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Last Update/2012.02.05


◇ 第52話『重なる世界、存在の匣』◇

「君は死んだんだ……あの時……」
――レオンハルト・トゥルナイサー

 

ミドルフェイズ:シーン1/シーン2/シーン3/シーン4/シーン5
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■ミドルフェイズ/シーン1 「記憶、その2」
 シーンPC:達実。

GM:古都、天使核兵器研究施設。
GM:若神達実とパートナーである司鏡紀央の両名は、トラバントジステムに対応した次世代シュネルギア“スオウ”に搭載する、各種トラバントの試験を行うため、この地を訪れていた。
GM/紀央:「新しいジステム、どんな感じなのでしょう。楽しみですね、達実さま」
GM:嬉しそうに両手を胸の前で合わせて微笑む紀央。
達実:「まぁ、あくまでも実験ですので……まずは実物を確かめてみない事には……」
アンバー:ではここで登場を
GM:どうぞ>アンバーさん
アンバー:「そうですね、とても楽しみですね、達実さま」嬉しそうに両手を胸の前で合わせて微笑む琥珀。
GM/紀央:「――江戸酒中尉。人の真似をするのはよくないとおもいますっ!」(ぷぅ)
GM:まったくもう、と溜め息を吐く紀央。
GM/紀央:「今回、やっと結界子搭載型のジステムが完成したんですよ。わたしたち陰陽部の前々からの研究がやっと形に……」
達実:「ははは……シュネルギアは二人乗りです。如何なさるおつもりですか?」>アンバー
アンバー:「……えーとですね……」ネタを高速思案中
アンバー:「わたしたちは たまごをまもっています」嬉しそうに両手を胸の前で合わせて微笑む琥珀。
GM/紀央:「もすらーやっ、もすらーやっ」
GM:同じく微笑む紀央。
アンバー:「……使い古されたギャグはともかく。新兵器はよいものです」
レオンハルト:ぷらぷらと 「( ゜Д゜)グラッチェ某」を齧りつつ、歩いてくる
レオンハルト:「なにを大怪獣を呼ぶ巫女姉妹ごっこをやってるんですか?」
GM/紀央:「あ、レオンさん」
レオンハルト:「紀央、トゥアレタ見なかった?」
GM/紀央:「そうですねえ。――トゥアレタさんでしたら、ちょうどそこに」
GM:つい、と廊下の向こうを指差す紀央。
レオンハルト:そっちを見る
GM:つかつかと早歩きのトゥアレタが通りかかる。
達実:「これは、これは。珍しい顔ぶれが揃ったものですな」
GM/トゥアレタ:「あ、達実くん、紀央さん。ちょうどいいところに」
レオンハルト:「トゥアレター、やっほほい」
GM/トゥアレタ:「?」(怪訝そうな顔)>レオン
レオンハルト:「なに、顔になんかついてる?」
GM/トゥアレタ:「ねえ、――くん、どこに行ったか知らない? せっかくパワードアーマー対応の新型を受領したっていうのに、ホントにアイツは……」>達実
GM:ドン無視(笑)>レオン
レオンハルト: ( ゜Д゜)グラッチェ某を齧りながら
レオンハルト:「なんだよ、さぼってたの怒ってるの? シカトなんて、子供っぽいぞー」
レオンハルト:がしっと乳を
GM:額にワルサーP99の銃口が>レオン
レオンハルト:「………えーとその」
レオンハルト:むにむに
GM/トゥアレタ:「――江戸酒中尉。このふざけたのは何なの?」
GM:腰に手を当て、ぷりぷりと怒るトゥアレタ。
レオンハルト:「………」
アンバー:「ばきゅーん!」
アンバー:「……ああ哀れ、レオン川春人君は射殺されてしまったのでした。14へ行け」
GM/トゥアレタ:「見た感じ、新しいギアドライバーくんのようだけど……。い、いきなりムネ掴む? しかも、初対面の女の子相手に……っ!」(わなわな)

