■ミドルフェイズ/シーン5 「オモイ、想い」
シーンPC:要。マサト登場済。GM:方針は決まった――。
GM:宵の入り、2機のシュネルギアはV機関を直結され、静かに出力を上げていく。
GM:カムフラージュのため、倉稲たちアペルギア隊はカフジエルに陽動攻撃を仕掛けており、戦いの音や振動が、僅かにこちらにも伝わってきていた。
GM:だが、観隼アリスはどういうわけか、その指揮を執るでも無くこちらに残っている。
GM/まどか:「相乗エーテル係数、2600……2700……2800…………」
GM:つぅ、と管制を行なうまどかの頬を汗が伝う。
GM:タイミングをある程度予想できるとは言え、それはあくまで予測であり、確率を100%にするために、危険の目の前に立つ人たちが居るのだから。
GM/アリス:「…………」
アレクセイ:「エーテル係数は順調に上昇中、か……」まどかの隣で、状況を確認中。
GM/紀央:「とは言え、実際は半分こですから。――確かに、この方法であれば装置を“騙す”ことも可能かと」>アレク
GM:紀央はサポートに徹している。
アレクセイ:「“騙されて”くれなくちゃ困るね。……しかし、スヴァンのトラップといい、今回の天使といい……余りにも悪い方に状況が運びすぎているな」
要:コクピットで目を瞑り集中。緊張と疲労で額に汗を浮かべながら。<でよろしいのでしょうか?
GM:そんな感じで>要
要:「くっ……」なにか上手くいかなかったらしく、悔しげに。
GM/まどか:「2900……3000を超えたわ。そろそろよ、注意して!」
要:「はっ、はい!」<そろそろ
GM/紀央:「だいじょうぶです要さん。……きっと、うまく行きます」
要:「はいっ……絶対に……失敗できません!」
マサト:「ほい、反応率六十七から……共鳴さっぴいたらこんなもんか」
GM/ツバサ:「――。なーなー、マサにゃん」
マサト:「どうしました? ツバサさん」
GM/ツバサ:「よく考えたら、俺様ちゃんたち、別にペアずつで乗ってなくっても良かったんじゃん? 戦闘ヤラねーし」
GM:微細な出力制御を片手間に、めっさ余裕(笑)。
マサト:「逃げたほうがよかったー、とかって思ってます?」こっちも器用に機器を操作しつつ、こっそり(?)スオウとのチャンネルを開く。
GM/ツバサ:「うんにゃ。あっちの2人、要らなかったじゃん? とかさー」(苦笑)>マサト
マサト:「やだなあ、ツバサさんらしくもない。大丈夫ですよ。失敗しないんですよね?」
GM/ツバサ:「モチ。俺様ちゃんたちはなー」(けらけら)>マサト
要:「……紀央先輩」ぽそっと、紀央だけに聞こえるように、小さな声で。
GM/紀央:「はい? 何でしょう要さん――」
要:「だいじょうぶ……でしょうか、本当に?」操作に集中しつつも、不安にかられて。
要:「難しい……ですよね、これ。ホントに、僕なんかに」口にして、あらためて不安にかられて
GM/紀央:「まーふぃーの法則、ですよ要さん?」
要:「――まーふぃー?」きょとん
GM/紀央:「ダメと思えばダメなのです。現実を思考で塗り潰すのが陰陽道の原則。――そんな弱気になられては、わたしが困りますっ」(真剣)>要
GM/紀央:「不安なのでしたら、その……。わ、わたしのためにがんばって頂く、ですとか!」
要:振り向かず。顔は見れなくとも、わかる。
要:きっとすごく、必死に、僕のために、僕を励ましてくれる女(ひと)の顔が、絶対にそこにある。
要:思えば――ここに来てから、ずっと紀央は後ろにあって、励ましてきてくれていたのではないか?
