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◇ 第74話『赤の聖女の指先』◇

「さてと。――じゃあ俺たちも行きますか」
――新田八岳

 

ミドルフェイズ:シーン1//////
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「奇妙な――サイカイ」
 シーンPC:静真。

GM:シュネルギアの駐機場所。拘束台に座るようなかたちで固定されているケンプファーの調整に、相棒のT−Xは余念が無い。
GM/ラファエロ:「すみませーん、そこのおにいさーん」
GM/ラファエロ:「チコさんに言われて来たんですけど、シュネルギアの補修用パーツを受け取りに……」
静真:「……熱心だな、ティは。ん?」下から見上げている
GM:静真より2つくらい年下だろうか。ふわふわの金髪が、ひよこを思い出させる少年が――。
静真:「…………」振り返る
GM:にこにことした笑顔で、こちらに歩いてくる。
GM/ラファエロ:「――って。あれ? あれれー?」
静真:「…………………」
GM/ラファエロ:「…………」
GM:うーん、と何かを思い出そうとするように、わざとらしく指を額に当てる。
静真:「……ラファエロ。すまんがちと俺の頬を抓ってみてくれるか」
GM/ラファエロ:「? いいですけど。……おにいさん、もしかしてMのヒトですか?」(きゅー、と抓り)
静真:「いやぁ、そういうつもりは無いんだが…痛いな…夢じゃねぇな、うん」
GM/ラファエロ:「言っときますけど、僕はそんな気ないですよ?」(手を離し)
静真:がしっ、と離れ行く手をひっ捕まえる。
GM/ラファエロ:「でも奇遇ですねー、こんな場所で会えるなんて。……それとも、偶然じゃなかったりするんです、やっぱり?」
GM/T−X:「静真、その子は……!」
GM:にこにこと立つラファエロ。
GM:コクピットから出てきたT−Xが、拳銃を構えようとする。
静真:「奇遇だ、ってことにしておくほうが良いのか? それとも、必然?」
静真:ひらひらと、空いた手でT−Xに合図。(いらんいらん)
GM/ラファエロ:「もしかしたら、僕とお兄さんはこうなる運命だったのかも……」(微妙なシナをつくってみたり?(笑))
GM/T−X:「――なッ、は、離れなさい! 離れないと撃ちますよ?!」(がーっ)
ハンス:「375部隊の人は来たかな? ちょうど今、部品の選別が終わったところだが……」
静真:「折るぞ?」
GM/ラファエロ:「や、やだなぁお兄さん、冗談ですよ、冗談ー」(ひー(笑))>静真
ハンス:書類をぺらぺら捲りながら、やって来る
GM/ラファエロ:「あっ、僕です、僕僕ー!」>ハンス
ハンス:「静真君、君の知り合いかい?」
静真:「准将。あー、えー」
静真:「知り合い、みたいなもんですよ……京の都でちょっと」
大地:「……ボクボク詐欺ってヤツか?」隣の機体から下りて来る
GM/ラファエロ:「なッ、し、失礼なこと言うお兄さんですねえ……!」>大地
ハンス:「なるほど、知り合いみたいなもの、か。じゃあ静真君、荷物の搬出を手伝ってあげなさい」
静真:「ぐ……あ」
静真:行き場の無い戸惑い。
静真:「……ティ、ぶっそーなもんは、もう仕舞っていいよ。勘違いだって事さ」
GM/T−X:「…………そうですか。静真が言うなら、そうなのでしょう」(不機嫌)
ハンス:「大地君も、こっちにおいで」
ハンス:こほ、こほと咳をしつつ
GM/リトス:「大地……詐欺師に関わるの、よくない」(ぼそ)<シュネルギア調整中
大地:「あ、はい。リトスも来い」ハンスに呼ばれて近づく
ハンス:「これが部品のリストですよ。受領のサインをここに」
ハンス:ラファエルにペンを差し出し
GM/ラファエロ:「わ、チコさんの言ったとおりだー。ステキなおじさまですねー閣下」>ハンス
GM:はーい、と素直に受け取って、さらさらと受領書にサインする金髪ふわふわ少年。

ハンス:「ありがとう」素直に礼を言い、微笑む
GM/ラファエロ:「へー。さすがに良い部品使ってますねー。これなら秋桜さんのアペルギアも補修できちゃえるかな?」(ちぇっくちぇっく)
大地:「で、この少年は誰なんですか?」
GM/ラファエロ:「あ、申し送れました。僕はラファエロっていいます。一週間くらい前かな? 当中隊に二等兵で配属されました」(敬礼)>ALL
ハンス:ふむ、と名前と顔を一致させ
ハンス:「T−X、リトス。二人も、こちらに来て手伝ってください」
ハンス:「同年代同士、仲良くしなければいけませんよ」
大地:「ラファエロ………」どこかで情報を得ててもいいですかね?
GM:静真が知ってることは知ってても良いです>大地
GM/リトス:「…………」(ひょい、とナビ席から出てきて、大地の斜め後ろにポジショニング)
ハンス:こほこほ、と
ハンス:私は退場していく
静真:「………二等兵、ね」
GM/ラファエロ:「それじゃあすみません。あっちのコンテナ、うちの駐機場まで運ぶの手伝ってくれます?」>静真、大地
GM/リトス:「大地。……いまは、准将の命令が優先」(頷く)
大地:「うー………ウチの寛容な准将サマに感謝しとけ」
GM/ラファエロ:「ありがとうです。お兄さんは優しいですねえ」(てくてく)>大地
大地:「ええい、何故そんなにくっつく!? 離れろっ」ラファエロに
GM/ラファエロ:「やだなぁ、僕はそんな気無いって言ってますよぅ?」(にこにこ)>大地
静真:「………虎穴に入らずんば、虎子を得ずとは言うが。どこに虎穴があることやら、だな…」
静真:「取り敢えず、ティはケンプファーの調整頼むよ」
GM/T−X:「虎どころか。静真、この子は……。っ、はい」(不本意そうだがギアに戻る)
静真:「コンテナ運びなんかは俺がやっておくからさ… 任せるぜ“T−X”」
GM/T−X:「了解、静真」
静真:「んで、どれを運べって?」
GM/ラファエロ:「あ、あっちの部品ですね。どうしてもこんな戦況じゃ、精度のいいパーツが足りなくって」>静真
静真:「って、なんで大地より3倍でかいんだ、おぉぉッ!?!?」
静真:遠くで喚く(笑)
静真:「腰、腰にくるー!?」
小五郎:(じゃ画面外から)「てめぇら弛んでるぞー!」
静真:「るっせぇ、じじーぃ!?」
GM/リトス:「…………」(やれやれ、という視線で皆の背中を見送り、ナビ席に戻る)
GM:シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン2 「リユース・リサイクル・リアニメイト」
 シーンPC:ハンス。

