エンゼルギア研究所
†Testify Your Own / Angel Gear†

■サイト内検索

- Powered By Google -


■はじめに

■メインコンテンツ
研究所掲示板
エンゼルギア考察
▼天使大戦用語集
▼巫女ナビ推進委員会
TRPG用データ集

■オンラインセッション

■その他

Written by Japanese ONLY
(C)2003-2012 Souma-Seien.
All Rights Reserved.
back to Main

(C)2003 Inoue Jun'ichi
/ FarEast Amusement Research Co., ltd
(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE

Last Update/2012.02.05


◇ 第45話『天使のこえ、約束のとき』◇

「僕が言うのもなんだけど……無理しないで」
――小和田克己

 

シーン1/シーン2/シーン3/エンディング:/
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「天津島沖海戦、会敵」
 シーンPC:翔一。

GM:1999年、夏。
GM:後に“天津島沖会戦”と称される一大決戦は、合衆国十字軍第3艦隊のホイシュレッケ群と、ヤシマ=統一帝国連合艦隊の展開した完全機械化兵戦隊の激突で幕を開けた。

GM/アクシア:「始まったわね……。こっちもシュネルギア発進準備、急がせて!」
GM/アクシア:「天水少尉! 先行して防空圏の確保お願い。シュネルギアの発進中に狙われるってのは、願い下げだわ」
GM:瑞穂基地第13実験部隊に供与されたヤシマ海軍空母“瑞鷹”の艦橋で、アクシアが指示を飛ばし、オペレーターがそれに応える。
修吾:「了解。防空圏確保します」
GM/まどか:「こちら“瑞鷹”コントロール。各シュネルギアは所定の発進位置に着いて下さい」
GM/アクシア:「いい、翔一くん。緒戦はいまのところ互角だけど、次は大物の天使兵が出てくるわ。アタシたちは、そいつらをやっつけて艦隊を護るのが役目ね」
GM/アクシア:「作戦は打ち合わせどおりに。……で、新人クン使うかどうかは決めた?」>翔一
GM:ちなみに。
GM:現在、空母“瑞鷹”に搭載されているシュネルギアは、次のとおりである。

 1番機、ヤークト。
 2番機、シュトルム。
 3番機、マサムネ。
 4番機、イェーガー。
 5番機、マサムネ2。
 7番機、ケンプファー。
 0−1番機、カノーネ。

GM:このうち母艦の護衛に残るのは、セラピアの乗る“カノーネ”のみとされていた。
GM/セラピア:「みんなの帰る場所は、ボクが護ってみせるんだよ〜」
翔一:「了解。母艦は任せたぞ、セラピア」
GM/セラピア:「ボルシチあっためて待ってるんだよ〜」(うにょうにょ)
翔一:ヤークトのコックピット内で機体のセットアップ中
GM/香夜:「あ、あのっ、翔一さん……」(おそるおそる)
翔一:「激辛はいらん(断言(笑))……? 香夜?」
GM/香夜:「どうしてわたしと一緒に……そのぅ」>翔一
GM:出撃してくれるのか、と聞きたいらしい。
翔一:「セラピアじゃなくて、か?」
翔一:ぱちぱちぱち、とボタン押しながら答える
修吾:「………発進急げよー……」
翔一:「了解。天水さんも墜とされないでくださいよ」
修吾:「その前に逃げるから安心しろ」>矢神
GM/香夜:「そのっ、こんなコトこんな時に聞くの、はしたないって思いますけど、でも、そのぅ」
GM/香夜:「わたし、いちど負けちゃってるんです、よ……?」
GM/アクシア:「こらー翔一クン! 例の機体と新人くん、どーするかって聞いてるんだけどっ?」(がーっ!)>翔一
翔一:「少々お待ちを」>アクシア
翔一:「今回は総力戦だ。こういった直接での叩き合いでは、セラピアのステルス感知能力よりも、機体制御能力の高いお前の方が乱戦には向いている。それに……」
GM/香夜:「そ、それに……?」(どきどき)<アクシアの声は、聞こえてないらしい(笑)
翔一:右手を伸ばして、香夜のサラサラの黒髪に指を差し込み、髪と頭を撫でる。
翔一:「借りは二人で返さないとな」
GM/香夜:「……は、はいっ!!」(真っ赤になりながら、全力で頷く)
GM:もの凄い勢いで、この海域のデータを打ち込み補正をかけていく香夜(笑)。


