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Last Update/2012.02.05


◇ 第73話『Moonlit Knight』◇

「迷いは隙を生むって教えてくれたのは――伊音だろ?」
――橘響

 

クライマックス:シーン1///エンディング:///
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「いざ尋常に」
 シーンPC:響。

GM/ピーター:「橘響、というのは貴方でいいのですよね?」
響:「――ああ」
響:「何か言われて来てんのか? 聞いてやるぜ」
GM/ピーター:「あの方から話は聞いています。これほど早くヤシマのエースと合間見えることが出来るとは思いませんでした」
響:「そっか。そりゃあ運が無かったな」
操久朗:「響と戦ったとあれば、いい土産話になるだろう、胸を借りるつもりでかかってくるといい」
GM/ピーター:「そうですね。では全力で行かせて頂きます!」
GM:ぶんと槍を振るい構える。
響:「悪ィけど――そっちが引っ掛けて来た以上、こっちも“全力”でやらせてもらう!」
響:ひゅんっ、と刀を構え。
操久朗:「多勢に無勢とて、悪くは思うなよ」
GM/ピーター:「ええ、むしろその事で気後れされては私が困ります」>操久朗
カッツェ:「タコ殴りはケンカの必勝パターン。気にした方が負けや」>操久郎
カッツェ:(だいたい……総数で言えばウチらの方が絶望的に少ないんやからなぁ)士気が下がるので、言いませんが(笑)
響:うわ、そのとおりだ(笑)<総数で
操久朗:それいっちゃだめーw
カッツェ:だから言ってない(笑)
響:ちなみに【感覚】は込み込みで11です。
操久朗:込みで10です。
カッツェ:自分のホルテンじゃないので3です。<感覚
GM:こちらは20です>感覚
響:くそう、早いな(笑)。
操久朗:まあ、ボスですしw
GM:距離はどれくらいがいい?w
響:500mほど離れていると敵が先にマイナー使うので有利?(待て)
響:エンゲージでいいです。
操久朗:えーと、ウチは1km程下がってたいかな、とw
カッツェ:じゃ、キリがいいので2qくらいで。
カッツェ:指揮官は後ろからふんぞり返って口だけ出すモノです(笑)
響:実質一騎打ちな見かけですな(笑)。
GM:では、戦闘ラウンドに入ります。


■クライマックスフェイズ/シーン2
 第1ラウンド。

GM:セットアップー
カッツェ:えっと、《リーダーシップ》ー
GM:うい、こちらは無いです
カッツェ:では、カッツェ>操久郎>響の順番に ロゴス150のアガペー498です。
GM:ピーターは最後?
カッツェ:あ、はい。ピーターは最後に。

GM:では、カッツェから来いやー
響:分析、分析!(笑)
カッツェ:くらえ! ……《アナライズ》(笑)
カッツェ:達成値は、部下からの期待4を昇華してまかないます(笑)
GM:うい、了解
GM:ではデータ流します。

■フーファイター:クルセイダー
種別:シュネルギア
能力値:
 肉体:30 感覚:20 理知:20
 聖霊:15  階級:4  HP:140
負傷ゲージ(軽/重/致/死):
 30/15/8/1
戦闘行動(攻撃方法):
 ロングスピア(白兵攻撃)
 判定値:30 レベル:4 射程:至近
 ダメージ(種別)+18
<回避>
 判定値:20 レベル:4
特殊能力:
《連撃》《蜻蛉斬り》
《聖遺物(ホーリーレリック)》
 タイミング:いつでも
 判定の成功数に+[現在のHP]する。
 達成値算出後にHPを最大値の1/7消費する。
《聖骸布(ホーリーシュラウド)》
 タイミング:リアクション後
 リアクションの判定数に関係なく対決に勝利する。突き返しは発生しない。1シナリオに1度だけ使用可能。
《飛行》
 常に[飛行状態]にある。
《ケルン》
 対天使効果のない武器によるダメージは自動的に10分の1になる。


カッツェ:眼前の機体と、先日見たデータが無意識下で演繹され……
カッツェ:正確な機体性能を導き出す。
カッツェ:「伊音たん、メイりん。データはこんなんやっ!」
カッツェ:適当に、かつ無造作に導き出したようにも思える、正確無比な演繹予想!
カッツェ:データを二体のマサムネに転送。
操久朗:「ふむ、中々に手強いか。響、熱くなり過ぎるなよ!」
響:「――いやいや、こりゃあ確かにシャレになってないってね!」

