エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第73話『Moonlit Knight』◇

「あれこれ考えるよりはお前らしかろう?」
――紡操久朗

 

ミドルフェイズ:シーン1/////
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「ダイアログ」
 マスターシーン。

GM:小柄な少女を担いだ少年と一人の少女が、おおよそ通常の人間にはありえない速度で疾走しながら会話している。
GM/ルカ:「なぁ、なんで俺が運んでんのさ」
GM/少女:「ん。持つと疲れるから」
GM/ルカ:「うわ。ずりィな。しかも何でわざわざ徒歩……つっても走ってるけどさ」
GM/少女:「こーしないと流石に人一人攫ったらバレるんだって」
GM/ルカ:「フツーはこうしてもバレるもんなんだけどね」
GM/少女:「カタイコト言わない。お兄さんじゃないんだから」
GM/ルカ:「あんな石像なアニキと一緒にはしないでくれ。でも、これアニキにバレたら絶対文句言うと思うぜ?」
GM/少女:「たぶんね。でもそこは軍規にもクソ真面目だから。何とでも言いくるめられると思うよ」
GM/ルカ:「あーぁ、やっぱお前ってずりィな……」
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン2 「らぶれたぁ」
 シーンPC:響。

GM:今日も今日とて学生の身としては学校に行かなくてはなりません。
GM:いつものように校門をくぐり登校する響。
響:「…………」(うーむ、と考え込みながら歩いている)
響:「ダメだ、わかんねー。あいつ(詩音)を誘拐できる連中があいつを誘拐する利点って何なんだよ」(頭わしゃわしゃ)
響:普段使わない頭を使おうとしても無駄だとやっと気付いたらしい。
GM/伊音:「ああ、今頃大丈夫だろうか。何もされておらぬだろうな? 無事なんだろうな?」昨日からずっとこんな感じ。
響:「ま、無事は無事だと思うけどな……」(ぽんぽん、と伊音の肩に手を置きつつ)
操久朗:では、登場しますー。
操久朗:「……ふむ、誘拐か。穏やかではない話だな?」すっと響の背後に現れる不確定名シシオマコト。
響:「おう、操の字……。相変わらず目が細いなぁ」
操久朗:「大きく開くと見えすぎてしまうのでな。して、何を悩んでいる? 草薙の妹君でも攫われたか、その様子では」小声で。
GM:そんなこと話しながら下駄箱を開けると、響下駄箱からぽとりと落ちる何か。
響:「いちおー極秘事項なんだけどな……って。何だこれ?」
GM:いわゆるひとつの手紙である。
響:拾い上げ、しげしげと観察。
響:差出人は描いてあるかな?<封筒
操久朗:「……大当たりか。……ふむ?」
操久朗:封筒に気づき
GM:しげしげと観察するとよく分かる。手紙だ。ただひとつ気になるとすれば………
GM:左綴じなことぐらいだ。
GM/伊音:「む、何だその手紙は?」
操久朗:「恋文ではないようだが」
響:「そんなだったらこんなとこで開け……いや、そんなのあるわけないって」(あははー)>操久朗
GM/伊音:「ひ、左綴じだと!?」
響:「まさか統一帝国語で書いてあるんじゃねーだろーな」
響:読めねーぞ、オレ。とかぼやきながら開封してみよう。
GM/伊音:「ばかもの! 昔から左綴じといえば、果たし状と決まっている!」
操久朗:「ほう、果たし状か。まだそのような者がいたとはな」
響:「そうなのか?」(ふむふむ)<果たし状
響:さくさくと開封。目を通してみよう。
GM:『橘殿へ。
GM:貴方に縁のある方を預からせて頂いております。
GM:その方の身を案じるならば、次の満月の夜に以下の所へ来られたし。
GM:(座標が書いてあると思いねぇ)
GM:P.H.ガイスト』


響:「――うわ、マジで果たし状だ」
響:思わず視線を上げて、伊音&操久朗と顔を見合わせる。
