エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第69話『Meaning of birth』◇

「たすけて……」
――ローゼンシル・ウィラー

 

クライマックス:シーン1/エンディング://
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1
 第1ラウンド。

GM/プシナプシナ:「エンゼルファイター、約20」
GM/プシナプシナ:「後方2000に力天使を1体確認しました!」
GM:てな訳ですが…
紅夜:「ふむ……そこそこ、かな? 主天使がいないのが気になるけど」
智一:『――とはいえ油断できる陣容じゃない。長期戦も出来ないとなると…まあ、つまるところ』
智一:『いつも通りというわけだ』パン、と手を叩き。
新:「了解」
紅夜:「つまり、一気に片付けろ、ってこと」こくん。

新:ふむ、とりあえず、【感覚】は込み込みで12。
智一:ヴィークルの固定で11
紅夜:感覚は9。
GM:こっちは力天使16と、融合天使15じゃよ
GM/プシナプシナ:「エンゲージまで後13秒……!」
智一:ぬん、どっちにしろ速いかー…。待機お願いできますかね。なんとか耐えてくれ。>お二方
紅夜:大丈夫。アペルギアは恐ろしく硬いから。
新:了解。
GM:で、エンゲージ関係。
GM:力|700|融|300|PC
GM:では、セットアップ……無いかな?
新:ないな。
智一:ですの。

GM:では、力天使から
GM:ズバァッ と《聖光》
紅夜:さて、エンゲるには40mほどたんねえな(何
GM:目標は〜
GM:まぁ、取り敢えず最初はホルテン
GM:#35c4
●ダイス:GMCyphiss:35c4=21(1,3,5,2,4,2,3,6,3,6,1,5,4,1,1,3,6,6,
1,5,3,2,4,6,5,5,6,3,4,4,2,6,2,6,5)= 21
GM:21といってホルテンにズバーン
智一:ぬ、ダメージの固定値はどのくらいだろうか。
GM:+20
智一:おk、イケる。
智一:回避を3に伸ばして、ダイス+8でどーん。
智一:#20c3
●ダイス:Tomokazu_:20c3=8(6,5,3,6,6,1,4,4,6,3,1,4,4,4,1,4,4,1,
1,1)= 8
GM:えーと、33点ダメージ
智一:うむ、装甲で全部受けて耐える。
智一:「……おいおい。また堕ちやしないだろうな」揺れております、揺れております。
紅夜:『堕ちたら多分階級も堕ちるかもねー。がんば』すびしと親指。
GM:次は、エンゼルファイター。えーと、次はママンに
GM:バァァルカンッ
智一:そこは俺が叫ばなければならない気がした!<バァァルカンッ
紅夜:あ。ここで、《猿飛》を取得してもよろしいか。
GM:おう、どうぞ
紅夜:うす。では、《猿飛》取得。命中どぞー
GM:#14c4
●ダイス:GMCyphiss:14c4=9(3,1,5,3,6,5,1,6,2,4,5,1,3,3)= 9
紅夜:ロゴス3点使って回避のレベルを5に。さらに3点使ってダイス+2と《猿飛》して、回避。
紅夜:#13c5
●ダイス:kouya:13c5=11(5,1,6,3,6,5,3,3,3,4,3,2,3)= 11
GM:ががーん
紅夜:よし、勝った。
紅夜:というわけで、猿飛効果により300m全身。戦闘機連中にエンゲージ。