操久朗:では、俺の番か。
GM:来いやー
操久朗:「さて、一番槍は俺に任せてもらおう!」ぶんと腕を一振り。ぶわっと髪の毛のように空に広がる黒い糸。
操久朗:メジャーで《奇襲》といわせてもらって、クルセイダーに攻撃。
GM:どうぞ
操久朗:ロゴス1点で白兵戦闘+1、【故郷からのあこがれ】4【漆黒の夜天使からの期待】4【カッツェからの好奇心】4昇華で達成値+24。合計でロゴス6ッ消費
操久朗:#4C5+24
●ダイス:soukurou:4c5+24=3(6,1,5,4)+24= 27
操久朗:達成値27。
操久朗:パトス11 ロゴス189 アガペー453に。
GM:こっちは《蜻蛉斬り》でリアクションします。
GM:#28c4
●ダイス:GM-sey:28c4=18(5,5,3,6,5,1,1,5,3,2,5,4,2,6,3,6,2,1,4,4,4,1,6,1,6,
4,1,1)= 18
GM:差分9で当たり
操久朗:差分9の倍で18、+13で31。さらに操気術。ロゴスは……110程消費させていただきます。
響:141ダメージか!
操久朗:ダメージは141で。
操久朗:「紡流・瀑布落しっ!」糸がクルセイダーの上に広がり、瀑布がそこに現れたかのような勢いで降り注ぐ!
操久朗:パトス11 ロゴス79 アガペー563。
操久朗:「響ばかりがエースと思うな! 俺や俺以外の奴らとて、一騎当千の猛者ぞろいなのだからな!」
GM:負傷ゲージを埋めて、残りはHPに回そう。まだ死亡ゲージは埋めないぜー
響:む、ちと重要なので聞きますGM。負傷ゲージ全消しで、残りがHPという解釈でいい?<ダメージ配分
GM:うい
響:てことは、残りHPは52か。

響:よし。ではロゴス3点で《接合》。6点で《格闘戦闘1→3》。さらにメジャーアクションの特技として《拳封》を宣言
響:ここまでで10点消費。ダイスブーストに20点ほど投入し、判定値は46−2で44……。ごめん、3点を技能レベルアップに回して、判定値41の4レベルに。
響:さらに4レベルダーザインを2つ、5レベルも全投入で成功数+56。
響:よし、いい勝負になった。いくぜー。
響:#41c4+56
●ダイス:Hibiki:41c4+56=26(2,4,2,5,6,1,3,6,3,4,4,5,6,6,6,2,4,2,5,2,6,2,3,
6,4,4,6,1,2,2,3,6,6,4,2,4,5,6,4,1,3)+56= 82
響:82で命中。
響:残りロゴス99、と。
GM:うーむ、
響:布、使う?(笑)
GM:使わない
響:ほう、いい覚悟だ。
GM:《聖遺物》を二回使います
響:なぬ?
カッツェ:二回?
響:や、ちょっと待ってGM。重ねがけできるのかこれ?!(笑)
GM:一度の判定に一回とは書いてないからなw
響:てっきり特技扱いで1回だけかと思ってたぞ。……やべえ、計算みす!
GM:一回目の判定で+52の二回目で+32。計+84して
GM:#30c4
●ダイス:GM-sey:30c4=20(3,5,3,6,2,5,4,6,4,4,6,6,3,2,4,3,4,4,5,4,2,1,1,1,3,
1,5,6,1,6)= 20
カッツェ:私も、特技なので同名特技は1度の判定に一回かと思ってました、あうち(汗)
操久朗:そうか、HP残したのはこういう意図が。
響:いや、HPは残さないとどのみち[墜落]するからな。
操久朗:ほうほう。
GM:なので、差分22で突き返し。ダメージは40です
響:くそう、それは痛い。
響:ロゴス5使って《八重垣》して30点に減らす。うー。マサムネの装甲に3、軽傷に8、重傷に4、致命に1、自分の軽傷8、重傷3、致命2で何とか吸収。
響:残りロゴス94……く、辛い(笑)。
響:「――だあああああッ、何だソレ?!」(反撃されてがーん!(笑))
操久朗:「響っ!?」
GM/伊音:「太刀筋を読まれた――? いや、違う。これは……曲げられた、のか?!」
GM/ピーター:「エースともなれば出撃回数も多くなる。それだけデータも残るという事です」
カッツェ:「はっ」思わず、吹く。
カッツェ:「データどおりやて。んなんならとっくにウチらなんて全滅しとるわ、ド阿呆!」