操久朗:「果たし状か」思わず鸚鵡返し。
GM/伊音:「――果たし状だな。実際に見るのは私も初めてだ」
響:「しかも、どうもこいつらが詩音を攫ったらしい」
響:ぐしゃ、と手紙を握りつぶしつつ。
GM/メイリィ:「なら、話は早いアル。サッサといってぶちのめすアルよ!」ぱんと手を叩き。
響:「そーだな。……問題は、どう見てもこの座標って、シュネルギアじゃないと辿り着けそーに無い場所ってことくらいか」
響:うんうん、と頷き。
響:はた、と気付いた風に。
操久朗:「どうした、響」
響:「装備の無断持ち出し――やるしかねえか?」
響:言動とは別に、ちょっと楽しそう。
GM/伊音:「何を言う! 人一人の命が掛かっているのだぞ!」
操久朗:「まあ待て。そのようなことをせずとも、心当たりがあるが」
操久朗:と、懐から携帯を取り出し。
響:「そーだな。やるしか……って、誰さ?」<心当たり>操久朗
響:「アクシア隊長に話すと、コトが解決するか面倒になるかの二択だかんな。それ以外だと……」>操久朗
操久朗:「己の欲望とカンに忠実な猫に心当たりがあってな……。もしもし、カッツェ殿か、今すぐ来て欲しいのだが」と、携帯で誰かに連絡。
操久朗:「無断持ち出しはダメでも、『遠隔地での実践演習』なら問題は無かろう?」といって、にやりと笑う。
操久朗:「俺たちは未熟者だ、練習をせねば上達はせんからな」くっくっく、と底意地の悪い笑いを。
響:「なるほど、その手があったか!」
響:おお、と感心。
操久朗:「ものは言い様、だ。この程度、口先三寸でどうとでもなる」
響:「さすがニンジャ。頼りになるなる」(うんうん、と頷きつつ)
GM/伊音:「いいか、響。次の満月は4日後の夜だぞ。それから……。これには私の……」
響:「分かってる。……きっちり勝って、詩音を取り戻そうぜ?」>伊音
響:「たぶん、連中の本命はオレたちだろーしな」
GM/メイリィ:「ところで、その決闘には私達も参加していいのアルかね?」
操久朗:「駄目だと言っても、俺たちも手伝わせてもらうぞ?」
操久朗:「ここには、1人で来いとは書いてはいないのだからな」
響:「……1人で来い、とか1機で来い、とは書いてないし。大仰にしなけりゃいいんじゃねえか?」
響:さすがに一個師団とか持っていくと来てくれないだろうなぁ、とか冗談めかし。
操久朗:「そうだな。では、そうするとしようか。さて、響」
響:「ん?」>操久朗
操久朗:「俺とメイリィは『早退』する。そうアクシア大尉に言っておいてくれ」ひょいとメイリィを小脇に抱えて校門の方へと歩き出し
響:「ああ、分かった……って」
GM/メイリィ:「ぬぁっ! コラ、ソウクロー。なにするアルかっ!」
響:見送りつつ、はた、と気付き。
響:「あーッ、ずりぃぞ操の字! そっちだけいい感じにサボりやがって!」
操久朗:「やることは決まった。ならば俺たちにはやらねばならんことがあるだろう?」 もしかしたら4日ほど休むかもしれんがなー、と言い残し、去る。
響:「…………」
響:ふぅ、と息を吐いて、伊音を見る。
GM/伊音:「…………我々も休んだ方がいいのか?」
響:「あー。オレたちもサボるってわけには、行かないんだろ?」>伊音
響:かちん、と視線がぶつかって。
響:思わず苦笑。
響:「普通、逆だろこういう時の台詞?」>伊音
響:オレがサボろうって言って、伊音が止めるのがセオリーだよなぁ。と。
GM/伊音:「………し、しかし……っ」ちょっと赤面
響:「仕方ないさ。操の字にサボられてオレらまで居なくなると、アクシア隊長たちに余計な心配かけちまう」
響:「――平常心を鍛える修行ってことに、しとこうぜ?」>伊音
響:かたん、とゲタ箱を閉じて。てくてく教室に向かいつつ。
GM/伊音:「…………」響の後をついていく。
響:(――に、しても。ちょっち神出鬼没すぎねーか、今回の敵)
響:(詩音を攫うにしても、果たし状入れるにしてもピンポイント過ぎるっていうか……)