GM:つぎ、PCず
新:[待機]。
智一:こちらか。マイナーは無し。
智一:メジャーで《演説》、<話術>4に上げてロゴスを120ぶち込むぜー。
智一:#127c4 <話術>4《演説》
●ダイス:Tomokazu_:127c4=87(5,1,6,3,2,1,2,1,6,2,4,4,4,5,6,5,6,3,3,2,2,6,5,
1,4,2,4,4,1,1,4,6,4,5,5,3,6,1,1,4,4,3,2,3,1,5,1,5,2,2,1,6,5,5,6,5,2,1,2,1,
1,3,6,6,1,3,5,2,1,2,3,3,4,5,2,6,5,4,1,4,6,3,6,3,1,2,1,5,3,5,5,5,3,2,3,1,2,
3,1,4,4,3,5,2,3,5,5,1,5,1,3,2,2,1,3,6,3,5,1,6,2,1,3,6,1,3,4)= 87
智一:ぐう、鳴らんか。
GM:鳴らせよ、俺の経験点の為に!(マテ
智一:メジャーアクションの判定値に+87、を付与。
智一:『――さて、それじゃ仕掛けよう。あまり余裕が無いのはお互い様だ』
智一:『後ろのことは考えるな。目標は前方、存分に叩き潰せ。――以上!』
紅夜:『りょーかいっ! まっかせなさーい』えへん。
紅夜:さて、次はウチですかな、アラタ君待機したし。
GM:おk
紅夜:「さて……行くか」ふ……と真剣な顔になり。
GM:ぶわぁ、と戦闘機が群がってくる
紅夜:マイナーなし。メジャーで奇襲、ロゴス69で達成値+23、ダーザインレベル4が5個の2が2個。全昇華で+48。
GM:さらに支援が?
紅夜:87w
GM:ふるがいい(笑)
紅夜:#100c4+23+48
●ダイス:kouya:100c4+23+48=70(1,3,6,3,4,6,4,5,4,4,2,5,4,1,5,6,5,1,3,1,5,6,
6,3,1,2,6,1,6,6,3,6,2,1,2,1,4,2,1,5,3,5,2,2,1,4,6,2,4,3,4,6,4,1,5,1,3,4,1,
4,5,1,1,6,6,5,4,3,4,2,5,2,4,5,4,2,4,1,2,1,4,1,5,1,3,6,4,1,1,5,4,3,1,5,3,5,
4,3,2,2)+23+48= 141
GM:#12c3 あんたはいったい何を斬るつもりだ(´w`)
●ダイス:GMCyphiss:12c3=7(5,4,3,3,3,5,4,3,3,4,3,2)= 7
GM:OVAオリジェネ3巻の雲耀の太刀なイメージだ(笑)
GM:と言う訳で全滅( ´Д⊂ヽ
紅夜:「弐刀流……回転剣舞・飛沫断ち」霞むほどの高速斬撃で、瞬時に融合天使を切り伏せる