レオンハルト:「え?」
レオンハルト:「えーっとトゥアレタ、そんなに怒った?」
優希:「なに、また喧嘩したの? 貴方たち」奥から登場
GM/トゥアレタ:「あ、南雲少尉!」
GM/トゥアレタ:「――くん、知りませんか? パワードアーマーの調整をしたいんだけど、どこにも居なくって」>優希
優希:「徹底的に無視されてるわね、よっぽど彼女を怒らせたのね」>レオン
アンバー:「そうですよ君、失敬ですよ? 揉むならあちらにするべきです」と、優希を指差す>レオン
レオンハルト:「………」自分の掌をじっと見ていたが、アンバーに言われ
レオンハルト:おもむろに優希の胸をわしづかむ
優希:「あらあら、甘えん坊さんね」
優希:「貴方たち、仲がいいのは結構だけど、ほどほどにね」苦笑しつつ
GM/トゥアレタ:「――くんも、そりゃあ胸くらい見てる時あるけど。こいつはそれ以下っ! 露骨にも程がアリ過ぎ!」(つびし!)>レオン
優希:「でも、背後は気をつけたほうがいいわ」トゥアレタのほうを見つつ
達実:「ちなみにこちらに手を出すとただでは済ましませんよ?」紀央を指しつつレオンに。
GM/紀央:「…………」(おもむろに、達実の掌を自分の胸に持ってきて、しょんぼり)
レオンハルト:「揉むところが無い」>紀央
GM/紀央:「すみません達実さま。わたし、昔からどうしても胸が、その……」(しゅーん)
達実:「喝!」扇子でレオンを一閃。
レオンハルト:ぱしっと受け止める
アンバー:「ちなみにわたしの胸は上げ底なので揉むと危険です(きっぱし)」
レオンハルト:んでトゥアレタをもう一度見る
GM/トゥアレタ:「…………? 何、私の顔に何かついてる?」>レオン
レオンハルト:「えっと、トゥアレタ。何も言わないの?」
レオンハルト:目が真剣
GM/トゥアレタ:「だってわたし、貴方のこと知らないもの。……それは、これから仲間になるって言うんなら話は別ですけどっ?」>レオン
GM:ふむ、レオン。
GM:<知覚>もしくはトゥアレタのダーザインロールを。難易度4で。
レオンハルト:#10c4 トゥアレタの競争心
●ダイス:Leon_T:10c4=6(1,3,2,6,6,4,4,5,1,5)= 6
レオンハルト:らくしゃう、しゃおら
GM:うむ、何となくだけど。
GM:このトゥアレタはトゥアレタそのものなんだけど、君の知らないトゥアレタな感じがする。
GM:具体的に言うと、瞳の色。レオンの知ってるトゥアレタは蒼瞳だけど、このトゥアレタは碧眼だ。
優希:「どうしたのクレーリオン少尉?」違和感を感じて
GM/トゥアレタ:「いえ? 南雲少尉こそ、どうしたんですか?」
優希:「…………いえ、なんか今日はおかしな日ね」違和感の正体がはっきりせず
レオンハルト:「………トゥアレタ・クレーリオン、年齢14歳。3サイズは上から(検閲)、(検閲)、(検閲)!!」
GM:トゥアレタ「なっ、なんでアンタがそんなこと知ってるのよーーーーーっ?!」(ちょーぜつアパカッ!!)>レオン
レオンハルト:「身長(検閲)、体重(検閲)! 連邦出身の教師の両親を持ち、今は戦災孤児となり生命の泉教会で育っ!」吹っ飛び
レオンハルト:吹っ飛びながら、やっぱりおかしいよ〜〜と思いつつ
GM/トゥアレタ:「なっ。何こいつ? 何でわたしのこと、こんなに……」
達実:「…………さて、面妖なるこの展開。如何見ます?」ばっと扇子を広げアンバーさんに耳打ち。
アンバー:「ふーむ……面白い展開ですね?」状況を高速思考中
達実:「で、今度は如何なさるおつもりですか?」>アンバーさん
アンバー:「ここはひとつ、年に2回くらいの気まぐれで、皆さんのお役に立ってみようかと思います、ふふふ……」
GM/オペレーター:『天使警報発令、天使警報発令。総員、第一種戦闘配置についてください。繰り返します――』
GM:その声に、ばばっ、とナビ2人の表情が変わる。
レオンハルト:びくっと立ち上がる
達実:「それは珍しい……っと、雑談もここまでのようですね」
GM/トゥアレタ:「ちょっと、どういうコト? 結界が破られたの?!」
優希:「――結界? 破られる?」何か奥歯に無図痒いものを感じる
レオンハルト:「………」爪を噛んで違和感に気付こうとしている
GM/紀央:「……結界が破られたような気配は感じませんでした。おそらく、何らかの方法で持ち込んだか奪われた戦力ではないでしょうか」
優希:「――と、こうしてる場合じゃないわね。みんな、出撃るわよ!」
GM/トゥアレタ:「どっちにしてもやるしかないか。あなたたちも早くハンガーに! 新人くんも!」
GM:ばっ、とレオンに手を差し伸べるトゥアレタ。
レオンハルト:トゥアレタの腕を掴む
レオンハルト:「行っちゃダメだ!」
GM/トゥアレタ:「どうして? わたしたちが戦わなきゃ、何も守れないのよ?」
レオンハルト:ざわざわと、どこかボタンを掛け違えたような、そんな
GM/トゥアレタ:「――くんは姿が見えないし。あなたもギアドライバーなんでしょう?」
レオンハルト:「………なんでかわからないけど、とにかく行ったらダメだ!」
達実:「ふむ………何ぞ、思うところでもあるのかね?」レオンの目を見る。
GM/トゥアレタ:「っ、軟弱ものっ!」(ぱーん! と張り手)>レオン
レオンハルト:張り手されても手を放さない
GM/トゥアレタ:「いいわよ。だったらわたし一人でだって……」(手を振りほどき、格納庫へ走る)
アンバー:「――レオン君。お願いがあります」
レオンハルト:アンバーさんを見る
アンバー:「クレーリオン少尉と一緒に出撃してくださいませんか?」>レオン
GM:足を止めるトゥアレタ。
レオンハルト:トゥアレタの背中を見つめ……アンバーの言葉を聞く
レオンハルト:心臓の鼓動が早まる
レオンハルト:「あれ…なんで………戦うことなんて、怖くないのに…なんで………」ぎゅっと
レオンハルト:早鐘のように心臓がなっている
レオンハルト:「達実、紀央。ごめん………先に、行って…」
GM/紀央:「? はい。行きましょう達実さま」
GM:とててて……と駆け出す紀央。
GM:背中を向けたまま、足を止めているトゥアレタの傍をすり抜けていく。
達実:「…………仕方ありません。詳しくはまた後で、としておきましょう」紀央を追っていく
アンバー:「……さて、まずは定石の一手です。相手の手筋はどう打って来るでしょうか……楽しみですよ?」ぼそぼそ
優希:「何か考えが有るのですか、江戸酒中尉?」
アンバー:「んー……あるといえばあるんですけど今はまだ言えません。信用できませんか?」>優希
優希:「正直、あまり信用できないけど…………信用しておくわ、今は」
優希:「私も気になるしね、今の状況」
アンバー:「信用は出来なくても結構です。……信頼だけ、お願いします」くす。

GM:その後の展開に、語ることは多くない。
GM:レオンハルトと急造コンビを組んだトゥアレタ機は撃墜され、そして――。
GM:シーンエンド。


■エモーションフェイズ/シーン1

GM:さて。
GM:今回、ミドルフェイズ以降でのダーザイン操作により、エンディングがちょこっと分岐します。
GM:よーく考えよう♪
GM:(以下、シナリオダーザインの変遷です)

レオンハルト:
【世界からの欺瞞】2→4、【達実からの仲間意識】2
【トゥアレタからの違和感】0→4(新規取得)

優希:
【劉略からの悪意】2、【レオンハルトからの好奇心】2
【トゥアレタからの藁】0→4(新規取得)

アンバー:
【日常からの違和感】2→4、【優希からの不信】2→4
【アンナ・Lからの好奇心】0→4(新規取得)