GM:しかし、こちらも今のでかなりボロボロなんだよね
GM:響に攻撃します
GM:#30c4
●ダイス:GM-sey:30c4=21(2,4,3,4,5,4,6,1,1,1,2,4,5,6,2,3,3,5,1,2,3,6,5,1,2,
3,5,2,6,1)= 21
GM:あ、致命分忘れてた。
GM:#3c4
●ダイス:GM-sey:3c4=2(2,5,3)= 2
GM:23で
響:残りHPは38と見る。(52×6/7×6/7)
GM:ん、違うよ
響:23なら……返せるな。ロゴス6で《接合》<白兵戦闘4→5>
響:あ、最大値のか。
GM:達成値は現在のHP、減るのは最大値の1/7
響:てことは、残り12? そうか《聖遺物》使用不可能か。無駄じゃなかった!(うんうん)
響:……ここで死亡ゲージを獲る。判定ダイスに50個注ぎ込もう。判定値は18+6−5+50で、69にて。
響:と、リアクションだから《反射防御》+2dで、71から。
響:#71c5 でやあああああッ!!
●ダイス:Hibiki:71c5=58(1,1,3,4,4,3,1,2,1,6,5,5,4,3,4,3,1,2,6,6,3,4,3,5,3,
6,6,3,2,2,2,1,4,2,2,3,1,6,4,1,1,6,5,5,2,5,2,6,1,2,4,6,4,3,3,6,2,2,4,3,5,1,
2,3,1,6,6,3,6,4,1)= 58
響:よし、58で[突き返し]た! 差分値35に、草薙の剣のダメージ+23で58(重)だ!
響:実質61ダメージになるはず。……持たないだろう?!
GM:うーん、ここで《聖骸布》使うか……。
響:甘い。こっちのリアクションですわよGM?(笑)
カッツェ:ピーター側はメジャーアクションなのでは?
響:まさかこっちのリアクションを問答無用で失敗させる、では無いよね?((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
カッツェ:おう(汗)((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル二号
GM:まぁ、仕方ない。死亡ゲージか。
響:(ほっと一息)
響:「データが、何だってんだよ、このヤロウ――――!!」
響:ロングスピアの刺突に逢わせて繰り出した刀の突きが、柄を逆流するようにして動力部を貫く!
GM/ピーター:「く、なるほど……この力。もうこの機体の限界に来ていますか………」
響:「オレと伊音は、コイツでヤシマを護る! これだけは、ぜったいに覆させねえッ!!」
響:こっちの機体もいい感じにぼろぼろだが(笑)。
カッツェ:しかしまあ、《連撃》は潰せましたし(ぐっ
操久朗:何とかしのいだっ
GM:では、このラウンド終了。


■クライマックスフェイズ/シーン3
 第2ラウンド。

GM:セットアーップ!!
カッツェ:さくっと《リーダーシップ》
GM:さくっと通し
カッツェ:カッツェ>操の字>響たん>敵さん

カッツェ:で、《演説》行きます。対象は響と操の字、一応自分も(笑)
響:支援を、一心不乱に支援を要請しますカッツェたん!
響:残りロゴス39なので、何とか回避するぐらいしか残ってないぜいぇっふー(笑)。
操久朗:ここできめないとなぁw
カッツェ:えっと、まず話術を5にして3消費。130をダイスに追加。ダーザイン、自己の4
カッツェ:響の5,双功労の4を追加して……成功数は+26で
カッツェ:#138C5+26
●ダイス:Katze:138c5+26=115(2,5,1,4,6,5,6,5,1,4,3,5,3,2,6,5,4,2,6,1,5,4,2,
4,2,2,1,5,2,2,3,6,1,6,3,3,2,5,5,2,4,6,6,3,4,1,4,6,6,6,1,3,6,1,1,6,2,3,6,3,
4,3,4,1,5,6,5,3,4,4,3,3,5,4,3,4,4,1,2,3,5,6,1,6,5,1,4,2,1,1,5,4,6,1,5,6,4,
1,3,4,3,2,4,3,6,4,1,4,3,3,6,5,5,3,3,4,5,2,3,5,2,1,6,4,5,2,3,5,1,4,2,2,3,3,
2,2,2,6)+26= 141
響:福音キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!!!
カッツェ:メジャーの判定値+141で>お二方
カッツェ:で、一言
カッツェ:「残り……10秒や」にやりと笑う。
響:「応!」>カッツェ
操久朗:「任されよ!」