要:それに気づけば――
要:「はいっ! がんばります!」>紀央に。気負いのない、素直な気持ちでがんばれる。
アレクセイ:「不安定だった“スオウ”の出力制御が安定してきている―――。 これは、イケるぞ」
マサト:「ほら、向こうもどうやらなんとかなりそうじゃないですか? 僕は正直、こうなると思ってましたね」嘘か本気かわからん軽い口調で。通信タレ流しつつ。>ツバサ
GM/まどか:「えーっと。もう3200代後半ですよー?」(ぽそぽそ)>ALL
GM/チコ:「来よったな。――ほな、頼むでみんな!」
GM:では。
GM:要、及びマサトはここで<整備>判定を行なってください。ナビ修正あり。
GM:目標値はそれぞれ10。なお、どちらかが福音を発生させると、少しだけ良いことが起こります。
要:む、<整備>ですね。……ふたりが福音してもイミナシ。ですよね?>GM
GM:2人は意味無いですね。
マサト:ところでGM、爆発はしませんよね?(笑)
GM:うい。この場合は装置を騙している判定なので、福音出しても爆発しません。これは断言しておきましょう。
GM:どっちかが失敗すると(明後日の方角)
要:おうΣ( ̄▽ ̄;)<爆発
要:もうちょっとだけお待ちを(汗)
GM:了解(笑)。 GM/倉稲:「あーあー。なーんかあたしやら戦車隊やらは蚊帳の外かぁ」(どんぱちんぐ)
GM/倉稲:「ほらほら、6号車! もっと弾幕張らないとやられるよ!」
GM/戦車兵:「こちら10号車! ホイシュレッケが、ホイシュレッケが!!」
GM/倉稲:「あーもう、忙しいたらありゃしない!!」
GM:どんぱちんぐ継続中(笑)。
アレクセイ:「蚊帳の外なんて事はないさ。君たちがいるから、僕らはこうして作業に専念できる」
アレクセイ:「言ったろう、君たちはライト・スタッフなんだ。自信を持っていい。ただ……無理はするな。生きて還ってくれ」
アレクセイ:ということで、《演説》いきまーす(笑)
GM:ぺんっ!(許可のハンコ)>アレク
アレクセイ:ロゴス9点使用、技能を2→4にして、さらにダイスを+3。
アレクセイ:あと、ダーザイン【部下からの期待/4】も昇華しておきます。
GM:ういうい。
アレクセイ:#5c4+8 《演説》
●ダイス:Arec:5c4+8=2(6,3,6,4,6)+8= 10
アレクセイ:判定値に+10〜。 要:GM、ヴィークルの修正あります?
GM:おう、ありますとも。
要:判定+10だから……ごそごそ
要:R9消費、技能を1>4に
要:自分の感覚8+演説の10で合計18。
要:ではお先に
要:#18C4
●ダイス:Kaname00:18c4=12(5,3,1,2,3,2,2,4,5,6,3,4,5,5,5,1,3,4)= 12
要:期待値どおりだ(笑) 12で成功です。 マサト:さて、気合い入れていきましょうか。……リソースほぼ全投入。(笑
マサト:ロゴス3入れて、<整備>3=>4。さらにロゴス105入れて、ダイス+105。【六道要からの劣等感】4、【家族からの忌避】4、【アレクセイ・レヴォントリからの期待】4、【鳴海チコからの憧れ】4を昇華。達成値+32。……さあ、結果は如何。
マサト:#127c4+32
●ダイス:Masato:127c4+32=90(3,1,6,6,1,3,2,4,4,1,5,5,6,3,6,5,6,1,1,6,5,6,5,
2,2,1,2,4,6,2,4,4,2,1,1,3,2,1,2,5,6,6,2,4,1,3,5,5,4,2,6,6,5,2,3,3,2,3,6,2,
3,6,3,2,3,5,3,6,2,2,1,6,2,3,1,2,6,2,2,4,3,1,2,4,3,4,2,6,3,1,6,4,4,4,6,3,2,
3,2,3,3,1,4,1,1,1,6,2,4,2,1,3,3,1,4,6,6,1,5,4,5,2,4,5,3,6,4)+32= 122
要:りんごーん
GM:おう、鳴ったー!!
マサト:……くう、ダーザインがもったいないくらいの勢いで鳴ったッ(笑
アレクセイ:まどか「スオウ、スヴァンのV機関、ともに安定です!!」
GM:まだだぞいちおう(笑)>アレク
GM:と、思ったら失敬。
GM/チコ:「――今や、2人とも! V機関全開!!」
要:「いきますっ! 茶本先輩! 天野先輩!」後ろからの信頼と、自分の想いを込めて!
