|

†Testify Your Own / Angel Gear†
Written by Japanese ONLY
(C)2003-2012 Souma-Seien.
All Rights Reserved.
back to Main
(C)2003 Inoue Jun'ichi
/ FarEast Amusement Research Co., ltd
(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE
Last Update/2012.02.05
|
|
◇ 第72話『はじまりの、ことば』◇
|
「……頼む、藤花。『お前』を守ってやってくれ」
――木路日影 |
■クライマックスフェイズ/シーン1 「中和剤」
シーンPC:内海。GM:超高周波に達する咆哮を上げ、“それ”は姿を現した。
GM:大口を開けた、巨大な魚類にも似たシルエット――だが、その元となったものは見慣れた人造物。
GM:――呪法船。
GM/融合座天使:「serra,serra,serra,serra,
se_____rra______se____________
____rra___________
__se____________
___________
____!」
内海:「……ま、まずい物にまずいモノが融合してるぞ、おい」(冷汗)
橘花:「あっちゃー……きっちりトドメ刺しておくんだったわ」
GM:咆哮に等しい天使の歌が響く中、空に光の輪が幾つも穿たれる。
GM:天界の門――“軍団”の召喚。
日影:「呪法船との融合天使だと……!?」目を見開いて、驚愕。
GM:ところで、アルファのコックピットにいる内海さん。
内海:な、何でしょうGM。つーか大軍呼ばれると大ピンチなのですが^^;
GM:外部出力で渇を入れてた出力系が、アイドリング状態にまで復帰しました。要するに。
内海:結界が解けちゃった?
GM:YES。あの天使兵は――八門結界を無効化する能力を備えている。
内海:うぅーん、拙い、拙いぞー。今すぐにでもアタックかけて少なし援軍の召喚は食い止めねば。
GM:とりあえずですね、次が戦闘開始ですが、それまでに、メジャーアクション相当の行動を一回行えます。攻撃は行えませんが、相手はシーン内に存在しています。
内海:ほう<[攻撃]以外のメジャーアクション可 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 内海:いろいろ相談した結果、必要な特技を俺は持ってないことが判明しました(笑)。
内海:橘花が持ってるので、そっちで良ければお願いしたいところー。
橘花:<情報処理>をロゴス9点消費でで1→4に。《アナライズ》で検索かけてみましょうか。
日影:ふぁいとぅー
橘花:#9c4 <情報処理> クラヴィアチュールの修正込み
●ダイス:Kikka9-2:9c4=7(2,1,6,4,4,3,3,4,6)= 7
橘花:成功数7。
GM:問題なく割れますな。……データ出ます!
橘花:「アルファのデータベースを経由して、瑞穂基地に接続。データ、そっちに送るよ!!」>内海
内海:「よろしく頼むよ」>橘花 ■融合座天使ザキエル
種別:天使(上級)
能力値:
肉体:50 感覚:20 理知:15 聖霊:25 階級:0
HP:90
負傷ゲージ:40/30/15/1
戦闘方法(攻撃方法):
突撃(白兵攻撃) 判定値:30 レベル:4 射程:至近 ダメージ(種別):+25(重)
エーテル乱流(射撃攻撃) 判定値:20 レベル:4 射程:4km ダメージ(種別):+0(H)
特殊能力:
《飛行》:常に飛行状態にある。
《絶対結界》:対天使効果のない武器からのダメージ、および50点以下のダメージは無効になる。
《大艦巨砲》:人間戦車/負傷ゲージを持つその他航空機/艦船以外からのダメージは無効になる。
《エーテル乱流》:《反応射撃》相当、ただし白兵攻撃に対しても[突き返し]を宣言できる。
《軍団召喚》:クリーンナップに使用。判定値:40/レベル:4の判定を行い、成功数に等しいホイシュレッケ/ヤークト、及び1体のパワー/アサルトをシーン内に配置する。 |
GM:それと。あとひとつ、シナリオ中の描写のように、こいつは周囲のエーテルを吸収します。故に、V機関は動作不良を起こして停止します。