GM:アリスに案内され、中隊の視察を兼ねてあちこち回るうち、375中隊の駐機場となっている第2グラウンドに向かうハンス。
GM:そこには、先の戦闘でボロボロになったアペルギア、傷だらけでスペックの8割程度しか出せそうにない90式戦車と、その間で駆け回る整備担当の少年少女たちの姿があった。
ハンス:杖をついて、アリスの後ろを歩く
GM/アリス:「すみません閣下。あちこち歩かせてしまって……」
ハンス:「いいえ。君たちがどう戦ってきたか、よくわかりますよ」
ハンス:微笑む
GM/整備兵:「あ、隊長! お疲れ様です」
GM/アリス:「ええ、お疲れ様。――ごめんね皆、これも明日からの休暇のためだと思って頑張って!」
ハンス:「ご苦労様です、みなさん」
GM:任せてください! と胸を張って持ち場に戻る整備兵。
GM:そんな中、やや離れた一角に置かれている――アペルギアとは違う人間戦車のシルエットが目に入る。
小五郎:既にその場にいようかな
GM:OKですよ>御船
小五郎:傷だらけで惨憺たる有様の戦車たちと、それを繕う彼らに面白くもなさそうに。しかし、痛ましげに目を細めて見渡している
ハンス:「御船君、あれはなんだと思う?」
ハンス:人間戦車らしきものを指差す
GM:それは、シュネルギアでもなければアペルギアでもない、歪な機体だった。
小五郎:「アペルギアでないとすれば、消去法で2択ですな。シュネルギアか、フーファイターか……」
GM:うむ、御船さんご名答。
GM:胴体部と頭部は、やはり遺棄機体を回収でもしたのか、古びたアペルギアのものが使われているが――。
GM:その腕、腰部から脚部にかけては、紛れもなくフーファイターのそれだった。
ハンス:「アリス君、あれが例の機体かい」
GM/アリス:「……すみません、閣下。厳密に言えば軍規違反モノではありますが」
GM/ラファエロ:「あ、アリスさんーお疲れ様です」
GM:ひょい、とコクピットからひよこ頭が顔を出す。
GM/チコ:「は、准将閣下や! ほれラファ敬礼せえ、閣下のお陰で部品が手に入ったンやで?!」
大地:ハンスが指差した先を荷物を持って歩いている。
GM:アリス曰く、味方が撃破したフーファイターが、胸部と頭部を抉られただけで動力部から何から無事であったため、回収して何とか戦力化できないか試みていたとのこと。
GM/チコ:「要するに、フーファイターのV機関は無事やったさかい。制御系と駆動系をアペルギアに置き換えるだけでもそこそこは動くんやね」
GM/アリス:「シュネルギアや、この機体の元のスペックには到底及びませんが……修理不十分な現状でも、安定性さえ度外視すれば、アペルギアを凌駕する性能を保っています」
ハンス:「なるほど……。本来なら、フーファイターはブラックボックスがあるから、危険なんだけどね」
GM/アリス:「はい。――危険は承知のうえです」>ハンス
GM/ラファエロ:「ま――このまま実戦に参加させちゃうと天使化確定ですから。今は安定性を高めるためにあれこれ試してる段階ってとこです」
小五郎:「兵站は戦の要。支えるものが敵の糞尿であったって、有効なら使って生き延びろ。使うのを躊躇して死ぬ方が馬鹿だ」
小五郎:ブスっとした表情のままフーファイターとのニコイチを見上げる
大地:「はー、これが例の改良型ってヤツか」見上げる
GM/アリス:「私たちには……彼らのような“力”は無いのですから」(じっ、と大地を睨む?)
大地:「…………ん?」なんか見られてる気配を感じてキョロキョロ
GM/アリス:「…………」(ぷいっ、と視線を背ける(笑))>大地
ハンス:近づく
ハンス:「この機体のドライバーは?」
ハンス:アリスとチコ、ラファエロを見て
GM/アリス:「ラファエロ二等兵に。実戦ではなく作業用なら、既に扱えるレベルです」>ハンス
GM:ちなみに、先の戦闘で擱座したアペルギアを回収したのも、この機体らしい。
ハンス:「なるほど、できる範囲での作業をしていると言うわけだね」
ハンス:コホッコホッと咳き込む
小五郎:「確かに、あてがわれた機体が無い奴が乗るのが妥当か」
GM/アリス:「シュネルギアのような決戦兵器が常に計算に入れられるよう配備されれば別ですが……私たちには、そういうモノはありません」
GM/アリス:「ですから、独断を承知で――少しでも生き残る可能性が高くなる手段を講じている。そのつもりです」
ハンス:「考えてみれば、あの頃も同じような事をしていたな、私もエーリッヒも」
ハンス:機体の装甲をこんこんと叩いている
GM/アリス:「閣下も、ですか?」
ハンス:「私はね、ハルトマンと一緒に若い頃に少し無茶をしてね」
ハンス:ぽむとアリスの頭を撫でる
ハンス:「現場の判断は、何よりも優先される。アリス君、君は君が正しいと思う方法で、仲間たちを守る事を考えなさい」
GM/アリス:「…………はい。ありがとうございます、閣下!」(ちょっと元気出た?)
小五郎:「泥沼で足掻く努力ってのは嫌いじゃない……がどうにかしてやりたいところだな」
小五郎:手の届く範囲の戦車の、塗装の剥げたところをザリ、と撫でて
小五郎:「……いつ、お前らがこうなるか、わからんからな」大地のほうを見て、日ごろの訓練を思い返し
ハンス:「とはいえ、私たちの手の長さは短いですからね」苦笑しつつ>御船
GM/チコ:「ま、でも正直、ここまでこぎつけたんはラファのおかげやけどなー」
GM/ラファエロ:「えへへー。やだなー照れちゃいますよぅ」(ぐらぐら)
大地:「おーい。そんなに乗り出すと危ないぞー」>ラファエロ
GM/ラファエロ:「やだなぁ、大丈夫ですよぅお兄さ……わ、わ、わぁっ?」(ぐらぐら)
大地:「ほらみろっ!」慌てて下に駆け寄る。
GM/ラファエロ:「って、チコさん押さないで……ひゃあっ?」
GM:ぶらーん、とコクピットの端を掴んだ子猫よろしくぶらさがってるラファエロ(笑)。
GM:ぢたばたしている。
小五郎:「いっそここを諦めりゃ、手が届きはするものの、な。そうもいかんのが戦争だ」
GM/アリス:「ちょっとラファ?! チコも何やってるのよ!」(がーっ)
大地:「自力で上がれそうかー?」
小五郎:「待ってろ。『取ってくる』」
ハンス:「ラファエロ、だいじょうぶ。手を放しなさい」
ハンス:御船と大地を見て
GM/ラファエロ:「――――うう、痛くしないでくださいよー?」(ぱ、と手を離す)
小五郎:ひょいひょい、と凹凸に足をかけて巨体に似合わず軽がるとのぼり、空中で受け止め
GM/ラファエロ:「すっ、すみませんおじさん」>御船
小五郎:おじさん呼ばわりには軽く肩をすくめただけで応じる。
大地:「おおぉぉっ!」受け止めようとうろうろするが落ちてこない。
小五郎:たし、と体重が1/20かそこらの音しか鳴らさず着地
GM/アリス:「……間抜けね」(ぼそ)>大地
小五郎:「心構えは、評価してやる」
小五郎:受け止めようとしてる大地に、ラファエロをどすっと預け。
GM/チコ:「はー。すんません閣下。ウチのが迷惑かけとります」(ぺこぺこ)>ハンス
GM/ラファエロ:「ふえ」(預けられ)
大地:「おふぅ!?」不意をつかれて預けられよろよろする。
GM/ラファエロ:「うう、すみませんお兄さん。ご迷惑かけます……」>大地
大地:「いや、怪我無くてなによりってな」
GM/チコ:「でも、この子凄いンや。アペルギアどころか第三世代型V機関までようさん知っとる」
GM/アリス:「ですね。――彼のおかげでアペルギアの整備効率は格段に上昇しました。今回の戦いでも、機体はともかくドライバーに死者がでなかったのはこの子のおかげです」
GM:うんうん、と感慨げに頷くアリス。
GM:どうやら、この少年は僅か一週間そこそこで、すっかり部隊に溶け込んでしまったらしい。
ハンス:「大切にしてあげなさい」
ハンス:チコも撫でる
ハンス:「彼と出会ったことを、彼と友達になれた事を、大切にしなさい」
小五郎:「………キマイラ、いや、“鵺的”、か」ボソり、と誰に言うでもなく、呟いて
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「温泉に行こう!」
 シーンPC:大地。
静真は登場を推奨。

GM:かくて翌日。
GM:ドライクロイツは第375中隊の面々と共に、隼雄北部の温泉地にやってきていた。
GM:ありがちな紆余曲折は省略し――宵の入り。
GM:さすがに10代の少年少女が主体では酒宴でのどんちゃん騒ぎなど起こるはずもないのだが……。
GM/新田:「…………」
GM/ラファエロ:「…………」
GM:どういうわけか。否、ワケは単純明快だが。
GM:いま、食事の終わった60畳敷きだかの広間から、少女たちの姿はすべて消えうせていた。
大地:「…………」
GM/新田:「さてと。――じゃあ俺たちも行きますか」
GM:立ち上がる通信士。
静真:「…………まて……」
GM/ラファエロ:「へ? 何でですかおにーさん?」>静真
GM:そう、理由は単純。
GM:第375中隊の少女たちは、リトスはおろかT−Xまで拉致った上で、“親睦を深めに”露天風呂へと進軍していったのである。
静真:「……俺たちは今からどこへ向かう?」
静真:すっく、と立ち上がり、周りを見回す、俺!(笑)
大地:「え? 温泉じゃないのか?」
大地:「流石に源泉はキケンだと思うぞ?」
GM/ラファエロ:「源泉は、ここから5kmくらい北に沸いてるそうですよ?」>大地
静真:「そう、温泉だ」
静真:「だが、温泉には、……そう、俺たちが求めるものは只の温泉というものだけではない」
GM/新田:「その通り! ただの温泉じゃあねえぜ?」
静真:「違うか!」
GM/新田:「違わない!」
静真:「いくぜ、アニキ! 俺たちのえでんに!」
GM/新田:「おうとも! 何だお前、話分かるなぁ?!」(うわーい)>静真
静真:(うわーいうわーい)
大地:「ちょっと待ったぁ!」>静真
静真:「ン、どーした、大地?」
大地:「こういう時に感情で動いてはダメだ!」
GM/ラファエロ:「? ではどうしろとお兄さん?」>大地
大地:「まずはキチンと計画を立ててだな……」
GM/新田:「バカかお前?」>大地
大地:「退路の確保は大事だぞっ!」
GM/新田:「ンなコトしてるうちに、俺たちのパラダイスは終わっちまうだろーが!」
GM/新田:「ほれ、ぐずぐずすんな小僧ども! 行くぜ秘境! れっつごーぱらだいーす!」
静真:「そう、俺達に必要なものは唯一つ」
静真:「燃え滾るパトス!」
GM/ラファエロ:「そのとおりですおにーさん!」

