エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第66話『フェスティバル・パニック!?』◇

「……粉ものの魔術師の本領発揮ですね。らじゃーです!」
――司鏡紀央

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 天使兵との戦いの最前線となっている瑞穂基地。
 だが、戦士たちにも時には休息が必要である。

 地域住民との交流と基地の面々の休息を兼ねて行なわれる事になった基地祭『瑞穂祭』。
 突然のお祭りに湧き立つ少年少女たちだったが、イベントの時に限ってトラブルは絶えないもので……。

「焼きそばの屋台で使う食材、足りないんだけど?」
「っかしーわねえ。引渡しの時はちゃんと数あってたわよ」

 基地内で起こる、謎の物品紛失事件。
 それに輪をかけるように、頭痛の種がやって来る……。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第66話
 『フェスティバル・パニック!?』

「テレビヤシマの七尾梓でーす!! 今回は天使との戦いの最前線、瑞穂基地を取材させていただきまーす!!」


シナリオハンドアウト
▼PC1 里見 圭一  ギアドライバー/シューター
 ナビゲーター:八坂 凍
 ダーザイン:【七尾梓からの興味】
 テレビヤシマの若き女性リポーター。基地祭の取材ということでやって来た彼女だったが、基地の面々の私生活に興味は尽きないらしい。
 特にキミは彼女に目をつけられたようで、何かと付き纏われるハメになってしまった。
「ねえねえ。ちょっち教えて欲しい事があるんだけど、いーかなぁ? 基地のみんなの休日の過ごし方なんだけど――」
 お祭りは楽しみだけど、この人だけはどうにかならんだろうか……?

▼PC2 宇佐 清海  ギアドライバー/コンダクター
 ナビゲーター:司鏡 紀央
 ダーザイン:【基地祭からのしがらみ】
 基地と瑞穂市民の協力の下に行なわれるイベント、『瑞穂祭』。
 その準備を円滑に執り行うように計らうのがキミの仕事なのだが……。基地祭の為に用意した物資が次々と紛失する事件が起こるのが、悩みの種だ。
 何とか無事に解決して、ゆっくり祭りを堪能できるようにしなければいけない。

▼PC3 神宮寺 カッツェ  指揮官
 ダーザイン:【ヴィヴリオからの支配】
 TV局の取材スタッフの存在を、ヴィヴリオはあまり快く思っていないようだ。基地の面々がTV局の連中の前で何か失態をやらかさないか―――これが一番心配らしい。
『ヤシマ全国ネットで瑞穂基地の失態が報じられれば……どうなるか、わかるな?』
 やたら迫力満点だったヴィヴリオの言葉を思い出す。
 トラブルが起こらないように、取材スタッフと基地の面々をよく監視しておかなければ……。


自己紹介
圭一:「こんにちは。里見圭一……えっと、少尉です。お迎えに上がりました」
圭一:戦争なんて別世界の出来事に過ぎなかった、ごく普通の少年だった。
圭一:ごく普通の中流家庭に育ち、取り立てて特技があるわけでもない。
圭一:ただ、生まれながらに黒い天使核を持っていたという、それだけの理由で軍籍を帯びることになった。
圭一:当初は戸惑ったものの、今では慣れてしまった気がする。それに……
圭一:ナビゲート席に彼女がいる。彼女と出会えたことは、本当にうれしい。
圭一:ダーザインは【凍からの信頼】【合衆国からの憎悪】【七尾梓からの興味】【カッツェからの親近感】
圭一:以上の4つです。[EoF]

清海:「どうも。宇佐清海言います。あんじょうよろしゅうに」
清海:「こちらでは、六番機のドライバーをやらせてもろとります。ええ、さいです。うち、古都のほうの出ぇですよって」
清海:「ま、切った張ったはちょう、苦手ですけどな。空の上ぇおった時間はそれなりやし、芸もあります。お役に立ちますよ?」
清海:「き……ええ、司鏡中尉には、ようしてもらって。まあ、流儀が同じようやから、息も合うてくる言いますかね……」
清海:「あー、紀央ちゃん、今行くさかい、ちょう、泣かんと待っといてやー(ひらひらと手など振りつつ)」
清海:でっかいメガネ(+みつあみor新王国結び)がトレードマークのギアドライバー。陰陽部養成所の出身で、遁行術を得意とする。
清海:年齢十五歳、身長高め(160代中盤くらい?)、害のないセクハラ常習犯。若いのに。搭乗機体は六番機"トラバント"。
清海:初期ダーザインは【自己からの執着】、【司鏡紀央からの幸福感】。
清海:シナリオダーザインとして【基地祭からのしがらみ】、PC間ダーザインとして【里見圭一からの不快感】を取得しています。
清海:以上。今晩はよろしくお願いします。

