:「……ッ……。うー。後で操久朗もやるアルよー!」
GM:と言う所でシーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「机上の戦い」
 シーンPC:まどか。

GM:基地のどこかで、壮絶な特訓が行われている頃……。
GM:まどかは管制室に篭っている。
GM:ずらーっと並べられたデータ。
GM:その解析が行われている。
GM:幽霊のように、写真に映るのは鴉のような翼の、黒い……シュネルギアのような機体。
GM/アクシア:「どう、まどかちゃん。進んでるー?」
まどか:「ライブラリ展開。類似する機体を照合……と。こんなぼんやりしたシルエットだけじゃ、頼りないですよ」
まどか:前半は独り言、後半はアクシアに。
GM/アクシア:「……んー、やっぱり厳しいか」
GM/アクシア:「まどかちゃんの記憶力が頼りなのになー……」うにうにと髪をなでなで
まどか:「どこかで……。どこかで見た気がするんですよね」
GM/アクシア:「……あるの?!」
GM/アクシア:「はけー、はくのだー」
まどか:ゆんゆんと灰色の脳細胞がフル回転。類似する機体を照合していく。
まどか:という訳で、れっつ<情報処理>(笑)
GM/アクシア:「……はい、ガソリン」傍らにココアを置く。
GM:ごーごごー
GM:難易度は秘密で。
まどか:よし、ロゴスを5点使ってダイスをブーストしておきますか。
まどか:#12c4 <情報処理>4
●ダイス:Madoka-s:12c4=7(2,4,6,5,5,6,3,4,2,2,4,6)= 7
まどか:達成値は7。さあどうだ。
GM:一番似ているのは……シュネルギア・ベーシック
GM:いや、何処かしら……全ての機体に似ている気がする。
GM:全てを兼ね備えている? そんな嫌な直感が在った。
まどか:「この装甲曲面はイェーガーでしょ、こっちの装備はトラバント……。機体のフォルムから推定できる推力は、ベルセルク並み?」
まどか:「……フェイクにしても性質が悪いわ。 冗談でしょ、こんなの?」
GM/アクシア:「この翼の部分だけはオリジナルね……まぁ、かつて我々人類が想像してた天使に近いとも言えるかしら」
まどか:「デッドコピーでもフェイクでもなければ……本当にオリジナルで“コレ”なんだと思います?」
GM/アクシア:「……そーね」
GM/アクシア:「フーファイターでも無いんなら、シュネルギアなんじゃない?」
まどか:「―――ノイエ・ギア?」 ぴーん!!
GM/アクシア:「……ピンポーン! ……かな?」
GM/アクシア:「と、いうか。現状ではそう考えるのが妥当だと思うわね」
GM/アクシア:「最悪の場合は、土竜狩りしなきゃね〜」
まどか:「八幡重工の造り上げた5機目が存在するのか、合衆国がノイエ・ギアのデータを許に作った新造品か……どっちにせよ、ラクな相手じゃないのは判りましたよ」
GM/アクシア:「実際、ツバサの乗ったカゲミツがズンバラリンされてるからね。だからナビかドライバー載せろってゆってんのに」(ぶーぶー)
まどか:「……連中、以前の式典でパワードアーマー装備の“タイフーン”持ってっちゃってるんですよねえ。 そっちのデータも反映されてたらヤだなぁ……」
まどか:冗談みたいな出力、冗談みたいな兵装。冗談みたいな重装甲、高機動。
GM/アクシア:「まぁ…そん時はそん時よ!」
まどか:これが事実ならとんでもない……と、冷や汗。
GM/アクシア:「まどかっち、忘れないでね」
GM/アクシア:「私達の武器を」
まどか:「こころ、ですか?」
GM/アクシア:「さっすがー」むにむに
まどか:「以前、榊班長が言ってたのの受け売りですけどね」苦笑しつつ。
まどか:「『使い手の魂の篭らねェ兵器はただの凶器。そんなのは毒にしかならねェよ』って」
まどか:堅物の整備班長の物真似をして、微笑む、
GM/アクシア:「あんまり似てないわねぇ、日々精進よー?」
まどか:「……ちょっと光明、見えてきましたね。 頑張らないとっ」
まどか:言って、ノイエ・ギアの過去の戦闘データを洗い出し始める。
GM/アクシア:「がんばってね、まどかちゃん」
GM/アクシア:「ちゃんとできたら、ご褒美にチューしてあげちゃう♪」
まどか:「了解で――ぶわっがはっごほ、げへっ」
まどか:去ってゆくアクシアの背中に、ココアを吹き出して咽るまどかの声が聴こえる、ってとこで(笑)
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