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◇ 第71話『戦うこと、その理由』◇

「俺に殺されたいなら、こんな手段はとらないことだ」
――オスカー・リンケ

 

クライマックス:シーン1///エンディング:///
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「ぎゅっとして」
 シーンPC:奏。

GM:天使警報の鳴り響くなか、奏は格納庫にやってきた。
GM:そこには壊れたヤークトと、真新しい機体がある。
奏:「これって――」
奏:手を引いてきたセラピアを振り返り。
GM/セラピア:「新しい機体なんだよ……」
紅夜:「シュネルギア・タイフーン。かなちゃん達の新しい機体だよ」そこにふっと現れよう
奏:「大丈夫、セラピア? ――まだ、戦える?」
奏:「セラピアが戦えるなら――。ぼくは、ぜったいに負けない」
奏:「また、あのフーファイターが出てきたって、きっとやっつけられる」
GM:隣の格納庫から、“ビリー”の雄たけびが聞こえる。それを聞いて、びくりと体を振るわせるセラピア
奏:「――――セラピア」(ぎゅっとする)
GM/セラピア:「……ホントは、とっても怖いんだよ。また、体が動かなくなっちゃいそうなんだよ……」
紅夜:「……」その様子を見て、自分の機体へと走る。
奏:「あいつをセラピアが怖がる理由は、ぼくは分からない。けど……だいじょうぶ」
奏:「戦うのは怖いコトだって、うさきよさんも言ってた」
GM/セラピア:「ん……」そんまま体の力を抜いて、抱かれるに任せる
奏:「殺すのは痛くて辛いって、ぼくはいつも感じてる」
奏:「だから、セラピアだって――あいつを怖がっていいんだよ?」(頬を寄せて、囁くように)
奏:「そのぶんは――ぼくがセラピアを支えてあげるから。いままでセラピアが、ぼくを支えてくれたように」
奏:だから、行こう? と。
奏:身体を離して、新しい翼の元に手を繋いで歩いていく。
GM/セラピア:「うー、まだ充電不足なんだよー」しぶしぶとついていく
奏:ふむ。では――。
奏:コクピットに乗り込む直前に。
GM/セラピア:「……かなでっちゃん。ほんとに、ボクを助けてくれる?」
奏:「うん。――セラピア?」(呼びかけ)
奏:そのまま、ちゅーをする(笑)。
GM/セラピア:「! ……ん」
奏:しっかりセラピアの頭を抱いて、深く深く舌を絡め合って。
GM/セラピア:「ん……んぁ」
奏:「ん――ふ、う」
奏:ぷあ、と唇を離して、少し笑う。
奏:「まだ――ちょっと足りないかも」
GM/セラピア:「ん……すっごい、急速充電なんだよー」
奏:「ぼくがセラピアを守るよ」
奏:「だから、セラピアはぼくを守って――今までも、これからも」
奏:ね? と微笑んで、手を取りあって搭乗しよう。
GM/セラピア:「……仕方がないんだよ。かなでっちゃんは、ボクのパートナーなんだから」
奏:「うん! 行こう、セラピア」(頷いて)
GM:シーンエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン2 「黒翼の天使」
 シーンPC:オスカー。

GM:格納庫の天井が崩れ、漆黒の機体が浮かび上がる。
GM/ビリー:「ははっ、やっと……あいつらの声から逃げられた! アタシは……自由だ! もう、あいつらの言うことなんて聞かなくてすむんだ!」
GM:ビリー=ガンスリングは、漆黒の翅を撒き散らしながら瞬く間に天使兵を打ち落とす。
GM:そして遅れて上がってくる3つの機体に目を留め……
奏:「――あれは」
GM/ビリー:「ナルカミ・コーヤ……決着をつけよう」そう語りかける声は、どこかウィルマにも似た、澄んだ声だった
清海:「ごっついなあ。ぱっつんぱっつんに天使化してもうて……あ、ウィルマちゃん、モニタ見えとる?」
清海:無理矢理、ナビシート(紀央のうえ)側にのっけております。(注釈)<ウィルマ
GM/ウィルマ:「はい……私がいてもどうにもならなかったのかもしれないけど」泣き出しそうな顔で見ている>うさきよ
清海:「誰がいてもどうにもならんし、誰がいたってどうにかなってまうもんやで? まあ、だいたいな?」>ウィルマ