響:などと引っ掛かりを覚えつつ。
GM:では、シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン3 「推理ングタイム」
 シーンPC:カッツェ。

GM:数少ない手がかりから考えて、おそらくは………というかほぼ間違いなく主犯は……
カッツェ:(基地内でのやりたいほーだい、んで、ギアドラに対するようけわからん粉かけ……ノイマン大尉や紅夜はんに聞いたのと同じやね……)
GM:そして、例の紙。
カッツェ:椅子にだらしなくよっかかって、ペンをくるくるしながら思案
響:「ちーっす」 ひょい、とドアから顔を出して登場。
カッツェ:「ちーっす」>手だけで応答
響:放課後になって、伊音と一緒に作戦の相談に来た模様である。
響:「すんませんカッツェさん。――って、操の字は?」(きょろきょろ)
カッツェ:「さあ? おらんでも聞いとるような気もするし。とりあえず操の字はおいとこ」
響:「壁にミミック在り障子にメアリー……だっけ?」
カッツェ:「鴨に葱ありソースにメダイやなかったっけ?」手紙を受け取りつつ
操久朗:「む、呼んだか」妙にぐったりしたメイリィをかついで窓よりぬっと現れる。なぜか忍装束。
響:「ありゃー。随分とお楽しみだったようで」(笑)>操久朗
操久朗:「ははは、ご想像にお任せしよう」とかのたまいつつ着席
カッツェ:「さって、とりあえずお手紙拝見させてーな」>響
響:「っと、これです」(手渡し)
GM:隅っこの方に書かれた数字と文字の羅列だが、(カッツェにとっては)至極単純な暗号。
響:ちんぷんかんぷんだったと思われる(笑)<暗号
GM:あ、こっちの紙は絵が描いてあるほうね
響:おおっと<絵
カッツェ:ふむ、では絵の方の暗号から。
GM:その暗号はどこかのデータベースへのアクセスコードのようだが……
カッツェ:ふむ、アクセスコードは了解です。では手紙の方にも一応チェックを。
GM:手紙の方は、実に見事な果たし状です。
響:そう言えば、オレが読めたってことはヤシマ語だった?<果たし状
GM:ヤシマ語ですね。
響:まぁでも、読めないと果たし状にならないしなぁ(笑)<ヤシマ語
カッツェ:「あ、あとそーや」ちょいちょいーと響&操久郎呼び寄せ
響:「?」<呼び寄せられ
操久朗:「どうした、カッツェ殿」
カッツェ:鼻つまんで「こーゆー(誘拐)とかって話は洩れたらあかんのやから、迂闊に携帯で連絡したらあかんっ!」ぺしっと。
響:「あ痛ッ?」
響:「つーか、携帯使ったのオレじゃなくて操の字! 操の字!」(主張。それ以前にダダ漏れなのに気付け(笑))
カッツェ:「変に軍にばれてみぃ、警護とかゆーてヤシマ軍からこん基地にむさいおっさん来たら困るやないか」ぶちぶちと(笑)
操久朗:「む、それは失敬」
響:「そっちかよ! でもイケメンの情報将校部隊が来るかもだぜ?」(笑)>カッツェ
カッツェ:「ふ、わかってへんな響たんは。イケメンはカッコイイで、カワイイとはちゃうんや」力説(笑)
操久朗:「むぅ、深いですな」納得(何
響:「うう、分からねえ……」(悩)
カッツェ:「あー、つまりウチはイケメンやなくてカワイー子が……」(笑)
操久朗:「つまりこういうことか。草薙、気をつけろ」(何
操久朗:メイリィを後ろに隠しつつ(何
GM/メイリィ:「ど、何処を触ってるアルかっ!」
GM/伊音:「話を続けてください。新宮寺少佐」(ごほん)
カッツェ:「ん、まあさておき。話はまあ携帯で聞いたし。現物も見せてもらったし」と、真面目な話を同じような口調で語ります
響:「……実際のところ、何も無くたって受けて立つつもりなんだけどな」>カッツェ
カッツェ:「とりあえず、マサムネとマサムネ2、それにホルテンも都合つけるわ」しれっと大仰なことを。
響:「やりぃ!」<ホルテンも
響:「ホルテンがあれば、疲れずに済むかんな……。マジ助かります」(礼)>カッツェ