GM:合図が来る。
GM:――そう思った次の瞬間。ぼん、と小さな爆発が剥き出しのスヴァンの胸部で発生した。
GM:だが、スヴァンは命脈をしっかりと起動させ、全ての数値が「状況に問題ないこと(ユーヴァーグリューネン)」を示している。
マサト:「……V機関、臨界領域で安定、と。来ると判ってても手ェ震えますなあ、あの爆発」
マサト:「そりゃもう。溜めたら爆発と、祖父さまも言うとりました」
GM/ツバサ:「ひゃー、危っぶねー。割とギリギリだったぜマサにゃん!」
マサト:「ギリギリだろうがなんだろうが、ツバサさん背負ってれば飛びぬけられますって。向こうも似たような状況でしょ……似合いませんなどうも。こういう台詞は」
GM/紀央:「ふう。……どうやらスヴァンも無事のようです、要さん」
要:「よかった……」爆発音にびくっとするも、紀央の声にほっと脱力を。
GM:それに、呼応したのだろうか。
GM/倉稲:「――! まずい、“カフジエル”の活性化が始まった!」
GM/倉稲:「シュネルギア隊、至急応援を! あんなデカブツ、あたしだけじゃ食い止められない!!」
GM:悲鳴のような、倉稲からの通信。
要:通信に、はっとする。
GM:応じるように、ゆっくりとスヴァン、そしてスオウの胸部装甲が閉じられる。
GM/実哉:「こっちは任せてくれていいぞ。――俺たちの分まで、思いっきりやってくれよな」>マサト、要
要:「はいっ……思いっきりやってきます!」>実哉
アレクセイ:「アペルギア隊は弾幕を張りつつ後方まで撤退。倉稲少尉、3分保たせろ!!」>秋桜
GM/倉稲:「や、さすがにいきなりは来ないから、それはたぶん大丈――きゃっ?!」
GM/アリス:「ったく、私が居ないとダメね……。レヴォントゥリ中尉!」>アレク
GM/アリス:「第375中隊はシュネルギア隊の支援に入ります!」
アレクセイ:「了解した。後のことは僕たちに任せてくれ」>アリス
要:「お願いします、中尉」>アリス
マサト:「……とりあえず、騎兵隊の出番のようで」
アレクセイ:「なんか、メーヴェ時代の先輩を見てる気分だな。……っと、いかんいかん。ホルテン、発進準備急げ!!」
GM/まどか:「ホルテン、持って来てないですよ中尉……」(じとー)>アレク
アレクセイ:「だあぁぁぁぁ!?」がくーっ(笑)
GM/まどか:「あれ、咲守市の駐屯地に置いてきたじゃないですか。……揚陸艦艦載の壱式輸送ヘリでよければ手配します」
マサト:「……マズそうですな。こっちゃ、いつでも上がれますぜ。心の準備はよろしいですかな?」>ツバサさん
GM/ツバサ:「んー。状況問題なし(オールグリューネン)の機体なんだろ?」
GM/ツバサ:「なら、後はあんたと俺様ちゃんとで、じゅーぶんお釣りが来るじゃん」(にしし)
マサト:「違いない。ンじゃ、さくっと行って片付けて来ますか。……シュネルギア:スヴァン、アップファールト!」
マサト:装甲を機動戦形態へと組み替えつつ、白鳥の乙女が浮き上がる。
要:「――茶本先輩! 天野先輩!」
要:数多の信頼と期待に支えられ――
GM/紀央:「さあ、わたしたちも参りましょう要さん!」
要:「はい、紀央先輩! スオウ……アップファールト!」
要:人の造りし、天使が翼を羽ばたかせる! GM:飛び立っていく翼持つ人型の戦車たち。
GM:それを見送った城上実哉は、おもむろに足元のガラクタをひっくり返し始めた。
GM/チコ:「――ぷはっ、うあー……死ぬか思うたわ」
GM/実哉:「実際、もうちょっとヘタ打ってたら死んでたぞ?」(がらがらとガラクタを片し始め)
GM/実哉:「さて、俺たちの仕事は終わりだ。次の仕事の準備をしようぜ、班長?」
GM/チコ:「せやな。――あいつらがどんなに壊してきても、新品同然にしてやらんとね」
GM:シーンエンド。 |