エンゼルギア研究所
†Testify Your Own / Angel Gear†

■サイト内検索

- Powered By Google -


■はじめに

■メインコンテンツ
研究所掲示板
エンゼルギア考察
▼天使大戦用語集
▼巫女ナビ推進委員会
TRPG用データ集

■オンラインセッション

■その他

Written by Japanese ONLY
(C)2003-2012 Souma-Seien.
All Rights Reserved.
back to Main

(C)2003 Inoue Jun'ichi
/ FarEast Amusement Research Co., ltd
(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE

Last Update/2012.02.05


◇ 第77話『Angelic Sympathy』◇

「言いたいこといったのか……オレすけ」
――薔薇原概助

 

クライマックス:シーン1//エンディング:///
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「ある晴れた戦場で」
 シーンPC:概助。

GM/カノン:「で、薔薇原くん……。それが新しい武器、新しい力?」
概助:「全然」
概助:「ただの、戦争の兵器」
GM/カノン:「ああ、そう……」
概助:「カノン……特殊部隊エンゼルペインだっけ」
GM/カノン:「正確には合衆国海兵隊第81独立機動群、その一部隊ね」
GM:はるか遠く、レーダー上の光点でしかない存在。
概助:「ちゃんと戦争しろよ、コンチクショウ」
概助:「アンタらは3回、オレすけを殺せてる。なのに、殺してない」
概助:「アンタらはすごい力を持っている。なのに、やったことは誘拐だけ」
GM/カノン:「戦争と戦闘は違うわ。私達には戦闘以外の目的がある。だからそれをしているだけ」
概助:「詭弁だろ。アンタ自身も騙せてない」
概助:「……オレすけは、戦争のアンタらの敵だ。さぁ、殺しにこいコンチクショウ」
概助:「瑞穂基地はやられねえし、総一の本気はものすげえし、中佐の指揮で負けるわけにもいかねーけどな!」
概助:スコープ、セット。ロックオン、索敵モードに。
概助:「総一っ。オレすけのほうまで、敵こさせないでくれよ? 後で枕元にでっからな?」
総一:「だったら幽体離脱の練習でもしとけ。ちゃんと朝イチに目覚められるよーにな!」
概助:「中佐っ。頂いた祝福は返しますぜ。さぁ、凡人のオレすけでも勝てる指揮を!」
ティガー:「お褒めに預かり、光栄です、きすけ君。さあ、始めましょうか、皆さんっ!」戦場の全域に、声を届け。
概助:「セラぴー」
GM/セラピア:「なに、きーちゃん」
概助:「怖くなったら、オレすけ置いて逃げてくれい」
GM/セラピア:「やーだよ」
概助:「そいつは仕方ない。じゃあ、最後までお付き合いヨロシク」
GM/セラピア:「ぷっぷくぷー。ばーんと倒しちゃえばいいんだよー」
概助:「いってくれるぜ、手の奮えとかオレすけ止まってねえってのにさ!」戦う決意は、完了。
概助:シュネルギアベーシックタイプ、広域射撃管制補助システム:対天使超長距離スナイパーライフル、準備完了でっす。
ティガー:瑞膺、問題なっしん。
GM:総一-2km-フーファイター×4-46km-フーファイター×1となっています。ティガーと槻助は総一より後方で好きな距離にいてOKです。
ティガー:フーファイターはトループ? ではないか
GM:トループではありません
総一:んむり
総一:前のフーファイターは4体とも無人っぽいかな
GM:一体にルカが乗ってます
概助:これは、きすけの射程が50kmなので、
概助:総一の2km後ろが一番いいか。
ティガー:ではその2km後ろ、かな。
概助:総一、4体任せれる?(笑)
総一:んー、死亡ゲージがあるんなら油断できないなー。多数戦闘にゃ向いてないが、意地で何とかなる
概助:ま、そんなかんじの位置でお願いしまっす<GM
GM:ちなみに無人機3体はルカが落ちると自動で落ちる仕様です。
概助:NTのビットMS版と思えばいいわけですね。
総一:……OK。なら安心だ
GM:では、戦闘フェイズに。


