■ミドルフェイズ/シーン7 「天使嘯」
シーンPC:ハンス。全員登場済。GM:――そうして、それはやって来た。
GM:予感のどおり、あるいは“べリアル”の予測どおりと言うべきか。
GM:海岸線を地平を空を埋め尽くすほどの天使兵が、姿を顕した。
GM:まどか「天使兵を確認――総数不明! とにかく凄い数で……レーダーがパンクしちゃてます!」
GM:まどか「総員、戦闘配備……ッ、第一波、来ます!」
GM/アリス:『慌てないで。――打ち合わせどおりに迎撃を』>ALL
ハンス:「さて、各員、落ち着いてそれぞれの役目を思い出してください」
小五郎:「俺はホルテン目指してつっこんでくる奴の足止め」
大地:「今回ってよ……照準要らないんじゃねぇか?」リトスに。
GM/リトス:「……無いより、あったほうがいい」<照準>大地
大地:「………正論だな。効率よく撃たんとすぐ弾切れ起こしそうだ」
ハンス:「まどか君、富嶽はゆっくり前進
ハンス:「タイムスケジュール通りに」
GM/アリス:『どこから来るか分からない、じゃなくて――どこからでも来るって分かってれば、対策の立てようはある。それだけの火力は揃えてもらったんだからね!』
GM/T−X:「静真。予備弾倉の置き場所は予定通りに」
静真:「……ブリーフィング寝てた。なんて言ってた、ティ?」
GM/T−X:「……私たちは、振ってくる天使兵の“雨”を薙ぎ払う傘。だそうですよ」(くす)>静真
静真:「…えーっと、あぁ、うん。おっけ」
静真:「薙ぎ払う、傘か…AEGISってね」
GM:さて。
GM:ここでのルールを解説しよう! ※ここでの戦闘は、次のように解決する。PC1人につきどれか1つを行なえる。 1.攻撃なら何でも
シュネルギア隊の損害率を成功数分、軽減できる。[福音]を起こせば、実質損害なし。足りない分は部隊内で好きなようにダメージとして割り振ってよい。100ダメージ受けて死亡ゲージでも良い。 2.《制圧射撃》または《予測射撃》
第375中隊の損害率を、《制圧射撃》は成功数分、《予測射撃》はダメージ分、軽減できる。2つを組み合わせても良いが、最大でも95%まで(損害は出る)。福音は発生し、発生すると少しだけ良いことが起こる。 3.《ミサイル支援》または《演説》
第四軍の生存率を、成功数/2+20%とすることができる(最大90%)。判定しなければ全滅。福音は発生するが、特に効果は無い。なお、この結果はクライマックスフェイズに影響しない。 GM:まぁ、そんなわけで。どれかに1回、各自挑戦できまする。
ハンス:最大90%ってことは、成功数を140にすると最大値ってことかな、かな?
GM:そうなりますな。まぁ、頑張っても犠牲は出るのです……>ハンス
GM/アリス:「御船曹長は、正面から来る天使兵の迎撃を! MLRS、戦車、各人間戦車は全力で弾幕を構築してください!」
小五郎:「ま、能が無いってのはやることが単純で問題がねぇや」
GM/新田:「――ってことで、よろしくぅ」>各機
ハンス:GM、おいらが演説をすると、他の人の判定のダイス目はルールどおり増える?
GM:増えない。
ハンス:Σr(‘Д‘n)
GM:シーン外のNPCが影響されて頑張る分、損害が減る。
GM:というイメージで解釈してください。
GM:ここの指揮官はアリスなのだ。NPCだが(笑)。
ハンス:にゃるほろてっぷ
静真:ふむ……。誰が何をやろうか?
小五郎:おらあ殴るだけ、どんだけロゴスつっこむかだけだw
ハンス:私から行こう。
ハンス:演説で話術を3→4に。ダイスブースト200個でロゴス203消費。
ハンス:無理だ(笑)
ハGM:まぁ、天使化しちゃうと取り返しがつかなくなるので、ムリはしないようにな(笑)>ALL
ンス:えーっと限界消費で……(再計算)
ハンス:GM、クライマックスじゃないから、ダーザインの昇華は出来ないね。
GM:まぁ、やってもいいですが。キツくなるぞ?(笑)<特にアガペー
ハンス:やってもいいのか。
GM:昇華は認めましょう。ある意味でクライマックスだし。
ハンス:LV5は不可?