達実:
【“存在の匣”からの有為】2、【アンバーからの興味】2→4
 


■ミドルフェイズ/シーン2 「悪意」
 シーンPC:優希。

GM:これはきっと夢に違いない。
GM:血塗れて倒れているトゥアレタ。立ち尽くしたまま、彫像のように動かないレオンハルト。背後に、ぐちゃぐちゃになったシュネルギア:イェーガー。
GM:その光景を鮮明に覚えているのに。
GM:消沈したまま戻って来た瑞穂基地に彼女が――トゥアレタ・クレーリオンが、変わらぬ笑顔で出迎えてくれるのか。
GM:何故、シュネルギア4番機が平然と格納庫に鎮座したままのか。
GM/トゥアレタ:「あ、お帰りなさい少尉。偵察、どうでした?」>優希
優希:「―――!」(硬直)
GM/トゥアレタ:「フーファイターと交戦したって聞きました。ご無事で何よりです」
GM:ぴっ、と生真面目に敬礼する。
優希:「……いえ、貴方のほうはどうでした?」>トゥアレタ
GM/トゥアレタ:「はい、こちらは特に問題ありません」
GM/トゥアレタ:「まぁ、――くんの姿が見えないのは、ちょっと気になるんですけど」(苦笑)
GM:ふむ。優希も<知覚>かダーザインロールしてみる?<トゥアレタ
優希:では取ったばかりのトゥアレタのダーザインで
優希:#6c4 【トゥアレタからの藁】
●ダイス:Nagumo:6c4=5(6,3,2,4,4,3)= 5
優希:5成功
GM/トゥアレタ:「――? あの、わたしの顔に何か変なものでもついてます?」
GM:と、聞いてくるけど。
GM:違和感のひとつである、瞳の色の違いに気付いてよい>優希
優希:――の部分は聞き取れないのですね
GM:聞き取れない、というよりも。
GM:聞こえるけどノイズになってて認識できない、と言う方が正しい>優希
優希:頭を振って
優希:(まるで間違い探しみたいね……)
レオンハルト: ( ゜Д゜)グラッチェ某を齧りながらてくてくと
レオンハルト:「トゥアレタ、どこー?」と探している
レオンハルト:のんきな声
GM/トゥアレタ:「? あの、南雲少尉」
優希:「それで、レオン君の調子はどうだった?」
GM/トゥアレタ:「あの子、ギアドライバーの新人くんですか?」(レオンを示しつつ)>優希
優希:「――え?」
レオンハルト:「あ、トゥアレタ」
GM/トゥアレタ:「?」
レオンハルト:たたたっと駆け寄って、がしっと胸を
GM:すちゃ、と額にワルサーP99の銃口が(笑)>レオン
レオンハルト:「………えーとその」
GM/トゥアレタ:「揉んだら、撃つわよ?」>レオン
レオンハルト:「えーっとトゥアレタ、そんなに怒った?」
GM/トゥアレタ:「離しなさいってば! 何よ貴方! すっごく失礼!」
GM:――くんとは大違い! と叫んでつーん、とそっぽを向くトゥアレタ。
レオンハルト:「そっちこそなにそんな怒ってるんだよ! いつも好き放題揉み弄らせてくれるじゃないか!」(くれません)
優希:「新人って、レオン君は貴方のパートナーじゃないの?」>トゥアレタ
GM:何を馬鹿な、という表情になるトゥアレタ>優希
GM/トゥアレタ:「嫌ですよ南雲少尉。わたしのパートナーは最初から――くんって、その、決まって……」(赤ぁああっ)
優希:「ふーん、じゃあ貴方のパートナーって、貴方から見てどんな人?」>トゥアレタ
GM/トゥアレタ:「うう、こんなところで言わせないで下さい……」(←でも嬉しそう)

アンバー:登場。カメラアイの隅でかたかたとポケコンを叩いているの希望
GM:おっけー>アンバー
アンバー:かたかた
アンバー:ところでGM。わたしの方は前のシーンの記憶とかあるのですか?(確認)
GM:どちらでも良いです>アンバーさん
アンバー:「……ふふん。レオン君がトゥアレタちゃんと出撃するとこのルート、と……」フローチャート作成中、かたかた
アンバー:「分岐点はどこなのか……フラグはどこで立てるべきか……うーん、攻略本作るのも大変ですねー」
達実:「面白い事をしておりますな。」アンバーさんの所にひょっこりと。
アンバー:「ええ、久しぶりに真面目に仕事してますよ〜。手伝ってくれます?」>達実
達実:「わたくしでよければ一枚咬ませて頂きましょう」
アンバー:「おそらくはわたしのトランクが引き起こした事態じゃないかとは思うのですが……ふーむ、やはり中身についてちょっとくらい知っておくべきでしたかねぇ……」
達実:「トランクですか………確かに興味深いですね」
アンバー:「――やはり、これについて確認を取るべきでしょうね」ネットに繋いでぽこぽこと。
アンバー:GM、ザインキステについて調べたいです。
GM:うい。<情報処理>で判定してください。難易度は2と、9とで出てくる言葉が変わります>アンバーさん
アンバー:ロゴス3消費で《忠誠》、あとは……うん、さらにロゴス3消費でダイス増やします。
アンバー:#10c4+4
●ダイス:Amber:10c4+4=5(5,3,3,6,5,2,4,6,6,1)+4= 9
アンバー:ぎりぎり成功かな
GM:根性だー。
GM:まず、単語の意味から。“ザインキステ”=存在の匣>アンバーさん
GM:聖遺物とされているが、実際にはオーパーツじみた魔術物品。世界大戦直前の1939年に、ヴリル・ソサエティの手を経てNLSgに渡っている。
GM:NLSg准将、アラフニ・ナタンゾーンの手で何らかの実験に使われた形跡があるが、件の“第一の喇叭”以来、その行方は“黒い巨石”などと同じく行方不明――。となっている。
GM:(こんな情報をヴリル.netでゲットしました(笑)>アンバーさん)
達実:「何か分かりましたかね?」>アンバーさん
アンバー:「秘密です♪」>達実
達実:「協力しろといいつつ、情報は渡さない。その姿勢は流石ですな。何か私にできる事は?」
アンバー:「うーん、そうですねぇ……この違和感、おそらく聖遺物級ですし……とりあえず、違和感のある事に関してはガンガン突っ込んでいくくらいしか手がないですね」
アンバー:「とりあえず、碧眼のトゥアレタちゃんが撃たれても復帰する……考えられるのは二つ、トゥアレタが死なないのか、時間がループしているのか……どちらかを調べる必要がありますね」
達実:「なるほど、それは由々しき自体ですね。何か対策、手段を講じねば……」