カッツェ:「あ、硬くならんでえーよ。神宮寺カッツェや。少佐ってことになっとるはず」
カッツェ:「……しかしあれやね、この基地はほんまよりどりみどり……あ、いや、気にせんときーな(にひひ)」
カッツェ:「まあ当面、アンタらが天使さんを倒すんを後ろから助けるゆー立場になる訳やね」
カッツェ:「あ、今のうちにゆーとくわ。世の中にはぎょうさん不思議なことがある。なんでウチの作戦もまー、そーした不思議現象のひとつ思うてくれると助かるわ。あんま疑問に思わんほーが巧くいくで、たぶん」
カッツェ:「ま、ともあれよろしゅーな」
カッツェ:いつの間にやら瑞穂に配属されていた胡散臭げな小隊指揮官。
カッツェ:「無意識下で行われている超演繹能力」――傍から見れば「カン」としか思えない判断を元に采配を振るう究極の右脳派。
カッツェ: 一見すると下手なモデルが裸足で逃げ出す金髪碧眼美女だが、その正体はセクハラオヤジな魂を持つ浪速オンナだったりする。
カッツェ:初期ダーザインは部下からの期待&自己からの執着
カッツェ:シナリオダーザインはヴィヴリオからの支配、PC間ダーザインはうさきよからの腐れ縁です。
カッツェ:以上です。
カッツェ:それではみなさん、本日はよろしくお願いいたします。


■オープニングフェイズ/シーン1 「瑞穂祭広報局長任命」
 シーンPC:カッツェ。

GM:ある日。ちょっとした用があるとの事で、ヴィヴリオの執務室に呼び出されたカッツェ。
GM:あの大佐のことだから、今度は一体どんな用事を言いつけられるやら――などと考えつつ、扉を叩く。
カッツェ:「神宮寺少佐、出頭しましたわ〜」
カッツェ:そこはかとなくやな予感はしてますが、おくびも出さずにしれっとしてます。
GM/ヴィヴリオ:「――わざわざ済まなかったな。まずはこれを見てくれ」
カッツェ:「あ〜、なんです、これは?」目を通しながら
GM:大佐殿が取り出した書類には、こうある。
GM:『地域振興企画“瑞穂祭”開催に関する起案書』、と。
GM/ヴィヴリオ:「以前から一部の基地職員の間で開催が企画されていたモノだ。貴官も知っているだろう?」
カッツェ:「あーあーあー」と納得したような顔の後
カッツェ:「非常に楽しみにしております」真顔で
GM:軍事基地と市民との共生に、市民との相互理解を深めるのは不可欠――ということで。
GM:基地を一般解放、瑞穂市民や基地関係者による出店のほか、様々なイベントを2日間ぶっ通しで行なうものだ。
カッツェ:「ギアドラん子たちも、色々楽しみなことしとるみたいですし、お祭り好きおおいでっからなぁ、ここは」