GM:………………。
GM:…………。
GM:……。

GM:数分後。――女湯、露天風呂外周。竹塀前。
GM/新田:「よし、ここまでは順調だな。後は……どっかにスキマでもあればカンペキだが」(以下、小声でお送りします)
GM/新田:「ほれガキども、探せ、探せ……もしくは俺の踏み台になりやがれ」(酷い(笑))>静真、大地
GM/アリス:『へえ……貴女も苦労してるのね』(←壁ごしに声)
大地:「スキマねぇ……」キョロキョロ
静真:「まて、対象は近くにいるっ!」
GM/リトス:『そんなこと、あまりない。……大地は、優しいから』
GM/倉稲:『ふーん、なるほどねえ。んで、やっぱデキちゃってるわけ?』
静真:「……工具、ピンバイスは此処にあるっ。……モデラーでよかった、俺!」(ぉぃ
GM/ラファエロ:「さすがです、おにーさん!」>静真
GM/チコ:『おっ、そこは興味あるなぁ。どこまで進んどぅ?』
GM/リトス:『どこまで……? 別に、わたしは大地とならどこまでも進めるから』
GM/新田:「――――」(殺意の波動)>大地
静真:「ほう―――」>大地
大地:「…………はは」ついと目を逸らす
静真:「まぁ、まて……。位置を把握しなければ、ベストショットは……」
GM/アリス:『あー、熱い熱いー。ったく、貴女も素直なのはいいけど、素直すぎるのは良くないと思うわ?』
静真:(キリキリコリコリコリコリ……)
GM/チコ:『良くないのはアリスの方やろ。そんなやから、彼氏の1人もできへんのや』
GM/アリス:「なっ――わ、わたしは別に?!」
大地:「で、ダンナは誰狙いなんよ?」がしと新田に腕を回し
GM/新田:「そーだなー。凛々しい隊長さんもいいが、カッコいいパイロットも捨て難い」(うんうん)>大地
GM/新田:「あれで整備班長はいい身体してるしなー。なかなか難しいぜ」(うんうん)
GM/倉稲:『まぁまぁ……。にしても』
小五郎:「行き過ぎたことすっと後で休暇中走りこみさせるからな」
静真:「……ん?」
GM/ラファエロ:「はえっ?」>御船
GM/T−X:『…………?』
GM/倉稲:『完全機械化兵ってどんなのかと思ってたけど、あたしらと変わらないのねー』
GM/T−X:『そ、そうでしょうか……?』
小五郎:10m近く離れたあたりで木にもたれつつ4人を見て
静真:「……ゲッ、鬼爺」
小五郎:すゴーく面白くなさそうな顔で眼帯の上からガリガリ、と掻き毟りつつ
GM/チコ:『そうやー。それに卑怯くさいでそのムネはー』
静真:ぴく、っとピンバイスが止まる
GM/アリス:『確かに……そうね。自由自在ってのは羨ましいわ』
小五郎:「止めんぞ。そっちの意志で決めろ」じとーっ。
GM/新田:「あーあー。隊長どのナイムネだからな……」(はふぅ)
大地:「…………」静真を見る
静真:「……ただ、掘り抜くのみっ!」
GM/新田:「ここまで来て止められるか! 行け静真!」
静真:(キリキリコリコリコリコリ……)
小五郎:肩をすくめて
GM/チコ:『実際、どないなってんの? ちぃと触らせててえなー』
GM/T−X:『そんな、触らなくても……きゃっ?』
GM:ばちゃっ。
静真:「!? っく……!?」
GM:ばちゃばちゃばちゃっ、と激しい水音が(笑)。
静真:「……(先越されたっ!?」)」
GM/チコ:『ひゃーっ、信じられん! どないなっとんのやこのムネー?!』
大地:「…………こ、この向こうでは一体何がっ!?」
GM/T−X:『ちょっ、止め……やめてくださっ、ふあッ?』
静真:「くぉぉぉぉっ!」(きこきこきこ!)
GM/チコ:『こーんなにやわこーのに、えらい感度ええし……どういう仕組みなん?!』
静真:「シュトゥルムアングリフっ!」
小五郎:大地とラファエロを手招き
小五郎:「こういうとき、見つかった場合の最善手を知ってるか?」
GM/ラファエロ:「……36計逃げるにしかず、ですか?」
大地:「顔だけは隠してとにかく逃げる」
小五郎:「55点。正確には、囮を押し出して、逃げる」
GM:よし、静真。――<探知>で判定するのだ(笑)。
静真:いくぜ―――
静真:#6c1
●ダイス:Shizuma_T:6c1=0(6,6,2,3,4,3)= 0
GM/アリス:『ほんと、柔らかい……どうやったら、こんなものが人工的に……』
静真:Σd(>▽<)
GM/T−X:『やああッ、あ、はぁ、やめてくださ……ッ?』
静真:カコッ
GM:湯煙越しに、T−Xがチコに羽交い絞めにされ。
静真:「抜け、た…!?」
GM:その前に、アリスの華奢な肩が見える。
GM:むにむにむにむに、という擬音まで聞こえてきそうな、桃色の桃源郷――。
GM/T−X:『…………』>静真
小五郎:「見切りつけるなら、そろそろ、か」
小五郎:髪の毛カリカリ、とかいて藪の中へ。そして手頃な石を拾って
大地:「了解。ラファエロ、撤退だっ! ポイント3で合流っ!」ばばっ!
静真:「…………」
GM/新田:「ほー、こりゃあ凄い。いいもん見たなぁおい?」(がしっ、と首ホールド)>静真
静真:「良い、実に、良い…ん、だ…が」
GM:うむ、T−Xと目が合った(笑)>静真
静真:「……その目は、いわゆる……網膜パターンまで読み取ってる目ですかね」
GM/T−X:『…………』<顔どころか、耳やら肩まで真っ赤になっている
GM/T−X:『……』(ぼそぼそ)
静真:「っ…ふ…動けん」
静真:「このまま見ていたいっ!」
GM/チコ:「ん? 何や……ふえ、物音が聞こえた?」
小五郎:逃走したのを確認してから、藪の中からヒュん、と竹塀に向かって、投石
静真:「!?」
GM/アリス:「物音って……」(振り向く)
GM:ざぶざぶざぶ、と近寄ってくる。
静真:バッと小五郎を振り返る
小五郎:そこには藪
小五郎:&大地もラファエロもいナーイ。
GM/新田:「おお、おおおおおおっ?!」<動けない人その2
静真:「な、てめ、鬼爺!?」
静真:「ぬぅ!?」
静真:他の連中が居ない
静真:でも
静真:そんな事は、別にもう、如何でもいい
GM/新田:「あっ、こらアリス! タオル巻くなよ見えねーじゃんか!」
静真:俺は、振り返った……温泉に向けて―――
GM:ふっ、と。
GM:静真&新田の頭上に、影が差す。
静真:「……」
静真:「…アニキ…」
GM/新田:「おう」
静真:「……この、頭上から感じる、とてつも無い……負のオーラを、なんと心得る」
GM/アリス:「――貴方たち。覚悟は、できてるんでしょうね?」
GM:ひどく冷たい声が降ってくる。
GM:それを回答としたのか、ただ新田八岳は静かに首を左右に振った……。
静真:「……振り返って前方に突撃ィィィィィッ!!」
GM:――そして、暗転(笑)。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「月に天使が」
 シーンPC:小五郎。