GM:そしてもう1機……。
GM:さて、克己くん。
克己:うす。
GM:君の搭乗機だが……。最新鋭のシュネルギアと、鹵獲したフーファイターのレストア機と、どっちがいい?(笑)
克己:むぅ、ここはやはり鹵獲フーファイターを(笑)
GM:おや(笑)。了解さ>克己
翔一:「……小和田、リトス。初陣だが、やれるか?」>克己
GM/リトス:「……私の方は、問題ありません」
克己:「いつかは経験しなくちゃならないんだからね。翔一君が……あ、矢神少尉が出たほうがいいと判断するなら」>翔一
翔一:「分かった、俺の方でもフォローはする。……遠山にも、頼まれているしな」後半は小声。>克己
克己:「ごめん、迷惑かけるかもしれないけどお願いするよ」>翔一 
克己:「じゃあ、行こう?」>リトス
GM/リトス:「ええ。よろしく、克己」
克己:「うん、こっちこそ」<よろしく>リトス
GM/アクシア:「あー、うー。そりゃあれも二個イチして使えるようにはしたけどねえ……」
GM/アクシア:「分かったわ。その代わり、責任はアンタが取りなさい矢神クン?」
GM:ふふーん、といぢわるな笑みを浮かべるアクシア・リヒトヴィッツ。
翔一:「……ありがとうございます、大尉」>アクシア
GM/アクシア:「さ、分かったらとっとと発進する!」>翔一
翔一:「天水少尉たちだけに苦労をかけさせる訳にもいきませんしね」
GM/ベティ:「やれやれ、結局いつも私たちは貧乏くじというわけですね……」(何故か楽しそうな声)>修吾
修吾:「まぁ、誰かに押し付けるくらいなら俺が引いてたほうが、慣れてるしね」>ベティ
GM/ベティ:「そうですね。それではまた後ほど」(くす)>修吾
GM/アクシア:「さて、そんじゃここは八幡重工あたりに敬意を払っておきましょ」
GM/アクシア:「フーファイターX−1番機、出すわよ。発進準備!」
GM/香夜:「S.Q.U.I.Dリング接合、ケルン展開準備完了……」
翔一:「シュネルギア一番機、アップファールドします! 接続アーム、切り離してください!」
GM/まどか:「了解。接続アーム切り離し。シュネルギア1番機、発進どうぞ!」
翔一:翼を広げ、戦場へと飛翔してゆく一番機ヤークト。そして……
翔一:「発進周囲至近距離に敵影なし。……防空圏確保、助かります」>天水
修吾:「いや、仕事はきっちりこなす主義なんでね。お前も自分の仕事頼むぜ?」>矢神
翔一:「ええ。俺もいつまでも新人では……居られませんから」X−1を見て、呟き。>天水
修吾:「あとは………」X−1を見て
克己:「フーファイターX−1、発進位置につきました」>アクシア
GM/まどか:「了解。フーファイターX−1番機、発進準備完了」
GM/まどか:「APU接続、カタパルトオンライン。非戦闘員は甲板上から退避してください」
GM/アクシア:「……克己クン」
GM/アクシア:「初めての実戦で、こんなこと言うのは辛いわ。でも、キミのためだと思うから、言うわよ」
GM/アクシア:「死ぬ気で戦いなさい。――そして、まずは生き延びること」
GM/アクシア:「お姉さんとの、約束よ?」(ウィンク)>克己
克己:アクシアのウインクに気をそがれ……そしてどれだけ緊張していたのか、初めて理解する
GM/リトス:「大丈夫よ、克己。……私も、居る」>克己
克己:「うん、信頼してる。また一緒に戻ってこよう?」顔を上向きに、シート越しに見上げる感じで。
GM/まどか:「接続アーム切り離し。フーファイターX−1番機、発進どうぞ!」>克己
克己:「X−1、小和田、エングリオ……行きますッ」
GM:蒼天を引き裂いて舞い上がる第3世代人間戦車たち。
GM:だがその勇姿も、激闘のほんの幕開けに過ぎなかった――。
GM:シーンエンド。

■クライマックスフェイズ/シーン2 「承前」
 マスターシーン。

GM/香夜:「“イェーガー”の索敵データお願いします、トゥアレタさん!」
GM/トゥアレタ:「了解。今そっちに転送するわ!」
GM/レオンハルト:「ロックオン99.8%完了。敵前衛を薙ぎ払うよ、翔一!」
GM/レオンハルト:「トゥアレタ、ミサイル全弾発射!」
GM:ドドドッ、ドッ! と放たれるミサイルと88mm対天使ライフルの砲弾!
GM:だが――。

GM:#46c5 <誘導兵器4> エーテル誘導ミサイル 《即応射撃》
●ダイス:SOUMA_GM:46c5=42(3,1,6,3,1,5,2,2,5,2,3,2,4,1,6,3,1,3,6,2,5,3,3,5,
5,2,5,3,5,1,4,5,6,3,3,4,4,1,3,4,5,5,3,3,1,3)= 42
GM:《予測射撃》の成功数を、この特技の成功数だけ減少できる。[突き返し]は発生しない。ミサイルを1つ使用し、射撃回数が0となる。

GM:ドパパパパパッ!! と前方に咲く光の華。
GM:シュネルギア隊の放った弾幕は、天上より降り注いできたミサイルに阻まれ、敵天使兵を撃つことなく叩き落されていた。
GM/レオンハルト:「トゥアレタ、回避!」
GM/レオンハルト:「各機、回避優先!! もう一度、仕掛ける!」
GM:体勢を立て直そうとした4番機を、激しい衝撃が揺らす。
GM:総合霊素頭脳(グロース・レヒナー)のパラメータ表示を確認するまでもない。
GM:S.Q.U.I.Dが直接伝えてくるのは、純白のフーファイターに喉輪を押さえられ、海面へと堕ちていくシュネルギアのシルエット――!


