エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第78話『天野さん家の家庭の事情』◇

「減りますッ! むしろお持ちかえりなんて持っての他です!!」
――司鏡紀央

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 天使大戦の始まり以降、隼雄方面で続いていた慢性的な消耗戦は、天地を埋め尽くすほどの天使兵の上陸――“天使嘯”とその撃退によって、ひとまずの区切りを得た。

 そんな最前線で奮闘してきた、ヤシマ陸軍所属、第375中隊。
 様々な理由によって志願なり軍に拾われるなりした、寄せ集めの少年少女兵部隊。

 後方で再編制を終えたばかりの、寄せ集め部隊に下る新たな指令。
 それは“天使嘯”によって内陸部、清正城まで食い込み寄り集まり、自らを要塞化した座天使級天使兵、カフジエルの制圧任務であった。

「私たちにあれに挑め、とおっしゃるのであれば……」

 ――中隊長、観隼アリスが任務の受諾に際して、出した条件。

「瑞穂基地、第13実験部隊の第三世代人間戦車。――彼らの援護をお願いします」

 それを受けて派遣されることになったのは。問題児・天野ツバサと新型機・シュネルギア:スヴァンという、これまた厄介な組み合わせ。

「は〜、めんど。何で俺様ちゃんたちが、わざわざ九州くんだりまで飛ばされるんだか」

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第78話
 『天野さん家の家庭の事情』

「一石二鳥は仇になるって、思い知らせよーぜ、相棒?」


シナリオハンドアウト
▼PC1 茶本 マサト  ギアドライバー/ファランクス
 ナビゲーター:天野ツバサ
 ダーザイン:【倉稲秋桜からの好奇心】
 君と相棒たる天野ツバサが受けた新たな任務。それは隼雄方面、清正城に巣食う座天使カフジエルの討伐であった。
 ――現地での支援部隊として紹介された、ヤシマ陸軍第375中隊。そのアペルギア隊隊長である倉稲秋桜が、君たちを見て曰く。
「へえ。――あんた、こんなのと付き合ってるんだ?!」

▼PC2 アレクセイ・レヴォントゥリ  指揮官
 ダーザイン:【観隼アリスからの信頼】
 ヤシマ陸軍第375中隊を率いる、観隼アリス中尉。寄せ集め部隊で激戦を戦い抜いてきた彼女の資質は、疑うべくも無い。
 だが、それゆえであろうか。軍内部での彼女と、彼女の中隊の扱いはお世辞にもあまりよろしくないと言えた――。
 今回の任務でも、どうやらその気配は濃厚のようだが……。

▼PC3 六道 要  ギアドライバー/コンダクター
 ナビゲーター:司鏡紀央
 ダーザイン:【鳴海チコからの興味】
 第375中隊の整備主任を務める彼女は、アペルギアのチューニングにおいてもしかするとヤシマ軍でもトップクラスの腕前に達しているかも知れない。
 ――となれば当然、第三世代人間戦車であるシュネルギアにもその目が向くのは必然と言えた。
 なし崩し的に、彼女への協力をキミは約束させられるのだが――。


自己紹介
マサト:「いや、どーもどーも、はじめまして。茶本マサトです。階級は准尉。よろしく」
マサト:「場違いですかね。いやあ、もともと後方にいた人間ですからな。ええ、内地も内地の整備課で丁稚奉公を」
マサト:「ま、どうこう言っても、僕ぁツバサさんの腰巾着ですから。ここにいるのも、エースの気紛れってことで」
マサト:「僕のよーなのを使っとくのは無駄かも判りませんが、ま、余裕ですよ余裕。余裕があるのはいいことです」
マサト:「で、たとい余裕がなくても無駄をするのが、人の心意気ってモンでしょ? ……はっは、不敬罪モンですかねー」
マサト:ぼっとした印象のギアドライバー。奇人変人ものづくり系。搭乗機体は(番号未確定)番機"スヴァン"。
マサト:初期ダーザインとして【天野ツバサからの好奇心】、【家族からの忌避】。
マサト:今回にあわせて、【倉稲秋桜からの好奇心】、【六道要からの劣等感】を取得しています。
マサト:とまれ、今晩はどうぞよろしく。以上、送レ。