GM:――夜。
GM:乱稚気騒ぎも終わり、皆が寝静まった温泉宿の庭で、夜空を眺める金髪ふわふわの少年が1人。
GM:まぁ、若干名、そこらに簀巻きにされて転がっているかも知れないが……。
静真:(じったんばったん)
小五郎:「やれやれ、若いってのは」苦笑しながら、外で一人、と思ったのでタバコを吸おうとするが先客を見つけて自重
GM:ふ、と月明かりが翳る。雲が出てきたのではない――。
GM:音も無く、気配すら感じさせず。
小五郎:「―――きたか」
GM:375中隊がレストア中であるはずの、フーファイターが宿の真上に“浮かんで”いた。
GM/ラファエロ:「こんばんは、おじさん。――いい月ですね」(にこ)>御船
小五郎:「―――ツキからのシ者、と言ったところ、か?」浮かんでいるモノを一瞥し、ラファエロへ視線を戻す
小五郎:「無粋なもんが浮かんでるがな」
GM/ラファエロ:「――ああ、でもちょうど良かった。……聞きたいことがあったんです」
小五郎:「ほう」眼帯のしたの瞼をぐり、とせり上げ
GM/ラファエロ:「このまま、夢を見ながら意識することなく死ぬのと、地獄の中を這いずり回って、のたうちながら生き抜こうとして、それでも力及ばず死ぬのと。――貴方たちはどっちが幸せなのかなぁって」
GM:言外に、少年は言う。
GM:いまここで――音も無く、この温泉宿を吹き飛ばしてしまえると。
GM:傷つき、疲れ果てるまで戦い抜いた少年少女が一時得た安らぎを、永遠のものにしてしまえると。
小五郎:「よりによって、俺に聞くか、四天使の名を持つガキ」
GM/ラファエロ:「おじさんは、僕を調べに来たんでしょう?」
小五郎:「そんな感性、俺に期待してどうなる?」苦笑して
GM/ラファエロ:「だったら……僕からの質問にも答えてくれなきゃ、不公平じゃないですか」
ハンス:かつん、と杖をつく音
ハンス:「質問に答えましょうか?」
ハンス:こほ、こほ、と御船の隣に立ち
GM/ラファエロ:「――部下の不始末って大変ですよね」(にこり)>ハンス
小五郎:「夜更かしは体に毒ですがね」あくまで庇おうとして
ハンス:「例え地獄の中を這いずり回ろうとも」
ハンス:「のたうちながら生き抜こうとも」
ハンス:「生き延びる」
ハンス:「それが答えですよ」
GM/ラファエロ:「…………」(僅かに、肩を竦めて)
GM/ラファエロ:「貴方がたは気付いているはずですよ? ……あと2日もすれば、この空を、海岸線を、大地を埋め尽くすほどの天使兵が現れる」
ハンス:温和な表情とは裏腹な、気配
小五郎:「で?」
GM/ラファエロ:「彼らの目的は、あるモノの回収です。――ヤシマ軍の皆さんもバカじゃないですから、当然対抗策は練っていると思いますけど」
GM:彼ら込みで、この方面の部隊はほぼ捨て駒ですよね、と笑う。
小五郎:鼻で笑う
GM/ラファエロ:「あ。……いま、現実を思いっきりバカにしましたね?」(むー)>御船
小五郎:「俺がいなけりゃ、泥のごとく血に塗れて死んだろうけどな」
GM/ラファエロ:「そういうの、良くないと思うんだけどなぁ……」(腕組み)
小五郎:「俺が鍛えたのは、そういう、クソみてぇな現実に「だからどうした」って蹴っ飛ばしてやる根性さ」
ハンス:「なぁにラファエロ君」
ハンス:「確かに大変な状況だとは思います」
GM/ラファエロ:「…………」
ハンス:「こういう人もいますし」
GM/ラファエロ:「ですよねえ」(苦笑)
小五郎:「根性があれば何でも出来る、とかはいわねぇが」
小五郎:「ありゃああったで、死線で踏みとどまれる。何度だってな」
ハンス:「それに、あの逃避行に比べれば、ましな状況ってものですよ」
ハンス:「あの時と違って、頼りになる味方は多いですしね」
GM/ラファエロ:「ああ、そっか。……おじさんは、エクリシアの同行者でしたっけ」>ハンス
ハンス:少しだけ、肩を竦めながら微笑む>ラファエロ
GM/ラファエロ:「じゃあ、どうしましょうか。……僕はこっち(ここで終わり)の方が親切だと思うんですけど……。止めってことで?」>ハンス&御船
ハンス:「あの逃避行で、学んだことは多いですが」
ハンス:「その中でも一つ」
GM/ラファエロ:「?」
ハンス:「人は前へ進むしかない」
ハンス:「たとえ目の前に広がるのが、無限の荒野であろうとも」
ハンス:「人は自分の道を探し」
ハンス:「なければ、造って歩みつづけなければならない」
ハンス:「人とはそうやって、生きてきたんだよ」
GM/ラファエロ:「――じゃ、最後に1つだけ」>御船&ハンス
GM/ラファエロ:「おじさんたちの気持ちは良く分かるんですけど……」
GM/ラファエロ:「アリスや秋桜さんたちも、ほんとうにそれを望んでるって思います?」
GM/ラファエロ:「ほんとうは――そう思わせて、使い潰してるって自覚とか、ありません?」
GM:それは、割と純粋に好奇心から出たような。
GM:それだけに、痛い問い。
小五郎:「あのな」苦笑
小五郎:「大人ってなあ、いつだっててめぇの都合突きつけてガキにブークツ言われて」
小五郎:「それでも出来るだけ長生きさせる為に、身だの血だの削ってんだ」
小五郎:「のうのうと俺が生き延びるために、そうさせてるわけじゃねぇんだがな……。少なくともおれは」
小五郎:「だから俺は」
小五郎:ザリ
GM/ラファエロ:「なるほど。……そりゃあ、オトナも大変ですねえ」(腕組みしつつ、頷き)>御船
小五郎:「人より多く」
ハンス:少しだけ溜息
小五郎:ザリ
小五郎:「前へ出る」
小五郎:ズイ
小五郎:眼前に拳
GM/ラファエロ:「…………」(じー、と見上げてくるひよこあたま)
GM/ラファエロ:「じゃあ。僕はどうしたらいいでしょうか、上官どの?」(にこにこ)>御船&ハンス
ハンス:「さて、御船君。少し素に戻るから、ここから先のことはみんなには内緒だよ」
ハンス:ラファエロの問いに<どうしたら
小五郎:「はっ」
ハンス:こほんと、咳払い
ハンス:「そんなの俺の知ったことか! 自分で考えろ、バーッカ!」
ハンス:手をぶんっと振り、背を向ける。
ハンス:「それじゃ、後はよろしく」
小五郎:しばし、ぽかんと
GM/ラファエロ:「あーっはっはっは! そりゃあそうだ! その通りですよ准将閣下?!」(笑)
ハンス:かつんかつん、と杖をついていく
小五郎:その後、げらげらと、ラファエロと二人馬鹿みたいに笑い
小五郎:「ま、そういうことだ」
小五郎:「大人も勝手、天使も勝手」
GM/ラファエロ:「馬鹿だなぁあの人。せっかくの機会を思いっきり棒に振りましたよ?」(ひー(笑))>御船
小五郎:「じゃあ、子供に勝手が言う自由が無いか」
小五郎:「勝手を言えるようしてやるのが、勝手をいう自由を持ってる奴の義務だろう?」
GM/ラファエロ:「どうでしょうねえ……でもまぁ、上官殿のお墨付きも出たことですし」(頷き)
小五郎:「お互い、なすべきことをするんで良いんじゃねぇか」
GM/ラファエロ:「僕は僕で、好きにやらせてもらうことにしましょっか。……アリスたちには、恩もありますし」
GM:ふっ、とフーファイターの気配が消える。
小五郎:「そうしとけそうしとけ。アー、今日は痛快だ、久しぶりによく寝れそうだ」
GM/ラファエロ:「じゃ、おじさんもオヤスミなさい。……あ、タバコの邪魔してごめんなさい。ですね」
GM:すてすて、と屋内に戻っていく金髪少年。
小五郎:「きにすんな、それじゃあな」ひらひら、と手を振って
小五郎:月夜に紫煙が1つたなびいた
小五郎:それは、狼煙だとして、開戦か、絶望か、はたまた―――。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン5 「天の岩戸作戦」
 シーンPC:ハンス。

