エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第77話『Angelic Sympathy』◇

「人として。ここにかけては、負ける要素が見あたらない」
――天城総一

 

ミドルフェイズ:シーン1/シーン2/シーン3
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「解説、アクシア・リヒトヴィッツ」
 シーンPC:概助。

GM:格納庫でのミーティングの最中。
GM:ではあるが、気になるのは前回の出撃でのカノンの言葉。
概助:「こちらがわにきてもいいのよ、か……」うわの空でミーティング中。
GM:こちら側、それが指すもの。
概助:「……一応、聞いてはいるんだよな」
概助:「合衆国なのか、それとも“天使”なのか……」
概助:「……はっふ〜ん」思考停止。ため息
GM/セラピア:「きーちゃん……ねぇ、きーちゃん」
概助:「どわっしゃ」
概助:「……な、なんだ、セラピアか。びっくりした。どうしたい?」
GM/セラピア:「聞いてなかったの?」
概助:「ぐお。あー、その、すまんす。減給だけは勘弁を」
GM/セラピア:「新型の武器、ボク達の機体に搭載するんだって」
概助:「はぁっ!?」素っ頓狂な声をミーティングルームに響かせよう。
ティガー:では、出よう。
ティガー:「そこ、五月蝿いですよっ」チョーク投げ。
GM/セラピア:「あぶないっ」ツインテールが自動で動いてチョークを叩き落します。
概助:「うわっと、まぁそれはあやまりますが、ティガー中佐」
総一:「あ、綺麗に決まったわば!?」流れ弾に直撃します。登場(何
概助:「おー……総一。不憫な」助け起こしつつ。
総一:「は、話は……訊いとけ……」
概助:「説明してください。なんでわざわざ新兵器を、オレすけたちのベーシックタイプ:シュネルギアに?」
ティガー:「えーと、その辺はアクシア先輩、どうぞー」横に居るアクシアを
GM/アクシア:「だってベーシックタイプだから」アッサリ。
概助:「いや、それでもオレすけがパイロットじゃなくて、別のもっと上手い奴のほうが」
ティガー:「んー、でも、私はきすけ君がいいと思いますよ?」
総一:「……わりーが、俺もだな」
概助:「それこそ、先任の総一のほうが適任かと。こいつは、兵器も女の子の扱いも上手いですしィ」なぁ、と肩を叩き。
GM/アクシア:「あー、それはね。コレとの相性があるのよ」
総一:「いやいやいやいやまた口からデマカセを……って、相性?」
ティガー:「ええ、そうなんですよー」といいつつモニターにデータをぱぱぱ、と手早く表示していく
ティガー:「あと、能力がいい感じに平均的、とゆーのも、あったりします。突出してると参考にしづらくて」
ティガー:贅沢な悩みなんですけどねー、と嘆息。
概助:「と、いいますと?」
GM/アクシア:「今回の武器……といっても実験段階なのは、言わないお約束なんだけど。ただ武器を持って撃つってだけじゃないのよ」
概助:神妙な顔で聞く。
GM/アクシア:「銃自体は超長距離狙撃用ライフルなんだけど、実際にはその銃身以外にも、テスト機体には複合射撃管制補助システムを積んでもらうことになります」
概助:「あぁ、成る程! セラぴー、分かりやすい言葉で説明してくれ。半分もわかってない、オレすけがいる」
GM/セラピア:「要するに、それしか積めないから他の有効戦力は削りたく無いって意味なんだよ、きーちゃん」
GM/アクシア:「言うわねー。でもコレ凄いのよ? これまでの基礎実験では、距離50kmにおいて誤差2.8mという……マジ!?」資料を見ながらアクシアもビックリしてます。
総一:「隊長……? どーしたンすか。実はぎゃーやべー資料どっか見間違えてたーだったりとかしてました?」
概助:「はぁ!? 今装備中の最新鋭のエーテル誘導対天使ミサイルの射程でさえ、4キロっすよ!?」
概助:「それを50キロって。中佐、どんだけ頑張ったんすか」
GM/アクシア:「射程が50kmもある上にこの命中精度って……」ブツブツ
総一:「それ相手に戦ったら近づく前に撃たれて終わるな、それ」
ティガー:「いやぁ、まあ、腕の良い人にコネがりまして」>きすけ
概助:「……なんだ、中佐がすごいわけじゃないんだ」小声(笑)
ティガー:無言で今度は手持ちのリボルバー投げ。
概助:「ちょ、まっ」喰らいつつ、なんとか暴発しないようにキャッチ。
ティガー:「……口は災いの元、ですよー?」にこにこゴゴゴ。