GM/トゥアレタ:「――くんは、そりゃあちょっと他の女の子に甘すぎなトコありますけど。でも私の幼馴染だし、優しいしそれにカッコいいし……」(デレデレ)
レオンハルト:「………」おかしいと思っている
優希:「だ、そうよ。レオン君?」
レオンハルト:南雲の問いに首を振る
レオンハルト:「違う…」
優希:「貴方も気づいているのでしょう、この違和感?」>レオン
レオンハルト:「トゥアレタは、僕がいないからってそんなこと言わない」
レオンハルト:「口が裂けたって」
レオンハルト:ふるふると首を振っている
優希:「さすがによく知っているわね、思い人のことは」(ふふ、と微笑む)>レオン
レオンハルト:ぎゅっと自分の胸の辺りをつかむ
レオンハルト:動悸が激しくなり、脂汗もぽたぽたと
GM/トゥアレタ:「――――?」(何か、苛ついてる風に見る)>レオン&優希
レオンハルト:「誰だ…トゥアレタ、きみは誰だ!」
GM/トゥアレタ:「貴方こそ誰よ……? もしかして、合衆国の手先とかじゃないんでしょうね?」(疑いの眼差し)>レオン
GM/トゥアレタ:「――そんなはずないか。そんな人を大佐が基地に入れるはず、ないものね」(肩を竦めて、去っていく)
優希:「…………徹底的に何かが違っているようね」
レオンハルト:「待って!」
GM/トゥアレタ:「何? わたしは忙しいの! 邪魔しないで」>レオン
レオンハルト:トゥアレタの肩を掴む
GM:ばっ、と振りほどこうとする。
GM/トゥアレタ:「――ねえ、レオンハルトくん?」
GM/トゥアレタ:「君も、ギアドライバーなの?」
レオンハルト:「答えてもらってない、まだ」
レオンハルト:「君は誰だ」
レオンハルト:「僕は、僕はレオンハルト・トゥルナイサーだ」
レオンハルト:じぃっとその瞳を見つめる。
GM/トゥアレタ:「わたしはトゥアレタ・クレーリオン。瑞穂基地第13実験部隊所属、シュネルギア4番機“イェーガー”のナビゲーターよ」(よどみなく答える)
レオンハルト:「………じゃあ、君の………君のパートナーは誰?」
GM/トゥアレタ:「もちろん――くんよ。覚えておいてね♪」>レオン
GM:だが、彼女の言うその人物の名前を――“認識”できないのは、何故なのか。
優希:「今の彼女にこれ以上問い詰めても無駄なようね、レオン君」
優希:「彼女は貴方を認識できていない」
レオンハルト:優希の問いに、床をじっと見つめる
優希:「で、何か対策は見つかりましたか、江戸酒中尉?」(にっこりとそちらのほうを振り向く)
アンバー:うう、まだ有効な手段が思い浮かばない。
GM:では、シーンエンド。


■エモーションフェイズ/シーン2

レオンハルト:
【世界からの欺瞞】4、【達実からの仲間意識】2→4、【トゥアレタからの違和感】4
【劉略からの試し】0→4(新規取得)

優希:
【劉略からの悪意】2→4、【レオンハルトからの好奇心】2→4、【トゥアレタからの藁】4
【アンバーからの不安】0→4(新規取得)

アンバー:
【日常からの違和感】2→4、【優希からの不信】4、【アンナ・Lからの好奇心】4
【レオンハルトからの苛立ち】0→4(新規取得)
【ミシェルからの呼びかけ】0→4(新規取得。GMからの提示による)

達実:
【“存在の匣”からの有為】2→4、【アンバーからの興味】4
【トゥアレタからの不安】0→4(新規取得)
 