■クライマックスフェイズ/シーン3 「ここにいるよ」
 シーンPC:克己。

GM:それは、一体どういう光景だったのか。
GM:どぱあぁああん……!!
GM:爆音とも水音ともつかぬ耳鳴りと同時に、蒼い蒼い水柱が天を貫き――。
GM:命の源の雨を浴びながら、白いフーファイターだけが悠然と宙で踊っていた。
GM/リトス:「4番機が……撃墜、されたの?」
GM/香夜:「翔一さん! この感じ、あれは、あのフーファイターは!」
GM:ざり、とS.Q.U.I.Dの通信回線が耳障りな雑音を立てる。
GM:もはや聞き間違いようの無い声が、無情な現実を曝け出す。
克己:「リトス、トゥルナイサー中尉の担当空域が空いてる! そっちに向かうよっ」
GM/カノン:「これで借りは返したわ。――次に、死にたいのは誰?」
修吾:「む……あの機体は、確か……」
翔一:「四番機、反応ロスト。……間違いない、あいつだ」
GM/アクシア:「まずいわ! 天水少尉! 七支隊! フォローっ!」
GM/リトス:「――!」
克己:同じく白く塗装されたフーファイターが距離を詰める
翔一:「……っ! 小和田少尉、迂闊に前に出るな! 機械化兵部隊と連携を!」
GM/カノン:「そう。――いいわ、遊んであげる!」

GM:さぁ、戦闘ラウンド開始ですよー。
GM:ちなみに、リトスにフーファイターの一人乗り適性はありません(笑)。
GM:……と、言いたいところですが。
克己:を?
GM:フラグ立ってるので、カッコ内の数値を使ってください>克己
克己:(がくがく)<フラグ立ち 了解ですー
GM:(明後日の方角に視線)
GM:では。各自、修正込みの【感覚】を宣言するべし。
修吾:17です>感覚
翔一:感覚は16です。
克己:8ですね
GM:ちなみに、この場の敵戦力は。
GM:フーファイター・ピュアホワイト×1
GM:R.M.Aホイシュレッケ:シュトルム×6グループ(1グループ11体)
GM:です。
克己:GM〜。グロースヴァントとヴァイトシュヴァルトとウェポンラックをください
GM:前2つはOK、ウェポンラックは何か判定してください(笑)>克己
克己:ウェポンラックは左腕のHDPにつけて、盾と剣をしまうのです。剣を取ると盾も引っ張り出されるようなのがいいのです(演出的に)
GM:ああ、そういう用法ならウェポンラックもあげましょう。
克己:うい、感謝。とりあえず、剣も盾も準備状態で(何)

GM:そしてセットアップフェイズでカノンが《リーダーシップ》宣言(鬼)。
GM:で、行動順ですが。
克己:さぁ、こい
修吾:こいやー
GM:ホイシュレッケ>カノン>修吾>翔一>克己
GM:の順で。
克己:ホイシュレッケが先か……
克己:イヤなヤツめ(笑