操久朗:んで、俺か。
響:頼むぜー。撃墜してくれてもいいが……あ、布使われるとそこで止まるのか。
操久朗:です。
響:では万一に備えて自分のロゴスは温存の方向で。
操久朗:うぃっさ。
操久朗:懲りずに《奇襲》と言って殴ります。【メイリィからの信頼】5【響からの仲間意識】5【伊音からの信頼】4を昇華して、達成値+28。
操久朗:さらにロゴス3で技能を5に。
操久朗:#145C5+24
●ダイス:soukurou:145c5+24=117(2,2,5,4,6,3,4,2,2,6,3,1,6,5,6,2,2,2,3,5,1,
3,3,3,2,5,1,6,4,6,6,1,4,6,5,4,1,6,1,1,6,6,3,6,2,5,4,1,2,1,2,2,1,6,2,6,3,3,
4,1,6,4,5,6,3,4,6,3,4,6,4,5,5,1,5,5,5,4,4,6,2,6,2,4,1,1,4,4,5,3,2,2,4,2,6,
1,4,5,6,3,3,2,3,2,3,5,5,2,6,2,5,1,5,3,5,4,3,4,3,5,1,2,3,1,3,1,6,3,6,2,2,1,
6,6,5,6,3,2,5,2,4,5,3,3,5)+24= 141
操久朗:141成功。
響:おそろい?!(笑)
カッツェ:(笑)
操久朗:……おおw
GM:まぁ、布はリアクションしないと使えないのでw
操久朗:んでは、どうぞw
GM:#20c4
●ダイス:GM-sey:20c4=13(2,4,4,4,4,6,2,4,2,1,3,6,3,6,5,5,5,3,5,3)= 13
GM:そして《聖骸布》使用と。
操久朗:「ほう、今のを防ぐか! たいした布だ!」割と嬉しそうに、言う。
GM:無数の糸が、機体を取り巻く何かに遮られ、届かない。
操久朗:「だが、それほどのモノ、そう何度も使えるものではない! いけ、響!」
カッツェ:「いまやっ!」勝機を見いだし、檄を飛ばす。
響:「――むしろヤシマの陰陽の技を褒めようぜ。あと、一撃だ!」

