エンゼルギア研究所
†Testify Your Own / Angel Gear†

■サイト内検索

- Powered By Google -


■はじめに

■メインコンテンツ
研究所掲示板
エンゼルギア考察
▼天使大戦用語集
▼巫女ナビ推進委員会
TRPG用データ集

■オンラインセッション

■その他

Written by Japanese ONLY
(C)2003-2012 Souma-Seien.
All Rights Reserved.
back to Main

(C)2003 Inoue Jun'ichi
/ FarEast Amusement Research Co., ltd
(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE

Last Update/2012.02.05


◇ 第70話『光、天使より……』◇

「剣術はお姉ちゃんので間に合ってますー」
――草薙詩音

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 町で出逢った一人の少年。
 その邂逅は偶然などではない、そう運命。
 今、統一帝国親衛隊兵器開発局第13実験部隊に襲い掛かるのは
 合衆国海兵隊第81独立機動群、通称“ANGEL PAIN”。

 運命を定めるといわれる、「漆黒の夜天使(ブラックライラ)」の異名を持つエースパイロットに率いられた――天使兵を使用した作戦を行わず、潜入工作員及び、少数のフーファイターライダーを主構成とした特殊小隊である。

 今、夜天使が定めたる運命の三矢は何を射抜くのか。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第70話
 『光、天使より……』―― ANGEL PAIN I

「さーて、じゃあ始めますか。慎ましやかにね」


シナリオハンドアウト
▼PC1 薔薇原 槻助  ギアドライバー/ファランクス
 ナビゲーター:トゥアレタ・クレーリオン
 ダーザイン:【ルカ・セレーネからの関心】
 街で出会った不思議な少年。
 彼は自分の名をルカと名乗った。
 偶然の出会いではあったが、再びどこかでまた会うような、そんな予感がした……。

▼PC2 鳴神 紅夜  機械化兵
 ダーザイン:【漆黒の夜天使からの挑戦】
 幾度となく、貴方の前に現れる漆黒の戦闘機。
 漆黒の夜天使(ブラックライラ)、そう名乗る合衆国のエースパイロット。
 積極的にこちらの機体を落とすわけでもなく、未だその目的は不明であるが、いつまでも野放しにしておける存在ではない。

▼PC3 ジークベルト・ノイマン  情報将校
 ダーザイン:【草薙詩音からのお願い】
 最近、この瑞穂のデータベースに外部から不正にアクセスしているものが居るらしい。
 草薙詩音はそう切り出した。
 これが意味する事は分かっている。
 正規任務とは異なるが、自分を頼ってきたものを無下断るわけにも行かない。
 むしろ、これは少々調べてみる必要があるだろう……。


自己紹介
槻助:「予備の薔薇原 槻助です。まぁ、別に覚えなくていいです」
槻助:「色々と、仕方ないことばかりじゃん。この世界ってさ」
槻助:「オレすけが一番、どうしようも仕方ないんだけど」
槻助:茶髪、黒瞳の14歳の少年。クラスはギアドライバー/ランチャー。
槻助:我慢、無気力、そして自分の異常に苦悩する少年。
槻助:ダーザインは【トゥアレタからの同情/2】【借金取りからの執着/2】【家族からの期待/2】【ルカ・セレーネからの関心/2】【鳴神紅夜からの母性愛/2】以上。
槻助:よろしくお願いします。

紅夜:「………んぅ? ああ、自己紹介」
紅夜:「ヤシマ陸軍少佐、鳴神紅夜。以後よろしくー」
紅夜:「ま、おばさんに任せときゃなんとかなるから、気楽に行こう」
紅夜:「あ、この角、変? ま、フツーの人はないか2本あるか、だからね。気にしない気にしない」
紅夜:「んじゃまあ、こんなトコで」
紅夜:何か考えているようでいて実はあんまり脳味噌使ってないアペルギア乗り。
紅夜:戦闘方面にパラメータが突出している為に戦闘マシーンのような見方をされる事もあるが、
紅夜:基本的に子供好きで悪戯好きで気は優しくて力持ちな人。
紅夜:旦那との間に子供が出来なかったからなのか、自分より年下の兵士達を実の子供のように見ている節がある。
紅夜:オニの血を濃く受け継ぐため角があるが、紅夜のそれはなぜか一本しかない。
紅夜:ダーザインは【ヴィヴリオからの信頼/2】【愛する人からの純愛/2】【漆黒の夜天使からの挑戦/2】【ジークベルトからの食傷/2】
紅夜:以上。宜しくお願いしますー。