GM:街中でドンパチをやらかしていることについて、市民の皆様にちょっとご機嫌取っておこうかなー的な発想も無くはないのだが、それは心の中の棚のひとつにしまっておこう(笑)
GM/ヴィヴリオ:「色々あってこの起案が通る事となった。だが、開催にあたって問題がひとつあってな」
カッツェ:「……うあ、なんかやーな予感すんのですけど、かなりおっきな問題ですやろか、それ?」
GM/ヴィヴリオ:「――TV局が、基地の取材にやって来る」
GM:声のトーンを2オクターブほど落として言う大佐殿。どよーんという雰囲気がぴったりだ。
カッツェ:「へ、テレビ屋さんが?」
カッツェ:むーっと考え込んで
GM/ヴィヴリオ:「取材に訪れるテレビヤシマは全国ネットの放送局だ。そんなところにメディア慣れしていない子供たちへの取材が来れば――どうなるか想像がつくだろう?」
カッツェ:「あー、ちゃう意味で一躍スターがごろごろ出てまいそうでんな」たはは、と
カッツェ:(脳裏に浮かぶ「カメラが捉えた決定的瞬間集」:笑)
GM/ヴィヴリオ:「ああ。祭りというイベントの雰囲気も手伝って、浮き足立った挙句失態を晒し、それが全国に流されれば……笑い事では無くなるぞ、少佐」
GM:そもそも、以前の広報キャンペーンもいろいろ問題ありまくりだっただろう、とため息。
カッツェ:「むー、確かにここは色々上ん人に睨まれてますさかい……えーいじめの材料にされますわな――向こう10年くらいは」
GM/ヴィヴリオ:「察しが早い軍人は好きだよ、少佐。そんな訳で貴官には、彼らの動き――いや、彼らが来た事による基地内の変化に注意を払ってもらいたい」
カッツェ:「つまりあれですか、ウチは当日ハメを外す連中が、タガまで外さんよーに監視せーと」
GM:カッツェの返答にうむ、と頷くヴィヴリオ。
カッツェ:「むー」とちょっと難しい顔で
GM/ヴィヴリオ:「もう一度言うぞ。取材スタッフと基地職員の動きに注意を払え。――これは厳命だ」
GM/ヴィヴリオ:「特に問題は子供たちだ。いいな?」
カッツェ:「つまり、それだけでえー訳でんな? テレビ屋さんの前で、「良い少年兵士が働いてる画(え)」を作ったりはせんでえーと?」
カッツェ:にやにやと。真顔で言うにはちとまずい内容なので。
GM/ヴィヴリオ:「せっかくの祭りだ。羽目を外さん程度に監督するくらいにしてやれ」微笑
カッツェ:「了解ですわ」にやにやしたまま敬礼を。
GM:何だかんだ言って、この大佐殿も“瑞穂祭”を楽しみにしているのかも知れない――。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「基地祭」
 シーンPC:清海。