紅夜:「ビーリー・ザ・キッド、終わらせてあげる。あなたのその、虚ろな生を」
奏:「紅夜さん――」
紅夜:「何? かなちゃん」
奏:「この勝負、紅夜さんに預けますね……でも、危ないって思ったら」
奏:「すぐに助けますから。……もう、ぼくたちは誰もそいつのせいで死なせたりしない」
奏:ぐいん、と機体を上空に揚げて雲と雲の間の狙撃ポイントに位置取り。
紅夜:「……うん。お願いね、かなちゃん、せらぴー、きよみちゃん、紀ぃちゃん。……それに、ウィルマちゃん」
清海:「――ま、でも、できるなら、アメさんのカウボーイには、ヤシマのサムライですっきり勝負したいとこやけどね。頼みましたで、紅夜さん」
紅夜:「任せて。5年前の決着、今こそつけるから」

GM/パティ:「あっははははははは! やっぱり天使化したわね。どう? あなたにあれを止める事ができるかしら?」>オスカー
オスカー:「俺には無理だ」
オスカー:「だが、あいつらなら、止めてくれる」
オスカー:なにも、心配はいらないと言う風に、空を見る
GM/パティ:「そう……それじゃあの女(アクシア)は? 私がただの弾を撃ったと思わないでね」>オスカー
オスカー:「なん、だと…」
GM/パティ:「5分やそこらで死ぬようなことはないと思うけど……半日もたてばどうかしらね?」>オスカー
オスカー:「なるほど。じゃあ、5分やそこらで終わらせよう」
GM:パティはこれ見よがしに小さな試験管を胸元に差す
オスカー:「それを渡してもらおうか」
オスカー:銃はホルスターに収めたまま、歩く。
GM/パティ:「欲しけりゃ、奪って御覧なさい」
GM:シーンエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン3
 第1ラウンド。

GM:ということで、各自感覚をー。
奏:込み込み19
オスカー:感覚は10
清海:込みで9。
紅夜:込みで9す。
GM:パティさんは人間やめてるので12、ビリー=ガンスリングは15です
GM:地上と上空と、各々流れ弾とかの心配はありませんので安心してブチかましてください
紅夜:合点。
奏:セットアップは特になし。
紅夜:なっしん。
清海:セットアップ宣言はナシ、やね。
紅夜:「さぁ、始めましょう、ビリー。5年前の、あの続きを」

奏:最初に行動できますけど、あえて[待機]します。
GM:いや、まずは不意打ちメンバーから。
GM:えと、うさきよはパスでよいかな?
清海:パス。(笑)
GM:ではパティたんが動く
GM/パティ:「さぁ……死になさい!」>オスカー
オスカー:目を瞑る
GM:構えた剣が無数のパーツに分裂し、複雑な軌跡を描いてオスカーに迫る
GM:咎人の剣:人間サイズ
GM:#20c5+4 《忠誠》相当品、《高速起動》相当品
●ダイス:ginmeneko:20c5+4=17(5,2,5,6,1,4,1,5,5,1,1,6,2,3,5,4,5,6,1,1)+4= 21
GM:#17c5+21
●ダイス:ginmeneko:17c5+21=15(3,2,3,6,4,2,1,2,4,2,2,6,1,3,4,5,1)+21= 36
GM:36で白兵攻撃>オスカー
オスカー:白兵か、反応射撃は出来ないな。(笑)
GM:うむ、回避なり格闘つき返しなり(笑)
オスカー:だが、素手で突き返すぜ。(笑)
奏:素手でか(笑)
紅夜:がんばれw
オスカー:素手は±0だっけ
清海:ですの。<+0
GM:何も入れてなければ
オスカー:<格闘>1→5に、ダイスブースト37個、≪忠誠≫。52枚消費。
GM:む、ビミョーなライン来ますな
オスカー:いや、ダイスはもちょっと増やそう。
オスカー:さらにダイスブースト50
オスカー:#92c5+5 てやー
●ダイス:Oscar:92c5+5=71(6,1,2,3,6,5,4,6,1,6,4,6,3,2,6,3,6,4,3,6,4,5,6,5,6,
6,1,5,5,6,3,3,1,6,6,4,3,1,6,2,1,5,1,2,6,5,2,1,1,5,4,6,4,2,4,5,1,1,2,2,3,2,4,
3,3,3,3,1,6,4,1,5,2,2,1,3,6,3,1,1,4,1,6,1,6,3,5,1,1,5,1,4)+5= 76
オスカー:76成功で殴り返し
GM:差分40ですな。
GM:そんなにはないので死亡ゲージに入れる
オスカー:「ふっ!」
オスカー:演出としては、メーターモーゼルを抜き放ち、その銃身で殴りつける。
GM/パティ:「くはっ……」軽く吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる。それでもなお、立ち上がってくる