操久朗:「『実践演習』だからな。ホルテンも無ければ始まるまい?」メイリィを膝の上に乗せ、響に
カッツェ:「んー、いや。色々複雑にからんどると思うんで、単純に考えるのはかまわんけど、単純には終わらんよ、たぶん」
響:「……そうなのか」<単純には
操久朗:「どちらにせよ、俺達はやるしかあるまい」
響:「でもまぁ、オレらのやるコトは変わらないさ。だろ?」>伊音&操久朗
カッツェ:「あ、いや」
カッツェ:「実践演習にはせん。こっちから大佐に通す。実戦で大仰にするつもりや」>操の字
GM/伊音:「黒幕がいる、という事ですか?」>カッツェ
操久朗:「ほう」
カッツェ:「んー、黒幕っぽい人の後ろにさらに黒幕がいて、黒幕っぽい人の部下は黒幕の言うこときかん……そないな感じ」む〜っと、自分でも何を言ってるのかといった感じで
響:「わけわかんねーっす」(挙手)
響:「ついでに、それってウチの基地も大して変わらねーんじゃ?」(笑)
GM/伊音:「類は友を呼ぶ……か」
操久朗:「それを言ってはおしまいだぞ、響?」肩ぽむ(何
カッツェ:「当たりや、響たん!」にひひと。
響:「って、どういう意味だよそれ?!」(がーっ!)>操久朗&カッツェ
操久朗:「はははは」目そらし。
カッツェ:「ま、コソコソにコソコソで返す必要はないさかいな。むしろ正々堂々と受け止めて、割あわん思わせたればええんや」
響:「そのつもりです――」(ばしん、と拳と掌を打ち合わせ)<正々堂々、割に合わない
カッツェ:「ん、まあそんなんなんで。まあ、とりあえず次の満月までは、のんびりしたってや、四人とも」
操久朗:「了解です」
響:「のんびりは難しいですけど。……やれることはやっとくつもりです」
響:頷き。
カッツェ:「下ごしらえと後始末はウチらの仕事。現場で気張るのがあんたらの仕事。ええね?」
響:「了解」(てい、と敬礼)
カッツェ:「特にそっちの青少年二人は、勢い余って体力を消耗しすぎるような行為は避けること、肝に銘じぃ?」にひひ〜と、嫌らしい笑みを(笑)
操久朗:「問題はありません、カッツェ殿。鍛えていますから」返答になってはいないが(何
GM/メイリィ:「問題アルっ!」フライングニー
操久朗:「はっはっは、元気がいいなメイr」直撃。
響:「あー……。えーっと、気をつけます」(何をさ(笑))
カッツェ:「あと、そっちのおなのこ二人はツッコミ疲れとかせんよーに。んじゃ、解散」ぱんぱんと手を叩いて。
GM/伊音:「わ、私は信じているからな。うん」
響:「任せとけって。……とりあえず、道場で稽古でもしようぜ」>伊音
響:きっちり勝ってやらないといけねーし。と決意しつつ。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「覚悟持ちて」
 シーンPC:操久朗。

GM:あれから、訓練を続けているのだが……
GM/メイリィ:「そ、ソウクローはデタラメアルよ……」横たわっている。
操久朗:「この程度できなければ、鋼糸で骨肉を絶つことなどできはしない……さっ!」ぶぉん、ぶぉん、と、油を塗って滑りやすくした岩を両手に1個づつ、片手の指のみで掴んで舞う様に両手を振り回す。
GM/メイリィ:「わざわざ、鋼糸なんか使わずとも八卦掌なら骨肉くらい吹き飛ばせるアルよ」
操久朗:その足元には、汗が湖のように溜まり。
カッツェ:んでは、そこに冷えたコーラを二本持って登場を。「ふあ〜、特撮いらずやな、ギアドラん子たちは」
操久朗:「拳は近づかねば届くまい。敵に近づかずに、敵に知られずに敵を殺す。それが紡が伝えし外法、鋼糸術よ。……と、カッツェ殿か」ぶぉん、ぶぉん、と、続けながら。
カッツェ:「ほい、メイりん差し入れや」と、コーラを手渡して。
GM/メイリィ:「炭酸は苦手アルよ……」といいつついただく。
カッツェ:もう一本は……自分で空けて呑んでしまおう(笑)
カッツェ:「好き嫌いは良くないで〜、一流の格闘家は試合前にコーラリッターで飲み干す聞いたことあるで」