■ミドルフェイズ/シーン3 「日常……?」
 シーンPC:アンバー。

GM:合衆国十字軍第7艦隊を撃退し、ヤシマ=統一帝国は束の間の休戦状態を享受していた。
GM:もっとも、ヴリル・ソサエティにより瑞穂基地に送り込まれた密偵――江戸酒琥珀こと“アンバー”にとっては聊か退屈な状態だ。
GM:いや。だった、と言い直すべきだろう。
GM:そしていま。深刻そうな顔で自分を訪ねてくる少女が居た。
GM:誰あろう、シュネルギア4番機のナビゲーター、トゥアレタ・クレーリオンである。
GM/トゥアレタ:「あの、江戸酒中尉。少し相談したいことがあるんですけど……」
アンバー:「うーん……どうしたものでしょうかねぇ」トゥアレタを前にして小声で聞こえないようにぼやきつつ
アンバー:「はい、いいですよー。どうしました少尉?」
GM/トゥアレタ:「レオンハルトって、誰なんですか?」
GM:じーっ、と真剣な目で。
アンバー:「ふーむ……何かが引っかかって思い出せないのかしら? それともまったく心当たりもないのに名前だけ知ってるのかしら?」確認確認
GM/トゥアレタ:「ちょっ、江戸酒中尉っ?」
GM:話、聞いてくださいー、とじたばたするトゥアレタ。
アンバー:「ええ、聞いてますよー。今のはクレーリオン少尉への確認の質問ね」と、にっこり
GM/トゥアレタ:「思い出せないも何も、わたしはあの子を知りませんし。名前は先ほど彼が自分で名乗りました」
GM:ちょっと不安そうに、アンバーの手元に視線を落とす。
アンバー:「……わかりました。では、その辺を教える前に」
GM/トゥアレタ:「?」
アンバー:椅子を勧めて向かいに座る。
GM:大人しく、ぺたん、と椅子に座る。
アンバー:「リラックスして、深く腰掛けてください。大きく深呼吸して……」
GM/トゥアレタ:「はい……」(すうううぅ、と深呼吸するたびに揺れるムネ)
アンバー:催眠術演出で《鼓舞》使用してみます。
GM:どうぞー。おお、バッドステータス解除ですか。
GM:代償は払ってね(笑)。
アンバー:これで効果がなければステータス異常とは異なると……えーとロゴス2消費してと
アンバー:さらに3消費で《忠誠》。これで4成功買えるので、ダイスなしで成功。成功度は必要ですか?
GM:いえ、不要です。
GM/トゥアレタ:「…………ぅ」(ぽややーん)
GM:とりあえず、聞きたいことは何でも話すよトゥアレタ(笑)。
GM:先に言うと、トゥアレタは何らかの催眠術や洗脳に掛かってたり、記憶喪失になってたりするわけではありません。
GM:その証拠に、レオンハルト以外の瑞穂基地の面々や事象については、完璧に答えます。
GM/トゥアレタ:「でも、じゃあ――くんは? どうしてこんなことになってるんですか? アクシア隊長も、ヴィヴリオ司令もみんな――くんのことなんか知らないって」
GM/トゥアレタ:「わたしだけ! わたしだけがレオンハルトを知らない。わたししか――くんを知らない。そんなの嘘! 何かの間違いです!」
GM:ぶんぶん、と髪を振り乱しながら涙目で訴える<催眠術下トゥアレタ
レオンハルト:俺が出るぜ、とーう
GM/トゥアレタ:「…………」(涙目な眼鏡の下からの視線)>レオン
レオンハルト:「トゥアレタ…」
GM:催眠術下なので、ぽやーっ、と不安そうな顔で見つめてくる。
レオンハルト:「君は………君はトゥアレタなの?」
GM/トゥアレタ:「…………」(こくん、と頷く)>レオン
レオンハルト:「でも君は僕を知らない」
GM/トゥアレタ:「……わたしも、あなたを、知らない」
レオンハルト:「僕は、僕の知っているトゥアレタは、意地っ張りで怒りっぽくて口うるさくて」
レオンハルト:「だけど、本当は凄く優しい」
GM/トゥアレタ:「……へんなの」(弱い苦笑)
GM/トゥアレタ:「――くんと、おんなじこと、言うのねあなた……」>レオン
レオンハルト:「だってトゥアレタ、僕は君のパートナーで、僕は君を愛しているから」
GM/トゥアレタ:「そんなコト、――くん、言ってくれないな……」(ぽー)
GM:いまは抵抗しません。ああっ、何だか罠に嵌められてないかトゥアレタ?(笑)
レオンハルト:「何時だって、何度だって言うよ。僕は、君を、トゥアレタを愛している」
アンバー:「ふーむ……この違和感……なんなのかなぁ」
アンバー:アンナ・Lに連絡取れないかだけ試してみましょうかね
GM:ふーむ。ダーザインロールで。難易度7>アンバーさん
アンバー:《忠誠》使っていいですか(笑)
GM:ヴリルのダーザインでなら(笑)。
アンバー:所持してませんともorz
アンバー:では普通に