GM:では、かなちゃん。
奏:んい、ぼくは[待機]です。
奏:紅夜さんに華を持たせてあげるぷろじぇくと。

GM:ではビリーの行動で。
紅夜:「抜きなさい、ガンスリンガー!」>ビリー
紅夜:まっすぐに、言葉を叩きつける
GM/ビリー:「それじゃ……いくよっ!」
GM:リボルバー式拳銃で、撃つ!
GM:#25c5 《オリジナル:ガンスリング:ダイスボーナス》
●ダイス:ginmeneko:25c5=20(5,3,4,4,6,1,5,3,5,4,2,6,2,3,1,4,6,1,6,3,3,3,1,6,4)= 20
GM:抜く手も見せず、両手の銃から轟音だけが響き渡る
紅夜:「来る……!」
紅夜:あ、位置関係どうなってましたっけ?w
GM:あー、接近距離でも良いです
紅夜:ではそのように。
紅夜:パトス残り3つかって回避4→5、更にダイスブースト20。
紅夜:#33c5
●ダイス:kouya:33c5=28(6,3,3,2,3,1,1,3,2,2,3,1,4,6,4,3,3,6,5,6,5,4,5,1,6,
4,2,4,3,3,1,3,3)= 28
紅夜:よし。
紅夜:「その程度……ッ!」手足を振り回して、強引に機体の軌道を変え、ビリーの背後に回るように回避。
GM:しかしそれは地上に幾つものクレーターを作るだけだった
紅夜:「どうしたの、ビリー。貴方の力はその程度?」
GM/ビリー:「さすがだよ、ナルカミ・コーヤ! さすが、アタシが捜し求めた人……」
紅夜:「光栄ね。でも、それももうすぐ終わり……行くわよ、ビリー・ザ・キッド!」
紅夜:というわけで、オスカーさんどうぞ。(何
GM:うい、今度は地上戦だ

オスカー:では行くぜ。
GM/パティ:「負けるものか……例え、刺し違えてでもっ」
オスカー:射撃4→5、ガンフー、ダイスブースト50個、昇華で宇佐から、鳴神から、御使から
オスカー:おっと、&≪忠誠≫
オスカー:#56c5+35 
●ダイス:Oscar:56c5+35=46(4,4,2,1,4,1,6,4,1,4,1,2,2,5,6,1,5,6,6,4,6,3,2,
3,6,1,2,5,4,4,1,5,5,3,4,2,6,5,3,2,3,2,1,4,3,5,6,5,6,4,2,2,6,1,5,3)+35= 81
オスカー:81成功
オスカー:「抜くぞ」
GM:高速起動2式とかあっても無理ポイな(笑)
オスカー:ホルスターから、抜き手も見せずメーターモーゼルを抜き放ち
オスカー:撃つ
GM:《捨身撃》行くざますよ
オスカー:こいざます
GM:咎人の剣:ダメージは+2だ(笑)
GM:#20c5
●ダイス:ginmeneko:20c5=17(2,2,2,1,6,2,5,1,5,3,6,3,4,3,6,5,4,2,3,5)= 17
GM:#17c5+17+4
●ダイス:ginmeneko:17c5+17+4=15(3,3,6,2,5,1,3,2,3,2,2,3,1,2,6,5,4)+17+4= 36
GM:36成功の38点ダメージ
オスカー:む、しかしこれは流石に死ぬな。
オスカー:HPに全部食らうしかないな。
オスカー:こっちも吹っ飛ぶ
オスカー:「ぐ、ふ…」
紅夜:「オスカー君!」
GM/パティ:「や、った……」こちらもぱたりこ
GM:では次、紅夜とうさきよ
オスカー:だが、倒れず、立ったまま