GM:対抗策は、現行シュネルギアに搭載される超高出力型V機関で不具合を無視するか、さもなくばフルマニュアルで調整を続けること。つまり、《嵐の運び手》:セットアップに使用、シーン内の[高速戦闘]状態でないヴィークルのHPは0になる。 GM:以上。(爽)
日影:くおおw。
内海:「――――こりゃひどい。何でこんな時にシュネルギアの1機も帯同してないかねえ」(とほほ)
日影:「アルファは……無理か。動いても武器が無い」
内海:「やれやれだ。……まぁ、簡易指揮所くらいにはなるか。少佐はこっちに――ああ、“忘れ物”の無いように」>木路
日影:「藤花。すまんが……頼む。俺達ははっきり言って役立たずだ」
橘花:「あたしにやれ、ってこと? いいわよ、請け負ったわ」
日影:「……もって行け」護国刀を投げて渡す
橘花:「ちゃんと返すわよ。心配しないで」微笑を返して木路から刀を受け取り。
日影:「……頼む、藤花。『お前』を守ってやってくれ」藤花の天使核を胸ポケットに入れ、搭乗。
橘花:「そもそも木路が一緒なんでしょ? 負ける訳がないって」
日影:「……嬉しいことを言ってくれるな」こつんと、左手で軽くゲンコ。
橘花:「あたっ!? ……それじゃ、内海大尉。サポートよろしくっ!!」
内海:「任せておくといいよ」(首肯)>橘花
日影:「……藤花、操縦は俺に任せてくれるか」
橘花:「いいよ。基本はアペルギアと大差ないから。こっちでもサポートするよ」
内海:「ま、仕方ないか。火気管制は俺が受け持とう」>日影
日影:「頼む。こんな時くらいは……お前に俺を守らせてくれ」
橘花:「いういう。……でも、続きはあいつをやっつけてからだよ。もう、じっとはしてないみたい」
橘花:視線の先には、融合天使
内海:ではGM。橘花のフリーアクション時に、俺もメジャー相当行動で《タイムリー》を使用したいのですが(笑)。
GM:どうぞ。(笑)
内海:ロゴス9使って《忠誠》《タイムリー》<整備2→3>
内海:さらにロゴス6使ってダイスブースト。
内海:#15c3+4 目標値はエンゲルシュヴァルト(人間戦車用)の10で。
●ダイス:Eiji:15c3+4=9(1,3,6,1,5,1,5,6,1,1,6,1,1,6,2)+4= 13
内海:よし、クリア。
内海:ロゴス77、アガペー547に。
内海:「武装は――腕部HDPにエンゲルシュヴァルトが1本残ってるな。これでいいかい?」>日影
日影:「ええ。それで構いません。十分すぎるくらいだ」
日影:「伯母さん仕込みの剣術……2年ぶりだが、やってみるさ!」
内海:「試作型だけど――ああ、そうか。この装備の実戦テストは君の担当だったね」(ふ、と微笑う)>日影
橘花:「おしゃべりはそこまで。―――来るよッ!!」
日影:「応っ!」
内海:よし、これで勝てる――きゅぴーん!
GM:では、シーンエンド。 |
■クライマックスフェイズ/シーン2
第1ラウンド。GM/融合座天使:「_________________________________!」
GM:荒れ狂う暗雲と暴風の中、巨大な怪物じみたシルエットが回頭する。
GM:まだ生きていたのかと。また立ちふさがるのかと。かつて、己の翼を砕いた、人造の天使へと向けて。
GM:さて、【感覚】の宣言を。……必要ない気もしますが、一応。こちらは【感覚】20(笑)
橘花:ではFUで。それなら【感覚】8。
内海:非パイロットなので【感覚】7でする。
日影:ヴィークル込みだと4す。
日影:リーダーシップ、いっときますか?
内海:それは必須<リーダーシップ
GM:ところで内海さん。最低ナビ席に[高速戦闘]入れる人がいないと、セットアップに叩き落されますよ?
内海:それについては、特技取得さえ認めてもらえればクリアできる。何の為に俺がナビ席に座ると思ってるんだ(笑)。
GM:……了解。認めましょう。(笑)
内海:というわけでなGM。《即席修理》の取得を申請(笑)。
GM:そう来るよな。OK。(笑)
日影:そうか、その手があったか!w GM:じゃ、セットアップ行きますよ。宣言あるかた。
内海:うーむ(思考)。日影が《リーダーシップ》で、俺が日影に《援護射撃》がベストかな。
日影:ほうほう。
内海:て、ことで俺は《援護射撃》を宣言ー。
GM:では、こちらは判定不要なので先に処理。《嵐の運び手》宣言!