概助:「ま、まぁ、オレすけは命令ならなんでもやりますが……セラピアも意外となぜかしっかり助けてくれますし」
GM/アクシア:「もちろん、問題点もあるのよ」
概助:ごく、と喉を鳴らして聞く。
GM/アクシア:「まず、複合射撃管制補助システムを作動させないと、マトモに目標に当てられない」
GM/アクシア:「さらに、超長距離に対応した結果、5km以内の対象に対しては照準がつけられない」
GM/アクシア:「あー、相当クセモノね。これ」
ティガー:「いつものことじゃないですか、先輩。機体にしたって、武器にしたって、パイロットにしたって」
概助:「なるほど。そいつはきついっすね。少なくとも、信用できる味方が傍にいないといけないわけだ」
総一:「狙いがシステム頼みかつ近〜中距離ではマトモな動作しないってことですか」
GM:ということで、今回の新兵器のスペックを公開。

■広域射撃管制補助システム
 種別:搭載火器  技能:なし
 命中修正:−  ダメージ(種別):−
 射撃回数:−  射撃方式:−
 射程:−    装備位置:H2
 装備コスト:− 対天使効果:−
 効果:《チャージ》のタイミングがマイナーアクションになる。ただし、使用コストにロゴス10の消費が必要。
 解説:シュネルギアの頭部前方に伸びるバインダースコープとHDPに取り付ける精密照準用多機能センサー及び広域レーダーリンクシステムからなる複合射撃火器管制システム。これらの複合システムにより、超精度の狙撃が可能となる。

■対天使超長距離スナイパーライフル
 種別:搭載火器 技能:<砲術戦闘><誘導兵器>
 命中修正:0(−20) ダメージ(種別):+20
 射撃回数:3 射撃方式:S
 射程:5〜50km  装備位置:両手+H1
 装備コスト:− 対天使効果:○
 効果:同エンゲージ内及び、5km以内の対象に射撃できない。域射撃管制補助システムを使用していない場合、命中修正がカッコの中の値になる。
 解説:シュネルギア本体の二倍近くの砲身を持つ超長距離狙撃用のロングレンジライフル。その性質ゆえに近距離の対象に対しては射撃が出来ない。
 また、狙撃を行う場合には、広域射撃管制補助システムの使用が前提となっており、それを使用しない場合の命中精度は極端に低下する。

概助:スペック、ラジャー。
概助:「……で、オレすけはこいつで何をすればいいわけで?」
GM/アクシア:「それなんだけど……」
GM/アクシア:「先日、ヤシマの艦隊が合衆国の襲撃を受けてね……」
ティガー:「ああ、ソレでですか。最近色々騒がしかったの」
GM/アクシア:「報告に寄ると、レーダーの有効距離外からの砲撃だったそうよ」
GM/アクシア:「そこに、この新武器の情報。これは、もしものためには例え試作機でも手に入れとくに越した事はないでしょ」
概助:「総一は……合衆国の奴らとはやらかしたことはあったんだっけ?」
総一:「確か何回かあった筈だが、生憎トラバントのデータ採集が主なモンですっぽ抜けてる可能性大」
概助:「まぁ、それでも心強い。やっぱ総一は頼りになるなぁ。オレすけが女だったら惚れてるぜ」
総一:「嫌な冗談と私語はそこらにしとけよ」(笑
ティガー:「まー、色々心配になるんですけど、大丈夫でしょうか、この子たちで」指さして。
概助:「なんか、ちと、不安な点もありますが。隊長、了解っす。オレすけとセラピアにお任せを」
GM/アクシア:「そういう訳で、しばらく薔薇原少尉にはいつでも出れるよう待機してもらうことになると思うからヨロシクね」
概助:「あいあい。おサルさんっす」敬礼して、任務書を受け取りつつ。
総一:「で。その間俺は何してりゃいーんスかね。囮か、中距離までの迎撃要因か」
GM/アクシア:「天城少尉は、護衛兼近距離での戦闘要員ってトコかしら」
ティガー:「ですねぇ。今回、懐に入られたらアウトですし」
総一:「やっぱかー。ま、頑張ってみますわ」
ティガー:「ま、私たちも出来る限り支援はしますから、頑張ってくださいねー」
概助:「新兵器かー。暴発とかしないといいなぁ」そんなことを冗談交じりでいいながら。
総一:「んー、流石にここまでの段取りがよすぎる気もしないでもないがな」
総一:こちらも軽くそんな言葉を交わしてみます。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン2 「影武者、草薙詩音」
 シーンPC:ティガー。
他PCは許可後に登場可。