アレクセイ:「“ドライクロイツ”所属、アレクセイ・レヴォントゥリG3中尉です」
アレクセイ:「普段はアクシア大尉の補佐が主な任務ですが、部隊の指揮もこなします……あ、そう見えませんか、やっぱり」(しょんぼり)
アレクセイ:「正直いえば、まだまだ戸惑う事ばかりですが。僕に出来る事をやっていこうかと――ってなんですかアクシア先輩?」
アレクセイ:「用事があるから付き合え? また何か無茶をやらせるつもりじゃ……って、そんなあぁぁぁ」
アレクセイ:(アクシアの手でずるずると舞台袖に引きずられ、退場)
アレクセイ:メーヴェ出身で、アクシアとは士官学校時代からの腐れ縁。
アレクセイ:ダーザインは【部下からの期待/2】、【アクシアからの慈愛/2】。
アレクセイ:シナリオダーザインは【観隼アリスからの信頼/2】。
アレクセイ:PC間ダーザインは【茶本マサトからの信頼/2】。
アレクセイ:以上。

要:「六道要です。先輩方の足を引っぱらないようにがんばりますので、よろしくおねがいします」
要:「銃も剣も得意じゃありませんけど、エーテルの武器なら少し扱えます」
要:「パートナーは紀央先輩です。まだまだ助けられてばかりですから、もっとがんばらないと……」
要:「あ、お茶とかお好きじゃないですか? よろしければお点てしますけど?」
要:亡き母親の言葉を受け、戦う道を選んだ天真爛漫な少年少尉。
要:趣味特技はヤシマ芸事全般及び家事全般。おそらくはこちらが本来の姿。
要:初期ダーザインは【紀央からの母性愛】と【亡き母親からの純愛】。
要:シナリオダーザインは【鳴海チコからの興味】、PC間ダーザインは【アレクセイからの信頼】です。
要:以上です。それではみなさん、本日はよろしくお願いいたします。


■オープニングフェイズ/シーン1 「選択肢」
 マスターシーン。

GM:――そんなもの、最初から無い。

GM:私がそれを思い知らされたのは、咲守市郊外の駐屯地で中隊の再編を終えた、ある夕方だった。
GM:任務は、清正城に巣食った座天使カフジエルの討伐。
GM:条件は、部隊1つからの支援。例えそれが近衛兵軍であってもと、第四軍司令の狸ジジイは抜け抜けと言ってくれた。

GM:それなら、選択肢など無いに等しい。

GM:シュネルギア。
GM:第3世代人間戦車。ヤシマ=統一帝国の最高機密にして最強の対天使決戦兵器。
GM:彼らが見せた輝きを、私は覚えている。
GM:叶うのならば、彼らと共に戦いたいと願っていた。
GM:それが、こんなにも早く叶う。
GM:ゆえに、選択肢など最初から無かったと。私は気付けなかったのだ。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「チーム選出」
 シーンPC:アレクセイ。