響:では行きます。残りロゴスが切ないので、3使って<白兵4→5>のみで。
響:基本値18−5+2(致命傷)+141で、156スタート。
響:#156c5 「でやああああああああああああッ!!」
●ダイス:Hibiki:156c5=132(3,1,4,5,6,4,6,3,6,2,3,6,3,4,2,6,6,6,1,2,5,1,6,3,
1,2,4,1,2,4,2,4,5,3,5,4,2,1,4,4,4,2,6,3,4,4,2,1,4,2,4,4,2,4,5,3,6,3,4,3,2,
3,3,2,2,6,1,5,5,3,1,1,6,1,5,4,5,3,1,1,4,4,1,6,2,2,1,5,3,1,4,2,1,4,5,2,1,1,
5,6,6,1,3,4,6,3,3,3,4,4,5,5,6,4,6,1,3,6,5,3,4,3,5,3,1,3,3,4,4,2,4,2,2,5,4,
1,4,6,3,6,1,4,1,2,5,6,5,5,6,6,2,3,2,5,3,4)= 132
カッツェ:りんごーん
響:よっし、福音鳴りましたよー! カッツェたんありがとー☆
GM:うむ、もう何も残っておらんw
カッツェ:こちらもです(笑)<何もない
操久朗:ロゴスが73ほど……(何
響:「これで終わりだ――ピーター・ヘリオス・ガイスト!」
響:ドガッ! とフーファイター:クルセイダーの機体に致命的な斬撃を打ち込む!
GM/ピーター:「もう機体が持ちませんね」微動だにせずその斬撃を受け入れる。
GM:その斬撃はフーファイターを真っ二つに切り裂く。
響:誘爆に巻き込まれないよう、《フェイドアウェイ》しておきます(笑)。
カッツェ:「教訓……教えたろか?」>抵抗しないピーターを見て、思わず
カッツェ:「足掻かん利口は、何万回やっても足掻く阿呆には勝てんのや……次があったら、覚えとき?」次を予感して、言葉を洩らす。
GM:その言葉に答えるものは無く。
GM:海面に落ちていく瓦礫の中で、あれだけの攻撃を受けて、なお傷つかずにそのまま海中に落ちていく部品を見た。
響:「コクピットブロックか? ――いい仕様になってるな」
操久朗:「……今なら……いや、するまい」糸を伸ばそうとするが、見逃し、糸を収める
GM/伊音:「見送るのか?」
響:回収しようという考えも脳裏をよぎるが、止めておく。
操久朗:「大方、どこからか見ているのだろうさ。回収しようとしても、恐らくは邪魔が入るだろう」
カッツェ:「見逃すもなにも……本来の目的とはちゃうさかいなぁ」
響:「それに、海中に落ちたアレを探してる時間は無いだろ。――それも含めての陽動、足止めかも知れねえ」
カッツェ:「そやね。先行してや。こっちはこっちで帰るさかい?」>二人に
響:「ああ。……戻ろうぜ、瑞穂基地に」>伊音、操久朗、メイリィ
響:念のため、周辺の海域をレーダー探知しておこうかしら。
GM/伊音:「え………」しばし考え「あ、ああ……」
響:ポッドとか浮いてたらアレなんだけど。……予想では。
操久朗:「ああ。そうするとしよう。俺のカンが正してければ、恐らくは」その先は言わず、マサムネ2を瑞穂へ向けて発進させる
カッツェ:浮いてたら、拾って帰るのでご安心を(笑)
GM:さっきの爆発の影響か、エーテルが乱れてレーダーが信用できません。
響:あぁん!(笑)<レーダーが
操久朗:おのれw
響:「多分な、今ごろ詩音のヤツ、瑞穂基地の当直室あたりですーすー寝てるんじゃねえかなぁ……」(根拠は無い)
響:む、待てよ。
響:GM。《超推理》の使用を申請したいのですが。
GM:ほう、どのような?
響:この場合、敵指揮官の性格(笑)からして、詩音はどこに居るだろうかと。
GM:うい、では許可しましょう。
響:ではロゴス1消費で。
響:ちなみにオレじゃなくて伊音の能力扱いとしておくこの特技(笑)。
操久朗:姉の愛?w
カッツェ:姉妹愛(笑)
響:こう、紗とか霊波とかで感応しあうんですよきっと(笑)。
操久朗:はははw
GM:前回の襲撃、今回の襲撃。これらは似たような襲撃に見えて全て陽動。こちらのエースのデータを取りつつ脚止めし、その間に詩音を連れて行く時間稼ぎをするもの。つまり、完璧に詩音は攫われました。
響:あー……。了解。それはそれでOK。
カッツェ:そこでGM【謎の鳥からの探り合い】を【謎の鳥からの勝利宣言】に変更します。ロゴス1消費(笑)
響:だが、その理由が分からないな。……ま、あえて触れずに置こう(笑)<詩音たん完全誘拐
GM/伊音:「…………っ、!」
響:では、伊音の気持ちを察して、それ以上は何も言わずに瑞穂基地へと進路を取ります。
操久朗:「……いやな、雲行きになってきたな……メイリィ、飛ばすぞ」
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン1 「タバコの味」
 シーンPC:カッツェ。