操久朗:「……む、メイリィ、鬼がいるのだが」ぶぉん、ぶぉん。
GM/メイリィ:「イオンは今ココにはいないアル」くぴくぴ
カッツェ:「鬼言う悪い子にはあげたないな〜」ひらひら〜と、かくしておいたもう一本のコーラを見せつけて
操久朗:「……ふぅ、非礼を詫びるのでそれをいただけぬか、カッツェ殿」振り回し止め。
カッツェ:「ほいほい、ここ置いとくで、好きな時に呑みぃや」
カッツェ:「んで……やね」>操久郎&メイリィ
カッツェ:「最近、似たようなケースがあったんは、知っとおよね、二人とも?」
カッツェ:『ANGELPAINT 光、天使より…』参照:笑)
操久朗:「……うむ」べきんと親指で栓を開け、ぐびり
カッツェ:「多分同じパターンや。で、今回狙ってきたのは、響たん……ウチんとこのエースやね」
操久朗:「……やはり、そうですか」
カッツェ:「十中十……やね」
GM/メイリィ:「でも、あのケースは話に聞いたけど、今回とは全然手口が違うアルよ?」
カッツェ:「ん〜、手口はちゃう。けど、方向性が一緒や」
操久朗:「前回失敗したからこそ、今回の手段に切り替えたのだろうな。短絡的なことだ」
カッツェ:「基地全体を躍らせ、ギアドラに対する個別の狙い撃ち」
カッツェ:「あと……愉しんでるってのが、一番の共通点やな」<確信の理由
GM/メイリィ:「シオンは無事アルよね?」
操久朗:「おそらくはな」
カッツェ:「殺したら、遊びにならん。だから、生きとおね、たぶん」
カッツェ:「ま、ともあれ。正直、爆発力はピカイチやけど、安定性とかで言えばレオンちんや翔一っちゃんには大きく劣っとお子やから」
カッツェ:「二人でしっかりサポートしたってや」<響
操久朗:「ええ。俺も、ここに来て奴に色々学ばされましたからな。その恩は返さねばならん」胡坐をかいて座り込み、本人の前では決して言わないことを
GM/メイリィ:「ソウクローは、まだ他人のサポートできるほどうまくないアルよ」
カッツェ:「ま、そんだけや。お馬に蹴られて死にとぉないから、これぐらいで帰るわ」
カッツェ:「勢い余らんようにな〜」と、台無しなセリフを残して(笑)
操久朗:「……むぅ、釘を刺されて締まったな」ふぅむ、と、思案(何
カッツェ:ひらひら〜と手を振って、神宮寺カッツェはクールに去るぜ(笑)。と、言うことで退場です。
操久朗:「ともあれ、俺は俺の為すべき事を為すまでだ。……それに、メイリィ。この際だから言うが」
GM/メイリィ:「な、何アルか?」
操久朗:「瑞穂に来て、お前に出会ったからこそ。今のこの『紡操久郎』がいる、と言う事だ」
GM/メイリィ:「きゅ、急にどうしたアルか!?」
操久朗:「守るべき者を得たからこそ、俺のこの外法を持って戦おうという気になった。それだけだ」ふい、と柄にも無く照れてそっぽ向く
GM/メイリィ:「…………………ソウクロー」
操久朗:「こう暑いとな、俺も柄にも無く本音をぶちまけてみたくなるのだ」そっぽ向いたままで
操久朗:「響だけのせいで今の俺が居るわけでもないと、そう言う訳だ」
GM/メイリィ:「……そのセリフ、ちっとも似合ってないアル」正面に回り、ちょっと背伸びしてぺちんと操久朗の頭を叩いてにっこりと笑う。
操久朗:「……む」相変わらずの糸目で。微妙に頬は赤い。
操久朗:その手がメイリィの尻に伸びかけ……引っ込む。
操久朗:「……やめておこう。今は興が乗らん」そのまま、ばたりと仰向けに倒れこんで
操久朗:「少し寝る。暫くしたら起こしてくれ」言って数秒後、すぅすぅと無防備な寝息を立て始め
GM/メイリィ:「うん、分かったアル」操久朗の頭のあたりにしゃがみ込んでじっと寝顔を見てる。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン5 「状況把握」
 シーンPC:カッツェ。

GM:例のデータベースへのコードを打ち込んで見てわかったことが一つ。
GM:これは、合衆国側のものだ。