GM:――昼下がりの瑞穂基地。
GM:敵の襲撃も無く、珍しく落ち着いた環境でアレクセイ・レヴォントゥリ中尉は山のような書類仕事を、丘程度まで減らすことに成功していた。
GM:日差しの強さもそろそろ和らぐ。
GM:一息入れてお茶でも頂こうか――。そんな折。
アレクセイ:「……これで半分は片付いた。ちょっと休憩でもしようかな」
GM:あくまはバーン! とドアの音も高らかに登場した。
GM/アクシア:「やっほーアレク! 仕事はかどってる?」
アレクセイ:「っと、のうわぁぁぁあぁぁ!?」どがらがっしゃーん!!
GM:ん? と澄ました笑顔で扉を蹴り開けたアクシア・リヒトヴィッツの手には、湯気立つティーポットを乗せたお盆と、いかにもケーキ在中と云わんばかりの白い菓子箱。
GM/アクシア:「どうしたの? G兵器でも見つけた?」
アレクセイ:「……先輩。脅かさないで下さいよ、お願いですから」
GM/アクシア:「何ようその目。せっかく先輩が気を利かせて、いそがしー後輩の陣中見舞いに来たってのに」
GM:うりうり、とティーポットと菓子箱を強調するように揺するアクシア。
アレクセイ:床に落ちた制帽を拾って被り直して、埃を叩きつつ「……珍しい。明日は雨でも降るんじゃないのか?」
GM/アクシア:「雨って言えば、この前の台風はひどい騒ぎだったわねー」
アレクセイ:「ええ。ちょっとない騒ぎでしたねえ」
GM:いそいそと、ケーキを出したり紅茶を淹れたりしてくれる。
GM/アクシア:「ま、シルクハットの安物だけどね。あの店って欲しい品物だけは揃えてあるから不思議だわ」
アレクセイ:「……で、本当の要件は何なんです?」
GM/アクシア:「――何だ、分かってるじゃないアレク」
GM:にんまりと笑う。
GM:ちなみに拒否権は無いから、お茶とケーキは素直に貰っときなさい。と酷いことを言った。
アレクセイ:「長い付き合いですからね。判らない方が可笑しいですよ」
GM/アクシア:隼雄方面で起こった“天使嘯”は知ってるわね?」
アレクセイ:「駐屯していた第四軍にも、少なからぬ被害が出たって、あの……?」
GM/アクシア:「アタシたちも協力して、どーにか撃退したわけだけど……何か、まだ残ってるらしいのよ」
GM:ふう、とケーキをぱくつきつつ、一息。
GM/アクシア:「場所は清正城。天界位階基準にて座天使級。“カフジエル”と称されるヤツがね」
GM:ばさっと地図を広げるアクシア。
GM:清正城は、戦国時代のヤシマにおいて功のあった猛将が封ぜられた九州の所領に建てた名城だが、今頃は見る影も無い有様となってしまったのだろう。
GM/アクシア:「第四軍は、アペルギア中隊で片をつけるつもりらしいわ。375中隊、知ってるでしょ?」
アレクセイ:「観隼アリス中尉指揮の中隊でしたよね。ってことは、今回は隼雄へ?」
GM/アクシア:「ええ。今回の任務は彼らの援軍要請に応じて、いっしょに座天使カフジエルを殲滅しましょうってワケ」
GM:その援軍の指揮を任せる――。
GM:そこだけは真剣な声で、アクシアは告げた。
アレクセイ:「……ケーキとお茶の代償としちゃ、高くつきますね」苦笑しつつ
GM/アクシア:「そう? でも、連れてくメンバーが問題ね。“天使嘯”やらバビロニア戦やらで、こっちもボロボロだし」
GM/アクシア:「なーんか、向こうの指名でツバサは確定よ。ちょうど新型機のテストもしたいし、渡りに舟なんだけど……」
GM/アクシア:「問題はもう1機よね。アレクなら、誰を連れてく?」
GM:何故か――ここで唐突に、脳裏にSDな巫女さんの姿が“ぽんっ”と浮かび上がる。
アレクセイ:「司鏡中尉……ですかね」
GM/アクシア:「6番機か……確かに機体は消耗して無いし、悪くない選択ね。合格点あげちゃうわ」
GM:がんばれ、と先輩らしく暖かい微笑みをくれるアクシア。
GM:もちろん――彼女が面倒そうな任務を押し付けたとは、思わない方が身のためであることも、間違いなかった。
アレクセイ:「それじゃ、早速準備に取り掛かるとしますか! ……取り合えずこっち(書類の山)は置いといて」
アレクセイ:微妙にしょぼーんとしつつ(笑)
GM/アクシア:「そっちはアタシが暇な時に片付けといたげるー」(笑)
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「ライバル、再び」
 シーンPC:マサト。
全員登場可。