新:「……三条、出力拘束解除。カウント」操縦桿を握り、コンソールを叩く。
紅夜:「……ふん、他愛無い。質が落ちたか」ポツリと言い捨て、返り血を払うように刀を振る
GM/恭花:「おーけい!」
紅夜:「道は開いた! 決めて見せなさい、2人とも!」
新:「――了解」
新:一気に大加速――パイロットの反応速度を遥かに上回る速度に対して、先行入力を繰り返すことで対応する。
GM/恭花:「…っく…ふぅ…!」ぎゅぅ
新:大気を力技で叩き切り、マヌーバパターンと現実の齟齬を力技で無視して――バックファイアを、ドライバー側に絞り込み。
新:マイナーで接敵。
GM:目の前に、それが居る
新:#200c5 <白兵戦闘>+《接合》 ロゴス消費:102(技能+1、ダイス+96)
●ダイス:Arata:200c5=160(6,1,2,2,4,2,5,5,1,3,1,6,3,3,1,4,6,1,3,5,2,3,1,2,
3,2,6,6,3,2,3,2,4,4,4,2,6,1,1,3,3,3,3,1,6,3,6,1,4,1,4,5,5,4,6,2,6,2,1,2,1,
3,6,4,1,5,6,5,2,6,4,3,6,4,1,6,1,3,1,1,2,5,1,6,1,4,2,1,6,4,2,2,4,5,6,4,5,1,
6,2,6,3,5,4,4,1,4,2,5,6,2,5,1,2,3,2,5,6,6,2,6,5,2,3,6,2,3,4,6,4,1,5,3,6,5,
5,2,6,3,1,6,1,1,3,6,1,1,6,2,2,5,6,1,4,1,4,1,5,1,1,6,2,6,1,5,6,3,4,4,4,5,6,
5,3,6,5,3,3,3,1,3,6,1,5,6,3,6,3,5,5,1,5,2,2,4,2,3,3,1,3)= 160
GM:#16c4
●ダイス:GMCyphiss:16c4=12(3,6,4,3,1,5,4,4,3,4,2,2,5,6,3,3)= 12
GM:げふぅ
新:エンペールングがまずは一撃――先端速度は音速を突破。超音速の飛行機雲を曳き、一撃が力天使に突き刺さる。
新:――止まらない。
新:ダメージ算出ステップに《連撃》宣言! 貴様、確か死亡ゲージがあるな?(ゆん)
GM:あぁ、在るとも! (笑)
新:【三条恭花からの約束】以外のダーザイン4×5を昇華、達成値+40!
新:……ところで、先ほどの一撃、ダメージ総量168あるのだが、通常ゲージで受けきれてないよな?(笑)
GM:無理無理(笑)
新:#130c5+40 <白兵戦闘>+《接合》 ロゴス消費:31(技能+1、ダイス+24)
●ダイス:Arata:130c5+40=115(6,5,3,6,5,1,1,3,3,2,5,5,6,1,3,4,1,4,4,5,1,3,1,
5,3,2,3,2,1,3,4,5,5,4,4,1,2,6,4,1,5,1,3,6,1,4,4,2,6,6,1,2,5,2,1,4,2,1,5,3,
1,5,5,4,3,3,3,4,1,6,6,1,1,3,5,2,5,2,5,2,1,4,5,4,3,6,1,6,4,2,2,6,4,4,1,3,1,
2,3,3,6,3,1,3,4,5,2,4,4,5,2,1,5,4,2,4,1,4,1,3,5,6,3,5,2,6,3,2,5,1)+40= 155
GM:#16c4
●ダイス:GMCyphiss:16c4=9(2,4,3,3,5,6,2,6,6,1,4,1,6,5,5,2)= 9
新:打ち込んだ慣性をそのままに、力天使を“突き抜ける”。――すべては、乗っている二人にすら殆ど知覚できない、一瞬の出来事。
GM:だめぽ( ´Д⊂ヽ
新:差分値+33。ダメージ種別なし。(爽)
新:「――っく、は」突き抜けるバックファイアに息を吐く――
新:「三条、状況――は」
GM/恭花:「……ン……あ、はい! ええっと。大丈夫、終わったわ……」
智一:『――ん。状況終了だ。後片付けの必要が無いくらいに、綺麗さっぱりだな』
新:「……よし」息をつく。
新:今回は……気絶したり何だりで、三条に、手間をかけずに済みそうだ。
紅夜:「―――印南君、周囲に敵影は……ないようね」シリアスモード、まだ持続。
智一:『警戒は続行。が、それは地上に任せておこうか。……いや、ね』こほん、と咳払い。
GM/恭花:「どうしたんですか、……少佐?」
紅夜:「……どうしたの?」
智一:『……最初に貰った一発が、どうも当たり所が悪かったみたいでね』カクカクカク。
智一:『左翼のエンジン、さっきから反応無いんだな。これが』
紅夜:「……おお」ぷしゅん、と通常モードにシフト。顔が一条さん調に。
智一:――ぼん、と漫画のような爆発音。
紅夜:『……印南君、大丈夫』通信機から聞こえる声
GM:ローゼンシル『ホルテンは私が保持します…こーゆ―の、パターン破りって奴です』
紅夜:『大尉になっても、ご飯ぐらいは奢って……ちぇ』舌打ち。
智一:『……大丈夫みたいだけど、何か釈然としないものを感じるのは何故だろう。何故だろう。何故だろう』
GM:がちぃんと、銀色のアペルギアが、左翼を保持。
GM/ローゼンシル:「……紅夜少佐」
紅夜:「何?」自分も側に行き、機体の保持をサポート。
GM/ローゼンシル:「なんか、V機関の調子が悪くなってるのは……。印南少佐の“ジンクス”故なのですか?」
紅夜:「……ホルテンの?」
GM/ローゼンシル:「私の」
智一:『…………』
GM/ローゼンシル:「菅沼さん。三条さん」
GM/ローゼンシル:「たすけて……」
新:「……力仕事だな。出力調整、頼む」
智一:『あー、菅沼、三条。ウィラーの機体を基地まで曳航してやってくれ』
紅夜:「…………アラタ君、行ってあげなさい。こっちは私が支えるから」
GM/恭花:「あいあいさー」
GM:ママンの機体もあらーと出てますが何か。
智一:『というわけでだ、鳴神少佐。俺はこんな言葉を思い出した』
智一:『死 な ば も ろ と も』
紅夜:「別に支えなくてもいいんだけど……てへ?」速攻で保持やめて降下開始
GM:その数分後。
智一:『赤信号、みんなで渡れば怖くな……裏切り者ぉぉぉぉぉぉっ!?』
GM:ホルテンは東京湾で水柱を立てた。
智一:断末魔の叫びは、おおよそ教育者らしくないものでありましたとさ(どっとはらい)
紅夜:「……きこえなーい、きこえなーい」耳塞ぎ
紅夜:「あーあー、瑞穂基地、応答願います。例のごとくホルテン堕ちましたー」
GM/恭花:「ローゼンシルちゃん保持」
新:「……流石に、ホルテンは無理か。一点保持だと機体が折れる」
GM/ヴィヴリオ:『さて、どうしたものか。希望は聞くとしよう……』
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン1 「運命」
 シーンPC:智一。