GM:“瑞穂祭”の出店により、管制塔周辺はにわかに活気付いていた。
GM:焼きそば、綿アメ、タコ焼き、金魚すくいに射的にくじ引きと、色んな店が並んでいる。
GM/レオン:「よってらっしゃーい見てらっしゃーい。かわいいヒヨコがいっぱいいるよー」
清海:「〜♪」目を細めてりんごあめしゃぶりつつ。
GM/まどか:「わざわざ裏方の方を手伝ってもらっちゃってごめんね、二人とも」
GM:今回の“瑞穂祭”で清海と紀央は、出店の物資の取り扱いを請け負う管制班へと助っ人に赴いていた。
清海:「恨みますで、まどかさん。出店でけとったら、粉物の魔術師と呼ばれたウチの腕前を披露できとったいいますに」うー。泣きまね。(笑)
GM:そう。情報処理の腕利きが揃う管制班で普通に物資の発注と引き渡しをするだけの仕事に、なんで人手が足りないのかというと………。
GM/響:「ありゃ、丁度いーとこに。なぁ、昨日貰った材料だけじゃ焼きそば足りねーんだけど?」
GM:訓練された手つきでお好み焼きを焼きつつ、清海を呼び止める響。
GM/伊音:「うむ、このままでは瑞穂祭が終わる前に材料が尽きてしまうぞ。……む、腕を上げたな響。今の返しは良かった」
清海:「あー、ちょい待ってな、響くん。……紀央ちゃん、やっぱ足りひん?」
GM/紀央:「……はい。おかしいです、清海さん。引き渡しの際に確認した数は間違いないですよ?」
GM/まどか:「材料の数はこれこれこうで……うん、この数で間違いないわよ?」
清海:「んー、おかしなあ。帳簿の方もズレはないみたいやし……あ、ちょう、ええ?」段ボールのなかを覗き込み。
GM/響:「見ての通り、残弾僅少。マジで足らないんだけど、どうにかなんねえ?」>清海
GM/秀吾:「ちょう待った! それよりこっちの話が先や。たこ焼き用のタコが足らんねん。そっち先にしてんか?」
GM:響の向かいで、やはり訓練された手つきでタコ焼きを焼いている少年も同じ用件のようだ。
清海:「ちょい待ちな。アレ足りひんのはいくらなんでもおかしいで? ウチ、全部確認しとってんねんから」>もりさきくん
GM/響:「いや、だって足らないモンは足らないんで」
GM/伊音:「むろん、客が予想より多くて――というワケでもない。概ね、事前に貰った資料に見合った人出と見ていいだろう」
カッツェ:「あー、なにがなりたててんねん。声出しても食材は歩いてこんのやで?」と、登場を
カッツェ:「ないならないでなんとかする。口は動きつつだすもんや。んで『なに』が『なんで』足りないんや?」>うさきよ
GM/響:「まさか、ねずみか何かがこっそりとか……?」
GM/秀吾:「ンな訳あるかいな。――さては橘。お前、味で勝てんからいうてなんかしよったな?」
GM/響:「そんな事するかぁー!! 大酒の大味のタコ焼きなんざ願い下げだ!!」
清海:「ああ、神宮寺少佐。それが、どうも、引き渡した後に抜かれとるとしか思えんのですけど……」
GM:バチバチと火花を散らす少年二人を尻目に、オニ少女ふたりは呆れたり、おろおろしたり(笑)
清海:「オイコラ、チョイ待ちな響クン。もう一回言ってみぃ?」にっこり。(笑)
カッツェ:「むー、つまりたりるはずんが足りのーなったと」うさきよと話ながら響にそこらへんの硬い何かを投げてぶつけます(笑)
GM/響:「あたッ? いや。大味なの嫌いなんだよオレ。せめて明石焼きとかなら……」びくり(笑)>清海
GM/伊音:「大味が好みでないのは同感だ。――さて、響と守崎のことはともかく。……少佐、これは由々しき事態かと」
清海:「せやねえ……ふっつーに考えれば、基地ンなかに物盗りが出入りしとうっちうことになりよりますし」
カッツェ:「んー、んやねー。祭りなんやから多少はどんぶり勘定になんのはしゃーないけど。知らん間にのーなるんはおもろないわな」
GM:物盗りか、それとも何かの計算間違いか。
GM:今度の“瑞穂祭”は、思ったより大変なことになりそうだ。
清海:「……とりあえずやね、ああいうたーけたこと言わせとけひんんし、この面倒ごとなんとかしよか?」響を横目でぎろっと見てからこう。(笑)>紀央ちゃん
GM/紀央:「……粉ものの魔術師の本領発揮ですね。らじゃーです!」(式札さらさら)
GM/響:「うぇ? ちょ、ちょっとカンベンしてくれーっ!?」
GM:シーンエンド(笑)