ジークベルト:「G3大尉ジークベルト・ノイマンだ」
ジークベルト:「戦局はいよいよ厳しいものとなってきたが、各々が持てる力を十分発揮し、一層奮起してもらいたい」
ジークベルト:「(苦笑して)とりあえず、難しいことは我等大人に任せて、思いっきり暴れて来い」
ジークベルト:統一帝国人とヤシマ人のハーフ。統一帝国籍であるが、生まれも育ちもヤシマのため、そのメンタリティはヤシマ人のそれに近い。
ジークベルト:しかし、幼年兵として幼い頃から統一帝国のために働いてきたため、その忠誠心に疑問を差し挟むものはいない。
ジークベルト:ダーザインは【統一帝国からの信頼/2】【維馬篭代胤からの期待/2】【G3からの信頼/2】
ジークベルト:加えて【草薙詩音からのお願い/2】【薔薇原槻助からの敬意/2】、以上。
ジークベルト:それではよろしくおねがいします。

■オープニングフェイズ/シーン1 「ましろいとき」
 シーンPC:槻助。

GM:駅の商店街の辺りをぶらぶらと歩く槻助
GM:こうしてみると、人通りは少ないし、空いてる店も少ない。
槻助:「面倒くさいなぁ……」
槻助:「生きるのって」
槻助:ちょっとだけ空いた空白の時間を利用し、非生産的な時間を消費する。
GM:そんなふうに非生産的な時間を消費していると、前方に見慣れない、というよりは不思議な人影を見つける。
槻助:「……んぃ?」
GM:その銀髪と、深い蒼の瞳は明らかにヤシマのそれではなく、躰には大きなマントを羽織っていた。
槻助:「……ヘンなのがいる」
槻助:「おい、そこな方。なにしとーぅ?」
GM:遠めにもそれ程大きくないと見えることから同じくらいの年齢だろう。
GM/??:「……………」
GM:無言で、地面の上を滑るようにこちらへ歩いてくる。
槻助:「……な、なんだよ」
GM:そして一言も発しないまま、槻助の脇をすれ違い………
GM:囁くように話しかけてきた。
GM/??:「………キミがヤシマの……だね。あの人から話は聞いているよ………」
槻助:「!?」抜けていく旋律をとどめておくこともできず。
槻助:「あ、おい、オレすけが何さ?なんなのさ?」
GM:「ふふ、知りたいのかい?」
槻助:「そう聞かれると、どうでもよくなってくるけどなぁ」
槻助:「まぁ、仕方ない。知りたいさ」
GM/??:「そうか」すこし微笑んで
GM/??:「でも、僕から話す訳には行かないんだ。ルール違反になっちゃう」
槻助:「お前、最ッ高にワケわかんねー」口を歪ませる。
槻助:「名前くらいは教えろよ、マント」
GM/ルカ:「僕の名前か……そうだね、ルカ。ルカ・セレーネでいいよ。じゃ、またね薔薇原君」そう言って歩き去る。
槻助:「ルカ・セレーネ。……最悪だなぁ」
槻助:「男じゃないですか」
槻助:そろそろ割りのいいアルバイト(射撃訓練)の時間なので、基地へと歩みを向けて。
GM/ルカ:「ふふふ、そうだね」姿はなく、返事だけが風に乗って聞こえてきた。
槻助:「オレすけ、仕方ない1号」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「漆黒の夜に天使が」
 シーンPC:紅夜。

GM:特に変わったこともない、いつも通りの夜間哨戒。
GM:だが、今夜の哨戒地域はちょっといわくつきらしい。
GM:最近、「なにか」が出るという
GM:レーダーにも映らない。赤外線も引っかからない。オマケに音もしない。
紅夜:「何かって何かなー、おばけか妖怪か脱走兵かー」妙な節つけつつ愛機を飛ばせる
GM:と、突然無線が入る。
GM/??:「こんばんはー、お元気かな?」
紅夜:「はいはい、こちら鳴神ー。暇ー」ダルげに
GM/??:「突然ですが、この無線は何処から入っているでしょうか?」
紅夜:「んー……? 瑞穂じゃないの?」
GM/??:「ざんね〜ん! 正解は……………すぐ横からです」
GM:と同時に紅夜のすぐ隣りに一機の戦闘機が現れる。
紅夜:「……おう?」くい、と横を向いて
GM/??:「はろ〜〜」コクピットの遮光版を上げて手を振ってます。
紅夜:「……えーと、どちらさま?」かく、と首かしげ
GM/??:「改めましてこんばんは。合衆国のヒトですが」
紅夜:「……はあ。合衆国……っ!?」不意に我に返って戦闘態勢に
紅夜:じゃきん、と刀を抜き。
GM/ブラックライラ:「『漆黒の夜天使』って聞いた事あるかな?」
紅夜:「……噂くらいは」きゅ、と顔を引き締めて
GM/ブラックライラ:「それはなにより。まぁ、今日の所は挨拶だけなんで、また今度ゆっくり遊びましょか」ニッと笑うのが見えた気がした。
紅夜:「待て……っ!」そこに斬り付けるが……惜しくも逃げられ
GM:遮光版を下げると、その機体は空間に溶けて消えた………
紅夜:「ち……っ」刀を下げ、油断なく周囲を見回して
GM:レーダーはおろか、戦闘機の騒音も、目視さえ痕跡は無し。まるで幻かのように消えてしまった。
紅夜:「………………むぅ、逃げられた」3分経過。シリアスモードから一条さんモードへと移行。ぷしゅん。
紅夜:「あーあー、瑞穂基地応答願う。こちら鳴神、合衆国の所属と名乗る未確認機と遭遇。逃げられましたー」
紅夜:といいつつ、
紅夜:「……次は、斬る」一瞬だけシリアスモードになった後、ぷしゅんと元に。以上で。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「最終兵器・妹系」
 シーンPC:ジークベルト。