アンバー:#7c4
●ダイス:Amber:7c4=6(4,3,4,1,3,5,3)= 6
GM:では自力でどうぞ(笑)>アンバーさん
アンバー:ロゴス3消費で1成功買って、7(笑)
GM:とりあえず、どういう手段(メディア)で連絡を取るかだけ宣言してください(笑)>アンバーさん
アンバー:ヴリル.netの会員専用掲示板にひみつの暗号を書いて呼び出す演出で(笑)
GM:そう来たか(笑)<.net
GM:では、ぴるるるるっ、とアンバーの携帯が鳴る。
アンバー:「レオン君。ちょーっと今からの会話、聞かなかった事にしてくださいね?」と、携帯に出る
レオンハルト:アンバーの方を少し見るが、すぐに視線を戻す
アンバー:「あろーあろー。でずいずあんばーすぴーきん」
GM/アンナ・L:「はぁい“アンバー”。お久しぶり……と、いうほど間は開いていないわね?」
アンバー:「かくかくしかじかなのです。心当たりは?」マジでかくかくしかじかとしか言わない、盗聴回避策で(笑)>アンナ・L
GM/アンナ・L:「そう。楽しんでもらえてるようで何よりよ」(ふふっ、と軽く息が)>アンバー
アンバー:「やはり匣ですか。トランクの中身……確認させてください。メビウスの環ですか、それとも多重存在系ですか?」
GM/アンナ・L:「そうねえ……。そこら辺は何でも良いんだけれど」
レオンハルト:アンバーの会話をバックに、トゥアレタの肩を掴む
レオンハルト:あーあー、GM。このトゥアレタからのダーザインを書き換えたいでありますよ?(笑)
GM:何にでありますか?>レオン
レオンハルト:好感度高そうなのに(笑)
GM:では、お好きなものにどうぞ(笑)>レオン
レオンハルト:じゃあトゥアレタからの違和感を、幸福感に書き換えるぜ。(笑)
GM:ん。了解。
GM:では、ぽーっとしたトゥアレタは、きゅ、とレオンの服の裾を掴む。
GM/トゥアレタ:「ねえ、レオンハルト、くん」
レオンハルト:「名前、呼んでくれたね」
GM/トゥアレタ:「教えて……。――くんは、どこ? それとも、もう居ないの、かしら?」(泣き笑い)>レオン
レオンハルト:「同じことを教えて…。僕の知っているトゥアレタは、どこ? それとも、もう………」その先は口に出来ない
レオンハルト:口に出したら、本当にそうなってしまうそうだ
GM/アンナ・L:「“匣”は“匣”よ。ねぇ“アンバー”。貴女……シュレディンガーの猫は知っていて?」
アンバー:「中に入っている猫は開けてみるまで生死がわからない……という考察が間違っているという前提から始まる量子論の基本定理ですね?」
GM/アンナ・L:「そう。じゃあ、その猫が入ってるものは何かしら?」
アンバー:「匣ですね……その場合、観測者は誰なのかしら。わたし?」
アンバー:ふふ、と笑う。
レオンハルト:「?」
GM/アンナ・L:「そこまで辿り着ければ上出来ね。さすがヴリル・ソサエティきっての切れ者よ」(くすくす)>アンバー
アンバー:ではこちらも書き換えを。
アンバー:【日常からの違和感4】→【日常からの従属4】に。真なる姿を現すのです、日常よ(笑)
GM/アンナ・L:「あとは、発想を逆転させるだけ。そに足い事があのは故かしら? “観者”が、足ないことを認めたくいのだとら?」>アンバー
GM:ジジジッ、というノイズと共に通信が切れる。
GM:同時に、くてっと気絶するトゥアレタ。
レオンハルト:支える
レオンハルト:「……」じっとアンバーを見る
アンバー:「……助かりましたよ、アンナ・L。最大のヒントです」
GM:そして、アンバーは気付く。
GM:このトゥアレタは、アンバーの知るトゥアレタではある。――だが。
GM:“彼”の知るトゥアレタでは、ない。
アンバー:ポケコンに録音した音声ファイルを繰り返し再生、欠損部分を埋める作業に入る演出。
GM:何時の間に(笑)。
アンバー:「レオン君、トゥアレタちゃんを頼みますね。うふふふ、楽しくなってきたわよ〜♪」
GM:では、シーンエンド。


■エモーションフェイズ/シーン3 

レオンハルト:
【達実からの仲間意識】4、【劉略からの試し】4
【優希からの母性愛】0→4(新規取得)
トゥアレタからの違和感→幸福感】4(書き換え)
世界からの欺瞞→まごころ】4(書き換え)

優希:
【劉略からの悪意】4、【レオンハルトからの好奇心】4、【トゥアレタからの藁】4
【アンバーからの不安】4

アンバー:
【優希からの不信】4、【アンナ・Lからの好奇心】4
【レオンハルトからの苛立ち】4、【ミシェルからの呼びかけ】4
日常からの違和感→従属】4(書き換え)