■オープニングフェイズ/シーン3 「レポーター、突撃!」
 シーンPC:圭一。

GM:“瑞穂祭”に活気付く瑞穂基地上空を、シュトルムとカノーネ――2機のシュネルギアが舞う。
GM:圭一と凍は“瑞穂祭”で行なわれる公開模擬戦闘の訓練を行なっていた。
圭一:「見て、凍。すっごい人だ」
GM/凍:「…………人が……顆粒みたい」
GM:ぼそり、と呟く凍。でも圭一には解る。彼女は予想外の人出に、驚きを隠せないようだ。
圭一:「ホントに。……さ、これだけの観客の前で下手なところは見せれないし。気合入れていこう!」
GM/アクシア:『はいそこっ!! 余所見してていーのかなっ?』
GM:どぅんどぅん!!とカノーネからの砲撃がシュトルムを襲う。
圭一:「打ち合わせどおり……さすがだな、アクシア隊長」
圭一:申し合わせの通りに機体を揺らし、避けていく
圭一:「今度はこっちから……凍、ちゃんと模擬弾になってるよね?」
GM/凍:「模擬弾と確認――圭一、3時の方向から射撃!!」
GM/アクシア:『流石ね。……でもちょっとはアクシデントも必要よ、ねっと!!』
GM:打ち合わせにない88oライフルの一斉射!!
圭一:「!? 上昇っ!」
GM:矢継ぎ早に撃ち出される88o模擬弾を上昇、旋回して躱す。
GM/凍:「………………圭一、こっちからも反撃。……やられっぱなしは、ちょっと嫌」
圭一:「酷いや、申し合わせどおりの演舞でって言ってたのに……。凍、こっちもやり返す!」
圭一:「ライフル照準はそのまま。機関砲で牽制する。次、隊長が撃ってきたタイミングで、一気に詰めるよっ」
GM/凍:「……了解。…………カノーネにターゲットロック。……いつでも、行ける!」
GM:反撃を繰り出そうと、トリガーを引こうとしたその時。
GM:パラパラパラパラ―――というローター音とともに、一機のヘリが鋼の巨人の戦場に割って入る。
圭一:「え……? あのヘリ、民間機……?」
GM:機体には『お茶の間に娯楽のデリバリー☆テレビヤシマ』というロゴマークが(笑)
圭一:「まずい、凍! 巻き添え食らったら、あんなヘリなんてひとたまりも……」
GM:でまあ、そこから工事用ヘルメットにスーツ姿の女性が身を乗り出して――何かを捲くし立てている。
GM/梓:「皆さん、こんばんわ。テレビヤシマの七尾梓です。今日はあの瑞穂基地上空からレポートをお届けし――ひゃあっ?」
GM:今しも機関砲を発射しようという姿勢のシュトルムを目に、ちょっと驚くレポーター。
圭一:身振りで離れるように指示>ヘリ
圭一:「凍っ、割り込む! 衝撃に備えて!」
GM:「ご覧下さい。あれが我がヤシマの防人、泣く子も黙って天使も逃げ出す、瑞穂基地のシュネルギアです!! あ、今手を振りました。手を!!」
GM/アクシア:『……圭一クン。その行動はもしかして、アタシがヘリを堕とそうとしてるとか思ってる?』<割り込み
GM:微っ妙〜な声音のアクシアの声が響く。呆れているやら怒っているやら、といった風情(笑)
圭一:「そうじゃなくても、一時中止を申し入れますよっ! 万が一があったら、隊長も始末書じゃ済みませんよっ」
圭一:「なんだってこんなところに民間機が入ってくるんです!」
GM/アクシア:『アタシに言われたって知らないわー。神宮寺少佐にでも訊いてよ』
GM:アクシアにとっても、予想外のアクシデントだったらしい。
圭一:「あの人に聞いたって『う〜ん、なんとなく?』っていうに決まってるじゃないですかー」
GM/アクシア:『とにかく民間機に通信入れて。……うー、頭、痛い』
圭一:「……僕がやるんですね、了解」げんなり
GM/凍:「………………ご苦労様、圭一」
圭一:「凍、チャンネルをオープンに。あのヘリと回線繋いで」
GM/凍:「………………了解。……チャンネル同期終了。通信回線、開く」
GM/梓:『いやー、流石にシュネルギアは凄いですねー。……あれ? 通信チャンネル、開いちゃってます?』
圭一:「こちら瑞穂基地所属、人間戦車2番機。ここは民間機の飛行は禁止されています、管制に従って直ちに着陸してください」>ヘリ
GM/梓:『こ、子供っ!! 皆さん、大スクープです。シュネルギアにはなんと子供が乗っているのです!』
GM/梓:『あの伝説のアイドルバンドは、プロパガンダでも何でもなかった! この七尾梓、命に代えてもお茶の間の皆さんに真実をお届け――』
圭一:「……あの、聞いています?」
GM/梓:『訊いてるっていうかぜひこっちが色々訊きたいというか! なんでシュネルギアに乗ってるんですかー?』
GM/凍:「………………馬耳、東風……」
圭一:「……だね」
GM/梓:『あ、どうせなら地上に降りて色々訊いた方がいいですよねっ☆ それじゃパイロットさん。滑走路へGO!!』
圭一:「えーと、とりあえず……。降りよう。もう、プログラムもしっちゃかめっちゃかだし……いいですね?」>アクシア隊長
GM/アクシア:『そうねー。……もう、日程押してるのにグダグダじゃないのっ!』
GM:基地祭というイベントを控え、突如としてやってきた台風がひとつ。
GM:お祭りへの楽しみもそこそこに、圭一の胸に一抹の不安が過ぎったのだった。
圭一:「明日はオフらしいけど……はぁぁぁ(溜息)」
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