GM/ヴィヴリオ:「さて、言いたいことがあれば聞こう」
GM:くらーい私室
智一:「何故、証明を落とした部屋の中でパイプ椅子に座らされてスポットライトを浴びせられているのか。それをご説明願いたい……!」
GM:ヴィヴィリオ「では、これを見たまえ」
GM:バシャッ
GM:スライドで映し出される……。
GM:ホルテンが堕ち逝く様。
GM:高解像度の映像。
智一:「( ゜д゜ )」
智一:見ている。
GM:バシャッ
GM:バシャッ
GM:バシャッ
GM:最後は、海の藻屑と消えた、それ。
GM:つーか、誰だ撮ってたの。
GM/ヴィヴリオ:「さて、どうする?」
智一:「……選択肢の提示を求めます。出来れば2択以上で」挙手。
GM/ヴィヴリオ:「この中尉章か」
GM/ヴィヴリオ:「帝都周辺地域の調査か」
GM/ヴィヴリオ:「斎宮基地勤務か」
GM/ヴィヴリオ:「あと、何か希望があれば聞こう」
智一:「…………」
智一:「というかですね、一応書類上は持ち込みの機材なんで、司令に責任を問われる立場じゃ……。いや冗談ですすいませんっした」
GM/ヴィヴリオ:「当基地で責任は問えないか」
GM:ヴィヴィリオ「ならばひとつ追加しよう」
智一:「ほほう」ずずい。
GM/ヴィヴリオ:「クルーの身寄りを如何にかするか、だ。面倒をみてやれよ?」
智一:「…………」
智一:「帝都行ってきます」orz
GM/ヴィヴリオ:「灰色天使には気をつけろ」
GM/ヴィヴリオ:「以上だ」
智一:「って一人ですか俺何の取り得もない元教師なんですが。……え、ちょ、なんで俺黒服の男に腕掴まれて引き摺られゥボァー」
智一:嘆きは、暗闇に消える。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン2 「ローゼンシル」
 シーンPC:紅夜。

GM:みーんみんみんみー……
紅夜:「……」花束を持って、今は亡き最愛の人の墓前に立つ。
GM:みーんみんみんみー……
GM/ローゼンシル:「少佐、此処は…?」
紅夜:「……ん、私の、旦那さんのお墓」と、目の前の墓碑を指し示す
GM/ローゼンシル:「あ……」
紅夜:「何かあったときは、こうして報告に来てるの。ここから動けなくても、寂しく無いように」花を活け、水をかける
GM/ローゼンシル:「えぇと……」おたおたと手を合わせ、黙祷しているらしい
紅夜:「…………」合掌し、黙祷。
紅夜:「…………ローゼンシルちゃん」黙祷を終えて、不意に話を切り出す
GM/ローゼンシル:「はい」
紅夜:「アクシアちゃんから、身寄りが無いって聞いたんだけど……本当?」
GM/ローゼンシル:「ええ、まぁ」
紅夜:「そっか……。ちなみにおばさんね、子供がいないの。出来る前に、旦那さん死んじゃったから」何かを言い出そうとしているが、言い出せないような、そんな挙動。
GM/ローゼンシル:「斎宮基地で、私一人になりましたから…」
GM/ローゼンシル:「少佐?」
紅夜:「……ん。だから……ローゼンシルちゃんさえよかったらね。ウチの子にならないかなー、とか、そんなこと、考えてたんだけど……」もじもじ、いじいじ。視線をついっとはずしつつ、そんなことを。
GM/ローゼンシル:「………は、はぁ……」
GM/ローゼンシル:「………」
GM/ローゼンシル:「………はい?」
紅夜:「えーと、そのー、つまり。養子に来ない? って事。ヤなら、いいけど……」しゃがみ込んで、のの字を掻き灰jめる
GM/ローゼンシル:「あ。いえ!」
紅夜:書き始める。本人も大分混乱している模様。
GM/ローゼンシル:「その、嫌ではないのですが、そのあの、ココロの準備というものが」
GM:この娘は、初めて出合った時とは随分代わった。
紅夜:「……いいのっ!?」がば、っと立ち上がって肩を掴んで。眼、すげえきらきら。
GM/ローゼンシル:「う、はぅ」こくん
GM:思わず、頷いた。
GM:周囲に人がいたら、それはそう見えたことだろう。
紅夜:「……っ!!」そのまま抱き上げ、うわーいうわーいとくるくる回転。喜色満面、まさにそんな顔で。
GM/ローゼンシル:「きゃぁぁぁぁっ!?!?」
GM:少女の悲鳴が、墓地に木魂する。
GM:……大丈夫か?(笑)。
紅夜:さあ?(何
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン3 「また、約束」
 シーンPC:新。