達実:
【“存在の匣”からの有為】4、【アンバーからの興味】4、【トゥアレタからの不安】4
 


■ミドルフェイズ/シーン4 「観測者」
 シーンPC:レオンハルト。

GM:――夜。
GM:レオンハルトは、トゥアレタからの呼び出しに応じて、シュネルギアハンガーの裏手に足を運んでいた。
GM:昼間の蝉たちの喧騒に代わり、リーリーと鳴く鈴虫たちの声の中。
GM:夜の光に、鮮やかな金髪を浮かび上がらせた少女が立っていた。
レオンハルト:ざくざくと
レオンハルト:草を踏む音
レオンハルト:「トゥアレタ?」
GM:手に、ワルサーP99を携えて。
アンバー:「……トゥアレタちゃん可愛いですわー」物陰に隠れつつビデオカメラ回す演出で登場(笑)
GM/トゥアレタ:「ねえ、レオンハルトくん。……答えて。貴方は、わたしの何?」
レオンハルト:「………僕はレオンハルト」
レオンハルト:「それ以上でも、それ以下でもない」
GM/トゥアレタ:「――昼間みたいなこと、言ってくれないんだ」(ふふ、と少し諦観の入った笑みを)
レオンハルト:「違うよ」
レオンハルト:「僕はトゥアレタを好きだけど」
GM/トゥアレタ:「…………」
レオンハルト:「それは僕と言う存在の証明の一つに過ぎない」
レオンハルト:「僕はトゥアレタが好き。だけど、じゃあ、きみは僕の何?」
レオンハルト:トゥアレタと違う色の瞳を見つめる。

達実:「………」物蔭に佇んで会話を聞いている。
GM/紀央:「存在証明……だぁざいん、というものですか?」(小声)>達実
達実:「うむ、人は米のみにて生きるに非ず。代謝活動を続けているだけでは、人足りえぬのだよ」(小声)>紀央
GM/紀央:「ふふっ、達実さま、そういうところむかしから変わりません」(くすくす)
達実:「そうですか………それもいいでしょう。紀央にとってそれが……私なのでしょうね」
GM/紀央:「違うのですか?」(きょとん)>達実
GM/紀央:「達実さまは、昔から冗談を言うにも慇懃口調でらして……そこがまた、おかしくて」(うふふ)
優希:「やっぱりこの世界で、あの二人だけピースが噛み合っていないようね」達実と紀央のそばに登場
達実:「昔………ですか。昔……ふふふ、そう昔からでしたね……おっと……」南雲に気づき
優希:「お邪魔だったかしら?」(ふふ、と微笑み)
GM/紀央:「そっ、そんなことありません!」(ぶんぶん、と残念そうに首を振る(笑))>優希
優希:「やはり、あの二人が鍵を握っているようね」
達実:「いえ、むしろ歓迎ですよ。この状況に違和感を感じる御方は多い方が良い」
優希:「さすがに貴方も気づいているようね」>達実

GM/トゥアレタ:「分からないわ。わたしは、貴方のことを知らないもの……」(視線を外して)
レオンハルト:「目を逸らさないで」
GM/トゥアレタ:「この基地は、ヘンよ。何もかもが元のままなのに……わたしはあなたのことを知らない。……誰も、――くんのことを、知らない」
GM/トゥアレタ:「まるで……貴方の知ってるトゥアレタと、わたしの知ってる――くんだけが、――んじゃった、みたい」(泣きながら)
レオンハルト:「トゥアレタ、一つだけはっきりしてることがある」
GM/トゥアレタ:「何よ」(ぐすっ)>レオン
レオンハルト:「君が何者だとしても、君を愛しているのは僕だけだし、君が愛しているのは僕だけだ」
レオンハルト:「僕は、それだけは、絶対に証明できる」
レオンハルト:嘘も偽りも、誇張も、虚飾もない
GM/トゥアレタ:「――なら」(ちゃき、と銃口をレオンに向ける)
GM/トゥアレタ:「貴方を――せば、――くんは、帰ってくるのかな?」(←自分で言っていてまったく信じてない響き)
レオンハルト:「帰ってきやしない」
レオンハルト:「だってトゥアレタ、それは、僕だ!」
アンバー:「んー。ここはひとつ、背中押してみましょうかね……」
アンバー:仕方ない。GM、ここで《超推理》取得を希望します(苦笑)
GM:おう(笑)。
アンバー:そしてすぐに代償のロゴス1消費。「この事態を打破する方法は?」
GM:アンナ・Lの言葉が、今度は鮮明にアンバーの脳裏に響く。
GM:“観測者”が、足りないことを認めたくないのだとしたら?
GM:この世界で足りないものとは何か。
GM:それは――既にレオンが気付いたとおりのもの。レオンハルト・トゥルナイサーを知るトゥアレタ・クレーリオン。
GM:では、それが失われているのは何故か?
GM:まさにそれは、“観測者”が、トゥアレタ・クレーリオンが――されたことを認めていないからではないか?
GM:と、そんなロジックが脳裏に閃きます>アンバー
アンバー:「だとしたら……“観測者”に、足りない事を気付かせる必要がある……のね、やっぱり」ふぅ
レオンハルト:「………そうか、そうだよ」
レオンハルト:「君は死んだんだ……あの時……」
GM/トゥアレタ:「――――!!」
レオンハルト:ぽろぽろと涙をこぼす
アンバー:「いいえ、違います」すっくと立つ
達実:「おっと、始まったようですね……」レオンやアンバーの方を見て
レオンハルト:「……」
レオンハルト:「何が違うと言うんです」
アンバー:「レオン君、貴方はトゥアレタちゃんが撃たれて……それを認めたくなくて、この状況を生み出している。わたしはそう根拠もなく確信します」ふんぞり。
レオンハルト:「僕が………?」
GM/紀央:「トゥアレタさんが? 達実さま、これは一体……?」(疑問符)>達実
GM/紀央:「トゥアレタさんは、だってずっとこの基地にいらっしゃって……」
優希:「ずっと?」
達実:「………本当にそうですか、紀央?」
GM/紀央:「はい。南雲さんが偵察に出られている間、ずっと……」
GM:思わず、不安気に達実を上目遣いで見る紀央。
GM/紀央:「ずっと……」
優希:「私の記憶とずれてるわね、それは……」
GM/紀央:「え。だって戦闘記録でも確かに……」
達実:「ふむ……もしかすると我々も捉われているやもしれませぬな……」
優希:「私の記憶では、レオンたちと私は一緒に出撃して、そして落とされた……」
優希:「でも、それすら偽りだとしたら……」
アンバー:「だけど考えなさい。トゥアレタちゃんは『撃たれた』かもしれないけど……」
アンバー:「いいえ、思い出して、その上で君が認め、君が決めなさい! トゥアレタちゃんが『死んだ』のか、『撃たれたけど生きている』のか!」
GM/トゥアレタ:「――――?!!」
レオンハルト:GM、あの時のトゥアレタの瞳の色は思い出せるかな<シーン3
GM:レオンは、どっちだったと認識しているかな?<瞳の色
レオンハルト:碧眼
GM:なるほど……。では、それが真実なのでしょう<碧眼
優希:ちなみに私の認識だと、どうなのかな?<瞳の色
GM:――君たちが知っているトゥアレタの瞳の色は1つしかないはず。それが答え>優希
レオンハルト:「ありがとう紀央。君のおかげで、答えに近づいた」
GM/紀央:「――?!」
レオンハルト:「トゥアレタは死んじゃいない!」
GM/トゥアレタ:「そりゃあ……わたし、生きてるし」(ぽそぽそ)
レオンハルト:「僕を追いつめたい誰かが、世界を欺瞞に満たせた」
優希:「ひとつはっきりしているのは……」
優希:「いい加減に姿を現しなさい―――劉略!」
GM/??:「正確には、欺瞞に満ちることのできる“匣”に、閉じ込めた、です」>レオン
GM/トゥアレタ:「――!!」
達実:「………誰です?」
GM/ミシェル:「私は、ミシェルというです。初めましてなのですよ」(ぺこり)>達実&優希
GM:10代前半だろうか。幼さの残る白いサマーワンピースに麦藁帽子の立ち姿。
GM:薄金色の髪に、大きな蒼い瞳。
達実:「貴方が、ミシェルさんですか………なるほど」
優希:「…………ミシェルって、あのミシェルちゃん?」
アンバー:では謎のおねえさんはこそこそと離脱しつつ(退場はせず)
GM/トゥアレタ:「――ミシェル。貴女……」(どうして、と唇が動く)
レオンハルト:「ミシェル」
レオンハルト:「ミシェルじゃないか」
レオンハルト:慌てて駆け寄る
レオンハルト:そのままぎゅーっと抱きしめる
GM/ミシェル:「お久しぶりなのです、レオンさん。トゥアレタさん」(ぎゅむ、と抱きつく)
アンバー:とりあえず撮影撮影(ぉ)
GM/ミシェル:「そして、南雲さん。――劉略くんは、ここには来れないですよ?」
優希:「なるほど、彼は匣の外にしかいられないわけね……」
GM/ミシェル:「ここは“匣”の中なのです。だから、外に出るには中のことを決めてる人が、外におでかけしないといけないのですよ」
レオンハルト:「劉略を知ってるの?」
GM:こくん、と頷くミシェル。
GM/ミシェル:「劉略くんは、ミシェルのおともだち、なのです」
優希:「では、彼は今も匣の外から観察しているのかしら?」
GM:こくん、と頷くミシェル。
レオンハルト:「あ、あんな性格悪い奴とともだちになったらダメだぞ、ミシェル!」
レオンハルト:あわてて
GM/ミシェル:「観測者が観測するまで事実の決定しないあやふやな匣の中の世界を再現する……それがこの“存在の匣(ザインキステ)”なのです」
GM:と。
GM:ここで、シーンエンド。