GM/融合座天使:「________________________________________________!」
GM:超高周波の咆哮。
GM:気圧/エーテル圧の急速低下、猛り狂う気流、計器と出力系を埋め尽くすエラーエラーエラーエラー!
GM:ということで、[高速戦闘]でないヴィークルはHP0に。(笑)
内海:「まあ、気にするな日影。――完機ちゃんほどじゃないが、これでも情報処理は得意な方さ」
内海:とか言いつつ(笑)。
日影:「藤花ほどじゃあないが頼りにしてますよ、先輩」
日影:と言い返す(何
橘花:「や、やっぱアルファじゃないと太刀打ちはムリ、か!」装甲があぁぁぁ(笑)
内海:橘花は大丈夫。完機ちゃんだから。
GM:《高速戦闘モード》といえば耐えられますな。
橘花:ぬ、ならば《高速戦闘モード》といっておきます。
日影:ウチらが0になった。もともとたいしたHPないですがw
内海:さて、ロゴス14で《援護射撃》《忠誠》<軍略3→5>
内海:ロゴス36ほど突っ込みつつ、4レベルダーザイン5つを昇華しましょう。
内海:#38c5+5+40
●ダイス:Eiji:38c5+5+40=33(1,5,6,2,5,5,3,3,2,5,4,4,1,2,5,4,6,1,2,5,4,4,3,
4,5,4,4,2,3,1,6,3,2,3,6,4,6,1)+5+40= 78
内海:よし、このラウンドの[命中判定]成功数が+78だ>日影
日影:サンクス。
内海:残りロゴス57。さぁ後はちまちま支援しかできないぜ!(笑)。
日影:あ、リーダーシップといっておくのは今ですかね?W
GM:どうぞ。(笑)
内海:うむ、セットアップ特技なのでロゴス5を使うべし>日影
日影:うい。んでは使って内海・橘花・ウチ・ザキエルで。 内海:では、続けて通常行動で取得した《即席修理》を使用(笑)。
内海:ロゴス2のみ消費。素振り。
内海:#7c2+3 ※HPなので損傷度はゼロですね。
●ダイス:Eiji:7c2+3=2(3,1,3,5,3,1,4)+3= 5
内海:よし、アルファのHPが5まで回復したぞ(笑)
日影:これで死にませんね!w
内海:「戦闘データから抗体プログラムを組み込んでおいたから……飛行さえしなければ、これで戦えるはずさ」>日影
内海:※正確には、セットアップ時に[飛行]してなければいい。アペルギアならではの戦法よ!(笑)
内海:残りロゴス55。あとは任せた(笑)>橘花、日影 橘花:「木路、前に約束したよね。山に連れてってくれるって」
橘花:照準を合わせながら、音声通信。
日影:「ああ。約束したな。約束を果たす前にあんなことになったが。今度こそ行くとしよう」静かに微笑みつつ
内海:「ここも島っつーか山でもあるよなぁ……」(小声で無粋に突っ込み(笑))
日影:無言で後方に義手ゲンコしつつ、頷くw
橘花:「うん。絶対行こう。その為にも――あいつは、ぶっ倒――――すッ!!」
橘花:ロゴス3点消費、<砲術戦闘>のレベルを4→5に。さらに85点使用して、ダイスに廻します。
GM:え、攻撃しちゃっていい?