GM:あれから数刻後、
GM:レーダーには異常なし。海面スレスレに違和感を感じる。
カッツェ:「機首下げえ、すれすれんとこ飛んでや」確信めいた予感を感じ、指示を。
カッツェ:で……えっと、外に出てるとことかあるんだろうか、ホルテン(笑)
カッツェ:来てくれてるなら顔をつきあわせたいところです(笑)
GM:あることにします。その方がかっこいいからw
カッツェ:多謝!
カッツェ:空を、睨む。見えないソレを。
GM:ふっと感じる。間違いなくそこにヤツがいる。
カッツェ:タバコに火を着け……タバコが好きだった男が現れるのを、待つ。
GM/夜天使:「なんだ、待っててくれたの? 意外とやさしー」
カッツェ:「ウチな……昔からよお甘ちゃん言われとおからね」
カッツェ:紫煙を一度だけ吐き、タバコを指で弾く。
カッツェ:「マズっ〜、ようけこんなもん吸えるわ」
GM/夜天使:「まぁ、そっちにも色々あるだろうが、とりあえずコイツだけは回収させて貰うぜ」機体下部にはポッドがぶら下がっている。
カッツェ:「ええよ、んなん興味ないわ」<ポッド
GM/夜天使:「で、何が聞きたい?」
カッツェ:「……ああ、もうええわ」顔を背けて、背中ごしに。
カッツェ:「目的も知らん、理由も知らん」
カッツェ:「けど、今のアンタがまあ、どーゆーことしとるかは解ったわ。それで充分」
カッツェ:「ウチなんかは大人のオンナやさかい。弄ばれるんは慣れとるけど」
カッツェ:「ウチん子たちは……あんたのその宙ぶらりんな態度が、かえってきついみたいなんやわ」
カッツェ:「だから……」
カッツェ:一瞬だけ、少し前の瑞穂で、語り合った顔を思い浮かべて――打ち消す
カッツェ:「次会うたら、遠慮のお殺すわ。聞きたいことは無いけど、言いたいことはそれだけやな」
GM/夜天使:「ま、あんたがどう見たかはわからんが……。こっちもな、遊びでしてるわけじゃない。悪いがオレも大マジメなんだ」
カッツェ:「ん、けど聞いても教えてくれん人には、聞かんことにしとぉから」<そっちの理由
カッツェ:「ウチの手はちっこくて、あんま色々できへんから。できることをするしかないんよね」たはは、と。
GM/夜天使:「ああ、多分オレの口からは絶対に言えんな。だが、いずれお前にも伝わる。そうなるようにしてるからな」
カッツェ:手をヒラヒラと。「付き合うてくれてあんがとさんや。姿、見せてくれただけで嬉しかっで」
GM/夜天使:「ああ、だから…………」
GM/夜天使:「…………早く、オレを殺しに来い」
カッツェ:「オンナは……オトコ待つのが定番やで?」自嘲気味に、嗤う。
GM/夜天使:「しゃーねぇな………じゃ、また来るからな。待ってろよ」ニヤリと笑って明け始めた空に消えていく。
カッツェ:最後に……最後に一本だけ残ったオトコと同じ銘柄のタバコを吸って――。
カッツェ:「やっぱ……不味いわ、これ」目元が光ったように見えたのは、海面の反射光かそれとも――
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン2 「難しいことも」
 シーンPC:操久朗。