GM:では、ホイシュレッケ6グループがわらわらと行動開始。
GM:まるでそちらの戦力を熟知しているかのように、修吾の飛影と翔一のヤークトに群がる。
修吾:「相変わらず数だけはいやがる……」
翔一:「何とか……なりますかね」>天水
翔一:「……とも言っていられないか。小和田、天水さん。他は潰せなかった天使兵に回ってる。……あいつは俺達で、抑えますよ」>二人
GM:ちなみにこのホイシュレッケたち、フーファイターを中心に異様なほど強力なエーテルリンクを張られていることが知覚出来ます。
GM:ただのホイシュレッケと思うと、死にますよ(鬼)。
克己:変な記号ついてたしなぁ(苦笑)
GM:#30c5 噛みつき(白兵) ダメージ+10
●ダイス:SOUMA_GM:30c5=26(2,1,1,3,3,5,3,2,6,2,6,5,1,3,4,3,6,5,1,1,4,4,6,4,
4,1,5,5,4,1)= 26
GM:#30c5 噛みつき(白兵) ダメージ+10
●ダイス:SOUMA_GM:30c5=26(4,6,6,4,2,6,4,6,1,2,5,5,3,5,2,2,1,5,3,4,5,2,5,1,
2,3,5,3,2,4)= 26
GM:#30c5 噛みつき(白兵) ダメージ+10
●ダイス:SOUMA_GM:30c5=27(5,4,4,5,4,3,4,3,3,4,5,2,1,5,4,1,6,2,5,6,2,2,4,3,
4,1,1,3,4,6)= 27
GM:#30c5 噛みつき(白兵) ダメージ+10
●ダイス:SOUMA_GM:30c5=25(6,4,6,2,1,3,3,1,1,3,6,5,4,5,3,1,3,2,1,1,1,3,6,4,
6,2,1,1,2,5)= 25
GM:#30c5 噛みつき(白兵) ダメージ+10
●ダイス:SOUMA_GM:30c5=25(3,4,2,6,1,6,1,4,3,4,1,4,3,3,6,5,6,2,3,1,4,3,2,5,
2,5,2,1,6,4)= 25
GM:#30c5 噛みつき(白兵) ダメージ+10
●ダイス:SOUMA_GM:30c5=25(1,1,2,2,5,4,5,2,6,5,5,3,4,6,6,5,3,1,2,1,3,3,4,5,
4,4,6,4,5,6)= 25
GM:26、26、27>修吾
GM:25、25、25>翔一
GM:66回攻撃よりはマシと思いますが、どうぞ(笑)。
克己:「天水さん! 翔一くん!」
修吾:ふむ、3つとも《リミッター解除》しつつ、それぞれダイス+10で回避します
修吾:#29c3
●ダイス:Syuhgo:29c3=17(4,3,3,1,2,2,5,2,1,1,5,5,1,3,4,5,1,5,2,2,3,3,4,6,2,
6,6,1,6)= 17
修吾:#12c3
●ダイス:Syuhgo:12c3=6(2,5,5,1,5,4,5,2,1,1,2,5)= 6
GM:23、惜しい。
修吾:#29c3
●ダイス:Syuhgo:29c3=16(6,4,6,5,2,1,3,2,3,2,1,6,6,3,5,1,6,2,4,3,4,2,2,1,5,
5,2,5,2)= 16
修吾:#13c3
●ダイス:Syuhgo:13c3=8(2,1,3,5,1,6,5,1,5,1,5,2,2)= 8
GM:24、惜しい。
修吾:#29c3
●ダイス:Syuhgo:29c3=17(2,6,4,2,3,4,2,3,6,5,5,3,5,1,4,1,3,3,4,6,4,2,2,3,2,
4,2,3,3)= 17
修吾:#12c3
●ダイス:Syuhgo:12c3=6(6,2,6,2,1,6,2,3,4,5,3,4)= 6
GM:23、またまた惜しい。
修吾:むう…
GM:差分値が、3、2、4で命中ですから。
GM:13点、12点、14点。……まだ生きてるのでは?>修吾
修吾:むう、機体の致命に1、重傷に4、軽傷に11残りを装甲に入れてまだ動いてます。
翔一:成長は構いませんか?>GM
GM:ある程度は(笑)<成長
翔一:《反応射撃》取ります。今まで温存してた技を(笑)
GM:無意味ですが良いですか?
翔一:……あ、そうか。
GM:あれは、[射撃攻撃]を突き返す技なので。
翔一:射撃攻撃ではなかったですね。
翔一:訂正、《反射防御》を取得しますね。
GM:それはOK。
GM/香夜:「な、何、このホイシュレッケ……、い、今までと違う?」
GM/香夜:「違う……、違う。これが、彼らの完成形?!」(混乱)
翔一:「香夜」
GM/香夜:「知ってる……わたしは、この感じ、知ってる?」
翔一:「致命傷だけは避ける。やれるな」
翔一:静かな、しかし信頼を込めた声。
GM/香夜:「――は、はいっ!」(頷く)>翔一
翔一:初回は回避3>5、ダイス+10。ロゴス16消費。
翔一:#19c5 <回避>5
●ダイス:Yagami:19c5=16(3,6,6,5,5,2,1,6,3,4,1,5,1,3,1,2,4,1,5)= 16
翔一:一発目、9差で19ダメージ。
GM/香夜:「きゃああああああッ?」
翔一:二回目は回避3>5、ダイス+11。ロゴス17消費。
翔一:#20c5 <回避>5
●ダイス:Yagami:20c5=18(2,2,4,5,3,1,2,2,5,6,4,4,2,1,2,6,1,2,4,2)= 18
翔一:7差で17ダメージ……合計36。ここまではまだ持つ。三回目は回避3>5の、ダイス+20!
翔一:#29c5 <回避>5
●ダイス:Yagami:29c5=22(1,6,5,4,6,2,6,5,1,6,1,1,5,5,4,2,4,5,6,5,6,4,2,6,2,2,
5,5,5)= 22
GM:惜しい、3足りない!
翔一:ぐ……ロゴス9で25まで上げて、三回目は完全回避します。
翔一:機体のHPに15、軽傷6重傷4致命2、これで27の。自分の軽傷に5、重傷3、致命2……これで37ダメージです<割り振り
翔一:残りロゴス、これで57。
GM:では、それぞれがホイシュレッケに喰いつかれながらも、何とか振り切ることに成功した(演出。実際は3グループずつエンゲージ)