GM:時刻は既に真夜中を回っている。
GM:指定場所は、基地内でもほとんど人の近づかない一角。
ティガー:「さて、どーしたもんでしょうねぇ」胸元の愛銃の感触を確かめるようにして、嘆息。
GM/詩音?:「まったくです。信用されてないのは認めますけどねー」ティガーの真横で溜息。
ティガー:「にゃわっ!?」飛び退く。
GM/詩音?:「えーと、改めましてこんばんわです」
ティガー:「あ、こ、こんばんわ」ぺこりとお辞儀。
GM/詩音?:「で、何から聞きたいですか?」
ティガー:「そうですね……まず、貴女が誰か、ということです」す、と銃を抜き、突きつけ。その目には、またもや冷たい光が宿る。
ティガー:「返答次第では、撃ちます」
GM/詩音?:「どれだけ天才的な達人でも、決して自分だけでは築けないものが何か分かりますか?」
ティガー:「……信頼、ですか?」
GM/詩音?:「ぶー、はずれです。答えは伝統、そして血統」
ティガー:「……成程。確かにソレも、1人では築けない。築きようが無いものですね」
GM:詩音「ヤシマの名家の一人が、消えるというのはあなた方が想像している以上に大きな影響を与えるのです」
ティガー:「それで影武者を立てた、と? 質問を質問で返すのは、あまり良いことではないですけど」かち、と激鉄を上げる。
GM/詩音?:「正確には影武者ではなく影、ですけどね。あ、それから私の存在は本家は当主以外は知りませんので、御内密にお願いします。私も貴方を消したくありませんから」
ティガー:「……あー、そうか、何でその可能性に気づかなかったんでしょ、私」あいたー、と頭に手をあて、銃をおろす。
ティガー:「最近カンが鈍っちゃってますねぇ。いけないいけない」
GM/詩音?:「蛇足ですが、伊音様にもきちんと私以外の担当者が居りますよ」
ティガー:「ま、そっちは大丈夫でしょうね。「コレ」が確り守ってくれるでしょうし」びし、とまたも小指を。
ティガー:「まあ、ともかく、信用してないのは当たり前ですよ。貴女がこっち側の人間とはいえ、私とは守るべきものの基準が違う」す、と目を細め。
ティガー:「貴女は、詩音ちゃん、伊音ちゃんが守れればそれで良い。ですけど、私は、それよりもっともっと多い人たちを守らなければいけないんですから」
GM/詩音?:「それは正しい意見ですね。貴方も意外と喰えません」
ティガー:「私は、瑞穂の、ヤシマの皆を守りたい。そのためならば、この命を投げ出しても良いとも思っています」
GM/詩音?:「ですが、勘違いしてもらっては困ります。本家を護るという事はヤシマを護る事に他なりません」
ティガー:「その辺は、見解の相違ってヤツですね。私は、安全な高みから見下ろしてるだけの人たちを守りたいなんて思うほど、人間できちゃいませんし」
GM/詩音?:「私も、自分の護るべき対象をバカにされて無視できるほど、人間できていませんよ」
ティガー:「私を愛してくれた人、私の代わりに死んでしまった人。そんな人達の屍の上に、私は立っている。この命は、私の『家族』を守るために使うべき、命です」