GM:基地にたどり着き、愛機から降りる。
GM/メイリィ:「お、どうしたアルか? ソウクロー元気ないアルよ?」
操久朗:「……ん、ああ……少し、考え事があってな」
操久朗:「聞いて、くれるか?」
GM/メイリィ:「珍しいアルね。いいヨ、何でも話してみるアル」
操久朗:「ああ。……あの機体を破壊したとき、奴のコクピットが落ちただろう。その時、俺は破壊すべきだと思った。後顧の憂いを断つ意味でも、それは正しい判断だったのだろう」
操久朗:「だが、そうしなかった。糸を収め、レーダーが利かんのを理由に瑞穂に戻った」
GM/メイリィ:「ん〜〜」
GM/メイリィ:「ソウクロー、その戦闘の時の事覚えてるアルか? ソウクローの攻撃が止められた時ヨ」
操久朗:「ああ、覚えている。渾身の一撃を、止められたからな」
GM/メイリィ:「ソウクロー、いっつもタイクツ言ってたネ。でも、ソウクローでもすんなり行かない敵が出てきたヨ。人が自分だけの力で強くなるのは限界アル。それ以上に行くのに大切なのは、越えるべき壁、明確な目標、強い強敵ネ」
操久朗:「……」黙ってそれを聞く
GM/メイリィ:「きっと、あそこで殺したくない思った。ソウクローは正しいアルよ」
操久朗:「……そう、なのだろうか」
操久朗:「非情に徹することが出来た昔の俺より、今の俺は確実に弱い。教えてくれ、メイリィ。俺は、弱くなったのだろうか。ここに来て、甘さを、迷いを知って、覚悟が錆び付いてしまったんだろうか?」
操久朗:「お前が正しいといってくれても、そう思えてしまってな……どうにも、拭い去れん」
GM/メイリィ:「…………覚悟? それは何の覚悟アルか?」
操久朗:「殺す、覚悟だ。敵を生かして返せばいつか自分に牙を剥く。だから、戦ったならば必ず殺せと。そう教えられた」
GM/メイリィ:「殺すことよりも、生かすことの方がよっぽど難しいアルよ。でも、ソウクローはその難しいことが出来るようになったアル。ちっとも弱くなんてなってないアルよ」
操久朗:「生かすこと、か」自分の手のひらを、じっと見る
操久朗:そして、不意に、ふっと笑う。
GM/メイリィ:「な、何で笑うアルか!?」
操久朗:「いや、まさかお前に教えられることになるとは、と思ってな」
操久朗:そして、メイリィをぎゅっと抱き寄せよう。
GM/メイリィ:「急に何をするアルかっ! 離すアルよっ!」
操久朗:「生かすことのほうが難しい、か。なんとなくだが、分かったような気がする」でも離さなず、ぽつりとつぶやき。
操久朗:「有難う、メイリィ」
GM/メイリィ:「く、苦しいアルっ! 死んでしまうアルよっ!」ばたばた
操久朗:「前に言ったが、今の俺がいるのはお前のお陰だ。だから……今お前が『強い』といってくれた俺も、おそらくお前のお陰なのだろう」メイリィを離し、肩に手を置く
操久朗:「……本当に、有難う」薄く目を開き、優しく、微笑む
GM/メイリィ:「ソウクローもまだまだアル………」その笑顔に答えるように微笑む。
操久朗:あー、GM。
GM:む?
操久朗:カッツェさんまねっこして、このタイミングで【メイリィからの阿呆ーっ】を【メイリィからの……ばか】に変えたく存じますがっw
GM:いいでしょうw
操久朗:わーいw
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン3 「必ず、取り戻す」
 シーンPC:響。