GM:休暇明けの早朝。
GM:ハンスの元に、ホルテンで待機している瀬名まどか准尉より連絡が入る。
GM:――ヴィヴリオ大佐からエーテル直信で連絡があるので、戻って欲しい、とのことだ。
ハンス:ではホルテンに急いで戻る
GM:ホルテンXXBのブリッジ。
GM:スクリーンに映し出されたヴィヴリオは、一同の顔を見回し、ひとつ頷いてから切り出した。
GM/ヴィヴリオ:「そちらの様子はどうだ。――例の少年について、今のところ叛乱や諜報的な動きは無い、とのことだが」
ハンス:「いやぁ、それがですねぇ」ははは、と頭をかき
GM/ヴィヴリオ:「――?」(怪訝そうな顔)
ハンス:「昨日の晩、自分はどうしたらいいか? と聞かれたので…」
GM/ヴィヴリオ:「…………」(先を促す)
ハンス:「思わず、『自分で考えろ、バカ』と言ってしまいました」
ハンス:あっはっは、と笑う
GM:そうか、と呟いたヴィヴリオが表情を改める。
GM/ヴィヴリオ:「……再度“べリアル”から天使嘯について警告が出た。どうやら十中八九、隼雄方面は天使で埋め尽くされることになる」
GM/ヴィヴリオ:「原因は、おそらくあの少年だろうが……排除なり殺害なりはできないのか?」
GM:微妙に、呆れた成分が混ざっている声。
ハンス:「出来なくはありませんが、したくはありません」
ハンス:「この部隊にとって、彼はただの二等兵なのですから」
小五郎:隣ではぁ、とため息
小五郎:主成分が「馬鹿正直だ」と言う感じだ>ため息
GM:ふん、と小さく憤るヴィヴリオ。
GM:埒の開かない状況に、少し苛立っているのかも知れない。
GM/ヴィヴリオ:「上層部は、まともに迎撃できないと判断したようだな。残存する結界の強化と、主戦力の引き抜きを既に始めている」
ハンス:「ご安心ください、司令官。なんとかしてみます」
ハンス:杖をかつんと鳴らし、自身満々の微笑み
GM/ヴィヴリオ:「なんとかするにしても、戦力も手段も足りまい……」
GM/ヴィヴリオ:「勝てる策を渡すのは指揮官の仕事だが、不要かい?」
GM:ふふん、といぢわるく笑う。
ハンス:「できれば、いただきたいもので。お返しは三倍返しを御約束しますよ」
ハンス:悪びれずに
GM/ヴィヴリオ:「九州を天使どもの巣窟にするわけにはいかん。……上陸した奴らを一点に集め、殲滅するのがもっとも効率的かつ効果的だろう」
GM:そこで、とヴィヴリオはスクリーンに幾つかのミニマップと画像を展開する。
GM:1つは阿蘇山のカルデラ。
GM:1つは厳重に封印の施された黒い直方体状の物体。
GM:1つは、巨大な天使核爆弾と、それを搭載する“富嶽”級超大型爆撃機。
GM:1つは、隼雄方面の海岸に展開する、捨て石とされたヤシマ陸軍第四軍の戦車や野砲、MLRS等の各種車両、アペルギアなど――。
GM/ヴィヴリオ:「話は単純だ。――阿蘇のカルデラに、天使兵を誘き寄せる物体を設置する。連中が集まったところを」
小五郎:「でっかい釜に火を入れる」
GM:出雲基地から、防人市を経由して阿蘇上空へ到達する飛行ルートが示される。
GM/ヴィヴリオ:「出雲基地より出撃させた“富嶽”級に搭載した戦略天使核爆弾で一気に殲滅する」
GM/ヴィヴリオ:「諸君らの任務は、“富嶽”が結界から出てより、阿蘇上空に到達するまでの護衛だ」
ハンス:「天使核爆弾の威力はいかほどで? 効果半径は?」
GM/ヴィヴリオ:「――まず、阿蘇山そのものは吹き飛ぶだろうな」
GM/ヴィヴリオ:「安心しろ。呪法が施してあるから、造山活動に影響は与えない……というより、地脈を封印すると言ったところか」
GM:ヤシマ陸軍陰陽部の力作だそうだ、と。微妙に呆れ成分の混じった声。
ハンス:「ありがたく、承ります。誰も死なせず、終わらせてみせましょう」
小五郎:「なんとも。阿蘇の最期なら、せいぜいめいっぱいの敵をかき集めないといけないですな」
GM/ヴィヴリオ:「作戦名は“天の岩戸”。――文字通り、神を封じて蓋をするわけだ」
GM:他に質問は無いか? とヴィヴリオ。
小五郎:「いえ」
ハンス:「ヤシマの故事に詳しくなるほど、長くヤシマにいるものですね、司令官」
ハンス:作戦名に、僅かにくつくつとわらう
GM/ヴィヴリオ:「……止むを得まい。だが、気をつけろレーマン准将」
GM/ヴィヴリオ:「岩戸は、いずれ開かれる。やはり神の手によってだ……。気にしすぎかも知れないがな」
ハンス:「ならば鍵をかけましょう。とびきりの」
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン6 「翼が折れても」
 シーンPC:大地。