GM:玄界灘に開けた、九州最大の都市、咲守市。
GM:その郊外には、破られた結界から九州に侵入する天使兵との戦いに明け暮れる、ヤシマ陸軍第四軍の司令部及び駐屯地が存在する。
GM/ツバサ:「は〜、めんど。何で俺様ちゃんたちが、わざわざ九州くんだりまで飛ばされるんだか」
GM:ホルテンから降りるなり、開口一番にツバサがだらけた台詞を吐く。
GM:暑いのか、胸元をパタパタとやっているのが、目に毒だ。
マサト:「ま、ま、そう言わずに。天下のエースがシュネルギア参入となったら、そりゃ激戦区に回されもしますって」
GM/ツバサ:「そーゆーのがぁ、かったるいってのサ」
GM/ツバサ:「とりあえずマサにゃん!」
マサト:「はいな、ツバサさん」ぺん、と後頭部。
GM/ツバサ:「着任のアイサツなんかサボってさ。俺様ちゃんとアイス喰いにいかねー? アイス」
GM:にょるーん、と肩に腕を回してムネを押し当ててくる。
GM:ふにふにとやわらかな感触が実に暑苦しさ以上の衝動を――。
マサト:「おおう」にやけかけて、無理矢理真面目ッ面に戻して。
GM/倉稲:「こほん」(咳払い)
GM/倉稲:「第13実験部隊の方ですね? 自分は倉稲秋桜(くらいな・あきお)。案内を拝命してきたのですが……」
マサト:「は、不詳茶本マサト、どこまでもおともさせ――って、おおう」
GM/ツバサ:「ん〜? ほれほれマサにゃん。きもちいいかにゃー?」(にしし)<聞いてない
アレクセイ:「任務、ご苦労様。第一小隊指揮官のアレクセイ・レヴォントゥリ中尉です」>秋桜
GM/倉稲:「へえ――」(ぐいっ、とツバサからマサトを引き剥がし)
要:背景でおっきなかばんを両手で持ってえっちらおっちらと
GM/倉稲:「あんた、こんなのと付き合ってるんだ?」>マサト
マサト:「ああ、どうもどうも。すいません。こういう状態ですが、第13実験部隊の茶本マサト特務少尉であり――ああ」(笑)<引き剥がされ
GM:怒っているのだろう。初めて会った少女の額には、まるわかりで青筋が浮かんで見える。
GM:そして、ドン無視されているアレク(涙)。
アレクセイ:「………あー、その。何だ。倉稲少尉? ちょっと、訊いてます?」(さめざめ)
GM/ツバサ:「言うに事欠いて“こんなの”とはご挨拶じゃん、アキオ?」
マサト:「……はて」面識、ありましたっけね? と内心首を傾げる。当てつけにしちゃあ、こっちに矛先が向くのは若干妙だ。
GM:ぼりぼり、と頭を掻いて向き直るツバサ。
GM:こちらは、姿を見なくても声だけで分かる。――怒っている。
要:「瑞穂基地第十三実験部隊所属の六道要少尉です。よろしくお願いします、倉稲中尉」
要:空気を読まず、ぴしっと敬礼を。
GM/倉稲:「メーヴェ以来ね、ツバサ。相変わらず男漁りがお盛んみたいで、羨ましいわ?」
マサト:「……あー、なるほどなるほど。そういう話でしたか」
GM/ツバサ:「そりゃあ、どっかのムノーなお嬢さんドライバーと違って、俺様ちゃん天才だもん」(にしし)
GM:やっぱり要もドン無視されてしまった!(笑)
GM/ツバサ:「天使どころかオトコの1人も喰ってないくせに、よっく生きてたなーアキオ?」