GM/伊音:「…………………」
GM:少女は姿勢を正し、目を閉じて静かに座している。
響:「…………」(邪魔にならないよう、少し離れて素振り中)
GM:しばらくして、ぽつりと声を出す少女。
GM/伊音:「……何も……………言わぬのか?」
響:「オレに何が言えるってのさ?」(ぶん、ぶん)
響:ぴた、と剣を止め。
響:「詩音は連中に攫われちまった。……攫われたからには、連中は何か目的を持って次の手を仕掛けてくる」
響:「そいつをどうこうしようってのは、オレらの仕事じゃない。……違うか?」
GM/伊音:「…………それは、確かにそうだが……」
響:「大体なぁ、気休め言っても仕方ねーだろ? ……オレたちにできるのは、信じることくらいだし」
響:「信じるんなら、くよくよ迷ってたって仕方ねえって」
響:ひゅん、と伊音の眼前に木刀の切っ先をつける。
響:「――次に連中が仕掛けてくるんなら、迷わず立ち向かうんだ」
響:「迷いは隙を生むって教えてくれたのは――伊音だろ?」
GM:すっと立ち上がり、その木刀を眼前にして。
GM/伊音:「ああ………確かにそういった。そうだったな」
響:「あ、それとも」
響:ぽむ、と何かを思いついたよーな顔。
響:「……しまった。どうせなら“オレがついてるから”とか、そーゆー展開に持っていくべきだったか」
響:勿体無いことしたー、と悔しそうな顔を作ってみる(笑)。
GM/伊音:「………………」無言でスッと響に近づく。
GM/伊音:「…………………少し、言って欲しかった」物凄い小声で呟く。
響:「――――?」
響:「な――。え、あ……あ」
響:その物言いは予想してなかった。
響:思わず伊音を見つめてしまう。……たぶん頬が赤くなってる。
響:(で、隙だらけ(笑))
GM/伊音:「……響」
響:「お、おう……」
GM/伊音:「私はなんとしても妹を、詩音を取り戻す。力を貸してくれ」
響:「――もちろん」(力強く、頷いて)
響:「オレだって、そうしたい。……伊音の哀しむ顔を見るのは、イヤだかんな」
響:そのためにも――いっちょ気合入れて、頑張ろうぜ? と笑ってみせる。
GM/伊音:「………ああ、頼む。期待しているぞ」その笑顔に答えるように微笑む。
響:「…………」(す、と伊音の背中から肩に手をかけて、抱き寄せ)
響:「伊音」(そっと囁く)
響:「――もし、ダメだった時はさ。オレを好きなだけぶん殴ってくれていい」
響:「だから――。これから先、お前は絶対に詩音を取り戻すことだけ考えてろ」
GM/伊音:「出来ることなら、そうしたいが……無理な注文だな」
響:「な、なんでだよ?」
GM/伊音:「私の知る橘響という男はそういう顔でやるといったら必ずやり遂げてしまう男だ。その条件では私が殴る機会はなくなってしまう」
響:「――っ、伊音……」
響:ほんの一瞬、息を呑んで。
響:「なら、信じてくれ。――オレとお前とで、絶対にあいつを助け出す」
響:それならきっと、できるさ。と。
響:物凄く名残惜しそうに伊音を離して。
GM/伊音:「ああ、そうだな」真っ直ぐに響を見つめる。
響:「ま、そのためにも――」(ひょいっ、と木刀を1本、伊音に投げて寄越し)
響:「できることは、やっとこうぜ?」
響:ひゅん、と小気味良い音で木刀を構える。
GM/伊音:「ふん。……では、遠慮なく行かせて貰うぞ?」木刀を握る手に力を込め
響:「ああ!」
響:やっと何時もの伊音に戻ったかな、と頷いて。
響:(詩音を助けるのは――伊音を助けることだ)
響:(そのためなら、オレはきっと――)
響:誰よりも何よりも強くなれる、なってやる、と決意し。
響:「行くぜ、伊音――!」
響:ばあん! と勢い良く道場の床を踏み込んだ。
GM/伊音:「来るがいいっ!」同時に床を蹴り、木刀が交差する。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン4 「そしてまた、夜の中」
 マスターシーン。

GM/夜天使:「よく生きて帰れたもんだな。まぁ流石って所か」
GM/ルカ:「アニキが大仰に動いてくれたからな」
GM/詩音:「むー。むー!」
GM/ピーター:「貴重な機体を失ってしまいましたが……なんとか……」
GM/夜天使:「なに、半分冗談だ」
GM/少女:「半分は本気なのね。……狡い人」(くす)
GM/詩音:「むーむー!」
GM/夜天使:「まぁまぁ、そういうな。今回は無事目的を達成できたわけだしな」
GM/ピーター:「命令ですから仕方ないとは言え、このような方法は私は反対です」
GM:むーむーと轡の下で唸る詩音を見下ろして
GM/夜天使:「少々手荒になってすまなかったなぁ。ちょーっとキミの協力が必要だったんでね。それで、オマエ等の方はどうよ?」
GM/ルカ:「この前見たいな事はもうしないよー」
GM/ピーター:「私も、このままでは終われません」
GM/少女:「ええ。私もそろそろ仕上げられるわ。“ブラックライラ”」
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 橘響@相馬斉遠:6点
 紡操久朗@与太郎:6点
 神宮寺カッツェ@Satmra:6点
 GM@阿桜聖:18÷3+1=7点

【雑感】
 4話(+1)ほど続く、AngelPainシリーズの第2回。
 今回は、伊音の実妹である詩音を巡って、瑞穂基地とエンゼルペインの精鋭同士がガチでぶつかり合う。
 というか姫をさらって果たし状とは何とも古典的。当事者でなければ、いっそ見事愉快の範疇というものである。そう、当時者でさえなければ!(魂の叫び)
 しかしこれは、やはり決闘では無く戦争だった。勝利も虚しく詩音はエンゼルペインに連れ去られ。次なる奴らの狙いは――と、実に王道な引きで次回に続く。
 キャラクターの動きとしては、敵にもエースと認められて何となく嬉しい響(もちろんそれも陽動の一環なのだが)と、彼の強さと影響力を認めつつも、泰然と敵に当たる操久朗とが好対照。2人をなあなあのように見せてしっかり支えるカッツェおねーさんの動きも注目である。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