橘花:「その他航空機」だからFUもOKかと思ってたんですが……。
GM:いや、推定、次のターンに山ほどホイシュレッケが沸いてくるんで、ソレを薙ぎ払うのにとっといたらどうです。差し戻し可ですぜ。(笑)
橘花:差し戻しましょう(笑)
内海:ああ、沸いて出てくるのは確定かー(笑)。
内海:じゃあ、自力で何とかする(にこやかに笑顔)>日影
日影:あいさw
橘花:むー。どうせ撃っても無効化されるし。雑魚殲滅用に待機ー(笑)
橘花:木路、ファイトだ! 日影:んでは行きます。ダーザイン5レベル4の4レベル2、全部昇華。で、12使って技能5に。さらにダイスブーストどかんと50。
日影:あとマイナーで一応エンゲージw
GM:来なさい。
日影:#53c5+78+48 参ります。
●ダイス:hikage:53c5+78+48=41(6,4,4,3,2,2,6,2,4,4,6,4,3,4,6,6,1,2,1,5,2,3,
4,3,6,2,6,4,6,1,6,1,6,4,4,5,5,3,4,6,3,4,5,5,1,2,1,5,6,4,1,3,4)+78+48= 167
日影:成功数167。
GM:#20c4 《エーテル乱流》
●ダイス:sat_GM:20c4=15(2,6,2,3,6,3,3,1,5,6,2,3,3,3,1,1,2,6,2,2)= 15
内海:+18すればオーバーキル行けるな。
橘花:鳴ったー!! りーんごーん、りーんごーん♪
日影:「火鳥逸刀流・巌砕き――――っ!」通常の何倍もの長さの剣で、頭頂から股下まで叩ききる!
GM:失敗の、成功数0扱い。……ぐ、死亡ゲージ!
GM/融合座天使:「______________________________________________!?」
橘花:「さっすが木路!!」
GM:悲鳴のような声――絶対結界に亀裂が走る。だが、まだ動く! GM:つーことで、こっちの攻撃行くぜ。凌いでみろや!
GM:#30c4 《突撃》 ダメージ:+35(重) 白兵攻撃
●ダイス:sat_GM:30c4=18(3,2,6,3,4,5,2,4,5,5,5,6,5,1,6,6,1,4,5,4,6,3,2,4,1,6,1,4,2,3)= 18
GM:両断した後のアルファの、そのまま真上へ、単純な質量の塊が雪崩れ落ちる!
内海:ち、対象はこっちか。
GM:当たり前じゃい。こちとら、能動攻撃は白兵しか持ってないんだっ(笑)
日影:「ちっ……持ってくれよ、アルファ!」
内海:日影。50成功出せる? 出せるなら[突き返し]でちょうど50ダメージで通るが。
日影:あ、ちっとお待ちを、
内海:いや、51成功要るな(笑)。
日影:現在残りロゴス106。狙える数字ではあります。
内海:ただ、そうするとたぶん削りきれないな。
内海:てことで(こほん)。
GM:うむ。
内海:橘花、仕事だ。[カバーリング]してくれ。
橘花:はいな。
日影:ごめんよー
橘花:はっはー。そゆ事ね。「木路は――やらせないっ!!」
日影:「しまった、避けきれない……藤花!?」
橘花:攻撃の射線上に割って入るっ!!
橘花:「人の恋路を、邪魔しないでよっ!!」
GM:単純な、船一隻+αの大質量打撃――!
GM:つーことで、重傷優先の53点。耐えられるか――!?
内海:まぁ、ムリだろうな。FUの死亡ゲージにチェック入れるべし。
橘花:耐えられません(笑)。機体の死亡ゲージで受けますー。
GM:では、クリーンナップ。
日影:「藤花、無茶するな、下がれ!」
橘花:「装甲損耗率98.8%……うん、一旦下がるね」
日影:「全く、無茶をする……」溜息一つ。
GM:#40c4 《軍団召喚》 行きますよー?
●ダイス:sat_GM:40c4=29(5,1,1,4,6,5,1,2,2,1,4,6,4,2,5,6,3,6,1,4,3,3,4,1,6,
4,2,2,4,1,1,3,5,4,4,6,1,6,1,3)= 29
GM:シーン内後方に、ホイシュレッケ:ヤークト29トループ、及びパワー:アサルトが登場しました。
GM:ラウンドエンド。 |
■クライマックスフェイズ/シーン3
第2ラウンド。GM:2ラウンド目入ります。セットアップ。こちらはさらに《嵐の運び手》宣言!
橘花:《高速戦闘モード》、といっておきます<嵐の運び手
内海:うーむ、手数が足りん。
日影:あと70、ドコからひねり出すか。
日影:もっかい《リーダーシップ》いっときます?
