エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第73話『Moonlit Knight』◇

「あんなー、ウチ、今ファンシー気分に浸りたいんとちゃうんや」
――神宮寺カッツェ

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1//
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 合衆国海兵隊第81独立機動群、通称“ANGEL PAIN”。
 そして「漆黒の夜天使(ブラックライラ)」
 かの夜天使が定めたる、運命の三矢。その二本目が放たれる。

 運命に導かれし少年は、月明かりの下で刃を抜く。
 彼の手に携えしは、固き信念。

 今、瑞穂に天空より騎士が舞い降りる。

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第73話
 『Moonlit Knight』

「出来れば貴方とは、もっと別の形でお会いしたかった」


シナリオハンドアウト
▼PC1 橘 響  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:草薙伊音
 ダーザイン:【???からの関心】
 何の気なしに街まで出かけ、ふと路地裏に目をやって。
 そこで不良崩れが少女を囲んでいたら……。
 1.はっ!急に用事が!!
 2.俺がヤツラのボスだ!
 3.おい、そこのクズ共!

▼PC2 紡 操久朗  ギアドライバー/グラップラー
 ナビゲーター:タン・メイリィ
 ダーザイン:【漆黒の夜天使からの期待】
 幾度となく、貴方の前に現れる漆黒の戦闘機。
 漆黒の夜天使(ブラックライラ)と名乗る、合衆国のエースパイロット。
 積極的にこちらの機体を落とすわけでもなく、しかしその腕は超一流。
 その、人を小バカにした態度はどうしたものか。

▼PC3 神宮寺 カッツェ  指揮官
 ダーザイン:【草薙詩音からのSOS】
 現在、瑞穂基地預かりになっている少女。
 草薙伊音の妹であり、見習い管制官として働いている少女であるが、ある日ぷっつりと姿を消してしまった。
 この基地に来てそう日が長いわけではないが、無断で長期の離脱をするような少女ではない事は分かっている。
 これはなにかあったに違いない。


自己紹介
響:「オレは橘響。響(ヒビキ)でいいぜ」
響:「いちおう中尉なんだっけか。シュネルギア3番機“マサムネ”のドライバーだ」
響:「気がつきゃ、オレもけっこう古株になっちまってるんだよなぁ……」
響:「っと、忘れるところだった。ナビゲーターは草薙家の伊音ちゃんな。冗談は通じない方だから、気をつけろよ……っとと、悪ィ悪ィ(苦笑)」<睨まれた(笑)
響:「ま、よろしくな。とりあえず、お互い頑張ろうぜ」
響:「そんでもって……いつか、きっと!」
響:初期ダーザインは【草薙伊音からの幸福感/2】【自己からの執着/2】
響:シナリオダーザインは【???からの関心/2】
響:PC間ダーザインは【紡操久朗からの感心/2】
響:以上(オーバー)!

操久朗:「紡操久朗。ギアドライバーだ。一応、G3所属の少尉ということになっている」
操久朗:「年齢は15歳。……何、15に見えん? 気にするな。じき慣れる」
操久朗:「血反吐を吐いて身に着けた糸操りの業、よもやこのような形で使うことになろうとは思わなんだが……まあ、それも良い」
操久朗:「影の底で練り上げた殺しの技を、誰かを守るために使うというのも、存外に痛快なものだ」
操久朗:忍の流れを汲む糸使いの一派、紡家の生き残り。
操久朗:祖父との修行生活のせいかどこか年寄り臭い印象を持ち、ギアドライバー達の中でも少々浮いて見えるときがある。
操久朗:クラスはギアドライバー/グラップラー、ナビゲーターはタン・メイリィ。
操久朗:ダーザインは【メイリィからの信頼】2、【故郷からのあこがれ】2、【漆黒の夜天使からの期待】2、【好奇心からの好奇心】2。
操久朗:以上です。
操久朗:今日は宜しくお願いしますー。