カッツェ:(あ〜ちらさんのはややこしねぇ 
カッツェ:……けど他ん人に頼む訳にもいかんしなぁ……とほほ)
カッツェ:と、1人でカタカタと機器と格闘中で
GM:そしてパスワードが求められる。
カッツェ:「ほいほいっと、絶望さんがくるっと回って願望さんに……っと」
カッツェ:「despair turn wish」と入力を
響:「――で、いったいナニが出てくんだ?」(ひょこっ、と登場)>カッツェ
GM:ぽーん、と音がして表示されるのは第81独立機動群に関するデータ
カッツェ:「ん〜、それは見てのお楽しみ……と」
カッツェ:データを「読む」のではなく、一瞬にして全体を「見て」把握する。
響:「って、何だこりゃ。部隊の編成表か何か……」
響:読めないが、何となく内容は察したらしい。
GM:エース、「黒き夜天使」とその配下のフーファイターライダー
カッツェ:「……響たんは、天使兵さんとフーファイターさん、どっちがやりにくい?」目はデータから離さず、問う。
響:「フーファイターだね」(即答)
響:「純粋な“力”だけなら天使兵のが圧倒的だけど、連中は行動が単純だかんな……例外もそりゃいるけど」
GM:その中の一つの写真に響は見覚えがある。先日、路地で見かけた少年です。
響:「フーファイターは……大抵の連中はコピーみたいに同じ動きしかしない。そいつらは何とでもなる。だけど」
カッツェ:「向こうさんも……気づいたっちゅうことやろなぁ……」
響:「――本当に“意志”のあるヤツが乗ってるフーファイターは、天使兵を圧倒するよ。……シュネルギアみたいにさ」
カッツェ:「英雄は怪物には無敵や。けど、同じ英雄には殺されることもある」
響:「…………こいつ」>金髪美少年
カッツェ:「知っとお?」<金髪美少年
響:「うんにゃ。街に買出しに出たときに見かけただけ」
響:「だけど。――えらく強かったね。不良どもを棒切れで余裕の秒殺かましてた」
カッツェ:「となると……前んときとそーゆーのも一緒、と」考え込み
響:「前の時……ってと、オレ助たちがやりあった連中かよ、こいつら?」>カッツェ
カッツェ:GM、これらの情報をつなぎ合わせて、超推理を使ってみたいのですが
GM:前、その前の事件で現れたという少年。ルカと名乗った少年の写真もある。
カッツェ:「ん、まあそうやね。同じ穴んムジナさんで、ムジナさんの大将さんは前ん時と同じ人や」
GM:そして残ったもう一枚の写真のドライバーは少女。
カッツェ:「ご丁寧に、こーしたデータの閲覧までさせてくれとおあたり、まちがいないやろね」
響:「……でも、おかしくないかこれ」
GM:それらを纏めるリーダーは黒き夜天使。
カッツェ:(しかしなんやろね……前にも経験値稼ぎに来たフーファイターはおった訳やけど……)
響:「普通、戦争ってのは手札を伏せてやるもんだろ? なのに、こいつらは手の内を堂々と見せてくる」
カッツェ:「……カンやけどね」
響:「――このデータそのものが嘘っぱちなのか、それとも」
響:じ、とカッツェを見る。
カッツェ:「たぶん、その違和感は正しい思う。あちらさん……戦争やっとる気ないんかもしれん」
GM:その黒き夜天使の写真に響は見覚えがあるかもしれない。
カッツェ:「遊んでるんや、たぶん」隣の少年に読み取れない程度に、不快感をちょこっと臭わせて。
響:「――――? こいつ……」<リーダー
カッツェ:っと、画面消します(汗)
GM:髪の色は違うが、以前この瑞穂の翼だった……そして、ある日忽然と姿を消した……
カッツェ:「よけえなこと、考えんでええ」と、響に向き直って
カッツェ:「ええね、人ができることなんて、ちこっなんや」
響:「――ああ、そーゆーコトか」(頷く)
響:「分かったよ、カッツェさん。……このデータはホンモノだ」
響:何かを確信した目。
カッツェ:ん、と頷き
響:「つまり、向こうはこっちの手札を全部知ってるから――ハンデをつけたくないから、こーゆーコトしてるんだ。だろ?」