GM:それは不可で。
ハンス:ダイスブースと133個、ダーザイン昇華で自己からの執着、御船からの感服、静真からの憧れ、大地からの畏怖を昇華。達成値+32
ハンス:#146c4+32 これでアガペー660
●ダイス:Hans_L:146c4+32=108(3,1,1,2,5,3,3,1,5,5,3,1,3,2,2,3,3,3,6,6,5,4,2,
2,1,3,1,4,4,1,5,2,4,1,1,2,6,1,4,4,1,3,1,6,3,5,1,2,2,3,5,3,6,6,4,1,4,4,2,2,5,
2,2,5,3,5,6,3,2,4,6,3,3,1,5,4,5,3,3,3,5,3,6,1,1,4,3,3,5,3,4,6,1,1,3,3,1,1,6,
2,2,4,3,3,1,6,5,2,4,3,6,1,5,4,2,5,4,1,3,5,2,1,3,2,5,5,2,5,6,1,1,3,3,3,6,1,2,
3,1,2,5,4,1,3,5,1)+32= 140
GM:うお、思いっきりキタな。
ハンス:よし、届いた!
静真:うお、ギリギリだ
ハンス:最大値の90%ね。
GM:しかもぴったりかこの男! 福音がなるぞチクショー!(笑)
静真:りんごーん(笑)
ハンス:「各自、国を守ることは考えなくても構いません」
ハンス:「自分の隣にいる誰か」
ハンス:「自分の後ろにいる誰か」
ハンス:「何処かにいる、大切な誰かを守る事を考えなさい」
GM:んでは、ハンスの冷静な統率により、主力を引き抜かれた第四軍だが、実に巧妙な戦いぶりを見せた。
GM:各所から被害報告が上がってくるものの――最低限の損害で、天使兵たちの誘導が出来ている。
小五郎:「さて、上が張り切ってんだ」
小五郎:眼帯をむしりとって、天使の海を睨みつけ
小五郎:「下も気張って支えてやらんと、な」
大地:「じゃ、その誰かを護る為に。オレ等も頑張るとするか」
GM/リトス:「……ええ、頑張りましょう、大地」(頷き)
静真:「どっかに居る誰か、か…ま、俺にとっては直ぐ傍だな」
GM/T−X:「……? 僚機は10番機ですけど、静真?」(怪訝そうな顔)
静真:「ん? そうだな、どうだろうな」
GM/T−X:「! …………まさか、静真はリトスさんのことが?」(おいおい)
静真:「……今は、半径1m以内に居るよ」
GM/T−X:「半径1km……広いですね…………え、ええ?」<キロ、が抜けてるのに気付いた。
GM/T−X:「っ! 静真! 天使兵が来ます!まじめにやってください!ていうかそのあの私なんかが……」(ふしゅふしゅ)
静真:「鬼爺、援護する」
小五郎:「おう、それじゃついてこい!」
小五郎:お得意の、急加速で一気につっこむ
静真:「ふっ、おーい、爺。 援護はするけど、大丈夫か?」
小五郎:「ハッ、援護するならさっさとしろよ? 出番取っちまうぞ!」
静真:「付いて来れるなら、な」
小五郎:ロゴス70、全部ダイスで
小五郎:#86c4
●ダイス:Kogorou:86c4=56(6,1,5,5,3,2,5,4,5,5,3,5,5,6,3,5,5,3,3,5,2,1,1,4,
4,3,5,5,3,1,3,4,4,5,1,3,1,5,3,1,6,5,3,2,2,6,3,2,6,5,1,6,5,2,3,1,5,3,3,5,5,
5,3,1,6,1,1,1,1,3,2,3,5,4,3,1,3,2,3,4,3,4,1,5,2,4)= 56
小五郎:リミッター解除して、と
小五郎:#30c4
●ダイス:Kogorou:30c4=18(6,6,5,5,6,4,1,4,4,2,5,6,6,1,4,3,4,1,1,5,2,4,1,5,
3,6,3,6,1,4)= 18
小五郎:74成功、っとまった、呪法ナックルの分で73成功。
GM:あと27でダメージ全消しできますな。さすが機械化兵。
静真:ロゴス70、ダイスにツッコミ。接合、二刀流を使用。
静真:アガペーが588に。
GM/T−X:「周囲全部敵! 撃てば当たります、静真!」
静真:#84c4
●ダイス:Shizuma_T:84c4=54(5,6,2,6,5,5,2,2,6,2,1,1,4,2,6,3,3,3,6,1,5,2,6,