GM/倉稲:「なッ――? 男はともかく、天使兵の5体や6体くらい撃墜……」
マサト:「要くん、悪いこたァ言いません、司鏡さん連れて早急に戦略的撤退を」ぼそぼそ言って、くるんとツバサ&秋桜のほうへ向き直って。>要
GM/ツバサ:「ああん、やっぱまだなんじゃん。それともそっちのがいいんか? 俺様ちゃんが優しく手ほどきするぜーアキオ?」
GM:わきわきと鷲掴みモードに掌を開閉する天野ツバサ。
GM:なあああっ? と真っ赤になる少女こと、倉稲秋桜。
GM:話を聞くに、どうも彼女はメーヴェ時代のツバサと知り合いらしいが……。
GM/倉稲:「…………」(はっ、とした顔)>アレク&要
要:「えっと……」汗を浮かべて、撤退もできずに立ちつくす(笑)
マサト:「ツバサさん、そっちのケはないって言うとったじゃないですか。宗旨替えされたら、僕ァ寂しいですぜ」空気読まない風味で嘴突っ込む。
GM/ツバサ:「ん〜? 俺様ちゃんじゃなくって、アキオがそっちのケありそうって話サ」>マサト
GM/倉稲:「ああ、ああああああの、その」>アレク&要
GM/倉稲:「や、やしまりくぐんだい375中隊、倉稲あきお少尉、です。……その。どこから聞いてました?」(おずおず)>アレク&要
アレクセイ:「……いや。気にしてないから。僕ァ、基地でもこんな扱われっぷりだしさ。うん、気にしてないから」さめざめ(笑)>秋桜
要:「すみません、最初からお聞きしていました」ちょこっとぎこちなく笑って。>倉稲
GM/倉稲:「……………………」(真っ赤)
GM/ツバサ:「あーあー。ンなだからオトコできないって昔から言ってんのになァ」(にしし)
要:「あ、あらためまして。よろしくお願いします。倉稲中尉」ふぉろーふぉろー(笑)
アレクセイ:「まあ、旧交を暖めるのは後にして。案内をお願いできるかな?」>秋桜
GM/倉稲:「あッ、は、はい中尉! どうぞこちらへ!」(足と手が同時に出ている)
GM/ツバサ:「あっははははは! ま、でもなーマサにゃん」(ふにゅ、とまた首根っこに腕回し)>マサト
マサト:「うわっぷ、……とと」むぎゅ(笑)
アレクセイ:「まったく、緊張感の無い……」頼むよぉ、といった視線をマサトに向けておこうか(笑)
要:えっちぃシーンに赤くした顔をそらし(笑)
GM/ツバサ:「ダチが居るってのぁ、いーもんサ」
マサト:「……まあ、確かにザ・不器用ってェ風情ですなあ。あのかた。しかし、どっかで聞いたような名前なんですが」首捻り。>ツバサ
GM/ツバサ:「そりゃあ、俺様ちゃんと一緒にメーヴェでエース張ってたオンナだからなー。聞いた事くらいあるだろ普通に」>マサト
GM/ツバサ:「それともナニか。あーゆーのに宗旨替えかマサにゃん? 俺様ちゃん寂しいなー?」(ふにふに)
マサト:「いや、そんなこたァありません。僕ァツバサさん一筋で……ああ、ちょっと苦しいですが幸せだなあ!」やや空々しく。(笑)
マサト:アレクに目礼しつつ。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン4 「解明! V機関のひみつ!」
 シーンPC:要。
全員登場可。