GM/恭花:「頂きます」
GM:パキン、と割り箸が小気味いい音を立てる。
新:「いただきます」
GM/恭花:「ずずずずー……」
新:手を合わせてから割り箸を割る。妙なところで律儀。
GM/恭花:「……ず、ずずー…」
GM:落ちてきた髪を肩に流したりしつつチャーシューメンを啜る。
新:例によって早い。狸饂飩を殆ど飲み込むように平らげて、パックの野菜ジュースにストローを刺す。
GM/恭花:「……相変わらず……んっ 味気ない食べ方だよね」はふはふ
新:「……俺は、余り気にするほうじゃないからな」
GM/恭花:「美味しくないわよ、それじゃあ」
新:野菜ジュースのみ干して、
新:「まあ……昔は、もう少し遅かったんだが。どうも、ゆっくり食べられないクセがあるか」
新:ふと自己分析的。
GM/恭花:「なんで、そうなったの?」
新:「ああ。食うに困ったことがあったから」
新:「まあ、美味いものを食べたいとか、どうせなら美味く食べたいとか、そういうのは判る」
GM/恭花:「判る、だけ?」
GM:ずるー……。
新:「作るときには、考えもするけど。……ただ、自分のことに限れば、余り必要だと感じない」淡々と、特に抑揚はなく。
GM/恭花:「じゃぁ、努力して欲しいことがあるんだけど」
新:一拍。
新:「あまり無茶なことでなければいいんだが」
GM/恭花:「その努力はー。ベルゼルクで戦う時にも、大きな影響を与える事になると思われます」
GM:ちっちっち、と割り箸を左右に振る
新:「…………」
GM/恭花:「私のために、美味しく食べる事」
新:「む……」
GM/恭花:「なによ? 文句あるわけ」
新:「ない。判った」
GM/恭花:「…………」
GM/恭花:「間がなかったってのは評価するわね」
新:「……さしあたり、明日は弁当でも作ってくるか。久しぶりだが。構わないか」
GM/恭花:「……え、あ」
GM/恭花:「う、うん!」
新:数瞬目を瞑って、思考。
新:「……とりあえず、食堂のオーブンを借りられるかだな」何か立案していたらしく。(笑)
GM/恭花:「なに作る、気……?」
新:「……言ってなかったか。実家はパン屋だった」
GM/恭花:「……それは、楽しみにさせてもらうわよ?」
新:「それなりには期待してもらってかまわないはずだ」頷く。
GM/恭花:「オッケー、期待してるから」
GM/恭花:「楽しみに、してるから……。約束」
新:「ああ」
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 菅沼新@satmra:6点
 鳴神紅夜@与太郎:5点
 印南智一@しんごろ:6点
 GM@Cyphiss:18÷3+1=7点

【雑感】
 瑞穂基地に三条恭花のライバルキャラとなる少女がやってくるお話。
 彼女もまた、新兵器の開発に失敗し壊滅した基地の生き残りという重たいものを背負っているのだが、恭花ほど自己主張の強くない控え目さと、元から軍人であるという引け目から、残念ながら彼女の立ち位置を脅かすまでには至らなかった。
 それでも、瑞穂基地の多くのPCたちが知らず知らずのうちに託されている「私たちの分も戦ってほしい」という、率直な期待を示すキャラクターとして、ローゼンシルはいい味を出せたのではないだろうか。そして彼女も、最前線にこそ立たないが、これからも戦えるのだろう。
 また、このシナリオではアクシアたいちょーが非常に面白いことになっている。
 特にオープニングフェイズのハイテンションぶりは、智一が指摘したハレ晴れユカイな女子高生をイメージさせつつもやっぱりアクシアらしいのがステキ。もっとも、いつもいつもあんな調子では流石に瑞穂基地の方が持たないとは思われるが、そこはそれ、きちんと切り替えできるのも大人の女というやつだろう。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