■エモーションフェイズ/シーン4 

レオンハルト:
【達実からの仲間意識】4、【劉略からの試し】4
【優希からの母性愛】0→4(新規取得)
トゥアレタからの幸福感】4、【世界からのまごころ】4

優希:
【劉略からの悪意】4、【レオンハルトからの好奇心】4、【トゥアレタからの藁】4
【アンバーからの不安】4

アンバー:
【優希からの不信】4、【アンナ・Lからの好奇心】4、【レオンハルトからの苛立ち】4
【ミシェルからの呼びかけ】4、【日常からの従属】4

達実:
【“存在の匣”からの有為】4、【アンバーからの興味】4、【トゥアレタからの不安】4
 


■ミドルフェイズ/シーン5 「認識の外側から」
 シーンPC:優希。
全員登場済。

GM/ミシェル:「観測者が観測するまで事実の決定しないあやふやな匣の中の世界を再現する……それがこの“存在の匣(ザインキステ)”なのです」
レオンハルト:押し黙っている、ミシェルを抱き抱きしたまま
優希:「ところで、どのあたりから私たちはこの匣に閉じ込められているのかしら」(溜息)
達実:「ふむ………閉じ込められた、のか可能性として出現した、のか……」
GM/ミシェル:「そうですねえ……。トゥアレタさんが――されたところ、です」>優希
GM/ミシェル:「レオンさんとトゥアレタさんと、わたし約束したのです。危機になったら駆けつけるって。今が、その時ですよ」
GM:えへへ、と微笑ってレオンを見上げる少女。
レオンハルト:優しく髪を撫でてあげる
レオンハルト:「ありがとう、ミシェル………」
優希:「じゃあ私が見たのは……」
GM/ミシェル:「いま、まさに起こりかけてる現実なのです」(頷く)>優希
優希:「いずれにしても、この匣から出ないと話が進まないのね……」
レオンハルト:「外に出ることを決める人…それは、僕なの? トゥアレタなの?」
GM/ミシェル:「この匣の観測者に設定されたのは、“候補者(カンディダート)”のレオンさんですよ」
GM/ミシェル:「でも、レオンさんの意識がトゥアレタさんが――されたことを認識できてないので、こんな変なことになってるです」
GM/ミシェル:「理性が認識してないのに、無意識が認識してることは夢と同じで混沌とするのです。だから、観測者の認識を“存在の匣”は補おうとしてるのです」
GM/ミシェル:「でも、匣が補うトゥアレタさんは、レオンさんが認識できない可能性でつくられたトゥアレタさんなのです。だから、何をどうやってもレオンさんをトゥアレタさんは認識できないです」
優希:「それで、こんなちぐはぐな世界になった……」
レオンハルト:「カンディダート…?」
GM/ミシェル:「詳しくは、アラフニ・ナタンゾーンの遺したトランクの研究資料にあるですよ。劉略くんは詳しいですから、ここから出たら聞くと良く分かるです」>レオン<カンディダート
レオンハルト:「そうか…あいつはこれを引き出すために、僕に」
GM:でも、トゥアレタさんをレオンさんは認識できてるですよね? とミシェルは疑問符。
レオンハルト:「当たり前だよミシェル。僕がトゥアレタを忘れるわけがないもの」
優希:「いずれにせよ、あの子が今回の黒幕には違いないわね」
レオンハルト:「だいたい理屈と、こうなってる理由はわかった」
達実:「ふむ、つまりこの匣から出るには、匣に入るに至った現実を観測者が受け入れる必要がある、とこういう事なのかな?」
GM/ミシェル:「そのとおりなのです」>達実
GM/ミシェル:「……どうするですか?」>レオン
レオンハルト:「………」目を瞑っている
GM:ぎゅっ、とレオンの手を握るミシェル。
GM:だいじょうぶなのですよ、と励ますように。
優希:「この世界を決めるのは貴方よ。よく考えて、決断しなさい」>レオン
優希:「現実を受け入れ、なおかつ希望を忘れない。夢と希望を持つ限り、未来は必ず何とかなる。それは誰の台詞だったかしら……」
GM/紀央:「……達実さま」(縋りつく)
達実:「大丈夫ですよ、紀央……観測者は事実を認めましたから……」
レオンハルト:「思い出した」
レオンハルト:少し苦笑しながら
レオンハルト:「なんで僕が、そんなにそれを認識したくなかったか」
GM/トゥアレタ:「…………レオン」
レオンハルト:「あの劉略のやつが………」
レオンハルト:肩を震わせている
レオンハルト:「トゥアレタがキスされたからだ!」
レオンハルト:びしっとトゥアレタを指差す
GM:トゥアレタ「…………はぁ?」(腰に手を当てて)
レオンハルト:「だいたいガードが甘いんだ! 僕以外に唇を許すなんて、そんなことあっていいか、いやよくない」
GM/ミシェル:「――――(^^;)」ずるる、とワンピの肩ひもがずりおちる(笑)。
アンバー:「むーん……残念ですねぇ」
レオンハルト:「なに、みんな?」
優希:「…………何というか、貴方らしいわね(汗)」
GM/紀央:「あれは、認めたとは言わないと思います……」
達実:「ふふふ………分かりませんよ。我々がそんな理由であるはずが無い、と思い込んでいる、いや、思い込まされていただけかもしれません」くつくつと笑う。
優希:「まあ、案外このようなものかもしれないわね、人生の選択なんて」苦笑交じりに
GM/トゥアレタ:「……何だかよく分からないけど、1つだけわかったことがあるわ」
レオンハルト:「なんだよ」
GM:トゥアレタ「――レオンのバカ! おたんこなす! 意気地なしッ!!」(うがーっ!!)
レオンハルト:「うっさい、トゥアレタの怒りんぼ、湯沸し器、おっぱい星人!」
GM/トゥアレタ:「何よ、何よ何よ何よ! あれだけわたしのこと愛してるとか言うんだったら、私が――されたって守るくらいしてみなさいよッ!!」
GM:うがーっ! と無茶を言うトゥアレタ。
レオンハルト:「当たり前だ! 守ってやる! 劉略とかいうへちゃむくれ、ミシェルの友だちだけど……ぶっとばす!」
レオンハルト:いい? とちょっと自信なさげにミシェルを見る
GM/ミシェル:「だいじょぶですよ。ミシェルが、レオンさんとトゥアレタさんを守ってあげるのです」(にっこり)>レオン
GM/トゥアレタ:「それはそれで何だか面白くないわね……」(むー)
レオンハルト:「じゃあ僕も、ミシェルとトゥアレタを守ってあげる」
GM/ミシェル:「はいなのです」(にっこり)
レオンハルト:「トゥアレタは、僕とミシェルを守ってよ」
GM/トゥアレタ:「いいわ。守ってあげる。わたしにはできないけど……。貴方の知ってる私なら、きっとそういうもの」
レオンハルト:「じゃあみなさん、心の準備だけしてくださいね」
レオンハルト:すまなそうに一同を見る
アンバー:「そろそろ匣の外に切り替わる時期ですね。となるとこの映像も外に持ち出せるのやら出せないのやら……ま、いいです。面白ければOKです」撮影撮影
優希:「レオン君、男だったら口に出したことは必ずやり遂げなさい」レオンとトゥアレタを見やり
優希:「貴方にはそれだけの力が有るのだから」
優希:「お姉さんが貴方たちを守ってあげる。だから思いっきりやりなさい」
達実:「ここまで来て、異存があると思うかね?」
GM/紀央:「――頑張りましょう!」(えいっ、と拳に力を込め)
レオンハルト:「ありがとうトゥアレタ」
レオンハルト:「ありがとう、みんな」
アンバー:「じゃ、準備準備、と♪」合流〜
レオンハルト:トゥアレタに近づき、不意打ち気味に唇を重ねる
GM/トゥアレタ:「――?!」
GM:目をまんまるにしつつ、受け入れるトゥアレタ。
アンバー:「はい、それもいただきですっ♪」撮影っ(笑)
優希:「盗撮とは趣味が悪いですよ。盗撮――?」堂々と撮影しているアンバーさんを見つつ
レオンハルト:「前借り、もらうね」
GM/トゥアレタ:「ば、ばかっ――」(真っ赤)
達実:「………どうしました?」二人の様子を見る紀央に。
GM/紀央:「…………いいえ。ただ、達実さまはわたしのこと、思い出してくれなかったなあって」(少し残念そうに微笑う)
達実:「――――? !!」
レオンハルト:「それじゃあ……匣から、出よう」
GM/トゥアレタ:「――その。レオン」
GM:頑張りなさいよ。
GM:そう、彼女の唇が動いた――。
GM:シーンエンド。


■エモーションフェイズ/シーン5 

レオンハルト:
【達実からの仲間意識】4、【劉略からの試し】4、【優希からの母性愛】4
トゥアレタからの幸福感】4、【世界からのまごころ】4

優希:
【劉略からの悪意】4、【レオンハルトからの好奇心】4、【トゥアレタからの藁】4
【アンバーからの不安】4
【ミシェルからの希望】0→3

アンバー:
【優希からの不信】4、【アンナ・Lからの好奇心】4、【レオンハルトからの苛立ち】4
【ミシェルからの呼びかけ】4、【日常からの従属】4

達実:
【“存在の匣”からの有為】4、【アンバーからの興味】4、【トゥアレタからの不安】4

 この時点でフラグチェックが行なわれ、クライマックスフェイズのルートが分岐した。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