GM:セットアップー
総一:《リーダーシップ》誰も持ってないのか
ティガー:あ、そういえばないな
概助:なし。以降もありません。
GM:おっと【感覚】の値聞き忘れてた。
ティガー:感覚は瑞膺の12。
総一:修正入れれば11
概助:修正こみで9です。
GM:こっちは、カノンが25、ルカが20、その他が13です。
ティガー:あ、《リーダーシップ》取得申請ー。
GM:うい、どうぞ
ティガー:では、取得。そして使用ー。
ティガー:ウチ>総一>きすけ>敵 で。

GM:では、ティガーからどうぞ
ティガー:全開で《演説》行きます。
ティガー:ロゴス4で話術を5まで。さらに残りのロゴス39全部ダイスブーストにぶち込んで、ダーザイン全昇華で達成値+52。
ティガー:#42C5+52
●ダイス:tiger:42c5+52=39(5,3,2,5,6,4,2,3,4,4,5,4,1,2,3,2,5,6,2,3,3,2,5,6,
3,4,1,1,5,1,1,2,1,1,4,3,3,5,2,5,5,1)+52= 91
ティガー:「皆、よく聞いて。私たちは、勝たなきゃならない。私たちの背負っているもののためにも、私たちの帰るべき場所のためにも。だから……負けないで!」
ティガー:このラウンドの判定値に+91す。

GM:うい、では総一どうぞ
総一:えーと、ちょっと待ってください。考えたいことが
総一:では
総一:1km移動し、88mm対天使ライフルで攻撃させてもらいます
総一:対象はルカ。
GM:うい
総一:#7c2+91 正直ダイスはアテにはならない
●ダイス:Souichi:7c2+91=1(6,4,1,4,6,6,5)+91= 92
GM:うーむ、ライフルか。
GM:とりあえず《聖遺物》を宣言しつつ回避しよう
GM:#15c4+77
●ダイス:GM-sey:15c4+77=11(1,3,2,5,1,3,4,5,5,4,4,2,5,4,1)+77= 88
GM:おしい、差分4で当たった
総一:げぇ。
総一:……仕方ない。操気術発動宣言。25つぎ込みます
総一:ダメージ、53。
GM:おお、意外と来たな。うい、たまわりました。

GM:次、槻助
概助:了解、新兵器の効果でマイナーでチャージ。ロゴス10使用。
概助:対象は、カノンで。
概助:……《演説》ってどっちに足されるの?(笑)
概助:マイナーのチャージか、チャージ後のメジャーか(笑)
GM:演説はメジャーアクションにプラスです
概助:了解。
概助:#11c4
●ダイス:Kisske:11c4=5(5,6,2,6,2,6,3,6,3,5,2)= 5
概助:で、メジャーでカノンに射撃。
概助:誘導兵器をレベル5にします。
概助:ロゴス3点消費。
概助:#97c5+5
●ダイス:Kisske:97c5+5=78(3,1,3,6,3,2,4,1,4,4,1,1,4,4,4,2,4,6,3,2,5,1,2,3,
4,6,4,3,6,3,6,1,1,4,3,4,6,3,2,5,4,6,3,1,1,3,5,3,6,6,5,5,3,2,6,1,6,3,6,2,1,
5,1,3,6,4,1,1,2,1,2,6,4,3,4,6,5,1,2,5,2,2,6,5,5,4,5,1,6,2,5,1,2,2,6,6,2)+5= 83
概助:83。
GM:うーむ、
GM:よし、《聖骸布》使って回避するー
概助:「一発目。へへ……やっぱかわすか。あと2発……!」
概助:終了。