GM/カノン:「少しは頑張るわね。――じゃあ、いくわよ?」
GM:白いフーファイターは、滑るように同型機にエンゲージする。
克己:「天水さん、今援護に―――!?」
GM:その双腕には、あの閃くエンジェルブレード。
GM:明らかに以前より出力が高い。ホイシュレッケと同じく、この機体もパワーブーストされているのか。
GM:#38c5+3 <白兵4>エンジェルソード 《二刀流/集中/猛攻》 ダメージ+23
●ダイス:SOUMA_GM:38c5+3=33(3,1,1,3,5,6,2,4,5,5,1,4,5,4,1,3,1,4,5,6,1,4,3,1,5,
6,4,2,1,5,3,1,4,5,6,2,6,5)+3= 36
GM:#38c5+3 <白兵4>エンジェルソード 《二刀流/集中/猛攻》 ダメージ+23
●ダイス:SOUMA_GM:38c5+3=33(3,1,4,5,3,2,5,1,6,1,4,5,5,5,3,4,6,2,5,3,1,3,5,3,1,
4,2,2,6,1,6,6,5,1,2,1,1,5)+3= 36
GM:ぴったり同じか(笑)。36成功に……。
GM:[天使兵共鳴]
克己:をぅ?<天使兵共鳴
GM:この場に居るホイシュレッケから伸びたエーテルリンクが、ありえないパワーを白いフーファイターに加重する!
GM:てことで、数のぶんだけ[成功数]ブースト。+66で102成功で斬撃>克己
GM:まぁ、その何ですか。
GM:機体の死亡ゲージを使って、反撃するといいです(しれっ)
克己:なんてーか(苦笑 図ったような要福音な数字だ(笑)
GM:福音で突き返してもいいですよー(笑)。
克己:飛んでくるダメージは……まぁ、防げるもんじゃないわな
翔一:「小和田! リトス!」一瞬にしてぼろぼろになった機体のコクピットから、血まみれの顔で叫ぶ
修吾:「ちィ、援護間に合わんか……」
GM/リトス:「……克己」
GM/リトス:「大丈夫、あなたなら……戦える。そうでしょう?」
GM/リトス:「機体は私に任せて。――持たせてみせる、から」
克己:「わかってる……行くよ、リトス!」
GM/リトス:「ええ」(頷く)
克己:捨身撃 ロゴス4 白兵2→5:ロゴス9 ダイス+57 で70消費
GM:ちぃィ!
克己:肉体の基本が10で剣で−6
克己:#61c5
●ダイス:Katsumi:61c5=53(5,2,6,3,1,4,2,4,6,3,2,2,3,5,5,6,2,2,4,3,5,4,3,5,5,4,
5,3,4,5,3,3,2,3,1,1,3,2,3,4,1,5,5,5,6,6,5,4,1,2,6,4,6,4,2,1,3,6,4,5,3)= 53
克己:ちょうど70点のダメージ
GM:ぐはッ、これは減少できない! では克己には102+23=125ダメージを。
GM/リトス:「あ、ぅああぁうあっあああああ?!」
修吾:「リ、リトスッ!!」
克己:まぁ、こっちは《心頭滅却》
克己:#10c4 目標4
●ダイス:Katsumi:10c4=8(4,4,5,2,2,5,3,4,4,2)= 8
克己:ダブルスコアでクリア。いやなことは後回し〜
GM:こちらは、機体のHPで33、軽傷で22、重傷で11、致命で4埋めて70受け切った。
克己:(ぱたりこ)
GM/カノン:「かはッ……、少しは、やるわね?!」
克己:「まだ……落とさせないッ」
GM/リトス:「大丈夫……私は、まだ生きてるもの。生きてる限りは、負けじゃ、ない……私……」
克己:「リトス、もう少し付き合って! あいつを落とす!」
GM/リトス:「かはッ……う、うん、克己が良いなら……」
克己:「……? 大丈夫? どこか、怪我した……?」>リトス
GM/リトス:「大丈夫……、まだ、戦えるから」
GM/リトス:「私より、目の前の敵に、集中……して、克己」
克己:「僕が言うのもなんだけど……無理しないで」>リトス
GM/リトス:「…………」(苦痛と優しさの混ざった微笑)>克己
克己:「? (視線を正面に戻し)うん、次で決める……」

GM:では、修吾さんの番です。
修吾:白いフーファイターに攻撃します
修吾:「くっそ、それ以上攻撃すんじゃねぇ!」
GM/カノン:「――? 戦闘機が、私を狙う?!」
翔一:「天水少尉、ホイシュレッケは俺達が! 小和田機をお願いします!」
修吾:リミッター解除して、砲術を5に上げてダイスブースト+50で
修吾:#64c5
●ダイス:Syuhgo:64c5=55(5,4,6,2,2,3,1,1,2,6,6,5,4,5,2,4,6,2,2,4,1,1,5,4,1,1,
2,4,4,5,4,5,4,3,5,1,5,4,2,1,1,3,3,6,1,6,4,1,2,3,2,6,4,6,2,3,5,1,1,5,2,4,6,5)= 55
修吾:#9c5
●ダイス:Syuhgo:9c5=7(6,1,5,3,2,6,3,3,4)= 7
修吾:達成値62かな
GM:念のため聞くけど。ダーザイン昇華は無し?>修吾さん
克己:共鳴防御でブーストしてきますぜ、こいつ
修吾:うむむ…
GM:無いなら、リアクションいきますよー(笑)。
修吾:では、リトスと克己と羽村の昇華して
GM:ちぃ(笑)。
修吾:+28
GM:達成値90ですか。
修吾:いや、ベティのも昇華して100に
克己:ごろーん、がらーん
GM:#50c5+3+66 <射撃4> 20mmバルカン砲 《反応射撃》
●ダイス:SOUMA_GM:50c5+3+66=42(2,3,4,2,6,2,6,3,6,6,4,2,2,3,6,1,3,4,5,1,6,1,
6,5,2,5,5,4,3,6,1,2,5,1,5,2,5,5,2,3,5,1,4,4,5,1,1,2,5,1,4,6)+3+66= 111
克己:って、なにぃ?
翔一:……ぶっ!?(笑)
克己:くそ、頭部のバルカンはやっぱりそのためか……
GM:ん、福音すら撃ち返したか。

GM:――修吾さん。
GM:キミの目の前で、誰か他の機体が爆発した。
修吾:ええっ!?
GM:んで、フーファイターはまだ浮いてる。
GM/まどか:「――セブンス2、信号、ロスト」(既に蒼白な顔)
GM/アクシア:「ッ! 何てこと!」
GM:てことで、翔一くんの番です。