GM:「天の岩戸」作戦が各部隊に通達され――。
GM:短い休暇を終えた第375中隊にも、隼雄方面の海岸線の一角が受け持ちとして割り振られた。
GM:彼女たちの戦力は、どうにか修復したアペルギアが1機、90式戦車が6台、僅かな支援車両と火砲で全てである――。
GM:空を埋め尽くすほどの天使兵を前にしては、紙も同然の戦力。
大地:「くっそ、上はナニ考えてやがんだ(ブツブツ」
小五郎:「まぁ、聞いての通りだ」
小五郎:自分の空我を整備。
GM/リトス:「…………」(黙々と、タイフーンの起動設定中)
GM:と。待機しているシュネルギア:タイフーンの足元に少女が1人やって来る。
GM:375中隊の指揮官――観隼アリス。
GM/リトス:「大地、アリスから通信。――繋ぐわ」
大地:「お、すまねぇ」
GM:ざり、と僅かなノイズ。……野戦無線機のパーツにも苦労しているのだろうか。
GM/アリス:「烏丸少尉? ――聞こえて?」
大地:「うっす。感度りょーこーでさぁ」
GM:ノイズ混じりの声は、ある種の落ち着きを感じる。
GM/アリス:「私たちはそろそろ出発するけど……貴方たちはどうするの? 准将閣下から、何か聞いてない?」
GM:ちなみに、何も聞いてないと思われる(笑)>大地
ハンス:かつ
ハンス:かつ
ハンス:と、いつもの杖をつく音がアリスの後ろから
GM/アリス:「リトスとも、せっかく友だちになれたのに残念ね……っ、え?」(振り向き)
大地:「何も無いって事は、多分そういう事なんでね。ま、一つ宜しくな」>アリスに
小五郎:「ふむ……おや」アリスとハンスのほうに向いて
ハンス:「やぁ、ご苦労さん
小五郎:「自分が生きるためですし」
GM/アリス:「あ。お、お疲れ様です閣下!」(敬礼)
ハンス:「敬礼はいいよ、アリス君」
GM/アリス:「す、すみません。もう出発の時間なんですけれど……その」(タイフーンを見上げ)
GM:また、ハンスを見る。
ハンス:「大地君」
ハンス:アリスの通信機を借り、呼びかける。
大地:「はい。准将」
ハンス:『君と静間君、御船君は各々の判断で、スタンドアローンに行動してください』
GM/アリス:「……? ……??」<理解できてない(笑)
小五郎:「了解…こちらは最初からそのつもりで」
ハンス:『私は富嶽に陣取らないといけないようです。流石にヴィヴリオ司令官からどやされたのでね』苦笑しつつ
ハンス:アリスにウインク
GM/リトス:「V機関の出力調整モード変更。長時間作戦用プログラムを展開」(かちゃかちゃとコンソールを調整)
GM/アリス:「あ。……じゃあ、烏丸少尉たちも、その、いっしょに?」>ハンス
ハンス:無言で頷く>アリス
大地:「具体的にはいつまでになるでしょうか?」
ハンス:『天使兵を阿蘇山まで誘導する時間……そうですね』
ハンス:どれくらい時間はかかりそうなのかな、GM。
ハンス:くしゃくしゃとアリスの頭を撫でながら
GM:まぁ、1時間あれば到達し、2〜3時間かからないうちには溜まるでしょう。
ハンス:『最大作戦時間は3時間。無駄弾を撃ってはだめですよ?』
小五郎:「もとより無駄ダマなんてこっちにゃないですし。あるとしたら、使ったら最期ですしなァ」面白くもなさそうな声で、冗談を言って
大地:「了解しました。じゃあしばらくお世話になります。アリス中尉」
GM/アリス:「――っ、う、くっ」(なんか、ぼろぼろっと泣き出す)
ハンス:「どうしたんだい、アリス君」
ハンス:僅かにしゃがみ、目線を合わせる
GM/アリス:「……ひどいです、レーマン教官。こんな、こんなことされたら」
GM/アリス:「私、最期に烏丸少尉に思いっきり文句言うつもりで、来たのに……こんなんじゃ、文句、言えないじゃないですか……ぁ」
GM:すっごい複雑な、いろんな感情が堰を切ったように、アリスの瞳から零れておちる。
GM/リトス:「…………大地」(じー)
大地:「ど、どうしたよ?」リトスを見て
GM/リトス:「…………泣かせた?」(じー)
GM:睨んでる(笑)<リトス>大地
大地:「待て待て待て。オレのせいか?」
ハンス:「ねぇ、アリス君。私がこんな事を頼むのもなんなのだけれど…」
ハンス:「彼らと友達になってあげてくれますか?」
GM/アリス:「もちろんです……っ、か、閣下に言われなくたって」
GM/アリス:「リトスちゃんや、T−Xとはもう……。鴇宮くんは鉄拳制裁しましたしっ」(ぼろぼろ)
GM/アリス:「あと、よく話してなかったの、烏丸くんだけ、だったから……」
ハンス:「じゃあ、私とも、友達だ」
ハンス:アリスの手を、両手で包み込む
GM/アリス:「そんな! レーマン教官と友だちだなんて!」(ぶんぶん)<師範学校の教師と生徒、らしいよ?
GM:非常勤だったってことで(笑)>ハンス
ハンス:「大地君と、私と、友達になってくれるかい? アリス君さえよければだけどね」
ハンス:アリスの手を、優しく包み、微笑む。
小五郎:「子供を突き放すのは大人の役目だが……泣いてる子供をまもんのも大人の仕事だな」ボソ
大地:「よーしわかった! アリスさん!!」
GM/アリス:「――!」(←泣き顔見られたことに気付いて、真っ赤)
GM/アリス:「っ、な、何……?」>大地
大地:「この作戦が終わったら、ちゃんと話すべ。だから、今はアンタはオレの上官だ! 作戦の成功と勝利の為に遠慮なくオレを使ってくれ」
GM/アリス:「…………ッ、そんなコト言っていいのかしら、烏丸少尉?」(ごごごごご)
GM/アリス:「私、ずっと思ってたのよ。……シュネルギアのような兵器が部隊にあったら、どれだけ仲間を死なせずに済むだろうかって、ずっとずっと思ってた」(俯き)>大地
GM/アリス:「だから、散々文句言ってから死んでやろうと思ってたのに、そんなコト言うんだ……言うんだ……」(肩が小刻みに震えている)>大地
GM:がば、と顔を上げ。
GM/アリス:「だったら、散々使い倒してあげるから覚悟なさい! その代わり!」>大地
GM/アリス:「――私は、貴方たちだって死なせない! 絶対に!」
GM:誇らしく、力強く胸をはり、腕を広げる少女。
GM/リトス:「……くす」
小五郎:「やれやれ」
小五郎:「これだけめいっぱい宣言されちゃな、死んだって死神蹴飛ばしてかえってこなきゃならねぇな」
大地:「おうさ。なにしろ、オレはワガママなんでね。死ぬ気はないし、俺の知り合いは死なせない」
GM/アリス:「何言ってるのよ。男ならもっと大きいこと言いなさいな!」
GM/アリス:「知り合いだけじゃない……知らない奴だって護ってみせる! だから私たち、戦ってるんでしょう?!」
GM:まぁ、ののしってるようだがもちろん罵倒ではないわけで。
ハンス:くすくすと嬉しそうに笑ってみている
GM/リトス:「…………」(微笑っている)
大地:「ん、そうか? じゃあ……オレが居る限り、誰も死なせないってことでヒトツ」笑顔で。
GM/アリス:「ええ、そうよ。その意気! でなきゃ、私の部下なんて務まらないわ!」(笑顔で)
小五郎:「クック…こりゃアクシア大尉並の女傑になりそうだ」
ハンス:「さて、それじゃあ、アリス?」はじめて呼び捨てる
ハンス:アリスの顔をじっと見て
GM/アリス:「――? は、はい、閣下?!」(ぴしっ)
ハンス:「友達ならば、私のことも『ハンス』と呼んでくれるかい?」
ハンス:微笑んで、右手を差し出し
GM/アリス:「は、はい? は、はは、ハ……」(右手は握手しようとして、握ったり閉じたり)
GM/アリス:「は、ハン、は、ハ……うぅ。駄目です、言えません〜〜〜〜」(ああうう、とがっくり膝を着き(笑))
ハンス:立たせてあげて、ぽんぽん、撫でる
小五郎:オイルに塗れた自分の手を、制服でぬぐった後、頭をぽんぽん、と>アリス
GM/新田:「あー、准将閣下?」(ひょい)
ハンス:「ん、なんだい、新田君?」
GM/新田:「ウチの隊長、生真面目が服着てあるいてるよーな奴なんで、あんまり苛めないでやってくれます?」
ハンス:「いじめているわけじゃないさ。ただ、私に娘がいたら、この子くらいかもしれないと思ってね」
GM/アリス:「ちょッ、新田曹長――? そういうの止めてっていつも私……」(あぅあう)
ハンス:「つい、かわいがってしまうのさ」
GM:ぼん、と真っ赤になるアリス(笑)。
小五郎:ほほえましげに、見詰めたり。
GM/新田:「ほんじゃま、そちらさんもよろしくなー」>大地&リトス+御船
GM/新田:「男が管制で味気ないのは、まぁガマンしてくれな?」(笑)
GM/リトス:「…………別に、問題ない」(頷き)
大地:「まったく、涙流したり、真っ赤になったり。新しい上官サマも大変だな」
GM/アリス:「くっ……。うー」
小五郎:「覚えておけ?」
小五郎:「俺らは、そういうもののために戦ってんだ」
小五郎:「間近でみたなら、余計に力も出るだろ」
GM:大地に何か文句言おうと思ったんだけど、何も言えなくなったらしい観隼アリス中尉は。がッ、と踵を返してずんずんと歩き去るのでありました……(笑)。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン7 「天使嘯」
 シーンPC:ハンス。
全員登場済。

GM:――そうして、それはやって来た。
GM:予感のどおり、あるいは“べリアル”の予測どおりと言うべきか。
GM:海岸線を地平を空を埋め尽くすほどの天使兵が、姿を顕した。
GM:まどか「天使兵を確認――総数不明! とにかく凄い数で……レーダーがパンクしちゃてます!」
GM:まどか「総員、戦闘配備……ッ、第一波、来ます!」
GM/アリス:『慌てないで。――打ち合わせどおりに迎撃を』>ALL
ハンス:「さて、各員、落ち着いてそれぞれの役目を思い出してください」
小五郎:「俺はホルテン目指してつっこんでくる奴の足止め」
大地:「今回ってよ……照準要らないんじゃねぇか?」リトスに。
GM/リトス:「……無いより、あったほうがいい」<照準>大地
大地:「………正論だな。効率よく撃たんとすぐ弾切れ起こしそうだ」
ハンス:「まどか君、富嶽はゆっくり前進
ハンス:「タイムスケジュール通りに」
GM/アリス:『どこから来るか分からない、じゃなくて――どこからでも来るって分かってれば、対策の立てようはある。それだけの火力は揃えてもらったんだからね!』
GM/T−X:「静真。予備弾倉の置き場所は予定通りに」
静真:「……ブリーフィング寝てた。なんて言ってた、ティ?」
GM/T−X:「……私たちは、振ってくる天使兵の“雨”を薙ぎ払う傘。だそうですよ」(くす)>静真
静真:「…えーっと、あぁ、うん。おっけ」
静真:「薙ぎ払う、傘か…AEGISってね」
GM:さて。
GM:ここでのルールを解説しよう!