GM:では、こっちの番。
GM:カノンの攻撃です。
概助:かもーん。
GM/カノン:「………ターゲット……1、2……3」
GM:メジャーで《威圧射撃》で全員に攻撃します。(制圧じゃないので注意)
GM:#30c4
●ダイス:GM-sey:30c4=20(3,1,4,1,1,5,3,6,6,4,4,5,4,1,6,3,6,1,2,5,4,1,4,2,1,
6,2,6,5,4)= 20
GM:成功数20
概助:ルールブックにないですよね? 説明求みますー<《威圧射撃》
GM:《アナライズ》してないので教えません。
概助:ああ、なるほど。了解。
概助:普通に回避するのには特には問題なし?
GM:判定にペナルティはありません。
概助:了解。
総一:《接合》使用、回避レベルを3から5に、その上で11点ダイスブーストで使用
総一:#25c5
●ダイス:Souichi:25c5=19(6,1,4,4,5,1,6,4,6,2,3,4,3,5,2,6,1,1,5,6,6,1,5,
3,3)= 19
総一:……orz
概助:成功を買おう(笑)
総一:成功数ブースト+1予定。
GM:うい、了解。総一は回避か。
概助:《接合》使用、回避レベル3から5に。16点ダイスブースト。
概助:#27c5
●ダイス:Kisske:27c5=17(2,2,6,6,6,4,2,4,6,2,3,6,6,4,3,5,5,1,6,6,6,3,1,6,
2,4,2)= 17
概助:くっはぁ。成功3つ買います。さらに9点消費。
GM:うい。
GM:ティガーもリアクション……仮に達成値0で当たったとして、ダメージを出しても船のHPの半分も行かないか。パス!

GM:ルカの攻撃
GM:攻撃前に《距離外射撃》射程延ばして総一にビットで攻撃
総一:あー、そうくるかー
GM:さらにメジャーで《一斉砲火》周りのフーファイターも同時に攻撃します。
GM:#30c4+15
●ダイス:GM-sey:30c4+15=21(3,1,3,3,2,2,4,1,1,6,4,5,2,1,6,3,6,3,2,5,5,6,4,2,
6,6,2,1,1,3)+15= 36
総一:……回避は一回だけ?
GM:うい
GM:達成値が36です
総一:えーと、では
総一:《反応射撃》は使えます?
GM:出来ます
総一:ダイスブースト29点、技能レベル2→5、接合使用で反応射撃
総一:「一撃必殺が期待できそうにないなら……やられる前に、やれ」
総一:さらにロゴスで5点のダイスブースト、パトス3点をつぎ込む。
GM:よっしゃ来いやー
総一:合計でダイスは……
総一:#48c5
●ダイス:Souichi:48c5=41(2,2,4,4,4,2,3,1,5,3,1,5,6,6,4,6,4,1,4,1,4,5,3,
3,5,4,6,3,1,5,4,6,2,2,2,5,5,2,5,5,4,1,1,6,2,6,1,5)= 41
総一:……(出目勝負で)勝ったッ!!
GM:おお、カウンターか。
総一:攻撃力は29。そして、突き返しに勝利したため、そちらの攻撃は失敗!
GM/ルカ:「ちぇー、結局それ使ってくれないんだもんなー」
GM:ルカ機落ちたー
総一:……うそおおおっ!?
概助:「総一、ケリつけてくれてサンキュな」
概助:そして、自分は狙いを定める。
総一:「……負ける要素が見あたらない。お前には、な」
概助:ういっす。
総一:「だが正直射程内に入る前に倒れるとは思ってなかった。俺も驚いた。トラバント分離した意味ねーよ!?」
GM/ルカ:「負ける要素、ね……今度までに考えとくよ」そう最後に通信が入って海面に落下していく
総一:「せめて、俺の切り札で勝負したかったモンだ」
GM:という訳で、第一ラウンドは終了。