翔一:「香夜、ダメージコントロール。離脱後……フーファイターを落とす。この一撃にかけるぞ」
翔一:マイナーで《フェイドアウェイ》使用してエンゲージを離脱します。
GM/香夜:「――翔一さん」
翔一:「祈る暇もない。ただ守るために……この引き金を」
翔一:「……香夜」
GM/香夜:「あの、天水少尉以上の一撃を……出さないと、私たちの負けです」
翔一:「ああ」
GM/香夜:「でも……見えますか、エーテルの流れが」
GM/香夜:「このホイシュレッケをここまでの脅威に引き上げてるのは、あの人――カノンねえさま」
GM/香夜:「あの機体を墜とすことだけ、考えてください翔一さん」
GM/香夜:「ホイシュレッケのついで、なんて生易しい方法では、あの人は倒せません」
翔一:「分かった」
翔一:「矢は中心に在り。中心より出て中心に入る」
翔一:「狙うのは的ではなく、己自身。されば……自身と仏陀、的は一つに成らん」
GM/香夜:「射撃システムのリソースをぜんぶ……っ、これでも、捉えきれない……っ、でも!」
翔一:“ローエングリン”88mmでカノンへ射撃、参ります!
GM:どうぞー。
翔一:残りロゴスは54。6点で砲術を5と《接合》に。48点をダイスブースト。
GM/香夜:「わたしは……わたしは信じる! 翔一さんを、わたし自身をっ」
翔一:【白いフーファイターからの敵意/5】【自己からの侮蔑/4】
翔一:【克己からの共感/4】【セラピアからの興味/4】
翔一:【遠山からの遺言/5】【天水からの有為/4】
翔一:全て昇華。
翔一:敵意も侮蔑も共感も、全ての思いは一つとなり
GM/香夜:「――だから、翔一さんの邪魔なんか、させないんだからっ!」
GM:ふっ、と砲が弓となって委ねられたような、そんな感覚が>翔一
翔一:#68c5+52 <砲術5>
●ダイス:Yagami:68c5+52=61(1,4,6,3,5,2,1,1,5,5,5,3,5,1,3,6,2,5,1,6,3,5,5,6,
2,5,3,2,1,4,3,4,3,1,2,4,1,1,4,2,2,2,1,2,6,5,1,5,5,3,5,3,3,6,6,4,3,4,3,4,2,5,
1,1,2,1,3,1)+52= 113
翔一:……113成功、です。
翔一:……一片の想いを胸に、その矢を撃ち放つ。
翔一:「世界と自身は、一つとなる。……射法八節」
克己:いけー!
GM:さて(居住まいを正し)
GM:ああ、楽しい! これだ、この世界が見たかった!!
GM/カノン:「――そう言えば、私、貴方のこと知ってるわ、矢神翔一」
GM/カノン:「瑞穂基地、シュネルギア隊1番機乗員……。でも、貴方も香夜と同じね。大事なことを肝心なときに、忘れてる」
GM/カノン:「教えてあげる。――これが、シュネルギアよ!」
GM:#42c5+66 <回避4> [ハードシールド] 成功数×2+[墜落]
●ダイス:SOUMA_GM:42c5+66=32(6,6,2,1,6,4,4,3,4,5,6,2,2,6,5,2,3,4,4,4,5,4,6,
6,1,3,6,4,3,1,5,1,1,5,6,3,4,6,5,5,4,3)+66= 98
GM:うん、何かとんでもない機動で回避した。
翔一:「ああ、その矢は中(あた)らない。分かっていた」
翔一:「カノン。お前を倒すのは……小和田克己と、リトス・エングリオだから」

GM:さぁ、克己くん。ラストチャンスだ。
GM:こちらの手札は、もうあと1枚しかない。――君の命がチップだよ?
克己:うむむ……
GM:ちなみに[墜落]中なので、[ハードシールド]は使えません(笑)。
克己:了解。
GM/リトス:「……克己。行こう」
GM/リトス:「みんなが作ってくれた、最初で最後のチャンスだから」
GM/リトス:「あそこから立て直されたら……もう誰も、カノンを止められない」
GM/リトス:「そんなのは、私は……嫌!」
克己:「うん……ごめんね、つき合わせちゃって」>リトス
克己:「でも、もう一度だけ……お願いッ」>リトス
GM:微笑して、頷く<もう一度だけ
GM:絡み合い、海面へと堕ちていく2機のフーファイター。
修吾:「く………戦闘機じゃあどうしようもねぇか……」
翔一:「小和田とリトス。あの二人なら……きっと“生き”ますよ、少尉」
GM/エステイン:「そうだな。どうしようもない」>修吾
GM/エステイン:「せっかく拾った命だ。――無駄には、するな」>修吾
克己:残りロゴスは95。ダーザイン昇華で32+
GM:うい。
GM/カノン:「ッ、喰い付いてくる? 私に、誰? 何、あ、あ――?」
克己:白兵2→5:ロゴス9 《接合》ロゴス3 ダイス+58 で70消費
克己:#66c5
●ダイス:Katsumi:66c5=57(6,5,4,4,1,2,1,5,4,3,1,3,1,2,1,2,2,2,3,1,3,1,
3,1,1,1,3,5,6,2,3,5,1,6,6,2,4,4,4,5,1,6,2,6,2,1,4,2,6,5,3,4,6,6,5,1,1,
1,2,2,3,4,2,5,4,4)= 57
克己:ダーザイン昇華を…… orz
GM:いいですよ(笑)。
GM/リトス:「とど……かせ、るッ!!」
克己:カノンからの寂しさ4、家族からの愛情4、翔一からの好意4、天水からの期待4
克己:そしてリトスからのまごころ5を昇華 orz
GM:もうひとつ5レベル無かった?(笑)
GM:昇華してもエンディング分岐は関係しませんから。
GM:使えるちからは使いなさいな。
克己:にゅうん。じゃあカノンからの執着5も入れて
克己:109……ちょっと変な数字
GM:ああ、やるなぁ。反則級の能力なカノンでも、今は絶対に届かない数字だ。
GM:空を切る……かに見えたグロースヴァントが、もう一段加速した機体ごと、相手のそれを貫く。
GM:それは明らかに――人間戦車の枠を超えた、一撃だった。
克己:「止めて! 神音ッ!」
GM/カノン:「あ――え、この、こえ――?」
GM:だが、半ば天使と同化するほどに共鳴した機体は、彼女の意思の助けなどもはや必要としていない。
GM:さ、一緒に逝こうか克己くん?(笑)
克己:はーい(苦笑
GM:#38c5 <白兵4> エンジェルソード 《捨身撃/猛攻》 ダメージ+23
●ダイス:SOUMA_GM:38c5=28(3,2,4,4,6,3,6,1,3,6,5,5,6,2,5,1,2,2,6,2,4,3,
6,1,6,5,3,2,1,3,6,2,5,6,6,1,3,1)= 28
GM:51ダメージをプレゼント。ちなみにこちらは、[HP]にぜんぶ、と言っておきます(笑)。
GM:そっちは、クリンナップフェイズで全損するはずですが。
GM:ダメージをどう振り分けるかで、助かる人が変わる、と申しておきましょう。
GM:2機の白いフーファイターはもつれあったまま海面に突っ込み――。
GM:とりあえず、戦闘はここで終了です。