※ここでの戦闘は、次のように解決する。PC1人につきどれか1つを行なえる。

1.攻撃なら何でも
 シュネルギア隊の損害率を成功数分、軽減できる。[福音]を起こせば、実質損害なし。足りない分は部隊内で好きなようにダメージとして割り振ってよい。100ダメージ受けて死亡ゲージでも良い。

2.《制圧射撃》または《予測射撃》
 第375中隊の損害率を、《制圧射撃》は成功数分、《予測射撃》はダメージ分、軽減できる。2つを組み合わせても良いが、最大でも95%まで(損害は出る)。福音は発生し、発生すると少しだけ良いことが起こる。

3.《ミサイル支援》または《演説》
 第四軍の生存率を、成功数/2+20%とすることができる(最大90%)。判定しなければ全滅。福音は発生するが、特に効果は無い。なお、この結果はクライマックスフェイズに影響しない。

GM:まぁ、そんなわけで。どれかに1回、各自挑戦できまする。
ハンス:最大90%ってことは、成功数を140にすると最大値ってことかな、かな?
GM:そうなりますな。まぁ、頑張っても犠牲は出るのです……>ハンス
GM/アリス:「御船曹長は、正面から来る天使兵の迎撃を! MLRS、戦車、各人間戦車は全力で弾幕を構築してください!」
小五郎:「ま、能が無いってのはやることが単純で問題がねぇや」
GM/新田:「――ってことで、よろしくぅ」>各機
ハンス:GM、おいらが演説をすると、他の人の判定のダイス目はルールどおり増える?
GM:増えない。
ハンス:Σr(‘Д‘n)
GM:シーン外のNPCが影響されて頑張る分、損害が減る。
GM:というイメージで解釈してください。
GM:ここの指揮官はアリスなのだ。NPCだが(笑)。
ハンス:にゃるほろてっぷ
静真:ふむ……。誰が何をやろうか?
小五郎:おらあ殴るだけ、どんだけロゴスつっこむかだけだw
ハンス:私から行こう。
ハンス:演説で話術を3→4に。ダイスブースト200個でロゴス203消費。
ハンス:無理だ(笑)
GM:まぁ、天使化しちゃうと取り返しがつかなくなるので、ムリはしないようにな(笑)>ALL
ンス:えーっと限界消費で……(再計算)
ハンス:GM、クライマックスじゃないから、ダーザインの昇華は出来ないね。
GM:まぁ、やってもいいですが。キツくなるぞ?(笑)<特にアガペー
ハンス:やってもいいのか。
GM:昇華は認めましょう。ある意味でクライマックスだし。
ハンス:LV5は不可?
GM:それは不可で。
ハンス:ダイスブースと133個、ダーザイン昇華で自己からの執着、御船からの感服、静真からの憧れ、大地からの畏怖を昇華。達成値+32
ハンス:#146c4+32 これでアガペー660
●ダイス:Hans_L:146c4+32=108(3,1,1,2,5,3,3,1,5,5,3,1,3,2,2,3,3,3,6,6,5,4,2,
2,1,3,1,4,4,1,5,2,4,1,1,2,6,1,4,4,1,3,1,6,3,5,1,2,2,3,5,3,6,6,4,1,4,4,2,2,5,
2,2,5,3,5,6,3,2,4,6,3,3,1,5,4,5,3,3,3,5,3,6,1,1,4,3,3,5,3,4,6,1,1,3,3,1,1,6,
2,2,4,3,3,1,6,5,2,4,3,6,1,5,4,2,5,4,1,3,5,2,1,3,2,5,5,2,5,6,1,1,3,3,3,6,1,2,
3,1,2,5,4,1,3,5,1)+32= 140
GM:うお、思いっきりキタな。
ハンス:よし、届いた!
静真:うお、ギリギリだ
ハンス:最大値の90%ね。
GM:しかもぴったりかこの男! 福音がなるぞチクショー!(笑)
静真:りんごーん(笑)
ハンス:「各自、国を守ることは考えなくても構いません」
ハンス:「自分の隣にいる誰か」
ハンス:「自分の後ろにいる誰か」
ハンス:「何処かにいる、大切な誰かを守る事を考えなさい」
GM:んでは、ハンスの冷静な統率により、主力を引き抜かれた第四軍だが、実に巧妙な戦いぶりを見せた。
GM:各所から被害報告が上がってくるものの――最低限の損害で、天使兵たちの誘導が出来ている。
小五郎:「さて、上が張り切ってんだ」
小五郎:眼帯をむしりとって、天使の海を睨みつけ
小五郎:「下も気張って支えてやらんと、な」
大地:「じゃ、その誰かを護る為に。オレ等も頑張るとするか」
GM/リトス:「……ええ、頑張りましょう、大地」(頷き)
静真:「どっかに居る誰か、か…ま、俺にとっては直ぐ傍だな」
GM/T−X:「……? 僚機は10番機ですけど、静真?」(怪訝そうな顔)
静真:「ん? そうだな、どうだろうな」
GM/T−X:「! …………まさか、静真はリトスさんのことが?」(おいおい)
静真:「……今は、半径1m以内に居るよ」
GM/T−X:「半径1km……広いですね…………え、ええ?」<キロ、が抜けてるのに気付いた。
GM/T−X:「っ! 静真! 天使兵が来ます!まじめにやってください!ていうかそのあの私なんかが……」(ふしゅふしゅ)
静真:「鬼爺、援護する」
小五郎:「おう、それじゃついてこい!」
小五郎:お得意の、急加速で一気につっこむ
静真:「ふっ、おーい、爺。 援護はするけど、大丈夫か?」
小五郎:「ハッ、援護するならさっさとしろよ? 出番取っちまうぞ!」
静真:「付いて来れるなら、な」
小五郎:ロゴス70、全部ダイスで
小五郎:#86c4
●ダイス:Kogorou:86c4=56(6,1,5,5,3,2,5,4,5,5,3,5,5,6,3,5,5,3,3,5,2,1,1,4,
4,3,5,5,3,1,3,4,4,5,1,3,1,5,3,1,6,5,3,2,2,6,3,2,6,5,1,6,5,2,3,1,5,3,3,5,5,
5,3,1,6,1,1,1,1,3,2,3,5,4,3,1,3,2,3,4,3,4,1,5,2,4)= 56
小五郎:リミッター解除して、と
小五郎:#30c4
●ダイス:Kogorou:30c4=18(6,6,5,5,6,4,1,4,4,2,5,6,6,1,4,3,4,1,1,5,2,4,1,5,
3,6,3,6,1,4)= 18
小五郎:74成功、っとまった、呪法ナックルの分で73成功。
GM:あと27でダメージ全消しできますな。さすが機械化兵。
静真:ロゴス70、ダイスにツッコミ。接合、二刀流を使用。
静真:アガペーが588に。
GM/T−X:「周囲全部敵! 撃てば当たります、静真!」
静真:#84c4
●ダイス:Shizuma_T:84c4=54(5,6,2,6,5,5,2,2,6,2,1,1,4,2,6,3,3,3,6,1,5,2,6,
1,6,3,5,3,1,3,6,3,2,4,5,6,3,3,6,6,3,1,1,3,5,5,6,2,2,3,6,3,3,3,5,2,6,5,4,3,
5,4,2,3,2,6,2,1,6,5,2,3,4,2,5,3,5,4,4,4,1,3,1,4)= 54
静真:#14c4 もう片手
●ダイス:Shizuma_T:14c4=9(5,3,6,4,2,1,2,6,3,5,4,5,4,1)= 9
静真:63
静真:ダメージ修正で81
GM:ドババババババッ! と正面の天使兵が次々と粉砕されていく。
GM:……ち、シュネルギア隊にもノーダメージか。
静真:「撃てば当たる、それじゃあ不粋だって事さ… その状況でも華麗に、ってね」
静真:某銃墓標の如く決めポーズ
小五郎:「ヒュゥ、随分壮観な“滝”の眺めだぜ」
小五郎:流れ堕ちる羽根を水しぶきに見立てて
GM/T−X:「――こーゆー時だけ、カッコ着けなんだよね静真は」(くす)
静真:「残心だけは、得意だったしな」
GM/リトス:「砲火管制、指揮車及び司令部とリンケージ完了」
大地:「よっしゃ! それじゃロックオン。マルチモードで捕捉できるだけ捕捉するっ!」
GM/リトス:「直接火砲支援(ディレクトカノーネバイシュタント)、準備完了」
GM/リトス:「――中隊の援護射撃開始を確認。……ロックオンモード全開」
GM/リトス:「敵、捕捉率70%……80%……」
大地:烏丸天音からの母性愛、御船からの期待、中隊からの希望を昇華で+24の《接合》から《予測射撃》にダイスは+70で対天使ライフルでどーんと。
大地:#93c4+24
●ダイス:Daichi_K:93c4+24=58(3,2,6,2,6,1,4,6,5,6,4,2,5,1,2,5,4,5,1,3,5,5,4,
3,3,3,6,1,6,5,5,5,3,2,2,2,6,5,1,5,4,1,6,4,5,3,3,3,3,1,6,6,1,3,2,1,5,5,3,2,5,
5,1,4,2,4,3,6,6,5,6,3,3,5,3,2,3,3,5,3,6,1,4,5,4,2,3,2,2,6,3,1,4)+24= 82
GM/リトス:「……90%…………95%……大地!」
大地:ぐう、流石に福音は鳴らんか
大地:「派手に行くぜ!! タイフーンの暴風雨を食らいやがれ!」両手の対天使ライフル、左腕、両翼計3門の対天使砲が一斉に火を吹く。無数の弾が雨となり、嵐と化して天使兵に横から降り注ぐ。
GM:ドババババババ……ッと。
GM:前方の天使兵の壁が、次々と火球に変わっていく――。
大地:えーと、予測射撃だからダメージをだすのかな
GM:まぁ、ダメージは100超えてるし、出さなくていいです>大地
GM/倉稲:「ひゃー、すっごいねえシュネルギアってのは」
小五郎:「やれやれ、ドンパチってのは派手でいい」扱うことが叶わぬ自分を思いつつ、その光景に見入ったり
GM:まどか「敵、天使兵の動きが変化しました! ……攻撃を諦めて突破に移ったようです!」
小五郎:「おおっと、了解……頭、抑えるぞ!」
GM/倉稲:「やれやれ。――そんでアリス、追撃は厳禁なんだっけ?」
ハンス:「追撃はする必要は無いよ」
ハンス:「放って置いても、向こうからこちらにやってくる」
ハンス:「道を逸れそうな奴らを迎撃、それと身を守る迎撃。それで十分だ」
GM:ずん、と海岸線に着地するアペルギア。
GM/リトス:「…………?」
GM/リトス:「大地……。たい、へん」
大地:「ん? あれは………」
小五郎:「む」
静真:「……遅いぞ、スリーピー」
GM:うむ。……中隊指揮車のフリップが消えているな>ALL
GM/T−X:「っ? まさか!」
GM/倉稲:「ちょ、冗談?! アリス! 八岳! 返事しな! 返事を……」
小五郎:「やれやれ」
大地:「おいおい、こんな時にディスプレイの故障か?」
静真:「ティ、行くぞ」
GM/T−X:「了解です……」
静真:スピードリローダーで中折れ式のリボルバーに再装填
GM:ぎにょん、とアペルギアが指揮車の居た後方にジャンプしていく。
ハンス:「各員、持ち場を離れるんじゃない…」
ハンス:ぐっと唇を噛み
静真:「……」ブチっ
静真:通信カットで飛んで行く。