1,6,3,5,3,1,3,6,3,2,4,5,6,3,3,6,6,3,1,1,3,5,5,6,2,2,3,6,3,3,3,5,2,6,5,4,3,
5,4,2,3,2,6,2,1,6,5,2,3,4,2,5,3,5,4,4,4,1,3,1,4)= 54
静真:#14c4 もう片手
●ダイス:Shizuma_T:14c4=9(5,3,6,4,2,1,2,6,3,5,4,5,4,1)= 9
静真:63
静真:ダメージ修正で81
GM:ドババババババッ! と正面の天使兵が次々と粉砕されていく。
GM:……ち、シュネルギア隊にもノーダメージか。
静真:「撃てば当たる、それじゃあ不粋だって事さ… その状況でも華麗に、ってね」
静真:某銃墓標の如く決めポーズ
小五郎:「ヒュゥ、随分壮観な“滝”の眺めだぜ」
小五郎:流れ堕ちる羽根を水しぶきに見立てて
GM/T−X:「――こーゆー時だけ、カッコ着けなんだよね静真は」(くす)
静真:「残心だけは、得意だったしな」
GM/リトス:「砲火管制、指揮車及び司令部とリンケージ完了」
大地:「よっしゃ! それじゃロックオン。マルチモードで捕捉できるだけ捕捉するっ!」
GM/リトス:「直接火砲支援(ディレクトカノーネバイシュタント)、準備完了」
GM/リトス:「――中隊の援護射撃開始を確認。……ロックオンモード全開」
GM/リトス:「敵、捕捉率70%……80%……」
大地:烏丸天音からの母性愛、御船からの期待、中隊からの希望を昇華で+24の《接合》から《予測射撃》にダイスは+70で対天使ライフルでどーんと。
大地:#93c4+24
●ダイス:Daichi_K:93c4+24=58(3,2,6,2,6,1,4,6,5,6,4,2,5,1,2,5,4,5,1,3,5,5,4,
3,3,3,6,1,6,5,5,5,3,2,2,2,6,5,1,5,4,1,6,4,5,3,3,3,3,1,6,6,1,3,2,1,5,5,3,2,5,
5,1,4,2,4,3,6,6,5,6,3,3,5,3,2,3,3,5,3,6,1,4,5,4,2,3,2,2,6,3,1,4)+24= 82
GM/リトス:「……90%…………95%……大地!」
大地:ぐう、流石に福音は鳴らんか
大地:「派手に行くぜ!! タイフーンの暴風雨を食らいやがれ!」両手の対天使ライフル、左腕、両翼計3門の対天使砲が一斉に火を吹く。無数の弾が雨となり、嵐と化して天使兵に横から降り注ぐ。
GM:ドババババババ……ッと。
GM:前方の天使兵の壁が、次々と火球に変わっていく――。
大地:えーと、予測射撃だからダメージをだすのかな
GM:まぁ、ダメージは100超えてるし、出さなくていいです>大地
GM/倉稲:「ひゃー、すっごいねえシュネルギアってのは」
小五郎:「やれやれ、ドンパチってのは派手でいい」扱うことが叶わぬ自分を思いつつ、その光景に見入ったり
GM:まどか「敵、天使兵の動きが変化しました! ……攻撃を諦めて突破に移ったようです!」
小五郎:「おおっと、了解……頭、抑えるぞ!」
GM/倉稲:「やれやれ。――そんでアリス、追撃は厳禁なんだっけ?」
ハンス:「追撃はする必要は無いよ」
ハンス:「放って置いても、向こうからこちらにやってくる」
ハンス:「道を逸れそうな奴らを迎撃、それと身を守る迎撃。それで十分だ」
GM:ずん、と海岸線に着地するアペルギア。
GM/リトス:「…………?」
GM/リトス:「大地……。たい、へん」
大地:「ん? あれは………」
小五郎:「む」
静真:「……遅いぞ、スリーピー」
GM:うむ。……中隊指揮車のフリップが消えているな>ALL
GM/T−X:「っ? まさか!」
GM/倉稲:「ちょ、冗談?! アリス! 八岳! 返事しな! 返事を……」
小五郎:「やれやれ」
大地:「おいおい、こんな時にディスプレイの故障か?」
静真:「ティ、行くぞ」
GM/T−X:「了解です……」
静真:スピードリローダーで中折れ式のリボルバーに再装填
GM:ぎにょん、とアペルギアが指揮車の居た後方にジャンプしていく。
ハンス:「各員、持ち場を離れるんじゃない…」
ハンス:ぐっと唇を噛み
静真:「……」ブチっ
静真:通信カットで飛んで行く。 GM:そして。
GM:後方に戻った皆がみたものは……天使兵に潰され、ぐちゃぐちゃになった指揮車両と。