カッツェ:「あ、硬くならんでえーよ。神宮寺カッツェや。少佐ってことになっとるはず」
カッツェ:「……しかしあれやね、この基地はほんまよりどりみどり……あ、いや、気にせんときーな(にひひ)」
カッツェ:「まあ当面、アンタらが天使さんを倒すんを後ろから助けるゆー立場になる訳やね」
カッツェ:「あ、今のうちにゆーとくわ。世の中にはぎょうさん不思議なことがある。なんでウチの作戦もまー、そーした不思議現象のひとつ思うてくれると助かるわ。あんま疑問に思わんほーが巧くいくで、たぶん」
カッツェ:「ま、ともあれよろしゅーな」
カッツェ: いつの間にやら瑞穂に配属されていた胡散臭げな小隊指揮官。
カッツェ:「無意識下で行われている超演繹能力」――傍から見れば「カン」としか思えない判断を元に采配を振るう究極の右脳派。
カッツェ: 一見すると下手なモデルが裸足で逃げ出す金髪碧眼美女だが、その正体はセクハラオヤジな魂を持つ浪速オンナだったりする。
カッツェ:初期ダーザインは【部下からの期待:2】【自己からの執着】
カッツェ:シナリオダーザインは【詩音からのSOS】PC間ダーザインは【響からの仲間意識】です。
カッツェ:以上です、それではみなさん、本日はよろしくお願いいたします。

■オープニングフェイズ/シーン1 「お約束を横合いから思い切り」
 シーンPC:響。

GM:街まで野暮用(パシリ?)に出かけた帰り。
響:「くそー、何だってこんな大荷物……」(ぶつぶつ)
GM:ふと路地裏の方から聞こえてきた女の子の悲鳴らしき声。
響:「――?!」
響:トラブルか、と認識する前に既に脚がそちらへ向いている(笑)。
GM/不良A:「お嬢ちゃん、そんな声出さなくてもいいだろうがよぅ」
GM/不良B:「そうそう、ホラ。俺ら優しいからさー」
響:ずざざっ、と路地裏の入り口に。
GM/少女:「いやぁー……」
響:ちなみに、どんな娘ですかGM?(待て)
GM:多分、瑞穂中の一般クラスの生徒かな?
響:おや、それは意外かも。では手際良く荷物を物陰に置いてから。
響:「待てよあんたら。――その娘、嫌がってるじゃんか」
響:ずかずかと踏み込んでいこう。
GM/??:「そこまでです!」響が叫ぶよりもほんの少し早く向こうで声が上がる。
響:なぬ?(笑)
GM/不良A:「あん?」タッチの差で無視される響と注目されるその声の主。
響:何かアレだ。思わず不良と一緒に声の方を見つめる展開?(笑)
GM:その声の主は、響と同じくらいの少年で金髪碧眼。まさに絵に描いたような美少年。
響:う、わー。
響:何だか一瞬、いろんな意味で負けた気がするが。ぶんぶんと頭を振って否定しつつ。
GM/??:「うら若き少女に無理矢理事を要求するのみならず、数に任せてさらに不貞を働こうとは許すわけにはいきません」
GM/不良B:「おうおう、言ってくれるなぁ。ヤサ男さんよー」
響:「くそっ、何だよ。黙って聞いてりゃ如何にもな台詞吐きやがって……」(小声&苦笑)
響:少し身を引いて様子を伺おう。いざとなったらクラスメートの安全を最優先に取れるポジショニング。
GM/??:「言葉で解決できないのなら、仕方ありませんね」そう言って手に提げていた得物を一閃。数瞬後には地面に転がっている不良たち。
GM:ハッキリ言ってレベルと言うか次元が違う。
響:「う、わー」(ぽかーん)
響:「…………」
響:「さ、悪い奴らはカッコいいヤツがやっつけてくれたし、とっととこんなとこからは出ようか」>少女
響:何だかカッコ悪ィぞオレ、とか思いつつ(笑)。
GM/??:「お怪我はありませんか。お嬢さん。ではお気をつけて」響の事は確実に見ていたはずだが、あえて声をかけずに立ち去る少年。
響:「…………」(横目で見送りつつ)
響:ちなみにGM。
GM:うい?
響:そいつの得物って、西洋剣?
GM:棒です。ちょっと長めの。
響:……そりゃまた意外な^^;
響:では、その金髪少年の(あえて)剣捌きに……何となくイヤな予感を感じつつ。
GM:そして、一息入れた所で響の携帯電話が。
響:「3組の子だろ? あんまりこういう場所に出入りしてちゃ……っと、ごめん」
響:携帯に出よう。
GM/伊音:「ひ、響!! 大変だっ! 早く帰って来いっ!!」
響:「い、伊音? 何があったんだよっ?」
GM/伊音:「あああ! いいから早く帰って来るのだっばかものっ!」ぷつん。つーつー
響:「……っ、訳わかんねぇの」(肩竦め)
響:「ま、仕方ないか。――ごめん、オレも急用。あとは1人でもだいじょぶだよな?」>少女
響:ぱちん、と携帯を懐にしまい、荷物を拾って駆け出すとしよう。
GM/少女:「…………」(ぽかーん)
GM:では、シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「消失せた彼女」
 シーンPC:カッツェ。