GM:目の前と横には山のように詰まれた、報告書の山。
ジークベルト:「…………」黙って報告書の山を見上げる(笑)
GM:その中に一つ、どう見ても報告書には見えない書類(?)が一枚。
GM:『緊急の用ありにて至急相談したし 草薙詩音』
GM:どうでもいいが、枠を無視してべったりと筆で縦書きは如何なものか。
ジークベルト:「……19点。毛筆の使い方がなっていない」その書類(?)を眺めつつ
GM:数十分後、結局気になって詩音の元へ来たジーク。
ジークベルト:「よく来たね。まあ座るといい」にこやかに(笑)
GM/詩音:「えーと……じゃあ」ちょこんと座る。
ジークベルト:お茶とお菓子を出しつつ自分も座る。
GM/詩音:「な、なにかありましたでしょうか?」
ジークベルト:「さて、あの落書き……もとい、書類のことについて聞かせてもらおうか」世間話をしているように気楽な表情で尋ねる(笑)
GM/詩音:「え……書類?」視線が上に右に左に……そしてジークに。
GM:しばし後、手を叩く。
GM:詩音:「ああっ!」(ぽん)
GM/詩音:「そうそう、ちょっと見て欲しいものがあったんです…………。わ、忘れてたわけじゃないですよ?」
ジークベルト:「思い出してくれて助かったよ。これでただのいたずらなら、足腰立たなくなるまで剣術の特訓を施したくなるところだったから」表情はあくまでにこやかに(笑)
GM/詩音:「剣術はお姉ちゃんので間に合ってますー。ちょっとこれを見て欲しいのです」
ジークベルト:「ふむ……」眺める
GM:それは基地のデータベースへのアクセスログ。
GM:巧妙に偽装しているが、専門のものが見れば明らかに外部からのアクセスが見られる。
ジークベルト:「…………ほう、これは」ログを眺めつつ
ジークベルト:表情が瞬間鋭くなる
ジークベルト:「侵入者、か。さてはて」
GM/詩音:「何ていうか……明らかにこちらの弱い所を知ってて、そこから、って感じなのです」
ジークベルト:「瑞穂基地全体のセキュリティを見直す必要があるかもしれないな」少し天を仰ぎつつ
GM/詩音:「それに、この痕跡の消し方はわざとですよぅ、わ・ざ・と。きー!」
GM/詩音:「これは、挑戦ってヤツですよ。舐められっぱなしでいいのですか」
ジークベルト:「いずれにせよ、放って置けるものでもないな。ありがとう、よく知らせてくれたな」なでなで
GM/詩音:「わーい」撫でられて素直に喜ぶ。
ジークベルト:「さて、それでもうひとつ聞きたい」
GM/詩音:「はい?」
ジークベルト:「このログを君はどこで入手した? 通常の職員でも簡単には入手できないこれを」にこやかに微笑む表情は変わらずに(笑)
GM/詩音:「…………えへへ〜」とりあえず笑ってみる。
ジークベルト:「先生に教えてみなさい。今なら怒らないから」にこにこ
GM/詩音:「お、お仕事ですから?」
ジークベルト:「……15:00に剣道場に来なさい。特別にお相手してあげますから」ちょっと怖い笑顔で(笑)
GM/詩音:「…………ひゃい」うなだれ
ジークベルト:「さて、これからまた忙しくなりそうだな……」ひとりごちる
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