内海:それは必須<もっかい《リーダーシップ》
日影:あいさ。では《リーダーシップ》。きっか→内海さん→俺→天使ズで。
日影:パトス0 ロゴス101 アガペー475
日影:で、俺のセットアップ行動終わり。
内海:GM、マイナーアクションでパイロットの交代は可能かね?
GM:そうですな、可能としましょうか。
内海:ああ、それなら勝ち目が出る。
内海:まず、俺が動いてアルファを再起動。
日影:うい。
内海:続いて、マイナーアクション同士で……あー、日影は経験点使えないんだっけ?
日影:現在残り7点す。
内海:何だ、特技取れるじゃないか(笑)。
橘花:7点あったら特技1つ取れますよ(笑)
内海:《奇襲》とれ《奇襲》。それで終わる(笑)。<差分値倍
橘花:考えることはない。《奇襲》でごー(笑)
内海:てことですまん、セットアップに《援護射撃》は撃つ(笑)。
GM:OK。(笑)
内海:to日影に。
内海:えーと、14消費して<軍略3→5>《援護射撃》《忠誠》に。
内海:ダーザイン温存5レベル2つを昇華。さらにダイス30追加。
内海:#32c5+5+20
●ダイス:Eiji:32c5+5+20=25(2,2,1,4,2,1,2,1,1,3,5,2,4,6,6,6,2,6,3,1,2,4,3,
1,1,3,1,5,6,5,6,6)+5+20= 50
内海:うむ、かっちし+50成功な>日影
内海:で、残りロゴス11ですが、2使って《即席修理》で復帰(笑)。
日影:サンクス。
内海:「――やれやれ。これでもたぶん足りないなぁ。俺は剣術家じゃないんでね。ヤツの正中線までは見切れない」(演算終了しつつ肩竦め)
日影:「それは俺に任せて下さい。これでも剣術家の端くれですから」
日影:で、お次はー……きっかちゃんですかな?
橘花:ロゴス3点消費、<砲術戦闘>のレベルを4→5に。さらに85点使用して、ダイスに廻します。
橘花:で、ダーザインをすべて昇華!
日影:「デカブツは俺たちがやる! お前は雑魚をやってくれ!」
橘花:「雑魚は邪魔ッ!! 木路が通れないでしょうがっ!!」
橘花:90#5+52 <砲術戦闘>5 《予測射撃》、いっきまーす
●ダイス:Kikka9-2:5+52=5+52= 57
橘花:#90c5+52
●ダイス:Kikka9-2:90c5+52=76(5,4,3,2,2,4,2,1,3,2,3,3,2,4,6,5,1,5,1,2,2,
2,6,1,4,3,4,3,6,2,1,1,3,1,3,6,6,6,3,2,3,4,2,6,6,1,6,2,5,6,4,2,5,3,2,3,4,
2,3,2,2,4,6,3,3,4,2,6,3,3,1,2,2,3,1,4,6,1,1,5,2,2,5,6,2,2,1,1,3,3)+52= 128
GM:ぐ、ホイシュレッケが問答無用で薙ぎ払われて……
GM:#12c4
●ダイス:sat_GM:12c4=9(5,2,2,1,1,1,1,2,5,1,1,5)= 9
GM:アサルト無理ぽいですうッ。(笑)
橘花:内蔵された最新のセンサーと連動した精密射撃が、道を作る!!
GM:天界の門から“降りて”来ようとする天使兵が、次々と打ち砕かれていく!
橘花:「露払いは終わったよ、木路!!」
日影:「ああ! 後は任せろ! 先輩、エンゲルュヴァルトとアルファの出力規制解除、お願いします!」
内海:「了解っとね」
日影:というわけでー。《奇襲》取得宣言!
GM:OK、来なさい!
日影:んでは、参ります。
日影:ロゴス12点で白兵1→5、《奇襲》使用で3。更にブースト86点!