■クライマックスフェイズ/シーン2
 第2ラウンド。

GM:セットアップフェイズ。
ティガー:……もう《リーダーシップ》が使えない
GM:《リーダーシップ》が無ければ、カノンが一番早いので、カノンから。
GM:さっきと同じく《威圧射撃》。対象は二人で
総一:あーあーあーあー、まってー
概助:作戦会議しますGMー

※しばらくお待ちください※

GM:OKかな?
総一:OK。作戦会議終了。
GM:#30c4
●ダイス:GM-sey:30c4=22(3,5,2,1,4,3,2,4,3,1,3,5,5,1,1,2,1,6,6,3,4,2,6,2,
4,2,1,5,5,1)= 22
概助:#8c3 回避
●ダイス:Kisske:8c3=4(5,1,2,3,5,1,6,4)= 4
概助:差分18で、失敗です。
総一:《ハードシールド》! 回避Lv3→Lv4、ダイスブースト2点。これでロゴスは尽きます
総一:#14c4
●ダイス:Souichi:14c4=11(6,2,5,4,6,4,3,4,2,4,1,3,4,1)= 11
総一:《ハードシールド》はこれを二倍だから……
GM:ちぃ!
総一:同値!
概助:おお、同値。さすがだ!
GM:槻助は当たったんですよね
概助:ういっす。
GM:では、ダメージは差分+20。《威圧射撃》の効果でダメージは装甲のみに割り振られ、0以下になる場合1にして武器を一つ捕縛します。
概助:パトスから2点消費で、《心頭滅却》。
概助:#5c2 難易度4
●ダイス:Kisske:5c2=1(2,6,6,6,4)= 1
概助:ロゴス9点消費で成功3つ買って、4。
概助:ダメージをクリンナップまで先送りにします。
GM:うい、
概助:「オレすけ、我慢は得意だっていったろうが」
総一:「弾……けッ!!」
GM/カノン:「やるわね……? 直撃したはずなのに――!」
概助:攻撃を受けてなお、微塵も動かずに狙いをつけ続ける。
総一:直撃かと思われた弾を、とっさに球状に変形させたケルンでギリギリ弾く。

GM:【感覚】順だと次は総一かな。
総一:浮力を失い、墜落コースかと思われた機体は……海面スレスレで何とかコントロールを取り戻す。マイナー・メジャーを使い[墜落]を回復します。
GM:うい

GM:では、槻助。
概助:マイナーで《チャージ》。
総一:「次はない、か……! さっさと決めちまえ、槻助ェ!」
概助:#11c4
●ダイス:Kisske:11c4=7(5,2,5,3,3,4,3,1,1,6,6)= 7
概助:メジャーでカノンへの攻撃。
GM:うい
ティガー:「お願い、これ以上は、皆持たない……!」
概助:ダーザイン昇華、【カノンからの執着】以外全て。成功数+44。
概助:《接合》、ダイスボーナス+2。
概助:これで、全部0。
GM/カノン:「薔薇原くん……。貴方は、今のままの自分で満足なの?」
概助:「オレすけ、カノンにも言いたいことを我慢してた」
概助:「今の自分は嫌だが、そんなオレすけにこだわってくれたのは君だけだ」
概助:「ありがと」
概助:#16c4+51
●ダイス:Kisske:16c4+51=8(3,6,1,4,4,4,2,5,5,5,1,6,6,5,6,3)+51= 59
概助:59。
概助:足りない気がする。
概助:ごめん、【カノンからの執着】も昇華していいですか?
GM:む、了解です
概助:ありがとうございます。これで、69。
GM/カノン:「――そんなお礼なんて要らない。やっぱり私は、オマエがキライだ」
GM:#15c3+35 回避+《聖遺物》
●ダイス:GM-sey:15c3+35=5(4,5,6,3,4,3,6,1,4,5,4,1,5,3,6)+35= 40
GM:差分29か。
概助:ライフルのダメージが+20で計49ですね。
GM:落ちたなぁ。
GM:カノンの機体が弾丸に貫かれ、海面に向かって落ちてゆく。
概助:では、それと同時に自分もダメージの適用を。
概助:38ダメージなので、計算した結果。
概助:シュネルギアHP1、死亡ゲージ、そして槻助の死亡ゲージだけ残ります(笑)
概助:どう頑張っても機体も自分も致命レベルまでいきました(笑)
GM:ダメージは装甲のみなんで、それ以外の負傷ゲージには入らんのですよ
概助:おお、そうなのですか。
概助:(軽)などと一緒で余った分は別のにいくのかと。
概助:了解。まぁ、新兵器ダメにしちゃったかんじですかね?
総一:なるほど、武器が捕縛ですか
ティガー:ああ、生き残ってくれたか。良かった(−−;
GM:機体の死亡ゲージは使ってますね。
GM:では、戦闘終了という事で。
概助:「やっぱ、オレすけ、嫌われる運命だな」
GM:「つ、墜落してるっ? 脱出、脱出だよきーちゃん!」
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン1 「そしてまた夜の闇に」
 マスターシーン。