清海:「……銃声止みよったな。オスカーさんのほうは仕舞いみたいやけど、こっちはこれからクライマックス、と」
清海:先動きましょ。舞台、整えますわ。
紅夜:お任せしますw
GM/紀央:「トラバント展開完了。接続良好。清海さま、制御お渡しします」
清海:「Ja.ま、手を出すのも野暮天やし、荒御霊になられたら寝覚め悪いとこやし――」
清海:「少し、見通しよくしとこか?」
清海:#105c5 <エーテル>5 + 《聴覚拡大》 対決不能、目標値4、以降のリアクション判定値を-[成功数] 消費ロゴス:100 >ビリー
●ダイス:Kiyomi:105c5=96(4,1,2,2,4,4,1,4,2,5,4,2,5,5,6,4,5,1,5,5,4,4,2,2,
5,1,6,2,1,1,2,2,4,3,2,5,3,4,5,2,3,3,2,2,2,1,1,3,6,1,4,1,4,3,4,2,5,2,2,5,4,
1,4,6,6,3,4,5,4,3,3,6,1,5,6,1,3,1,4,4,3,3,6,4,1,1,2,1,1,2,5,1,1,1,3,4,1,3,
1,1,6,5,3,3,5)= 96
清海:はい、以降のリアクション判定数-96。(しゅ)
紅夜:Σ( ̄□ ̄;
GM:さすがに鳴りませなんだな(←不用意な一言)
清海:……鬼の血起動。(笑)
紅夜:振り足す気か!w
GM:ういよ、おいで(笑)
清海:#9c5+96
●ダイス:Kiyomi:9c5+96=9(3,1,1,4,1,5,3,3,4)+96= 105
奏:振り足したー!
清海:鳴った。(笑)
GM:りんごーん
紅夜:りーんごーん
清海:結界器が一斉励起。雲が散る。空を覆う雲が散る。吹き払われた雲の向こうに大空が覗く。
清海:如何なる言葉も、如何なる意志も、過つことなく届く、澄んだ大空が。
清海:ということで、リアクション判定数-105。全身全霊受け止めてぇな。(笑)
GM:いぇふ(笑)
紅夜:すげーw

GM:紅夜さん、おいでー
奏:ゆけー
紅夜:うぃす。では、参りますぞ
紅夜:マイナーなしでメジャーで奇襲。ロゴス3で白兵を4→5。ダイスブースト168。所持ダーザイン全昇華。5LV3つで+30、4レベル4つで+32。
紅夜:#171c4+62
●ダイス:kouya:171c4+62=123(1,1,4,3,1,2,1,4,4,6,3,3,2,1,2,2,1,6,2,1,4,4,2,
1,6,1,5,4,6,1,5,2,4,1,2,3,4,4,3,2,6,1,3,1,4,5,1,1,3,3,4,5,2,1,5,2,2,2,1,2,
3,3,1,1,5,5,3,1,6,4,3,6,5,6,3,4,1,6,5,1,6,3,2,6,6,3,6,1,1,5,3,3,1,6,5,4,1,
3,1,4,1,4,5,2,5,6,2,1,5,5,4,3,3,6,5,6,4,3,1,1,3,4,3,5,1,3,2,3,5,4,5,6,2,3,
5,1,1,6,5,2,6,1,1,2,3,1,3,2,6,2,1,2,5,3,2,1,2,6,3,3,6,1,2,2,2,6,6,2,3,5,1)+62= 185
紅夜:よし、鳴った。
GM:#1c5 アガペーは大丈夫かね(笑)
●ダイス:ginmeneko:1c5=0(6)= 0
GM:紅夜の剣はまっすぐにビリー・ガンスリングに吸い込まれていく
紅夜:「火鳥流居合……火之鳥」
紅夜:んで、峰打ち。
GM:うい(笑)
紅夜:ちなみにアガペーは全部つかっても天使化しないくらいに下がってますw
GM:受肉をはじめた装甲版を突き破り――その中にある、コクピットブロックを貫くことなく、弾き出す
紅夜:「おやすみなさい、ビリーザ・キッド」音を超える速さで振りぬき、納刀。
GM:人の形を失った“天使”は、その構成物質を大量の羽根に変えて消えていった……
紅夜:「少しだけ、『向こう』で待っていて。私も、じきにそっちに行くから」誰に言うでもなく、そうつぶやいて
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン1 「手向けの言葉」
 シーンPC:紅夜。