日影:#87c5
●ダイス:hikage:87c5=72(4,6,2,4,4,6,5,4,5,2,6,5,1,2,6,4,2,6,3,4,6,5,3,2,6,
3,1,2,3,3,2,3,5,6,2,3,5,3,1,3,6,4,3,3,2,1,5,1,4,1,1,6,6,2,5,6,1,4,3,3,1,4,
5,3,1,6,1,6,6,3,5,1,2,3,3,5,5,3,2,4,5,2,3,2,2,1,2)= 72
日影:+50で成功数122!
GM:#20c4 《エーテル乱流》
●ダイス:sat_GM:20c4=14(4,2,2,2,6,1,3,6,3,5,2,2,4,3,3,3,5,6,6,1)= 14
GM:届くかあっ!?(笑) 差分値122!
内海:よし、よくやった。倍で244だぁ!(笑)
GM:負傷ゲージ全部とHPゲージありったけ埋めても足りませんッ!(笑)
GM/融合座天使:「______________________?!
SeRRRaaaaaaaSe_rA_______________________________________!」
日影:「コレでトドメだ――――火鳥流返之刃、瀑布返しぃっ!」もはや光柱というべき刃で、下からもう一度真っ二つに切り上げる!
GM:二年を雌伏し再誕した異形の天使が――光の柱の中に消えていく。
橘花:「さよなら。そして……一応はありがとう、かな?」光柱に呟き
日影:「そうかもな……そして、よく持ってくれたな、アルファ……」コンソールをいとおしげに撫でて。
GM:空に浮かぶ天界の門も消え、……そして、シュネルギア:アルファとMeXa616CのV機関も、滑らかに出力を失っていく。
内海:「とりあえず、着艦までは何とかしてみるよ」
橘花:「でも、事後処理が大変だよ、これは……。その辺よろしく、お二人さん♪」
橘花:からからと笑う。淀みの無い、心からの笑顔で。
日影:「ああ。こっちも出来る限り頑張ってみよう……というわけで、後はお任せします、先輩。俺ら本土に戻ったらバックレるんで」 ずびしと片手上げて、いつもと違う悪戯っぽい笑みを浮かべよう。
内海:「ま、そこら辺は大人の仕事さ」(ふっ)
GM:……見れば、嵐が吹き払われた空は、夏に相応しい高く青い色をしていた。
GM:シーンエンド。 |
■エンディングフェイズ/シーン1 「そして2人は」
シーンPC:日影。GM/船員:「っし、V機関完動、積荷が少々デカくなってますが問題ないですな。"うずしお"、離岸しますぜ」
日影:「問題ない。離岸してくれ」
GM/船員:「本土までまあ半日ほどで、着くのは真夜中になりますか。まあ、時間が時間です、ゆっくりとはいかんですが、クルージングをお楽しみください」
GM/船員:「それにしても……橘花ちゃんでしたっけ。何があったんです? だいぶ様子が、オカシイじゃないな、変わってましたが」
橘花:「ん? えーと、その……木路、その事なんだけどさ」
GM/船員:「ま、なんです。野暮天のようですな。水入らずで、どーぞ」
日影:「……何だ」仏頂面で。
GM:なぞと、軽薄な船員は操舵室に消え、甲板に残されたのは二人と、一機。
橘花:「山行くの、“私は”やっぱり無理そうなんだ」
日影:「……やはり、そうなのか、藤花」
日影:ぐ、と、何かを堪えるように。
橘花:「瑞穂基地に帰ったら、電子脳に残った“大西藤花”の自我には何十ものブロックがかけられる」
橘花:「設計者の意図を離れた兵器は、軍にとっちゃ危険なだけだもの」
日影:「……ああ。人の意思を持った完機。それは、もはやキカイではなく、ヒトだ。ヒトは、キカイには……なれんからな」
日影:「名残惜しくないといえば嘘になるが……仕方なかろう」僅かに震える、肩。
橘花:「だから、さ。この子を……“橘花”を代わりに連れてったげてよ。結構、木路の事は嫌いじゃないみたいだし」
橘花:この子も、“私”なんだから……と言って、微笑をひとつ。
日影:「……お前がそう言うなら、そうする他あるまいな。……ああ、そうだ、藤花」