GM:あの戦闘から数日後。
GM/夜天使:「さて、このビデオの感想はどうだったかな?」
GM/詩音:「うぐ……。……ずるいです」
GM/夜天使:「ま、否定はしない」
GM/詩音:「こんなの見せられたら、協力しないわけには行かないじゃないですかっ」
GM/夜天使:「だからこそ、見せたんだよ」
GM/詩音:「ううう、これもヤシマの為です〜〜」
GM/夜天使:「さて、カノン」
GM/カノン:「何?」
GM:二枚のディスクを手渡し
GM/夜天使:「コイツを持って本土の方に飛んでくれ。指示は赤いほうのディスクに入ってる」
GM/カノン:「――わかったわ」
GM/ルカ:「それで、今度はどうするの?」
GM/夜天使:「ようやく、その気になってくれたんでな。アレを使う」ニヤリと詩音を見て。
GM/詩音:「いいです。もう覚悟は決めたです〜」
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン2 「言いたいことと言えないことと」
 シーンPC:概助。

GM:基地に帰還した直後、セラピアが槻助の方に駆け寄ってきた。
GM:「やっぱり、きーちゃんはすごいんだよ〜」
概助:「……へ、何がっすか?」色々考えてて不意をつかれた感じ。
概助:「せっかくの新兵器も壊しちまったような気が」にへら、と苦笑する。
GM/セラピア:「えーとね……相手の人と話してる時。ちょっとかっこよかったんだよ〜」にこー
概助:「……カノン・M・ガイストか。まぁ、オレすけが言いたいことを言っちまっただけだし」
概助:そこで、はっとする。
概助:「言いたいこといったのか……オレすけ」
GM/セラピア:「うん、自分の思った事を素直に伝えてたよ」
概助:「ああ、まー、そう、だなぁ。で、さ。セラぴー」
概助:「どうすりゃ、奴らを止められるかなぁ?」
GM/セラピア:「ん〜〜」と少し考えて
GM/セラピア:「きっと、もうすぐ……うん、近いうちにあの人達とは決着をつける事になると思うんだよ」
GM:あの人達、あの人ではなく複数形になっている意味。
GM:それが意味するものは……。
概助:「いまだ目的もわかんねえなぁ。一体、何がしたいんだが。それさえ分かれば、オレすけだって戦えるのに」
GM/セラピア:「でも、あの人たちは本当にこのヤシマを滅ぼそうとしてるとは思えないんだよ」
GM/セラピア:「なんか、もっと別の事考えてるような気がする。えへへ、オンナの勘なんだね〜」
概助:「……あぁ、どの件も試されてる感というか、踊らされてるというか」
GM/セラピア:「ねぇ、きーちゃん………」
概助:「ふい?」いきなり呼ばれて驚いた。
GM/セラピア:「もっと、別の形であの人達と出会ってたら………」もしも、敵味方でなかったのなら……
GM:そこで、言葉を切るセラピア。
概助:「セラぴー」
概助:「その先をいうと、あれだ。オレすけが真っ先にそうなる気がする」頭を掻いて。
GM/セラピア:「う、うん……」下を向いて黙り込む。
概助:「だから、考えない。オレすけが、今こうして出会えた、セラピアを護りたいと思うのがおかしくなっちゃう」
概助:そこではっとする。
概助:「……やべえ、オレすけ、言いたいこといった」
GM/セラピア:「なんで、言いたいこと言って、やばいなんだよ〜」ぷんすか
概助:「あぁ、うん。もうちょっと大きくなったら分かりまちゅよー」その恥ずかしさを隠すように、冗談交じりにセラピアを撫でよう。
GM/セラピア:「あー!きーちゃん、絶対ボクの事バカにしてるんだよ〜!」ばたばたと暴れる。
概助:羨ましいなぁ、と思う。目の前の少女の、あけすけさを。自分には絶対できないことを。
概助:「ま、頑張るわ」
GM/セラピア:「うん、ファイト!なんだよ〜」満面の笑顔。
概助:「あぁ、くそ。でこちゅーするぞ、コンチクショウ」小声(笑)。
GM/セラピア:「んい? 何か言った〜?」
GM:戦闘は終われども、戦争は続く。
GM:戦闘と戦闘の間のしばしの休息。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン3 「影の忠告」
 シーンPC:ティガー