GM:かくて、ヤシマ陸軍第375中隊と合流したドライクロイツは、咲守市の軍港から強襲揚陸艦“いつくしま”に搭載され、天草灘から島原湾に侵入する海路を執っていた。
GM:同艦はアペルギアを含む一個中隊の収容に充分余裕があるだけでなく、第三世代人間戦車であるシュネルギアの運用経験も持つ。
GM:今回の作戦にあたり、ヤシマ海軍からの協力としての参戦であった。

GM:その格納庫内――シュネルギアが座す拘束台。
GM:夜闇を突き、そろりそろりと忍び寄る人影が2つ。
GM/実哉:「なあ、拙いってチコ。シュネルギアは最高の軍事機密なんだろ? もしバレたりしたら……」
GM/チコ:「何ゆーとんの。ええか実哉(サネヤ)、ウチら整備兵たるもん、常に探究心を失ってはあかんのや!」
GM/実哉:「どういう理屈だよ、それ……」
GM:わしゃわしゃと、シュネルギア6番機“スオウ”に取り付く。
GM/チコ:「くっくっく……。神が与えたもうた千載一遇のチャンス、逃す手は無い、無いで実哉!」
GM/実哉:「いいけどさ。――こっちのメンテハッチじゃないと、V機関は触れないぞ班長」
GM/チコ:「むッ。――そうか。流石やな」

要:む、居ていいなら、コクピット内で実は調整してたとかアリでしょうか?(笑)>GM
GM:むしろそうあるべきです(笑)>要
GM:何しろ、これは君のシーンだ!(笑)