GM:そして。
GM:後方に戻った皆がみたものは……天使兵に潰され、ぐちゃぐちゃになった指揮車両と。
GM:傍らに呆然と立っているラファエロ。
GM:壊れた車両から生えるように、血だらけの新田八岳の身体が埋まっていた。
ハンス:「アリス! アリス! アリス! 答えろ、アリス!」
GM/新田:「よ、ごくろ、さん……」>ALL
大地:「違うだろうがっ!」
GM/新田:「作戦、無事に終わった、か……? はは、ちくしょー、何かなんもみえねーぞ、俺……」(だらだら)
静真:指揮車両の傍らに、舞い降りる。
大地:「くそっ!」シュネルギアから転がり降りて駆け寄る。
静真:「あぁ、無事に終わったよ、アニキ」
GM/新田:「……そっか、それならまぁ、よしだ」>静真
GM:ごふ、と唇から血が零れ。
大地:「よかねェだろうがよ!」
静真:「あぁ、そうだな…」
GM/新田:「はは、確かにヤな結末だね……っ、結局、何にもできずに死ぬか、俺」>大地
大地:「オレは言っただろが! 誰も死なせねェってよォ」
GM/新田:「……っ、1つ、頼めるか……?」>ALL
静真:「……なんだ?」>新田
小五郎:「それがお前の、出来ることだ…」
GM/新田:「隊長が……アリスが、連中に……もっていかれた……」
ハンス:「連中?」
GM/ラファエロ:「――天使兵です」>ハンス
GM/新田:「奴ら……アリスたち、を、核にして……天使、をっ」(ごぼ、と吐血)
GM:ぶるぶると震えながら、血だらけの新田八岳の手が、天を示す。
大地:「なっ! わかった。そっちはオレが何とかしてやるっ!だから……オレからもオマエに頼みがある」>新田
静真:「……」グ、ンとケンプファーが天空を見上げ、その双眸に緑色の光が灯る
GM/新田:「何だよ……よく、きこえ、ねーぞ……?」>大地
大地:「オレが取り返して帰って来るからな。ちゃんと待ってろよ!」
GM/新田:「ああ。……待っててやっから、っさと、行け、な?」>大地
小五郎:空我が拳を固め、掌に打ちつけ、その硬さを確かめる
GM/ラファエロ:「……アリスさんは、天使兵に攫われました。彼女だけじゃない。損害の出た部隊から、同じように行方不明者が出ています」
ハンス:『ありがとう、ラファエロ。聞こえたか、各員』
静真:通信は切った。でも、聞こえるのは何故だろう。
大地:「ああ。オマエはどうするんだ?」>ラファエロ
GM/ラファエロ:「僕も行きますよ。……ヤシマ軍の作戦どおりになると、アリスさん死んじゃいますから、確実に」
GM/ラファエロ:「アリスさんは――ある天使兵を形成するための代用品にされてます。だから」
GM/ラファエロ:「それを天使核爆弾なんかで吹っ飛ばそうとしたら、どうなるか分かりますよね?」
ハンス:「各員、天使兵を追いなさい」
小五郎:「了解……御託は道すがら聞ける」
ハンス:「大地君、静間君、友達を助けに行きましょう」
ハンス:「御船さん、先行してくれますか」
小五郎:「了解。襟首掴んで引きずり倒してやるさ」
小五郎:いうや否や、全速で目標空域へ突進
静真:「どうした、ラファ」
静真:「お前、何迷ってるんだ? 何を、戸惑ってるんだ?」
GM/ラファエロ:「――そりゃあ、迷いますよ?」>静真
静真:「―――お前が、か?」
GM:ごう、とシュネルギアを追ってくる、歪な形の人間戦車。
GM/ラファエロ:「結局、僕たちはあの人の指先に操られ、踊らされてるだけかも知れない――」
GM/ラファエロ:「そう思うと、何が正しくて、何が間違ってるのか……分からなくなる」
大地:「オマエも男だろ? 一宿一飯の恩は返しとけ。あと友人を助けるのに理由もクソもあるかよ。自分がしたい事をすればいいのさ」
静真:「―――何が正しいのか、か」
GM/ラファエロ:「……じゃあ、その言葉が高くついても」>大地
GM/ラファエロ:「後は任せて大丈夫ですね? 友だちに頼りますよ、僕」
静真:「頼ればいいさ」
静真:「それが、義だ」
大地:「ああ、自分が決めた事には、最低限の責任を持つさ」
GM/ラファエロ:「じゃあ、行きましょうか――。アリスさんたちを、助けに!」
大地:「ああ」
静真:「その義は、己の正になる」
静真:「……なんてな。如何、決まったか?」首だけ、後ろを振り返る
GM/T−X:「わたしは……ずっと一緒だよ、静真?」
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