GM:その一報を受けた時はまさか、と思った。
GM:そして、その現場を見たときも信じられなかった。
GM:まさか、この瑞穂基地で誘拐事件がおこるなんて。
GM:その少女、草薙詩音は彼女の部屋から忽然と消えうせていた。
カッツェ:「なんてことや……詩音たんが……」真摯に、部屋の中の様子を探りながら。
カッツェ:寝起きを起こされててれてれと現場に駆けつけ、誰がさらわれたかを聞かされてお眼めぱっちりな状態に。
カッツェ:「どないなってん? 保安はなにしとぉ? なんか怪しい痕跡とか残っとらんの?」>おそらく居る人たちに確認を
GM:彼女の他に無くなっているものは何もなし。食べかけの羊羹や、お茶までのこっている。
カッツェ:お茶はぬっくいのでしょうか?
GM:ちょっと冷めかけてます。
カッツェ:荒らされた形跡などは?
GM:まったくなし。
カッツェ:む……ならばなぜ誘拐と判ぜられたのでしょう?
GM/下士官:「我々がここに入ってきたときには彼女の姿はなく、これが……」
カッツェ:受け取って、拝見。
GM:といって渡されたのはなんか、鳥が笑ってピースしてる絵がプリントされた紙。
カッツェ:ぐりぐりと下士官のほっぺに拳固押しつけ「あんなー、ウチ、今ファンシー気分に浸りたいんとちゃうんや」とジト眼で
GM/下士官:「し、しかし……」
GM:というか、この鳥はフクロウじゃないだろうか?
カッツェ:ぴょこん となにやら一瞬耳と尻尾を生やした後に
カッツェ:あっちゃぁ〜と。
カッツェ:「つまり……これと茶とよ〜かんだけが現場に残された鍵で。他は何も無し。ってことやね?」
GM/下士官:「ふぁい………」まだ、ぐりぐりされながら
カッツェ:「これ、誰かに他話とお? ここんいる面子以外には?」<情報がどこまで伝達されたかの確認を
カッツェ:(まだぐりぐりはしてます。なんか感触が気に入ったらしい:笑)
GM/下士官:「もごもごもご………(訳:彼女の姉が第一発見者でして、先程まで取り乱した様子で落ちつかせる為に医務室に運びました)」
カッツェ:「伊音たんやね。となると自動的に響たんにも洩れるやろから……」ふむふむとなにやら思案
カッツェ:「とりあえず、話は保安レベルで秘密に。大佐にはウチが伝えるんで、ええよ。もちろん調査は続行、ええね?」
GM/下士官:「ふぁい」
カッツェ:「なんとしてでも……助けださんとね……」真面目な顔で
カッツェ:「せやないと……特注のスク水とプール券と休暇申請券が無駄になってもう」(笑)
カッツェ:と、真面目な顔のままつぶやいて、以上で(笑)
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「夜天使再び」
 シーンPC:操久朗。