GM:では、ぴーぴーぴー、と警報が鳴る>要
要:では、昇ってきた鳴海さんとご対面。きょとん、と(笑)
GM/チコ:「…………」
要:「………………」
要:「だだだ! 誰ですか!?」一瞬後、大あわて。
GM/実哉:「やば、パイロットが残ってたか。おい班長、潮時だぞ」
GM:ぷるぷるぷる……とチコの肩が震え。
GM:一瞬の間に、ぐわしっっと要にしがみつくようにして頬ずりし始める。
GM/チコ:「はうあ〜〜〜〜。かわええ、かわええよお……」
要:「!?×○※☆!?」パニック、わたわたと手足をばたつかせて。
GM/紀央:「――? 要さん、侵入者ですかっ!」(ばばっ、とナビ席から立ち上がり)
GM/チコ:「なぁなぁ。この子、お持ち帰りしたらあかん?」
GM/実哉:「却下だ、班長」(即答)
GM/紀央:「…………」
GM/チコ:「ええやん別に。減るもんや無し」
要:「むぐ〜、むぐ〜」年齢のわりには発育したソレに窒息しかけてます(笑)
GM/紀央:「減りますッ! むしろお持ちかえりなんて持っての他です!!」(がおーっ!)
要:「………………」そして窒息、魂が抜けてるのが見えるような見えないような(笑)
GM/紀央:「要さんに手を出すフトドキな女……。ヤシマ陸軍陰陽部の権威に掛けて、許すわけには参りません」(ほつれ毛を唇に加え)
GM/チコ:「はッ、やる気かいなこのコスプレナビが!」
GM/実哉:「あー。……何か、どんどん当初の目的から外れてる気がするなぁ」(ぽりぽり、と頬掻き)
要:ぐったりとしながら、チコに首根っこ掴まれてぶら〜んとしてましょう。推移を見守る方向で(笑)
GM/実哉:「なぁ」(ひょい、と要の正面に顔を出し)
要:「はい」ぐすっと、涙目で。この場で唯一話が通じそうな人と対面を。
GM/実哉:「うちの整備班長に捕まると大変だぞ。――隅々まで調査されて解剖されるんだ。……怖いぞ〜?」
要:「ちょ、ちょうさ解剖!?」ガクガクブルブル
GM:ちなみに、チコと紀央がぎゃんぎゃん言い合っていますがここに記述できないのが残念です(笑)。
GM/実哉:「そ。だから、今から俺が助ける。それでいいか?」>要
要:全力で首をこくこくこく、と。
GM:とんっ、と実哉がチコの両肩を叩く。
GM/チコ:「ふへ?」
GM:ぱ、と開いた腕から落ちる要を、きっちりキャッチする実哉。
GM:何か、えらいカッコいい(笑)。
GM/実哉:「もう大丈夫だぞ。怖くなかったか?」(笑顔)>要
要:ではお姫様だっこをされて(笑)
GM/紀央:「か、要さん……?」(ほっ)
要:「ど、どこのどなたか知りませんが。ありがとうございます」心底、お礼を。
GM/チコ:「なあッ? 実哉!? アンタいったいナニしてくれんねん!!」(ぐわー!)
GM/実哉:「俺は城上実哉(しろがみ・さねや)。ここの中隊の新任整備兵で、伍長やってる」>要
GM/実哉:「んで、あっちがうちの班長の鳴海チコ(なるみ・)。……まぁ、普段はあんなんじゃないんだけど、ちょっと悪い病気なんだ。ごめんな?」(にこにこ)>要
要:と、自分の状態に気づいて。わたわたと自分の足で立ち。
GM:すとん、と降ろしてくれる。
要:「い、いえ。大丈夫です、もう」と、さすがに気恥ずかしく。
要:「病気なら、しかたありませんし」悪意はない(笑)
GM/実哉:「それにしても、大変だな。そんなにちっちゃいのに、こんな遅くまで機体の調整か?」(しゃがんで、目線合わせ)
GM:ちなみに、上の方では降りてこようとするチコと、阻止しようとする紀央が丁々発止やっているが、ここでお見せできないのが残念です(笑)。
要:「えっと……調整とか下手なんで、遅くなっちゃうんです」
要:自分が悪いのだと、言わんばかりに。
GM/実哉:「そっか。新型ってのも色々大変なんだな」(頷き)
GM/実哉:「俺もアペルギアの整備とかしてるから、分かるぞ」
GM:ぽんぽん、と頭を撫でてくれる(笑)。
要:「あ、でも。茶本先輩とかはすごいんですよ。天野先輩とおしゃべりしながら、僕の1/10くらいの時間で終わらせちゃうんです」
GM/実哉:「ああ、あっちの機体のドライバーの」<スヴァン見上げ
要:と、話がいったん切れたところで。「?」と思い出して
GM/実哉:「?」<合わせてくれる(笑)。
要:「えっと、城上……さん?」
GM/実哉:「実哉、でいいよ。――何かな?」
要:「一番最初にお聞きするべきだったんですけど……どうしてこんな時分にこんな所に?」
GM/チコ:「――くそッ、相変わらず純情クンたらしやな、アンタは」(ふー、と降りてきて息を吐き)
GM/実哉:「わるい上司に付き合わされてね。君のとこの中尉さんと同じだよ」(はは、と笑い)
GM/チコ:「あー。その、な?」(バツが悪そうに)>要
GM/チコ:「ウチ、シュネルギアのV機関に興味あんねんのや。……その、もういきなりベタベタしたりせんさかい、ちょお見せてくれへん?」>要
要:「は、はい?」ちょこっとだけ、身体を後ずさらせて(笑)
GM:どうやら、紀央とやりあって正気に戻ったらしい(笑)。
GM/紀央:「ダメです要さん! そのような女に、最高機密のV機関を見せるなど……!」(降りてきた)
要:「え……それは……」さすがに機密に関することなので困って。
GM/実哉:「いや。……でも、確かに後学のためってのはあるし」
GM/実哉:「俺も、ちょっとだけ興味あるか。――やっぱ、ダメかな?」>要
要:その場の一人一人に順繰りに目をやって。
GM/紀央:「…………う」<チコともかく、要を助けてくれた実哉ならいいかも、と揺らいでる(笑)
要:本意はともかく、真意にウソはないと判断を――
要:「えっと……内緒、なら」
GM/チコ:「そっか」(笑顔)
GM/実哉:「ごめんな。――じゃあ、俺たちだけのひみつってことで」(笑顔)>要
GM:こうして……ちょっとしたどきどきの時間を共有した4人。
GM:そんなひみつをも乗せて、船は玄界灘を廻り、天草灘へ至る……。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