概助:登場はいつからOKでしょうか?
GM:あ、ではそろそろOKという事で。
ティガー:「……まあ、こんな所です。本気であなた方とやり合おうなんて、ハナから思ってませんしね」と、お手上げ、のポーズ。
概助:「で、何してるんですか? 詩音さんの影さん……ええと、めんどいなぁ」
概助:「しゃおん、さん」
GM/詩音?:「はて? しゃおんとは私のことですか?」
概助:「シャドウ詩音、略してしゃおんですが」
ティガー:「……おお」ぽむ、と手を打つ。>略してしゃおん
ティガー:「……で、何してるんですか、こんな時間に」
概助:「待機中でずっと基地に詰めてるのは知ってるじゃないですか、中佐」
概助:「そりゃ中佐の私生活が気になって後をつけた……おっと」口を閉じて、目線だけで。
ティガー:「良い子はお部屋にいなきゃならないんですよ? もう、悪い子です」め、と額を小突く。
概助:「新兵器の邪魔する気っすか?」
GM/詩音?:「あー、まぁ気にしませんが、新兵器の邪魔なんてするわけ無いじゃないですか」
概助:「あ、ならいいっす。そんじゃ、オレすけは中佐の命令どおりちゃんと部屋へ」すごすごと退室風味。
GM/詩音?:「私達が集めた情報を元に、わざわざ開発中のものを突貫で仕上げさせて運ばせたんですよ?」
ティガー:「あー、なーるほど。妙に手際がいいと思ったら、しゃおんさんの手配だったんですねぇ」
概助:ち、と舌打ちして感謝の礼だけのこしてそのまま退場。
GM/詩音?:「正確には私達の組織が、ですね」
GM/詩音?:「ふぅ、今夜はちょっと話しすぎてしまいました。頭首様に怒られてしまいます」
ティガー:「あら、それじゃあお開きですか?」
GM/詩音?:「たった今通信が入りまして、合衆国の襲来だそうです。もうじき警報が鳴ると思いますよ」
GM:ぶいー、ぶいー、ぶいー、基地内に響く緊急発進のブザー
ティガー:「成程、有難うございました」
概助:「うわぁぁー……敵っすねぇ」
GM/詩音?:「では、御武運を」ふっとその場から消える。
ティガー:「……はふー、ああ疲れた。きすけくん、いい所に来てくれました。お姉さん助かっちゃいましたよ」あははー、と
概助:「オレすけ、何もしてませんけど?」困惑する。
ティガー:「来てくれたのが、良かったんです。危うく死ぬかも知れなかったところだったもので。それで―――」ぐい、と腕を引っ張って引き寄せて
ティガー:「―――これは、お礼です」ぎゅっと抱きしめて、そのままちゅー、と。どこかはご想像に。
ティガー:一瞬の接触の後、離れ。
概助:「脇腹って貴方、アブノーマルすぎっす」苦笑して、逃げるように。
ティガー:「普通じゃ満足してくれそうにないとおもったものですからー」艶然と笑んで、退場。
GM/詩音?:「………見えなくなったから、去ったとは油断しすぎです」駆け去る二人を見ながら。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「挑戦、ルカ・セレーネ」
 シーンPC:総一。