GM:何か希望がありますれば。
紅夜:そうだなぁ……墓地の外れに立てた、「ビリー・ザ・キッド」の墓に参るとか。
GM:じゃあそんな感じで。
紅夜:うぃ。
GM:基地の片隅にある共同墓地。そのさらに隅っこに、真新しい墓石があった
GM:銘は――
紅夜:「……『ビリー・ザ・キッド、ここに眠る』。本当は、そう書きたかったんだけどね」酒瓶片手に、ふらりと現れる
紅夜:「あなたも、私も、戦いの中でしか生きることが出来ないから……遅かれ早かれ、こうなるとは思ってた」ぽつりと、つぶやき始め。
紅夜:「そういう意味では、私達は似たもの同士だったのかもしれない。出会う境遇や時が違えば、きっと親友になれたでしょうね」
紅夜:「でも、それも今やかなわぬ夢。残念だわ――――とても」酒瓶の封を切り、墓碑にかける。
GM:人の子の小さな手では、神の記した日記帳をさかのぼる事はできない。
GM:それでも、そこに記されたことは確かに“そこ”に彼女がいたという記録
紅夜:「……私は、あなたの分まで精一杯生きるから。あなたは『向こう』からそれを見守っていて頂戴」最後の一滴まで墓碑にかけ、墓石に背を向ける
紅夜:「Good Night.――Last Gunslinger(おやすみなさい。最後の銃使い)」そうつぶやいて、墓地を後に。
GM:人気のない墓地に、セミの鳴き声だけが佇んでいた。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン2 「三人寄れば」
 シーンPC:清海。

GM:何ぞ希望は(以下略)
清海:姦(かしま)しい状態。(笑)<希望
GM:うい(笑)
GM/紀央:「清海さま、今日もお疲れ様でした」
GM:一部で地獄の特訓と称されるギアドライバーたちの訓練が終わる
清海:「うん、お疲れやー。もう、うちからだよわいねん。慰めてー」へにゃー。(笑)
GM/紀央:「はい、それじゃ……」
GM/ウィルマ:「清海さん……あの、お疲れ様でした。……お飲み物、どうかと思って」
GM:妙に懐いてしまったのか、あれからウィルマは何かしら理由をつけてうさきよに会いに来る
清海:「あ、ウィルマちゃん。おつかれー。そっちのほうは、調子どないー?」
GM/紀央:「あらあら……わたしのすることはないみたいですねえ」
清海:「やー、紀央ちゃんはこーしてくれればいいねん。セラピアちゃんやないけど、じゅうでんちゅー」やにさがるやにさがる。眼鏡がずれるくらい。(笑)
清海:へにゃー、と紀央に凭れかかりつつ、手をひらひら。
GM/ウィルマ:「は、はい……なんとか学校にもなれてきました。あの、今日はですね……」
GM:ビリーの端末として作られたウィルマは、もともと天使核は持っていなかった
GM:そのため通常クラスに再編入が行われ、今まで体験した事のない学校生活を楽しんでいるようだ
清海:「うん。どないしたん?」体起こしてめがね直しつつ。>ウィルマ
GM/紀央:「そんな顔をしてる人は甘やかしちゃいけないって、リヒトヴィッツ隊長が言ってました」ぷい、と顔を背けて、うさきよの頭がごちん、と落ちる
清海:「うわん」ごつん
GM/ウィルマ:「えっとですね……」
GM:ささやかな日常生活、それ自体が楽しくてしょうがないといった感じで、事細かに報告してくる
GM/ウィルマ:「あ、あん、すっごい音がしましたけど……大丈夫ですか?」>うさ
清海:「……ん、楽しそうやね。何よりや。……やー、これがけっこう致命傷っぽいんやけど」頭抱えて蹲りながら、律儀に返事している。(笑)
GM/紀央:「大丈夫です、いつものことですから」にこにこ、にっこり
GM:ウィルマに告げる紀央
清海:「もう、紀央ちゃん、最近突っ込みキツイてー。ああ、愛が痛い」なきまね。(笑)
GM/紀央:「清海さまは意外と頑丈なんですよ、ねぇ?」にこにこ微笑みながら、ぶつけた頭をさする
清海:「うー、それはアレや、愛とか希望のためならたとえ火の中水の中とか……」えぐえぐ。(笑)
GM/ウィルマ:「清海さんと紀央さんって……ホントに仲がいいんですね」
GM:すこしうらやましそうに言う
清海:「……んー、ウィルマちゃん、ちょっとこっち来ぃ?」ひょこ、と顔を上げて、こいこい。(くいくい)
GM/ウィルマ:「え? あ、はい?」
GM/紀央:「ウィルマさん。ほら」と、先にぎゅー>うさ
清海:「むきゅ」じたばたじたばたじたばた……
清海:……《霧散》。しゅぽん、と手の中から消えて背面方向に。(笑)
GM/紀央:「いつだって、こんなことしてあげればいいんですよ?」
GM/紀央:「あら……?」きょときょととあたりを見渡すが
清海:「うん、せやけどウチ、こっちのがすきー」横合いから[不意打ち]、紀央とウィルマの首に手を回して凭れかかる。(笑)
GM/紀央:「きゃっ」
GM/ウィルマ:「わっ」
清海:「とりあえずやね、ウチとしては交友関係広げるのを提唱するわけや。生きてるわけやし、どう転ぶかわからんから楽しいけど、転ぶ先選ぶのも妙味やねんで?」
清海:「ちゅーことで、幸せになりませんかー」ぐりぐり。(笑)
GM/ウィルマ:「あっ、くすぐった、やめ、やめてくださいって、ひゃあっ」
GM:晴れた空の下、いつまでも歓声が続いていた――。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン3 「爆裂欲求不満」
 シーンPC:奏。