GM:帰還後、人気の無い執務室で一息ついているとどこからとも無く人の気配がし、声が聞こえてきた。
GM/詩音?:「とりあえず、前哨戦は勝てたようですね」
ティガー:「……ま、なんとかかんとか、ってトコですねぇ。結局、向こうさんもなにがしたかったんだか」やれやれ、と首を振り
GM/詩音?:「個人的な憶測を含みますが、時間稼ぎだと思います」
ティガー:「ほほう?」
ティガー:興味深げに眼鏡がきらりん。
GM/詩音?:「まず、ここ数回の彼らの行動にはリーダーが出て来ておらず、また、彼らも決して全員で攻めて来ていません」
ティガー:「ああ、そういえば。鳴神少佐や紡君も、遭遇はしたけど戦闘にすら入らずに逃げられた、って言ってましたしね」
ティガー:「正直、アレ全部でかかって来られたらキツいかもしれませんねぇ。色々、性能差ありますし」
GM/詩音?:「近いうちに一斉に来る可能性は低くありませんよ?」
ティガー:「でしょうね。私もそう思います。このまま、小手調べを延々と続けるような人たちには見えませんし」
ティガー:「あぁ……面倒臭くなりますねぇ。私、本業はあんまりやりたくないんですけど」はふー、と溜息
ティガー:「……おっと」口チャックの動作
GM/詩音?:「なら、どこかにトンズラでもしますか? 代役はそれなりにツテがありますが」くすくすと笑い声。
ティガー:「それでもやらないわけには行かないですよ。あの子達放り出して逃げるなんて、寝覚めが悪い」
ティガー:「ま、なんとか頑張ってみましょうか。明日へと伸びる芽を守るのが、私が黒獅子の姓を背負う理由でもありますし、ね」含みのある苦笑を漏らし。
GM/詩音?:「そうでなくては、こちらが困ります。こちらとしてはハデに頑張ってもらえると本業をしやすくて助かるのですけどね」
ティガー:「じゃあ、そっちはお任せしますよ。私はもうちょっと表舞台で踊るとしますんで」机に突っ伏し、ひらひらと手をひるがえして
GM/詩音?:「分かりました。こちらの事はお任せを……」その言葉を最後に部屋から気配が消える。
ティガー:「……ふう、さてと、先ずは書類仕事を片付ける……前に、疲れたのでお昼寝です」突っ伏した体勢のまま数秒、聞こえてくるのは安らかな寝息、浮き上がるのは鼻ちょうちん。
ティガー:大丈夫か、こんなんで。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン4 「本日もヤシマ晴れ」
 シーンPC:総一