響:だから、詩音の部屋や好物も知ってるし。
カッツェ:「そーゆー人やったからねぇ……」カッツェにしては珍しく、タバコに火を着けて
響:詩音を攫えば伊音が動く。伊音を動かすにはオレに挑戦状を送りつける。
響:「ぜんぶ、辻褄合うよなぁ……」(ギリ、と拳を固め)
カッツェ:「ともあれ……詩音たんは無事や。狙いはアンタなんやから?」>響
カッツェ:「とりあえず、右の手で自分の命、左の手で伊音たんの命を護りぃ」
響:「……ああ」(頷き)
カッツェ:「その上で、自分の意志で成すべきことをなす……期待しとおよ?」
響:「後悔させてやるさ。……オレたちで“遊ぼう”だなんて、高くつくってさ」
カッツェ:「ん〜、ええ顔や。伊音たん居んかったらウチが放っておかんのやけど」表情を一転させて、ギュうっと胸元で抱きしめる(笑)
響:僅かに笑顔を浮かべ――むぎゅっ(笑)。
響:「わ、ちょ……カッツェふぁ、ふも」(じたじたもふもふ)
カッツェ:「ええね……アンタは……こないなトコで死んだらあかんよ?」表情は見せない
響:「ああ。最初っから、そのつもりもねーしな」(頷こうとして……もふ)
響:「〜〜〜〜ッ、〜〜〜〜!!」(←真っ赤になってると思われる(笑))
GM:では、シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン6 「月下の騎士」
 シーンPC:響。

GM:頭上には黄金に輝く満月。
GM:眼下には黒く蒼くうねる海。
響:「…………」
操久朗:「……どうした、緊張したか、響」
響:「うんにゃ。そーゆーの、柄じゃねーし」
響:へへん、と軽く笑う。
操久朗:「ならば考えんまま突き進め。あれこれ考えるよりはお前らしかろう?」
響:「何だよそれ。まるでオレが何にも考えてないバカみたいじゃねーか」(むぅ(笑))>操久朗
操久朗:「違うのか?」真面目顔
響:「――何にも考えてねーわけじゃ……っと」
響:「たださ。……ちょっと気になるっつーか、分からねーって言うか」
響:「連中の目的って、何なんだろーな。……単に戦いたいってだけにしちゃ、手が込み過ぎてる」
操久朗:「ただ戦うだけではつまらんからこそ、だろう。そういう手合いを好む方のようだしな」
GM/伊音:「しかし、ヤツは何処に……」
GM/メイリィ:「き、来たアルっ!」レーダーを見ていたメイリィが叫ぶ。
操久朗:「……ついに来たか」
GM:それとともに頭上から舞い降りる一機のフーファイター
カッツェ:(ホルテン陳情《根回し》ダイスブースト15 ロゴス17消費 #25c4
●ダイス:Katze:25c4=19(2,5,6,2,6,1,4,4,2,2,3,2,3,1,2,5,3,1,3,3,5,1,2,1,6)= 19
カッツェ:『あ〜、おしゃべりはそこまでで〜。あちらさんいらはったで〜』格納スペースに、通信のみで
GM:曲線と直線の混じったそのフォルムはこれまでのデータにはないものだ。
GM:そして何よりその翼は機械でありながら、鳥の羽を燃したようにも見える。
操久朗:「新型か」
操久朗:「メイリィ、いけるな?」
GM/メイリィ:「いつでもOKアルよ」
操久朗:「5番機、マサムネ2。出るっ!」
響:「伊音、V機関起動。いつでも出られるよう頼むぜ」
GM/伊音:「大丈夫だ。いつでも行けるぞ」
響:「よっし。――シュネルギア3番機、マサムネ。ホルテンより分離(アップファールト)」
響:ふわッ、とフーファイターの手前に機体を持って行き。
カッツェ:『ええね、とりあえずは。お話や。あんまおもろい話やないけど、今んとこの主導権はあっちやからね?』一応の念押しを。
響:了解、とカッツェに返事をしつつ。
響:ふむ。国際救難チャンネルで通信してみようか。
響:「……じゃあ、ついでにあいつと通信、繋げるか?」>伊音
GM/伊音:「良かろう。少し待て、響――」

GM/??:「こんばんは」
響:「よう」>???