GM:緊急のスクランブルで出動した総一。
GM:敵は複数体だが、懸念されていたレーダー外からの攻撃ではないようだ。
総一:「ったく、なんてこったい。あの超長距離狙撃仕様じゃきつそーだから……メインは俺か」
GM/紀央:「頑張りましょうね。総一様」ぐっ
総一:「そりゃ言うまでもなく」さむずあっぷ
総一:「しっかし、ここに来てレーダー外からの攻撃じゃないってことは……」
GM:敵の機体から通信が入る。
GM/ルカ:「えーと、聞こえてるかなー。もしもーし」
総一:通信を取ります。
総一:「……アーアーキコエナーイ」
GM/紀央:「通信機の故障ですか?」
総一:勿論、心の中では(やっぱそう来るかよ……)ですが(何
GM/ルカ:「冷たいなー、また今度ってあんなに約束したのに」
総一:「流石に冗談は通じないか」
総一:「しかしまあ、こうも予想通り来るとはな。予想通り上手く行きすぎた、ってトコか」
GM/ルカ:「予想通り、かぁ。ふふふ、やっぱりね」
GM/ルカ:「キミと僕って結構似てると思ってたんだー。どう思う?」
総一:「そっか? ……じゃ、お前が其処にいる理由は?」
GM/ルカ:「ん? だって僕、合衆国のパイロットだから。充分じゃない?」
総一:その言葉を聞いて、少し後。口元に笑みを浮かべて、「……勝ったな」
GM/ルカ:「この戦闘に? それともこの戦争に?」
GM:スッとフーファイターの腕が上がる。
総一:「人として。ここにかけては、負ける要素が見あたらない」
GM/紀央:「前方より、高速移動物体!!」
GM:あがった腕のスキマから超高速の弾頭がシュネルギア:トラバントのケルンを直撃する。
総一:「―――って、いきなりか! 折角の連続無被弾記録が消えるところだ!!」
GM/ルカ:「戦争中だよ。無被弾記録? すごいね、よっぽど恵まれた戦場にしか出撃しなかったんだね」
GM/紀央:「総一様、挑発です。熱くなってはいけません!」
総一:「ハズレ。さて、今まで俺が何故に被弾ゼロだったか解るか?」
GM/ルカ:「ん〜〜〜? 知らない」
GM:ルカの機体から数機の飛行体が射出され周囲に展開される。
総一:「OK、だったら教えてやる。ひとつは、先手必勝の一撃必殺だったこと」
総一:「もうひとつは……今まで見てきたモンが違う。今まで見てきた人が違う」
総一:「お前みたいな薄っぺらい理由で戦ってる奴に、そう簡単に負けはしないってことだよ!」
GM/ルカ:「薄っぺらいって勝手に決め付けられてもなー。アンタがオレの何を知ってるって言うのさ?」
総一:「わかりたくもない。強いて言えば……覚悟が、俺より薄いってことは」
総一:片方の腕を空け、指を剣指にして前に突き出す。
GM/ルカ:「悪いけど、精神論者嫌いなんだよね」腕が動く。再び、機体のはるか後方からの超精密射撃。
GM/紀央:「きゃあっ!」ケルンはまだ無事。だがその衝撃は機体を揺らす。
ティガー:出よう。
GM/ルカ:「能書き垂れて、カッコつける暇があるならサッサと撃ってきなよ。先手必勝なんだろ?」
ティガー:『総一君、紀央ちゃん、無事っ!?』通信を入れて
総一:「あー、何とか」
GM/紀央:「今はまだ耐えていますが、これ以上の被弾はケルンが持ちませんっ」
総一:あとは、秘匿通信で「しっかりデータ取れてます? これ以上身体もといシュネル張るの限界なんスが」
ティガー:『とにかく、無事に帰還することだけを考えて! 人間戦車相手に何処までやれるかわかんないけど、撤退の支援はしてみるわ!』
総一:「頼んますよ? 囮なら慣れてますが、本命の為の踏み台っつーのは慣れてないんスから」
GM:その時、今までの砲撃よりも数段速い速度で飛来した弾丸がティガーの船のすぐ傍で水柱をあげる。
ティガー:「はわわわっ!? なになに、こっちも狙われてるっ!?」わたわた
概助:狙撃登場とかはOKでしょうか?<GM
GM:うい、OKす
概助:超遠距離から、弾丸だけとかそんなかんじ。
概助:第九のリズムで飛来する超遠距離弾丸。
総一:「おいおい、こりゃどーゆーカラクリだよ」
概助:弾丸は何も語らず。2人の支援のみ。
概助:『もう OKす』
ティガー:「今のは……きすけくん。私も、頑張ってみるか……!」だだだだ、とコンソールを叩き、無数のミサイルを総一の居る空域に叩き込む
概助:2人に向けて、簡易信号による電文のみ送信。といったかんじで。
GM:遠方からの弾頭がその弾丸を正確に打ち落とし、
GM/カノン:「来たわね。――いいえ、よくも待たせてくれたわね? って言っておこうかしら」
総一:「……おっせーよ、本命」
総一:「機体張って記録止められてでも前座整えたんだ、期待以上の活躍してもらわないとな」
総一:言うと、機体から板状のものを分離させる。トラバントジステムIII。自身の切り札。
総一:「覚悟しな。臨戦モードは……こっからだ」
概助:あ、えっと、オレ待ち?(笑)
ティガー:「そのとーり。こっからが本番ですよ、2人ともっ!」
GM:では、シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