GM:じゃあ奏いきましょうか。どんなシーンが良いです?
奏:うーん、セラピアをちと問い詰めたい(笑)。
奏:しかし、場所を選ばないと韜晦されちゃう罠……。やはりシュネルギアのコクピットがいいかしら。戦闘直後で。
GM:じゃあガンスリングが黒い羽根になって散っていくあたりで。
奏:うい。
奏:「――ん、終わったよ」
奏:ふう、と息を吐く。……結局、今回は何もしなかった。否、しなくて済んだ。
奏:セラピアに、天使を殺させずに済んだことが嬉しくて――笑みを浮かべる。
奏:「ねえ、セラピア?」
GM/セラピア:「……うん、終わったんだよ」じーっと、消えていく羽根を見ている
奏:「セラピアは――どうして、あれがあんなに怖かったのかな?」
奏:淡々と、散っていく黒い羽を見ながら。
GM/セラピア:「ボクにもわかんないんだよ。でも――」
奏:「…………」(待つ)
GM/セラピア:「“終わっちゃう”のが、嫌だったのかな……」ぽつりと
奏:「終わっちゃう……? 何が?」(疑問符)
GM/セラピア:「それがわかんないんだよ、わかってたら、こんなに怖くはないんだと思う」
奏:「……よく、分かんないや」(くす)
GM/セラピア:「あいつといっちゃったら――もう、こんなことできないんだよー」べたー、と覆いかぶさる
奏:「わ、わわ。せ、セラピア?」(うにゅっ)
奏:「前、前みえ、見えないからっ」(わたわた)
GM/セラピア:「ん〜、やっぱりかなでっちゃんが一番急速充電なんだよ〜」くすくす笑いながら
GM/セラピア:「かなでっちゃん――」
GM:奏のすぐ前に、上下さかさまになったセラピアの顔がある
GM/セラピア:「ありがとう、なんだよっ」
奏:「だ、ダメだよセラピア、こんなところで――?!」
奏:腕が滑り、コンソールに当たって陽霊子砲が明後日の方角に発射される(笑)。
奏:その光がセラピアの背後に広がるのは――何だかとても綺麗だった。
GM/セラピア:「かなでっちゃん、これからもよろしくなんだよ」(前の行に挿入)
奏:「――――」(ぐっ、とセラピアの頭を抱いて、キスする)

奏:ところで、ひとついいかなGM?
GM:うい?
奏:今の一撃で、ウィルマを監視するためにステルスしてた主天使あたりがぶち抜かれてたりしてくれると嬉しいのですが!(笑)
奏:(じゃらじゃらとダイスとロゴスを後ろ手に隠しながら(笑))
GM:熾天使はちょっとやりすぎじゃないかと思いますが(さらっと聞き間違う)
奏:聞き間違いすぎ!(笑)
奏:まぁ、単なる要望なんで、描写は無くてもいい(笑)。あとはオスカーに任せた!
GM:じゃ、どこか遠くで花火が一発上がったってことで(笑)。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン4 「勝利を君に」
 シーンPC:オスカー。