橘花:「なに?」
日影:「あのお守りは……結局どうなった?」
橘花:「さーて、ね? ご想像にオマカセシマス」
日影:「……そうか。母さんに墓前で言うことが一つ増えたな」
橘花:「そうそう、結局のところアルファはどうなるの? やっぱ、古過ぎてお払い箱?」
橘花:「“橘花”のデータベースには、もっと高性能なのいるものね」
日影:「データは資料として保管されるだろうが、本体も旧式、おまけにさっきの無茶がたたって、原形とどめてただけもうけもの、なくらいだからな。廃棄されるだろうが……少し、上に掛け合ってみるのもいいかもしれん」
日影:「お前と俺の子供というべき機体だ。無碍にはさせんさ。俺の名にかけて」
日影:そう言って、どんと胸を叩く。
橘花:「まーた、無理しちゃってからに。怖い大佐殿に怒られても、庇えないからね?」
日影:「ふん、天使兵と白兵戦をするよりはましだろうさ。お前にかばわれずとも、何とかしてやる」頭掴んで、ぐりぐり撫で、
橘花:「へへへ。……ちょっとだけ、このままでいさせてよ?」
橘花:そのまま、木路の体に身を預けるように、倒れ込む。
橘花:「何かさ、色々あって……疲れちゃった」
日影:「……ああ。あの時は、こうしてやることすら出来なかったからな」ぎゅ、と抱く。橘花の肩に、肩に回した鋼の義手の感触が伝わり。
橘花:「おやすみ、木路――――」
日影:「ああ。もし母さんに会うことがあったら……俺は元気だと、そう伝えてくれ」
日影:「お前は、心配などせずとも元気だろうからな」といって、笑う。しかしその目からは涙が流れ。
橘花:「うん―――むにゃ、むにゃ……少佐ぁ、少しはしっかりして下さいませぇ……」
橘花:“藤花”と”橘花”の意識が交錯し……途切れる。
日影:「……今度は、守れたか……」安堵の吐息。
GM:甲板、海の紺、空の蒼。あの日と同じく――白い機体と、手の中の少女。
GM:掴めなかったあの日の思いは、今日という日に、繋がったのだ。
GM:シーンエンド。 |
■エンディングフェイズ/シーン2 「そして2人が」
シーンPC:内海。GM:瑞穂基地内、士官用バー。大きな作戦前後でもあるまいに、今日は妙に人気がない。
GM:カウンターの内側で黙々とグラスを磨いているバーテン以外、客といえばアクシアと内海だけである。
内海:「――とまあ、そんなワケでね」(カラン、とウィスキーグラスを傾け)
内海:「いやはや、流石に今回ばかりはもうダメかと思ったねえ」(苦笑い)
内海:あっはっは、と愉しそうに。
GM/アクシア:「それにしちゃ、いつもと変わらないじゃない。……勝算、あったんじゃないの? 実は」
内海:「まァ、ね。――これがより確実な方法を取ったと思ったらギリギリだったっていうか」
内海:ぐいっ、とグラスを煽り。
内海:「今回ばかりは君のせいだぞリヒトヴィッツ大尉? ――ギアドライバーの1組でも居れば随分と楽ができたんだ」(とっほほ(笑))
内海:無茶な作戦でローテーション崩しやがってー、と恨みのジト横目(笑)。
GM/アクシア:「し、仕方ないでしょう。ここのところ、いつもに輪をかけて妙な敵さんばっかりなんだし……」
内海:「ま、そのための新型機用パーツだ。せいぜい上手く使うさ」(お代わりを注文し)
GM:それに、あの海域にシュネルギア持ち込もうって普通思いつかないわよとか言いつつ、何か誤魔化すようにグラスを煽るアクシア。
GM/アクシア:「……そっちが間に合ったとして、問題はドライバーね」
内海:「――そういうことだね」
内海:「今回、入手した藤花くんの“黒い天使核”は、機体の方に回すことになっちゃったからなぁ」(からん)
GM/アクシア:「……橘花の天使核、積み替えるつもりだったワケ? 記憶封印措置で、ひと悶着あったって。何事かと思ったら」
内海:「橘花に移植すれば、とも思ったけどね。T−Xをもう1台増やしても仕方ないし、彼女ほど好条件ってワケでもなし」
GM:アクシアも盃を重ねる。ピッチとしてはこちらのほうが早いはずなのだが、顔色としては大して変わらない。