GM/紀央:「〜〜♪ 〜〜♪」格納庫の片隅で掃いている巫女姿の少女。
総一:「いつでも変わんねーな、お前は」
GM/紀央:「あ、総一さま。今日はいい天気ですねー」
総一:「天気は、な」
GM/紀央:「?」
総一:「戦闘に勝って勝負に分けたー!! ……ってことで俺の中の天気は割と曇り空な感じでひとつ」
GM/紀央:「んー、総一さまの中の天気……」
総一:「あー、あれだ。気分って事だ」
総一:「今のままじゃ、俺の一撃必殺が通用しそうにない。あいつや、それ以上の敵が出てきた時に、勝つのは難しいしな」
GM/紀央:「えいえいっ」なんか、総一の頭の上の辺りでほうきを振り回す。
総一:「失望されたまま、終わりたかぁなばばっ!?」
総一:「ちょ、やめやめ危ない止まれや止まれはいストーップ!」
GM/紀央:「むぎゅ」押さえつけられました
総一:「……言おうとしたこと全部吹っ飛んじまったじゃねーか」
GM/紀央:「心の中のお天気、少しは晴れましたか?」
総一:「無茶苦茶荒療治だなドチクショウ……まァ、いいや。要するにだ」
総一:「俺も強くならなきゃなって事。まだまだ不安定な強さじゃいられねェ」
総一:「アレみたいな奴が出てきたら、次は完璧に勝つ」
GM/紀央:「私には、難しいことは分かりません。……けれど、一つの目標を持つのはいい事ですが、一つの視点に囚われるのは良くないですよ」
GM/紀央:「もっと柔らかく。いろんなところから見てみるべしです。角度ですとか」
総一:「柔らかく、か……。って角度とか、どこから見りゃいいんだかさっぱりだな」
総一:「まあ、そこらはゆっくりやってくか。今はできる限り心晴らすだけだ」
総一:「うかうかしてると熱低、台風、低気圧! 明日の訓練厳しいぞー、っと!」
GM/紀央:「総一さま、ふぁいと、です」ぐっ
総一:言ってることはともかく、彼の顔は少々晴れてきていた。
総一:そうだ、こいつがいる、仲間がいる。みんながいる。だから戦う覚悟ができるのか。
総一:あとは言葉を飲み込んで、持ってきたギターが一回うなりを上げる。
総一:この前からすっかり気に入ってしまった、彼の仕切り直しの一発だった。
総一:「テンション、復ッッッ活ッッッ!!」
GM:見上げれば、蒼天はどこまでも深く高く……。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 薔薇原概助@シンヤ:5点
 天城総一@高菜葉:4点
 ティガー・シュヴァルツローヴェ@与太郎:5点
 GM@阿桜聖:14÷3+1=5点

【雑感】
 4話(+1)ほど続く、AngelPainシリーズの第3回。
 今回は、“この”瑞穂基地におけるシュネルギア隊最大のライバル、カノン・M・ガイストが復活! 彼女については本当に紆余曲折があったが、阿桜さんが再登場させてくれたおかげで、これから終盤にかけての再活躍を見ることができた。もちろん事前に相談をもらって快諾済とは言え、やはり感慨深いセッションである。
 さらに紙飛行機の少年ことルカ・セレーネ。居なくなったはずの草薙詩音(カゲムシャ)も出てきて騒動と戦いが巻き起こる。だが、“エンゼルペイン”こと彼ら第81独立機動群の目的が奈辺にあるのかは、未だ見えてこない。繰り返す対シュネルギア戦。無人操作のフーファイターが示すものとは――?
 それにしても、概助も割とヘン系統のギアドライバーだが、彼の脇腹にちゅうをするティガーもなかなかのツワモノである。間に挟まれた総一くんの気苦労や如何に。……ふぁいと、です!


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