GM:傍らに呆然と立っているラファエロ。
GM:壊れた車両から生えるように、血だらけの新田八岳の身体が埋まっていた。
ハンス:「アリス! アリス! アリス! 答えろ、アリス!」
GM/新田:「よ、ごくろ、さん……」>ALL
大地:「違うだろうがっ!」
GM/新田:「作戦、無事に終わった、か……? はは、ちくしょー、何かなんもみえねーぞ、俺……」(だらだら)
静真:指揮車両の傍らに、舞い降りる。
大地:「くそっ!」シュネルギアから転がり降りて駆け寄る。
静真:「あぁ、無事に終わったよ、アニキ」
GM/新田:「……そっか、それならまぁ、よしだ」>静真
GM:ごふ、と唇から血が零れ。
大地:「よかねェだろうがよ!」
静真:「あぁ、そうだな…」
GM/新田:「はは、確かにヤな結末だね……っ、結局、何にもできずに死ぬか、俺」>大地
大地:「オレは言っただろが! 誰も死なせねェってよォ」
GM/新田:「……っ、1つ、頼めるか……?」>ALL
静真:「……なんだ?」>新田
小五郎:「それがお前の、出来ることだ…」
GM/新田:「隊長が……アリスが、連中に……もっていかれた……」
ハンス:「連中?」
GM/ラファエロ:「――天使兵です」>ハンス
GM/新田:「奴ら……アリスたち、を、核にして……天使、をっ」(ごぼ、と吐血)
GM:ぶるぶると震えながら、血だらけの新田八岳の手が、天を示す。
大地:「なっ! わかった。そっちはオレが何とかしてやるっ!だから……オレからもオマエに頼みがある」>新田
静真:「……」グ、ンとケンプファーが天空を見上げ、その双眸に緑色の光が灯る
GM/新田:「何だよ……よく、きこえ、ねーぞ……?」>大地
大地:「オレが取り返して帰って来るからな。ちゃんと待ってろよ!」
GM/新田:「ああ。……待っててやっから、っさと、行け、な?」>大地
小五郎:空我が拳を固め、掌に打ちつけ、その硬さを確かめる
GM/ラファエロ:「……アリスさんは、天使兵に攫われました。彼女だけじゃない。損害の出た部隊から、同じように行方不明者が出ています」
ハンス:『ありがとう、ラファエロ。聞こえたか、各員』
静真:通信は切った。でも、聞こえるのは何故だろう。
大地:「ああ。オマエはどうするんだ?」>ラファエロ
GM/ラファエロ:「僕も行きますよ。……ヤシマ軍の作戦どおりになると、アリスさん死んじゃいますから、確実に」
GM/ラファエロ:「アリスさんは――ある天使兵を形成するための代用品にされてます。だから」
GM/ラファエロ:「それを天使核爆弾なんかで吹っ飛ばそうとしたら、どうなるか分かりますよね?」
ハンス:「各員、天使兵を追いなさい」
小五郎:「了解……御託は道すがら聞ける」
ハンス:「大地君、静間君、友達を助けに行きましょう」
ハンス:「御船さん、先行してくれますか」
小五郎:「了解。襟首掴んで引きずり倒してやるさ」
小五郎:いうや否や、全速で目標空域へ突進
静真:「どうした、ラファ」
静真:「お前、何迷ってるんだ? 何を、戸惑ってるんだ?」
GM/ラファエロ:「――そりゃあ、迷いますよ?」>静真
静真:「―――お前が、か?」
GM:ごう、とシュネルギアを追ってくる、歪な形の人間戦車。
GM/ラファエロ:「結局、僕たちはあの人の指先に操られ、踊らされてるだけかも知れない――」
GM/ラファエロ:「そう思うと、何が正しくて、何が間違ってるのか……分からなくなる」
大地:「オマエも男だろ? 一宿一飯の恩は返しとけ。あと友人を助けるのに理由もクソもあるかよ。自分がしたい事をすればいいのさ」
静真:「―――何が正しいのか、か」
GM/ラファエロ:「……じゃあ、その言葉が高くついても」>大地
GM/ラファエロ:「後は任せて大丈夫ですね? 友だちに頼りますよ、僕」
静真:「頼ればいいさ」
静真:「それが、義だ」
大地:「ああ、自分が決めた事には、最低限の責任を持つさ」
GM/ラファエロ:「じゃあ、行きましょうか――。アリスさんたちを、助けに!」
大地:「ああ」
静真:「その義は、己の正になる」
静真:「……なんてな。如何、決まったか?」首だけ、後ろを振り返る
GM/T−X:「わたしは……ずっと一緒だよ、静真?」
GM:シーンエンド。 |