GM/??:「まだ、名乗っていませんでしたね。私の名はピーター。ピーター・ヘリオス・ガイストと申します」フーファイターが礼をする。
響:「P・H・ガイスト……ね。果たし状はいいけど、名前もフルネームで書いておくのが礼儀じゃねーの?」(軽く)
GM/ピーター:「果たし状? それは一体何のことでしょう?」至極真面目な言動で。
カッツェ:とりあえず、データとか通信はホルテンでもがちっと取ります。お仕事お仕事。
操久朗:「……ふむ、果たし状は別口か?」
響:「オレらの学校に送りつけて来ただろうが――って、あ」(はた、と)>ピーター
響:「もしかしなくてもお前、ヤシマ語なんて書けないよな?」(確認)>ピーター
GM/ピーター:「ヤシマ語は一応習得しておりますが、私は本日この時間にここに、と命令で………」とても嘘を言っているような口調ではない。
カッツェ:『あ〜、そっちの兄ちゃん』>ピーター
GM/ピーター:「なんでしょう?」
カッツェ:『なら聞くわ。命令ってのはなんなんや。差し支えなければおねーさんに教えてみぃへん?』
響:「そこんとこは聞いておきてーな」(カッツェに同意)
GM/ピーター:「それはお断りいたします。軍規に反しますので」
カッツェ:会話とは別に、指示を。レーダーのレンジを広げて、周囲に警戒を促します。
GM:周囲に他の敵影はまったく見られません。
カッツェ:同時に音声ではでないように操久郎機に警戒の要請を。とりあえず目の前じゃなくて、目の前以外に注意を促します。
操久朗:「メイリィ、レーダーでものを見るな、『気』の目を周囲に巡らせろ。何かあるぞ」ゆっくりと、戦闘態勢に
響:「まぁいいさ。でも、とりあえずこっちは約束守ったぜ? ――詩音返してくれよ、詩音」>ピーター
GM/ピーター:「シオン? 申し訳ありませんが、その事に関しましても私は知りません」
響:「――人の大事な相棒の妹攫って、わざわざ呼びつけてソレか?」
響:「ちょっとそりゃあ、無いンじゃねえ?」(沸々)>ピーター
カッツェ:『ふむ……所属する部隊に、誇りとかは持っとぉ、自分?』>ピーターに
カッツェ:「あんたん名前で、おそらくはあんたん所属するとこから『ちっちゃい子さらった。返してほしけりゃ今日ここに来い』、ウチらは聞いてここに来とお」>ピーター
カッツェ:「心当たりあらへん? ないなら、アンタはただのバカなんで、無視して帰らしてもらう。あるなら、とっとと話してくれると助かるんやけどな?」あえて、小馬鹿にするように。
GM/ピーター:「話から推測するに、私とは別のところで他の人間が動いていたようですね。自分自身の誇りにかけて、その事に関しましては知りませんと申し上げておきます」
カッツェ:「ふむ。で、あんたとしてはどないなんや?」
カッツェ:「ウチんとこは、甘チャンで知られた部隊やからな。これで出てきてもまあ、そー評価は変わらん」
GM/ピーター:「おそらく私自身は陽動の為にこちらに遣された、という事になるのでしょうが………」
操久朗:「茶番だな、全く」
カッツェ:「けど、アンタんとこはどーなんやろね? ちっちゃいお子さんさらって、あげくがこれ? うわー、恥ずかしわー」
カッツェ:平静を装って、ホルテンの出力上げるように指示を、すぐ帰れるように(汗)
GM/ピーター:「一度、命令を受け、出撃をした以上そこにどのような意図があろうと命令は遂行する。それが私の信条です。他の人間が何を思い、どう動くかなどは問題ではありません」
カッツェ:「なるほど。了解。ええ人形っぷりや」
響:「いや、それなら話が早え。……要するに、てめーを一蹴してから瑞穂基地にトンボ帰りだ」
カッツェ:「響たん、操の字。1分やっ!」
カッツェ:「お人形遊びするほど、ウチらはヒマや無い!」
操久朗:「1分も必要はない。だろう? 響」
響:「――ああ。悪ィが秒殺と行こうぜ」>操久朗
GM/ピーター:「激昂するのは構いませんが、私も少々腕には自信があります。あまり舐めないで頂きたいものです」じゃこんとウェポンラックからロングスピアを取り出す。
カッツェ:「阿呆、腕なんかそこらの畜生でも持っとおわ。言われたまま動くようなヤツに、時間さく必要も義理もないわいっ」
響:「行くぜ伊音。――さっさと終わらせて、黒幕を引きずり出すっ!」
響:きゅいいい……ん! とケルンの色彩が強くなっていく。
GM/伊音:「分かっているっ!」
操久朗:「さて、俺たちは響の道を切り開くとしよう。行くぞ、メイリィ!」
操久朗:ぶぉん、と腕を一振りし、糸を腕ほどの長さに伸ばす
GM/メイリィ:「応アルよっ!」
GM/ピーター:「ふふふ、余程の自信ですね。楽しみです」
響:では、こちらもゆっくりと抜刀。――以上で。
GM:では、ここでいったんシーン切ります。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