GM:操久朗、およびナビのメイリィは、プログラム通り、警邏と訓練をかねた飛行中であった。
操久朗:「ふむ、今のところ異常は無いか。……つまらん」物騒なこと言いつつ嘆息
GM/メイリィ:「やっぱり、ソウクローも戦いが好きアルね」
操久朗:「他の連中ほど好きという訳でもないが、こう暇だと、な」
操久朗:「特に俺の使うような外法など、使わんに越したことは無い」
GM/メイリィ:「そうアル。日々の積み重ねがいざと言う時に大事アルよ」場違いな話題で盛り上がる二人
操久朗:「ああ。修行はいいものだ。その成果を使う機会がないというのは尚の事良いものだが」
GM:その時、操久朗は気付く。姿は見えないが、近くを何者かが並走、いや並飛行している。
操久朗:(……ほう、これほど近くまで、俺やメイリィに気づかせんとはな)ゆっくりと、指を伸ばすように糸を出し
操久朗:「……」ちらりと、メイリィを振り返って目配せ。
GM/夜天使:「やあやあ、元気かな?」唐突にオープンチャンネルから響く声。
GM/メイリィ:「出たアルね!」
操久朗:「ぼちぼち、とでも返すべきか? 噂の君」ぐ、とマサムネの指先に力を込める
GM/夜天使:「まーまー、そういきり立つなよ。えーと……紡、だったか?」
操久朗:「ああ、紡操久朗とは俺のことだ。後ろのは……仮称コンロン産中華娘とでも」至極真面目顔で
GM/メイリィ:「仮じゃないアルッ!」
GM/夜天使:「今日は、何もオマエ等とドンパチしに来たわけじゃない。その気なら、もう撃ってるしな」可笑しげな調子で。
操久朗:「だろうな。シュネルギアに戦闘機でここまで近づく等、自殺行為に等しい」後ろから飛んでくる蹴りをひょいひょいとかわしつつ
操久朗:「お前こそ、攻撃されないと踏んだからここまで接近したのだろう?」力を抜き、糸を戻す
GM/夜天使:「正直に言ってオマエ等如きの腕じゃあ、オレは墜とせねェよ」
操久朗:「それは自覚しているさ。俺やメイリィが本気だったとて、お前に一撃掠らせる事もできまいよ」
操久朗:「俺達とお前では、圧倒的に経験に開きがある。その程度は、俺が未熟でもわかるのでな」
操久朗:「そうだろう、メイリィ?」
GM/メイリィ:「うるさいアルッ! ここまでコケにされて引けるわけ無いアルよっ!」
操久朗:「それはさせん。ここで死んでしまったら何の意味も無いのでな」コンソールを操作、操縦系を掌握。
操久朗:「基地に戻ってからたっぷりと可愛がってやるから、ここは抑えろ、メイリィ」
操久朗:さらりと。
GM/夜天使:「おお、そこで冷静になれるか。うむうむ殊勝だな。ご褒美におにーさんがいいコトを教えてあげよう」
操久朗:「ほう」
GM/夜天使:「『despair turn wish』覚えとくと役に立つかもしれんぞ」
操久朗:「ふむ、合衆国語か……覚えておこう」がすがすと直撃するマジ蹴りに耐えつつ
GM/夜天使:「それじゃ、またな〜〜」どうやら離れて言った様子。
操久朗:「……行ったか」操縦系を戻し
GM/メイリィ:「行ったか………じゃないアルよ! ソウクローの阿呆〜〜!」ヒジがアゴに。
操久朗:「……さて、何か言いたそうだが、メイリがふぁ」直撃。
操久朗:「待て、メイリィ。何をs」二撃目(何
GM/メイリィ:「可愛がるとは何事アルかっ! ソウクローのえっちー!」
GM:がすがすと、繰り出す鉄拳
操久朗:「ははは、何を今s」3撃目。4撃目。5撃目。6撃目。目指せ100HIT。

操久朗:=只今凄惨な場面が繰り広げられております、暫くお待ちください=

操久朗:んでもって。
操久朗:「……基地に戻ったら覚悟しておけ、メイリィ」しばし後、自動操縦で帰還させつつ、ぽつりと。
GM:では、シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