GM:そしたらオスカーさん、よろしいか?
オスカー:あいよー
GM:うい、じゃあ一瞬気が遠くなったけど、戦闘終了と共にHPが1まで回復したところでいいかな?
オスカー:では、う、と目を覚ます…
GM:目の前には1人の少女が倒れている
オスカー:ぐっと立ち上がる。
オスカー:「俺の勝ちか」
オスカー:ゆっくり近づく
GM:足元に取り落としたメーターモーゼルが落ちている
オスカー:メーターモーゼルを拾い上げる
GM:まだ、弾は残っている。
オスカー:よいせっと、少女の体をひっくり返す
GM:胸ポケットには試験管が1つ、刺さっている
GM:しかしそれは空っぽだ。
オスカー:「!」
オスカー:「おい!」
GM/パティ:「ふふ……あははははは」
オスカー:「貴様!」
GM/パティ:「馬鹿ね、どこのライフルに、毒を塗る、弾があるって、のよ……」
GM/パティ:「あはははは……あんたの、その顔……冥土の土産にさせてもらう、わ……」
オスカー:「止めはいるか」
GM:にっと笑う。やれるものならやってみろ……そう、言いたげだ。
GM:だが、どの道長くは持つまい
オスカー:メーターモーゼルをがちゃりと構える
GM:静かに目を閉じるパティ。
オスカー:ホルスターにしまう
オスカー:そのままパティを抱え上げる。
GM/パティ:「な……なんの、真似を……ッ」
オスカー:「何の真似でもない」
オスカー:コートを使って、ぐるぐると自分の体に固定。
オスカー:両手を空いた状態にして、今度はアクシアをおんぶする。
オスカー:「っしょっと」
オスカー:「医務室に行くぞ」
GM/アクシア:「アンタってば……物好きね」
オスカー:「軍人が死ぬべきは戦場だ。テロリズムで死ぬべきではない」
オスカー:「俺に殺されたいなら、こんな手段はとらないことだ」
GM/アクシア:「この始末、きっちりつけないさいよー?」
GM/パティ:「く……ちく、しょう……」
オスカー:「わかっているさ」苦笑を浮かべて、医務室に体を引きずりながら歩く
オスカー:カランと、なにかが地面に落ちる
オスカー:先ほどのパティの攻撃を受けて、真っ二つになった自爆装置のリモコン
GM/アクシア:「オスカー、アンタ何か落とした……?」
オスカー:「もう必要の無いものさ」
オスカー:振り返らず、歩く
GM/ニナ:「わ、オスカーさん? どうしたんですかその格好!」
GM:医務室の入り口で、愛用のゴルフクラブを構えたニナさんが出迎える。
オスカー:「怪我人だ。ニナさん、頼む」
GM/ニナ:「はいっ、先生! 羽村先生! 急患ですっ!!」
GM:ぱたぱたと、スリッパの音が遠ざかっていきましたとさ。
オスカー:やれやれ、と
オスカー:一つ、とてもとても大きい溜息をつく
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 オスカー・リンケ@Bak・ヤン:6点
 御使奏@相馬斉遠:6点
 宇佐清海@Satmra:6点
 鳴神紅夜@与太郎:6点
 GM@銀目猫:24÷3+1=9点

【雑感】
 同人誌「Innocent Affection」掲載シナリオのアレンジ版。
 何気に、当研究所で扱っているセラピアの過去ネタまで搭載されているのが個人的には嬉しかったり。元シナリオをご存知の方は、これが適切なローカライズであることも理解できるのはないだろうか。特に、パティ・ギャレットは元シナリオからかなり変更されているのをここに明記しておく。
 しかしながら、もともとかなりボリュームがあるシナリオをオンラインで実施するのは大変だったようで、GMもPLも情報の消化にはかなり苦労していた……というより、実質的にシナリオを動かしていたのはオスカーだけだった気もしなくもない。情報将校の面目躍如と言えば聞こえはいいが、ここはPL側も大いに反省すべきだろう。
(ごめんなさい)
 それでもウィルマは良く描写されているのだが、パティとビリーは割を食っている。ビリーとウィルマの関係やパティの思惑などがあまり深く突っ込まれないまま倒してしまったのは、こうして見ると実に勿体ない。うう、勿体ない。
 ……ところで、オスカーはパティを殺さなかったのは良いとして、あの後どうするつもりなのだろうか。機会があれば聞いてみたいものである。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