内海:相変わらずの底なしめー、と横目で苦笑しつつ<ピッチ
GM/アクシア:「……好条件、ね」
GM/アクシア:「……ねえ、エイジ。あーゆーふうなのってさ、男冥利に尽きるとか、思う?」
内海:「橘花の場合、本人の脳をクローニングしてるわけじゃないし、相性の問題はクリアできない……。木路のことかい?」(肩竦め)
GM:琥珀色に氷が解けて、からん、と音を立てる。
内海:「そうだねえ……」(ふと、天井を仰ぎ)
内海:「俺は、そうは思わないかなぁ……。君を喪うコトなんて想像できないよ?」(フ、と微笑)>アクシア
内海:肩越しに視線。――呑んでるようで意外に真剣味を混ぜて。
GM/アクシア:「騎士道精神よろしく、いざというときには盾になってくれたりする?」くすくすと笑い出す。
内海:「冗談。俺のやり方はよく知ってるだろ?」(再度グラスを空けて、お代わりを注文しつつ)
GM/アクシア:「毎度毎度、よくもまぁと思うわよ、このズルっこー」
内海:「――いざという時なんか起こさない。そのためならどんな策(て)でも使うさ、俺はね」
GM/アクシア:「……エイジらしいわ。相変わらずよね、そーゆーの」
内海:「まぁ、それでも……良いんじゃないかな、こういう“再会”があってもさ」
内海:どう? とグラスを掲げて乾杯を誘い。
GM/アクシア:「……何に?」
内海:「完機ちゃんに転んじゃった哀れな木路少佐の末路を祝って!」(笑)
GM/アクシア:「……そーゆーヤツよね、アンタって。まあ、アタシも興味あるからいいけど」
GM:同じく、グラスを手にとり、軽く首を傾げる。頬が赤い。まあいい加減、酔ってはいるのだろう――
内海:かつん、と軽くグラスを合わせて――。
GM/アクシア:「――ついでに、あなたの生還に」
内海:「――アクシア大尉の武運長久も祈っとこう」(頷き)
内海:ほろ酔いアクシアを肴に、またグラスを進めるのであった……(笑)。
内海:(“黒い天使核”を持ち得ない完全機械化兵はシュネルギア乗り足り得ない……。所詮アペルギアはアペルギア、完全機械化兵は完全機械化兵ということ、なんだろうなァ)
内海:「……新型機か。さて、どうするかね」
内海:と、傍らのアクシアを見ると潰れており。苦笑。
GM:シーンエンド。 |
■アフタープレイ 【経験点計算】
木路日影@与太郎:6点
橘花9−1@葉隠:6点
内海衛至@相馬斉遠:5点
GM@Satmra:17÷3+1=6点
【雑感】
居なくなってしまった、大切な少女。
彼女に良く似た、彼女でない完全機械化兵――。
だが、T−Xのテーゼと異曲同工を奏でながら紡がれる物語は、やはり全く違う趣を見せた。何より、橘花9−2と大西藤花を取り巻くPC2人が、共に成人男性というのが大きい。
そう、このセッションに主役の子供(ギアドライバー)は存在しない。それがまた、どこか物悲しい結末を――。
迎えなかった。
真っ向から立ち向かい、手と手を重ねて拳で粉砕してみせた。
それが大西藤花と、木路日影の絆の強さの存在証明だと云うことは、ここまで読んで頂いた方であれば自明だろう。
……と、だけ書いていればいい話で終わるので、ここで締めておきたい。
表から裏から焚きつけたり、けしかけたり、挙句の果てにGMの思惑を搦手から粉砕して人間戦車を大人2人で運用したわるい奴が居たことなど、書くだけ蛇足というものだ。
――どこをどうやったら「セットアップで装甲が0になるなら、メジャーアクション潰しても回復させればいい」などという発想が出てきたのか、当時の自分に問い詰めたいところである。
ついでに書くなら、このセッションで「“黒い天使核”を持たない人間が(アペルギアの操縦系を使って)試作型シュネルギアを動かした」成果が、数ヵ月後(実時間で数年後……)に結実してしまう。
その意味でも、何気に重要な回だと言えるだろう。
|
エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠
|