克己:《八重垣》とか取って良いです(^^;?
GM:取ってもいいけど、ここでの51ダメージの軽減しか認めませんよ?
GM:さっきのは確定したのが先送りになっただけなので。
克己:うい。それでOK<今回のみ
克己:前回のは10減らしたところでどうにもならんです。
GM:ああ、機体の死亡ゲージを使えば、41ダメージなら耐えられるね(笑)<フーファイター
克己:《八重垣》取得。ロゴス5減らして発動
GM:それは……ま、いっか。グロースヴァントは使ってなかったし。
克己:装甲に21、軽傷に11、重傷に6、致命傷に3で41吸収
GM:先送りしたダメージはどうします?
GM:ぶっちゃけると、機体と自分のどっちの死亡ゲージで受けるか、ですが。
克己:装甲に突っ込みます。装甲は底なしなので全部。
GM:ぬ、それは美しくないな。
GM:それだとこちらは[死亡ゲージ]に入れて戦闘を継続したくなっちゃうじゃないですか(笑)。
克己:うーん……それじゃあしょうがないや。
克己:ほい、克己の死亡ゲージで受けますよ
GM:あら……。あー、そう来ますか。
GM:(この状況なら、機体の死亡ゲージはリトスの死亡フラグではないけど。それでもいい?)
克己:いいです。Go。
GM:むぅ、了解。
GM:ということは……克己、リトス機は生きてるのか。
克己:「神音はもう……お前たちの玩具にさせないっ」
GM:んい、では……。

GM:天を貫く水柱が2つ上がり……、再び、1機の白い機体が姿を現す。
GM:だらんと実剣と盾を下げたまま、その機体は微動だにしなかった。
翔一:「エーテルの流れが…………消えた」
修吾:「……………」
GM:ただ――降りかかる海水に濡れたそのフェイスユニットが、泣いているように、見えた――。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン1 「血みどろの果て」
 シーンPC:翔一、修吾。

GM:炎を撒き散らしながら、海面に激突する2機。
GM:轟音と共に吹き上がった水柱が、もう一度現れた1機が、その運命を物語っていた。
GM/アクシア:「――最大の障害は、これで取り除けたってわけ」
GM:ぎり、と唇を噛んで、アクシアがインカムを取る。
GM/アクシア:「戦闘機隊、それにシュネルギア隊。何機生き残ってるの? 生きてるなら――返事をしなさい!」
GM/凍:「…………2番機、生きてる」
GM/伊音:「3番機、手足が片方ずつ無いくらいだ。戦闘行動に問題ない」
GM/まどか:「7番機、V機関の出力コーディングに問題発生のため、後退済みです」(報告)
GM/メイリィ:「5番機、V機関に致命的損傷アル。ちょっと、厳しいアルね」
翔一:「…………」
修吾:「…………ま、まだ戦闘は続いてるんだったな。行くか……」>矢神
翔一:「……はい」>天水
翔一:「……一番機ヤークト、操縦者重傷、機体大破なれど、健在です」
GM/アクシア:「そ。じゃあ各自戦闘行動を継続。ヤバいと思ったらさっさと戻ってきなさい」>ALL
翔一:「……X−1からの応答は?」>アクシア
GM/まどか:「X−1からの応答はありませんけど……その」
GM/まどか:「ギアドライバーの生体反応、ロストしています」>翔一
翔一:「……分かった。X−1を曳航している暇もない、か」>まどか
GM/まどか:「はい、残念ながら……」(ぐすん、という涙声)>翔一
修吾:「……了解……」戦闘を続けながらも、機体高度を下げ、周辺海域を見ている
GM/アクシア:「……戦闘機隊は半壊状態。シュネルギアは2機撃墜に3機大破か。やってくれるわね」
GM:ガッ、と拳を打ち合わせたアクシアが、くるりと踵を返す。
GM/まどか:「アクシア隊長?」
GM/アクシア:「まだホイシュレッケが居るでしょう! 0−1番機“カノーネ”で出るわ。セラピアにも連絡。生き残ってるシュネルギアは、艦隊の直衛に当たらせて」
GM:モニターに走る緊急連絡。
GM:それは旗艦である神狩級イージス艦“弓羅”の撃沈を告げるものだった。
GM/アクシア:「ここで、アタシたちまで引いたら総崩れよ。悪いけど、死ぬ気でつきあってもらうわ」>ALL
GM:居なくなった子たちのためにも、という呟きを押し殺し、アクシア・リヒトヴィッツはひとり、飛行甲板へと降りていった。
翔一:「香夜、残弾はまだあるな?」
翔一:淡々と、無表情に。
GM/香夜:「ええ、翔一さん……。残りの天使を、やっつけるくらいには充分に」(頷く)
修吾:「X−1のナビの生体反応は?」>まどか
GM/まどか:「微弱ですが、あります。機体が浮いてるのも、ナビゲーターが生きてるから、です……」>修吾
翔一:「……天水さん、X−1をお願いできますか」
翔一:じゃこん、とライフルの弾倉を交換し、機体の各部チェックを行い。
修吾:「わかった、ナビゲーターの収容に向かう……」
翔一:「……約束、守れなかったな」
翔一:それだけを呟くと、再び戦場へ……。
修吾:「…………結局、俺の我侭だったな…………」
修吾:海面を見つめて。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン2 「だから、こうするの」
 シーンPC:

GM:えーっと、先に展開の希望を聞いておきます>克己
克己:はいな。
GM:要するに、カノンを回収したいのだな、克己くんは?
克己:うん、そう。
GM:なるほど……。さて、どうしよう。
克己:ただ、神音が姿くらますのは構わないの。
GM:ん、了解。
GM:では、修吾さん。悪いけどもうちょっとだけ付き合ってもらおう。
修吾:うい

GM:ボロボロになったフーファイターX−1の左手には、楯の代わりに、もう1機のものと思われるコクピットブロックが握られている。
GM:滴る紅い液体は、喉元を抉られたフーファイターのものか。それとも……。
GM:通信回線、開いてみる?
修吾:「あれは…………こちらフクス1……セブンス2、セブンス2……」
GM:素でそういう間違いをしてくれてGM嬉しいです(鬼)。
GM:そのコードは、もう届かない。
GM:プン、とX−1からの回線が繋がる。
GM/リトス:「…………天水少尉」
修吾:「リトスか。オマエは無事なんだな」
GM/リトス:「……はい。でも、克己は死にました」(淡々と)
GM/リトス:「私は……また、守れなかった」
修吾:「今、回収してやる。待ってろ」
GM:平坦な声。だが分かる。彼女は――泣いている。
修吾:「大丈夫だ。俺も守れなかった……」
GM/リトス:「だから、こうするの。……私はもう、要らなくなったから」
GM:ぐしゃり。
GM:握り潰される、コクピットブロック。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 小和田克己@銀目猫:5点
 天水修吾@阿桜聖:6点
 矢神翔一@Show:6点
 GM@相馬斉遠:17/3+1=6点

【雑感】
 始めに。
 このセッションは、良いGMたらんと欲すれば真似してはいけない、酷いセッションである。特にPCの出した[福音]を回避(これも[ハードシールド]で[墜落]したから、どうにかグレーゾーンなレベル)するどころか[突き返し]てはいけない。他のゲームはいざ知らず、『エンゼルギア』における[福音]とはそうあるべきものだ。

 それはさておき。
 いろんな意味で、今回は「この」瑞穂基地におけるこれまでのお話の集束点となるセッションであり、これより続く「この」瑞穂基地の方向を決定付けたセッションでもある。感想戦で『中盤から終盤にかけての転回点の一つ』『多かれ少なかれ、今後の展開というか今後の話に影響』という声が聞かれたのもある意味で必然だろう。

 それが、カンディダードの選択であるゆえに。

 お気づきの方も多いと思うが、このシナリオはタイトルや“離れ離れになった友人以上恋人未満の2人がメールだけでやりとりする”といったコンセプトを、事実上1人で作り上げられた、あのSFアニメ作品から拝借している。
 ――その効果は、ご覧のとおり。
 克己とカノンの取り合わせは、後にも先にもこのシナリオでしか実現しないものとなってしまったが、この2人の絆は十二分に描けたのではないだろうか。何故かやりとりできるメールには、カノンとヤシマの隠されたルートの存在が仄めかされ、やっと声を交わせたことが、2人の物理的な距離の縮まりと、決定的な対峙を予告する。
 何とも戦争の、残酷であることか。

 そして、リトス・エングリオは――。
 立て続けに2人のギアドライバーを目の前で喪った彼女の手には、何が残り、どうあるべきと告げるのか。その回答には、いましばらくの時間を要した。気長にお待ち頂ければ幸いである。

 余談だが、リトスがフーファイター本来の性能を引き出せたのは、天使化しかけていたから。しかし、彼女はこれ以降、その危険性を感じさせずナビゲーターを務める。つまり、彼女を蚕食していたエーテルを持って行った誰かが居るわけで……。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